JP2010105563A - Ledユニット及びそれを用いた車内照明灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数が少なくてコンパクト化が可能なLEDユニットを提供する。
【解決手段】LEDユニット30は、自動車の車室内に設けられる車内照明灯10に用いられる。LEDユニット30は、車幅方向に対応する両側のそれぞれに斜め外向きに向く基板取付面を有するブラケット31と、ブラケット31の各基板取付面に取り付けられたLED搭載基板36と、LED搭載基板36に搭載されたLED35と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】LEDユニット30は、自動車の車室内に設けられる車内照明灯10に用いられる。LEDユニット30は、車幅方向に対応する両側のそれぞれに斜め外向きに向く基板取付面を有するブラケット31と、ブラケット31の各基板取付面に取り付けられたLED搭載基板36と、LED搭載基板36に搭載されたLED35と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は自動車の車室内に設けられる車内照明灯に用いられるLEDユニット及びそれを用いた車内照明灯に関する。
自動車の車内照明灯(例えば、マップランプ、ルームランプ、リーディングランプ等)の光源としてLEDを用いたものが提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
特開2007−12311号公報
特開2008−49841号公報
本発明は、部品点数が少なくてコンパクト化が可能なLEDユニット及びそれを用いた車内照明灯を提供することである。
本発明のLEDユニットは、自動車の車室内に設けられる車内照明灯に用いられるものであって、
車幅方向に対応する両側のそれぞれに斜め外向きに向く基板取付面を有するブラケットと、
上記ブラケットの上記各基板取付面に取り付けられたLED搭載基板と、
上記LED搭載基板に搭載されたLEDと、
を備える。
車幅方向に対応する両側のそれぞれに斜め外向きに向く基板取付面を有するブラケットと、
上記ブラケットの上記各基板取付面に取り付けられたLED搭載基板と、
上記LED搭載基板に搭載されたLEDと、
を備える。
本発明の車内照明灯は上記本発明のLEDユニットがハウジング内に設けられたものである。
本発明によれば、一対のLED及びLED搭載基板を単一のブラケットに取り付けているので、部品点数が少なく、それによってコンパクト化を図ることができる。
以下、図面に基づいて実施形態を詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る車内照明灯10を示す。この車内照明灯10は、例えば、マップランプ、ルームランプ、リーディングランプ等として自動車の車室内に設けられるものである。
本実施形態に係る車内照明灯10は、ハウジング20とその中に設けられたLEDユニット30とで構成されている。
ハウジング20は、例えば、硬質樹脂等により中空の細長箱状に形成されている。ハウジング20は、表側が開口したハウジング本体21にその開口を封じるようにパネル部材22が設けられた構成を有する。ハウジング本体21には、底部の両側のそれぞれに排気孔21aが形成されている。パネル部材22には、中央部22aにスイッチ用開口23及び吸気孔24が形成されており、また、その両側のそれぞれの光出射部22bに光拡散板又はレンズ板(不図示)が設けられている。なお、ハウジング20は、ハウジング本体21の底部が全て開口され且つパネル部材22と一体化したものであってもよく、この場合、LEDユニット30をハウジング本体21の底部から入れて固定することになる。この方式ではブラケット31(放熱板)の裏面側がハウジング20の外部に直接露出するため、より効率的な放熱が可能となる。ハウジング20は、例えば、長さが150〜350mm、幅が50〜150mm、及び高さが30〜70mmである。
図2及び3はLEDユニット30を示す。
LEDユニット30は、ハウジング本体21内の底部に固定されており、ブラケット31に、LED駆動回路基板32が設けられていると共に、LED35が中央に搭載されたLED搭載基板36が設けられた構成を有する。
ブラケット31は、横長の板材が折り曲げ加工された部材で構成されており、台形状の中央部分31aとその両斜辺のそれぞれに連続して外向き斜め下方に延びる端部部分31bとを有する。各端部部分31bは、ブラケット31の長さ方向(車幅方向に対応)について斜め外向きに向くと共に幅方向についてやや一方側(車室内側に対応)に向いた表面を有する。ブラケット31は、ハウジング20内において、中央部分31aがパネル部材22の中央部22aに対向すると共に、端部部分31bが光出射部22bに対向するように位置付けられて設けられている。
ブラケット31は、高放熱性材料で形成されていることが好ましい。かかる高放熱性材料としては、例えば、アルミニウム、銅、黄銅、鉄、ステンレス(SUS)、燐青銅、及びこれらの合金が挙げられる。ブラケット31は、例えば、長さが140〜210mm、幅が50〜80mm、及び厚さが1〜2mmである。
LED駆動回路基板32はブラケット31の中央部分31aに設けられている。
LED駆動回路基板32は、ブラケット31の中央部分31aよりも若干小さい矩形板状に形成されており、四隅で中央部分31aにネジ留めされて取り付けられている。LED駆動回路基板32は、放熱効率を高める観点から中央部分31aとの間に隙間を有することが好ましい。なお、LED駆動回路基板32は、中央部分31aに接着等により固定されていてもよい。
LED駆動回路基板32は、基板本体が高放熱性基板であることが好ましい。かかる高放熱基板としては、無機系基板では、例えば、アルミニウム、銅、鉄、ステンレス(SUS)などの金属系基板;アルミナ、AlN、BeO、SiCなどのセラミックス系基板等が挙げられ、有機系基板では、FR−1、FR−2などの紙基材銅張積層板;FR−4、FR−5、GPY、G−10、G−11などのガラス基材銅張積層板;ガラス布・ガラス不織布基板エポキシ樹脂銅張積層板;ポリエステルベース、ポリイミドベース、ガラスエポキシベース、フレックスリジッドなどのフレキシブル銅張板等が挙げられる。
また、構造的に高放熱性を得るために、例えば、合成樹脂からなる基板に銅箔から打ち抜いてなる回路パターンを貼り付け、回路に放熱の役割を持たせたものが挙げられ、コスト的に高放熱性基板を使用した放熱対策より有利であるが、生産性、使用するLED35の光束により適宜使用すればよい。
LED駆動回路基板32は、例えば、長さが50〜100mm、幅が40〜85mm、及び厚さが1.6〜2.0mmである。
LED駆動回路基板32には、LED35の駆動回路が設けられ、また、両短辺部のそれぞれの中央にLED接続用コネクタ33が設けられ、さらに、一方の長辺部に長さ方向に沿ってLED35のオン/オフ切替スイッチを含む複数のスイッチ34が配設されている。なお、LED駆動回路基板32の基板本体が導電性を有する場合には、駆動回路は絶縁体を介して設けられる。また、LED駆動回路基板32には、その他にセンサ制御回路、スイッチ回路、調光回路、或いは他の電子部品等が設けられていてもよい。
LED35が搭載されたLED搭載基板36は、ブラケット31の各端部部分31bの中央に設けられている。
LED35は、半導体発光素子が樹脂で封止された構造を有する。LED35は、光束の値が20lm以上であることが好ましく、40lm以上であることがより好ましい。
LED搭載基板36は、一辺の長さがブラケット31の端部部分31bの傾斜方向の寸法よりもやや小さい矩形板状に形成されており、端部部分31bの表面に貼り付けられるように設けられている。従って、端部部分31bの表面が車幅方向に対応する両側に斜め外向きに向く基板取付面に構成されている。LED搭載基板36は、LED35からの発熱の熱伝導効率を高める観点から、その全面が端部部分31bに接触していることが好ましい。LED搭載基板36は、端部部分31bに接着剤により取付固定されていてもよく、また、TIM37(Thermal Interface Material)を介して取付固定されていてもよい。かかるTIM37としては、例えば、グリース、シート、ゴム、ゲル、両面粘着テープなどのシリコン系のもの、アクリル系シート、エポキシ系シート、グラファイトシートなどの非シリコン系のものが挙げられる。
LED搭載基板36は、高放熱性基板であることが好ましい。かかる高放熱基板としては、無機系基板では、例えば、アルミニウム、銅、鉄、ステンレス(SUS)などの金属系基板;アルミナ、AlN、BeO、SiCなどのセラミックス系基板等が挙げられ、有機系基板では、FR−1、FR−2などの紙基材銅張積層板;FR−4、FR−5、GPY、G−10、G−11などのガラス基材銅張積層板;ガラス布・ガラス不織布基板エポキシ樹脂銅張積層板;ポリエステルベース、ポリイミドベース、ガラスエポキシベース、フレックスリジッドなどのフレキシブル銅張板等が挙げられる。
LED搭載基板36は、例えば、長さが20〜25mm、幅が20〜25mm、及び厚さが1.0〜1.5mmである。
LED搭載基板36には、ブラケット31の端部部分31bの基端部側の側辺部の中央に駆動回路接続用コネクタ38が設けられている。この駆動回路接続用コネクタ38とLED駆動回路基板32の対応するLED接続用コネクタ33との間には配線39が設けられている。
本実施形態の車内照明灯10は、電源等からの配線が接続されると共に、パネル部材22のみが車室内に露出し且つ長さ方向が車幅方向となるようにルーフ部に埋設されて設置される。従って、車内照明灯10の一方の光出射部22bが運転席側用及び他方の光出射部22bが助手席側用ということになる。
以上の構成の車内照明灯10によれば、LEDユニット30について、一対のLED35及びLED搭載基板36を単一のブラケット31に取り付けているので、部品点数が少なく、それによってコンパクト化を図ることができ、また、部品管理コスト及びブラケット31の加工コストを低く抑えることができる。さらに、ブラケット31が板材を折り曲げ加工した簡単な構成の部材であり、また、ブラケット31、LED駆動回路基板32、及びLED35を搭載したLED搭載基板36がユニットを構成しているので、そのハウジング20への組み込み及び取り付けも少ない工数で行うことができる。
そして、この車内照明灯10のオン/オフ切替スイッチがオンされると、運転席側及び/又は助手席側のLED35が点灯することとなる。このとき、LED35及びその駆動回路が発熱するが、前者の発熱は、LED搭載基板36及びブラケット31において放熱され、後者の発熱は、LED駆動回路基板32において直接放熱される。このようにLED35が搭載されたLED搭載基板36と駆動回路を有するLED駆動回路基板32とを別々の基板としているので、発熱源が分散されてそれぞれを別々に放熱することができ、そのため優れた放熱性を得ることができる。特に、運転席側及び助手席側どちらか一方のLED35が点灯したときには、ブラケット31が大面積のヒートシンクとして機能することとなり、それによってLED35の長寿命化を図ることができる。
また、LED35の発熱をLED35よりもはるかに大きいLED搭載基板36及びブラケット31に放熱するので、限られたスペースを有効に活用して熱抵抗を低くし、効率的な放熱をすることができる。しかも、ブラケット31がヒートシンクとしても機能するという観点からも部品点数の低減が図られる。なお、放熱性の観点からは、LED搭載基板36、ブラケット31、及びLED駆動回路基板32の表面露出部分には表面積が大きくなるように凹凸が形成されていることが好ましい。
なお、上記実施形態では、台形状の中央部分31aとその両斜辺のそれぞれに連続して外向き斜め下方に延びる端部部分31bとを有するブラケット31の構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、図4に示すように、台形状の中央部分31aとその両斜辺のそれぞれに連続して内向き斜め上方に延びる端部部分31bとを有するブラケット31の構成としてもよい。但し、図4に示す構成の場合、スイッチ34のノブの長さが長くなるので、かかる観点からは本実施形態の構成のものの方が好ましい。
また、上記実施形態では、ブラケット31が板材を折り曲げ加工して形成されたものとしたが、特にこれに限定されるものではなく、車幅方向に対応する両側に斜め外向きに向く基板取付面を有するものであれば、その他の構成のものであってもよい。
また、上記実施形態では、LED駆動回路基板32がLED搭載基板36と別体の構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、それらが一体の構成であってもよい。例えば、ブラケット31を絶縁層を介して回路パターンが形成された高放熱性基板(アルミベース基板等)としてLEDとLED駆動回路を直接実装した構造、又はブラケット31にFPCとリジット基板(LED側はアルミベース、LED駆動回路側はガラスエポキシ)が取り付けられた構造が挙げられる。
本発明は自動車の車内に設けられる車内照明灯に用いられるLEDユニット及びそれを用いた車内照明灯について有用である。
10 車内照明灯
20 ハウジング
30 LEDユニット
31 ブラケット
32 LED駆動回路基板
35 LED
36 LED搭載基板
20 ハウジング
30 LEDユニット
31 ブラケット
32 LED駆動回路基板
35 LED
36 LED搭載基板
Claims (4)
- 自動車の車室内に設けられる車内照明灯に用いられるLEDユニットであって、
車幅方向に対応する両側のそれぞれに斜め外向きに向く基板取付面を有するブラケットと、
上記ブラケットの上記各基板取付面に取り付けられたLED搭載基板と、
上記LED搭載基板に搭載されたLEDと、
を備えたLEDユニット。 - 請求項1に記載されたLEDユニットにおいて、
上記ブラケットは、板材を折り曲げ加工して形成されているLEDユニット。 - 請求項1又は2に記載されたLEDユニットにおいて、
上記LED搭載基板とは別体に設けられ上記LEDの駆動回路を有するLED駆動回路基板をさらに備え、
上記LED駆動回路は、上記ブラケットにおける上記基板取付面以外の部分に取り付けられているLEDユニット。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載されたLEDユニットがハウジング内に設けられた車内照明灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008280289A JP2010105563A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | Ledユニット及びそれを用いた車内照明灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008280289A JP2010105563A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | Ledユニット及びそれを用いた車内照明灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010105563A true JP2010105563A (ja) | 2010-05-13 |
Family
ID=42295427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008280289A Withdrawn JP2010105563A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | Ledユニット及びそれを用いた車内照明灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010105563A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103775946A (zh) * | 2014-02-24 | 2014-05-07 | 丹阳谊善车灯设备制造有限公司 | 一种汽车用导光条阅读灯 |
JP2015527948A (ja) * | 2012-06-19 | 2015-09-24 | エージーシー グラス ユーロップ | 照明手段を含むサンルーフ |
JP2017047052A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
-
2008
- 2008-10-30 JP JP2008280289A patent/JP2010105563A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120110 |