JP7259371B2 - 回路装置および電子機器 - Google Patents

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    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

本発明は、例えば回路装置および電子機器に関する。
従来より、USB(Universal Serial Bus)を用いてデータ転送を制御する技術としては、例えば特許文献1に記載された技術が知られている。USBを用いてデータ転送する場合に、制御側のホスト装置と被制御側のデバイス装置との間に回路装置が設けられる場合がある。
特開2007-73036号公報
しかしながら、デバイス装置が切断後、当該デバイス装置が再接続されると、当該デバイス装置がFS_IDLEと呼ばれる状態となり、この状態を回路装置は、テスト信号が送出されたと誤判定してしまう可能性があった。
本発明の一態様に係る回路装置は、USB規格の第1バスが接続される第1物理層回路と、前記USB規格の第2バスが接続される第2物理層回路と、前記第1バスと前記第2バスとの間の接続をオンまたはオフにするバススイッチ回路と、前記第1バスから前記第1物理層回路を介して受信したパケットを、前記第2物理層回路を介して前記第2バスに送信し、前記第2バスから前記第2物理層回路を介して受信したパケットを、前記第1物理層回路を介して前記第1バスに送信する転送処理を、前記バススイッチ回路がオフしている期間において実行する処理回路と、前記第1バスと前記第2バスとをモニターするバスモニター回路と、を有し、前記第1物理層回路は、前記第1バスでのデバイス切断を検出する第1切断検出回路を含み、前記バスモニター回路は、前記第1バスにテスト信号が出力されたか否かを検出する第1テスト信号検出回路を含み、前記第1切断検出回路による前記デバイス切断の検出が無効化されたとき、前記第1テスト信号検出回路による前記テスト信号の検出が無効化される。
実施形態に係る回路装置と他の装置との接続を示す図である。 回路装置における要部構成と他の装置との接続を示す図である。 回路装置の構成を示す図である。 回路装置の動作例を示す図である。 回路装置と他の装置とにおける転送経路を示す図である。 回路装置と他の装置とにおける転送経路を示す図である。 比較例に係る回路装置の構成を示す図である。 回路装置における接続の一例を示す図である。 比較例に係る回路装置の動作例を示す図である。 回路装置における接続の一例を示す図である。 比較例に係る回路装置の動作例を示す図である。 回路装置における接続の一例を示す図である。 比較例に係る回路装置の動作例を示す図である。 比較例に係る回路装置の動作例を示す図である。 実施形態に係る回路装置を適用した電子機器の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る回路装置について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る回路装置10aとホスト装置2とデバイス装置4との接続を示す図である。
この図に示されるように、回路装置10aには、ホスト装置2がバスBS1を介して接続され、デバイス装置4がバスBS2を介して接続される。ここで、回路装置10aは、ホスト装置2とデバイス装置4との間でUSB中継器として機能する。
デバイス装置4とは、具体的には、例えばメモリーカードや、ブルートゥース(登録商標)機器、DSRC(Dedicated Short Range Communications)などであり、ホスト装置2によって制御される装置をいう。バスBS1、BS2は、差動で伝送する信号DP、DMなどの信号線を含むUSB規格のバスである。
なお、バスBS1は第1バスの一例であり、バスBS2は第2バスの一例である。バスBS1、BS2には、電源VBUS、GNDの信号線を含むことができる。また、本実施形態はこのような接続に限定されない。
図2は、回路装置10aの概略構成を示すブロック図である。図2において、回路装置10aは、物理層回路11、12と、処理回路20と、バスモニター回路30と、バススイッチ回路40とを含む。
なお、物理層回路11は第1物理層回路の一例であり、物理層回路12は第2物理層回路の一例である。また、図2において、物理層回路11には、物理層回路12と区別するために「1」が付されている。同様に、物理層回路12には、物理層回路11と区別するために「2」が付されている。
物理層回路11にはバスBS1が接続され、物理層回路12にはバスBS2が接続される。物理層回路11、12は、物理層のアナログ回路により構成される。物理層のアナログ回路とは、例えば送信回路、受信回路、各種の検出回路、プルアップ抵抗などである。
バスモニター回路30は、物理層回路11から出力される信号に基づいてバスBS1をモニターし、物理層回路12から出力される信号に基づいてバスBS2をモニターして、当該モニター結果に基づいて信号Swcをバススイッチ回路40に出力する。
バススイッチ回路40は、信号Swcにしたがって、バスBS1およびBS2の間においてオンまたはオフにする。詳細には、バススイッチ回路40は、信号SwcがHレベルであればオンし、信号SwcがLレベルであればオフする。
また、バスモニター回路30は、バスBS1およびバスBS2のモニター結果に基づいて動作モードを決定する。動作モードは、USB規格におけるHS(High Speed)モードと、FS(Full Speed)モードとであり、バスモニター回路30は、決定した動作モードを後述する信号Modで通知する。
また、バスモニター回路30は、バスBS1およびバスBS2のモニター結果に基づいて、HSモードが不可能であると判定したら、信号SwcをHレベルにして、バススイッチ回路40をオンにさせる。バススイッチ回路40がオンであれば、図5に示されるように、ホスト装置2とデバイス装置4との間において、パケット等が処理回路20をバイパスする経路TR1にて転送される。
バスモニター回路30は、バスBS1およびバスBS2のモニター結果に基づいて、HSモードが可能であると判定したら、信号SwcをLレベルにして、バススイッチ回路40をオフにさせる。バススイッチ回路40がオフであれば、図6に示されるように、ホスト装置2とデバイス装置4との間において、パケット等が処理回路20を経由する経路TR2にて転送される。
処理回路20は、転送処理などの各種の処理を実行する回路であり、ゲートアレイなどのロジック回路などにより構成される。なお、処理回路20をCPU、MPU等のプロセッサーにより構成してもよい。
処理回路20は、詳細には、バスBS1の物理層回路11を介して受信したパケットを、物理層回路12を介してバスBS2に送信し、また、バスBS2から物理層回路12を介して受信したパケットを、物理層回路11を介してバスBS1に送信する。処理回路20は、転送処理の際において、パケットのビットの再同期化などの処理も実行する。
なお、処理回路20は、転送処理等を、バススイッチ回路40がオフしている期間の一部または全部においてパケットのフォーマットを変更することなく実行する。
図3は、回路装置10aの構成についてより詳細に示す図である。図3において、バスモニター回路30は、タイマー301、テスト信号検出回路302および302を含む。また、物理層回路11は、SOF検出回路111、パケット出力回路112、テスト信号出力回路113および切断検出回路114を含む。物理層回路12についても、物理層回路11と同様に、SOF検出回路121、パケット出力回路122、テスト信号出力回路123および切断検出回路124を含む。
なお、図3において、物理層回路11に設けられる要素には、物理層回路12に設けられる要素と区別するために「1」が付されている。同様に、物理層回路12には、物理層回路11に設けられる要素と区別するために「2」が付されている。
パケット出力回路112は、HSモードである場合に、バスBS2に供給されたパケットを、処理回路20を介して反対側のバスBS1に出力するために用いられる。パケット出力回路122は、HSモードである場合に、バスBS1に供給されたパケットを、処理回路20を介して反対側のバスBS2に出力するために用いられる。
なお、この例ではパケットの振幅レベルが任意の範囲で増幅可能となっている。
USB規格で転送される信号のデータは、「フレーム」を単位として構成され、さらに、この「フレーム」は、SOF(Start of Frame)と呼ばれるパケットに続く複数の「トランザクション」から構成される。「トランザクション」は、有意のデータの送受信が完了する単位であり、複数のパケットから構成される。パケットは、USB規格で転送されるデータの最小単位であり、SOFを含むいくつかの種類に分けられる。
パケットには、PID(Packet IDentifier)が含まれ、PIDは、当該パケットの種類を示す。あるパケットがSOFであるか否かは、当該パケットに含まれるPIDによって特定される。また、EOP(End Of Packet)は、パケットの終端部であることを示す。なお、SOFのEOPでは、差動信号を構成する信号DP、DMの振幅レベルが所定の時間にわたって固定化されるので、このEOPの振幅レベルを、しきい値としての切断検出レベルと比較することで、デバイス切断を検出することができる。
USBでは、ホスト装置やデバイス装置にも同様な物理層回路が設けられている。特に図示しないが、デバイス装置等の物理層回路では、終端抵抗が設けられており、例えばデバイス装置4が切断されると、回路装置10aからは、デバイス装置4の終端抵抗が取り外されるので、信号DP、DMの信号振幅が大きくなる。このため、信号DP、DMの振幅レベルが切断検出レベルを超えた場合に、デバイス切断であると検出することができる。
SOF検出回路111は、バスモニター回路30から出力される信号Modで示される動作モードがFSモードからHSモードに切り替わると、イネーブル状態、すなわち動作状態になる。また、SOF検出回路111は、バスBS1のパケットに含まれるPIDを逐一解析し、この解析において、SOFを検出すると、当該検出した旨を検出信号S_det1によって、バスモニター回路30および切断検出回路124に通知する。
SOF検出回路121についても同様に、動作モードがHSモードに切り替わると、イネーブル状態になり、バスBS2に供給されるパケットにおいて、SOFを検出すると、当該SOFを検出した旨を検出信号S_det2によって、バスモニター回路30および切断検出回路114に通知する。
これにより、バスモニター回路30は、ホスト装置2が、バスBS1、BS2のどちらに接続されているかを認識することができる。図1の接続例では、ホスト装置2が、バスBS1に接続されていると認識される。
バスモニター回路30は、検出信号S_det1をクロックに同期させて切断検出回路124に供給し、検出信号S_det2をクロックに同期させて切断検出回路114に供給する構成となっている。なお、この構成において、切断検出回路114、124のうち、SOFが検出されていない方の切断検出回路が原則として動作状態になる。図1の接続例では、ホスト装置2が、バスBS1に接続されているので、SOFが検出されない方とは、バスBS2に対応する切断検出回路124である。したがって、図1の接続例において、HSモードであれば、切断検出回路124が原則として動作状態になる。
切断検出回路114は、動作状態において、バスBS1に出力されるSOFのEOPの振幅レベルを検出する。切断検出回路114は、EOPの振幅レベルが切断検出レベルを超えていれば、バスBS1に接続されていた装置が切断されたと判定し、検出信号HC_det1をHレベルで出力する。
なお、切断検出回路114は、外部から端子N1を介して供給される切断検出無効信号Cd_iv1がHレベルである場合、例外として無効状態、例えば停止状態となる。
切断検出回路124についても、同様に動作状態において、バスBS2に出力されるSOPのEOPの振幅レベルを検出して、バスBS2に接続された装置が切断されたか否かを判定し、切断された判定すれば、検出信号HC_det2をHレベルで出力する。
なお、切断検出回路124は、外部から端子N2を介して供給される切断検出無効信号Cd_iv2がHレベルである場合、例外として無効状態となる。
切断検出の判定に使用する切断検出レベルは、525mV~625mVの範囲内で設定可能である。
また、バスモニター回路30は、切断検出回路114または124からデバイス切断が通知された場合、動作モードをFSモードとする信号Modを出力するとともに、信号SwcをHレベルにしてバススイッチ回路40をオンさせる。このオンにより、ホスト装置2とデバイス装置4との間で転送されるパケット等の信号の経路が、処理回路20を介した経路TR2からバススイッチ回路40を介した経路TR1に切り替わる。
テスト信号検出回路311は、動作モードがHSモードであるときにバスBS1に送出された信号をタイマー301によるクロックでサンプリングし、テスト信号Test_Jを検出したら、検出信号TJ_det1をHレベルで出力し、テスト信号Test_Kを検出したら、検出信号TK_det1をHレベルで出力する。
検出信号TJ_det1は、AND回路52における入力端の一方を介して、テスト信号出力回路123に供給され、検出信号TK_det1は、AND回路62における入力端の一方を介してテスト信号出力回路123に供給される。
なお、テスト信号検出回路311は、切断検出無効信号Cd_iv1がHレベルであれば、無効状態、すなわちバスBS1のテスト信号Test_J、Test_Kを検出しない状態となる。
テスト信号検出回路312は、動作モードがHSモードであるときにバスBS2に送出された信号をタイマー301によるクロックでサンプリングし、テスト信号Test_Jを検出したら、検出信号TJ_det2をHレベルで出力し、テスト信号Test_Kを検出したら、検出信号TK_det2をHレベルで出力する。
検出信号TJ_det2は、AND回路51における入力端の一方を介して、テスト信号出力回路113に供給され、検出信号TK_det2は、AND回路62における入力端の一方を介してテスト信号出力回路113に供給される。
なお、テスト信号検出回路312は、切断検出無効信号Cd_iv2がHレベルであれば、無効状態となる。
テスト信号Test_JおよびTest_Kとは、USB規格のHSテストモードにおいて出力される信号であり、このうち、テスト信号Test_Jは、DP=400mV、DM=0mVの信号であり、テスト信号Test_Kは、DP=0mV、DM=400mVの信号である。すなわち、テスト信号Test_JおよびTest_Kは、いずれも直流成分となる信号である。
テスト信号出力回路113は、AND回路51を介して供給される検出信号TJ_det2がHレベルであれば、バスBS1にテスト信号Test_Jを出力し、AND回路61を介して供給される検出信号TK_det2がHレベルであれば、バスBS1にテスト信号Test_Kを出力する。
同様に、テスト信号出力回路123は、AND回路52を介して供給される検出信号TJ_det1がHレベルであれば、バスBS2にテスト信号Test_Jを出力し、AND回路62を介して供給される検出信号TK_det1がHレベルであれば、バスBS2にテスト信号Test_Kを出力する。
初期化信号Iniは、端子N0を介して外部装置、例えばホスト装置2から供給される。初期化信号Iniは、バスモニター回路30を初期化し、信号の転送を経路TR1に切り替えるために用いられる。この例では、初期化信号IniがHレベルとなったときに、初期化が実行される。
切断検出無効信号Cd_iv1は、端子N1を介して外部装置から供給される。切断検出無効信号Cd_iv1については、端子N1を回路基板上においてHレベルまたはLレベルのいずれかの配線に接続して、固定化した構成でもよい。
切断検出無効信号Cd_iv1は、切断検出回路114とテスト信号検出回路311とに供給される。さらに、切断検出無効信号Cd_iv1は、NOT回路91による論理反転を経てAND回路81における入力端の他方と、NOT回路72による論理反転を経てAND回路52における入力端の他方およびAND回路62における入力端の他方と、に供給される。
したがって、切断検出無効信号Cd_iv1がHレベルであれば、切断検出回路114およびテスト信号検出回路311が無効状態になるとともに、切断検出回路114から出力される検出信号HC_det1が遮断され、テスト信号検出回路311から出力される検出信号TJ_det1、TK_det1が遮断される。
切断検出無効信号Cd_iv2は、端子N2を介して外部装置から供給される。切断検出無効信号Cd_iv2については、端子N2を回路基板上においてHレベルまたはLレベルのいずれかの配線に接続して、固定化した構成でもよい。
切断検出無効信号Cd_iv2は、切断検出回路124とテスト信号検出回路312とに供給される。また、切断検出無効信号Cd_iv2は、NOT回路92による論理反転を経てAND回路82における入力端の他方と、NOT回路71による論理反転を経てAND回路51における入力端の他方およびAND回路61における入力端の他方と、に供給される。
したがって、切断検出無効信号Cd_iv2がHレベルであれば、切断検出回路124およびテスト信号検出回路312が無効状態になるとともに、切断検出回路124から出力される検出信号HC_det2が遮断され、テスト信号検出回路312から出力される検出信号TJ_det2、TK_det2が遮断される。
なお、切断検出無効信号Cd_iv1は、第1切断検出無効信号の一例であり、切断検出無効信号Cd_iv2は、第2切断検出無効信号の一例である。
切断検出回路114は第1切断検出回路の一例であり、切断検出回路124は第2切断検出回路の一例である。また、テスト信号検出回路311は第1テスト信号検出回路の一例であり、テスト信号検出回路312は第2テスト信号検出回路の一例であり、テスト信号出力回路113は第1テスト信号出力回路の一例であり、テスト信号出力回路123は第2テスト信号出力回路の一例である。
ただし、回路装置10aは、対称性を有するので、どちらが第1または第2であるかについては、意味を持たない。
USB規格において、一端がホスト装置に接続されたUSBケーブルの他端で測定されるアイパターンとしては、当該USBケーブルによる減衰を考慮してfar-endという開口の小さなパターンが許容されている。
一方、例えばホスト装置2が車載用であれば、ホスト装置から、車内のコンソールなどに設けられコネクタまでUSBケーブルで接続し、当該コネクタにさらにデバイス装置が接続される構成が想定される。このような構成において、当該コネクタで測定されるアイパターンには、near-endというパターンが要求されるため、上記USBケーブルでの減衰分を考慮する必要がある。
このような減衰分を補償するために、ホスト装置2とコンソールのコネクタとの間に回路装置10aが設けられる。詳細には、図8に示されるように、ホスト装置2と回路装置10aとが回路基板に実装されるとともに、回路装置10aからコネクタCまでUSBケーブルで接続し、当該コネクタCにさらにデバイス装置4が接続される構成が採用される。
この構成によれば、ホスト装置2から送出されたパケットの振幅レベルに、回路装置10aの振幅調整機能によってUSBケーブルでの減衰分が予め上乗せされるので、USBケーブルでの減衰分を補償することができる。
ここで、本実施形態に係る回路装置10aの優位性を説明する前に、比較例に係る回路装置10bについて説明する。
図7は、比較例に係る回路装置10bの構成を示す図である。図7に示される回路装置10bが、図3に示される回路装置10aと相違する点は、切断検出無効信号Cd_iv1によってテスト信号検出回路311が無効状態にされず、切断検出無効信号Cd_iv2によってテスト信号検出回路312の無効状態されない第1の点と、第2に、検出信号TJ_det1、TK_det1がテスト信号出力回路123に直接供給され、検出信号TJ_det2、TK_det2がテスト信号出力回路113に直接供給される第2の点と、である。
なお、第2の点に関連して、図7に示される回路装置では、図3におけるAND回路51、52、61、62、NOT回路71、72が設けられていない。
また、比較例に係る回路装置10bにおいても、図8に示されるように、コネクタCまでを接続するUSBケーブルが比較的短い場合を想定してみる。コンソールのコネクタCで測定される波形W1のアイパターンには、同図において(b)で示されるようなnear-endが要求されるが、USBケーブルが比較的短い場合、パケット出力回路112による振幅レベルの増幅分は小さくてよいので、切断検出レベルに満たない範囲での振幅調整した波形W0によってコネクタCでのnear-endの要求を満たすことができる。
なお、同図の(a)は、回路装置10aまたは10bを測定点としたアイパターンを示している。アイパターンにおいて、ハッチングを付した領域ARは、信号DP、DMで示される波形W0、W1が重なってはいけない禁止領域を示す。
図9は、比較例に係る回路装置10bの動作を示す図である。
ここでは、説明を簡略化するために、ホスト装置2から回路装置10bに送出されたHSパケット、すなわちHSモードでのパケットとしてSOFのみが出力されているものとする。なお、図9では、このパケットSOFを時間の順で区別するために、SOF1、SOF2、SOF3、…と表記している。
ホスト装置2から送信されて回路装置10bに転送されたHSパケットのうち、デバイス装置4が接続された状態で転送されたパケットSOF1、SOF2では、バスBS2でのEOPの振幅が切断検出レベルD_th未満である。時刻t11においてデバイス装置4が実際に切断されると、バスBS2におけるパケットSOF3のEOPの振幅は切断検出レベルD_thを超えることになる。回路装置10bでは、バスBS2におけるEOPの振幅上昇が切断検出回路124により検出されて、デバイス切断が発生したと判定される。この判定により、バスモニター回路30は、時刻t12にて信号SwcをLレベルからHレベルに変化させ、バススイッチ回路40をオンさせる。これにより、パケットの転送が経路TR2から経路TR1に切り替わる。
時刻t12以降、ホスト装置2が送出するHSパケットは、バススイッチ回路40を経由して、回路装置10bを通過するが、デバイス切断の状態にあるため、バスBS1におけるパケットSOF4のEOPの振幅も上昇する。ホスト装置2は、この振幅の上昇を自身の切断検出機能により検出して、デバイス切断が発生したと判定する。
この状態においては、回路装置10bおよびホスト装置2のいずれも、デバイス切断を検出しているので、初期状態に遷移している。よって、時刻t13にて再度デバイス装置4が接続されると、デバイス装置4において信号DPのプルアップによる状態FS_IDLEが、回路装置10bのバススイッチ回路40を経由して、ホスト装置2に伝わるので、当該ホスト装置2は、再接続処理を開始することが可能となる。
図8および図9では、バスBS2のUSBケーブルが比較的短い場合を想定したが、図10に示されるように、当該USBケーブルが比較的長くなると、回路装置10bの切断検出機能が正常に機能しない、という問題が生じる。この点について説明する。
図10に示される接続例では、USBケーブルが比較的長いので、図8の例と比較して、振幅調整機能による振幅レベルの増幅分を大きくして、図10の(b)で示されるようなnear-endの要求を満たす必要がある。具体的には、図10の(a)で示されるように、信号DP、DMで示される波形W2の振幅レベルを、切断検出レベル付近まで拡大させた調整によって、コネクタCでのnear-endの要求を満たしている。
図11は、比較例に係る回路装置10bにおいてデバイス切断の誤検出を説明するための図である。図11において、ホスト装置2から送信されて回路装置10bに転送されたHSパケットのうち、バスBS2におけるパケットSOF1、SOF2のEOPの振幅は切断検出レベルD_thに接近し、ついには一部のパケット、例えばバスBS2におけるパケットSOF3のEOPの振幅が切断検出レベルD_thに達してしまう場合がある。
回路装置10bでは、バスBS2におけるEOPの振幅上昇が切断検出回路124により検出されて、デバイス装置4が接続されていても、デバイス切断が発生したと誤検出される。この誤検出により、バスモニター回路30は、時刻t22にて信号SwcをLレベルからHレベルに変化させ、これによりバススイッチ回路40をオンさせて、パケットの転送を経路TR1に切り替える。
時刻t22以降、ホスト装置2が送出するHSパケットは、バススイッチ回路40を経由して、回路装置10bを通過するが、デバイス接続状態であるため、バスBS1においてパケットSOF4のEOPの振幅は上昇しない。
ホスト装置2は、デバイス装置4が実際に切断されるまでHSパケットを送信し、当該HSパケットは、バススイッチ回路40を経由して回路装置10bを通過する。
なお、時刻t23においてデバイス装置4が実際に切断されて、バスBS1におけるパケットSOF7のEOPの振幅レベルが切断検出レベルD_thを超えた場合、ホスト装置2は、自身の切断検出機能により検出してデバイス切断が発生したと判定することができる。
このようにホスト装置2から送出されたHSパケットの振幅が切断検出レベルD_thに付近で調整されると、デバイス切断が発生したと誤検出される場合がある。この場合、HSパケットがバススイッチ回路40を経由して転送される状態が継続するので、回路装置10bの機能が意味をなさなくなる。
このようなデバイス切断の誤検出を防ぐために、回路装置10bにおいて切断検出機能の無効化を設定することができる。具体的には、図12に示されるように、Hレベルの切断検出無効信号Cd_iv2を外部から供給して、切断検出回路124の切断検出機能を無効化する設定をする。なお、図12では、図10と同様に、回路装置10bとデバイス装置4との間を接続するバスBS2のUSBケーブルが比較的長い場合が想定されている。
図13は、切断検出機能の無効化を説明するための図である。
切断検出機能が無効化されると、図11で説明したようにデバイス切断が誤検出されることなく、ホスト装置2から送信されたHSパケットが処理回路20を経由した転送が継続する。これにより、ホスト装置2から送出されたHSパケットの振幅調整を、図12の(a)の波形W3で示されるように、切断検出レベルD_thを超える範囲で行うことが可能になるため、near-endの要求を、余裕を持たせて満たすことができる。
ただし、切断検出機能が無効化された状態では、回路装置10bがデバイス切断を検出することができないため、代わりにホスト装置2がデバイス切断を検出し、その切断検出結果を回路装置10bに通知して、回路装置10bを初期状態に遷移させる必要がある。
一例として、ホスト装置2は、デバイス装置4からのパケット応答が途絶えたら、デバイス切断状態であると判定し、初期化信号IniをHレベルにして、回路装置10bにデバイス切断を通知する。図13の時刻t33にて、初期化信号IniがHレベルになった場合、回路装置10bは初期化されて、パケットの転送を、バススイッチ回路40を介した経路TR1に切り替えることができる。
初期化により経路TR1に切り替わった回路装置10bでは、初期化信号IniがLレベルに戻る時刻t34以降において、デバイス再接続によるバスBS2の状態FS_IDLEが、回路装置10bのバススイッチ回路40を経由して、バスBS1のホスト装置2に伝わる。このため、当該ホスト装置2は、再接続処理を開始することが可能となる。
ここで、ホスト装置2においてデバイス切断が迅速に検出される場合であれば問題はない。しかしながら、ホスト装置2においてデバイス切断が検出されるまでに時間を要し、回路装置10bへの通知が遅れると、デバイス再接続による状態FS_IDLEをテスト信号Test_Jと誤検出する問題が生じる。
図14は、デバイス再接続による誤検出を説明するための図である。
図14では、図12と同様に、比較例に係る回路装置10bとデバイス装置4との間を接続するバスBS2のUSBケーブルが比較的長い場合であって、かつ、デバイス装置4に対応する切断検出回路124の切断検出機能が無効化された場合を想定しているが、バススイッチ回路40がオンになる前に、デバイスの再接続処理が実行された例を示している。
図14の例では、図13の例と同様に、切断検出機能が無効化された状態では、回路装置10bがデバイス切断を検出することができないため、代わりにホスト装置2がデバイス切断を検出し、その切断検出結果を回路装置10bに通知して回路装置10bを初期状態に遷移させる必要がある。しかしながら、ホスト装置2におけるデバイス切断検出は、デバイス装置4からのパケット応答の有無を判定するために時間がかかり、回路装置10bへのデバイス切断検出の通知が遅れる場合がある。
この通知の遅れによって、回路装置10bにおいてバススイッチ回路40がオンする前にデバイスが再接続されると、当該再接続によるバスBS2の状態FS_IDLEが、テスト信号検出回路312では、HSテストモードでのテスト信号Test_Jとして認識されてしまう。これは、上述したようにテスト信号Test_JがDP=400mVの信号であり、状態FS_IDLEについてもデバイス装置4における信号DPのプルアップであり、両者ともに直流であるので、区別し難いためである。
バスBS2の状態FS_IDLEが、テスト信号検出回路312によってテスト信号Test_Jとして認識されてしまうと、検出信号TJ_det1がHレベルとなり、テスト信号出力回路113が、ホスト装置2に向けてバスBS1にテスト信号Test_Jを誤送信することになる。
このとき、ホスト装置2において、デバイス切断を検出する処理が継続していると、ホスト装置2が送出するHSパケットと、テスト信号出力回路113が誤送出するテスト信号Test_JとがバスBS1で衝突する可能性がある。
そこで、本実施形態に係る回路装置10aでは、切断検出無効信号Cd_iv1によって、切断検出回路114を無効状態とし、検出信号HC_det1を遮断するだけでなく、テスト信号検出回路311を無効状態とし、検出信号TJ_det1、TK_det1を遮断する構成となっている。さらにまた、切断検出無効信号Cd_iv2によって、切断検出回路124を無効状態とし、検出信号HC_det2を遮断するだけでなく、テスト信号検出回路312を無効状態とし、検出信号TJ_det2、TK_det2を遮断する構成となっている。
これにより、ホスト装置におけるデバイス切断の検出処理が遅れて、初期化信号Iniの通知前にデバイス装置が再接続されても、テスト信号Test_J、Test_Kの検出機能が無効化されているので、ホスト装置に向けてテスト信号が誤送信されることを防止することができる。また、テスト信号が誤送信されないので、ホスト装置が送出するHSパケットとの衝突も回避される。
具体的には、図1に示されるように、バスBS1にホスト装置2が接続されて、バスBS2においてデバイス装置4の接続または切断が問題となる場合、ホスト装置2におけるデバイス切断の検出処理が遅れて、初期化信号Iniの通知前にデバイス装置4が再接続されても、テスト信号検出回路312によるテスト信号Test_J、Test_Kの検出機能が無効化されている。このため、テスト信号出力回路113によってバスBS1にテスト信号が誤送信されることを防止することができ、ホスト装置2がバスBS1に送出するHSパケットとの衝突も回避される。
図4は、本実施形態に係る回路装置10aによるテスト信号の誤送信防止等を説明するための図である。
なお、図4は、図12と同様に、回路装置10aとデバイス装置4との間を接続するバスBS2のUSBケーブルが比較的長い場合が想定されている。また、図4は、図14と同様に、切断検出無効信号Cd_iv2のHレベルによって切断検出回路124の切断検出機能が無効化され、回路装置10aの初期化前にデバイスが再接続された場合を想定した動作例である。
ただし、図4は、図14とは異なり、切断検出回路124の切断検出機能の無効化と同時に、テスト信号検出回路312によるテスト信号Test_J、Test_Kの検出機能が無効化される。このため、デバイス装置4の再接続によるバスBS2の状態FS_IDLEが、テスト信号Test_JとしてバスBS1に誤送出されないので、バスBS1は、状態HS_IDLEである状態SE0を保持する。したがって、デバイス切断の検出処理を実行するホスト装置2がバスBS1にHSパケットを送出しても、当該バスBS1での衝突を回避することができる。
デバイス装置4の再接続後、ホスト装置2が、デバイス切断の検出処理によって時刻t51にて初期化信号IniをHレベルにして、デバイス切断を通知する。この通知により、回路装置10aは、バススイッチ回路40をオンにして経路TR1に切り替える。この切り替えにより、 バスBS1は、バスBS2に直結されるので、状態FS_IDLEは、回路装置10aを通過する。このため、ホスト装置2は、デバイス切断の検出処理の実行後に、デバイスの再接続処理を適切に開始することができる。
なお、実施形態に係る回路装置10aでは、切断検出機能の無効化とテスト信号Test_J、Test_Kの検出機能の無効化とを、バスBS1、BS2の各々に対応させるために、切断検出無効信号Cd_iv1、Cd_iv2の2信号を入力する構成としたが、1信号を入力する構成でもよい。1信号を入力する場合、デバイス側の切断検出回路およびテスト信号検出回路と、ホスト側のテスト信号出力回路と、を無効化する構成であればよい。
また、実施形態に係る回路装置10aにおいて、切断検出回路114でいえば、当該切断検出回路114によるデバイス切断の検出が無効化された場合、テスト信号検出回路311の無効化と、テスト信号出力回路123への検出信号TJ_det1、TJ_det1の供給遮断との双方を実行したが、いずれか一方の実行でもよい。いずれか一方の実行においても、切断検出回路114によるデバイス切断の検出が無効化された場合、実質的に、テスト信号検出回路311によるテスト信号Test_J、Test_Kの検出が無効化されることに変わりはないからである。
AND回路51、61が、テスト信号出力回路113への検出信号TJ_det2、TJ_det2の供給を遮断し、AND回路52、62が、テスト信号出力回路123への検出信号TJ_det1、TJ_det1の供給を遮断する構成としたが、別の論理回路によって遮断する構成でもよいし、別の回路、例えばスイッチで遮断する構成でもよい。すなわち、遮断するための構成は問われない。
図15は、実施形態に係る回路装置10aを含んだ電子機器500の一例を示す図である。この電子機器500は、回路装置10aとホスト装置2とを含む。ここでいうホスト装置2は、中央処理装置の一例である。ホスト装置2はバスBS1を介して回路装置10aに接続される。また、回路装置10aはバスBS2を介して例えばデバイス装置4が接続される。
ホスト装置2は、例えばCPU、MPU等のプロセッサーにより実現されてもよいし、1以上の半導体集積回路、電子部品等が実装された回路基板で実現されてもよい。
電子機器500は、記憶部510、操作部520、表示部530を更に含むことができる。記憶部510は、データを記憶するものであり、その機能は半導体メモリーや、HDD(Hard Disk Drive)などにより実現される。操作部520は、ユーザーが入力操作を行うためのものであり、操作ボタンやタッチパネルディスプレイなどの操作デバイスにより実現される。表示部530は、各種の情報を表示するものであり、液晶や有機ELなどのディスプレイにより実現される。なお操作部520としてタッチパネルディスプレイを用いる場合には、このタッチパネルディスプレイが操作部520および表示部530の機能を兼ねることになる。
電子機器500としては、例えば車載機器、印刷装置、投影装置、ロボット、頭部装着型表示装置、生体情報測定機器、距離、時間、流速又は流量等の物理量を計測する計測機器、基地局又はルーター等のネットワーク関連機器、コンテンツを配信するコンテンツ提供機器、或いはデジタルカメラ又はビデオカメラ等の映像機器などの種々の機器が想定される。
2…ホスト装置、4…デバイス装置、10a…回路装置、11、12…物理層回路、20…処理回路、30…バスモニター回路、40…バススイッチ回路、111、121…SOF検出回路、112、122…パケット出力回路、113、123…テスト信号検出回路、114、124…切断検出回路。

Claims (7)

  1. USB規格の第1バスが接続される第1物理層回路と、
    前記USB規格の第2バスが接続される第2物理層回路と、
    前記第1バスと前記第2バスとの間の接続をオンまたはオフにするバススイッチ回路と、
    前記第1バスから前記第1物理層回路を介して受信したパケットを、前記第2物理層回路を介して前記第2バスに送信し、前記第2バスから前記第2物理層回路を介して受信したパケットを、前記第1物理層回路を介して前記第1バスに送信する転送処理を、前記バススイッチ回路がオフしている期間において実行する処理回路と、
    前記第1バスと前記第2バスとをモニターするバスモニター回路と、
    を有し、
    前記第1物理層回路は、
    前記第1バスでのデバイス切断を検出する第1切断検出回路を含み、
    前記バスモニター回路は、
    前記第1バスにテスト信号が出力されたか否かを検出する第1テスト信号検出回路を含み、
    前記第1切断検出回路による前記デバイス切断の検出が無効化されたとき、前記第1テスト信号検出回路による前記テスト信号の検出が無効化される
    回路装置。
  2. 前記第1切断検出回路に、前記デバイス切断の検出を無効化する第1切断検出無効信号を入力する第1端子を設けた
    請求項1に記載の回路装置。
  3. 前記第2物理層回路は、
    前記第2バスでのデバイス切断を検出する第2切断検出回路を含み、
    前記バスモニター回路は、
    前記第2バスに前記テスト信号が出力されたか否かを検出する第2テスト信号検出回路を含み、
    前記第2切断検出回路による前記デバイス切断の検出が無効化されたとき、前記第2テスト信号検出回路による前記テスト信号の検出が無効化される
    請求項1または2に記載の回路装置。
  4. 前記第2切断検出回路に、前記デバイス切断の検出を無効化する第2切断検出無効信号を入力する第2端子を設けた
    請求項3に記載の回路装置。
  5. 前記第1物理層回路は、
    前記第2テスト信号検出回路によって前記第2バスに前記テスト信号が出力されたことが検出された場合に、前記第1バスに前記テスト信号を出力する第1テスト信号出力回路を含み、
    前記第2物理層回路は、
    前記第1テスト信号検出回路によって前記第1バスに前記テスト信号が出力されたことが検出された場合に、前記第2バスに前記テスト信号を出力する第2テスト信号出力回路を含む
    請求項4に記載の回路装置。
  6. 前記第1切断検出回路による前記デバイス切断の検出が無効化され、前記第1テスト信号検出回路による前記テスト信号の検出が無効化されたとき、前記第2テスト信号検出回路による前記テスト信号の出力が無効化され、
    前記第2切断検出回路による前記デバイス切断の検出が無効化され、前記第2テスト信号検出回路による前記テスト信号の検出が無効化されたとき、前記第1テスト信号検出回路による前記テスト信号の出力が無効化される
    請求項5に記載の回路装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の回路装置と、
    前記第1バスに接続される中央処理装置と、
    を含む電子機器。
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