JP7254558B2 - 沈降速度測定方法 - Google Patents

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本発明の実施形態は、液体中の物質の沈降速度を測定する方法に関する。
一般に、液体中の物質の特性を解析するために、沈降速度を測定することが知られている。例えば、フロックの投影面積と沈降速度との相関関係を、2球衝突モデルを用いて解析することが提案されている(非特許文献1参照)。また、沈降管を利用して、フロックを撮影することが開示されている(特許文献1参照)。さらに、フロック形成監視装置として、CCDカメラによりフロックを撮影し、画像を数値化して処理する画像処理装置を用いることが開示されている(特許文献2参照)。
特開平3-94802号公報 特開昭62-250919号公報
足立泰久、外1名、「ジオメトリカル・ストラクチャー・オブ・フロック(Geometrical Structure of a Floc)」、ジャーナル・オブ・コロイド・アンド・インタフェース・サイエンス(Journal of Colloid and Interface Science)、エルゼビア(Elsevier)、(オランダ)、1990年3月15日、Vol.135、No.2、p.374-384
しかしながら、沈降速度の解析方法については提案されているが、沈降速度の測定精度を向上させる方法については知られていない。
本発明の実施形態の目的は、液体中の物質の沈降速度の測定精度を向上させた沈降速度測定方法を提供することにある。
本発明の観点に従った沈降速度測定方法は、水平方向成分が互いに異なる2つの撮影方向から液体中を沈降する物質を撮影し、前記2つの撮影方向から撮影した2つの映像から前記物質の2つの第1の大きさを測定し、前記2つの第1の大きさに基づいて、第2の大きさを求め、前記2つの映像のうち少なくとも1つから前記物質の沈降速度を測定し、求めた前記第2の大きさと測定した前記沈降速度との相関関係を求めることを含む。
本発明の実施形態によれば、液体中の物質の沈降速度の測定精度を向上させた沈降速度測定方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る沈降速度測定方法を実施するための測定機器構成を示す構成図。 本実施形態に係る沈降速度測定方法を実施するための測定機器構成を上から見た配置図。 本実施形態に係る2球衝突モデルに基づくフロックを示す概念図。 本実施形態に係る2球衝突モデルに基づくフロックの投影面積の確率密度分布を示すグラフ図。 本実施形態に係る第1のカメラの撮影映像から測定された沈降速度とフロック径との相関関係を示す相関図。 本実施形態に係る第2のカメラの撮影映像から測定された沈降速度とフロック径との相関関係を示す相関図。 本実施形態に係る2つのカメラの撮影映像による測定結果の平均値に基づく沈降速度とフロック径との相関関係を示す相関図。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る沈降速度測定方法を実施するための測定機器構成10を示す構成図である。
本実施形態に係る沈降速度測定方法は、液体中を沈降する物質を測定する方法である。以降では、測定対象として、主に、水中において凝集し沈降するフロックFcを例として説明するが、どのような物質を測定してもよい。例えば、発酵、マイニング(採鉱)、又は、紙パルプ製造などにより発生する沈殿物でもよい。
例えば、フロックFcは、水処理の固液分離として、凝集処理により沈降分離される。フロックの沈降速度は、水処理における処理速度を決める重要な物理量であり、沈殿池施設の容量や運転操作の支配パラメータとなる。
測定機器構成10は、2つのカメラ1,2、光源3、沈降管4、蠕動ポンプ5、画像処理システム6、及び、フロッキュレーター20を備える。
フロッキュレーター20は、フロック懸濁液からフロックFcを生成し、沈降管4にフロックFcを供給するための機器である。なお、フロッキュレーター20は、測定環境によっては、設ける必要はない。例えば、実際の水処理工程で実施する場合は、フロックFcが発生する箇所で測定すればよい。
フロッキュレーター20は、容器21、送出口22、蓋23、スターラー24、及び、接続管25を備える。
容器21は、円柱形状の透明な容器である。容器21は、上部から注ぎ込まれるフロック懸濁液を蓄える。
送出口22は、容器21で生成されたフロックFcが送出されるように、容器21の底面に設けられる。
蓋23は、フロッキュレーター20から測定対象として適切なフロックFcのみを沈降管4に送り込むために、送出口22を塞ぐように設けられる。蓋23は、フロックFcが送出口22から出るまでは開けられ、フロックFcが送出口22から出た後に直ぐに閉じられる。蓋23は、手で外せるように取っ手が設けられてもよいし、機械的に送出口22を開閉できるように設けられてもよい。
スターラー24は、フロック懸濁液を撹拌するための機器である。フロック懸濁液を撹拌することで、小さなコロイド粒子が互いに凝集し、大きなフロックFcに成長する。フロックFcを大きくすることで、フロックFcの沈降速度を速くすることができる。また、スターラー24は、フロックFcの沈降を防止する役割を持つ。
接続管25は、送出口22と沈降管4の上面の中心にある開口部とを接続するように設けられる。フロッキュレーター20から供給されたフロックFcは、接続管25を通り抜けて、沈降管4に送り込まれる。これにより、フロックFcは、沈降管4のほぼ中心で沈降を開始する。
カメラ1,2は、フロックFcが沈降する様子を映像で撮影するための撮影機器である。2つのカメラ1,2は、互いに同期が取られた状態で撮影される。2つのカメラ1,2は、水平方向成分が互いに異なる角度からフロックFcを撮影する。カメラ1,2の撮影方向は、撮影後の映像データの解析の容易さから、水平方向(水平面と平行)が望ましいが、垂直方向に傾けてもよい。カメラ1,2で撮影された映像は、画像処理システム6に送信される。
光源3は、カメラ1,2でフロックFcを撮影するために、フロックFcに光を照射する機器である。例えば、光源3は、シート状のレーザー光を出力する。なお、光源3は、シート状に光を出力するシート光源が望ましいが、フロックFcに光が照射されるのであれば、どのような光源でもよい。また、コストの観点では、光源3は、1つであることが望ましいが、複数設けてもよい。
沈降管4は、カメラ1,2で撮影するために、フロックFcを水中で沈降させる容器である。沈降管4は、沈降するフロックFcを撮影するために、垂直方向に長い形状で、透明である。また、沈降管4の側面には、カメラ1,2がそれぞれ撮影する平面部分及び光源3が照射する平面部分がある。沈降管4は、側面が全て平面で形成された形状でもよい。
例えば、沈降管4は、上面及び底面(即ち、水平断面)が八角形の八角柱状である。具体的には、次のとおりである。フロックFcを自然に沈降させるためには、沈降管4の壁からの影響を避ける必要がある。したがって、沈降管4の太さ(内径)は壁面との流体力学的干渉(壁面効果)を回避する上からフロック径(直径)の10倍以上とることが望ましい。このため、予想される最大のフロックFcの直径が4mmの場合、10倍の空間を与えるように、沈降管4の直径は8cmにする。また、フロックFcが最終沈降速度になるまで、一定の時間が必要である。このため、フロックFcが最終沈降速度に至るのに十分な深さとなるように、沈降管4の長さ(深さ)を120cmにする。この場合、カメラ1,2は、沈降管4の底面から約50cmの高さを撮影するように配置する。
蠕動ポンプ5は、フロックFcをフロッキュレーター20から沈降管4に吸い込むための機器である。蠕動ポンプ5を動作させることで、フロックFcが、フロッキュレーター20から沈降管4に吸い込まれて、沈降を開始する。
画像処理システム6は、カメラ1,2の配置条件等(カメラ1,2の撮影角度等)に基づいて、撮影された映像の画像処理を行う。画像処理システム6は、カメラ1,2から受信した映像を画像処理により解析することで、フロックFcの投影面積、最大直径、及び、沈降速度などの特性を測定する。
また、画像処理システム6は、フロックFcの大きさ(投影面積又は最大直径等)と沈降速度との相関関係を求めるための解析等を行う。例えば、画像処理システム6は、フロックFcに2球衝突モデルを適用して、この相関関係を求めるための演算を行う。なお、この相関関係の求め方については、2球衝突モデルに限らず、楕円体又は球体等の別の形状に近似した方法を採用してもよい。また、沈降速度との相対関係を求める対象については、投影面積又は最大直径に限らず、フロックFcの大きさに関する値であれば、どのようなものでもよい。
図2は、本実施形態に係る測定機器構成10を上から見た配置図である。なお、ここで説明する配置は一例であり、異なる配置でもよい。
2つのカメラ1,2は、沈降管4の8つの側面のうち1つの側面を挟んで隣接する2つの側面を介して、フロックFcを撮影する。2つのカメラ1,2の撮影方向は、撮影対象のフロックFcで交わる。2つのカメラ1,2の撮影方向は、それぞれが対面する沈降管4の側面に対して垂直で、沈降管4を上から見た八角形の中心(沈降管4の水平断面の中心)を通るようにする。これにより、2つのカメラ1,2の撮影方向は、水平方向に直角(90度)になるように交わる。
光源3は、2つのカメラ1,2のそれぞれの撮影方向にある2つの側面に挟まれた側面からフロックFcを照射する。2つのカメラ1,2の撮影方向が成す角(90度)を等分する入射角度で、八角形の中心を光が通るように光源3が配置される。即ち、光源3の照射方向は、上から見ると、2つのカメラ1,2のそれぞれの撮影方向と45度の角度を成して八角形の中心で交わる。これにより、光源3は、2つのカメラ1,2でそれぞれ撮影されるフロックFcが同様の明るさになるように光を照射する。なお、複数の光源3がある場合には、2つのカメラ1,2の撮影方向とそれぞれ同方向からフロックFcを照射してもよい。
図3を参照して、2球衝突モデルに基づくフロックFcの特性の解析方法について説明する。
重力の方向を投影方向と垂直とすると、フロックFcの傾きの方向は、水平と垂直の二種類がある。フロックFcの傾きθによって、投影面積が変化する。フロックFcが長軸を水平面と平行に沈降する配向性を持つと仮定すると、フロックFcの投影面積の積分式は次式になる。
Figure 0007254558000001

ここで、投影面積の平均値は1.7πであり、標準偏差は0.3πである。
また、フロックFcの投影面積の確率密度関数は、次式になる。
Figure 0007254558000002

近似的にθの関数θ=g(S)を計算し、上式に導入すれば、フロックFcの投影面積の確率密度関数が計算できる。
フロックFcの投影面積の確率密度関数からフロックFcの投影面積の確率分布を予測すると、図4に示すようになる。出現確率の最も高い区間は[μ,μ+σ]である。ここで、σは標準偏差であり、μは平均値である。
フロックFcがランダムな配向をする場合、水平と垂直の二種類の傾きを考慮すると、フロックFcの投影面積の期待値Eは、次式のように求まる。
Figure 0007254558000003

フロックFcの投影面積の平均値は1.85πであり、標準偏差は0.1πである。
長軸が水平面と平行に沈降する配向性を持つ場合、直交する二つの方向から同じフロックFcを観察し、測定したフロックFcの投影面積の平均値Saの分布関数は次式のようになる。
Figure 0007254558000004

フロックFcの投影面積の平均値Saの平均値は1.7πであり、標準偏差は0.1πである。平均値Saの分布範囲は1.5πから1.85πである。
一方、フロックFcの配向性を検証するために、複数のフロックFcを形成して沈降させる実験をしたところ、フロックFcが水平面と成す角度が最も出現する値は、0度付近であることが分かった。即ち、フロックFcは、2球衝突モデルにおける長軸が水平面と平行に沈降する配向性を有することを確認した。
これらのことから、二つの方向から同じフロックFcを観察して、フロックFcの沈降速度とフロックFcの大きさとの相関関係を測定することで、一つの方向からフロックFcを観察して、同様の相関関係を測定する場合と比較して、フロックFcの大きさのバラツキを低減できることが予想される。
次に、本実施形態に係る沈降速度測定方法による有効性について説明する。
図5は、第1のカメラ1の撮影映像から測定された沈降速度と投影面積(フロック径)S1との相関関係を示す相関図である。図6は、第2のカメラ2の撮影映像から測定された沈降速度と投影面積(フロック径)S2との相関関係を示す相関図である。図7は、2つのカメラ1,2による測定結果の平均値に基づいて、沈降速度と投影面積(フロック径)S3との相関関係を示す相関図である。
図7に示すように、2つのカメラ1,2で二つの方向から撮影して、それぞれの面積を測定し、面積相当径として平均化して得られる直径の変動係数は、図5又は図6に示す一つの方向からの撮影に基づく変動係数に比べて20%~30%に軽減される。
このように、2つのカメラ1,2による撮影映像に基づいて、フロックFcの大きさに対応する沈降速度を測定することで、1つのカメラによる測定結果よりも精度が高くなる。
なお、2つのカメラ1,2による2つの撮影映像から、最終的に決定するフロックFcの沈降速度は、どのように求めてもよい。例えば、沈降速度は、2つのカメラ1,2の撮影映像からそれぞれ測定される速度の平均値を採用してもよいし、2つのカメラ1,2の撮影映像のうちいずれか一方で測定された速度を採用してもよい。また、平均値に限らず、どのような統計学上の手法を用いて、沈降速度を決定してもよい。フロック径等を測定する場合についても同様である。
なお、ここでは、2つのカメラ1,2の撮影方向の水平方向成分が成す角度を90度としたが、これに限らない。例えば、沈降管4を六角柱状とし、2つのカメラ1,2の撮影方向が成す角度を60度又は120度として測定してもよい。この場合でも、カメラ1,2の撮影方向は、沈降管4の側面(平面)に対して垂直になるため、カメラ1,2は、レンズ効果を受けずに撮影をすることができる。さらに、沈降管4の形状がその他の多角形の柱状でも、カメラ1,2は、同様に撮影することで、同様の作用効果を得ることができる。
2つのカメラ1,2は、それぞれで撮影された映像の同期を実質的に取ることができれば、機器として同期が取られていなくてもよい。例えば、撮影された2つの映像のそれぞれに正確な時刻を示す情報が含まれるのであれば、撮影時に機器として2つのカメラ1,2の同期が取られていなくても、2つの映像の同期を取ることができる。
本実施形態によれば、2つのカメラ1,2のそれぞれの撮影方向を所定の角度(例えば、90度)を付けて配置し、2つのカメラ1,2のそれぞれの撮影映像に基づいて、フロックFcの大きさに対応する沈降速度を測定することで、1つのカメラによる測定結果よりも精度の高い測定結果を得ることが分かる。
特に沈降するフロックの投影図を楕円体近似した時、その長軸の向きが水平に近いものを選択的に選んで解析することによって、本手法による改善点が顕著になる。特に長軸が水平面となす角度が10度以内になると、変動係数は飛躍的に減少する。
フロックFcの大きさと速度の関係を精度良く測定することは、フロックFcの密度を高精度で把握することを実現し、フロックFcの流れ場における破懐強度や沈降時の透水性を高精度で予測することを可能にする。このことはフロックFcを含む懸濁液の物性(流動特性、巻き上げ特性)を精度良く知ることにもなり、施設全体のオペレーションの品質向上に寄与する。
例えば、このようにして得られた測定結果は、水処理施設の設計又は運用に用いることができる。また、水処理施設の処理工程において、本実施形態に係る沈降速度測定方法を実施し、その測定結果を利用することで、水処理による水質又は水処理効率を向上させることができる。
沈降管4の側面において、2つのカメラ1,2がそれぞれ撮影する箇所を平面にすることで、レンズ効果を受けずに撮影することができる。例えば、沈降管4を八角柱状等とし、2つのカメラ1,2を側面から撮影することで、このような作用効果を得ることができる。
また、沈降管4を八角柱状とした場合、1つの側面を間に挟んで隣接する2つの側面(平面)に対して、2つのカメラ1,2の撮影方向をそれぞれ垂直にすることで、2つの撮影方向を予め決められた角度(90度)で交わるようにすることができる。また、2つのカメラ1,2が対面する側面の間に挟まれた側面(平面)からフロックFcを照射する光源3を配置することで、光源3から出力される光もレンズ効果を受けずに、フロックFcを照射することができる。さらに、八角柱の形状の対称性から沈降管4の製造をし易くすることができる。なお、沈降管4の形状は、八角柱状に限らず、多角形の柱状であれば、同様の作用効果を得ることができる。
フロックの投影面積と沈降速度との相関関係は、2球衝突モデルを採用した場合、例えばフロックを楕円体に近似する既知の方法よりも、簡単に計算することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、構成要素を削除、付加又は変更等をしてもよい。また、複数の実施形態について構成要素を組合せ又は交換等をすることで、新たな実施形態としてもよい。このような実施形態が上述した実施形態と直接的に異なるものであっても、本発明と同様の趣旨のものは、本発明の実施形態として説明したものとして、その説明を省略している。
1,2…カメラ、3…光源、4…沈降管、5…蠕動ポンプ、6…画像処理システム、10…測定機器構成、20…フロッキュレーター、21…容器、22…送出口、23…蓋、24…スターラー、25…接続管、Fc…フロック。

Claims (10)

  1. 水平方向成分が互いに異なる2つの撮影方向から液体中を沈降する物質を撮影し、
    前記2つの撮影方向から撮影した2つの映像から前記物質の2つの第1の大きさを測定し、
    前記2つの第1の大きさに基づいて、第2の大きさを求め、
    前記2つの映像のうち少なくとも1つから前記物質の沈降速度を測定し、
    求めた前記第2の大きさと測定した前記沈降速度との相関関係を求めること
    を含むことを特徴とする沈降速度測定方法。
  2. 前記2つの映像は、同期が取られていること
    を特徴とする請求項1に記載の沈降速度測定方法。
  3. 前記2つの撮影方向が成す角度は、直角であること
    を特徴とする請求項1に記載の沈降速度測定方法。
  4. 前記物質は、沈降管の中を沈降し、
    前記2つの撮影方向は、前記沈降管の2つの側面のそれぞれにある平面部分に対して垂直であること
    を特徴とする請求項1に記載の沈降速度測定方法。
  5. 前記沈降管は、多角形の柱状であること
    を特徴とする請求項4に記載の沈降速度測定方法。
  6. 前記2つの映像は、光源で照射された前記物質を撮影した映像であること
    を特徴とする請求項1に記載の沈降速度測定方法。
  7. 前記光源は、シート状の光を出力するシート光源であること
    を特徴とする請求項6に記載の沈降速度測定方法。
  8. 前記光源は、前記2つの撮影方向が成す角を等分する方向に光を出力すること
    を特徴とする請求項6に記載の沈降速度測定方法。
  9. 前記物質は、水中で凝集し沈降するフロックであること
    を特徴とする請求項1に記載の沈降速度測定方法。
  10. 前記相関関係は、前記フロックの投影図を楕円体に近似し、前記楕円体の長軸の向きが水平に近い前記フロックを選択的に選んで解析することにより求めること
    を特徴とする請求項9に記載の沈降速度測定方法。
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