JP7260613B2 - シリンダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一端が開放され且つ他端が閉塞された有底筒状に形成されて作動油圧を内部に導入可能なチューブと、前記チューブの開放端部を通して該チューブ内に油密に且つ摺動可能に嵌挿され、前記作動油圧を基部に受けることで先部が該チューブ外方の所定の張出限界まで張出可能なロッドとを備え、前記ロッドの前記先部側に配置された第1の枢軸と、前記チューブの前記他端側に配置された第2の枢軸とが、相対移動可能に配置された2部材の一方および他方に取り付けられて、前記ロッドが前記チューブ内を伸縮動作することで、前記2部材の相対位置を調整可能なシリンダを有するシリンダ装置に関する。
荷物を載置可能な荷受台を、地面と車載の荷箱との間での荷物の積み卸しに使用できるよう昇降させる車両用荷受台昇降装置、下記特許文献1に開示されるように、既に知られており、その荷受台昇降装置においては、車体と荷受台間に介設した昇降機構(平行リンク機構)により荷受台を昇降可能に案内支持し、相対移動可能に配置された2部材である車体および昇降機構間に設けたシリンダ装置が、昇降機構を介して荷受台を昇降駆動するようにしている。
特開2000-255304号公報
特許文献1のシリンダ装置を用いた荷受台昇降装置では、荷受台の最上昇位置を荷箱の荷台面に対応した最適高さに位置調整するために、車体に固定の取付部材(ブラケット11)にボルト25を取付け、これを昇降機構の可動部(即ち平行リンク機構の上方リンク15)に設けた当接部15aに係合させて、そのボルト突出量に応じて荷受台の最上昇位置を調整できるようにしている。
しかしながら上記位置調整のために、車体側の取付部材(ブラケット11)にボルト25の取付部を特設する必要がある上、昇降機構の可動部(上方リンク15)側にも上記した当接部15aを特設する必要があり、全体として装置の構造が複雑化する。
また荷受台昇降装置の機種が変わると、その機種毎に、上記した特設部分を車体側の取付部材(ブラケット11)及び昇降機構(平行リンク機構)の双方に特別に設ける必要があり、コスト増になる等の問題もある。
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、相対移動可能に配置された2部材の相対位置を調整可能なシリンダを用いた従来装置の問題を簡単な構造で解決可能としたシリンダ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一端が開放され且つ他端が閉塞された有底筒状に形成されて作動油圧を内部に導入可能なチューブと、前記チューブの開放端部を通して該チューブ内に油密に且つ摺動可能に嵌挿され、前記作動油圧を基部に受けることで先部が該チューブ外方の所定の張出限界まで張出可能なロッドとを備え、前記ロッドの前記先部側に配置された第1の枢軸と、前記チューブの前記他端側に配置された第2の枢軸とが、相対移動可能に配置された2部材の一方および他方に取り付けられて、前記ロッドが前記チューブ内を伸縮動作することで、前記2部材の相対位置を調整可能なシリンダを有するシリンダ装置において、前記シリンダは、油圧作用下での当該シリンダの伸縮動作の停止状態において、前記第1および第2の枢軸の軸間距離を調整可能な調整機構を備えていて、先端に第1の枢軸を配置したロッド延長部材が、前記ロッドの先部に前記調整機構を介して連結され、前記調整機構は、前記ロッドの先部の内周に刻設された雌ねじ部と、前記ロッド延長部材の外周に刻設されて前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部とを備える一方、前記ロッドは、前記シリンダの油圧作用下での伸縮動作の停止状態で、前記チューブに対して長手方向の移動を伴うことなく相対回転することが可能であり、前記ロッドを、前記チューブおよび前記ロッド延長部材に対して相対回転させて、前記ロッド延長部材の前記ロッドに対する軸方向相対位置を変化させることを第1の特徴とする。
また本発明は、第の特徴に加えて、前記調整機構は、前記ロッドに設けられて当該ロッドを長手方向軸周りに回転可能な回転操作部を備え、前記回転操作部が前記ロッドを前記チューブおよび前記ロッド延長部材に対し相対回転させるのに対応して、前記ロッド延長部材の前記ロッドに対する軸方向相対位置を変化させることを第の特徴とする。
なお、実施の形態における車体F、および昇降機構Lは本発明の2部材に対応する。また本明細書において、「シリンダが伸長限界になった」とは、シリンダに作動油圧を供給してシリンダを伸長させたときに、シリンダの互いに摺動可能に嵌合するチューブ及びロッドが互いに機械的に係合することでその両シリンダ要素の軸方向相対位置関係が変化しない(即ちシリンダがそれ以上伸長しない)状態になったことをいう。
本発明によれば、シリンダが、これの油圧作用下での伸縮動作の停止状態で第1,第2の枢軸の軸間距離を調整可能な調整機構を備えるので、シリンダの伸長限界又はその付近で調整機構を用いて上記軸間距離の調整を適宜に行うことにより、シリンダの伸長限界で相対移動可能に配置された2部材の相対位置が所望の位置となるように、前記2部材の位置を容易的確に位置調整することができる
た、シリンダがロッドに加えて、ロッドの先部に上記調整機構を介して連結されるロッド延長部材を備え、調整機構がロッドに対するロッド延長部材の軸方向相対位置を調整可能に構成されるので、チューブに比べ油漏れリスクの少ないロッドの先部側に調整機構が配設されることとなり、油漏れリスクの軽減に寄与することができる。
しかも、油圧作用下でのシリンダの伸縮動作の停止状態において、ロッドはチューブに対して当該チューブの長手方向に移動することなく相対回転することが可能であり、調整機構は、ロッド延長部材の、ロッド側の端部外周に設けた雄ねじ部と、ロッドの先部に設けられて雄ねじ部を螺合させる雌ねじ部とを有するので、ロッド延長部材の雄ねじ部がロッド先部の雌ねじ部と螺合してロッド内に進入することで、ロッド内空間(従ってシリンダストローク)とロッド延長部材をオーバラップさせることができる。これにより、調整機構は、軸方向に十分な調整代を確保しながら、シリンダの小型化に寄与することができる。
本発明の荷受台昇降装置を備えた荷役車両の一実施形態を示す全体側面図 荷受台昇降装置の要部側面図(図1の2矢視部拡大側面図) 荷受台昇降装置の要部分解側面図 図2の4-4線断面図(但し荷受台及び車体枠の実線図示は省略) 図2の5-5線断面図 リンダの拡大縦断面図 荷受台を所望の上昇位置に調整する手法の第1の工程説明図であって、シリンダの伸長時に荷受台が所望の上昇位置に達するよりも先にシリンダが伸長限界に達した場合の調整手法を示す 荷受台を所望の上昇位置に調整する手法の第2の工程説明図であって、シリンダの伸長時にシリンダが伸長限界に達するよりも先に荷受台が所望の上昇位置に達した場合の調整手法を示す
本発明の実施の形態を、添付図面を参照して、以下に具体的に説明する。
この実施の形態は、本発明に係るシリンダ装置を荷箱付き荷役車両の荷受台昇降装置に実施したものである。
先ず、図1~図5において、荷役車両Vの車体枠F上には荷箱Nが架装されており、この荷箱Nの後端開口は、荷箱Nの後端部に設けた開閉扉Gにより開閉可能である。荷箱Nの後部直下に位置する車体枠Fには、左右一対の固定枠1が相互に間隔をおいて結合され、その固定枠1を介して車体枠Fに荷受台昇降装置Aが取付けられる。また固定枠1には、バンパ11から前方に延びるバンパアーム11aの端部が固着される。
荷受台昇降装置Aは、荷物を載置可能な載置面Tfを有する荷受台Tと、これを昇降駆動する左右一対の昇降駆動装置Dとを備えている。各々の昇降駆動装置Dは、本実施形態では荷受台Tを昇降(より具体的には上下揺動)可能に案内支持する平行リンク機構Lと、平行リンク機構Lを介して荷受台Tを昇降駆動する油圧作動式のシリンダClとを有する。本実施形態において車体枠Fは車体の一例であり、また固定枠1は取付部材の一例であり、また平行リンク機構Lは昇降機構の一例である。
而して、昇降駆動装置Dは、シリンダClの伸縮動作に連動して平行リンク機構Lを上下揺動させることにより、荷受台Tを荷箱Nの荷台面Nfと地面Eとの間で略水平姿勢を保ちつつ昇降作動可能である。そして、荷受台Tの昇降作動により、荷受台T上に載置した荷物やキャスター付きカート等を、地面Eと荷台面Nf間でスムーズに積み降ろしできるようになっている。
固定枠1には、補助リンク2の上端部が前後揺動可能に軸支2pされており、補助リンク2の前側の側縁部は、固定枠1の後側の側縁部に接離可能に当接する。そして、補助リンク2は、これに荷受台T等の重量が常時作用することで、通常は固定枠1との当接状態に保持されており、この保持状態では、固定枠1及び補助リンク2が次に説明する平行リンク機構Lの固定リンクとして機能することで、平行リンク機構Lのリンク形態が維持される。
平行リンク機構Lは、上記した固定リンク(即ち固定枠1及び補助リンク2)と、補助リンク2の上部に上下揺動可能に枢支連結4pされる上部アーム4と、固定枠1の後部に上下揺動可能に枢支連結5pされる下部アーム5と、上,下部アーム4,5の先部に互いに間隔をおいて回動可能に枢支連結4p′,5p′されるリンクプレート6とを備える。而して、リンクプレート6は、昇降駆動装置Dの出力端部として機能し、また上部アーム4は、昇降機構(平行リンク機構L)の可動部(可動リンク)として機能する。
尚、本実施形態では左右の上部アーム4の先端間が連結部材7で一体的に結合されるが、この連結部材7は省略可能である。
また補助リンク2の下部には、シリンダClの一端部が第1の枢軸P1を介して回動可能に連結され、また上部アーム4の中間部又は先部には、シリンダClの他端部が第2の枢軸P2を介して回動可能に連結される。従って、上部アーム4(平行リンク機構L)は、シリンダClが伸長動作するのに連動して上方揺動してリンクプレート6を上昇させ、またシリンダClが収縮動作するのに応じて下方揺動してリンクプレート6を下降させる。
尚、本実施形態では、シリンダClの他端部が第2の枢軸P2を介して上部アーム4に連結されるが、シリンダClの他端部は第2の枢軸P2を介して下部アーム5に連結してもよい。
荷受台Tは、これの基端部がリンクプレート6の上部に第3の枢軸P3を介して枢支連結される。また荷受台Tの裏面とリンクプレート6の上下中間部との間には、荷受台Tを起伏回動させる油圧作動式の起伏シリンダCtが介装される。尚、本実施形態では、第3の枢軸P3と、上部アーム4及びリンクプレート6相互の枢支連結部4p′とが同軸配置されているが、その両者P3,4p′は必ずしも同軸配置する必要はない。
而して、起伏シリンダCtを伸長させると、荷受台Tは、リンクプレート6に対し第3の枢軸P3回りに起立方向へ回動して、載置面Tfが略鉛直になる格納位置T1(図1鎖線参照)となる。また、その荷受台Tが格納位置T1にある状態から起伏シリンダCtを収縮させると、荷受台Tは、リンクプレート6に対し第3の枢軸P3回りに伏倒方向へ回動する。従って、起伏シリンダCtを収縮限に保持すれば、荷受台Tは、リンクプレート6の昇降位置に関係なく、載置面Tfが略水平の水平展開位置T2(図1実線参照)に保持される。
尚、荷受台Tが水平展開位置T2に保持された状態で、シリンダClの収縮により下降する荷受台Tが接地した場合において、仮にその接地後もシリンダClを更に収縮させると、補助リンク2が若干揺動して平行リンク機構Lが崩される。これにより、荷受台Tは、載置面Tfが荷受台Tの先端に向かって下方に傾斜した傾斜展開位置T3(図1鎖線参照)まで傾動可能であり、この傾動により、荷受台Tと地面E間での荷物の移動がよりスムーズになる。
左右の固定枠1には、角パイプ状に形成されて車幅方向に延びるクロスメンバ10が固着され、クロスメンバ10の中空部には油圧供給ユニットUが収納される。その油圧供給ユニットUは、図示はしないが、シリンダCl及び起伏シリンダCtに対する油圧供給源となる油圧モータ及び油タンクと、その油圧供給源から各シリンダCl,Ctへの作動油の給排制御を行う制御弁と、その制御弁を任意に操作するための操作装置とを少なくとも備えている。尚、油圧供給ユニットUをクロスメンバ10外の車体枠Fの適所に配備してもよい。
次に図6を併せて参照して、本発明のシリンダClの具体例を説明する。
シリンダClは、一端が開放され且つ他端が閉塞された有底円筒状に形成されたチューブ20と、チューブ20の開放端部を通してチューブ20内に油密に且つ摺動及び相対回転可能に嵌挿され、当該シリンダC1の伸縮動作の停止状態で、チューブ20に対して長手方向の移動を伴うことなく相対回転可能であるロッド21と、ロッド21の先部21aに調整機構AJを介して連結されるロッド延長部材22とを備える。
調整機構AJは、後述するように、油圧作用下でのシリンダClの伸縮動作の停止状態であっても第1,第2の枢軸P1,P2の軸間距離Sを調整できるように(具体的にはロッド21に対するロッド延長部材22の軸方向相対位置を調整可能)に構成される。
チューブ20の閉塞端部には、第2の枢軸P2を回動可能に連結する目玉状の連結部20aが設けられる。またチューブ20の開放端部は、チューブ本体20mの先端部内周に油密に嵌着(実施形態では螺着)される筒状ストッパ24で構成される。
一方、ロッド21は、円筒パイプ状に形成されるロッド本体21mと、ロッド本体21mの、チューブ20内に突入する基端部21mbの開放端を閉塞するプラグ23とを備える。プラグ23は、ロッド21の基部として機能するものであり、本実施形態ではロッド本体21mの基端部21mb内周に油密に嵌着(実施形態では螺着)される。
チューブ20の内面と、ロッド21の基部即ちプラグ23との間には、油圧供給ユニットUに接続される作動油室25が画成されており、この作動油室25には、油圧供給ユニットUから作動油圧を随時に導入可能である。そして、その油圧導入に伴い、ロッド21は、作動油圧を基部即ちプラグ23に受けることで、先部21a(より具体的にはロッド本体21mの先部)がチューブ20外方の所定の張出限界まで張出可能であり、その張出によりシリンダClが伸長動作する。
ロッド21の上記した張出限界は、ロッド21の基部、即ちプラグ23の外周に一体に連設した外向きのストッパフランジ23fと、チューブ20の開放端部の内周段差部(即ち上記筒状ストッパ24の内端24i)とが軸方向に相互に係合することで機械的に規制される。ストッパフランジ23fと筒状ストッパ24の内端24iとは、シリンダClが伸長限界になった際にその伸長限界を規定すべく互いに機械的に係合する係合部(即ちロッド21とチューブ20間に設けられるストッパ手段)を構成する。
ロッド延長部材22は、これのロッド21側の一端部の外周に雄ねじ部22sが刻設され、またその他端部には、第1の枢軸P1を回動可能に連結する目玉状の連結部22aが設けられる。そして、雄ねじ部22sは、ロッド21の先部21aの内周に設けた雌ねじ部21asに螺合される。
またロッド21の先部21aの外端部外周には、軸方向に扁平なナット部材26が嵌合され且つ適当な固着手段(本実施形態では溶接)で固着される。このナット部材26は、ロッド21をロッド延長部材22に対し任意に回転操作し得る本発明の回転操作部として機能する。また、この回転操作部(ナット部材26)と、雄ねじ部22s及び雌ねじ部21asとが互いに協働して調整機構AJを構成する。
而して、ナット部材26を図示しない工具(例えばスパナ等)で回転操作すれば、雄ねじ部22sと雌ねじ部21asとの螺合位置(従ってロッド延長部材22の、ロッド21先端からの軸方向張出長さ)を任意に調整でき、これにより、シリンダClの伸縮停止状態での第1,第2の枢軸S1,S2相互の軸間距離Sを任意に長短調整することが可能となる。
更にロッド延長部材22の雄ねじ部22sには、ナット部材26に隣接してロックナット27が螺合される。このロックナット27は、これをナット部材26に緊締するよう締め付けることで、雄ねじ部22sとロッド先部21aの雌ねじ部21asとの螺合位置をロックすることができ、このロック効果によれば、調整機構AJによる上記軸間距離Sの調整量を固定可能である。
尚、本実施形態ではシリンダClのチューブ20が荷受台T側に、またロッド21が車体枠1側にそれぞれ配置されるものを例示したが、シリンダClは、その逆の配置としてもよい。この場合、車体側の第1の枢軸P1はチューブ20の目玉状連結部20aに連結され、また荷受台T側の第2の枢軸P2は、ロッド延長部材22の目玉状連結部22aに連結される。
次に前記実施形態の作用を説明する。
本実施形態の荷受台昇降装置Aにおいては、シリンダClが伸長限界に達したときに荷受台Tが所望の適切な上昇位置Tuとなるように、シリンダClの第1,第2の枢軸P1,P2相互の軸間距離Sが後述する調整手法により、適時(例えば、工場出荷段階又は出荷後の整備点検時等)において設定可能である。
次に、その調整手法も含めて、荷受台昇降装置Aを車体へ架装する方法について、図7及び図8を参照して説明する。
即ち、その架装方法は、例えば、
組立完成状態にある車両用荷受台昇降装置Aの取付部材即ち固定枠1を車体枠Fに固定することで、その荷受台昇降装置Aを車体枠Fに組付ける「荷受台昇降装置組付け工程」と、
「荷受台昇降装置取付け工程」の前または後に、荷箱Nを車体枠Fに搭載する「荷箱セット工程」と、
荷受台Tが所望の上昇位置Tuに達したこととシリンダClが伸長限界に達したこととを手掛かりとして、シリンダClの伸長限界で荷受台Tが所望の上昇位置Tuとなるように調整機構AJを調整操作する「上昇位置調整工程」と
を含むものである。
次に「上昇位置調整工程」について、より具体的に説明する。
例えば図7(a)に示すように、シリンダClの伸長時に荷受台Tが所望の上昇位置Tuに至る前にシリンダClが伸長限界となった場合には、図7(b)に示すようにその荷受台Tが所望の上昇位置Tuに達するまで調整機構AJを調整操作(具体的にはロッド延長部材22のロッド21先端からの張出長さを長くする操作)をすることで、第1,第2の枢軸P1,P2相互の軸間距離Sを延ばす調整作業を行う。これにより、シリンダClが伸長限界に達したときに荷受台Tが所望の上昇位置Tuとなるように、荷受台Tの上昇位置を容易に調整、設定できる。
尚、上記調整作業において、荷受台Tの所望の上昇位置Tuとは、例えば荷箱Nの荷台面Nfと荷受台Tの荷物の載置面Tfとが同一レベルとなった上昇位置として設定されるが、作業形態によっては、同一レベルよりも多少高低差のある上昇位置であってもよく、即ち、現場の作業員が作業形態に応じて任意に設定可能である。
たシリンダClが伸長限界となったことは、例えば、ロッド21基部のプラグ23のストッパフランジ23fと、チューブ20開放端部の筒状ストッパ24の内端24iとが係合した時の接触音が聞こえたことで、外部より認識可能である。また、油圧供給ユニットUからシリンダClに作動油を送り続けても、シリンダClが伸長動作せずに作動油が油圧供給ユニットUの油タンクに戻される(即ちリリーフ弁でリリーフされる)ことでも、認識可能である。
また例えば、図8(c)に示すように、シリンダClの伸長時にシリンダClが伸長限界となる前に荷受台Tが所望の上昇位置Tuに至った場合には、図8(d)に示すように調整機構AJを調整操作(具体的にはロッド延長部材22の上記張出長さを短くする操作)をすることで上記軸間距離Sを短縮して、荷受台Tを一旦、ある程度下降させる。
次いで図8(e)に示すように調整機構AJの先刻の調整位置を保持したままシリンダClを再伸長させ、その再伸長時に荷受台Tが所望の上昇位置Tuに至る前にシリンダClが伸長限界となった場合には、図8(f)に示すように荷受台Tが所望の上昇位置Tuに達するまで調整機構AJを調整操作(具体的にはロッド延長部材22の上記張出長さを長くする操作)をすることで、軸間距離Sを延ばす調整作業を行う。
尚、図8(e)において、仮にシリンダClの再伸長により荷受台Tが所望の上昇位置Tuに至ったときにシリンダClが伸長限界であれば、その後の図8(f)の調整作業は不要となる。
尚また、図8(c)の状態より図(d)の調整作業(即ち調整機構AJを調整操作をすることで軸間距離Sを短縮して荷受台Tを一旦下降させる作業)を行う場合に、調整機構AJの調整操作量を少なめにして軸間距離Sを僅かだけ短縮し荷受台Tを少し下降させるようにしてもよい。この場合、図8(e)に示すようにシリンダClを再伸長させたときに荷受台Tが所望の上昇位置Tuで伸長限界となるか否かを確認し、伸長限界となった場合は調整作業を終了し、伸長限界とならなければ再び同様の操作を繰り返すようにしてもよい。即ち、図8(c)の状態より図(d)の調整作業を行う場合に、調整機構AJの少量ずつの調整操作と、シリンダClの再伸長とを何回も小刻みに繰り返すことでも調整作業を行うことは可能である。
以上説明したように本実施形態によれば、伸長動作により荷受台Tを上昇駆動するシリンダClを備えた荷受台昇降装置Aにおいて、シリンダClが、これの油圧作用下での伸縮動作の停止状態で第1,第2の枢軸P1,P2の相互の軸間距離Sを調整可能な調整機構AJを有している。
そのため、例えば、シリンダClの伸長限界又はその付近で調整機構AJを用いて軸間距離Sの調整を前述の如く行うことにより、シリンダClの伸長限界で荷受台Tが所望の上昇位置Tuとなるように、荷受台の上昇位置Tuを容易且つ的確に位置調整することが可能となる。
その上、車体枠F又は固定枠1や平行リンク機構Lの可動リンク(実施形態では上部アーム4)の各々に対して、従来装置(特許文献1)のように荷受台Tの上昇位置Tuの位置調整のための特設部分を機種毎に一々設計する必要はないから、全体として荷受台昇降装置Aの構造簡素化、延いてはコスト節減が図られる。
また特に荷受台Tを昇降可能に案内支持する昇降機構として平行リンク機構Lを用いた関係から、シリンダCl周囲の作業空間を比較的広く確保でき且つ外部に露出させ易くなる。これにより、調整機構AJによるシリンダClの軸間距離Sの調整作業を比較的容易に行うことができ、作業効率の向上が図られる。
また、本実施形態のシリンダは、チューブ20内に嵌挿させるロッド21に加えて、ロッド21の先部21aに調整機構AJを介して連結されるロッド延長部材22を備えていて、調整機構AJがロッド21に対するロッド延長部材22の軸方向相対位置(即ちロッド延長部材22のロッド21先端からの張出長さ)を調整可能に構成されている。これにより、チューブ20に比べ油漏れリスクの少ないロッド21の先部21a側に調整機構AJが配設されることとなり、それだけ油漏れリスクが軽減される。
また本実施形態の調整機構AJは、ロッド延長部材22の、ロッド21側の端部外周に設けた雄ねじ部22sと、ロッド先部21aに設けられて雄ねじ部22sを螺合させる雌ねじ部21asと、ロッド21をロッド延長部材22に対し回転操作し得るようにロッド先部21aに設けられるナット部材26(回転操作部)とを有している。これにより、ロッド延長部材22の雄ねじ部22sがロッド先部21aの雌ねじ部21asと螺合してロッド21内に進入することで、ロッド21内空間(従ってシリンダストローク)とロッド延長部材22とをオーバラップさせることができるため、調整機構AJは、軸方向に十分な調整代を確保しながら、シリンダClの小型化に寄与する。
また前述の「上昇位置調整工程」においては、荷受台Tが所望の上昇位置Tuに達したこととシリンダClが伸長限界に達したこととを手掛かりとして、シリンダClの伸長限界で荷受台Tが所望の上昇位置Tuとなるように調整機構AJを調整操作するため、その位置調整を頗る容易に行うことができる。
その場合、特にシリンダClの伸長時に荷受台Tが上昇位置Tuに至る前にそのシリンダClが伸長限界となった場合(図7(a)参照)には、その荷受台Tが上昇位置Tuに達するまで調整機構AJにより軸間距離Sを延ばす調整作業を行う(図7(b)参照)。また、シリンダClの伸長時にシリンダClが伸長限界となる前に荷受台Tが上昇位置Tuに至った場合(図8(c)参照)には、調整機構AJにより軸間距離Sを一旦短縮してからシリンダClを再伸長させ(図8(d)参照)、その再伸長時に荷受台Tが上昇位置Tuに至る前にシリンダClが伸長限界となった場合(図8(e)参照)には、図7(b)と同様の調整作業を行うようにしている(図8(f)を参照)。これにより、シリンダClの伸長時において荷受台Tが先に所望の上昇位置Tuに達する場合でも、或いはシリンダClが先に伸長限界に達する場合でも、各々的確に位置調整作業を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、荷受台T及び車体枠F(固定枠1)間に介設されて荷受台Tを昇降可能に案内支持する昇降機構として、荷受台Tを上下揺動可能に案内支持する平行リンク機構Lを例示したが、本発明は、平行リンク機構Lに代えて、鉛直方向に荷受台を昇降案内する垂直昇降式の昇降機構を備えた荷受台昇降装置(例えば特開2004-210217号公報等を参照)に適用してもよい。この場合、荷受台5を昇降可能に案内支持する昇降機構は、車両に固定の支柱3内に昇降可能に収納されるスライダ4と、スライダ4とシリンダ7間を連動連結するワイヤ6と、ワイヤ6を案内するシーブ31等を備えており、ワイヤ6が昇降機構の可動部として機能し、またシリンダ7に本発明の調整機構を設けるようにする。
また前記実施形態では、荷受台Tを、荷箱N後面に沿って格納すべく載置面Tfが略鉛直の格納位置T1に起立保持できるようにしたものを示したが、本発明では、荷受台を格納状態では折り畳んで荷役車両Vの後部床下に格納できるようにした床下格納式の荷受台昇降装置(例えば特開2015-85789号公報等を参照)に適用してもよい。
また前記実施形態では、シリンダClのロッド21がピストンを持たないロッド構造のものを示したが、本発明のシリンダのロッドは、実施形態に限定されない。例えば、ロッド21の、チューブ20内に臨む内端部に、チューブ20内周に摺動可能に嵌合するピストンを固定したピストン付きロッドであってもよい。この場合、シリンダClが伸長限界になった際に機械的に係合する係合部(即ち前述のストッパ手段)の一方はロッド又はピストンの何れに設けてもよい。
また前記実施形態では、調整機構AJをシリンダClのロッド21側(即ちロッド21とロッド延長部材22との間)に介設したものを例示したが、調整機構AJの設置部位は実施形態に限定されない。例えば、調整機構AJは、チューブ20側に配設してもよく、その場合、例えばチューブ本体20mの基部にチューブ延長部材を螺合して、そのチューブ延長部材に第2の枢軸P2に対する目玉状連結部20aを設ける一方、チューブ本体20mに回転操作部(例えばナット部材)を固着する。或いは、チューブ本体20mの先部にチューブ延長部材を螺合して、そのチューブ延長部材に筒状ストッパ24を取付け且つ回転操作部(例えばナット部材)を固着してもよい。
また調整機構AJは、例えばロッド21がピストン付きロッドの場合に、ロッド本体21mに対するピストンの固定位置を軸方向に調整可能とするか、或いは、ピストンのロッド側の端面に、ピストンの実質的な軸方向寸法を調節可能とする寸法調整部材を外部から調節操作可能に設けるようにしてもよい。或いはまた、調整機構AJは、本実施形態のようにピストン無しのロッド21の場合には、ロッド基部を構成するストッパフランジ23f付きプラグ23の、ロッド本体21mに対する軸方向の相対取付位置(例えば螺合位置)を任意に調整操作可能な構成とした調整機構であってもよい。
J・・・・調整機構
Cl・・・・シリン
・・・・・2部材の一方(車体)
L・・・・・2部材の他方(昇降機構)
P1,P2・・第1,第2の枢軸
S・・・・・軸間距
0・・・・チュー
1・・・・ロッド
21a・・・ロッドの先部
21as・・雌ねじ部
22s・・・雄ねじ部
22・・・・ロッド延長部材
23・・・・プラグ(基部)
24・・・・筒状ストッパ(開放端部)
26・・・・回転操作部

Claims (2)

  1. 一端が開放され且つ他端が閉塞された有底筒状に形成されて作動油圧を内部に導入可能なチューブ(20)と、前記チューブ(20)の開放端部(24)を通して該チューブ(20)内に油密に且つ摺動可能に嵌挿され、前記作動油圧を基部(23)に受けることで先部(21a)が該チューブ(20)外方の所定の張出限界まで張出可能なロッド(21)とを備え、前記ロッド(21)の前記先部(21a)側に配置された第1の枢軸(P1)と、前記チューブ(20)の前記他端側に配置された第2の枢軸(P2)とが、相対移動可能に配置された2部材(F,L)の一方および他方に取り付けられて、前記ロッド(21)が前記チューブ(20)内を伸縮動作することで、前記2部材(F,L)の相対位置を調整可能なシリンダ(C1)を有するシリンダ装置において、
    前記シリンダ(C1)は、油圧作用下での当該シリンダ(C1)の伸縮動作の停止状態において、前記第1および第2の枢軸(P1,P2)の軸間距離(S)を調整可能な調整機構(AJ)を備えていて、先端に第1の枢軸(P1)を配置したロッド延長部材(22)が、前記ロッド(21)の先部(21a)に前記調整機構(AJ)を介して連結され、
    前記調整機構(AJ)は、前記ロッド(21)の先部(21a)の内周に刻設された雌ねじ部(21as)と、前記ロッド延長部材(22)の外周に刻設されて前記雌ねじ部(21as)に螺合する雄ねじ部(22s)とを備える一方、前記ロッド(21)は、前記シリンダ(C1)の油圧作用下での伸縮動作の停止状態で、前記チューブ(20)に対して長手方向の移動を伴うことなく相対回転することが可能であり、前記ロッド(21)を、前記チューブ(20)および前記ロッド延長部材(22)に対して相対回転させて、前記ロッド延長部材(22)の前記ロッド(21)に対する軸方向相対位置を変化させることを特徴とするシリンダ装置。
  2. 前記調整機構(AJ)は、前記ロッド(21)に設けられて当該ロッド(21)を長手方向軸周りに回転可能な回転操作部(26)を備え、前記回転操作部(26)が前記ロッド(21)を前記チューブ(20)および前記ロッド延長部材(22)に対し相対回転させるのに対応して、前記ロッド延長部材(22)の前記ロッド(21)に対する軸方向相対位置を変化させることを特徴とする、請求項記載のシリンダ装置。
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