JP7259214B2 - 剥離性フィルム - Google Patents
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Description
で表される構成単位を含んでおり、架橋剤(D)は、アミノ基の水素原子が全てアルコキシアルキル基及びアルカノール基の少なくとも一方で置換された構造を有しているメラミン化合物である剥離性フィルムは、剥離性フィルムの成分が物品に移行し難く、加熱前後の剥離力の差が小さいことを見出した。本発明は、かかる知見に基づいてさらに検討を重ねることにより完成したものである。
[1] 基材層上に表面層を有する剥離性フィルムであって、
前記表面層を形成する主成分が樹脂成分であり、
前記樹脂成分は、アルキル成分及び架橋性官能基を有する変性アクリル系樹脂(A)と、前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)と、架橋剤(D)とを含み、
前記変性アクリル系樹脂(A)は、少なくとも、下記一般式(I):
で表される構成単位を含んでおり、
前記架橋剤(D)は、アミノ基の水素原子が全てアルコキシアルキル基及びアルカノール基の少なくとも一方で置換された構造を有しているメラミン化合物である、剥離性フィルム。
[2] 前記変性アクリル系樹脂(A)は、下記一般式(II):
で表される構成単位を含んでいる、項1に記載の剥離性フィルム。
[3] 変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量が、5×104~15×104である、項1又は2に記載の剥離性フィルム。
[4] 前記表面層中の前記樹脂(B)の含有量は、前記表面層を構成する前記変性アクリル系樹脂(A)と前記樹脂(B)の合計を100質量部として、2質量部以上である、項1~3のいずれかに記載の剥離性フィルム。
[5] 前記表面層中の前記樹脂(B)の含有量は、前記表面層を構成する前記変性アクリル系樹脂(A)と前記樹脂(B)の合計を100質量部として、50質量部未満である、項1~4のいずれかに記載の剥離性フィルム。
[6] 前記アルコキシアルキル基は、炭素数が2~5であり、前記アルカノール基は、炭素数が1~3である、項1~5のいずれか1項に記載の剥離性フィルム。
[7] 前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)は、ポリエステル樹脂及びアクリル樹脂からなる群から選ばれた少なくとも1種である、項1~6のいずれか1項に記載の剥離性フィルム。
[8] 基材層上に表面層を有する剥離性フィルムの製造方法であって、
前記基材層上に、前記表面層を形成する工程を備えており、
前記表面層を形成する主成分が樹脂成分であり、
前記樹脂成分は、アルキル成分及び架橋性官能基を有する変性アクリル系樹脂(A)と、前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)と、架橋剤(D)とを含み、
前記変性アクリル系樹脂(A)は、少なくとも、下記一般式(I):
で表される構成単位を含んでおり、
前記架橋剤(D)は、アミノ基の水素原子が全てアルコキシアルキル基及びアルカノール基の少なくとも一方で置換された構造を有しているメラミン化合物である、剥離フィルムの製造方法。
基材層としては、樹脂を含有する層(例:樹脂製のフィルム)の他、紙、不織布、金属箔等の薄いシートが使用できる。基材層が例えば樹脂を含有する層である場合、当該樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリプロピレンナフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリスチレン系樹脂;トリアセチルセルロース等のアセチルセルロース系樹脂;ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;ポリウレタン樹脂;ポリカーボネート樹脂;ポリアミド系樹脂;ポリ塩化ビニル系樹脂等を含有する層である。
本実施形態の剥離性フィルムは、基材層上に表面層を有する。表面層は、剥離性フィルムに剥離性を付与するための層である。表面層は、基材層との間に接着剤層等の各層を介して基材層の上に形成されていてもよいが、表面層の主面が基材層の主面と接するように表面層が形成されていることが好ましい。
アルキル成分及び架橋性官能基を有する変性アクリル系樹脂(A)は、主鎖であるアクリル系樹脂に対してアルキル基を側鎖として有する樹脂である。変性アクリル系樹脂(A)は、少なくとも下記一般式(I)で表される構成単位(後述の単量体aにより形成される)を含んでいる。
単量体aとしては、エステル部分が炭素数10~18の長鎖アルキル基である(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。具体的には、イソデシル(メタ)アクリレート、ウンデシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート(ラウリル(メタ)アクリレートともいう)、トリデシル(メタ)アクリレート、テトラデシル(メタ)アクリレート(ミリスチル(メタ)アクリレートともいう)、ペンタデシル(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレート(パルミチル(メタ)アクリレートともいう)、ステアリル(メタ)アクリレート等が挙げられる。
単量体bは、1分子中に、炭素-炭素不飽和二重結合及び架橋性官能基を有する単量体である。単量体bは、架橋性官能基を有していることから、後述の架橋剤(D)を介して前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)などと好適に結合し、剥離性フィルムの加熱前後の剥離力の差を小さく、さらには表面層の成分の物品への移行を抑制することができる。
単量体cは、1分子中に、炭素-炭素不飽和二重結合と、炭素数1~9または19以上のアルキル基を有するアクリル系単量体である。単量体cは、例えば表面層に含まれるアルキル基の濃度を調整するために使用することができ、剥離性フィルムの加熱前後の剥離力の差を小さくし、さらには表面層の成分の物品への移行の抑制に貢献し得る。
単量体dは、単量体a,b,cとは異なる単量体であって、単量体a,b,cのうち少なくとも1種と共重合可能な単量体である。
表面層を形成する樹脂成分は、変性アクリル系樹脂(A)とともに、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)を含んでいる。
表面層を形成する樹脂成分は、変性アクリル系樹脂(A)及び樹脂(B)とともに、架橋剤(D)を含んでいる。架橋剤(D)は、変性アクリル系樹脂(A)同士、樹脂(B)同士、または変性アクリル系樹脂(A)と樹脂(B)とを架橋する機能を有する。
[添加剤]
表面層及び基材層には、それぞれ、主成分である樹脂成分に加えて、さらに、必要に応じて少なくとも1種の添加剤が含まれていてもよい。添加剤としては、例えば、酸触媒、酸化防止剤、塩素吸収剤、紫外線吸収剤等の安定剤、滑剤、可塑剤、難燃化剤、帯電防止剤、着色剤及びアンチブロッキング剤等が挙げられる。このような添加剤を、本発明の効果を損なわない範囲内で基材層及び表面層に添加してよい。少なくとも1種の添加剤を、基材層及び表面層のいずれかにのみ含有させてもよいし、基材層及び表面層の全ての層に含有させてもよい。また、基材層及び表面層は、互いに同一又は異なる添加剤を含有してよい。
表面層は、基材層上に、表面層を形成する樹脂成分を積層することにより形成することができる。表面層の作製方法の好適な態様として、変性アクリル系樹脂(A)、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)、及び架橋剤(D)、さらには必要に応じてその他の成分等と、少なくとも1種の溶媒とを含有する塗工液を基材層の上に塗工し、前記樹脂(A)と前記樹脂(B)とを架橋させ、且つ、前記塗工により得られた塗工層から溶媒を除去することにより形成される。
塗工層から溶媒を除去する方法は、溶媒を揮発させることができれば特に限定されない。なお、溶媒を除去するとは、溶媒を完全に取り除くことのみを意味するのではなく、層が形成される程度に溶媒を取り除くことも含む。溶媒を除去する方法としては、例えば塗工層に風を当てて乾燥させる方法、及び塗工層を加熱することにより乾燥させる方法、等が挙げられる。
溶媒除去と架橋反応の促進を両立しやすい観点から、風による乾燥温度、又は加熱温度は、70~170℃が好ましく、90~150℃がより好ましい。また、乾燥時間又は加熱時間は、10~300秒が好ましく、15~90秒がより好ましく、20~50秒がよりさらに好ましい。
本実施形態において、剥離性フィルムの表面に、剥離性フィルムとして用いる場合の貼り合わせ等に支障が無い範囲で、巻き適性を向上させる微細な表面粗さを付与してもよい。剥離性フィルム表面に微細な凹凸を与える方法としては、エンボス法、エッチング法等、及び公知の各種粗面化方法を採用することができる。
常温(25℃)環境において、剥離性フィルムの表面層側のフィルム表面に、幅50mm×長さ200mmのポリエステル粘着テープ(日東電工株式会社製NO.31Bテープ、アクリル系粘着剤)を、2kgのローラーを2往復させることにより貼付する。得られたフィルムを、160℃で90秒間加熱処理した後、温度70℃、湿度50%の環境下で20時間静置する。次に、常温環境(25℃)において、得られたフィルムから25mm幅に切り出した試料を測定試料とし、引っ張り試験機(例えば、ミネベア株式会社製 万能引張試験機 テクノグラフTGI-1kN)を用いて1000mm/分の速度でT字ピール剥離を行い、その際の剥離力を測定する。このように測定される値を、T字ピール剥離力(加熱前T字ピール剥離力)とする。
常温(25℃)環境において、剥離性フィルムの表面層側のフィルム表面に幅50mm×長さ200mmのポリエステル粘着テープ(日東電工株式会社製NO.31Bテープ、アクリル系粘着剤)を、2kgのローラーを2往復させることにより貼付し、処理前貼付品を得る。次いで、当該貼付品に対して160℃で90秒間の加熱処理をする。なお、当該加熱処理においては、熱風乾燥機を使用する。ここで、160℃で90秒間の加熱処理とは、160℃に設定された熱風乾燥機中に当該貼付品を載置したことを意味する。次いで、当該貼付品に対して、5KPaの荷重となるように錘を載せ、70℃で湿度50%の環境下で、20時間静置する。次に、常温環境(25℃)において、得られたフィルムから25mm幅に切り出した試料を測定試料とし、引っ張り試験機(例えば、ミネベア株式会社製 万能引張試験機 テクノグラフTGI-1kN)を用いて1000mm/分の速度でT字ピール剥離を行い、その際の剥離力を測定する。このように測定される値を、加熱後T字ピール剥離力とする。
剥離性フィルムの厚みは、剥離性フィルムとしての取り扱い性の観点から、好ましくは18μm以上であり、より好ましくは20μm以上である。剥離性フィルムの厚みは、剥離性フィルムとしての取り扱い性の観点から、好ましくは100μm以下であり、より好ましくは50μm以下である。本実施形態の剥離性フィルムの厚みはマイクロメーター(JIS B-7502)を用いて、JIS C-2151に準拠して測定される。
実施例及び比較例における、各種測定方法及び評価方法は、次のとおりである。
試料を切り出し後、試料表面にOsコーティングを施し、樹脂包埋した。次にダイヤモンドナイフ装着のウルトラミクロトームでトリミング・面出し及び超薄切片作製後、透過型電子顕微鏡(TEM)観察を行なった。
切片作成装置:ウルトラミクロトーム(ライカ株式会社製LEICA EM UC7)
ナイフ;DIATOME社製ULTRADRY
観察装置:TEM(株式会社日立ハイテクノロジーズ製HT7700型)
加速電圧:100kV
写真倍率:×300,000倍
剥離性フィルム及び基材層の厚みは、マイクロメーター(JIS B-7502)を用いて、JIS C-2151に準拠して測定した。
剥離性フィルムの表面層側のフィルム表面に幅50mm×長さ200mmのポリエステル粘着テープ(日東電工株式会社製NO.31Bテープ、アクリル系粘着剤)を、2kgのローラーを2往復させることにより貼付し、処理前貼付品を得た。
次いで、当該貼付品に対して、5KPaの荷重となるように錘を載せ、70℃で湿度50%の環境下で、20時間静置した。
次に、室温の環境下で、得られた各処理後貼付品を25mm幅に切り出した試料を各測定試料とし、剥離試験機(ミネベア株式会社製 万能引張試験機 テクノグラフTGI-1kN)を用いて、1000mm/分の速度でT字ピール剥離試験を行い、その際の剥離力を計測した。測定は、それぞれ3回行い、その平均値を各剥離性フィルムのT字ピール剥離力(加熱前T字ピール剥離力)とした。結果を表1に示す。
剥離性フィルムの表面層側のフィルム表面に幅50mm×長さ200mmのポリエステル粘着テープ(日東電工株式会社製NO.31Bテープ、アクリル系粘着剤)を、2kgのローラーを2往復させることにより貼付し、処理前貼付品を得た。
次いで、当該貼付品に対して160℃で90秒間の加熱処理をした。なお、当該加熱処理においては、熱風乾燥機を使用した。ここで、160℃で90秒間の加熱処理とは、160℃に設定された熱風乾燥機中に当該貼付品を載置したことを意味する。
次いで、当該貼付品に対して、5KPaの荷重となるように錘を載せ、70℃で湿度50%の環境下で、20時間静置した。次に、前記の〔T字ピール剥離力〕におけるT字ピール剥離力の測定方法及び算出方法と同様の方法により、加熱後T字ピール剥離力を得た。結果を表1に示す。
前記の〔T字ピール剥離力〕において、各剥離性フィルムの表面層側のT字ピール剥離力を測定した際に使用したポリエステル粘着テープ(前記測定の際に剥離した後のポリエステル粘着テープ)を、それぞれ、ステンレス鋼板(SUS板)上に2kgのローラーを2往復させることにより貼付した。次に、前記貼付して得られたステンレス鋼板を有する貼付品に対して、1000mm/分の速度でT字ピール剥離試験を行い、その際の剥離力(X)を計測した。
一方、前記の〔T字ピール剥離力〕において、剥離性フィルムの表面層側のフィルム表面の代わりに、テフロンシート(中興化成工業株式会社製 スカイブドテープMSF-100 厚み100μm)の表面にポリエステル粘着テープを貼付したこと以外は、同様にして、T字ピール剥離試験を行い、さらに当該剥離試験によって剥離した後のポリエステル粘着テープを、ステンレス鋼板(SUS板)上に2kgのローラーを2往復させることにより貼付した。次に、前記貼付して得られたステンレス鋼板を有する貼付品に対して、1000mm/分の速度でT字ピール剥離試験を行い、その際の剥離力(Y)を計測した。
次いで、下記式によって残留接着率を求めた。残留接着率が小さいほど、剥離性フィルムの表面層の成分が、ポリエステル粘着テープに移行しやすいと評価される。残留接着率が100%である場合、テフロンシートの表面の成分がポリエステル粘着テープに移行しない程度と同程度に、剥離性フィルムの表面層の成分もポリエステル粘着テープに移行していないことを意味し、本実施形態に係る剥離性フィルムとして最も好ましい。
結果を表1に示す。
残留接着率(%)=(X)/(Y)×100
攪拌機、窒素導入管、温度計及び冷却管を備えた1リットルのフラスコに、単量体aとしてラウリルアクリレート(LA)99質量部、単量体bとして2-ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)1質量部、重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部、トルエン100質量部、酢酸エチル100質量部を添加した。次に、前記フラスコ内において、窒素気流下、80℃で2時間重合反応を行い、さらにアゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を加えた上で2時間重合を行い、アルキルアクリレート-HEA共重合体(以下、「変性アクリル系樹脂(A)」という)含有溶液(固形分30質量%)を得た。得られた変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は10.5×104であった。
また、樹脂(B)であるポリエステル樹脂αとしてバイロンM802(東洋紡績社製、数平均分子量(Mn):3×103、水酸基価:37mgKOH/g 固形分70質量%)、前述の一般式(V)で示されるメラミン架橋剤(D)(後述のタイプF)としてニカラックMW-30MLF(日本カーバイド工業株式会社製、平均1.3量体 98質量%)、酸触媒(E)としてドライヤー900(日立化成株式会社製 パラトルエンスルホン酸 50質量%)を、それぞれ用意した。
次に、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)、及びメラミン架橋剤(D)を、トルエン:メチルエチルケトン(MEK)=30:70(質量比)の混合溶媒に混合し攪拌した後、さらに酸触媒(E)を混合し攪拌した。ここで、前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)56質量部、前記ポリエステル樹脂44質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)0.7質量部となるように混合し攪拌した。これにより、固形分濃度4.4質量%、酸触媒濃度0.03質量%の塗工液1を得た。
次に、基材層として、厚さ38μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(二軸延伸PETフィルム、東洋紡株式会社製「E5100」)を用意した。
次いで、マイヤーバー(株式会社安田精機製作所製シャフト直径:6.35mmφ、ROD No.4)を用いて、当該基材層の上に前記塗工液1を塗工し、防爆型乾燥機中140℃で30秒間乾燥させた。これにより、基材層及び表面層(表面層の厚み:0.2μm)を有する実施例1の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)56質量部、前記ポリエステル樹脂44質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)1.1質量部となるように混合し攪拌して塗工液2(固形分濃度2.8質量%、酸触媒濃度0.03質量%)を得た。また、前記塗工液2については、乾燥後の厚さが0.1μmとなるように基材層の上に塗工した。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例2の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)75質量部、前記ポリエステル樹脂25質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)0.7質量部となるように混合し攪拌して塗工液3(固形分濃度4.4質量%、酸触媒濃度0.03質量%)を得た。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例3の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)95質量部、前記ポリエステル樹脂5質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)0.7質量部となるように混合し攪拌して塗工液4(固形分濃度4.4質量%、酸触媒濃度0.03質量%)を得た。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例4の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)32質量部、前記ポリエステル樹脂68質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)0.7質量部となるように混合し攪拌して塗工液5(固形分濃度4.4質量%、酸触媒濃度0.03質量%)を得た。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例5の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量が8.1×104となるように、前記アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の使用量、及び、重合反応を行う際の温度を変更した。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例6の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量が5.8×104となるように、前記アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の使用量、及び、重合反応を行う際の温度を変更した。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例7の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量が13.0×104となるように、前記アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)の使用量、及び、重合反応を行う際の温度を変更した。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例8の剥離性フィルムを得た。
攪拌機、窒素導入管、温度計及び冷却管を備えた1リットルのフラスコに、単量体aとしてラウリルアクリレート(LA)99.5質量部、単量体bとして2-ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)0.5質量部、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部、トルエン100質量部、酢酸エチル100質量部を添加した。次に、前記フラスコ内において、窒素気流下、80℃で2時間重合反応を行い、さらにアゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を加えた上で2時間重合を行い、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液(固形分30質量%)を得た。得られた変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は6.8×104であった。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例9の剥離性フィルムを得た。
攪拌機、窒素導入管、温度計及び冷却管を備えた1リットルのフラスコに、単量体aとしてラウリルアクリレート(LA)98.0質量部、単量体bとして2-ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)2.0質量部、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部、トルエン100質量部、酢酸エチル100質量部を添加した。次に、前記フラスコ内において、窒素気流下、80℃で2時間重合反応を行い、さらにアゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を加えた上で2時間重合を行い、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液(固形分30質量%)を得た。得られた変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は10.3×104であった。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例10の剥離性フィルムを得た。
攪拌機、窒素導入管、温度計及び冷却管を備えた1リットルのフラスコに、単量体aとしてイソデシルアクリレート(IDAA)99.0質量部、単量体bとして2-ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)1.0質量部、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部、トルエン100質量部、酢酸エチル100質量部を添加した。次に、前記フラスコ内において、窒素気流下、80℃で2時間重合反応を行い、さらにアゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を加えた上で2時間重合を行い、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液(固形分30質量%)を得た。得られた変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は10.9×104であった。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例11の剥離性フィルムを得た。
攪拌機、窒素導入管、温度計及び冷却管を備えた1リットルのフラスコに、単量体aとしてステアリルアクリレート(STA)99.0質量部、単量体bとして2-ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)1.0質量部、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部、トルエン100質量部、酢酸エチル100質量部を添加した。次に、前記フラスコ内において、窒素気流下、80℃で2時間重合反応を行い、さらにアゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を加えた上で2時間重合を行い、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液(固形分30質量%)を得た。得られた変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は7.3×104であった。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、実施例12の剥離性フィルムを得た。
樹脂(B)として、ポリエステル樹脂の代わりにアクリル樹脂(アクリディックWMG-521、DIC株式会社製、Tg=30℃、酸価:6.5mgKOH/g 固形分60質量%)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例13の剥離性フィルムを得た。
樹脂(B)であるポリエステル樹脂として、ポリエステル樹脂α(バイロンM802)の代わりに、ポリエステル樹脂β(バイロン20SS(東洋紡績社製、数平均分子量(Mn):17×103、水酸基価:6mgKOH/g 固形分30質量%))を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、実施例14の剥離性フィルムを得た。
攪拌機、窒素導入管、温度計及び冷却管を備えた1リットルのフラスコに、単量体aとしてラウリルアクリレート(LA)99質量部、単量体bとして2-ヒドロキシエチルアクリレート(HEA)1質量部、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.2質量部、トルエン100質量部、酢酸エチル100質量部を添加した。次に、前記フラスコ内において、窒素気流下、80℃で2時間重合反応を行い、さらにアゾビスイソブチロニトリル1.0質量部を加えた上で2時間重合を行い、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液(固形分30質量%)を得た。得られた変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量は10.5×104であった。
また、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)としてポリエステル樹脂α(バイロンM802(東洋紡績社製、数平均分子量(Mn):3×103、水酸基価:37mgKOH/g 固形分70質量%))、メラミン架橋剤(D)として後述のタイプM(構成単位あたり3つ結合しているアミノ基の置換基Rの全てが、メトキシメチル基又はメチロール基のいずれかであり、且つ、前記置換基Rの1つ以上がメチロール基であるメラミン化合物)であるニカラックMS-11(日本カーバイド工業株式会社製、平均1.8量体 60質量%)、酸触媒(E)としてドライヤー900(日立化成株式会社製 pトルエンスルホン酸50質量%)を、それぞれ用意した。
次に、変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)、及びメラミン架橋剤(D)を、トルエン:メチルエチルケトン(MEK)=30:70(質量比)の混合溶媒に混合し攪拌した後、さらに酸触媒(E)を混合し攪拌した。ここで、前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)56質量部、前記ポリエステル樹脂44質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)1.2質量部となるように混合し攪拌した。これにより、固形分濃度2.8質量%、酸触媒濃度0.05質量%の塗工液6を得た。
次に、基材層として、厚さ38μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(二軸延伸PETフィルム、東洋紡株式会社製「E5100」)を用意した。
次いで、マイヤーバー(株式会社安田精機製作所製シャフト直径:6.35mmφ、ROD No.4)を用いて、当該基材層の上に前記塗工液6を塗工し、防爆型乾燥機中150℃で60秒間乾燥させた。これにより、基材層及び表面層(表面層の厚み:0.1μm)を有する実施例15の剥離性フィルムを得た。
メラミン架橋剤(D)として、後述のタイプIM(構成単位あたり3つ結合しているアミノ基の置換基Rの全てが、メトキシメチル基、メチロール基又は水素原子のいずれかであり、且つ、前記置換基Rの1つ以上がメチロール基であり、且つ、前記置換基Rの1つ以上が水素原子である、メラミン化合物)であるニカラックMX-750(日本カーバイド工業株式会社製、平均2.2量体 80質量%)を使用した。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、比較例1の剥離性フィルムを得た。
メラミン架橋剤(D)として、後述のタイプIMであるニカラックMS-001(日本カーバイド工業株式会社製、平均5.7量体 60質量%)を使用した。その他の操作については、実施例1と同様の操作を行うことにより、比較例2の剥離性フィルムを得た。
メラミン架橋剤(D)の代わりにニカラックMX-750を使用した。その他の操作については、実施例15と同様の操作を行うことにより、比較例4の剥離性フィルムを得た。
メラミン架橋剤(D)の代わりにニカラックMS-001を使用した。その他の操作については、実施例15と同様の操作を行うことにより、比較例5の剥離性フィルムを得た。
前記変性アクリル系樹脂(A)含有溶液、変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)、メラミン架橋剤(D)、及び酸触媒(E)について、それぞれ固形分換算で、前記変性アクリル系樹脂(A)32質量部、前記ポリエステル樹脂68質量部、前記メラミン架橋剤6質量部、前記酸触媒(E)0.7質量部となるように混合し攪拌して塗工液7(固形分濃度4.4質量%、酸触媒濃度0.03質量%)を得た。その他の操作については、実施例15と同様の操作を行うことにより、比較例5の剥離性フィルムを得た。
LA:ラウリルアクリレート
HEA:2-ヒドロキシエチルアクリレート
IDAA:イソデシルアクリレート
STA:ステアリルアクリレート
・タイプF:構成単位あたり3つ結合しているアミノ基の置換基R(3つのアミノ基の合計で6つの置換基R)の全てがメトキシメチル基であるメラミン化合物(一般式(V)で表されるメラミン化合物)。
・タイプM:構成単位あたり3つ結合しているアミノ基の置換基Rの全てが、メトキシメチル基又はメチロール基のいずれかであり、且つ、前記置換基Rの1つ以上がメチロール基であるメラミン化合物。
・タイプIM:構成単位あたり3つ結合しているアミノ基の置換基Rの全てが、メトキシメチル基、メチロール基又は水素原子のいずれかであり、且つ、前記置換基Rの1つ以上がメチロール基であり、且つ、前記置換基Rの1つ以上が水素原子である、メラミン化合物。
Claims (7)
- 基材層上に表面層を有する剥離性フィルムであって、
前記表面層を形成する主成分が樹脂成分であり、
前記樹脂成分は、アルキル成分及び架橋性官能基を有する変性アクリル系樹脂(A)と、前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)と、架橋剤(D)とを含み、
前記変性アクリル系樹脂(A)は、少なくとも、下記一般式(I):
で表される構成単位を含んでおり、
前記架橋剤(D)は、アミノ基の水素原子が全てアルコキシアルキル基及びアルカノール基の少なくとも一方で置換された構造を有しているメラミン化合物であり、
前記メラミン化合物は、下記一般式(IV):
で表され、
前記表面層中の前記樹脂(B)の含有量は、前記表面層を構成する前記変性アクリル系樹脂(A)と前記樹脂(B)の合計を100質量部として、50質量部未満である、剥離性フィルム。 - 変性アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量が、5×104~15×104である、請求項1又は2に記載の剥離性フィルム。
- 前記表面層中の前記樹脂(B)の含有量は、前記表面層を構成する前記変性アクリル系樹脂(A)と前記樹脂(B)の合計を100質量部として、2質量部以上である、請求項1~3のいずれかに記載の剥離性フィルム。
- 前記アルコキシアルキル基は、炭素数が2~5であり、前記アルカノール基は、炭素数が1~3である、請求項1~4のいずれか1項に記載の剥離性フィルム。
- 前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)は、ポリエステル樹脂及びアクリル樹脂からなる群から選ばれた少なくとも1種である、請求項1~5のいずれか1項に記載の剥離性フィルム。
- 基材層上に表面層を有する剥離性フィルムの製造方法であって、
前記基材層上に、前記表面層を形成する工程を備えており、
前記表面層を形成する主成分が樹脂成分であり、
前記樹脂成分は、アルキル成分及び架橋性官能基を有する変性アクリル系樹脂(A)と、前記変性アクリル系樹脂(A)とは異なる樹脂(B)と、架橋剤(D)とを含み、
前記変性アクリル系樹脂(A)は、少なくとも、下記一般式(I):
で表される構成単位を含んでおり、
前記架橋剤(D)は、アミノ基の水素原子が全てアルコキシアルキル基及びアルカノール基の少なくとも一方で置換された構造を有しているメラミン化合物であり、
前記メラミン化合物は、下記一般式(IV):
で表され、
前記表面層中の前記樹脂(B)の含有量は、前記表面層を構成する前記変性アクリル系樹脂(A)と前記樹脂(B)の合計を100質量部として、50質量部未満である、剥離フィルムの製造方法。
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