JP2013024754A - 物品径の測定方法 - Google Patents

物品径の測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013024754A
JP2013024754A JP2011160381A JP2011160381A JP2013024754A JP 2013024754 A JP2013024754 A JP 2013024754A JP 2011160381 A JP2011160381 A JP 2011160381A JP 2011160381 A JP2011160381 A JP 2011160381A JP 2013024754 A JP2013024754 A JP 2013024754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
article
displacement meter
diameter
rotary table
inner peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011160381A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Okamoto
有史 岡本
Mitsuhiro Ito
光宏 伊藤
Ryuzo Yamada
龍三 山田
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP2011160381A priority Critical patent/JP2013024754A/ja
Publication of JP2013024754A publication Critical patent/JP2013024754A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】センサ等を物品内に挿入することなく当該物品の内径や外径を効率的に測定する。
【解決手段】回転テーブル1上に載置された物品2の内周面21と、物品2の外に配設され回転テーブル1の回転軸13からの距離が判明している校正面4aとに、物品2の外に配設した二次元レーザ変位計3のスキャン線を位置させて、内周面21と校正面4aとの変位差を二次元レーザ変位計3にて測定し、上記距離と変位差に基づいて内周面21の半径を算出する。二次元レーザ変位計3のレーザ射出点とスキャン線を含む面上に、回転テーブル1の回転軸13が位置するように変位計3が配置されており、回転テーブル1を回転させて、内周面21とこれと径方向対称位置にある他の内周面における各半径を算出して、これら半径の値を合計することで物品2の直径を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は物品径の測定方法に関し、特に内径の測定を効率的に行うことができる方法に関する。
物品径のうち内径を測定するものとして特許文献1には、物品たるリング状モータコアの内部に回転軸を挿入し、回転軸の先端に設けた支持アームの両端に、モータコアの内周面に向けてそれぞれ変位センサを取り付けた内径測定装置が示されている。そして、回転軸を回転させて変位センサをモータコアの内周面に沿って移動させ、この際に変位センサから得られる検出結果に基づいてモータコアの内径等を演算している。
特開2003−254742
しかし、上記従来の内径測定装置では物品内にセンサ等を挿入しなければならず、その設置に手間取るために効率的な測定が困難であるという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、センサ等を物品内に挿入することなく当該物品の内径や外径を効率的に測定できる物品径の測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、物品(2)の測定対象円周面(21)と、前記物品(2)の外に配設され当該物品(2)の径中心(11)を通る中心線(13)からの距離(A)が判明している校正面(4a)とを前記物品(2)の外に配設した二次元レーザ変位計(3)のスキャン線(S1,S2)上に位置させて、前記測定対象円周面(21)と校正面(4a)との変位差(r)を前記二次元レーザ変位計(3)にて測定し、前記距離(A)と前記変位差(r)に基づいて前記測定対象円周面(21)の半径(R1)を算出することを特徴とする。
本第1発明においては、校正面および二次元レーザ変位計をいずれも物品の外に配設した状態で物品の半径を算出測定することができ、物品内への設置の手間を要しないから、効率的な測定が可能である。
本第2発明では、前記二次元レーザ変位計(3)のレーザ射出点(33)とスキャン線(S1,S2)を含む面内に、前記径中心を通る中心線(13)が位置するように前記変位計(3)が配置されている。
本第2発明においては、補正計算等をすることなく、簡易に物品の半径を算出することができる。
本第3発明では、前記物品(2)は回転テーブル(1)上に載置され、二次元レーザ変位計(3)のレーザ射出点(33)とスキャン線(S1,S2)を含む面内に、前記回転テーブル(1)の回転軸(13)が位置するように変位計(3)が配置されており、前記回転テーブル(1)を回転させて、複数の前記測定対象円周面(21)で各半径を測定する。
本第3発明においては、二次元レーザ変位計を移動させることなく回転テーブルを適宜角度づつ回転させることで複数個所で物品の半径を簡易に測定することができる。
本第4発明では、前記物品(2)は回転テーブル(1)上に載置され、二次元レーザ変位計(3)のレーザ射出点(33)とスキャン線(S1,S2)を含む面内に、前記回転テーブル(1)の回転軸(13)が位置するように前記変位計(3)が配置されており、前記回転テーブル(1)を回転させて、前記測定対象円周面(21)とこれと径方向対称位置にある他の測定対象円周面における各半径を算出して、これら半径の値を合計することで前記物品(2)の直径を算出する。
本第4発明においては、回転テーブルを180度回転させて径方向対称位置にある各測定対象円周面の半径を算出することによって物品の直径を容易に算出することができる。
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように本発明の物品径の測定方法によれば、センサ等を物品内に挿入することなく当該物品の内径や外径を効率的に測定することができる。
本発明の測定方法を実施する装置の斜視図である。 校正部材を設置した装置部分の正面斜視図である。 測定方法を実施する装置の概略垂直断面図である。 測定方法を説明する要部概略断面図である。
なお、以下に説明する実施形態はあくまで一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が行う種々の設計的改良も本発明の範囲に含まれる。
図1に本発明方法を実施する装置の構成を示す。図において、回転テーブル1上には内直径を測定すべき円形リング状の物品2が載置されており、物品2はその中心が回転テーブル1の回転中心11とほぼ一致するように、内周縁に当接するガイドローラ12によって回転テーブル1上に位置決めされている。
物品2を挟んで一方には物品2の上方位置に二次元変位計3が設けられている。そして、二次元変位計3のレーザ出光窓31からは上下方向へ直線状に広げられたレーザ光L(図3参照)が出力されて、その先端のスキャン線の上部S1が、物品2を挟んで他方の、物品2の上方に位置させられている校正部材4の校正面4aに入射し(図2)、スキャン線の下部S2は物品2の測定対象周面である内周面21に入射している。校正面4aは、回転テーブル1の回転中心11を通る回転軸13から予め定められた距離Aだけ離れて位置させられている。
本実施形態では物品2の内周面21は実際には段付き面になっており(図3)、校正面4aと内周面21にスキャン線の上部S1と下部S2がそれぞれ投影されている(図3中の破線)。したがって、内周面21のいずれの段付き面についても以下に説明するようにしてその内直径Dを測定することが可能である。なお、図3においてレーザ光Lの照射範囲中の斜線部Xはスキャン線の合焦が可能な測定可能範囲を示す。
本実施形態においては変位計3の設置姿勢を調整することによって、図3に示すように、変位計3のレーザ出光窓31(図1)から射出されて直線状に広がるレーザ光Lは、レーザ射出点33とスキャン線S1,S2を含む面上に回転軸13が位置するように出力されている。校正面4aや内周面21に入射して拡散反射されたレーザ光L1,L2(図3)は変位計3のレーザ受光窓32(図1)に入射して、変位計3内の受光素子上に入力し、ここにスキャン線S1,S2の像が結像する。
変位計3では三角測量原理に基づく公知の方法によって、校正面4aと内周面21(本実施形態では最下段の内周面)との間の距離r(変位差、図4)が算出される。回転軸13と校正面4aとの間の距離Aは既知であるから、結局R1=A−rによって、回転軸13と内周面21との間の距離(内半径)R1を算出できる。この後、回転テーブル1を180度回転させ、上記内周面21に代えて径方向対称位置にある他の内周面を測定位置に移動させて、同様の方法で回転軸13と当該他の内周面との間の距離(内半径)R2が算出される。そして、R1+R2=Dより、これら内周面の間の距離、すなわち内直径Dが算出される。
上記実施形態においては、互いに径方向対称位置にある内周面までの内半径を算出してこれらの和を内直径としたが、回転テーブル1の回転中心11と物品2の径中心が完全に一致していれば、一の内周面について算出された内半径を単純に2倍すれば内直径が得られる。
上記実施形態では、レーザ射出点33とスキャン線S1,S2を含む面上に回転テーブル1の回転軸13が位置するようにレーザ出力をしているが、補正計算が必要になる煩雑さを厭わなければ、回転テーブル1の回転軸13がレーザ射出点33とスキャン線S1,S2を含む面上にある必要は必ずしもない。
上記実施形態では物品2を回転テーブル1上に載せて容易に回転移動可能としたが、回転テーブル1上に載せる必要はなく、この場合には二次元レーザ変位計3のレーザ射出点33とスキャン線S1,S2を含む面内に、物品2の径中心を通る中心線が位置するように変位計3を配置すると良い。
上記実施形態で、回転テーブルを所定角度ごとに回転させて、複数の内周面について各内半径を測定するようにしても良い。
上記実施形態では物品の内径を測定したが、外径を測定する場合にも本発明方法を適用できることはもちろんである。
1…回転テーブル、11…径中心、13…回転軸(中心線)、2…物品、21…内周面(測定対象円周面)、3…二次元レーザ変位計、33…レーザ射出点、4a…校正面、A…距離、r…変位差、R1…半径、S1…スキャン線上部、S2…スキャン線下部。

Claims (4)

  1. 物品の測定対象円周面と、前記物品の外に配設され当該物品の径中心を通る中心線からの距離が判明している校正面とに、前記物品の外に配設した二次元レーザ変位計のスキャン線を位置させて、前記測定対象円周面と校正面との変位差を前記二次元レーザ変位計にて測定し、前記距離と前記変位差に基づいて前記測定対象円周面の半径を算出することを特徴とする物品径の測定方法。
  2. 前記二次元レーザ変位計のレーザ射出点とスキャン線を含む面内に、前記径中心を通る中心線が位置するように前記変位計が配置されている請求項1に記載の物品径の測定方法。
  3. 前記物品は回転テーブル上に載置され、前記校正面は前記回転テーブルの回転軸からの距離が判明しており、前記二次元レーザ変位計のレーザ射出点とスキャン線を含む面上に、前記回転軸が位置するように変位計が配置されており、前記回転テーブルを回転させて、複数の前記測定対象円周面で各半径を測定する請求項1に記載の物品径の測定方法。
  4. 前記物品は回転テーブル上に載置され、前記校正面は前記回転テーブルの回転軸からの距離が判明しており、前記二次元レーザ変位計のレーザ射出点とスキャン線を含む面上に、前記回転軸が位置するように前記変位計が配置されており、前記回転テーブルを回転させて、前記測定対象円周面とこれと径方向対称位置にある他の測定対象円周面における各半径を算出して、これら半径の値を合計することで前記物品の直径を算出する請求項1に記載の物品径の測定方法。
JP2011160381A 2011-07-22 2011-07-22 物品径の測定方法 Withdrawn JP2013024754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011160381A JP2013024754A (ja) 2011-07-22 2011-07-22 物品径の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011160381A JP2013024754A (ja) 2011-07-22 2011-07-22 物品径の測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013024754A true JP2013024754A (ja) 2013-02-04

Family

ID=47783268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011160381A Withdrawn JP2013024754A (ja) 2011-07-22 2011-07-22 物品径の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013024754A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108317989A (zh) * 2018-01-26 2018-07-24 哈尔滨工大航博科技有限公司 一种基于机械角位置采样的精密离心机动态半径测量方法
CN109856642A (zh) * 2018-12-20 2019-06-07 上海海事大学 一种旋转三维激光测量系统及其平面标定方法
CN115307543A (zh) * 2022-07-13 2022-11-08 哈尔滨工业大学 一种大型高速回转装备内腔几何尺寸测量装置及测量方法
JP2023080981A (ja) * 2021-11-30 2023-06-09 株式会社クボタ 管内面検査装置および管内面検査方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108317989A (zh) * 2018-01-26 2018-07-24 哈尔滨工大航博科技有限公司 一种基于机械角位置采样的精密离心机动态半径测量方法
CN109856642A (zh) * 2018-12-20 2019-06-07 上海海事大学 一种旋转三维激光测量系统及其平面标定方法
CN109856642B (zh) * 2018-12-20 2023-05-16 上海海事大学 一种基于旋转三维激光测量系统的平面标定方法
JP2023080981A (ja) * 2021-11-30 2023-06-09 株式会社クボタ 管内面検査装置および管内面検査方法
CN115307543A (zh) * 2022-07-13 2022-11-08 哈尔滨工业大学 一种大型高速回转装备内腔几何尺寸测量装置及测量方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5373707B2 (ja) 貼合わせ基板の位置ズレ検出装置およびそれを用いる半導体製造装置ならびに貼合わせ基板の位置ズレ検出方法
JP2015006694A5 (ja)
JP2005148071A (ja) 3次元位置測定センサー
JP2013024754A (ja) 物品径の測定方法
JP2017516105A (ja) アナログ信号を用いた角度エンコーダのロバストなインデクス補正
JP2019020209A (ja) 測量システム
JP2018179588A (ja) レーザスキャナ
JP2018054530A (ja) 測定装置及び測定方法
JP2019082461A (ja) 鋼管の管端直角度測定方法及び鋼管の製造方法
US7889326B2 (en) Distance measuring apparatus
JP5242940B2 (ja) 非接触形状測定装置
JP2015087295A (ja) 形状検査装置及び形状検査方法
JP2012220341A (ja) 形状測定装置、形状測定方法、及びそのプログラム
JP2008008879A (ja) 測定装置、測定基準及び精密工作機械
JP2012007951A (ja) 光源の配光特性測定装置
JP5535095B2 (ja) ワーク寸法測定装置
JP2008122349A (ja) 測定装置
WO2021036632A1 (zh) 测量扫描振镜偏转角度的方法及使用其的激光雷达
JP7407994B2 (ja) 管内面検査方法
JP5823367B2 (ja) 測定装置
JP2011191076A (ja) たわみ計測装置、ならびにたわみおよび軸ねじれ計測装置
JP6526465B2 (ja) 真円度測定装置
JP2014056018A5 (ja)
JP5601699B2 (ja) 校正装置
JP2010169636A (ja) 形状測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141007