JP7253973B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP7253973B2
JP7253973B2 JP2019090441A JP2019090441A JP7253973B2 JP 7253973 B2 JP7253973 B2 JP 7253973B2 JP 2019090441 A JP2019090441 A JP 2019090441A JP 2019090441 A JP2019090441 A JP 2019090441A JP 7253973 B2 JP7253973 B2 JP 7253973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle lamp
mounting surface
substrate
light
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019090441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020185839A (ja
Inventor
道彦 中林
恵莉 幸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2019090441A priority Critical patent/JP7253973B2/ja
Priority to CN202010401966.1A priority patent/CN111923830A/zh
Publication of JP2020185839A publication Critical patent/JP2020185839A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7253973B2 publication Critical patent/JP7253973B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q3/00Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
    • B60Q3/30Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for compartments other than passenger or driving compartments, e.g. luggage or engine compartments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S45/00Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
    • F21S45/40Cooling of lighting devices
    • F21S45/47Passive cooling, e.g. using fins, thermal conductive elements or openings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

本発明は、車両用灯具に関し、特に車両の荷室内に取り付けられる車両用灯具に関する。
貨物輸送用の車両では、荷室内での作業時に作業領域の視認性を確保するため、荷室内に照明装置を取り付けることが一般的である。特に大型のトラックでは、荷室が縦横比率の大きい長方形であり、荷室内の全域に対して効果的に光を照射できる照明装置が求められている。
このような車両の荷室内において光を照射する車両用灯具としては、荷室の天井と側壁のコーナー部分に沿って発光ダイオードを並べたものが提案されている(例えば、特許文献1,2等を参照)。特許文献1,2に記載された車両用灯具では、天井と側壁が交差するコーナー部分に沿って補強部材を取り付け、補強部材にブラケットを取り付けたうえで発光ダイオードを搭載した回路基板をブラケットで保持している。
このような従来技術では、コーナー部分に沿って荷室の長手方向に発光ダイオードを配列できるため、荷室の全域に対して良好に光を照射することができる。また、荷室の左右半分をウィング状に跳ね上げた状態では、ウィングの下方領域に対して光を照射することができる。
実用新案登録第3172881号公報 特開2018-127168号公報
図9は、従来技術の車両用灯具を用いた荷室内の照明を模式的に示す図であり、図9(a)はウィングボディを閉じた状態を示し、図9(b)はウィングボディを開いた状態を示している。図9(a)(b)に示すように、従来の車両用灯具Lは、トラックTの荷室において壁面と天井面のコーナー部分に約45度の角度で取り付けられている。したがって、ウィングボディを閉じた状態では反対側の壁面方向に対して光を照射し、ウィングボディを開いた状態でも約45度の角度で荷室の外側に光を照射する。
しかし、特許文献1,2の車両用灯具では、発光ダイオードを搭載した回路基板をコーナー部分に取り付けるためには、専用の補強部材やブラケットを用いる必要があり部品点数が増加する問題があった。また、既設の補強部材を除去する作業や、専用の補強部材やブラケットを取り付ける作業が必要になり、設置作業も煩雑であった。
また、ウィングボディを備えたトラックTの使用環境は様々であり、ウィングボディを開いた状態において荷室からより遠方に光を照射することが好ましい場合も、荷室内と車両近傍に対して光を照射することが好ましい場合もある。図9(a)(b)に示した従来の車両用灯具Lでは、光の照射角度と範囲は45度に固定されてしまうために、トラックTの利用用途に適した光照射角度と光照射範囲を実現することが困難であった。
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、簡便な作業で取り付けができ、利用用途に応じた光照射が可能な車両用灯具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両用灯具は、発光素子と、前記発光素子を搭載する基板と、前記基板を搭載する基板搭載面と、前記基板搭載面の裏側に位置する取付面とを有する長尺状の本体部と、前記発光素子の光出射面側に配置された光拡散カバーを備え、前記基板搭載面は、前記取付面に対して傾斜方向に45度未満の傾斜角度で傾斜しており、前記本体部の幅方向における中心から前記傾斜方向に偏って前記基板搭載面が形成されており、前記光拡散カバーは、前記基板に対して非平行に配置されていることを特徴とする。
このような本発明の車両用灯具では、基板搭載面が取付面に対して45度未満の傾斜角度で傾斜し、本体部の幅方向における中心から偏って形成されているため、簡便な作業で取り付けができ、利用用途に応じた光照射が可能となる。
また本発明の一態様では、前記傾斜角度は、25度以上30度未満の範囲である。
また本発明の一態様では、前記取付面には、取付凹部が形成されている。
また本発明の一態様では、前記取付凹部は、前記本体部の幅方向における中心から前記傾斜方向と反対側に偏って形成されている。
また本発明の一態様では、前記取付凹部は、前記本体部の長手方向全体にわたって形成されている。
本発明では、簡便な作業で取り付けができ、利用用途に応じた光照射が可能な車両用灯具を提供することができる。
第1実施形態に係る車両用灯具1の概略を示す図であり、図1(a)は上面図であり、図1(b)はエンドキャップ20の側面図である。 第1実施形態に係る本体部10の構造を示す模式断面図である。 本体部10における取付面12と取付凹部13と基板搭載面14の位置関係を示す模式断面図である。 車両用灯具1を取り付けた状態の荷室100内を示す模式図である。 車両用灯具1を用いた荷室内の照明を模式的に示す図であり、図5(a)はウィングボディを閉じた状態を示し、図5(b)はウィングボディを開いた状態を示している。 第2実施形態に係る連結カバー70を用いた車両用灯具1の取り付け構造を示す模式図である。 連結カバー70の構造を模式的に示す図であり、図7(a)は上面図であり、図7(b)は側面図であり、図7(c)は車両用灯具1との位置関係をしめす模式図であり、図7(d)は裏面側から見た図である。 第3実施形態に係る取付金具80を用いた車両用灯具1の取り付け構造を示す模式図であり、図8(a)は部分拡大図であり、図8(b)は側面図である。 従来技術の車両用灯具を用いた荷室内の照明を模式的に示す図であり、図9(a)はウィングボディを閉じた状態を示し、図9(b)はウィングボディを開いた状態を示している。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。図1は、本実施形態に係る車両用灯具1の概略を示す図であり、図1(a)は上面図であり、図1(b)はエンドキャップ20の側面図である。図1(a)(b)に示すように、車両用灯具1は、本体部10と、エンドキャップ20と、配線コード30と、端子部40を有している。
本体部10は、車両用灯具1の長尺状部材であり、表面側は光出射方向とされ、長手方向に沿った両側にエンドキャップ20が取り付けられている。図1では本体部10として平板状のものを示したが、後述するように発光素子を搭載できれば形状は限定されない。本体部10のサイズは限定されないが、例えば幅が10mm~30mm程度で、長さが500mm~2000mm程度である。
エンドキャップ20は、樹脂で構成されて本体部10の端部を閉塞する部材である。エンドキャップ20の一部は本体部10の内部に挿入されており、配線コード30が引き出されるコード引出孔と固定用のネジ穴が形成されている。本体部10の端部にエンドキャップ20を位置合わせし、エンドキャップ20に一体化された取付部21に設けられたネジ穴にネジを挿入して螺合することで、エンドキャップ20が取り付けられる。
配線コード30は、本体部10に搭載された発光素子に対して車両用灯具1の外部から電力を供給する部材である。配線コード30の具体的構造は限定されないが、折り曲げることができる程度の可撓性を有している。
端子部40は、配線コード30に取り付けられた端子部材である。端子部40を別の車両用灯具1に備えられた端子部40と相互に接続することで、複数の車両用灯具1を電気的に接続することが可能である。
図2は、第1実施形態に係る本体部10の構造を示す模式断面図である。図2に示すように本体部10は、筐体11と、取付面12と、取付凹部13と、基板搭載面14と、基板15と、発光素子16と、封止樹脂17と、光拡散カバー18を備えている。
筐体11は、各部を保持する長尺状の部材であり、裏面側に取付面12と取付凹部13が形成され、表面側には基板搭載面14が形成されている。基板搭載面14上には基板15が搭載され、発光素子16および封止樹脂17を覆うように光拡散カバー18が取り付けられている。筐体11を構成する材料としては、各部を良好に保持できる剛性を有し、軽量で放熱性に優れたものを用いることが好ましく、例えばアルミニウムを用いることが好ましい。
取付面12は、筐体11の裏面側に形成された平坦面であり、車両用灯具1を取り付ける際に荷室の天井または壁面に接触する面である。ここでは取付面12として筐体11の裏面側全域にわたって平坦面を形成した例を示したが、裏面側の一部が平坦面として形成されていれば形状は限定されない。また、取付面12の一部には取付凹部13が形成されている。
取付凹部13は、取付面12に沿って形成された凹部であり、天井や壁に車両用灯具1を固定するための部分である。取付凹部13のサイズは特に限定されないが、ネジやグロメット等の固定用部材を囲繞または挿入できる大きさとする。取付凹部13の形状も限定されず、筐体11の長手方向に沿って複数カ所に形成されるとしてもよく、長手方向に沿って連続した溝として形成されるとしてもよく、車両用灯具1を取り付けた際に十分な機械的強度を確保できるように設定される。
基板搭載面14は、筐体11の表面側に長手方向に沿って形成された凹部内に形成された傾斜面である。基板搭載面14上には、基板15、発光素子16および封止樹脂17が搭載されている。
基板15は、表面に配線パターンが形成された長尺状の平板な部材であり、発光素子16が配線パターンに電気的に接続されて搭載されている。また、基板15の表面には発光素子16を囲むように封止樹脂17が形成されている。基板15を構成する材料は限定されず、通常のプリント配線基板に用いられるガラスエポキシ樹脂や、金属基板上に絶縁層を形成したものなどを用いることができる。図2に示すように、基板15の裏面は、基板搭載面14に接触して配置されている。基板15と基板搭載面14が接触しているため、発光素子16の発光にともなって生じた熱は、基板15、筐体11および取付面12に伝わり、良好に放熱することができる。
発光素子16は、電圧を印加されて所定波長の光を出射する電子部品であり、例えば発光ダイオードで構成されている。本実施形態では、発光素子16として発光ダイオードを用いた例を示すが、基板搭載面14上に搭載されて発光するものであればよく、有機EL素子等であってもよい。発光素子16が出射する光は限定されず、白色や赤色、アンバー色など、車両用灯具1の用途に応じて設定することができる。
封止樹脂17は、基板15上に形成された樹脂層であり、発光素子16の周りを囲んで形成されている。封止樹脂17を構成する材料は限定されず、光を良好に反射するためには光散乱粒子を混入した白色樹脂を用いることが好ましい。図2では発光素子16の周囲にのみ封止樹脂17を設けた例を示しているが、封止樹脂17を多層構造で形成して、発光素子16の発光面側を透明樹脂で覆う構造としてもよい。
光拡散カバー18は、発光素子16を覆うように筐体11の長手方向に沿って取り付けられた部材である。光拡散カバー18を構成する材料は限定されないが、光を透過する材料を用いる必要があり、例えばポリカーボネート等の樹脂を用いることができる。また光拡散カバー18としては、レンズ形状や光散乱構造をもたせるとしてもよい。図2に示したように、光拡散カバー18は、基板15に対して非平行に配置されている。
図2に示した破線は、発光素子16から出射した光の進路を模式的に示している。発光素子16から出射した光は、一部が光拡散カバー18に直接到達して散乱され、他の一部は基板搭載面14が形成された凹部の内壁で反射された後に光拡散カバー18に到達して散乱される。光拡散カバー18と基板15を非平行に配置することで、内壁で反射される光量が増加するため、光拡散カバー18と基板15の為す角度を適切に設定することで、車両用灯具1から取り出される光の照射範囲を所望の範囲に設計することができる。
図3は、本体部10における取付面12と取付凹部13と基板搭載面14の位置関係を示す模式断面図である。図3に示したように、基板搭載面14は取付面12に対して傾斜角度θだけ傾斜して形成されている。傾斜角度θの範囲としては、45度未満が好ましく、さらに好ましくは25度以上30度未満の範囲である。傾斜角度がこの範囲であることによって、車両用灯具1を車両の荷室内に取り付ける際に、取り付ける向きを選択することで光照射角度と光照射範囲を適切に設定することができる。
図3中において、一点鎖線Aは筐体11の幅方向における中心位置を示し、一点鎖線Bは基板搭載面14の幅方向における中心位置を示し、一点鎖線Cは取付凹部13の幅方向における中心位置を示している。筐体11の幅と本体部10の幅とは略同一であるため、一点鎖線Aは本体部10の幅方向における中心位置でもある。図3に示したように基板搭載面14は、中心位置Bが筐体11の中心位置Aとは異なるように、基板搭載面14の傾斜方向に偏って形成されている。また、取付凹部13は、中心位置Cが筐体11の中心位置Aとは異なるように、基板搭載面14の傾斜方向と反対側に偏って形成されている。
取付凹部13と基板搭載面14の中心位置をそれぞれ筐体11の中心から反対方向に偏らせて配置することで、傾斜した基板搭載面14と取付凹部13のスペースを確保しながらも筐体11の薄型化を図ることが可能となる。また、取付凹部13と基板15との間での筐体11の厚さも確保できるため、熱伝導性が良好なアルミニウム等で形成された筐体11をヒートシンクとして利用でき、放熱性も向上させることができる。
車両用灯具1は、取付面12と荷室の天井面または壁面を接触させて、固定具を用いて固定することで車両に取り付けられる。車両用灯具1を取り付けるための固定具としては、例えば取付面12に両面テープを貼り付けることや、接着剤を塗布することが挙げられる。また、グロメット等の部材を天井面または壁面に取り付け、取付凹部13に嵌合させるとしてもよい。これらの固定具を用いることで、車両用灯具1を荷室内に簡便に取り付けることが可能である。また、取付面12および取付凹部13は、筐体11の長手方向に沿って形成されているため、車両の荷室のように振動が加わる位置に車両用灯具1を取り付けた場合にも、強固に車両用灯具1を固定することができる。
図4は、車両用灯具1を取り付けた状態の荷室100内を示す模式図である。図4では、荷室100の壁面50に車両用灯具1aを取り付け、天井面60に車両用灯具1bを取り付けた例を示している。それぞれの車両用灯具1a,1bから照射される光の範囲は、図中で破線と矢印で示された方向となる。したがって、壁面50に車両用灯具1aを取り付ける際に、基板搭載面14が下側に位置する向きとすることで、荷室100内の全域に対して光を照射することができる。また、天井面60に車両用灯具1bを取り付ける際に、基板搭載面14が荷室中央側に位置する向きとすることで、荷室100内の全域に対して光を照射することができる。
図5は、車両用灯具1を用いた荷室内の照明を模式的に示す図であり、図5(a)はウィングボディを閉じた状態を示し、図5(b)はウィングボディを開いた状態を示している。図中のハッチング領域は車両用灯具1a,1bが照射する光の強度が高い領域を示している。
図5(a)(b)に示したように、ウィングボディの壁面に取り付けた車両用灯具1aは、ウィングボディを閉じた状態では荷室100内の対向する壁面に向けて強い光を照射する。また、ウィングボディを開いた状態では、車両用灯具1aは開放された荷室100内と車両の近傍に対して強い光を照射する。それに対してウィングボディの天井面に取り付けた車両用灯具1bは、ウィングボディを閉じた状態では荷室100内の床面に向けて強い光を照射する。また、ウィングボディを開いた状態では、車両用灯具1bは車両の側方に対して強い光を照射する。
このような光照射範囲は、車両用灯具1a,1bの基板搭載面14の傾斜角度θと、光拡散カバー18と基板15が為す角度等によって決まる。したがって、車両用灯具1の利用者は、取付位置と向きを選択するだけで車両の用途に応じた適切な光照射範囲を選択することができる。
上述したように、本実施形態の車両用灯具1では、基板15を搭載する基板搭載面14が、取付面12に対して傾斜方向に45度未満の傾斜角度で傾斜しており、本体部10の幅方向における中心から傾斜方向に偏って形成されていることで、簡便な作業で取り付けができ利用用途に応じた光照射が可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図6,図7を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図6は、本実施形態に係る連結カバー70を用いた車両用灯具1の取り付け構造を示す模式図である。図7は、連結カバー70の構造を模式的に示す図であり、図7(a)は上面図であり、図7(b)は側面図であり、図7(c)は車両用灯具1との位置関係をしめす模式図であり、図7(d)は裏面側から見た図である。
図6に示したように本実施形態では、複数の車両用灯具1を配線コード30と端子部40で連結し、その間に連結カバー70を配置している。連結カバー70は図7に示すように、ケース部71と、貼付部72と、連結面73と、配線孔74と、両面テープ75を備えている。
ケース部71は、所定の高さと幅で容積をもって形成された箱状の部分である。ケース部71を構成する材料は限定されないが、軽量化を図るためには樹脂材料を用いることが好ましい。ケース部71には内側に折り返された貼付部72が形成されており、側方には連結面73が形成されている。貼付部72は、ケース部71と一体に形成された板状の部分であり、車両の荷室100に接触して取り付けられる部分である。連結面73は、ケース部71の側方で一体に形成された部分であり、車両用灯具1の側面に隣接してケース部71内部を閉塞する部分である。配線孔74は、連結面73に設けられた孔であり、ケース部71の外部から内部に配線コード30を導入するためのものである。両面テープ75は、貼付部72の裏面側に貼り付けられた両面に粘着層が形成された部材であり、連結カバー70を荷室100の壁面または天井面に貼り付けるための部材である。
複数の車両用灯具1を荷室100の壁面または天井面に取り付け、両者間に配線コード30および端子部40を覆うように連結カバー70を貼り付けることで、配線コード30と端子部40は連結カバー70の裏面側または内部に収容されて隠蔽される。ここで図6に示したように、車両用灯具1内での発光素子16同士の間隔Pと、連結カバー70を挟んで隣り合う発光素子16の間隔Pが等しくなるように、連結カバー70の長さを設定することで複数の車両用灯具1の一体感が高まる。
図7ではケース部71の側方に連結面73および配線孔74を設けた例を示したが、ケース部71の側方全体を開口部としてもよい。また、図7では断面が矩形状で、幅が車両用灯具1の本体部10と同じ直方体の例を示したが、断面形状を車両用灯具1の本体部10と近似させると、車両用灯具1との一体感を高めることができるため好ましい。また、ケース部71を車両用灯具1の筐体11と同じ材料で構成すると、車両用灯具1との一体感を高めることができるため好ましい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8を用いて説明する。第1実施形態と重複する内容は説明を省略する。図8は、本実施形態に係る取付金具80を用いた車両用灯具1の取り付け構造を示す模式図であり、図8(a)は部分拡大図であり、図8(b)は側面図である。
第1実施形態ではエンドキャップ20に取付部21が一体形成された例を示したが、本実施形態では、本体部10の両端から取付凹部13に取付金具80を挿入している。図1(b)に示したように、エンドキャップ20にも取付凹部13に対応した位置と形状の開口部が形成されている。取付金具80は、長尺状の金属板であり、筐体11の長手方向に沿って連続して形成された取付凹部13に挿入可能とされている。また、取付金具80の面内にはネジやビス等を打ち込むための開口が形成されている。車両用灯具1を荷室100の壁面または天井面に取り付ける前は、取付金具80は取付凹部13内に収容されているが、取り付け作業時には取付凹部13内を摺動してエンドキャップ20から先端が引き出される。取付金具80の先端を部分的に引き出すことで、ネジやビス等を用いて取付金具80の開口にネジやビス等を打ち込んで車両用灯具1を固定することができる。
本実施形態においても、取付凹部13は本体部10の長手方向全体にわたって形成されており、第1実施形態と同様に両面テープやグロメット等の固定部材を併用して、簡便かつ確実に車両用灯具1を固定することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,1a,1b…車両用灯具
10…本体部
100…荷室
11…筐体
12…取付面
13…取付凹部
14…基板搭載面
15…基板
16…発光素子
17…封止樹脂
18…光拡散カバー
20…エンドキャップ
21…取付部
30…配線コード
40…端子部
50…壁面
60…天井面
70…連結カバー
71…ケース部
72…貼付部
73…連結面
74…配線孔
75…両面テープ
80…取付金具

Claims (5)

  1. 発光素子と、
    前記発光素子を搭載する基板と、
    前記基板を搭載する基板搭載面と、前記基板搭載面の裏側に位置する取付面とを有する長尺状の本体部と
    前記発光素子の光出射面側に配置された光拡散カバーを備え、
    前記基板搭載面は、前記取付面に対して傾斜方向に45度未満の傾斜角度で傾斜しており、
    前記本体部の幅方向における中心から前記傾斜方向に偏って前記基板搭載面が形成されており、
    前記光拡散カバーは、前記基板に対して非平行に配置されていることを特徴とする車両用灯具。
  2. 請求項1に記載の車両用灯具であって、
    前記傾斜角度は、25度以上30度未満の範囲であることを特徴とする車両用灯具。
  3. 請求項1または2に記載の車両用灯具であって、
    前記取付面には、取付凹部が形成されていることを特徴とする車両用灯具。
  4. 請求項3に記載の車両用灯具であって、
    前記取付凹部は、前記本体部の幅方向における中心から前記傾斜方向と反対側に偏って形成されていることを特徴とする車両用灯具。
  5. 請求項3または4に記載の車両用灯具であって、
    前記取付凹部は、前記本体部の長手方向全体にわたって形成されていることを特徴とする車両用灯具。
JP2019090441A 2019-05-13 2019-05-13 車両用灯具 Active JP7253973B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019090441A JP7253973B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 車両用灯具
CN202010401966.1A CN111923830A (zh) 2019-05-13 2020-05-13 车辆用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019090441A JP7253973B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020185839A JP2020185839A (ja) 2020-11-19
JP7253973B2 true JP7253973B2 (ja) 2023-04-07

Family

ID=73221200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019090441A Active JP7253973B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 車両用灯具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7253973B2 (ja)
CN (1) CN111923830A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017063A (ja) 2010-07-09 2012-01-26 Toyota Boshoku Corp 車両用照明装置
US20160107706A1 (en) 2014-10-21 2016-04-21 Daniel J. McCormack Cargo vehicle and molding assembly for a cargo vehicle

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100547289C (zh) * 2007-05-14 2009-10-07 缪晴文 Led路灯
JP5942168B2 (ja) * 2012-08-03 2016-06-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
JPWO2014030289A1 (ja) * 2012-08-21 2016-07-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 ランプ及び照明装置
JP6194787B2 (ja) * 2013-12-20 2017-09-13 レシップホールディングス株式会社 Led灯具
JP2015149120A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 東芝ライテック株式会社 発光ユニット、直管形ランプおよび照明装置
CN204629237U (zh) * 2014-06-13 2015-09-09 爱丽思欧雅玛株式会社 照明装置
JP3193001U (ja) * 2014-06-30 2014-09-11 株式会社ケイ・シー・エス Led照明器具
CN106439566B (zh) * 2016-11-22 2024-05-31 赛尔富电子有限公司 一种led条形灯具
JP6540775B2 (ja) * 2017-11-22 2019-07-10 株式会社デンソー 車載用光送受信装置
CN208475112U (zh) * 2018-08-09 2019-02-05 华格照明科技(上海)有限公司 一种灯具及展示柜

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012017063A (ja) 2010-07-09 2012-01-26 Toyota Boshoku Corp 車両用照明装置
US20160107706A1 (en) 2014-10-21 2016-04-21 Daniel J. McCormack Cargo vehicle and molding assembly for a cargo vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
CN111923830A (zh) 2020-11-13
JP2020185839A (ja) 2020-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7334923B2 (en) Vehicle rearview mirror including a light-emitting diode apparatus
US8794806B2 (en) Light module
JP4806594B2 (ja) 車両用灯具及びその車両用灯具を備えた車両用ドアミラー装置
KR20130055434A (ko) 차량용 사이드 미러의 통합 램프 장치
JP4348461B2 (ja) 方向指示器を具備した自動車用バックミラー組立体
JP7253973B2 (ja) 車両用灯具
JP2020119634A (ja) 灯具
CN210424853U (zh) 电子单元
JP3172881U7 (ja)
US8816587B2 (en) Illuminant device with enhanced heat dissipation ability
JP6149559B2 (ja) Led灯具
JP6440664B2 (ja) Led照明装置の取り付け構造
WO2020203120A1 (ja) 車輌用灯具
JP4968152B2 (ja) 車両用灯具
JP7294840B2 (ja) 車両用灯具および車両用灯具保持部材
JP2020093603A (ja) 車両用灯具
JP2010105563A (ja) Ledユニット及びそれを用いた車内照明灯
JP4946958B2 (ja) 車両用灯具
JP2008068785A (ja) 車両用発光装置
JP5263594B2 (ja) 照明装置
JP4966817B2 (ja) バン型輸送車用の庫内灯
CN218505742U (zh) 信号灯的发光结构和具有其的车辆
JP2010089573A (ja) Ledユニット及びそれを備えた車内照明灯
JP2009252591A (ja) 車両用灯具
JP5273083B2 (ja) 車両室内用照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230131

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7253973

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150