JP7253201B2 - 液剤の塗布装置 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、ワークに液剤を塗布する装置に関する。
特許文献1に、半導体装置の製造方法が記載されている。この製造方法は、リードフレームと半導体素子を備える中間体に、プライマを塗布する工程を有する。プライマが塗布された後、中間体は樹脂によって封止される。中間体にプライマを塗布することにより、中間体と樹脂との高い密着性を実現している。
特開2016-122719号公報
上述したプライマのような液剤を、上下一対の型を用いてワークに塗布する技術が知られている。上型と下型のそれぞれにはパッキンが設けられており、それらのパッキンがワークを介して互いに当接することで、ワークの液剤を塗布すべきエリア(以下、塗布エリアという)が密封される。このような状態でパッキンによる密封空間に液剤を流し込み、上下の型を回転させ、それによって生じる遠心力を利用して(スピンコート)、ワークの塗布エリアのみに液剤を塗布することができる。
ところが、例えば上下の型が平行でない状態でワークを挟み込むと、上型と下型との相対的な位置関係に対応して、パッキンの一部にのみ荷重が偏り、当該パッキンの一部が座屈することがある。すると、上下一対の型の密封性が不十分となり、上型と下型との間に隙間が生じるおそれがある。上型と下型との間に隙間が生じていると、この隙間を通って液剤が漏れてしまい、ワークの意図しないエリアにまで液剤が付着するおそれがある。本明細書では、このような液漏れを抑制し得る技術を提供する。
本明細書は、ワークに液剤を塗布する装置に関する。装置は、ワークを保持する型と、型内へ液剤を供給する供給機構と、を備える。型は、ワークを上下方向から挟み込む一対の上型及び下型を有している。上型と下型のそれぞれには、ワークシール用パッキンと、経路が設けられている。ワークシール用パッキンは、ワークを介して互いに当接する。経路は、ワークシール用パッキンによる密封空間に連通する液剤の経路である。上型は、第1ユニットと、第2ユニットと、フローティング用パッキンと、を有する。第1ユニットには、ワークシール用パッキンが配設されている。第2ユニットは、第1ユニットを揺動可能に懸架する。フローティング用パッキンは、第1ユニットと第2ユニットとの間に設けられている。第2ユニットには、球状面が設けられている。球状面は、フローティング用パッキンに当接して第1ユニットを下型に向けて押圧する。上型に設けられた経路が、第2ユニットからフローティング用パッキンを通過して、第1ユニットへ延びている。
上記した構成では、上型が第1ユニットと第2ユニットに分割されており、ワークシール用パッキンを有する(即ち、ワークに当接する)第1ユニットが、第2ユニットによって揺動可能に懸架されている。このようなフローティング構造を採用することで、上型と下型との間でワークを挟持したときに、上型の第1ユニットと下型との間で平行度が受動的に矯正される。これにより、上下のワークシール用パッキンが不均等に当接すること(いわゆる片当たり)が防止又は低減される。
その一方で、上述したフローティング構造を採用すると、第2ユニットに対する第1ユニットの姿勢が様々に変化するので、今度は第1ユニットと第2ユニットとの間で片当たりが生じるおそれがある。この点に関して、本技術に係る構成では、第2ユニットに球状面が設けられており、その球状面がフローティング用パッキンを当接することで、第1ユニットが下型に向けて押圧される。このような構成によって、第2ユニットに対して第1ユニットの姿勢が様々に変化しても、第1ユニットと第2ユニットとの間で片当たりとなることが防止又は低減される。
さらに、上型を第1ユニットと第2ユニットとに分割すると、上型に設けられた液剤の経路が第1ユニットと第2ユニットとの間で分断されるので、その位置で液剤が漏出するおそれが生じる。この点に関して、本技術に係る構成では、上型に設けられた液剤の経路が、第2ユニットからフローティング用パッキンを通過して、第1ユニットへ延びている。このような構成によると、第1ユニットと第2ユニットとの間で分断された液剤の経路が、加圧されたフローティング用パッキンによって液密に接続されるので、上述した液剤の漏出が効果的に防止される。
本技術の一実施形態では、装置は、型を回転させる回転機構をさらに備えてもよい。この場合、第2ユニットの球状面は、型の回転軸と交差する位置にあるとともに、当該回転軸に垂直な断面形状が真円とならない形状を有してもよい。仮に、第2ユニットの球状面の回転軸に垂直な断面形状が真円であるとすると、第1ユニットと第2ユニットとの間で相対回転が生じることがある。このような相対回転が生じると、上下のワークシール用パッキンにずれが生じ、上下一対の型の密封性が低下し、ワークの意図しないエリアへの液漏れが生じるおそれがある。第2ユニットの球状面の回転軸に垂直な断面形状が真円でない構成では、第1ユニットと第2ユニットとの間の相対回転を抑制し得る。従って、ワークの意図しないエリアへの液漏れを抑制し得る。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
塗布装置のブロック図である。 下型にワークを設置したときの型の断面図である。 上型と下型でワークを挟み込んだときの型の断面図である。 図3のIV-IV線における第2ユニット及びフローティング用パッキンの断面図である。図中の矢印は、第2ユニット及びフローティング用パッキンの回転方向を表わす。 変形例の第2ユニット及びフローティング用パッキンの断面図である。図中の矢印は、第2ユニット及びフローティング用パッキンの回転方向を表わす。 上型と下型を挟み込む際の一例を示す型の断面図である。 図6の状態から上型を下型に対して加圧した後の型の断面図である。
図面を参照して実施例の液剤の塗布装置2を説明する。本実施例の塗布装置2は、ワーク60に定められた塗布エリア61へ、液剤を塗布するための装置である。なお、本実施例の塗布装置2は、半導体モジュールの半製品に、プライマ(下地剤)を塗布する装置であるが、本実施例で説明する技術は、任意のワークへ任意の液剤を塗布する各種の塗布装置に採用することができる。図1に示すように、塗布装置2は、供給機構4と、回転機構6と、型10と、を備える。供給機構4は、ワーク60の塗布エリア61に塗布するプライマを型10に供給する装置である。回転機構6は、回転軸Cに関して型10を回転させる装置であり、型10に対して図1の矢印Rで示される向きの回転力を与える。なお、回転機構6は、上型20と下型50とのそれぞれに回転力を加えるが、上型20については、第2ユニット40のみに回転力が加えられる。塗布装置2は、回転機構6により与えられる回転力により生じる遠心力を利用して、供給機構4から供給されたプライマをワーク60の塗布エリア61に塗布する。すなわち、塗布装置2は、スピンコートにより、ワーク60の塗布エリア61にプライマを塗布する。
型10は、例えば金属で構成されている。型10は、上型20と、下型50と、を備える。上型20と下型50は相対的に上下動可能である。例えば、下型50を固定した場合、上型20は上下に移動可能である。ワーク60を上型20と下型50で上下方向から挟み込み、ワーク60を保持する。上型20はさらに、第1ユニット30と、第2ユニット40と、フローティング用パッキン22とを備えている。第1ユニット30と第2ユニット40との間には、一定の遊びが設けられており、第2ユニット40は、第1ユニット30を揺動可能に懸架する。また、第2ユニット40には、第1ユニット30に向けて下方に突出する球状面42が設けられている。球状面42は、型10の回転軸Cと交差する位置に設けられており、より詳しくは、型10の回転軸Cが球状面42の中心軸を通過している。一方、第1ユニット30には、第2ユニット40の球状面42を受け入れる凹状の受圧面32が設けられている。
フローティング用パッキン22は、第1ユニット30と第2ユニット40との間に位置している。フローティング用パッキン22は、弾性材料(例えば高分子材料)で構成されたリング状の部材であって、第1ユニット30と第2ユニット40の間に備えられている。一例ではあるが、本実施例におけるフローティング用パッキン22は、第1ユニット30の受圧面32に沿って配置されており、第2ユニット40の球状面42と当接する位置に設けられている。これにより、上型20と下型50との間でワーク60が挟持され、第2ユニット40に型締めの荷重が付加されたときに、球状面42がフローティング用パッキン22を介して第1ユニット30を押圧する。これにより、上型20の第1ユニット30が下型50に向けて押圧される。
上型20は、ワークシール用パッキン24と、液剤であるプライマの経路26と、を備えている。上型20のワークシール用パッキン24は、第1ユニット30の下面に備えられている。また、下型50は、ワークシール用パッキン54と、液剤であるプライマの経路56と、を備えている。下型50のワークシール用パッキン54は、下型50の上面に備えられている。詳細は後述するが、上下のワークシール用パッキン24、54は、上型20と下型50とでワーク60を挟み込む際に、ワーク60を介して互いに当接する。これにより、ワーク60の塗布エリア61が密封される。上型20及び下型50の各経路26、56は、ワークシール用パッキン24、54による密封空間70に連通しており、当該密封空間70に対してプライマを供給及び排出する。ここで、上型20の経路26は、第1ユニット30と第2ユニット40との間で分断されており、第2ユニット40からフローティング用パッキン22を通過して、第1ユニット30へ延びている。
続いて図2及び図3を参照して、ワーク60にプライマを塗布する工程について説明する。前述したように、本実施例におけるワーク60は、半導体モジュールの半製品であり、封止樹脂による封止の工程に先立って、塗布装置2によるプライマを塗布する工程が実施される。ワーク60(半製品)は、下側導体板64と、半導体素子65、66と、上側導体板68と、を備える。本実施例において、半導体素子65はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子であり、半導体素子66はダイオード素子であるが、これに限定されず他の種類の半導体素子であってもよい。
まず、図2のように、ワーク60は、下型50のワークシール用パッキン54の上に設置される。この状態では、上型20と下型50は接触していない。また、図2に示すように、第2ユニット40は、第1ユニット30を揺動可能に懸架している。すなわち、このような状態では、第2ユニット40の球状面42とフローティング用パッキン22は当接していない。
その後、上型20を下型50に対して下方向に動かされ、型10は閉じられる。さらに、第2ユニット40が押圧されることにより、上型20は下型50に向けて押圧される。図3に示すように、上型20が下型50に向けて押圧されている状態では、ワーク60は、プライマの塗布エリア61と、プライマが塗布されることを意図していないエリア62(以下、禁止エリア62という)に分割される。ワーク60の禁止エリア62は端子部分であり、プライマが漏れてしまうと、導通不良などの不具合が生じるおそれがある。そのため、禁止エリア62にプライマが塗布されないように、ワーク60は、型10により塗布エリア61と禁止エリア62とに分割される。塗布エリア61は、ワークシール用パッキン24、54による密封空間70の内部に位置している。また、第2ユニット40は、下型50に向けて押圧されており、このような状態では、第2ユニット40の球状面42とフローティング用パッキン22は当接している。
上記の型10が閉じられている状態で、型10には、図3では不図示の供給機構4からプライマが供給される。プライマは、上型20及び下型50の経路26、56を通過して、密封空間70に供給される。このとき、上型20の経路26では、第1ユニット30と第2ユニット40との間にフローティング用パッキン22が備えられているため、プライマが二つのユニット30、40に亘って経路26を流れる際に、プライマが意図しないエリアに漏れることを抑制し得る。
プライマが密封空間70に供給されたら、図3では不図示の回転機構6により、第2ユニット40及び下型50に回転力が与えられ、それによって生じる遠心力を利用して、塗布エリア61にプライマが塗布される。すなわち、スピンコートにより、塗布エリア61にプライマが塗布される。このように、回転力によって生じる遠心力を利用することにより、塗布エリア61にプライマが均一に塗布される。この際、塗布エリア61と禁止エリア62(すなわち、密封空間70の内部と外部)はワークシール用パッキン24、54により分割されているため、プライマの禁止エリア62への液漏れを抑制し得る。
図4は、図3のIV-IV線における断面図であって、型10の回転軸Cに対して垂直な断面図である。図4に示すように、第2ユニット40の球状面42は、概して楕円体状であって、回転軸Cに垂直な断面形状が真円とならない形状を有している。同様に、第1ユニット30の受圧面32も、楕円体状の球状面42に倣って湾曲しており、回転軸Cに垂直な断面形状が真円とならない形状を有している。このような構成によると、第2ユニット40に回転力が与えられた際に、第2ユニット40と第1ユニット30との間で相対回転が生じることを抑制し得る。これにより、上型20と下型50との間で位相がずれることが抑制され、ワークシール用パッキン24、54による密封性が維持されることで、プライマの禁止エリア62への漏れが抑制される。なお、第2ユニット40の球状面42の断面形状は、楕円形状である場合に限られず、真円とは異なる他の形状である場合でも、第2ユニット40と第1ユニット30との間の相対回転が防止又は低減される。
上記に対する比較例として、図5に示すように、第2ユニット40の球状面42が真球状であって、回転軸Cに垂直な断面形状が真円形状であるとする。この場合、上型20の第2ユニット40に回転力が与えられた際に、第2ユニット40と第1ユニット30との間において、相対回転が容易に生じ得る。第2ユニット40と第1ユニット30との間で相対回転が生じると、第2ユニット40と第1ユニット30との間で、位相がずれる。この場合、第2ユニット40と下型50に同一の回転力が与えられていても、第1ユニット30と下型50との間で位相がずれてしまい、上下のワークシール用パッキン24、54の間で位相がずれてしまう。このような位相のずれにより、上型20と下型50とによる密封性が低下し、スピンコートを行う際に、プライマが禁止エリア62に漏れてしまうおそれがある。
しかしながら、本技術の一変形例として、第2ユニット40の球状面42は、図5に示す形態、即ち、真球状であって、回転軸Cに垂直な断面形状が真円となる形状であってもよい。この場合、上述したように、上型20の第2ユニット40へ回転力を加えると、第2ユニット40と第1ユニット30との間で相対回転が生じるおそれがある。そのことから、回転機構6は、上型20に対する回転力を、第2ユニット40に代えて、第1ユニット30へ与えるように構成されるとよい。このような構成によると、上型20の第1ユニット30と下型50との間で相対回転が抑制され、上下のワークシール用パッキン24、54の間で位相がずれることもない。すなわち、上型20と下型50とによる密封性は保たれ、スピンコートを行う際に、プライマが禁止エリア62に漏れてしまうことを抑制し得る。
図6に示すように、上型20が下型50に対して下方向に移動して、型10が閉じられる際に、上型20が下型50に対して傾いている場合を想定する。従来技術では、このように上型が下型に対して傾いている場合に上型が下型に向けて押圧されると、荷重の分布が偏ることによって、例えばワークシール用パッキン24の一部が座屈してしまい、上型と下型との密封性を十分に確保できないおそれがあった。
これに対して、本技術の構成によると、上型20が第1ユニット30と第2ユニット40に分割されており、ワーク60に当接する第1ユニット30が、第2ユニット40に対して揺動可能に懸架されている。このようなフローティング構造を採用することで、上型20と下型50との間でワーク60を挟持したときに、上型20の第1ユニット30と下型50との間で、平行度が受動的に矯正される。すなわち、図7に示すように、第2ユニット40が第1ユニット30に対して傾くことにより、上型20と下型50との間の平行度が受動的に矯正される。つまり、上述したフローティング構造により、上型20の下型50に対する傾きを第2ユニット40の第1ユニット30に対する傾きに変換し、上型20の下型50に対する傾きを解消している。従って、上下のワークシール用パッキン24、54が片当たりとなることが防止又は低減され、上型20と下型50とによる密封性を十分に確保することができる。これにより、ワーク60にプライマを塗布する際に、禁止エリア62に漏れることなくプライマを塗布エリア61に塗布することができる。
その一方で、上述したフローティング構造を採用すると、第2ユニット40に対する第1ユニット30の姿勢が様々に変化する。従って、第1ユニット30と第2ユニット40との間で片当たりが生じるおそれがある。この点に関して、本実施例の構成では、第2ユニット40に球状面42が設けられており、その球状面42がフローティング用パッキン22に当接することで、第1ユニット30が下型50に向けて押圧される。このような構成によって、第2ユニット40に対して第1ユニット30の姿勢が様々に変化しても、第1ユニット30と第2ユニット40との間で片当たりとなることが防止又は低減される。
さらに、第2ユニット40の球状面42と第1ユニット30との当接面にフローティング用パッキン22が備えられている構成により、上型20と下型50との間の傾きによって偏りが生じる荷重の分布に応じて、フローティング用パッキン22が変形する。これにより、上型20の下型50に対する傾きが比較的大きい場合でも、フローティング用パッキン22が変形することにより第2ユニット40に対する第1ユニット30の傾きも大きくすることが可能である。すなわち、上型20の下型50に対する傾きが比較的大きい場合でも、フローティング用パッキン22により、上型20の下型50に対する傾きを解消することができる。従って、上下のワークシール用パッキン24、54が片当たりとなることが防止又は低減され、上型20と下型50とによる密封性を十分に確保することができる。これにより、ワーク60にプライマを塗布する際に、禁止エリア62に漏れることなくプライマを塗布エリア61に塗布することができる。
以上、本明細書が開示する技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独で、あるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:型
4:供給機構
6:回転機構
10:型
20:上型
22:フローティング用パッキン
24、54:ワークシール用パッキン
26:経路
30:第1ユニット
32:第1ユニットの受圧面
40:第2ユニット
42:第2ユニットの球状面
50:下型

Claims (2)

  1. ワークに液剤を塗布する装置であって、
    前記ワークを保持する型と、
    前記型内へ前記液剤を供給する供給機構と、を備え、
    前記型は、前記ワークを上下方向から挟み込む一対の上型及び下型を有し、
    前記上型と前記下型のそれぞれには、前記ワークを介して互いに当接するワークシール用パッキンと、前記ワークシール用パッキンによる密封空間に連通する前記液剤の経路が設けられており、
    前記上型は、前記ワークシール用パッキンが配設された第1ユニットと、前記第1ユニットを揺動可能に懸架する第2ユニットと、前記第1ユニットと前記第2ユニットとの間に設けられたフローティング用パッキンとを有し、
    前記第2ユニットには、前記フローティング用パッキンに当接して前記第1ユニットを前記下型に向けて押圧する球状面が設けられており、
    前記上型に設けられた前記経路が、前記第2ユニットから前記フローティング用パッキンを通過して前記第1ユニットへ延びている、
    装置。
  2. 前記型を回転させる回転機構をさらに備え、
    前記第2ユニットの前記球状面は、前記型の回転軸と交差する位置にあるとともに、当該回転軸に垂直な断面形状が真円とならない形状を有する、請求項1に記載の装置。
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