JP7255667B2 - 分取クロマトグラフシステム - Google Patents

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Description

本発明は、液体クロマトグラフ(LC)又は超臨界流体クロマトグラフ(SFC)を利用して試料を成分ごとに分離し、分離された試料成分を分画して捕集する分取クロマトグラフシステムに関するものである。
液体クロマトグラフ(LC)又は超臨界流体クロマトグラフ(SFC)を利用して試料を成分ごとに分離し、分離された試料成分を分画して捕集する分取クロマトグラフシステムが知られている(特許文献1参照。)。このような分取クロマトグラフシステムでは、分離カラムから溶出した溶出液のうち目的成分を含む部分のみを捕集容器に捕集し、その他の部分はドレインへ廃棄するようになっている。
WO2016/194108A1
試料中の成分の中には、LCやSFCで完全に分離されずにクロマトグラム上で互いのピークの一部同士が重なり合うようなものも存在する。これまでの分取クロマトグラフシステムでは、そのような2つのピーク成分をそれぞれ個別のピーク成分として分取するような分取条件を設定すると、それら2つのピーク成分の間に存在する溶出液部分はドレインへ廃棄されることになっていた。
しかしながら、2つのピーク成分の一方又は両方の分取量が十分でなかった場合、これら2つのピークの間の溶出液部分は廃棄されているため、容易に再分取することができない。互いに重なり合う2つのピーク間の溶出液部分も分取されるように分取条件(時間分取、波形処理分取)を設定することは可能であるが、その条件設定は容易ではなく、検討に時間を要する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、試料成分の再分取を可能にする構成を有する分取クロマトグラフシステムを提供することを目的とするものである。
第1の発明に係る分取クロマトグラフシステムは、移動相の流れる分離流路中に試料を注入する試料注入部と、前記分離流路上に設けられ、前記分離流路中に注入された試料を成分ごとに分離するための分離カラムと、前記分離流路上の前記分離カラムの下流に設けられ、前記分離カラムで分離された試料成分を検出するための検出器と、前記分離カラムからの溶出液の一部を捕集するための複数の捕集容器、及び、前記捕集容器のうちのいずれか1つに選択的に前記分離流路の下流端を接続し得るように構成された切替機構を有する捕集部と、予め取得された試料のクロマトグラムを用いて、前記分離カラムからの溶出液のうち前記捕集容器のそれぞれに捕集すべき部分を設定するように構成された捕集設定部であって、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分、及び、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を前記捕集すべき部分として設定する捕集設定部と、前記捕集部の前記切替機構の動作を制御して前記捕集設定部により設定された捕集すべき、前記試料成分を含む部分をそれぞれ異なる所定の前記捕集容器に捕集し、かつ、前記捕集設定部により設定された捕集すべき、前記互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を他の所定の前記捕集容器に捕集するように構成された制御部と、を備えている。
第2の発明に係る分取クロマトグラフシステムは、移動相の流れる分離流路中に試料を注入する試料注入部と、前記分離流路上に設けられ、前記分離流路中に注入された試料を成分ごとに分離するための分離カラムと、前記分離流路上の前記分離カラムの下流に設けられ、前記分離カラムで分離された試料成分を検出するための検出器と、前記分離カラムからの溶出液の一部を捕集するための複数の捕集容器、及び、前記捕集容器のうちのいずれか1つに選択的に前記分離流路の下流端を接続し得るように構成された切替機構を有する捕集部と、予め取得された試料のクロマトグラムを用いて、前記分離カラムからの溶出液のうち前記捕集容器のそれぞれに捕集すべき部分を設定するように構成された捕集設定部であって、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分、及び、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を前記捕集すべき部分として設定し得るように構成された捕集設定部と、前記捕集部の前記切替機構の動作を制御して前記捕集設定部により設定された前記捕集すべき部分を所定の前記捕集容器に捕集するように構成された制御部と、を備え、前記切替機構は、前記分離カラムからの溶出液を導入する前記捕集容器を選択的に切り替えるための切替バルブを含み、前記切替バルブは複数のポートを含み、前記複数のポートは、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分を捕集する捕集容器が接続されるポートと、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分のみを捕集する捕集容器が接続されるポートとを含み、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う第1及び第2の試料成分の間の部分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートは、前記第1の試料成分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートと、前記第2の試料成分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートとの間に、これらのポートと連続して設けられている。
第3の発明に係る分取方法は、移動相の流れる分離流路中に試料を注入する試料注入部と、前記分離流路上に設けられ、前記分離流路中に注入された試料を成分ごとに分離するための分離カラムと、前記分離流路上の前記分離カラムの下流に設けられ、前記分離カラムで分離された試料成分を検出するための検出器と、前記分離カラムからの溶出液の一部を捕集するための複数の捕集容器、及び、前記捕集容器のうちのいずれか1つに選択的に前記分離流路の下流端を接続し得るように構成された切替機構を有する捕集部と、を備えた分取クロマトグラフシステムにおける分取方法であって、予め取得された試料のクロマトグラムを用いて、前記分離カラムからの溶出液のうち前記捕集容器のそれぞれに捕集すべき部分を設定することと、前記捕集部の前記切替機構の動作を制御して設定された前記捕集すべき部分を所定の前記捕集容器に捕集することと、を含み、前記設定することは、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分、及び、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を前記捕集すべき部分として設定することを含んでいる。
本発明に係る分取クロマトグラフシステムでは、分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分だけでなく、分離カラムからの溶出液のうちクロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を捕集すべき部分として設定し得るように構成されているので、従来の分取クロマトグラフシステムではドレインへ廃棄されていた2つの試料成分の間の部分を分画して捕集することができる。これにより、クロマトグラム上で互いに隣り合う試料成分の一方又は両方の分取量が十分でない場合にも、それらの2つの試料成分の間の部分を用いた試料成分の再分取が可能となる。
分取クロマトグラフシステムの一実施例を示す概略構成図である。 同実施例における捕集設定の一例を示すクロマトグラムである。 分取クロマトグラフシステムの他の実施例を示す概略構成図である。 同実施例における捕集設定の一例を示すクロマトグラムである。
以下、分取クロマトグラフシステムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、分取クロマトグラフシステムの一実施例を示す。
この実施例は分取SFCシステムであって、液化二酸化炭素を送液する送液ポンプ2とエタノールなどのモディファイアを送液する送液ポンプ4を備えている。液化二酸化炭素とモディファイアはミキサ6で混合された後、分離流路8中を移動相として流れる。分離流路8上には、試料注入部10、分離カラム12、検出器14及び背圧調整器16が設けられており、分離流路8の下流端に捕集部18が設けられている。
試料注入部10は分離流路8中に試料を注入するためのものである。分離カラム12は分離流路8上における試料注入部10の下流に設けられ、試料注入部10により分離流路8中に注入された試料を成分ごとに分離するためのものである。検出器14は分離流路8上における分離カラム12の下流に設けられ、分離カラム12において分離された試料成分を検出するためのものである。背圧調整器16は分離流路8上における検出器14の下流に設けられ、当該背圧調整器16よりも上流の分離流路8内の圧力を所定圧力に調整するためのものである。背圧調整器16により、少なくとも分離カラム12内の圧力は、移動相中の二酸化炭素が超臨界状態となる圧力(10MPa以上)に維持される。
捕集部18は、切替バルブ20(切替機構)及び複数の捕集容器22を備えている。切替バルブ20は、共通ポートと複数の選択ポートを備えたマルチポートバルブであり、共通ポートといずれか1つの選択ポートとの間を選択的に流体連通させるものである。分離流路8の下流端は切替バルブ20の共通ポートに接続されており、(1)~(9)の捕集容器22はそれぞれ切替バルブ20の選択ポートに接続されている。切替バルブ20の1つの選択ポートはドレインへ通じている。
捕集部18の動作は制御装置24により制御される。制御装置24は、専用のコンピュータ又は汎用のパーソナルコンピュータにより実現される。制御装置24は、捕集設定部26及び制御部28を備えている。捕集設定部26及び制御部28は、制御装置24において中央演算装置(CPU)がプログラムを実行することにより得られる機能である。
捕集設定部26は、試料について予め取得されたクロマトグラム上で、分離カラム12からの溶出液のうち各捕集容器22に捕集すべき部分を設定するように構成されている。捕集設定部26は、図2に示されているように、(1)~(9)の各捕集容器22に捕集すべき溶出液部分として、分離カラム12において分離された試料成分ピークを含む部分だけでなく、互いに隣り合う2つの試料成分ピークの間の部分を設定し得るように構成されている。図2は、分離カラム12から最初に溶出してくる試料成分から順に(1)~(9)の捕集容器22に捕集するように設定されている例である。この設定では、(1)、(3)、(5)、(7)及び(9)の捕集容器22には試料成分を含む部分が捕集され、(2)、(4)、(6)及び(8)の捕集容器22には互いに隣り合う2つの試料成分ピークの間の部分が捕集される。切替バルブ20の選択ポートは、(1)の試料成分ピークを捕集する捕集容器22(1)が接続される選択ポート、(1)の試料成分ピークと(2)の試料成分ピークとの間の部分を捕集する捕集容器22(2が接続される選択ポート、(3)の試料成分を捕集する捕集容器22(3)が接続される選択ポート、(3)の試料成分ピークと(5)の試料成分ピークとの間の部分を捕集する捕集容器22(4)が接続される選択ポート・・・の順に隣接して配置されている。したがって、各成分(1)~(9)を順番に各捕集容器22に捕集していく際に、切替バルブ20の選択ポートを1つだけ隣に隣接する選択ポートに切り替えるだけで良い。
捕集設定部26は、クロマトグラム上に現れる試料成分ピークの数と捕集容器22の数の関係に基づいて自動的に上記のような設定を実行するように構成されていてもよい。例えば、クロマトグラム上に現れる試料成分ピークの数が捕集容器22の数の半分以下であるときは、試料成分ピークを含む部分と互いに隣り合う2つの試料成分ピークの間の部分のすべてが捕集容器22に捕集されるように自動的に捕集すべき溶出液部分とそれらの溶出液部分を捕集する捕集容器22を設定するように構成されていてもよい。
また、捕集設定部26は、捕集容器22に捕集すべき溶出液部分とその溶出液部分を捕集する捕集容器22をユーザに指定させることによって、どの溶出液部分をどの捕集容器22に捕集するかを設定するように構成されていてもよい。
制御部28は、切替バルブ20を制御して、検出器14の信号に基づいて切替バルブ20を切り替えていくことにより、又は、予め設定された時間で切替バルブ20を切り替えていくことにより、捕集設定部26により設定された捕集すべき部分をそれぞれ捕集容器22に捕集するように構成されている。図2のように設定されている場合、制御部28は、分離カラム12から最初に溶出する試料成分を含む溶出液部分が切替バルブ20に到達するまでは分離流路8の下流端をドレインに接続し、その後、切替バルブ20を反時計回りに順に切り替えていくことによって、各溶出液部分を(1)~(9)の捕集容器22に捕集していく。
なお、クロマトグラム上に現れる試料成分ピークの数が捕集容器22の数の半分よりも多い場合に、すべての試料成分ピークを含む部分を捕集容器22に捕集するためには、互いに隣り合う2つの試料成分ピークの間の溶出液部分のすべてを捕集容器22に捕集することはできない。そのような場合、捕集容器22に捕集しない部分は切替バルブ20をドレインへ切り替えて排出する必要があり、切替バルブ20を大きく切り替える必要がある。
そこで、図3に示されているように、分離流路8の下流端に接続する捕集容器22を切り替えるための切替バルブ30(第1切替バルブ)の前段に、分離流路8の下流端の接続先を切替バルブ30とドレインとの間で切替えるための切替バルブ32(第2切替バルブ)を設けることもできる。捕集部18’をこのような構成にすれば、切替バルブ30の選択ポートのすべてに捕集容器22を接続することができ、捕集容器22に捕集する溶出液部分の数を増加させることができるとともに、より柔軟な捕集設定が可能になる。図4に示されているように、クロマトグラム上に捕集容器22の数の半分よりも多くの試料成分ピークが現れている場合に、捕集設定部26は、すべての試料成分ピークを含む溶出液部分を(1)~(8)の各捕集容器22に順に捕集していくこように設定することができる。
以上において説明した実施例は、分取SFCシステムを例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、LC分取クロマトグラフシステムに対しても同様に適用することができる。本発明に係る分取クロマトグラフシステムの実施形態は以下のとおりである。
本発明に係る分取クロマトグラフシステムの実施形態では、移動相の流れる分離流路中に試料を注入する試料注入部と、前記分離流路上に設けられ、前記分離流路中に注入された試料を成分ごとに分離するための分離カラムと、前記分離流路上の前記分離カラムの下流に設けられ、前記分離カラムで分離された試料成分を検出するための検出器と、前記分離カラムからの溶出液の一部を捕集するための複数の捕集容器、及び、前記捕集容器のうちのいずれか1つに選択的に前記分離流路の下流端を接続し得るように構成された切替機構を有する捕集部と、予め取得された試料のクロマトグラムを用いて、前記分離カラムからの溶出液のうち前記捕集容器のそれぞれに捕集すべき部分を設定するように構成された捕集設定部であって、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分、及び、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を前記捕集すべき部分として設定し得るように構成された捕集設定部と、前記捕集部の前記切替機構の動作を制御して前記捕集設定部により設定された前記捕集すべき部分を所定の前記捕集容器に捕集するように構成された制御部と、を備えている。
上記実施形態の第1態様では、前記切替機構は、前記分離カラムからの溶出液を導入する前記捕集容器を選択的に切り替えるための切替バルブを含み、前記切替バルブは複数のポートを含み、前記複数のポートは、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分を捕集する捕集容器が接続されるポートと、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分のみを捕集する捕集容器が接続されるポートとを含む。
上記実施形態の第2態様では、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う第1及び第2の試料成分の間の部分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートは、前記第1の試料成分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートと、前記第2の試料成分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートとの間に、これらのポートと連続して設けられている。
上記実施形態の第3態様では、前記捕集設定部は、前記クロマトグラム上でユーザにより指定された部分を前記捕集すべき部分として設定するように構成されている。このような態様により、分画捕集の条件設定の自由度が向上する。
上記実施形態の第4態様では、前記切替機構は、前記分離カラムからの溶出液を導入する前記捕集容器を選択的に切り替えるための第1切替バルブ、及び、前記分離流路の下流端を前記第1切替バルブへ導くかドレインへ導くかを切り替えるための第2切替バルブを備えている。このような態様により、より柔軟な分画捕集の設定を行なうことが可能となる。この第2態様は上記第1態様と組み合わせることができる。
2,4 送液ポンプ
6 ミキサ
8 分離流路
10 試料注入部
12 分離カラム
14 検出器
16 背圧調整器
18,18’ 捕集部
20,30,32 切替バルブ
22 捕集容器
24 制御装置
26 捕集設定部
28 制御部

Claims (1)

  1. 移動相の流れる分離流路中に試料を注入する試料注入部と、
    前記分離流路上に設けられ、前記分離流路中に注入された試料を成分ごとに分離するための分離カラムと、
    前記分離流路上の前記分離カラムの下流に設けられ、前記分離カラムで分離された試料成分を検出するための検出器と、
    前記分離カラムからの溶出液の一部を捕集するための複数の捕集容器、及び、前記捕集容器のうちのいずれか1つに選択的に前記分離流路の下流端を接続し得るように構成された切替機構を有する捕集部と、
    予め取得された試料のクロマトグラムを用いて、前記分離カラムからの溶出液のうち前記捕集容器のそれぞれに捕集すべき部分を設定するように構成された捕集設定部であって、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分、及び、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分を前記捕集すべき部分として設定し得るように構成された捕集設定部と、
    前記捕集部の前記切替機構の動作を制御して前記捕集設定部により設定された前記捕集すべき部分を所定の前記捕集容器に捕集するように構成された制御部と、を備え、
    前記切替機構は、前記分離カラムからの溶出液を導入する前記捕集容器を選択的に切り替えるための切替バルブを含み、
    前記切替バルブは複数のポートを含み、
    前記複数のポートは、前記分離カラムからの溶出液のうち試料成分を含む部分を捕集する捕集容器が接続されるポートと、前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う2つの試料成分の間の部分のみを捕集する捕集容器が接続されるポートとを含み、
    前記分離カラムからの溶出液のうち前記クロマトグラム上で互いに隣り合う第1及び第2の試料成分の間の部分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートは、前記第1の試料成分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートと、前記第2の試料成分を捕集するための捕集容器が接続されている前記ポートとの間に、これらのポートと連続して設けられている、分取クロマトグラフシステム。
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