JP7263036B2 - 成形装置、成形方法および、物品製造方法 - Google Patents
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Description
まず、第1の実施形態に係るインプリント装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係るインプリント装置の構成を示す概略図である。本実施形態におけるインプリント装置1(成形装置)は、半導体デバイス製造工程に使用されうる。インプリント装置1は、被処理基板であるウエハ(基板)上に供給されたインプリント材(組成物)に対してモールド(型、原版、テンプレート)の凹凸パターンを転写(成形)する加工装置である。
次に、第2の実施形態に係るインプリント装置について説明する。図6は、第2の実施形態に係る突起部15の構成を示す概略図である。図6(A)は、突起部15の先端部18に吸気用の溝23(吸引溝)および孔24(吸引孔)を設けた例を示す図である。先端部18の第1の面18aに負圧配管(不図示)から繋がる孔24および溝23を設ける。これにより、突起部15が除去した残液22の回収を効率的に行えるようになる。
次に、第3の実施形態に係るインプリント装置について説明する。図7は、第3の実施形態に係る突起部15の配置および形状を説明する図である。図7(A)および(B)は、それぞれ突起部15をウエハ5に対して-X方向側に配置し、Y方向を広範囲まで延ばした例を示す図である。
次に、第4の実施形態に係るインプリント装置400について説明する。図8は、第4の実施形態に係るインプリント装置400の構成を示す概略図である。インプリント装置400は、拭き取り部26(除去部)を備える例である。拭き取り部26は、ウエハステージ6上に配置された突起部15と対向可能な位置に配置される。また、拭き取り部26は、突起部15の方向(ここでは、Z方向)に拭き取り部26を進退させるための駆動機構27を有する。拭き取り時は、拭き取り部26が突起部15の直上になるようにウエハステージ6を駆動し、駆動機構27によって、拭き取り部26を突起部15に対して押し付ける方向(ここでは、-Z方向)に駆動する。これにより、突起部15に付着した残液22を物理的に接触して拭き取る(除去する)ことが可能となる。
次に、第5の実施形態に係るインプリント装置500について説明する。図9は、第5の実施形態に係るインプリント装置500の構成を示す概略図である。インプリント装置500は、突起部15をノズル72の方向(ここではZ方向)に進退させる駆動部を備え、突起部15の高さを調整することが可能である。突起部15をZ方向に進退させる駆動部としては、例えば、ウエハステージ6上にダイヤフラム30および加圧エアを封止する空間31を有し、不図示の外部からのエア圧力をコントロールして突起部15の高さを調整してもよい。
上述の実施形態では、成形装置としてインプリント装置を用いた例を説明したが、第6の実施形態は、成形装置の例として、基板の上に平坦化層を形成する形成処理を行う平坦化装置について説明する。なお、ここで言及しない事項は、前述の実施形態に従い得る。
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
2 照明系ユニット
3 モールド
4 インプリントヘッド
5 ウエハ
6 ウエハステージ
7 供給部
8 搬送部
9 制御部
12 アクチュエータ
14 インプリント材
15 突起部
16 排気部
17 排気機構
18 先端部
19 受部
21 ノズル
22 残液
Claims (21)
- 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
吐出口から前記組成物を吐出して、前記基板の上面に前記組成物を供給する供給部と、
前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板保持部に配置され、前記吐出口の下面よりも低く、前記基板保持部に保持された基板の前記上面よりも高い位置に配置される先端を有する突起部と、
前記基板保持部を水平方向に移動させることで、前記突起部を、前記吐出口の直下を通過させ、その後前記供給部が基板の前記上面に位置するように移動させる第1の駆動部と、を有する、ことを特徴とする成形装置。 - 前記先端の高さは前記吐出口の下面よりも50um~200um低い位置に配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
- 型を用いて基板上の組成物を成形する成形装置であって、
吐出口から前記組成物を吐出して、前記基板の上面に前記組成物を供給する供給部と、前記基板を保持する基板保持部と、
前記基板保持部に配置され、前記吐出口の下面よりも低く、前記基板保持部に保持された基板の前記上面よりも高い位置に配置される先端を有する突起部と、
前記供給部が前記基板に前記組成物を供給する前に、前記突起部を、前記吐出口の直下を通過させる第1の駆動部と、
前記突起部と対向可能な位置であって、前記供給部に対して、前記突起部が前記吐出口の直下を通過する際の進行方向側に排気機構と、を有し、
前記排気機構は、前記供給部が前記基板の上面に前記組成物を供給する際の排気量よりも、前記突起部が前記吐出口の直下を通過する際の排気量が大きくなるように前記排気機構の排気量を調整する調整部を備える、ことを特徴とする成形装置。 - 前記突起部は、前記基板保持部に保持された基板に対して、前記組成物の供給時の前記基板保持部の進行方向側に配置される、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記吐出口から吐出された組成物を受ける受部を備え、
前記供給部は、前記基板に前記組成物を供給する前に、前記受部に組成物を供給する、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の成形装置。 - 前記受部は、前記突起部に対して、前記突起部が前記吐出口の直下を通過する際の進行方向側に配置され、前記突起部と一体に構成されることを特徴とする請求項5項に記載の成形装置
- 前記受部は、前記吐出口から吐出された組成物を前記受部外へ排出するための溝または孔を有することを特徴とする、請求項5又は6に記載の成形装置。
- 前記先端の、前記基板保持部に保持された基板とは反対側の面である第1の面は傾斜しており、前記第1の面と、前記先端の、前記基板保持部に保持された基板側の面である第2の面とが成す角度は、90°以下である、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記突起部は、前記第1の面に、除去した組成物を吸引するための吸引溝または吸引孔を有する、ことを特徴とする請求項8に記載の成形装置。
- 前記突起部の一部または全体は、親水化処理が施されている、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記突起部は、前記上面に沿う円弧形状または直線形状であり、前記供給部と前記基板とを相対的に移動させる方向と直交する方向の幅が、同方向の前記基板の幅以上である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記突起部を前記吐出口の方向に進退させる第2の駆動部を有する、ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記突起部と対向可能な位置に、前記突起部に付着した前記組成物を除去する除去部を備えることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記除去部は、前記除去部を前記突起部の方向に進退させる第3の駆動部を有する、ことを特徴とする請求項13に記載の成形装置。
- 前記突起部と対向可能な位置に配置され、前記突起部に付着した前記組成物の量を計測する検出部を有する、ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記検出部において、閾値を超える量の組成物が計測された場合に、警告を出力する制御部を有する、ことを特徴とする請求項15に記載の成形装置。
- 前記成形装置は、型のパターンを前記組成物に接触させることにより前記組成物のパターンを形成することを特徴とする請求項1乃至16のうちいずれか1項に記載の成形装置。
- 前記成形装置は、型の平面部を前記組成物に接触させることにより前記組成物を平坦にすることを特徴とする請求項1乃至16のうちいずれか1項に記載の成形装置。
- 型を用いて基板上の組成物を成形する成形方法であって
吐出口から前記組成物を吐出して、前記基板の上面に前記組成物を供給する工程と、
前記基板を保持する基板保持工程と、
基板保持部に配置され、前記吐出口の下面よりも低く、前記基板保持部に保持された基板の前記上面よりも高い位置に配置される先端を有する突起部を、前記基板保持部を水平方向に移動させることで、前記基板に前記組成物が供給される前に、前記吐出口の直下を通過させ、その後前記吐出口から基板の前記上面に前記組成物を供給する供給部が基板の前記上面に位置するように移動させる工程と、を有する、ことを特徴とする成形方法。 - 請求項1乃至18のいずれか1項に記載の成形装置を用いて基板上の組成物を成形する工程と、
前記工程で組成物が形成された前記基板を処理する工程と、
処理された前記基板から物品を製造する工程と、を含む、
ことを特徴とする物品の製造方法。 - 前記基板の上面の高さは前記吐出口の下面よりも250~500um低い位置となるように配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の成形装置。
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