JP7262910B2 - シールド電線及びワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、シールド電線及びワイヤーハーネスに関する。
従来、電線と、シールド編組と、シースとを備えたシールド電線において、自然状態におけるシースの内径を、シールド編組の外周に設けられた状態のシースの内径及びシースの厚さ、シースの弾性率、シールド編組と電線との静止摩擦係数、シールド編組とシースとの静止摩擦係数、並びに、シールド編組に対してその軸方向に500万回繰り返して荷重を作用させた時点でシールド編組の抵抗値が初期値よりも10%上昇するときの荷重の値との関係から定めたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2018-41606号公報
しかし、特許文献1に記載のシールド電線は、自然状態のシース内径の適切化によって柔軟性を改善するものであって、シース自体の柔軟性を考慮したものではない。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、柔軟性の向上を図ることができるシールド電線及びワイヤーハーネスを提供することにある。
本発明に係るシールド電線は、導体部と被覆部とからなる電線と、導電性の線材によって構成され、前記電線の外周を覆うシールド編組と、前記シールド編組の外周に設けられた絶縁樹脂からなるシースと、を備えたシールド電線であって、前記シースは、所定曲げに要する荷重を示す柔軟値が前記電線と前記シールド編組とからなる電線アッシーの柔軟値以下とされており、25℃の温度環境において電線断面積とシールド編組断面積との和を前記シース内の円面積で除した占有率が45%以下とされている
また、本発明に係るワイヤーハーネスは、上記に記載のシールド電線を備える。
本発明によれば、柔軟性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係るシールド電線を含むワイヤーハーネスの一例を示す構成図である。 図1に示したシールド電線の詳細を示す断面図である。 部材の柔軟値を説明するための側面図である。 実施例に係るシールド電線の柔軟性を示すグラフである。 比較例に係るシールド電線の柔軟性を示すグラフである 実施例及び比較例を示す図表である。 占有率と導体飽和温度とを示す図表である。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係るシールド電線を含むワイヤーハーネスの一例を示す構成図である。図1に示すように、ワイヤーハーネスWHは、以下に詳細に説明するシールド電線1を複数本備えて構成されている。
図1に示す例において、ワイヤーハーネスWHは、複数本のシールド電線1のほか、コネクタCを備えている。コネクタCは端子収容室(図示せず)を有し、シールド電線1に圧着等された端子が端子収容室に収容された状態となっている。なお、ワイヤーハーネスWHは、さらにコルゲートチューブ(図示せず)等の外装部材を備えていてもよいし、テープ巻き部分を備えていてもよい。コルゲートチューブ等の外装部材は、例えばシールド電線1の保護等を目的としてシールド電線1の外周側に設けられるものである。テープ巻き部分は、シールド電線1のばらけ等を防止する目的でシールド電線1の周囲に粘着テープが巻かれた部位である。また、ワイヤーハーネスWHは、1本のシールド電線1と他の電線とを備えていてもよいし、3本以上のシールド電線1を備えていてもよい。さらに、ワイヤーハーネスWHにはコネクタCを備えていなくともよい。
図2は、図1に示したシールド電線1の詳細を示す断面図である。図2に示すように、シールド電線1は、電線10と、シールド編組20と、シース30とを備えている。電線10は、導体部10aと被覆部10bとを備えて構成されている。本実施形態において導体部10aは、銅、アルミ及びこれらの合金等からなる金属素線を複数本撚った撚線にて構成されている。
複数本の金属素線それぞれは、例えば径が0.05mm以上0.12mm以下となっている。ここで、素線径が0.05mm以上であるため、素線が細くなり過ぎず、繰り返しの屈曲によって断線してしまう可能性を低減することができる。また、素線径が0.12mm以下であるため、柔軟性を確保することができ(屈曲による歪みを小さくでき)、繰り返しの屈曲によって断線してしまう可能性を低減することができる。
シールド編組20は、高強度繊維に金属メッキを施したメッキ繊維束(導電性の線材の一例)を48本編み込んで構成され、電線10の外周を覆う構成となっている。ここで、高強度繊維とは、石油等の原料から化学的に合成されて繊維材が作られたものであり、破断時における引張強度が1GPa以上で破断時の伸び率が1%以上10%以下のものである。このような高強度繊維としては、例えばアラミド繊維、ポリアリレート繊維、及びPBO繊維が該当する。金属メッキは、銅又は錫等の金属によって構成されている。
例えば、高強度繊維はポリアリレート繊維(φ0.022mm、フィラメント本数300本)であって、金属メッキが繊維1本1本に対して下層(中心)から銅及び錫の順に積層されて厚みが2.4μmとなっている。
シース30は、シールド編組20の外周に設けられた絶縁樹脂からなるチューブ状の部材である。このシース30は、例えば発泡したエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)によって構成されている。本実施形態にシース30は、シールド編組20に対して隙間を有して(すなわちシールド編組20に密着することなく)、シールド編組20の外周に設けられている。
ここで、本実施形態においてシース30は、柔軟値が電線10とシールド編組20とからなる電線アッシーWAの柔軟値以下とされている。ここで、柔軟値とは、所定曲げに要する荷重を示すものである。
図3は、部材の柔軟値を説明するための側面図である。まず、図3に示すように部材に対して荷重を加えている場合、撓みをdとし、荷重をPとし、線長をLとし、ヤング率をEとし、断面二次モーメントをIとしたとき、d=PL/48EIという関係式が成り立つ。
この式から、荷重Pは、P=48EId/Lとなる。ここで、シース30と電線アッシーWAとを同じだけ曲げたとき(所定曲げ)の荷重を測定すると共に、線材の長さも同じとすると、撓みdと線長Lとの成分を除去できることとなり、所定曲げに要する荷重Pの値(柔軟値)は、EIの大きさに依存することがわかる。
すなわち、本実施形態においては、シース30のEIが電線アッシーWAのEI以下とされることで、シース30の柔軟値が電線アッシーWAの柔軟値以下とされる。よって、本実施形態ではシース30に電線アッシーWAと同じ又は柔らかい部材を用いることとなり、シース30が電線アッシーWAよりも硬いことによりシールド電線1の全体の柔軟性がシース30の硬さによって支配的となってしまう事態を防止でき、全体的な柔軟性の上昇を見込むことができる。
加えて、本実施形態においては、常温(25℃)の温度環境において電線10の断面積とシールド編組20の断面積との和を、シース30内の円面積で除した占有率が45%以下とされている。このため、例えば高温時等にシース30の収縮があったとしてもシース30が電線アッシーWAに貼り付くことを防止することができる。これにより、曲げ時に電線アッシーWAとシース30とが一体化して歪が大きくなってしまう事態を防止して、耐屈曲性を向上させることができる。
さらに、本実施形態においては、常温(25℃)の温度環境において占有率が15%以上(好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上)とされている。このため、占有率が低すぎて空気層が多くなることによる熱伝導率の低下を抑え、導体部10aの温度が高くなり過ぎてしまうことの防止に貢献することができる。
次に、実施例と比較例とを説明する。図4は、実施例に係るシールド電線の柔軟性を示すグラフであり、図5は、比較例に係るシールド電線の柔軟性を示すグラフである。また、図6は、実施例及び比較例を示す図表である。
実施例及び比較例に係るシールド電線において電線アッシーは同じものを用いた。図6に示すように、電線アッシーは、12sq電線を3本撚り合わせたものの外周に高耐屈曲編組を配置したものを用いた。導体部は素線径0.1mmの純銅から構成し、被覆部はポリエチレンにより構成した。実施例に係るシースは、発泡EPDM(イノアックコーポレーション製のゴムスポE4288相当)を用いた。なお、実施例において占有率は41%とした。一方、比較例に係るシースは、発泡していないソリッドEPDM(3M製常温収縮チューブPST8407-16)を用いた。比較例において占有率は50%とした。
このような実施例に係るシールド電線は、シースの柔軟値が図4の斜線領域に位置しており、電線アッシーの柔軟値以下となっている。このため、図4及び図6に示すように、実施例に係るシールド電線において、R=30であるときの曲げ荷重は、シースが0.5Nであり、シールド電線全体でも8.3Nであった。
これに対して、比較例に係るシールド電線は、シースの柔軟値が図5の斜線領域に位置しておらず、電線アッシーの柔軟値を超えている。このため、図5及び図6に示すように、比較例に係るシールド電線において、R=30であるときの曲げ荷重は、シースが10.2Nであり、シールド電線全体でも19.4Nであった。
以上のように、実施例に係るシールド電線は、比較例に係るシールド電線よりも柔軟性が高いことがわかった。
また、このような実施例に係るシールド電線において耐屈曲試験を行った結果、屈曲回数は750万回以上となり、500万回以上の高耐屈曲性能を実現できることがわかった。一方、比較例に係るシールド電線の屈曲回数は460万回に留まった。なお、耐屈曲試験は、曲げR30となるマンドレルを用意し、所定長さのシールド電線の一端側を無荷重とし、他端側をマンドレルに沿うように90°の片振り屈曲を曲げ速度80rpmで繰り返し行った。繰り返しの曲げの結果、導体部の抵抗値が10%上昇するまでの往復曲げ回数を測定した。測定については3回行い、平均値を算出した。
ここで、高温時等にシースの収縮があるとシースが電線アッシーに貼り付くことがあり、貼り付いた場合には曲げ時に電線アッシーとシースとが一体化して導体部の歪が大きくなり、耐屈曲性の低下を招いてしまう。ところが、実施例に係るシールド電線は占有率が45%以下であることから、高温時等にシースの収縮があったとしてもシースが電線アッシーに貼り付くことを防止することができ、耐屈曲性を向上できることがわかった。一方、比較例に係るシールド電線は占有率が45%を超えており、曲げ時にシースが電線アッシーに貼り付いて歪が大きくなり、耐屈曲性の低下を招くこととなった。よって、実施例に係るシールド電線は、比較例に係るシールド電線よりも耐屈曲性が高いことがわかった。
なお、実施例の記載を省略したが、シースは発泡EPDMに限らず、シリコンゴム、フッ素ゴム、クロロプレンゴム等のゴム材料やTPU(ポリウレタン系熱可塑性エラストマー)等の熱可塑性エラストマーであってもよいことも確認した。
図7は、占有率と導体飽和温度とを示す図表である。なお、図7の断面イメージの右側図においてはハッチング濃さによって温度を示すものとする。図7に示すように、実施例に係るシールド電線は占有率が41%である。ここで、印加電流を65Aとした場合、測定環境において導体飽和温度は80.9℃となった。これに対して、実施例に係るシールド電線の占有率を15%に変化させた場合、印加電流が65Aであるときの、測定環境における導体飽和温度は101.6℃となった。
よって、導体温度の観点からすると占有率が高いことが好ましいこともわかった。特に、図7に示すように、占有率が15%以上であれば、導体飽和温度101.6℃以下とできることから、多くの種類のゴム材での耐熱安全温度(耐熱限界温度よりも低く長時間曝されても安全である温度)以下とできることもわかった。
このようにして、本実施形態に係るシールド電線1及びワイヤーハーネスWHによれば、シース30は、所定曲げに要する荷重を示す柔軟値が電線10とシールド編組20とからなる電線アッシーWAの柔軟値以下とされているため、シース30に電線アッシーWAと同じ又は柔らかい部材を用いることとなり、シース30が電線アッシーWAよりも硬いことによりシールド電線1の全体の柔軟性がシース30の硬さによって支配的となってしまう事態を防止でき、全体的な柔軟性の上昇を見込むことができる。
また、電線断面積とシールド編組断面積との和をシース30内の円面積で除した占有率が45%以下とされているため、例えば高温時等にシース30の収縮があったとしてもシース30が電線アッシーWAに貼り付くことを防止することができる。これにより、曲げ時に電線アッシーWAとシース30とが一体化して歪が大きくなってしまう事態を防止して、耐屈曲性を向上させることができる。
また、占有率が15%以上とされているため、占有率が低すぎて空気層が多くなることによる熱伝導率の低下を抑え、導体部10aの温度が高くなり過ぎてしまうことの防止に貢献することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能であれば実施形態同士の技術を組み合わせてもよいし、適宜公知や周知の技術を組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態において示した素材等については適宜変更可能である。また、シールド編組20は編み込まれたものに限らず、単にシールド電線1の長手方向に延びる線材の束であってもよい。加えて、シース30内に複数本の電線10を備える場合、複数本の電線10は撚られていなくともよい。
さらに、本実施形態において電線アッシーWAはシース30に対して隙間を有しているが、これに限らず、例えば柔軟性のみを目的として電線アッシーWAとシース30とが密着してもよい。
1 :シールド電線
10 :電線
10a:導体部
10b:被覆部
20 :シールド編組
30 :シース
C :コネクタ
WA :電線アッシー
WH :ワイヤーハーネス

Claims (5)

  1. 導体部と被覆部とからなる電線と、導電性の線材によって構成され、前記電線の外周を覆うシールド編組と、前記シールド編組の外周に設けられた絶縁樹脂からなるシースと、を備えたシールド電線であって、
    前記シースは、所定曲げに要する荷重を示す柔軟値が前記電線と前記シールド編組とからなる電線アッシーの柔軟値以下とされており、
    25℃の温度環境において電線断面積とシールド編組断面積との和を前記シース内の円面積で除した占有率が45%以下とされている
    ことを特徴とするシールド電線。
  2. 25℃の温度環境において前記占有率が15%以上とされている
    ことを特徴とする請求項1に記載のシールド電線。
  3. 前記シースは、ゴム材料又は熱可塑性エラストマーである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシールド電線。
  4. 前記シースは、発泡したエチレンプロピレンジエンゴムである
    ことを特徴とする請求項3に記載のシールド電線。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のシールド電線を有する
    ことを特徴とするワイヤーハーネス。
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