JP7256858B1 - 管内面検査装置および管内面検査方法 - Google Patents

管内面検査装置および管内面検査方法 Download PDF

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Abstract

Figure 0007256858000001
【課題】管軸方向に沿って広範囲を測定対象として迅速に管の内径を測定する管内面検査装置および管内面検査方法を提供する。
【解決手段】本発明の一態様の管内面検査装置(1)は、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光を発する発光部(2)と、前記発光部(2)が発した前記レーザー光の光路を前記管の内面に向かって変更し、前記レーザー光を前記管の内面において管軸に沿って広がった領域に照射する光路変更部(3)と、前記内面の前記領域から反射した前記レーザー光の反射光を受光する受光部(4)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、管内面検査装置および管内面検査方法に関する。
管の内径を測定する際、レーザー方式の測定装置を用いることができる。レーザーを用いることによって非接触式で測定できることから、接触式の測定方法において必要である芯出し作業や位置調整作業等の手間を省くことができる。特に、耐震管の受口内面は、構造上複雑な凹凸を有しており、その内径測定は、マイクロメータ等で作業者が直接測定を行っているが、効率が悪く、また測定ミス等も生じやすいという問題があることから、レーザー式の内径測定手段の開発が求められている。
レーザー式の内径測定装置としては、例えば特許文献1~3に開示されている装置がある。
特開平04-16303号公報 特開2011-196899号公報 特開2000-105106号公報
しかしながら、従来技術は何れも内径測定に要する時間について課題がある。例えば特許文献2の内径検査装置は、管軸方向と平行に発光されたレーザー光を、反射板にて管軸方向に対して直角方向に方向転換するが、管内面の一点のみの測定しかできない。そのため、検査時間が長時間に及ぶという問題がある。
本発明の一態様は、管軸方向に沿って広範囲を測定対象として、従前の技術よりも効率的に管の内径を測定することができる管内面検査装置および管内面検査方法を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管内面検査装置は、管の内面を検査する管内面検査装置であって、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光を発する発光部と、前記発光部が発した前記レーザー光の光路を前記管の内面に向かって変更し、前記レーザー光を前記管の内面において管軸に沿って広がった領域に照射する光路変更部と、前記内面の前記領域から反射した前記レーザー光の反射光を受光する受光部と、を備える。
前記の構成によれば、管の管軸方向に沿って比較的広い範囲にレーザー光を照射することで、管の内面を広範囲に検査することができる。例えば、管軸方向に沿った広範囲において管の内径測定が可能であることから、管の内面形状を迅速に検査することができる。
本発明の一態様に係る管内面検査装置は、前記の構成において、前記管の内部に挿入可能な先端部を含むアーム部を更に備え、前記光路変更部は、前記先端部に固定された反射板を含み、前記反射板は、前記発光部が発した前記レーザー光を反射させることにより前記光路を調整するとともに、前記内面において反射した前記反射光が前記受光部に向くように当該反射光を反射させて当該反射光の光路を調整する構成となっており、前記発光部および前記受光部は、前記アーム部における基部に配設されていてもよい。
前記の構成によれば、反射板と発光部との距離、および反射板と受光部との距離がそれぞれ一定であることから、内面の検査工程において、両者の位置決めの制御を行う必要がなく、制御機構を簡素化することができる。
本発明の一態様に係る管内面検査装置は、前記の構成において、前記発光部より発せられ、前記帯状のレーザー光の幅を規定する両端の一方を進行し、前記反射板において反射し前記管の内面に入射する光路を第1光路とし、前記発光部より発せられ、前記帯状のレーザー光の幅を規定する両端の他方を進行し、前記反射板において反射して前記管の内面に入射する光路を第2光路とすると、前記反射板は、前記第1光路を進行するレーザー光および前記第2光路を進行するレーザー光の両方について前記管の内面で反射したレーザー光を受光するとともに反射させ、前記受光部に導くよう、前記発光部および前記受光部に対して反射面が向けられていてもよい。
前記の構成によれば、前記反射板の反射面によって、帯状のレーザー光を管の管軸方向に沿って比較的広い範囲に照射することができ、管の内面に広範囲に照射されて反射したレーザー光を受光部に受光させることができる。
本発明の一態様に係る管内面検査装置は、前記の構成において、前記発光部の位置と、前記受光部の受光結果とを用いて、前記管の内径を特定する演算部を更に備えてもよい。
前記の構成によれば、管の内径を評価することができる。
本発明の一態様に係る管内面検査装置は、前記の構成において、前記発光部と、前記光路変更部と、前記受光部とは、前記管の管軸と平行な軸を回転中心として一体的に回転可能であってよい。
前記の構成によれば、管の内面全周を測定することができる。
また、前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管内面検査方法は、管の内面を検査する管内面検査方法であって、発光部から発せられる、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光の光路を、管の内面に向かって変更する第1工程と、前記第1工程によって光路が変更した前記レーザー光を前記管の内面において管軸に沿って広がった領域に照射して反射した反射光を、受光部によって受光して、当該領域の内面形状を測定する第2工程と、を含む。
前記の構成によれば、管の管軸方向に沿って比較的広い範囲にレーザー光を照射することで、管の内面を広範囲に検査することができる。例えば、管軸方向に沿った広範囲において管の内径測定が可能であることから、管の内面形状を迅速に検査することができる。
本発明の一態様に係る管内面検査方法は、前記の構成において、前記第1工程は、前記発光部から発せられる前記帯状のレーザー光の光路を光路変更部によって変更するものであり、前記管内面検査方法は、前記管の内部における所定の第1位置に前記光路変更部を配置する第1配置工程と、前記所定の第1位置に配置された前記光路変更部を、前記管の管軸に平行な軸を中心に回転させる第1回転工程と、前記第1回転工程の後に、前記光路変更部を前記管軸に沿って所定の第2位置まで移動させる第2配置工程と、前記所定の第2位置に配置された前記光路変更部を、前記管軸に平行な軸を中心に前記第1回転工程における回転方向とは反対方向に回転させる第2回転工程と、を含み、前記第1回転工程および前記第2回転工程の各工程において、前記第1工程と前記第2工程とをこの順で所定回数繰り返す構成であってもよい。
前記の構成によれば、第1回転工程の回転方向と、第2回転工程の回転方向とを反対方向にしているため、受光部等に繋がっている配線が回転によって絡まる事態を回避することができる。
本発明の一態様によれば管の管軸方向に沿って比較的広い範囲にレーザー光を照射することで、管の内面を広範囲に検査することができる。例えば、管軸方向に沿った広範囲において管の内径測定が可能であることから、管の内面形状を迅速に検査することができる。
本発明の一実施形態に係る管内面検査装置を或る角度から見たときの図であり、説明の便宜上、管は管軸方向に沿った断面を示した図である。 図1に示す管内面検査装置が具備する発光部から発せられるレーザー光の光軸に対して90°回転した方向から管内面検査装置を見たときの図である。 図1に示した管内面検査装置が具備する反射板を、管端から管奥に向かって見たときの図であり、管内面検査装置が具備する発光部から発せられるレーザー光が、管の内面に照射して反射して反射板に受光されるまでの光路を示す図である。 図2に示す管内面検査装置において、管内面検査装置が具備する発光部から発せられるレーザー光が、管の内面に照射されて反射し、受光部に受光されるまでの光路を示した図である。 本発明の一実施形態の管内面検査装置によって管の内径を測定する方法を模式的に説明する図である。 本発明の一実施形態の管内面検査装置によって管の内径を測定する方法を模式的に説明する図である。 本発明の一実施形態の管内面検査装置によって管の内面形状を測定した際の実測データをグラフ化した図である。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る管内面検査装置を或る角度から見たときの図であり、説明の便宜上、管は管軸方向に沿った断面で示した図である。図2は、図1に示す管内面検査装置を、管内面検査装置が具備する発光部から発せられるレーザー光の光軸を中心に90°回転した方向から見たときの図である。
本実施形態の管内面検査装置1は、管100の内面110を検査する管内面検査装置である。管100の内面110を検査するとは、管100の内径を測定するとともに、内径の値に基づいて管100の内面形状を測定することを示す。管100の内面形状とは、例えば鋳鉄管の受口部101の内面に設けられた凹凸形状が一例としてある。
(管内面検査装置)
図1に示す管内面検査装置1は、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光を発する発光部2と、発光部2が発したレーザー光の光路を管100の内面110に向かって変更し、レーザー光を管100の内面110において管軸100Cに沿って広がった領域Aに照射する光路変更部3と、内面110の領域Aから反射したレーザー光の反射光を受光する受光部4と、を備える。この構成によれば、管100の管軸方向に沿って比較的広い範囲にレーザー光を照射することで、管100の内面110を広範囲に検査することができる。すなわち、管軸方向に沿った広範囲において管の内径測定が可能であることから、管の内面形状を迅速に検査することができる。
ここで、管100は、例えば水道用管等として利用されるダクタイル鋳鉄管であってよい。ダクタイル鋳鉄管は、鉄管同士を連結する際に、或る鉄管の一端部に設けられた受口に、別の鉄管の他端部に設けられた挿し口を挿入する態様をとることができる。そして、この連結にあたり、鉄管の受口の内面には、連結のための段部や、管同士の水密性確保手段(ゴム輪)装着のための段部や環状溝の凹凸形状を有するものがある。本実施形態で検査対象とする管100にも、受口部101の内面110に、そのような環状溝を含む凹凸形状が形成されている。
なお、管100は、図示しない管支持装置によって支持されている。本実施形態では、管100は、管軸100Cが略水平になるよう管支持装置によって支持されている。
発光部2は、図1に示すようにレーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光を発する。この帯状のレーザー光は、複数のレーザー光を進行方向を平行にして合わせて成り、各レーザー光は同一波長である。波長は特に制限はないが、青色レーザー光であることが好ましい。なお、以下の説明では、発光部2から発せられ、受光部4に受光されるまでの一連の光路を、4つのブロックに分けて説明する。具体的には、発光部2から発せられて光路変更部3に入射するまでの間の光路にある帯状のレーザー光を20aとする。また、レーザー光20aが光路変更部3にて光路変更してから、管100の内面110の領域Aに照射されるまでの間の光路にある帯状のレーザー光を20bとする。また、領域Aにおいて反射して光路変更部3に入射するまでの間の光路にある反射光である帯状のレーザー光を20cとする。そして、反射光20cが光路変更部3にて光路変更してから、受光部4に受光されるまでの間の光路にある帯状のレーザー光を20dとする。
光路変更部3は、図1に示すように、管100の内部に位置した状態で、発光部2が発したレーザー光20aの光路を管100の内面110に向かって変更し、レーザー光20bを管の内面において管軸に沿って広がった領域Aに照射する。領域Aとは、管軸に沿った長さが、管の内面にレーザー照射する一般的な技術において使用するレーザー光による照射領域の管軸に沿った長さよりも長い領域である。例えば、領域Aの管軸に沿った長さは、凹凸形状に含まれる1つの環状溝の溝幅よりも広い幅(長さ)を少なくとも有していることが好ましい。
受光部4は、図2に示すように、発光部2が管軸100Cに近い位置にある状態において、管軸100Cから離れた位置に設けられている。管100の内面110の領域Aにおいて反射した反射光、詳細には帯状のレーザー光20dを受光する。受光部4は、撮像素子CMOSを具備しており、受光したレーザー光に基づいた信号を出力する。出力信号は、演算部6が取得する。なお、図2では、管100の内面110に向かって進むレーザー光20bは、紙面奥側に向かって進んでいる。
ここで、受光部4は、領域Aからの反射光を高さデータとして取得することができる。受光部4は、その高さデータを出力信号とする。これにより、後述する演算部6によって、管の内径を特定することができる。なお、これに限らず、受光部4から領域A内の特定の位置までの距離を、レーザー光を用いた周知の距離計測技術に基づいて計測することができる。例えば、レーザー光の到達飛行時間によって計測することができる。また、他の例として、領域Aの表面形状の凹凸に起因する陰影を捉えたパターン投影画像を受光部4が生成できるように構成されており、その画像から領域Aまでの距離を特定する態様であってもよい。
ここで、発光部2および受光部4と、光路変更部3とは、管100の内部に挿入可能な先端部51を含むアーム部5に取り付けられている。具体的には、発光部2および受光部4は、アーム部5の基部52に配設されており、光路変更部3が先端部51に固定されている。アーム部5によって、発光部2と受光部4と光路変更部3とは、一体的に位置を変えることができ、光路変更部3と発光部2との距離、および光路変更部3と受光部4との距離がそれぞれ一定であることから、管の内面の検査を行う工程において、両者の位置決めの制御を行う必要がなく、制御機構を簡素化することができる。
アーム部5は、ロボットアーム500の先端に固定されており、ロボットアーム500の駆動によって、アーム部5の位置および姿勢が調整される。ロボットアーム500は、アーム部5を介して、発光部2から発せられるレーザー光20aの進行方向に沿った軸20Lが管軸100Cに平行となるように、アーム部5の位置を調整している。また、管100の内面110の検査を行う工程において、ロボットアーム500は、アーム部5を、管軸100Cを中心に回転させる。これについては、後述する。アーム部5は、発光部2のレーザー光を遮ることがない位置に設けられていれば設置態様は図1に示す例に限らない。
(光路変更部の詳細)
光路変更部3は、アーム部5の先端部51に固定された反射板31を含む。反射板31は、発光部2が発したレーザー光20aを反射させることにより光路を調整するとともに、内面110において反射した反射光20cが受光部4に向くように反射光20cを反射させて反射光の光路を調整する。
具体的には、光路変更部3は、図1に示すように、発光部2より発せられ、帯状のレーザー光20aの幅を規定する両端の一方を進行し、反射板31において反射し管100の内面110に入射する光路を第1光路(i)とし、発光部2より発せられ、帯状のレーザー光の幅を規定する両端の他方を進行し、反射板31において反射して管100の内面110に入射する光路を第2光路(ii)とすると、反射板31は、第1光路(i)を進行するレーザー光および第2光路(ii)を進行するレーザー光の両方について管100の内面110で反射したレーザー光20cを受光するとともに反射させ、受光部4に導くよう、発光部2および受光部4に対して反射面32が向けられている。ここで、第1光路(i)は、発光部2から発せられ、受光部4に受光されるまでの一連の光路において、帯状のレーザー光20aの幅を規定する両端の一方に規定される。また、第2光路(ii)は、発光部2から発せられ、受光部4に受光されるまでの一連の光路において、帯状のレーザー光20aの幅を規定する両端の他方に規定される。
反射面32は、発光部2より発せられた帯状のレーザー光20aを光路変更する。このとき、帯状のレーザー光20aの光軸の中心では、反射面32によって光路が直角に変更する。このときの光路変更部3に受光する前の帯状のレーザー光20aの幅方向を含む平面と、反射面32によって反射された後の帯状のレーザー光20bの幅方向を含む平面とは、同一平面にある。これについて、図3を用いて説明する。
図3は、図1に示した管内面検査装置1が具備する反射板31を、管端から管奥に向かって見たとき、つまり本実施形態では受口側から挿し口側に向かって見たとき、の図であり、管内面検査装置1が具備する発光部2から発せられるレーザー光20aが反射面32に入射して反射してレーザー光20bとなり、管100の内面110に照射して反射し、反射光20cとして反射板31の反射面32に受光されるまでの光路を示す図である。
図2および図3では、発光部2より発せられた帯状のレーザー光20aの第1光路(i)のレーザー光が反射面32に入射する入射位置をP1で示す。また、発光部2より発せられた帯状のレーザー光20aの第2光路(ii)のレーザー光が反射面32に入射する入射位置をP2で示す。入射位置P1、P2に入射したレーザー光は、反射して光路が変わり、レーザー光20bとして管100の内面110に向かって進行し、内面110に照射される(領域A)。このように光路を変えるために、反射面32は、第2光路(ii)のレーザー光の反射面32への入射位置P2側を管奥(挿し口側)にして、第1光路(i)のレーザー光の反射面32への入射位置P1側から入射位置P2側が、発光部2から発せられるレーザー光20aの進行方向に沿った軸20Lに対して傾斜している。
管100の内面110において領域Aに照射されたレーザー光20bは、内面110において拡散反射して反射光20cとなる。ここで、反射光20cは、領域Aに入射したレーザー光20bに対して所定の傾斜角度を有する。所定の傾斜角度は、例えば24.2°である。本実施形態では、領域Aに入射したレーザー光20bに対して24.2°の角度を有した反射光を生成する指向性を有したレーザー光を使用することで、これを実現することができる。すなわち、帯状のレーザー光20bの第1光路(i)のレーザー光が領域Aに照射されると、このレーザー光に対して24.2°の角度を有する反射光(反射光20cである帯状のレーザー光の第1光路(i))となる。また、帯状のレーザー光20bの第2光路(ii)のレーザー光が領域Aに照射されると、このレーザー光に対して24.2°の角度を有する反射光(反射光20cである帯状のレーザー光の第2光路(ii))となる。なお、レーザー光20bに対する反射光20cの傾斜角度は、或る範囲の傾斜角度を有するものであってよく、例えば先述のように24.2°というピンポイントの値に限られない。すなわち、24.2°は、傾斜角度の平均値または中央値であってよく、ピンポイントの角度で傾斜する指向性を有したレーザー光であるということではない。
図2および図3に示す、領域Aからの反射光20cは、再び反射面32に受光され反射して、受光部4に向かう。図2および図3では、反射光20cである帯状のレーザー光の第1光路(i)のレーザー光が反射面32に入射する入射位置をP1rで示し、第2光路(ii)のレーザー光が反射面32に入射する入射位置をP2rで示す。
受光部4に向くように反射面32において反射したレーザー光20dは、受光部4に受光される。以上が、光路変更部3の詳細である。本発明の発明者らは、本実施形態で使用する帯状のレーザー光を、管の内面の領域Aに導いて照射させ、且つ領域Aからの反射光を管の外に導いて受光部4に受光されるよう、鋭意工夫を重ねた末に、上述の構成を具備する光路変更部3を実現するに至った。
演算部6は、受光部4の出力信号と、発光部2の位置情報とに基づいて、管の内径を特定する。なお、発光部2の位置情報は、アーム部5の位置情報によって代替できる。発光部2から発せられた帯状のレーザー光の第1光路(i)だけを取りあげて説明すれば、第1光路の発光部から受光部までの光路長と、発光部2の位置情報とから、第1光路のレーザー光が照射された位置(領域A内の一箇所)の管の内径(半径)を特定することができる。また、発光部2から発せられた帯状のレーザー光の第2光路(ii)だけを取りあげて説明すれば、第2光路の発光部から受光部までの光路長と、発光部2の位置情報とから、第2光路のレーザー光が照射された位置(領域A内の一箇所)の管の内径(半径)を特定することができる。演算部6は、帯状のレーザーの幅の全域において、同様に処理することで、領域Aの全域について、管100の内径(半径)を一度に特定することができる。
本実施形態では、光路変更部3(反射板31)を用いることにより、空間的に制限されている管100の内部に、管外において発した帯状のレーザー光を入れる機構を実現することができ、且つ、その帯状のレーザー光を、管軸に沿って広がった領域Aに照射することができる。また、光路変更部3(反射板31)を用いることにより、領域Aから反射した反射光を、管外に向けて光路変更することができる。これにより、帯状のレーザー光を照射して、その照射領域からの反射光に基づいて照射領域の面の形状などを特定する機器を用いて、管の内面の検査を行うことが可能となる。
また、このように領域Aの内径を一度に特定することができることにより、帯状に構成されていない、いわゆる一本のレーザー光を用い、その照射位置を管軸に沿って変えながら測定を繰り返す態様に比べ、内径の測定スピードが飛躍的に向上する。これは、管を製造する製造ライン等において管の内径を迅速に計測する必要がある場面において優位である。
なお、空間的に制限された管内に配置するため、反射板31は、管奥に向かって先細った直角台形の反射面32を有している。なお、この形状に限定されず、正方形または長方形の反射面を有していても良い。
ここで、領域Aは、管軸方向に沿って広がった領域であり、管の内周に沿って広がった領域ではないことから、内周面に沿った複数箇所を計測することができるよう、発光部2と、光路変更部3と、受光部4とは、管100の管軸100Cと平行な軸を回転中心として一体的に回転可能である。これは、アーム部5がロボットアーム500の駆動を受けて、管100の管軸100Cと平行な軸(管軸100Cと同一であってもよい)を回転中心として一体的に回転することにより実現される。
(内径測定以外の用途)
本実施形態の管内面検査装置1は、領域Aの全域に及んで内径を測定することができるため、領域Aの内面110の形状を測定することも可能である。すなわち、管100の受口部101に設けられた凹凸形状の溝の幅および溝の深さを測定することができる。この測定によれは、管100の製造ラインにおいて、凹凸形状が適切なサイズで形成されているか否かの検査が可能である。
(管内面検査方法)
本実施形態に係る管内面検査方法は、管の内面を検査する管内面検査方法であって、発光部2から発せられる、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光20aの光路を、管100の内面110に向かって変更する第1工程と、前記第1工程によって光路が変更したレーザー光20bを管100の内面110において管軸に沿って広がった領域Aに照射して反射した反射光20cを、受光部4によって受光して、当該領域Aの内面形状を測定する第2工程と、を含む。この方法によれば、管100の管軸方向に沿って比較的広い範囲にレーザー光を照射することで、管100の内面110を広範囲に検査することができる。すなわち、管軸方向に沿った広範囲において管の内径測定が可能であることから、管の内面形状を迅速に検査することができる。
第1工程の前工程として、図1に示した管100と、発光部2および受光部4との位置決めを行う。一例としては、管端に接触することで管の位置を決める位置決め機を、管支持装置に具備させる。この例では、管を管支持装置によって暫定的に支持させた後に、位置決め機に管端が接触するよう管の位置を移動させる。管の移動は、管支持装置に具備される移動機構を用いる。このようにして管の位置を決めることで、管100と、発光部2および受光部4との位置関係が一定となり、ロボットアーム500によってアーム部5を正確な位置に配置することができる。これにより、演算部6による管100の内径の計測も正確に行うことができる。
以下では、管100の内周面に沿って異なる複数の箇所に帯状のレーザー光20bを照射して、各箇所において内面形状を測定する場合の管内面検査方法の一例を、図4および図5を用いて説明する。
図4は、管内面検査方法の一例を示すフロー図である。図5は、図5中の左側が管軸100Cを紙面左右方向に配置したときの管100の内部の様子を模式的に示した図であり、図5中の右側が、発光部2および受光部4越しに管外から管端部分を見たときの平面図である。
図4の例では、管100の内部における所定の第1位置に光路変更部3を配置する第1配置工程S1と、所定の第1位置に配置された光路変更部3を、管100の管軸100Cに平行な軸を中心に回転させる第1回転工程S2と、第1回転工程S2の後に、光路変更部3を管軸100Cに沿って所定の第2位置まで移動させる第2配置工程S3と、所定の第2位置に配置された光路変更部3を、管軸100に平行な軸を中心に第1回転工程S2における回転方向とは反対方向に回転させる第2回転工程S4と、を含む。第1回転工程S2および第2回転工程S4の各工程では、先述の第1工程と第2工程とをこの順で所定回数繰り返す。
第1配置工程S1に先立って、先述した管100と、発光部2および受光部4並びに光路変更部3(ロボットアーム500(図1および図2))との位置決めを行う。これにより、ロボットアーム500を所定のプログラムに従って移動させることにより、所定の位置に光路変更部3を配置することができる。
第1配置工程S1では、管100内の所定の第1位置に光路変更部3を配置する。これを例えば図5を用いて説明する。図5の左には、管100内の第1位置100Aに光路変更部3を配置している様子を示している。発光部2および受光部4と、光路変更部3とは所定の長さ(例えば100mm)で離間しており、光路変更部3の反射面32の中心位置から基準位置までの距離を所定の距離(例えば100mm)とする。なお、基準位置は、設計寸法を示し、+側または-側に変更可能である。
第1回転工程S2では、第1配置工程S1によって第1位置100Aに配置された光路変更部3を、管100の管軸100Cを中心に回転させる。これは、アーム部5を、管軸100Cを中心に回転させることによって実現できる。図5の右側には、光路変更部3の位置を、図5の左側に示した光路変更部3の配置を0°として、管軸100Cを中心に管100の内周に沿って0°~360°の範囲で特定している。なお、光路変更部3は、管100の管軸100Cを中心に回転してもよいが、管100の管軸100Cに平行な軸であれば、管100の管軸100Cと同一軸でなくてもよい。アーム部5と管100との位置関係を正確に特定しておくことで、光路変更部3の回転中心は管100の管軸100Cからずれていても、内径を正確に計測することができる。また、例えば管の呼び径が大きい場合などには、管の径方向に受光部2の位置を調整する必要がある。その場合に対応するべく、受光部2(アーム部5)の位置を管の径方向に調整する機構をすることも可能である。一例としては、ロボットアームによって、受光部2(アーム部5)の位置を管の径方向に調整する態様が有り得る。
第1回転工程S2では、光路変更部3の回転を0°の位置から開始し、90°、180°、および270°の順で図5の右側に示すように反時計回りに光路変更部3を回転させる。
また、第1回転工程S2では、光路変更部3を間欠的に回転させる。一例では、図5の右側に示すように、0°の位置、90°の位置、180°の位置、および270°の位置の各位置において、アーム部5の回転を一時停止する。換言すれば、ロボットアームは90°の回転角度毎に回転を一時停止する。そして、一時停止している間に、光路変更部3を用いて先述の第1工程および第2工程を行う。
0°の位置を例に挙げて説明すれば、第1工程において0°の位置にある発光部2から発せられる、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光20aの光路を、0°の位置にある光路変更部3によって管100の内面110の0°の位置に向かって変更する。そして、第2工程において、レーザー光を管100の内面110の0°の位置において管軸に沿って広がった領域Aに照射して反射して、光路変更部3によって光路変更した反射光20dを、受光部4によって受光して、当該領域Aの内面形状を測定する。
これら第1工程と第2工程を、90°の位置、180°の位置、および270°の位置の各位置においても行う。第1回転工程S2では、270°の位置まで回転すると回転を終了(停止)してよい。
以上の第1回転工程S2までの工程によって、管100の内径は、次のように求めることができる;
「0°の位置」から「180°の位置」の間の管の内径 =
R+0°の位置の受光部の受光結果+180°の位置の受光部の受光結果
また、
「90°の位置」から「270°の位置」の間の管の内径 =
R+90°の位置での受光部の受光結果+270°の位置での受光部の受光結果
なお、式中のRは、図5の右側に示すアーム部5の回転直径Rである。
なお、光路変更部3の回転を一時停止する位置は、例示したものに限らない。また、一時停止する回数も2回以上、好ましくは図5の右側に例示するように4回以上で適宜設定可能である。図5の右側に例示するように、管軸100Cを中心として対称(180°)である2つの位置(例えば0°の位置と180°の位置)を1つの組として複数の組を回転方向に沿って設定すればよい。アーム部5の回転角度を60°毎に一時停止するように制御した場合には、0°の位置、60°の位置、120°の位置、180°の位置、240°の位置、300°の位置で回転を一時停止して、各位置において先述の第1工程と第2工程を行っても良い。
図4の例では、更に、第1回転工程S2の後に、光路変更部3を管軸100Cに沿って所定の第2位置まで管奥に向かって移動させる第2配置工程S3を行う。図6は、管100内の所定の第2位置100Bに光路変更部3を配置した状態の図である。なお、第1位置100A(図5)から第2位置100Bへの移動は、アーム部5を管軸100Cと平行な方向に移動させることによって実現できる。先述した第1回転工程S2は、図5の右側に示す270°の位置において回転を終了している。そのため、270°の位置に光路変更部3がある状態において、第2配置工程S3を行う。第2配置工程S3が完了すると、第2回転工程S4を行う。
第2回転工程S4では、図6の左側に示す第2位置100Bに配置された光路変更部3を、管100の管軸100Cを中心に回転させる。回転機構については、第1回転工程S2と同一であるが、回転方向を第1回転工程S2の回転方向とは反対方向にする点において相違する。すなわち、第2回転工程S4では、光路変更部3の回転を270°の位置から開始し、180°の位置、90°の位置、および0°の位置の順で時計回りに光路変更部3を図6の右側に示す矢印方向に回転させ、第1回転工程S2と同様に各位置において回転を一次停止する。そして、一時停止している間に、光路変更部3を用いて先述の第1工程および第2工程を行う。これについては、第1回転工程S2において説明しているため、説明を省略する。
以上の第2回転工程S4において、最後の0°の位置において受光部から受光結果が得られると、ロボットアームが、アーム部5を介して、光路変更部3を管外に移動させる。このとき、0°の位置に光路変更部3がある状態において管軸100Cに沿って管外方向に引き出された光路変更部3は、再び所定の位置に配置された新たな管の管端から、管軸に沿って管内に挿入されることで、無駄な動きをせずに、第1配置工程S1を開始することができる。これは、管の製造ラインの途中で管の内面を検査する場合において、効率的にアーム部を移動させることができ、検査効率の向上に寄与する。
上述のように管軸に沿った複数の箇所(第1位置および第2位置)で、管の内径を測定することにより、管軸方向に沿った広い範囲で連続して内径を取得でき、内径の値を管軸方向に沿って繋ぎ合わせることにより、管の内面の形状を測定することができる。図7は、このようにして内径の値を管軸方向に沿って繋ぎ合わせることにより得られる管の内面の形状のプロファイルである。図7は、先述した鋳鉄管の受口部の内面を検査対象としたものであり、内面に設けられている凹凸形状がプロファイル上で良好に示されている。このプロファイルデータを用いることによって、凹凸形状を構成する環状溝の深さおよび幅を計測することが可能である。このため、受口部の内面が設計通りに形成されているかを検査することも可能である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。
1 管内面検査装置
2 発光部
3 光路変更部
4 受光部
5 アーム部
6 演算部
20a、20b、20c、20d 帯状のレーザー光
20c、20d 反射光
31 反射板
32 反射面
51 先端部
52 基部
100、100C 管軸
100A 第1位置
101 受口部
110 内面
500 ロボットアーム
S1 第1配置工程
S2 第1回転工程
S3 第2配置工程
S4 第2回転工程
(i)第1光路
(ii)第2光路

Claims (6)

  1. 管の内面を検査する管内面検査装置であって、
    レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光を発する発光部と、
    前記発光部が発した前記レーザー光の光路を前記管の内面に向かって変更し、前記レーザー光を前記管の内面において管軸に沿って広がった領域に照射する光路変更部と、
    前記内面の前記領域から反射した前記レーザー光の反射光を受光する受光部と、
    を備え
    前記管の内部に挿入可能な先端部を含むアーム部を更に備え、
    前記光路変更部は、前記先端部に固定された反射板を含み、
    前記反射板は、前記発光部から発せられるレーザー光の進行方向に沿った軸に対して傾斜している反射面によって、前記発光部が発した前記レーザー光を反射させることにより前記光路を変更するとともに、前記内面において反射した前記反射光が前記受光部に向くように当該反射光を反射させて当該反射光の光路を変更する構成となっており、
    前記発光部および前記受光部は、前記アーム部の基部に配設されており、
    前記発光部が発した前記レーザー光を前記反射面において反射させることにより前記光路を変更されて前記内面に向かう反射光に対して、前記内面において反射した前記反射光は、管端から管奥に向かって見たときに、所定の傾斜角度を有しており、
    前記発光部より発せられるレーザー光を受光する位置と、前記内面において反射した前記反射光を受光する位置とが、同一面内において互いに異なるよう、前記反射面が構成されている、
    ことを特徴とする管内面検査装置。
  2. 前記発光部より発せられ、前記帯状のレーザー光の幅を規定する両端の一方を進行し、前記反射板において反射し前記管の内面に入射する光路を第1光路とし、
    前記発光部より発せられ、前記帯状のレーザー光の幅を規定する両端の他方を進行し、前記反射板において反射して前記管の内面に入射する光路を第2光路とすると、
    前記反射板は、前記第1光路を進行するレーザー光および前記第2光路を進行するレーザー光の両方について前記管の内面で反射したレーザー光を受光するとともに反射させ、前記受光部に導くよう、前記発光部および前記受光部に対して前記反射面が向けられている、
    ことを特徴とする請求項に記載の管内面検査装置。
  3. 前記発光部の位置と、前記受光部の受光結果とを用いて、前記管の内径を特定する演算部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の管内面検査装置。
  4. 前記発光部と、前記光路変更部と、前記受光部とは、前記管の管軸と平行な軸を回転中心として一体的に回転可能である、
    ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の管内面検査装置。
  5. 管の内面を検査する管内面検査方法であって、
    発光部から発せられる、レーザー光の進行方向に沿って次第に幅広となる帯状のレーザー光の光路を、管の内面に向かって変更する第1工程と、
    前記第1工程によって光路が変更した前記レーザー光を前記管の内面において管軸に沿って広がった領域に照射して反射した反射光を、受光部によって受光して、当該領域の内面形状を測定する第2工程と、
    を含み、
    前記第1工程は、前記発光部から発せられる前記帯状のレーザー光の光路を、光路変更部が具備する反射板の反射面であって、前記発光部から発せられるレーザー光の進行方向に沿った軸に対して傾斜している反射面によって変更するものであり、
    前記第1工程において前記発光部が発した前記レーザー光を前記反射面において反射させることにより前記光路を変更されて前記内面に向かう反射光に対して、前記第2工程において前記内面において反射した前記反射光は、管端から管奥に向かって見たときに、所定の傾斜角度を有しており、
    前記反射面において、前記発光部より発せられるレーザー光を受光する位置と、前記内面において反射した前記反射光を受光する位置とは、前記反射面の同一面内において互いに異なる、
    ことを特徴とする管内面検査方法。
  6. 記管内面検査方法は、
    前記管の内部における所定の第1位置に前記光路変更部を配置する第1配置工程と、
    前記所定の第1位置に配置された前記光路変更部を、前記管の管軸に平行な軸を中心に回転させる第1回転工程と、
    前記第1回転工程の後に、前記光路変更部を前記管軸に沿って所定の第2位置まで移動させる第2配置工程と、
    前記所定の第2位置に配置された前記光路変更部を、前記管軸に平行な軸を中心に前記第1回転工程における回転方向とは反対方向に回転させる第2回転工程と、
    を含み、
    前記第1回転工程および前記第2回転工程の各工程において、前記第1工程と前記第2工程とをこの順で所定回数繰り返す、
    ことを特徴とする請求項に記載の管内面検査方法。
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