JP7259883B2 - 機器の取付構造および車両 - Google Patents
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Description
本開示は、機器の取付構造および車両に関する。
トレーラは、ピントルフックを介してトラクタに連結されている。ピントルフックは、トラクタの最後端に位置するエンドクロスメンバに固定されており、そのピントルフックの近傍には、ピントルフックを作動させるパワーチャンバが配置される。
例えば、特許文献1には、パワーチャンバに連なるプッシュロッドによってプッシュレバーのルネットアイが押圧されるピントルフックが開示されている。
車両にパワーチャンバを配置する場合、例えば、ピントルフックが取り付けられたエンドクロスメンバに対してブラケットを介して取り付けることになる。
ブラケットのエンドクロスメンバへの取り付けを円滑に行うために、ブラケットの寸法の設計値が比較的短く設定された場合、エンドクロスメンバとブラケットとの間に隙間が生じやすくなる。
また、エンドクロスメンバには、補強を目的として補強部材が組み付けられており、補強部材の大きさによっては、ブラケットとエンドクロスメンバとの取付部分のスペースを確保しにくい。取付部分のスペースが十分に確保されない場合、ブラケットを組み付ける際に、エンドクロスメンバとブラケットとの間の隙間を十分に吸収することができず、ブラケットをエンドクロスメンバに強固に取り付けることができない。
本開示は、以上の点を考慮してなされたものであり、車両のフレームに対して、機器をより確実にかつ強固に取り付けることができる機器の取付構造および車両を提供することを目的とする。
本開示の機器の取付構造の一つの態様は、互いに離間して配置される第1のフランジおよび第2のフランジと、前記第1のフランジと前記第2のフランジとを接続する第1の壁部とを有し、車幅方向に延在するフレームと、前記第1のフランジと前記第2のフランジとの間において、前記第1のフランジおよび前記第2のフランジにそれぞれ取り付けられる第3のフランジおよび第4のフランジと、機器が取り付けられる部位であって前記第3のフランジと前記第4のフランジとを接続する第2の壁部と、を有するブラケットと、を備え、前記第3のフランジおよび前記第4のフランジの少なくとも一方は、前記車幅方向において互いに離間しつつ前記第1の壁部に向かって延在する複数の取付部を有する。
本開示の車両の一つの態様は、上述の機器の取付構造を備える。
本開示によれば、車両のフレームに対して、機器をより確実にかつ強固に取り付けることができる機器の取付構造および車両を提供することができる。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る車両1のエンドクロスメンバ5(後述)近傍を示す斜視図である。なお、本実施形態の車両1はトレーラを牽引するトラクタである。車両1は、後部に、トレーラとの連結に使用する機器を取り付けるための機器の取付構造2を備えている。以下、機器の取付構造について詳細に説明する。
機器の取付構造2は、一対のサイドメンバ3、一対の側部補強部材4、エンドクロスメンバ5、補強部材6(図2参照)、被作動機器、および、作動機器を備えている。本実施形態では、被作動機器はピントルフック8であり、作動機器はパワーチャンバ9である。
一対のサイドメンバ3は、車両1の骨組みの一部をなす部材であり、互いに車幅方向に離間しつつ、車両1の前後方向に延在している。
一対の側部補強部材4は、エンドクロスメンバ5を補強する部材である。
エンドクロスメンバ5は、車両1の骨組みの一部をなす部材の中で車両1の最後端に位置するフレームであり、車幅方向に延在している。エンドクロスメンバ5は、2つの側部補強部材4を介して、左右のサイドメンバ3、3にそれぞれ取り付けられている。
図2は、図1のA-A断面図である。エンドクロスメンバ5は、第1のフランジ51、第2のフランジ52、および、第1の壁部53を備えている。
第1のフランジ51および第2のフランジ52は互いに離間しており、第1の壁部53が、第1のフランジ51と第2のフランジ52とを接続している。第1のフランジ51と第2のフランジ52と第1の壁部53とにより、側面視でコ字形状が形成されている。
第1の壁部53における車両1の後側を向く面がウェブ面であり、ピントルフック8はウェブ面に接するように第1の壁部53に取り付けられている。
補強部材6は、エンドクロスメンバ5を内側から補強する部材である。本実施形態において、補強部材6は、第1のフランジ51および第2のフランジ52の間に位置しつつ第1のフランジ51および第2のフランジ52それぞれに接触している。
図3は、実施形態に係る補強部材6の斜視図である。補強部材6は、2つのフランジ部61、62、壁部63、および、複数の補強壁64を備えている。なお、図3において、補強壁64は、壁部63の裏側に位置しているため、破線で示されている。
フランジ部61は、壁部63の上端から車両1の前側に向かって延在する部位である。フランジ部61には、その前方端の両側が切り取られるように切欠き65が形成されている。フランジ部62は、壁部63の下端から車両1の前側に向かって延在する部位である。壁部63は、2つのフランジ部61、62を接続する部位であり、上下方向に延在している。
複数の補強壁64は、互いに車幅方向に間隔を空けつつ、フランジ部61とフランジ部62との間に、フランジ部61の下面とフランジ部62の上面とに接触するように位置している。補強壁64は、壁部63からフランジ部61、62の前端まで延在している。なお、図3には、補強壁64が2つ示されているが、補強部材6は、補強壁64をいくつ備えていてもよい。
図2の説明に戻る。
ブラケット7は、パワーチャンバ9をエンドクロスメンバ5に対して固定する部品である。ブラケット7は、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51と第2のフランジ52との間に挿入されるようにエンドクロスメンバ5に取り付けられている。
図4は、実施形態に係るブラケット7の斜視図である。
ブラケット7は、第3のフランジ71、第4のフランジ72、および、第2の壁部73を備えている。第3のフランジ71および第4のフランジ72は、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51および第2のフランジ52にそれぞれ取り付けられる部位である。第3のフランジ71および第4のフランジ72は、第2の壁部73の上端および下端から第1の壁部53に向けて延在している(図2参照)。第2の壁部73は、第3のフランジ71と第4のフランジ72とを接続する部位であり、上下方向に延在している。
第3のフランジ71と第4のフランジ72と第2の壁部73とにより、側面視でコ字形状が形成されている。
第3のフランジ71は、フランジ部74、および、2つの取付部75を備えている。フランジ部74は、第4のフランジ72に対向するように位置しており、車幅方向に延在しつつ第2の壁部73の上端から第1の壁部53に向けて延在している。
2つの取付部75は、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51に取り付けられる部位であり、取付部75には取付穴21が形成されている。取付穴21はボルトが挿通される穴である。取付部75は、フランジ部74と比べて車幅方向における寸法が短いので、変形しやすい。この変形は、弾性変形であってもよいし、塑性変形がであってもよい。
2つの取付部75は、車幅方向における第3のフランジ71の両端部にそれぞれ位置しており、フランジ部74の両端部からエンドクロスメンバ5の第1の壁部53に向かって延在している(図2参照)。
第4のフランジ72は、車幅方向において、第3のフランジ71の一端側の取付部75に対応する位置から、他端側の取付部75に対応する位置にかけて延在している。第4のフランジ72には、4つの取付穴21が形成されており、取付部75を有していない。すなわち、第4のフランジ72は、エンドクロスメンバ5の第2のフランジ52に対して、4か箇所においてボルトで固定される。なお、第4のフランジ72の取付穴21の数は、複数個であればいくつでもよい。
図2に示されているように、2つの取付部75は、第4のフランジ72の後端よりもエンドクロスメンバ5の第1の壁部53に近い位置まで延在している。第2の壁部73から第4のフランジ72の後端までの寸法L2は、第2の壁部73からフランジ部74の後端までの寸法L1と同程度である(図4参照)。
第3のフランジ71の上面から第4のフランジ72の下面までの寸法Yは、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51の下面から、第2のフランジ52の上面までの寸法Xよりもわずかに短い。言いかえると、ブラケット7は、寸法Yが寸法Xよりもわずかに短い値となるように製造されている。
第2の壁部73には、パワーチャンバ9の部位が挿通する挿通穴22が形成されている。
次に、図5を参照しつつ、補強部材6とブラケット7との位置関係を説明する。図5は、実施形態に係る機器の取付構造2におけるブラケット7と補強部材6との位置関係を説明するための図である。
ブラケット7の車幅方向における寸法は、補強部材6の車幅方向における寸法よりも長い。また、2つの取付部75は、フランジ部61の車幅方向における両側に位置している。すなわち、フランジ部61の前端よりも、2つの取付部75の後端が、車両1の前後方向において後側に位置している。
図2の説明に戻る。
ピントルフック8は、トレーラに取り付けられているルネットアイを保持する機器である。ピントルフック8は、第1の壁部53に取り付けられている。ピントルフック8は、ピントルフック8の内側に配置されたルネットアイを保持する錠81を備えている。
パワーチャンバ9は、ピントルフック8を作動させる作動機器である。パワーチャンバ9は、ピントルフック8と接続するロッド91を備えている。パワーチャンバ9は、挿通穴22にロッド91が挿入されるようにブラケット7の第2の壁部73に取り付けられている(図2および図4参照)。ロッド91は、接続部品10を介してピントルフック8と接続しており、車両1の前後方向に沿うロッド91の移動動作により、錠81によるルネットアイの固定および固定解除が切り替えられる。
<設計寸法について>
上述したように、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51の下面から、第2のフランジ52の上面までの寸法Xに対して、ブラケット7の第3のフランジ71の上面から第4のフランジ72の下面までの寸法Yが短くなるようにエンドクロスメンバ5およびブラケット7が製造される。
上述したように、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51の下面から、第2のフランジ52の上面までの寸法Xに対して、ブラケット7の第3のフランジ71の上面から第4のフランジ72の下面までの寸法Yが短くなるようにエンドクロスメンバ5およびブラケット7が製造される。
また、製造されるエンドクロスメンバ5の寸法Xに対してブラケット7の寸法Yは、製造時のばらつきがあったとしてもエンドクロスメンバ5の寸法X未満となるように公差が設定される。
これにより、ブラケット7がエンドクロスメンバ5に取り付けられる際に、ブラケット7がエンドクロスメンバ5に挿入できず、ブラケット7が取り付けられないという不都合は生じない。また、エンドクロスメンバ5とブラケット7との間に若干の隙間が生じたとしてもブラケット7がエンドクロスメンバ5とブラケット7と取付時(締結時)に変形することで、この隙間を吸収することができる。
<効果>
エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51および第2のフランジ52との間に、車両1の前後方向における寸法が比較的長い補強部材6が配置されている場合、従来のブラケットを使用して作動機器をエンドクロスメンバ5に取り付けようとしても、当該ブラケットのフランジを第1の壁部53の近くまで挿入できない。すなわち、ブラケットが取り付けられる位置は、車両1の前後方向における両フランジ51、52の前端近傍になってしまう。
エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51および第2のフランジ52との間に、車両1の前後方向における寸法が比較的長い補強部材6が配置されている場合、従来のブラケットを使用して作動機器をエンドクロスメンバ5に取り付けようとしても、当該ブラケットのフランジを第1の壁部53の近くまで挿入できない。すなわち、ブラケットが取り付けられる位置は、車両1の前後方向における両フランジ51、52の前端近傍になってしまう。
よって、ブラケットと両フランジ51、52との取り付けスペース(接触面積)、特に、前後方向の重複長さを十分に確保できないため、ブラケットをエンドクロスメンバ5に強固に取り付けるために必要な軸力が大きくなってしまう。また、ブラケットと両フランジ51、52との間に生じた隙間を解消しきれない場合があり、この場合には、エンドクロスメンバ5に対するブラケットの取付が不安定となることがある。
本実施形態によれば、ブラケット7は、車幅方向において互いに離間しつつエンドクロスメンバ5の第1の壁部53に向かって延在する2つの取付部75を備えている。よって、車両1の前後方向における寸法が比較的長い補強部材6がエンドクロスメンバ5に配置されている場合でも、補強部材6と干渉しないように、取付部75をよりエンドクロスメンバ5の第1の壁部53近くまで挿入することができる。このため、取付部75とエンドクロスメンバ5の第1のフランジ51との前後方向の重複長さを長くすることができる。よって、ブラケット7をエンドクロスメンバ5に強固に取り付けるために必要な軸力を小さくすることができる。
また、製造誤差により上下方向の寸法が短いブラケットが製造された場合であって、従来のブラケットのように、ブラケットと両フランジ51、52との前後方向の重複長さを十分に確保できない場合、ブラケットは、当該ブラケットとエンドクロスメンバ5との間に生じた隙間を吸収することができない。このため、ブラケットをエンドクロスメンバ5に強固に取り付けることができない。
本実施形態によれば、ブラケット7が上述の2つの取付部75を備えている。2つの取付部75は互いに離間しているので、車幅方向の寸法は比較的短い。よって、2つの取付部75は変形しやすい。また、上述したように、取付部75と、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51と前後方向の重複長さを十分に確保できる。
よって、ブラケット7を取り付ける際には、取付部75の変形により、ブラケット7とエンドクロスメンバ5との間に生じた隙間を吸収することができる。このため、ブラケット7を強固にエンドクロスメンバ5に取り付けることができる。
したがって、エンドクロスメンバ5に対して、パワーチャンバ9をより確実にかつ強固に取り付けることができる。
実施形態では、ブラケット7の第3のフランジ71は、2つの取付部75を有しているものの第4のフランジ72は、取付部75を有しておらず、複数の取付穴21を有している。よって、第2のフランジ52に対して第4のフランジ72が複数個所でボルト締結されるので、ブラケット7の強度も確保しつつ、エンドクロスメンバ5に対してブラケット7を取り付けることができる。
取付部75は、第4のフランジ72よりも第1の壁部53に近い位置まで第1の壁部53に向かって延在している。このため、取付時のブラケット7とエンドクロスメンバ5との前後方向の重複長さを十分に確保できる。ひいては、ブラケット7をより強固にかつ確実にエンドクロスメンバ5に取り付けることができる。
第3のフランジ71は、車幅方向に延在しつつ第4のフランジ72に対向するフランジ部74を有する。よって、ブラケット7の強度を確保することができる。
ブラケット7の車幅方向の寸法は、補強部材6の車幅方向の寸法よりも長く、2つの取付部75は、フランジ部74の両端部からエンドクロスメンバ5の第1の壁部53に向かって延在する。よって、ブラケット7とエンドクロスメンバ5との前後方向の重複長さをより長くすることができる。
第3のフランジ71の寸法Yは、エンドクロスメンバ5の寸法Xよりもわずかに短く設定されている。よって、より確実にブラケット7をエンドクロスメンバ5に挿入することができる。
第3のフランジ71と第4のフランジ72と第2の壁部73とにより、コ字形状が形成されているので、ブラケット7の強度を確保できる。ひいては、ブラケット7をエンドクロスメンバ5に挿入するように取り付けることで、エンドクロスメンバ5をより強固に補強することができる。
第1のフランジ51と第2のフランジ52と第1の壁部53とにより、コ字形状が形成されているので、エンドクロスメンバ5の強度が確保される。
コ字形状のブラケット7とコ字形状のエンドクロスメンバ5とを向かい合うように締結することで、エンドクロスメンバ5の強度を強めつつブラケット7をエンドクロスメンバ5に強固に取り付けることができる。この効果は、トレーラを牽引するためのピントルフック8が取り付けられていて、比較的強い力がエンドクロスメンバ5にかかる状況下において、有効である。
補強部材6のフランジ部61には、切欠き65が形成されているので、ブラケット7の取付部75をよりエンドクロスメンバ5の第1の壁部53に近い位置まで挿入することができる。
(変形例)
取付部75は、その後端が、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51の前端よりも後側に位置していればよいものであり、また、ブラケット7の第3のフランジ71は取付部75を3つ以上備えていてもよい。
取付部75は、その後端が、エンドクロスメンバ5の第1のフランジ51の前端よりも後側に位置していればよいものであり、また、ブラケット7の第3のフランジ71は取付部75を3つ以上備えていてもよい。
取付部75は、必ずしも第3のフランジ71の車幅方向における両端部に位置していなくてもよい。補強部材6と干渉せずに取付部75の後端が第1のフランジ51の前端よりも後側に位置するようにブラケット7がエンドクロスメンバ5に挿入できるのであれば、取付部75は、車幅方向においてどの位置に位置していてもよい。
第3のフランジ71は、フランジ部74を備えていなくてもよく、取付部75が第2の壁部73から直接エンドクロスメンバ5の第1の壁部53に向けて延在していてもよい。
また、第3のフランジ71に替えて第4のフランジ72が、複数の取付部75を備えていてもよいし、第3のフランジ71および第4のフランジ72の両方が、複数の取付部75を備えていてもよい。
作動機器と被作動機器は、パワーチャンバ9とピントルフック8に限られない。被作動機器がピントルフック8ではない場合、当該被作動機器の取り付け先は、エンドクロスメンバ5でなくてもよい。すなわち、機器の取付構造2は、車両1の骨組みの一部をなす何らかのフレームを備えていればよい。本開示は、車両のフレームに対してブラケットを介して機器を取りつける取付構造であれば適用できる。
本開示の車両1は、トレーラを牽引するトラクタにかぎらず、貨物を牽引する貨物列車であってもよい。
上述した実施形態は、本開示を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本開示の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本開示はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
本開示は、車両のフレームに対して機器がブラケットを介して取り付けられている取付構造および車両に好適に適用し得る。
1 車両
2 機器の取付構造
3 サイドメンバ
4 側部補強部材
5 エンドクロスメンバ
51 第1のフランジ
52 第2のフランジ
53 第1の壁部
6 補強部材
61 フランジ部
62 フランジ部
63 壁部
64 補強壁
65 切欠き
7 ブラケット
71 第3のフランジ
72 第4のフランジ
73 第2の壁部
74 フランジ部
75 取付部
8 ピントルフック
81 錠
9 パワーチャンバ
91 ロッド
10 接続部品
21 取付穴
22 挿通穴
2 機器の取付構造
3 サイドメンバ
4 側部補強部材
5 エンドクロスメンバ
51 第1のフランジ
52 第2のフランジ
53 第1の壁部
6 補強部材
61 フランジ部
62 フランジ部
63 壁部
64 補強壁
65 切欠き
7 ブラケット
71 第3のフランジ
72 第4のフランジ
73 第2の壁部
74 フランジ部
75 取付部
8 ピントルフック
81 錠
9 パワーチャンバ
91 ロッド
10 接続部品
21 取付穴
22 挿通穴
Claims (12)
- 互いに離間して配置される第1のフランジおよび第2のフランジと、前記第1のフランジと前記第2のフランジとを接続する第1の壁部とを有し、車幅方向に延在するフレームと、
前記第1のフランジと前記第2のフランジとの間において、前記第1のフランジおよび前記第2のフランジにそれぞれ取り付けられる第3のフランジおよび第4のフランジと、機器が取り付けられる部位であって前記第3のフランジと前記第4のフランジとを接続する第2の壁部と、を有するブラケットと、
を備え、
前記第3のフランジおよび前記第4のフランジの少なくとも一方は、前記車幅方向において互いに離間しつつ前記第1の壁部に向かって延在する複数の取付部を有する、
機器の取付構造。 - 前記第3のフランジは、前記複数の取付部を有しており、
前記第4のフランジは、前記取付部を有していない、
請求項1に記載の機器の取付構造。 - 前記第4のフランジは、前記車幅方向において、前記第3のフランジの前記複数の取付部のうちの一端側の取付部に対応する位置から、前記複数の取付部のうちの他端側の取付部に対応する位置にかけて延在している、
請求項2に記載の機器の取付構造。 - 前記複数の取付部は、前記第4のフランジよりも前記第1の壁部に近い位置まで前記第1の壁部に向かって延在している、
請求項3に記載の機器の取付構造。 - 前記第3のフランジは、前記車幅方向に延在しつつ前記第4のフランジに対向するように位置するフランジ部をさらに有し、
前記複数の取付部は、前記フランジ部から前記第1の壁部に向かって延在する、
請求項3または4のいずれか一項に記載の機器の取付構造。 - 前記第3のフランジは、2つの前記取付部を有しており、
前記2つの取付部は、前記車幅方向における前記フランジ部の両端部から前記第1の壁部に向かって延在する、
請求項5に記載の機器の取付構造。 - 前記第1のフランジおよび前記第2のフランジの間に位置しつつ前記第1のフランジおよび前記第2のフランジそれぞれに接触する補強部材をさらに備え、
前記第3のフランジは、2つの前記取付部を有しており、
前記2つの取付部は、前記車幅方向における前記補強部材の両側に位置する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の機器の取付構造。 - 前記第3のフランジにおける前記第1のフランジに対向する面から、前記第4のフランジにおける前記第2のフランジに対向する面までの寸法は、前記第1のフランジにおける前記第2のフランジに対向する面から、前記第2のフランジにおける前記第1のフランジに対向する面までの寸法よりも短い、
請求項1から7のいずれか一項に記載の機器の取付構造。 - 前記第1のフランジと前記第2のフランジと前記第1の壁部とにより、コ字形状が形成されている、
請求項1から8のいずれか一項に記載の機器の取付構造。 - 前記第3のフランジと前記第4のフランジと前記第2の壁部とにより、コ字形状が形成されている、
請求項1から9のいずれか一項に記載の機器の取付構造。 - 前記フレームに取り付けられているフックと、
前記第2の壁部に取り付けられ、かつ、前記フックを作動させる作動機器と、
をさらに備える、
請求項1から10のいずれか一項に記載の機器の取付構造。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の機器の取付構造を備える車両。
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