JP7261125B2 - 経路設定システム - Google Patents

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Description

本発明は、経路設定システムに関する。
近年、地図情報をディスプレイ表示させ、自動車の走行を案内するカーナビゲーションシステムが、普及している。カーナビゲーションシステムは、運転者に目的地までの運転経路を表示し、車両を案内できる。
このようなカーナビゲーションシステムにおいては、案内される運転経路に対して、運転者の嗜好を反映させることが要求される場合がある。そこで、例えば、車両の出発地および目的地を示す目的情報を取得する取得部と、取得部によって取得された目的情報、および車両の運転者の走行履歴に基づいて、運転者の嗜好などの経路特性を算出する算出部と、算出部によって算出された経路特性に基づいて、車両の経路計算におけるポリシーを決定する決定部とを備える経路処理装置が、提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2018-77207号公報
一方、カーナビゲーションシステムにおいては、案内される運転経路に対して、運転者の嗜好のみならず、同乗者の嗜好を反映させることも、要求される場合がある。
しかるに、上記の経路処理装置では、案内される運転経路に対して、運転者の嗜好を反映するに留まり、同乗者の嗜好を反映できない。
本発明は、運転経路に対して、運転者の嗜好のみならず、同乗者の嗜好を反映させることができる経路案内システムである。
本発明[1]は、車両の運転経路を乗員の嗜好に応じて設定するための経路設定システムであり、車両に固定され、運転者の嗜好に応じて車両の運転経路を設定する経路設定装置と、車両に固定されず、同乗者の嗜好を前記経路設定装置に入力可能とする入力端末と
を備え、前記経路設定装置は、車両の現在地を取得するための現在地取得部と、車両の目的地を入力するための目的地入力部と、運転者の嗜好が入力される第1入力部と、運転者の嗜好に応じて現在地から目的地までの運転経路を仮決定する第1決定部と、前記入力端末により同乗者の嗜好が入力される第2入力部と、第1決定部で仮決定された運転経路に同乗者の嗜好を反映するための第2決定部とを備える、経路設定システムを含んでいる。
このような経路設定システムは、運転者の嗜好に応じた運転経路を仮決定する第1決定部と、その運転経路に対して同乗者の嗜好を反映させるための第2決定部とを備えるため、運転経路に対して、運転者の嗜好のみならず、同乗者の嗜好を反映させることができる。
また、本発明[2]は、さらに、第1決定部で仮決定された運転経路に同乗者の嗜好を反映させるか否かについて、運転者が選択するための選択部を備える、上記[1]に記載の経路設定システムを含んでいる。
このような経路設定システムでは、第2入力部に入力された同乗者の嗜好を運転経路に反映させるか否かについて、選択部において運転者が選択できる。そのため、同乗者の嗜好よりも運転者の嗜好を優先して経路設定でき、運転快適性および運転安全性の向上を図ることができる。
本発明の経路設定システムは、運転者の嗜好に応じた運転経路を仮決定する第1決定部と、その運転経路に対して同乗者の嗜好を反映させるための第2決定部とを備えるため、運転経路に対して、運転者の嗜好のみならず、同乗者の嗜好を反映させることができる。
図1は、本発明の経路設定システムの一実施形態を示す概略構成図である。 図2は、本発明の経路設定システムの他の実施形態を示す概略構成図である。
1.経路設定システムの装置構成
図1において、経路設定システム1は、車両としての自動車10の運転経路を、自動車10の乗員としての運転者Dの嗜好に応じて設定し、また、その運転経路に自動車10の乗員としての同乗者Pの嗜好を反映させるために、設備されている。
以下において、運転者Dとは、自動車10の乗員のうち自動車10の運転を担う者である。運転者Dの人数は、通常、1人である。運転者Dは、通常、自動車10の運転席に乗車する。
以下において、同乗者Pとは、自動車10の乗員のうち運転者Dを除く者である。同乗者Pの人数は、特に制限されないが、例えば、1~10人である。同乗者Pは、例えば、自動車10の助手席または後部座席に乗車する。
図1において、経路設定システム1は、経路設定装置2と入力端末3とを備えている。
経路設定装置2は、運転者Dの嗜好に応じて、自動車10の運転経路を設定するために備えられている。経路設定装置2は、自動車10に固定されている。
経路設定装置2として、より具体的には、例えば、自動車10のダッシュボードに固定されたカーナビゲーション装置が挙げられる。
このような経路設定装置2は、運転者Dの手が届く範囲に固定され、運転者Dにより操作可能とされる。
入力端末3は、同乗者Pの嗜好を経路設定装置2に入力するために備えられている。入力端末3は、自動車10に固定されることなく、経路設定装置2と無線通信などにより接続されている。
入力端末3として、より具体的には、例えば、携帯電話、スマートフォンなどの通信デバイスや、例えば、経路設定装置2(例えば、カーナビゲーション装置)を親機とする子機デバイスなどが挙げられる。
入力端末3として、好ましくは、スマートフォンが挙げられ、より好ましくは、経路設定装置2(例えば、カーナビゲーション装置)に通信可能なアプリケーションがインストールされたスマートフォンが挙げられる。
また、入力端末3として、好ましくは、同乗者Pの所有するスマートフォンが挙げられる。
このような入力端末3、例えば、同乗者Pの手元に保有され、同乗者Pにより操作可能とされる。
2.経路設定装置の構成
上記の経路設定システム1において、経路設定装置2は、自動車10の現在地を取得するための現在地取得部21と、自動車10の目的地を入力するための目的地入力部22と、運転者Dの嗜好が入力される第1入力部23と、運転者Dの嗜好に応じて現在地から目的地までの運転経路を仮決定する第1決定部24と、入力端末3により同乗者Pの嗜好が入力される第2入力部25と、第1決定部24で仮決定された運転経路に同乗者Pの嗜好を反映するための第2決定部26と、運転経路を表示するための表示部27とを備えている。
現在地取得部21は、図示しないが、例えば、自動車10の現在地を取得するためのGPSシステムと、取得された現在地を座標データとして保持するための一時記憶メモリとを備えている。現在地取得部21は、第1決定部24に電気的に接続されており、現在地の座標データを第1決定部24に入力可能としている。
目的地入力部22は、図示しないが、例えば、自動車10の目的地を入力するための操作パネルと、入力された目的地を座標データとして保持するための一時記憶メモリとを備えている。目的地入力部22は、第1決定部24に電気的に接続されており、目的地の座標データを第1決定部24に入力可能としている。
第1入力部23は、図示しないが、運転者Dの嗜好を入力するための操作パネルと、入力された運転者Dの嗜好を嗜好データとして保持するための一時記憶メモリとを備えている。第1入力部23は、第1決定部24に電気的に接続されており、運転者Dの嗜好データを第1決定部24に入力可能としている。なお、第1入力部23の操作パネルは、目的地入力部22の操作パネルと共用されていてもよく、さらに、後述する表示部27と共用されていてもよい。
運転者Dの嗜好とは、運転者Dが好ましいと感じる運転経路の傾向である。
運転者Dの嗜好として、より具体的には、例えば、停車頻度(例えば、停車回数の多い経路を好むか、または、停車回数の少ない経路を好むか)、実走距離(例えば、距離の長い経路を好むか、または、距離の短い経路を好むか)、屈曲方向(例えば、左折の多い経路を好むか、または、右折の多い経路を好むか)、カーブ回数(例えば、カーブの多い経路を好むか、または、カーブの少ない経路を好むか)、実勢速度(例えば、車速の速い経路を好むか、または、車速の遅い経路を好むか)、風景重視度(例えば、風景の良さを重視するか、または、風景の良さを重視しないか)などが挙げられる。これらは、単独使用または2種類以上併用される。
運転者Dの嗜好は、例えば、運転者Dによって第1入力部23に手動入力されてもよく、また、自動車10の走行履歴から機械学習アルゴリズムなどにより抽出され、第1入力部23に自動入力されてもよい。
好ましくは、運転者Dの嗜好は、運転者Dによって第1入力部23に手動入力され、より具体的には、運転者Dの嗜好は、自動車10の運転の機会毎に、運転者Dが経路設定装置2の操作パネル(図示せず)を操作することにより、経路設定装置2の第1入力部24に入力される。
第1決定部24は、運転者Dの嗜好に応じて現在地から目的地までの運転経路を仮決定するために備えられる演算部である。
より具体的には、第1決定部24は、現在地取得部21、目的地入力部22および第1入力部23に対して、電気的に接続されている。これにより、自動車10の現在地の座標データ、自動車10の目的地の座標データ、および、運転者Dの嗜好データが、第1決定部24に入力可能とされている。
また、第1決定部24は、自動車10の現在地、自動車10の目的地、および、運転者Dの嗜好に応じて運転経路を仮決定するプログラムP1を有している。
プログラムP1は、例えば、現在地および目的地に基づいて、自動車10の運転経路を複数抽出し、さらに、それら複数の運転経路から、運転者Dの嗜好に適合する運転経路を、選択(仮決定)するプログラムである。なお、プログラムP1における演算方法は、特に制限されず、公知の機械学習アルゴリズムなどを採用することができる。
また、第1決定部24は、第2決定部26に電気的に接続されており、上記で仮決定した運転経路を、第2決定部26に対して、仮経路データとして入力可能としている。
第2入力部25は、図示しないが、入力端末3と無線通信可能な通信部と、入力端末3から入力される同乗者Pの嗜好を嗜好データとして保持するための一時記憶メモリを備えている。第2入力部25は、第2決定部25に電気的に接続されており、同乗者Pの嗜好データを第2決定部26に入力可能としている。
同乗者Pの嗜好とは、同乗者Pが好ましいと感じる運転経路の傾向である。
同乗者Pの嗜好としては、上記の運転者Dの嗜好の例示と同様の嗜好が例示され、より具体的には、例えば、停車頻度(例えば、停車回数の多い経路を好むか、または、停車回数の少ない経路を好むか)、実走距離(例えば、距離の長い経路を好むか、または、距離の短い経路を好むか)、屈曲方向(例えば、左折の多い経路を好むか、または、右折の多い経路を好むか)、カーブ回数(例えば、カーブの多い経路を好むか、または、カーブの少ない経路を好むか)、実勢速度(例えば、車速の速い経路を好むか、または、車速の遅い経路を好むか)、風景重視度(例えば、風景の良さを重視するか、または、風景の良さを重視しないか)などが挙げられる。これらは、単独使用または2種類以上併用される。
同乗者Pの嗜好は、例えば、同乗者Pによって第2入力部25に手動入力されてもよく、また、予め入力端末3に登録された情報に基づいて、第2入力部25に自動入力されてもよい。
好ましくは、同乗者Pの嗜好は、同乗者Pによって第2入力部25に手動入力され、より具体的には、同乗者Pの嗜好は、自動車10の運転の機会毎に、同乗者Pが入力端末3を操作することにより、無線通信を介して、経路設定装置2の第2入力部25に入力される。
第2決定部26は、第1決定部24で仮決定された運転経路に、同乗者Pの嗜好を反映させるための演算部である。
より具体的には、第2決定部26は、第1決定部24に電気的に接続されている。これにより、第1決定部24で仮決定された運転経路が、第2決定部26に入力可能とされている。また、第2決定部26は、第2入力部25に電気的に接続されている。これにより、第2入力部25に入力された同乗者Pの嗜好データが、第2決定部26に入力可能とされている。
また、第2決定部26は、第1決定部24で仮決定された運転経路、および、同乗者Pの嗜好に応じて運転経路を決定するプログラムP2を有している。
プログラムP2は、例えば、運転者Dの嗜好を維持しながら、同乗者Pの嗜好にも適合するように、第1決定部24で仮決定された運転経路を修正(リルート)可能とするプログラムである。なお、プログラムP2における演算方法は、特に制限されず、公知の機械学習アルゴリズムなどを採用することができる。
表示部27は、運転経路を表示するための装置であり、例えば、ディスプレイパネルを備えている。表示部27は、例えば、第2決定部26に電気的に接続されている。これにより、第2決定部26で決定された運転経路が、表示部27に表示可能とされている。
3.経路設定システムによる経路設定
上記の経路設定システム1では、まず、経路設定装置2の起動とともに、現在地取得部21のGPSシステム(図示せず)が作動し、自動車10の現在地が座標データとして取得される。
自動車10の現在地の座標データは、現在地取得部21の一時記憶メモリ(図示せず)に一時的に記憶され、第1決定部24に入力される。
また、上記の経路設定システム1では、運転者D(または同乗者P)が、目的地入力部22の操作パネル(図示せず)を操作し、自動車10の目的地を一時記憶メモリ(図示せず)に入力する。
自動車10の目的地の座標データは、目的地入力部22の一時記憶メモリ(図示せず)に座標データとして一時的に記憶され、第1決定部24に入力される。
さらに、上記の経路設定システム1では、運転者Dが、第1入力部23の操作パネル(図示せず)を操作することによって、運転者Dの嗜好を一時記憶メモリ(図示せず)に入力する。
この実施形態では、運転者Dは、例えば、「停車回数の少ない経路」を、運転者Dの嗜好データとして、第1入力部23に入力する。
運転者Dの嗜好は、嗜好データとして第1入力部23の一時記憶メモリ(図示せず)に一時的に記憶され、第1決定部24に入力される。
そして、この経路設定システム1において、自動車10の現在地の座標データ、自動車10の目的地の座標データ、および、運転者Dの嗜好データは、それぞれ、第1決定部24のプログラムP1に入力される。
プログラムP1では、自動車10の現在地の座標データ、自動車10の目的地の座標データ、および、運転者Dの嗜好データに応じて運転経路を仮決定する。
より具体的には、第1決定部24のプログラムP1は、まず、自動車10の現在地と、自動車10の目的地とに基づいて、自動車10の運転経路を複数抽出する。次いで、プログラムP1は、それら複数の運転経路から、運転者Dの嗜好に適合する運転経路を、単数または複数選択(仮決定)する。
例えば、運転者Dの嗜好データとして、「停車回数の少ない経路」が入力された場合、プログラムP1は、現在地から目的地まで運転経路のうち、例えば、交差点および信号の数、渋滞情報などに基づいて、停車回数の少ない経路を優先して選択する。
その後、この経路設定システム1では、第1決定部24で仮決定された運転経路が、第2決定部26に仮経路データとして入力される。
一方、上記の経路設定システム1では、同乗者Pが、入力端末3を操作することによって、同乗者Pの嗜好を第2入力部25に入力する。
この実施形態では、例えば、同乗者Pは、「風景の良い経路」を、同乗者Pの嗜好データとして、第2入力部25に入力する。
そして、同乗者Pの嗜好は、第2入力部25の通信部(図示せず)に無線通信によって送信され、嗜好データとして一時記憶メモリ(図示せず)に一時的に記憶され、後述の第2決定部26に入力される。
そして、この経路設定システム1において、運転者Dの嗜好に基づく仮経路データ、および、同乗者Pの嗜好データは、それぞれ、第2決定部26のプログラムP2に入力される。
プログラムP2では、また、この経路設定システム1では、運転者Dの嗜好に基づく仮経路データ、および、同乗者Pの嗜好データに基づいて、運転経路を決定(仮決定に対する本決定)する。
より具体的には、第2決定部26のプログラムP2は、上記で仮決定された運転者Dの嗜好に応じた運転経路に、同乗者Pの嗜好を反映させる。
これにより、運転者Dの嗜好(例えば、停車回数の少ない経路)と、同乗者Pの嗜好(例えば、景色の良い経路)とに適合した運転経路(例えば、停車回数が少なく、かつ、景色の良い経路)を抽出し、運転経路として選択(本決定)する。
そして、決定された運転経路は、経路データとして表示部27に入力され、表示部27に表示され、運転者Dを案内可能とする。
さらに、上記の経路設定システム1では、ダイナミックマップシステムを採用することができる。ダイナミックマップシステムを採用すれば、例えば、道路の渋滞情報、信号情報、天気情報などをリアルタイムで更新し、運転者Dの嗜好(例えば、停車回数の少ない経路)と、同乗者Pの嗜好(例えば、景色の良い経路)とに適合するように、運転経路を、適宜修正(リルート)することができる。
4.作用・効果
上記の経路設定システム1は、運転者Dの嗜好に応じた運転経路を仮決定する第1決定部24と、その運転経路に対して同乗者Pの嗜好を反映させるための第2決定部26とを備えるため、運転経路に対して、運転者Dの嗜好のみならず、同乗者Pの嗜好を反映させることができる。
5.他の実施形態
図2に示されるように、経路設定システム1は、さらに、選択部29を備えることができる。
選択部29は、例えば、第2入力部25に入力された同乗者Pの嗜好を、第1決定部24で仮決定された運転経路に反映させるか否かについて、運転者Dが選択するために備えられる。
より具体的には、選択部29は、図示しないが、例えば、第2入力部25と第2決定部26との間に介在されるON/OFFスイッチと、そのON/OFFスイッチを運転者Dが操作するための操作パネルとを備えている。これにより、選択部29は、運転者Dの操作によって、第2入力部25から第2決定部26への入力の可否を、切り替え可能としている。
つまり、上記したように、同乗者Pの嗜好データは、入力端末3の操作により第2入力部25を介して第2決定部26に入力される。これにより、同乗者Pの嗜好が、運転経路に反映される。
このとき、選択部29は、第2入力部25から第2決定部26への嗜好データの入力を可能として、同乗者Pの嗜好を運転経路に反映させるか(ON状態)、または、第2入力部25から第2決定部26への嗜好データの不能として、同乗者Pの嗜好を運転経路に反映させないか(OFF状態)を、運転者Dの操作によって切り替え可能としている。
そして、運転者Dは、運転経路に同乗者Pの嗜好を反映させることを希望する場合に、選択部29をON状態とすることができる。これにより、第2入力部25に保持された同乗者Pの嗜好データは、第2決定部26のプログラムP2に入力される。その結果、運転経路に同乗者Pの嗜好が反映される。つまり、運転者Dの嗜好と同乗者Pの嗜好とを反映した運転経路が、表示部27に表示される。
一方、運転者Dは、運転経路に同乗者Pの嗜好を反映させることを希望しない場合に、選択部29をOFF状態とすることができる。これにより、第2入力部25に保持された同乗者Pの嗜好データは、第2決定部26のプログラムP2に入力されない。その結果、運転経路に同乗者Pの嗜好が反映されない。つまり、運転者Dの嗜好のみを反映した運転経路が、表示部27に表示される。
このような経路設定システム1では、第2入力部25に入力された同乗者Pの嗜好を運転経路に反映させるか否かについて、選択部29において運転者Dが選択できる。そのため、同乗者Pの嗜好よりも運転者Dの嗜好を優先して経路設定でき、運転快適性および運転安全性の向上を図ることができる。
なお、上記した実施形態では、第1入力部23に運転者Dの嗜好が入力され、第1決定部24において運転経路が仮決定されているが、第1入力部23には、運転者Dの嗜好が入力されなくともよい。このような場合、自動車10の現在地と、自動車10の目的地と、同乗者Pの嗜好とが、それぞれ第2決定部26に入力され、第2決定部26のプログラムP2が、自動車10の現在地と、自動車10の目的地と、同乗者Pの嗜好とに基づいて、運転経路を決定することができる。
1 経路設定システム
2 経路設定装置
3 入力端末
10 自動車
21 現在地取得部
22 目的地入力部
23 第1入力部
24 第1決定部
25 第2入力部
26 第2決定部

Claims (1)

  1. 車両の運転経路を乗員の嗜好に応じて設定するための経路設定システムであり、
    車両に固定され、運転者の嗜好に応じて車両の運転経路を設定する経路設定装置と、
    車両に固定されず、同乗者の嗜好を前記経路設定装置に入力可能とする入力端末と
    選択部と
    を備え、
    前記経路設定装置は、
    車両の現在地を取得するための現在地取得部と、
    車両の目的地を入力するための目的地入力部と、
    運転者の嗜好が入力される第1入力部と、
    運転者の嗜好に応じて現在地から目的地までの運転経路を仮決定する第1決定部と、
    前記入力端末により同乗者の嗜好が入力される第2入力部と、
    第1決定部で仮決定された運転経路に同乗者の嗜好を反映するための第2決定部と
    を備え
    前記選択部は、第1決定部で仮決定された運転経路に同乗者の嗜好を反映させるか否かを選択可能であり、
    前記選択部は、ON状態またはOFF状態を切り替え可能であり、
    前記ON状態では、前記第2入力部に保持された同乗者の嗜好データが、前記第2決定部に入力され、前記第2決定部は、同乗者の嗜好データが反映されるように前記第1決定部が仮決定した運転経路を修正し、
    前記OFF状態では、前記第2入力部から前記第2決定部への、同乗者の嗜好データを入力不能とし、運転経路に同乗者の嗜好データが反映されない
    ことを特徴とする、経路設定システム。
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