JP2013244754A - タイヤバルブユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】センサユニットからタイヤバルブが外れることを防止することができるタイヤバルブユニットを提供すること。
【解決手段】タイヤバルブユニット10は、車両用ホイールHに装着されるタイヤバルブ20と、車両用ホイールHに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、タイヤ内の状態を検出するセンサユニット30と、を一体化してなる。センサユニット30は第1及び第2係止片41,42を備えるとともに、タイヤバルブ20は第1及び第2係止溝27a,27bを備え、第1及び第2係止片41,42と第1及び第2係止溝27a,27bとの係止によりタイヤバルブ20とセンサユニット30が一体化されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ホイールに装着されるタイヤバルブと、車両用ホイールに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、タイヤ内の状態を検出するセンサユニットと、を一体化してなるタイヤバルブユニットに関する。
従来から、車両用タイヤにおける空気圧等のタイヤ内の状態を車室内で監視するタイヤ状態監視装置が知られている。このタイヤ状態監視装置に用いられるタイヤバルブユニットは、タイヤバルブと、センサユニットとが一体化されてなるとともに、車両用ホイールのリムに装着されている。タイヤバルブとセンサユニットとを一体化する構造として、例えば、特許文献1が挙げられる。
図7に示すように、特許文献1に開示のタイヤバルブユニット80において、タイヤバルブ81の基部81a側には環状の溝82が形成されている。また、ケーシング83の外面には溝83aが形成されるとともに、溝83aの近傍にはスナップ嵌合縁83bが形成されている。ケーシング83には、溝83a及びスナップ嵌合縁83bを利用してスプリング84が取り付けられる。スプリング84は、C字状に折り曲げて形成されるとともに、先端側に二股状のフォーク部85を備えている。
そして、スプリング84は、フォーク部85とは反対側の基端部86を溝83aに嵌め込むとともに、基端部86をスナップ嵌合縁83bに嵌合させることでケーシング83に取り付けられている。このスプリング84は、ケーシング83の外面に沿って弾性的に曲がるように形成されている。
そして、タイヤバルブ81のフォーク部85にタイヤバルブ81の基部81a側が挿入されるとともに、スプリング84にタイヤバルブ81が保持され、タイヤバルブ81とケーシング83とが一体に連結されるようになっている。
特表2004−530594号公報
ところが、特許文献1のタイヤバルブユニット80においては、スプリング84は、その基端部86をケーシング83の溝83aに嵌め込むことで一体化されている。よって、タイヤバルブユニット80に、タイヤの回転に伴い発生する遠心力が作用したとき、スプリング84がケーシング83から外れてしまい、タイヤバルブ81がケーシング83から外れてしまう恐れがあった。
本発明は、センサユニットからタイヤバルブが外れることを防止することができるタイヤバルブユニットを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両用ホイールに装着されるタイヤバルブと、前記車両用ホイールに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、前記タイヤ内の状態を検出するセンサユニットと、を一体化してなるタイヤバルブユニットであって、前記センサユニットが複数の係止片を備えるとともに、前記タイヤバルブが複数の係止溝を備え、前記係止片と前記係止溝との係止により前記タイヤバルブと前記センサユニットが一体化されている。
これによれば、複数の係止片と、対応する複数の係止溝とが係止すると、タイヤバルブとセンサユニットとの間に係止箇所が複数形成される。このため、タイヤバルブユニットに、タイヤの回転に伴い発生する遠心力が作用しても、その遠心力を複数の係止箇所で受け止めて、タイヤバルブがセンサユニットから外れることを防止することができる。
また、前記複数の係止片は、前記タイヤの径方向に沿って前記センサユニットのケースから立設された一対の係止片であり、前記係止溝は、前記一対の係止片が係止可能に前記タイヤバルブの外周面に凹設された一対の係止溝であってもよい。
これによれば、複数の係止箇所の中でも最小数の係止箇所でタイヤバルブとセンサユニットを一体化でき、簡単な構成でセンサユニットとタイヤバルブを一体化することができる。また、例えば、センサユニットとタイヤバルブを螺合によって一体化する場合と比べると、タイヤバルブとセンサユニットの一体化、及びタイヤバルブとセンサユニットの分離を簡単に行うことができる。
また、前記一対の係止片のうち少なくとも一方は、前記タイヤの径方向に対し交差する方向に開口する形状に形成されていてもよい。
これによれば、タイヤの径方向に沿ったタイヤバルブの外側には、係止片が位置している。このため、タイヤの回転に伴い、タイヤバルブに対してタイヤの径方向外側に向けた遠心力が作用しても、その遠心力を係止片により受け止め、タイヤバルブが遠心力を受けて係止片から抜け出ることを確実に防止することができる。
また、前記一対の係止片は開口する向きが逆になっていてもよい。
これによれば、タイヤの径方向に沿ったタイヤバルブの外側には、一対の係止片が位置している。このため、タイヤの回転に伴い、タイヤバルブに対してタイヤの径方向外側に向けた遠心力が作用しても、その遠心力を一対の係止片で受け止めることができる。さらに、一対の係止片の開口する向きが逆になっていることから、タイヤバルブにタイヤの周方向への力が作用し、万一、一方の係止片からタイヤバルブが抜け出ても、その抜け出た方向には、他方の係止片が位置している。このため、他方の係止片からはタイヤバルブは抜け出ず、タイヤバルブが係止片から抜け出ることを防止することができる。
本発明によれば、センサユニットからタイヤバルブが外れることを防止することができる。
実施形態のタイヤバルブユニットのリムへの装着状態を示す斜視図。 実施形態のタイヤバルブユニットを示す部分断面側面図。 (a)はタイヤバルブユニットを示す斜視図、(b)はセンサユニットを示す斜視図。 係止片の別例を示す斜視図。 係止片の別例を示す斜視図。 係止片の別例を示す斜視図。 背景技術を示す図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1及び図2に示すように、タイヤバルブユニット10は、車両用ホイールHのリム11に装着されるタイヤバルブ20と、このタイヤバルブ20に一体化されるとともに、車両用ホイールHに装着されたタイヤ12内に配置されるセンサユニット30とから構成されている。
図2に示すように、タイヤバルブ20は、金属材料により筒状に形成されるバルブステム21の外周面にゴム製の胴体部22が装着されて形成されている。また、バルブステム21内には導入路21aが形成されている。タイヤバルブ20において、胴体部22のセンサユニット30側(基端側)の外周面には絶縁材料により円環状に形成された装着溝24が凹設されている。バルブステム21の先端側にはバルブ機構(図示せず)が内蔵されるとともに、バルブステム21の先端にはキャップ26が装着されている。そして、タイヤバルブ20は、装着溝24が、リム11における装着孔11aの内周面に密接した状態で装着孔11aに嵌合されることでリム11に装着されている。したがって、本実施形態のタイヤバルブ20は、スナップインタイプのバルブである。
また、タイヤバルブ20において、バルブステム21の基端側は、胴体部22より突出するとともに、この突出端部によってセンサユニット30との連結部27が形成されている。連結部27の先端側外周面には、第1係止溝27aが連結部27の周方向の全周に亘って凹設されている。また、連結部27において、第1係止溝27aよりも基端側外周面には、第2係止溝27bが連結部27の周方向の全周に亘って形成されている。
次に、センサユニット30について説明する。センサユニット30のケース31は、樹脂材料により形成されるとともに、ケース31内には検出部が収容されている。そして、検出部は、種々の電子部品やバッテリ、アンテナ等から構成され、リム11に装着されるタイヤ12内の状態(内部空気圧等)を検出する機能や、検出したタイヤ12の状態を車室内に設けられる受信装置(図示略)に送信する送信機能等を備えている。
図3(a)及び(b)に示すように、ケース31の上面には、第1係止片41と第2係止片42とがタイヤ12の径方向に沿って延びるように設けられ、この第1係止片41と第2係止片42とは対向する位置に設けられている。第1及び第2係止片41,42は、タイヤ12の径方向に沿った上部が開口する横C字状に形成されている。そして、第1及び第2係止片41,42は、それぞれ対向する一対の爪片41a,42aを備えるとともに、各爪片41a,42aは弾性変形可能に形成されている。具体的には、各爪片41a,42aは、対向する爪片41a,42aの間隔を広げる方向へ弾性変形可能であるとともに、原形状に復帰可能になっている。
各爪片41a,42aの先端には係止突部41b,42bが互いに近付く方向に向けて突設されるとともに、係止突部41b,42b同士の間には隙間が形成されている。一対の爪片41a,42a同士は、それぞれ外周端から内周端に向けて互いに近付くように形成され、隙間は第1及び第2係止片41,42の外周側から内周側に向かうに従い徐々に狭くなっている。また、各爪片41a,42aの内周端には、当接縁41f,42fが円弧状に形成されている。
一対の爪片41a,42aの間であり、当接縁41f,42fより奥側には、タイヤバルブ20の連結部27が挿通可能な挿通口41d,42dが形成されている。また、一対の爪片41a,42aの間であり、タイヤ12の径方向に沿って、係止突部41b,42b間の隙間と対向する位置には、支持片41c,42cが形成されている。
そして、図3(a)に示すように、第1係止片41の係止突部41b間の隙間には、連結部27の第1係止溝27aを圧入可能になっており、第2係止片42の係止突部42b間の隙間には、連結部27の第2係止溝27bを圧入可能になっている。そして、第1係止片41の間に連結部27を圧入すると、一対の爪片41aが間隔を広げる方向に弾性変形するとともに、連結部27が通過し、挿通口41dに挿通されると、一対の爪片41aは原形状に復帰する。同時に、第2係止片42の間に連結部27を圧入すると、一対の爪片42aが間隔を広げる方向に弾性変形するとともに、連結部27が通過し、挿通口42dに挿通されると、一対の爪片42aは原形状に復帰する。
そして、連結部27が挿通口41d,42dに挿通されると、第1係止溝27aに第1係止片41の当接縁41fが当接しつつ係止するとともに、第1係止溝27aに支持片41cが係止しながら連結部27が支持片41cに支持される。また、第2係止溝27bに第2係止片42の当接縁42fが当接しつつ係止するとともに、第2係止溝27bに支持片42cが係止しながら連結部27が支持片42cに支持される。その結果、当接縁41f,42fの各係止溝27a,27bの当接により、第1及び第2係止片41,42の隙間からのタイヤ12の径方向に沿った連結部27の抜け出しが規制される。また、各係止突部41b,42bの各係止溝27a,27bへの係止により、第1及び第2係止片41,42の挿通口41d,42dからの連結部27の軸方向に沿った抜け出しが規制される。その結果、タイヤバルブ20とセンサユニット30が一体化される。
図2及びに図3(b)示すように、第1係止片41及び第2係止片42は、係止用金具44をセンサユニット30のケース31にインサート成形することによりセンサユニット30に設けられている。係止用金具44は、第1係止片41の基端と、第2係止片42の基端とを連結片43によって連結されてなるコ字状に形成されている。そして、センサユニット30の成形時に、連結片43がケース31に埋込まれるとともに、第1係止片41及び第2係止片42がケース31の外面から突出するようにインサートされる。
次に、タイヤバルブユニット10の作用について説明する。
タイヤバルブユニット10のセンサユニット30とタイヤバルブ20との連結構造において、センサユニット30の上面には第1係止片41と第2係止片42が設けられている。そして、第1係止片41の当接縁41fがタイヤバルブ20の第1係止溝27aに係止するとともに、第2係止片42の当接縁42fがタイヤバルブ20の第2係止溝27bに係止している。すなわち、タイヤバルブ20とセンサユニット30との間には係止箇所が2箇所形成されている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)タイヤバルブユニット10のセンサユニット30に第1係止片41と第2係止片42をタイヤ12の径方向に沿って突設するとともに、タイヤバルブ20の連結部27に第1係止溝27aと第2係止溝27bを形成した。そして、第1係止片41を第1係止溝27aに係止させるとともに、第2係止片42を第2係止溝27bに係止させ、タイヤバルブユニット10を一体化した。すなわち、第1及び第2係止片41,42と、第1及び第2係止溝27a,27bとの係止により、タイヤ12の径方向に沿ったタイヤバルブ20の抜け出し、及び連結部27の軸方向に沿ったタイヤバルブ20の抜け出しを防止した。そして、タイヤバルブユニット10においては、タイヤバルブ20に対して第1及び第2係止片41,42の2箇所が係止しているため、タイヤバルブ20がセンサユニット30から外れることを防止することができる。
(2)第1及び第2係止片41,42の隙間から挿通口41d,42dにセンサユニット30の連結部27を挿通し、第1及び第2係止溝27a,27bと第1及び第2係止片41,42を係止させるだけで、タイヤバルブ20とセンサユニット30を一体化することができる。例えば、タイヤバルブ20の連結部27に雄ねじを形成し、センサユニット30に雌ねじを形成して、雄ねじと雌ねじの螺合でタイヤバルブ20とセンサユニット30を一体化する場合と比べると、タイヤバルブ20とセンサユニット30を簡単に一体化することができる。
(3)第1及び第2係止片41,42において、係止突部41b,42b間の隙間は、連結部27の外径より短くなっている。したがって、第1及び第2係止溝27a,27bと第1及び第2係止片41,42を係止させた状態で、タイヤバルブ20にタイヤ12の径方向外側に向けた遠心力が作用しても、連結部27が隙間から抜け出ることを防止することができる。
(4)第1及び第2係止片41,42の爪片41a,42aを、その間隔を広げる方向へ弾性変形させ、センサユニット30の連結部27を抜き出すだけで、タイヤバルブ20とセンサユニット30を分離することができる。例えば、タイヤバルブ20の連結部27に雄ねじを形成し、センサユニット30に雌ねじを形成して、雄ねじと雌ねじの螺合でタイヤバルブ20とセンサユニット30を一体化する場合と比べると、タイヤバルブ20とセンサユニット30を簡単に分離することができる。
(5)第1係止片41及び第2係止片42は、係止用金具44の一部であり、この係止用金具44をセンサユニット30のケース31にインサート成形することで、第1及び第2係止片41,42がケース31から突設されている。よって、ケース31から分離不能な第1及び第2係止片41,42がタイヤバルブ20の連結部27に係止しているため、タイヤバルブ20がセンサユニット30から外れることを防止することができる。
(6)第1係止片41及び第2係止片42に、支持片41c,42cを形成した。そして、挿通口41d,42dに連結部27が挿通された状態で、支持片41c,42cに連結部27を支持させつつ、第1及び第2係止溝27a,27bに係止可能にした。よって、係止突部41b,42bに加え、支持片41c,42cも第1及び第2係止溝27a,27bに係止し、連結部27の軸方向に沿った第1及び第2係止片41,42からの抜け出しをより確実に防止することができる。また、支持片41c,42cにより連結部27を支持できるため、挿通口41d,42d内で連結部27を安定した状態に支持することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、第1及び第2係止片41,42を、タイヤ12の径方向に沿った上部が開口する形状に形成したが、これに限らない。図4に示すように、第1係止片41を、タイヤ12の径方向に対し交差する方向に向けて開口するようにC字状に形成する。また、第2係止片42においても、タイヤ12の径方向に対し交差する方向に向けて開口するようにC字状に形成する。よって、挿通口41d,42dに挿通された連結部27に対し、タイヤ12の径方向に沿った連結部27の外側には、爪片41a,42aが位置することになる。このとき、第1係止片41が開口する向きと、第2係止片42が開口する向きを逆にし、第1係止片41と第2係止片42の向きを逆にする。
このように構成すると、第1及び第2係止片41,42の挿通口41d,42dに挿通された連結部27に対し、タイヤ12の径方向外側に向けた遠心力が作用しても、連結部27より径方向外側に位置する各爪片41a,42aによって、遠心力を受けた連結部27が第1及び第2係止片41,42から抜け出ることが防止される。
さらに、第1係止片41と第2係止片42で開口する向きが逆になっているため、連結部27に対し、タイヤ12の周方向に向けた力が作用しても、いずれか一方の爪片41a,42aによって、連結部27が周方向への力を受けて第1係止片41及び第2係止片42から抜け出ることが防止される。
○ 実施形態では、第1及び第2係止片41,42を横C字状に形成したが、これに限らない。図5に示すように、第1係止片41を環状に形成し、爪片41aを削除するとともに、挿通口41dのみを形成する。また、第2係止片42においては、タイヤ12の径方向に対し交差する方向に向けて開口するように第2係止片42をC字状に形成する。
このように構成すると、第1及び第2係止片41,42の挿通口41d,42dに挿通された連結部27に対し、タイヤ12の径方向外側に向けた遠心力が作用しても、第1係止片41において、連結部27より径方向外側に位置する第1係止片41そのものによって、連結部27が第1係止片41から抜け出ることが防止される。さらに、第2係止片42がC字状をなしていても、連結部27に対し、径方向外側には爪片42aが位置しているため、連結部27がタイヤ12の径方向への力を受けても第2係止片42から抜け出ることが防止される。
○ 実施形態では、第1及び第2係止片41,42をC字状に形成したが、これに限らない。図6に示すように、第1係止片41を円環状に形成し、爪片41aを削除するとともに、挿通口41dのみを形成する。また、第2係止片42においては、隙間が、タイヤ12の径方向に沿って開口するように第2係止片42を横C字状に形成する。
○ 実施形態では、センサユニット30に第1係止片41と第2係止片42を設けたが、さらに、別に係止片を設け、センサユニット30が3つ以上の係止片を備える構成としてもよい。この場合、タイヤバルブ20には、別の係止溝を設け、3つ以上の係止溝を備える。
○ 実施形態では、係止用金具44をセンサユニット30のケース31にインサート成形して一体化したが、これに限らない。ケース31の上面に対し、係止用金具44の連結片43を載置するとともに、この連結片43を固定部材(ねじ、ボルト・ナット)によってケース31に固定して、係止用金具44をケース31に一体化してもよいし、接着剤によってケース31に接着して、係止用金具44をケース31に一体化してもよい。
○ 実施形態では、係止用金具44を、第1係止片41と第2係止片42の基端側を連結片43で連結して一体化したものとし、連結片43をケース31にインサート成形したが、これに限らない。第1係止片41と第2係止片42は、別体であってもよく、それら第1係止片41の基端側及び第2係止片42の基端側をケース31にインサート成形して一体化してもよい。
○ 実施形態では、タイヤバルブ20をスナップインタイプとしたが、これに限らない、タイヤバルブ20は、車両用ホイールHのリム11に対し締結されてリム11に装着されるクランプインタイプであってもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について追記する。
(イ)前記一対の係止片は弾性変形可能に形成されている請求項2〜請求項4のうちいずれか一項に記載のタイヤバルブユニット。
H…車両用ホイール、10…タイヤバルブユニット、12…タイヤ、20…タイヤバルブ、27a…第1係止溝、27b…第2係止溝、30…センサユニット、31…ケース、41…第1係止片、42…第2係止片。

Claims (4)

  1. 車両用ホイールに装着されるタイヤバルブと、
    前記車両用ホイールに装着されたタイヤ内に配置されるとともに、前記タイヤ内の状態を検出するセンサユニットと、
    を一体化してなるタイヤバルブユニットであって、
    前記センサユニットが複数の係止片を備えるとともに、
    前記タイヤバルブが複数の係止溝を備え、
    前記係止片と前記係止溝との係止により前記タイヤバルブと前記センサユニットが一体化されていることを特徴とするタイヤバルブユニット。
  2. 前記複数の係止片は、前記タイヤの径方向に沿って前記センサユニットのケースから立設された一対の係止片であり、前記係止溝は、前記一対の係止片が係止可能に前記タイヤバルブの外周面に凹設された一対の係止溝である請求項1に記載のタイヤバルブユニット。
  3. 前記一対の係止片のうち少なくとも一方は、前記タイヤの径方向に対し交差する方向に開口する形状に形成されている請求項2に記載のタイヤバルブユニット。
  4. 前記一対の係止片は開口する向きが逆になっている請求項3に記載のタイヤバルブユニット。
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