JP7255018B2 - タイヤバルブ及びタイヤ状態監視装置 - Google Patents

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Description

本開示は、タイヤホイールに取り付けられるタイヤバルブ及びそのタイヤバルブを用いたタイヤ状態監視装置に関する。
従来、この種のタイヤバルブとして、タイヤホイールのバルブ取付孔に圧入されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭63-42006号公報(図2)
上述した従来のタイヤバルブにおいては、空気注入作業を容易にすることが求められている。
上記課題を解決するためになされた請求項1の発明は、タイヤホイールのバルブ取付孔に圧入され、内側に直線状の流路を有する筒形弾性部材を備え、前記筒形弾性部材の外面に、前記バルブ取付孔の開口縁に係止する環状溝を有するタイヤバルブにおいて、前記環状溝は、前記筒形弾性部材の軸方向に対して斜めに交差する傾斜面内に配置されるタイヤバルブである。
第1実施形態に係るタイヤバルブがバルブ装着孔に取り付けられた状態の断面図 タイヤバルブの断面図 タイヤバルブの底面図 タイヤバルブの正面図 タイヤバルブの斜視図 タイヤバルブの傾斜面での断面図 タイヤバルブがバルブ装着孔に取り付けられた状態のイメージ図 第2実施形態に係るタイヤ状態監視装置がバルブ装着孔に取り付けられた状態の断面図 タイヤ状態監視装置がバルブ装着孔に取り付けられた状態のイメージ図 変形例に係るタイヤバルブの断面図 変形例に係るタイヤバルブの底面図 変形例に係るタイヤバルブの断面図 変形例に係るタイヤバルブの側面図 変形例に係るタイヤバルブの正面図 変形例に係るタイヤバルブの底面図 変形例に係るタイヤバルブの断面図 変形例に係るタイヤバルブの断面図 変形例に係るタイヤバルブの側面図 変形例に係るタイヤバルブの正面図 変形例に係るタイヤバルブの底面図 変形例に係るタイヤバルブの正面図 変形例に係るタイヤバルブの断面図 変形例に係るタイヤバルブの断面図 変形例に係るボトム部の拡大図
[第1実施形態]
以下、図1から図7を参照して本実施形態のタイヤバルブ10について説明する。図1に示される本実施形態のタイヤバルブ10は、例えば自動二輪車用のタイヤ93のタイヤホイール90のタイヤリム91に形成されたバルブ装着孔92に装着される。詳細には、タイヤリム91は、中心軸がタイヤ幅方向に延びる筒状をなしていて、そのタイヤ幅方向の中央部は、タイヤ径方向の内側に隆起した隆起部91Aとなっている。この隆起部91Aに、バルブ装着孔92が円形状に貫通形成されている。以降、図2における上側をタイヤバルブ10の「先端側」とし、下側をタイヤバルブ10の「基端側」とする。
タイヤバルブ10は、バルブステム11の外側をエラストマー製の筒形弾性部材30で覆ってなり、内側に流体が通過する流路を有する。バルブステム11は、例えば金属製の筒体であり、先端に空気注入部11Aを備え、内部にバルブコア20を収容している。図2に示すように、バルブステム11は、軸方向の中央よりも先端側に、側方へ突出した側方突部12を有している。側方突部12は、外面に、バルブステム11の軸方向(筒形弾性部材30の中心軸30Jが延びる方向)と直交する平面上に延びた先端側面12Aと、先端側面12Aの外縁から基端側へ向かうにつれてバルブステム11の外周面に近づくように湾曲しながら延びた湾曲面12Bと、を有している。また、バルブステム11のうち側方突部12より先端側は、大径部13となっていて、側方突部12より基端側は、大径部13より小径の小径部14となっている。大径部13のうち側方突部12側端部は、先端側より僅かに段付き状に拡径している。また、小径部14の基端部は、テーパー状に縮径したテーパー部14Aとなっている。
なお、バルブステム11の形状は上記形状に限られるものではなく、例えば、大径部13及び小径部14の径がそれぞれ均一であってもよいし、バルブステム11の全体が同径であってもよい。また、側方突部12の基端側の面が湾曲面12Bではなくテーパー面であってもよいし、側方突部12が設けられていなくてもよい。
図1に示すように、バルブコア20は、バルブステム11の先端寄り位置(大径部13)の内面に螺合された筒形コア本体21の中心部を直動ロッド22が貫通した構造をなしている。直動ロッド22のうち筒形コア本体21から突出した部分には、弁体23が設けられている。弁体23は、筒形コア本体21に内蔵された図示しないコイルバネの弾発力によって通常は筒形コア本体21の基端側開口に押し付けられている。これにより、バルブステム11及び筒形弾性部材30内を流体が通過できないようになっていて、直動ロッド22がコイルバネの弾発力に抗して押されるか、或いは、バルブコア20より先端側の圧力が基端側の圧力より一定圧以上高くなった場合に、弁体23が筒形コア本体21の基端側開口から離間し、バルブステム11及び筒形弾性部材30内を流体が通過する 。また、バルブステム11の先端部には、バルブキャップ25が装着されている。
さて、タイヤバルブ10には、上述したように、バルブステム11の外側に筒形弾性部材30が取り付けられている。図2に示すように、筒形弾性部材30は、両端開放の筒状をなして、バルブステム11における側方突部12から基端側の全体を覆い、バルブステム11の基端側端部よりさらに基端側まで延びるようにして、バルブステム11に加硫接着されている。筒形弾性部材30の内面における軸方向の中間部からは、内側に突出し、バルブステム11の基端に当接するフランジ部34が形成されている。筒形弾性部材30の内部空間のうち、フランジ部34より基端側は、径が均一な円形の空洞33になっている。図3に示すように、筒形弾性部材30の内面の断面形状(筒形弾性部材30の軸方向に直交する面での断面形状)は、円形になっている。
図2に示すように、筒形弾性部材30は、バルブステム11のテーパー部14Aの先端側端部近傍から基端側を外側に拡径したボトム部31と、ボトム部31より先端側を先端側へ向かうにつれて縮径した先細り部32と、を有している。先細り部32の先端面は、側方突部12の先端側面12Aと面一になっている。
図2及び図4に示すように、ボトム部31の外面には、全周に亘って延び、僅かに側方に突出した係止突条36が形成されている。また、ボトム部31のうち基端から係止突条36寄り位置までは、係止突条36よりも側方へ突出したボトム大径部37となっていて、これら係止突条36とボトム大径部37との間は環状溝35となっている。この環状溝35にバルブ装着孔92の開口縁が係止することで、タイヤバルブ10がタイヤリム91のバルブ装着孔92に取り付けられる。
ここで、図4及び図5に示すように、本実施形態のタイヤバルブ10では、環状溝35が、筒形弾性部材30の軸方向に斜めに交差する傾斜面P1内に配置されている(すなわち、環状溝35が傾斜面P1上の架空の環に沿って延びている)。傾斜面P1は、筒形弾性部材30の軸方向に直交する面に対して30度程傾斜している。傾斜面P1での環状溝35の断面形状は楕円になっている(図6参照)。また、バルブステム11の基端部は、筒形弾性部材30の軸方向において、環状溝35の先端側端部35Aと略同じ位置に配されている(すなわち、環状溝35の基端側端部35Bより先端側に位置している。図2参照)。
本実施形態のタイヤバルブ10の構造に関する説明は以上である。タイヤバルブ10は、以下のようにしてタイヤリム91のバルブ装着孔92に装着される。即ち、タイヤバルブ10は、バルブ装着孔92にタイヤリム91(図1参照)の内側(タイヤ93の内側)から圧入される。具体的には、タイヤバルブ10を、環状溝35の先端側端部35Aと基端側端部35Bとを結ぶ線分がタイヤ幅方向を向く姿勢にして、タイヤバルブ10の先端部をバルブ装着孔92に斜めに挿入する。このとき、筒形弾性部材30の先端側が先細り部32となっているのでタイヤバルブ10をバルブ装着孔92に圧入し易い。そして、バルブ装着孔92の開口縁に筒形弾性部材30の係止突条36の先端側端部が当接し、かつボトム部31が当接したところで、例えば、タイヤリム91の内側からタイヤバルブ10を押圧するか、タイヤリム91の外側でタイヤバルブ10を工具で把持して引っ張り、筒形弾性部材30の係止突条36全周がバルブ装着孔92の開口縁を乗り越えさせる。これにより、図1に示すように、バルブ装着孔92の開口縁が環状溝35に係止した状態となり、タイヤバルブ10のタイヤリム91に対する取り付けが完了する。
ここで、本実施形態によれば、環状溝35が筒形弾性部材30の軸方向に斜めに交差する傾斜面P1内に配されているので、バルブ装着孔92の開口縁が環状溝35に係止すると、タイヤバルブ10の軸方向がタイヤ径方向に対して斜めに傾いた状態となる(図1及び図7参照)。これにより、タイヤバルブ10の先端の空気注入部11Aが側方を向き、例えば、タイヤホイール90の中央部の部品90Aが大きく、その部品90Aとタイヤリム91との間の空間が狭い場合でも、空気注入作業が容易となる。
また、バルブステム11の基端部は、筒形弾性部材30の軸方向において、環状溝35の先端側端部35Aと略同じ位置に配されていて、タイヤバルブ10をタイヤリム91に取り付けた際に、筒形弾性部材30のうちバルブ装着孔92の開口縁と係止する部分の内側のほとんどが空洞33となるので、筒形弾性部材30が弾性変形しやすくなり、円形のバルブ装着孔92への取り付け作業を用意に行うことができる。
[第2実施形態]
以下、図8及び図9を参照して、本実施形態のタイヤ状態監視装置100について説明する。図8に示すように、タイヤ状態監視装置100は、タイヤバルブ10Wの基端部にタイヤ圧検出装置50(「ユニットセンサ」に相当する)を備えてなる。本実施形態のタイヤバルブ10Wは、上記第1実施形態のタイヤバルブ10よりもバルブステム11が長く、バルブステム11が筒形弾性部材30の基端から突出している。このバルブステム11の基端部に、タイヤ圧検出装置50が取り付けられている。
タイヤ圧検出装置50は、例えば、図示しない加速度センサや、圧力センサ、温度センサ、無線回路等を有し、タイヤ93内の圧力及び温度、タイヤ93の回転を検出する。そして、それら検出結果は、自動二輪車本体に備えた図示しないタイヤ監視装置に無線送信され、タイヤ監視装置は受信した検出結果に基づいてタイヤ93内の圧力及び温度、タイヤ93の回転の有無を監視する。
本実施形態のタイヤバルブ10Wにおいても、上記第1実施形態のタイヤバルブ10と同様に、環状溝35が筒形弾性部材30の軸方向に斜めに交差する傾斜面P1内に配置されている。また、本実施形態のタイヤバルブ10Wでは、バルブステム11Wの外面と筒形弾性部材30の内面との間に空洞33Wが形成されている。筒形弾性部材30の内面の断面形状(筒形弾性部材30の軸方向に直交する面での断面形状)は、円形になっている。
本実施形態のタイヤ状態監視装置100によれば、上記第1実施形態のタイヤバルブ10と同様に、タイヤリム91に取り付けられた際に、タイヤバルブ10の軸方向がタイヤ径方向に対して斜めに傾いた状態となるので、タイヤバルブ10のの先端の空気注入部11Aが側方を向き、例えば、タイヤホイール90の中央部の部品90Aが大きく、その部品90Aとタイヤリム91との間の空間が狭い場合でも空気注入作業が容易となる。また、バルブステム11Wの外面と筒形弾性部材30の内面との間に空洞33Wが形成されているので、筒形弾性部材30が弾性変形しやすくなり、円形のバルブ装着孔92への取り付け作業を容易に行うことができる。
なお、図10に示すように、バルブステム11の内面と筒形弾性部材30の内面との間に空洞33Wが形成されていなくてもよい。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、タイヤバルブ10,10Wが、自動二輪車用のタイヤに取り付けられるものであったが、例えば自動車など、自動二輪車以外の車両用のタイヤに取り付けられるものであってもよいし、その他のタイヤに取り付けられるものであってもよい。
(2)上記実施形態では、筒形弾性部材30の内面の断面形状(空洞33の筒形弾性部材30の軸方向に直交する面での断面形状)が円形であったが(図3参照)、図11に示すように楕円形(傾斜面P1において環状溝35がなす楕円形と短径方向は同じ楕円形)であってもよい。この場合、図12(A)に示すように、筒形弾性部材30の傾斜面P1での断面において、筒形弾性部材30の肉厚が均一になる又は均一に近づくので、筒形弾性部材30を弾性変形させることがより容易になる。また、図12(B)に示すように、長径方向の肉厚が短径方向の肉厚よりも小さくなるように構成してもよい。
(3)図13~図15に示すように、筒形弾性部材30のボトム部31の断面形状(筒形弾性部材30の軸方向に直交する面での断面形状)が楕円形であってもよい。この場合、図16に示すように、筒形弾性部材30の傾斜面P1での断面形状が円形又は、直交面での断面形状である楕円形よりも短径に対する長径の比率が小さい楕円形となり、円形のバルブ装着孔92への取り付けがより容易になる。なお、図15及び図16に示すように、筒形弾性部材30の内面の断面形状(筒形弾性部材30の軸方向に直交する面での断面形状)は楕円形(この場合、傾斜面P1での断面形状は円形に近づく)であってもよいし、円形(この場合、傾斜面P1での断面形状は楕円になる。図17参照)であってもよい。
(4)図18~図20に示すように、筒形弾性部材30のボトム大径部37の断面形状が円形であり、環状溝35の溝深さが、環状溝35の先端側端部35Aと基端側端部35Bとを結ぶ線分上の両端部が深く、側部が浅い構成であってもよい。この場合、上記実施形態(3)と同様に、環状溝35が円形に延び(図16及び図17参照)、円形のバルブ装着孔92への取り付けがより容易になる。
(5)図21に示すように、筒形弾性部材30におけるボトム大径部37のうち環状溝35側端部に、先端側へ開放した切り込み37Kが形成されていてもよい。この場合、筒形弾性部材30の弾性変形が容易となり、円形のバルブ装着孔92への取り付けがより容易になる。
(6)上記実施形態では、環状溝35の底面が筒形弾性部材30の軸方向と平行に延びていたが、図22に示すように、傾斜面P1に直交して延びていてもよい。この場合、タイヤリム91におけるバルブ装着孔92の開口内面に沿い、筒形弾性部材30の弾性変形量が少なくなり、バルブ装着孔92への取り付けが容易になる。
(7)上記実施形態では、環状溝35が配置される傾斜面P1の筒形弾性部材30の軸方向に直交する面に対する傾斜角が30度程であったが、これに限られるものではない。傾斜角が小さいほどバルブ装着孔92への取り付け及び製造が容易になり、傾斜角が大きいほど空気注入部11Aが側方を向き、空気注入作業が容易になるところ、30~60度の傾斜角とすることが好ましいと考えられる。
(8)図23に示すように、空洞33の先端側端部から、バルブステム11の基端部を囲むように切り込み33Kが形成されていてもよい。
(9)図24に示すように、筒形弾性部材30のボトム部31の基端部に切欠き31Kが形成されていてもよい。
10,10W タイヤバルブ
11,11W バルブステム
11A 空気注入部
30 筒形弾性部材
30J 中心軸
31 ボトム部
33,33W 空洞
35 環状溝
36 係止突条
37 ボトム大径部
50 タイヤ圧検出装置(センサユニット)
90 タイヤホイール
92 バルブ装着孔
100 タイヤ状態監視装置

Claims (10)

  1. タイヤホイールのバルブ取付孔に圧入され、内側に直線状の流路を有する筒形弾性部材を備え、前記筒形弾性部材の外面に、前記バルブ取付孔の開口縁に係止する環状溝を有するタイヤバルブにおいて、
    前記環状溝は、前記筒形弾性部材の軸方向に対して斜めに交差する傾斜面内に配置されるタイヤバルブ。
  2. 前記筒形弾性部材の外面における前記筒形弾性部材の軸方向と直交する面での断面形状は、円形をなし、
    前記環状溝は楕円形をなし、
    前記筒形弾性部材のうち前記環状溝を備えるボトム部の内面においては、前記筒形弾性部材の軸方向と直交する面での断面形状が、前記環状溝がなす楕円形と短径方向が同じ楕円形になっている請求項1に記載のタイヤバルブ。
  3. 前記傾斜面での断面において、前記筒形弾性部材の肉厚が均一になっている請求項2に記載のタイヤバルブ。
  4. 前記筒形弾性部材のうち前記環状溝を備えるボトム部の外面においては、前記筒形弾性部材の軸方向と直交する面での断面形状は、楕円形をなし、
    前記環状溝は、円形、又は、前記筒形弾性部材の外面の前記断面形状である楕円形よりも短径に対する長径の比率が小さい楕円形をなしている請求項1に記載のタイヤバルブ。
  5. 前記筒形弾性部材のうち前記環状溝を備えるボトム部の外面における前記筒形弾性部材の軸方向と直交する面での断面形状は、円形をなし、
    前記傾斜面において前記環状溝の底面が円形に延びるように、前記環状溝の溝深さが変化している請求項1に記載のタイヤバルブ。
  6. 前記筒形弾性部材の内側に配され、先端に空気注入部を有する金属製のバルブステムを備え、
    前記バルブステムにおける前記空気注入口と反対側の基端側端部は、前記筒形弾性部材における前記環状溝の基端側端部よりも先端側に位置している請求項1から5の何れか1の請求項に記載のタイヤバルブ。
  7. 前記筒形弾性部材の内部のうち前記バルブステムより基端側の空洞から先端側へ延び、バルブステムの基端部を囲む切り込みが形成されている請求項6に記載のタイヤバルブ。
  8. 前記筒形弾性部材の内側に配され、先端に空気注入部を有する金属製のバルブステムを備え、
    前記バルブステムにおける前記空気注入口と反対側の基端側端部は、前記筒形弾性部材の基端側端部よりも基端側に配されている請求項1から5の何れか1の請求項に記載のタイヤバルブ。
  9. 前記筒形弾性部材のうちの前記環状溝近傍部の内面と、前記バルブステムの外面と、の間に空洞がある請求項8に記載のタイヤバルブ。
  10. 請求項8又は9に記載のタイヤバルブと、
    前記バルブステムの基端側端部に設けられ、タイヤ状態を検出して、その検出結果を外部に送信するセンサユニットと、を備えるタイヤ状態監視装置。
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