JP7259812B2 - 回路制御装置 - Google Patents

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Description

本開示は、回路制御装置に関する。
従来から、車両に設けられた負荷に対して電流を供給する回路を制御する回路制御装置が実用化されている。回路制御装置は、例えば、リレー回路を用いて電源から負荷への給電を制御する。ここで、回路が複雑化するのを抑制する技術が求められている。
そこで、例えば、特許文献1には、負荷駆動回路のうちの少なくとも一部の部品点数を削減できる負荷駆動装置が開示されている。この負荷駆動装置は、一方の負荷を作動させるために用いる部品を、他方の負荷を作動させるために用いる部品と共通化するため、回路が複雑化するのを抑制することができる。
特開2019-192430号公報
しかしながら、特許文献1の装置は、ソレノイドへの通電を切り換える制御部が複数のソレノイドの下流側に配置されているため、複数のソレノイドの抵抗値に応じた大きな電流が制御部に流れて、制御部に不具合が生じるおそれがある。
本開示は、制御部に不具合が生じるのを抑制する回路制御装置を提供することを目的とする。
本開示に係る回路制御装置は、車両の電源が一方の接点に接続されたメインリレースイッチと、メインリレースイッチに対して並列に接続されたメインリレーコイルとを有し、メインリレーコイルの通電によりメインリレースイッチの接続状態が切り換えられるメインリレー回路と、電源と負荷との間にメインリレー回路に対して並列に接続されたサブリレースイッチと、メインリレースイッチの他方の接点に接続されたサブリレーコイルとを有し、サブリレーコイルの通電によりサブリレースイッチの接続状態が切り換えられるサブリレー回路と、メインリレーコイルの下流側に接続されてメインリレーコイルへの通電を制御することにより、メインリレースイッチおよびサブリレースイッチを切り換えて、負荷に対する電源からの給電を制御する制御部とを備え、サブリレー回路は、複数の負荷がそれぞれ対応して接続された複数のサブリレー回路からなり、複数のサブリレー回路は、それぞれ、電源と対応する負荷との間にメインリレー回路に対して並列に接続されたサブリレースイッチと、メインリレースイッチの他方の接点に接続されたサブリレーコイルとを有し、サブリレーコイルの通電によりサブリレースイッチの接続状態が切り換えられ、複数のサブリレー回路のサブリレーコイルは、メインリレースイッチの他方の接点に互いに並列に接続されるものである。
本開示によれば、制御部に不具合が生じるのを抑制することが可能となる。
本開示の一実施の形態に係る回路制御装置を備えた車両の構成を示す図である。 少ない負荷に対して配置される回路制御装置の構成の一例を示す図である。 従来の回路制御装置の構成の一例を示す図である。
以下、本開示に係る実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に、本開示の実施の形態に係る回路制御装置を備えた車両の構成を示す。車両は、電源1と、複数の負荷2a~2fと、回路制御装置3とを有する。車両は、例えば、電気モータを駆動して走行する電気自動車およびハイブリッド自動車などの電動駆動自動車から構成することができる。また、車両としては、例えば、トラックなどの商用車が挙げられる。
電源1は、車両に設けられた複数の負荷2a~2fに電力を供給するもので、回路制御装置3を介して複数の負荷2a~2fに接続されている。
負荷2a~2fは、電源1から供給される電力により駆動する電子機器であり、回路制御装置3と接地点との間に互いに並列に接続されている。負荷2a~2fとしては、例えば、車両においてほぼ同時に起動される電子機器、すなわち互いに関連して作動する電子機器が挙げられる。
回路制御装置3は、メインリレー回路4と、整流子5と、3つのサブリレー回路6,7および8と、制御部9とを有する。
メインリレー回路4は、メインリレースイッチ4aと、メインリレーコイル4bと、メインリレー抵抗4cとを有する。
メインリレースイッチ4aは、電源1とサブリレー回路6~8との間に配置されており、一方の接点を構成する可動接点4a1と、他方の接点を構成する固定接点4a2および4a3とを有する。可動接点4a1は、電源1が接続される一方、固定接点4a3に切り換え可能に固定接点4a2に接続されている。固定接点4a2は、非導通状態に設けられている。固定接点4a3は、サブリレー回路6~8に接続されている。これにより、メインリレースイッチ4aは、可動接点4a1が固定接点4a2に接続された場合には、電源1がサブリレー回路6~8に接続されないオフ状態となる。また、メインリレースイッチ4aは、可動接点4a1が固定接点4a3に接続された場合には、電源1をサブリレー回路6~8に接続するオン状態となる。
メインリレーコイル4bは、メインリレースイッチ4aに対して並列に接続され、通電によりメインリレースイッチ4aの接続状態をオフ状態からオン状態に切り換える、すなわち可動接点4a1の接続を固定接点4a2から固定接点4a3に切り換える。
メインリレー抵抗4cは、メインリレーコイル4bに並列に接続され、メインリレーコイル4bへの通電が停止された場合にメインリレーコイル4bに持続的に流れる電流を消費する。
整流子5は、メインリレーコイル4bに対して並列に接続され、メインリレーコイル4bの下流側から上流側に向かって電流を流すように配置されている。整流子5は、例えば、ダイオードから構成することができる。
サブリレー回路6~8は、それぞれ、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aと、サブリレーコイル6b,7bおよび8bと、サブリレー抵抗6c,7cおよび8cとを有する。サブリレースイッチ6a,7aおよび8aが互いに並列に接続されると共に、サブリレーコイル6b,7bおよび8bが互いに並列に接続されている。
サブリレースイッチ6aは、電源1と対応する負荷2aおよび2bとの間にメインリレー回路4に対して並列に接続され、一方の接点を構成する可動接点6a1と、他方の接点を構成する固定接点6a2および6a3とを有する。可動接点6a1は、電源1が接続される一方、固定接点6a3に切り換え可能に固定接点6a2に接続されている。固定接点6a2は、非導通状態に設けられている。固定接点6a3は、対応する負荷2aおよび2bに接続されている。これにより、サブリレースイッチ6aは、可動接点6a1が固定接点6a2に接続された場合には、電源1が負荷2aおよび2bに接続されないオフ状態となる。また、サブリレースイッチ6aは、可動接点6a1が固定接点6a3に接続された場合には、電源1を負荷2aおよび2bに接続するオン状態となる。
サブリレーコイル6bは、メインリレースイッチ4aの他方の接点を構成する固定接点4a3と接地点との間に接続され、通電によりサブリレースイッチ6aの接続状態をオフ状態からオン状態に切り換える、すなわち可動接点6a1の接続を固定接点6a2から固定接点6a3に切り換える。
サブリレー抵抗6cは、サブリレーコイル6bに並列に接続され、サブリレーコイル6bへの通電が停止された場合にサブリレーコイル6bに持続的に流れる電流を消費する。
同様に、サブリレースイッチ7aは、電源1と対応する負荷2cおよび2dとの間にメインリレー回路4に対して並列に接続され、一方の接点を構成する可動接点7a1と、他方の接点を構成する固定接点7a2および7a3とを有する。可動接点7a1は、電源1が接続される一方、固定接点7a3に切り換え可能に固定接点7a2に接続されている。固定接点7a2は、非導通状態に設けられている。固定接点7a3は、対応する負荷2cおよび2dに接続されている。これにより、サブリレースイッチ7aは、可動接点7a1が固定接点7a2に接続された場合には、電源1が負荷2cおよび2dに接続されないオフ状態となる。また、サブリレースイッチ7aは、可動接点7a1が固定接点7a3に接続された場合には、電源1を負荷2cおよび2dに接続するオン状態となる。
サブリレーコイル7bは、メインリレースイッチ4aの他方の接点を構成する固定接点4a3と接地点との間に接続され、通電によりサブリレースイッチ7aの接続状態をオフ状態からオン状態に切り換える、すなわち可動接点7a1の接続を固定接点7a2から固定接点7a3に切り換える。
サブリレー抵抗7cは、サブリレーコイル7bに並列に接続され、サブリレーコイル7bへの通電が停止された場合にサブリレーコイル7bに持続的に流れる電流を消費する。
同様に、サブリレースイッチ8aは、電源1と対応する負荷2eおよび2fとの間にメインリレー回路4に対して並列に接続され、一方の接点を構成する可動接点8a1と、他方の接点を構成する固定接点8a2および8a3とを有する。可動接点8a1は、電源1が接続される一方、固定接点8a3に切り換え可能に固定接点8a2に接続されている。固定接点8a2は、非導通状態に設けられている。固定接点8a3は、対応する負荷2eおよび2fに接続されている。これにより、サブリレースイッチ8aは、可動接点8a1が固定接点8a2に接続された場合には、電源1が負荷2eおよび2fに接続されないオフ状態となる。また、サブリレースイッチ8aは、可動接点8a1が固定接点8a3に接続された場合には、電源1を負荷2eおよび2fに接続するオン状態となる。
サブリレーコイル8bは、メインリレースイッチ4aの他方の接点を構成する固定接点4a3と接地点との間に接続され、通電によりサブリレースイッチ8aの接続状態をオフ状態からオン状態に切り換える、すなわち可動接点8a1の接続を固定接点8a2から固定接点8a3に切り換える。
サブリレー抵抗8cは、サブリレーコイル8bに並列に接続され、サブリレーコイル8bへの通電が停止された場合にサブリレーコイル8bに持続的に流れる電流を消費する。
制御部9は、メインリレーコイル4bと接地点との間に接続、すなわちメインリレーコイル4bの下流側に接続され、メインリレーコイル4bへの通電を制御する。制御部9は、例えば、トランジスタなどの電気的な制御スイッチでメインリレーコイル4bへの通電を切り換えるように構成することができる。制御部9が、メインリレーコイル4bへの通電を制御することにより、メインリレースイッチ4a、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aが切り換えられて、負荷2a~2fに対する電源1からの給電が制御される。制御部9は、例えば、エンジンコントロールユニット(ECU)から構成することができる。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
まず、図1に示す制御部9に対して、負荷2a~2fの起動を指示する起動信号が入力される。この制御信号は、例えば、車両を運転する運転者が、図示しない操作部を操作することにより生成することができる。制御部9は、起動信号が入力されると、メインリレーコイル4bに電流を流すように、図示しない制御スイッチをオン状態とする。
これにより、メインリレーコイル4bに通電され、メインリレースイッチ4aが、可動接点4a1の接続を固定接点4a2から固定接点4a3に切り換えてオン状態とする。そして、オン状態とされたメインリレースイッチ4aを介して、電源1からサブリレーコイル6b,7bおよび8bに電流が供給される。このサブリレーコイル6b,7bおよび8bの通電により、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aが、可動接点6a1,7a1および8a1の接続を固定接点6a2,7a2および8a2から固定接点6a3,7a3および8a3にそれぞれ切り換えてオン状態となる。
そして、オン状態とされたサブリレースイッチ6a,7aおよび8aを介して、電源1から負荷2a~2fに給電されることにより、負荷2a~2fをほぼ同時に起動させることができる。
ここで、メインリレー回路4およびサブリレー回路6~8の許容電流値を12A、制御部9の許容電流値を1Aとする。
このとき、例えば、ガソリンおよびディーゼルなどで駆動する車両では、一般的に、電力で駆動される負荷の数が少ないため、図2に示すように、電源1と負荷2aおよび2bとの間に1つのリレー回路21を配置するだけで、許容電流値を超えることなく、電源1から負荷2aおよび2bへの給電を制御することができる。
ここで、リレー回路21は、リレースイッチ22と、リレーコイル23と、リレー抵抗24とを有する。リレースイッチ22は、電源1が接続された可動接点と、非導通状態に設けられた一方の固定接点と、負荷2aおよび2bに接続された他方の固定接点とを有する。また、リレーコイル23は、リレースイッチ22に対して並列に接続され、通電により可動接点の接続を一方の固定接点から他方の固定接点に切り換えてリレースイッチ22をオン状態とする。
また、制御部25が、リレーコイル23の下流側に接続され、リレーコイル23への通電を制御する。
また、整流子26が、リレーコイル23に対して並列に接続され、リレーコイル23の下流側から上流側に向かって電流を流すように配置されている。
このような構成により、負荷2aおよび2bの定格電流値がそれぞれ5Aとすると、リレースイッチ22にはリレー回路21の許容電流値以下の10Aの電流が流れることになる。また、1つのリレーコイル23の抵抗値に応じて流れる電流値が1Aとすると、制御部25には許容電流値以下の1Aの電流が流れることになる。このように、負荷2aおよび2bの数が少ない場合には、制御部25は、許容電流値を超えることなく、電源1から負荷2aおよび2bへの給電を制御することができる。
しかしながら、例えば、電気自動車およびハイブリッド自動車などの電動駆動自動車では、電源1に多くの負荷2a~2fが接続される場合がある。この場合に、例えば、1つのリレー回路21のリレースイッチ22に6つの負荷2a~2fを接続すると、リレースイッチ22を流れる電流が30Aとなり、リレー回路21の許容電流値を大きく超えてリレー回路21に不具合が生じるおそれがある。
このとき、例えば図3に示すように、負荷2a~2fに対応して3つのリレー回路21a~21cを配置することで、リレー回路21a~21cに流れる電流を許容電流値12A以下に抑えることが考えられる。
具体的には、電源1に対してリレー回路21a~21cを並列に接続する。そして、リレー回路21aのリレースイッチ22aに負荷2aおよび2bを対応して接続すると共に、リレー回路21bのリレースイッチ22bに負荷2cおよび2dを対応して接続し、さらにリレー回路21cのリレースイッチ22cに負荷2eおよび2fを対応して接続する。これにより、リレー回路21a~21cには、それぞれ、2つの負荷に応じた10Aの電流が流れることになり、その電流値を許容電流値12A以下に抑えることができる。
しかしながら、負荷2a~2fへの給電を制御する制御部25が、3つのリレーコイル23a~23cの下流側に接続される。このため、制御部25には、3つのリレーコイル23a~23cの抵抗値に応じた3Aの電流が流れることになり、その電流が制御部25の許容電流値1Aを超えるため、制御部25に不具合が生じるおそれがある。
このとき、制御部25に流れる電流を許容電流値以下に抑制するために、制御部25に接続ポートを設けて電流を分散させると、制御部25の構成が複雑化するおそれがある。また、許容電流値が3A以上の制御部25を配置した場合も、制御部25の構成が複雑化すると共にコストが増加するおそれがある。
また、整流子26a~26cが、リレー回路21a~21cにそれぞれ対応して配置されるため、その数が増加して回路構成を複雑化するおそれがある。さらに、整流子26a~26cは、ハーネスなどを介して接続されるため、コストが増加するおそれもある。
そこで、図1に示すように、メインリレー回路4を配置し、メインリレーコイル4bの下流側に制御部9を接続した。これにより、制御部9には、1つのメインリレーコイル4bの抵抗値に応じた1Aの電流が流れることになり、その電流が制御部9の許容電流値1A以下に抑えられるため、制御部9の不具合を抑制することができる。
また、メインリレースイッチ4aの固定接点4a3に3つのサブリレーコイル6b,7bおよび8bを接続することにより、上記のように、メインリレースイッチ4aがオン状態に切り換えられるのに伴って、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aもオン状態に切り換えられる。このとき、メインリレースイッチ4aには3つのサブリレーコイル6b,7bおよび8bの抵抗値に応じた3Aが流れるため、その電流をメインリレー回路4の許容電流値12A以下に抑えることができ、メインリレー回路4の不具合を抑制することができる。
また、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aがオン状態に切り換えられることにより、負荷2a~2fがほぼ同時に起動される。このとき、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aには、それぞれ、対応する2つの負荷のみが接続されているため、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aに流れる電流を許容電流値12A以下の10Aに抑えることができ、サブリレー回路6~8の不具合を抑制することができる。
このようにして、負荷2a~2fは、制御部9の制御に応じて起動されると、例えば運転者による車両の操作に応じて作動される。そして、負荷2a~2fの作動停止を指示する停止信号が制御部9に入力されると、制御部9は、メインリレーコイル4bへの通電を停止するように、図示しない制御スイッチをオフ状態とする。これにより、メインリレースイッチ4aが、可動接点4a1の接続を固定接点4a3から固定接点4a2に切り換えてオフ状態となる。
このとき、メインリレー回路4にサージ電流が生じるおそれがあるが、メインリレーコイル4bと並行に、メインリレーコイル4bの下流側から上流側に向かって電流を流すように整流子5が配置されているため、サージ電流が制御部9に流れることを抑制することができる。
そして、メインリレースイッチ4aがオフ状態とされることによりサブリレーコイル6b,7bおよび8bへの通電が停止され、サブリレースイッチ6a,7aおよび8aもオフ状態に切り換えられる。これにより、電源1から負荷2a~2fへの給電を一度に停止することができる。
このとき、制御部9は、メインリレー回路4のみに接続されて、サブリレー回路6~8には接続されていないため、サブリレー回路6~8に整流子を配置することなく、サブリレー回路6~8で生じたサージ電流が制御部9に流れることを抑制することができる。
本実施の形態によれば、制御部9がメインリレーコイル4bの下流側に接続され、サブリレーコイル6b,7bおよび8bがメインリレースイッチ4aの下流側に接続されると共にサブリレースイッチ6a,7aおよび8aの下流側に対応する負荷が接続されている。これにより、サブリレー回路6~8に流れる電流を許容電流値12A以下に抑制しつつ、制御部9に流れる電流を許容電流値1A以下に抑えることができ、制御部9に不具合が生じるのを抑制することができる。
なお、上記の実施の形態では、3つのサブリレー回路6~8が配置されたが、負荷の数に応じてサブリレー回路を配置することができ、これに限られるものではない。例えば、車両に2つの負荷2aおよび2bが配置される場合には、1つのサブリレー回路6を配置してもよい。
また、上記の実施の形態では、制御部9は、電気的な制御スイッチによりメインリレーコイル4bへの通電を制御したが、メインリレーコイル4bへの通電を制御できればよく、これに限られるものではない。例えば、制御部9は、メインリレーコイル4bへの通電を機械的に切り換える制御スイッチを配置し、その制御スイッチを切り換えることにより、メインリレーコイル4bへの通電を制御することができる。
また、上記の実施の形態では、メインリレー回路4は、サブリレー回路6~8と同じ許容電流値12Aを有するように構成されたが、サブリレー回路6より低い許容電流値を有するように構成することもできる。すなわち、メインリレー回路4は、サブリレー回路6~8より低く且つサブリレーコイル6b,7bおよび8bの抵抗値に応じて流れる電流3A以上の許容電流値を有するように構成することができる。
その他、上記の実施の形態は、何れも本発明の実施をするにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。例えば、上記の実施の形態で説明した各部の形状や個数などについての開示はあくまで例示であり、適宜変更して実施することができる。
本開示に係る回路制御装置は、負荷に対する電源からの給電を制御する装置に利用できる。
1 電源
2a,2b,2c,2d,2e,2f 負荷
3 回路制御装置
4 メインリレー回路
4a メインリレースイッチ
4a1 可動接点
4a2,4a3 固定接点
4b メインリレーコイル
4c メインリレー抵抗
5,26,26a,26b,26c 整流子
6,7,8 サブリレー回路
6a,7a,8a サブリレースイッチ
6a1,7a1,8a1 可動接点
6a2,7a2,8a2,6a3,7a3,8a3 固定接点
6b,7b,8b サブリレーコイル
6c,7c,8c サブリレー抵抗
21,21a,21b,21c リレー回路
22,22a,22b,22c リレースイッチ
23,23a,23b,23c リレーコイル
24,24a,24b,24c リレー抵抗
9,25 制御部

Claims (3)

  1. 車両の電源が一方の接点に接続されたメインリレースイッチと、前記メインリレースイッチに対して並列に接続されたメインリレーコイルとを有し、前記メインリレーコイルの通電により前記メインリレースイッチの接続状態が切り換えられるメインリレー回路と、
    前記電源と負荷との間に前記メインリレー回路に対して並列に接続されたサブリレースイッチと、前記メインリレースイッチの他方の接点に接続されたサブリレーコイルとを有し、前記サブリレーコイルの通電により前記サブリレースイッチの接続状態が切り換えられるサブリレー回路と、
    前記メインリレーコイルの下流側に接続されて前記メインリレーコイルへの通電を制御することにより、前記メインリレースイッチおよび前記サブリレースイッチを切り換えて、前記負荷に対する前記電源からの給電を制御する制御部とを備え
    前記サブリレー回路は、複数の負荷がそれぞれ対応して接続された複数のサブリレー回路からなり、
    前記複数のサブリレー回路は、それぞれ、前記電源と対応する負荷との間に前記メインリレー回路に対して並列に接続されたサブリレースイッチと、前記メインリレースイッチの他方の接点に接続されたサブリレーコイルとを有し、前記サブリレーコイルの通電により前記サブリレースイッチの接続状態が切り換えられ、
    前記複数のサブリレー回路の前記サブリレーコイルは、前記メインリレースイッチの他方の接点に互いに並列に接続される回路制御装置。
  2. 前記複数のサブリレー回路の前記サブリレーコイルは、前記メインリレー回路の許容電流値に応じた抵抗値を有する請求項1に記載の回路制御装置。
  3. 前記メインリレーコイルに対して並列に接続され、前記メインリレーコイルの下流側から上流側に向かって電流を流すように配置された整流子をさらに有する請求項1または2に記載の回路制御装置。
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