JP7250483B2 - 撮像装置、コンピュータプログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置、コンピュータプログラム、及び記憶媒体に関するものである。
監視用途などの撮像装置においては、夜間などの低照度時にも鮮明な被写体像を取得することが要求される。低照度時にも鮮明な被写体像を取得できる撮像装置として、可視光に感度を有する撮像素子に加えて、赤外光に感度を有する撮像素子を備え、これら二つの撮像素子で取得した画像信号を合成して表示する撮像装置が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2013-247492号公報
特許文献1では、撮影環境に応じて自動的に合成処理時の合成パラメータを決定している。しかしながら、ユーザーが注目する領域によっては、ユーザーが所望する画像が取得できない場合がある。
そこで、本発明は、ユーザーが注目する領域に応じた最適な画像を取得することができる撮像装置を提供することを目的とする。
撮像装置であって、可視光に感度を有し輝度情報と色情報を含む第1の画像信号を出力する第1の撮像素子と、
赤外光に感度を有し輝度情報を含む第2の画像信号を出力する第2の撮像素子と、
前記第1の撮像素子から出力された前記第1の画像信号と、前記第2の撮像素子から出力された前記第2の画像信号とを合成し、第3の画像信号を生成する合成処理手段と、
注目領域を選択する選択手段と、を有し、
前記合成処理手段は、前記注目領域の合成評価値を求め、前記合成評価値に基づいて、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成割合を変更すると共に、
前記合成処理手段は、前記注目領域の色の彩度が高いほど、前記第1の画像信号の合成割合を大きくすることを特徴とする
本発明によれば、ユーザーが注目する領域に応じた最適な画像を取得することができる。
第1実施形態に係る撮像装置の構成図である。 波長選択プリズムのスペクトル分布図である。 第1実施形態に係る動作を示すフローチャートである。 注目領域を説明する図である。 撮像装置を含む撮像システムとしての監視システムの一例を示す構成図である。
以下、図を用いて、本発明の実施例における撮像装置について説明する。その際、全ての図において同一の機能を有するものは同一の数字を付け、その繰り返しの説明は省略する。
<第1実施形態>
本実施形態における撮像装置を図1に示す。図1において、撮像装置100は、結像光学系101、光分離部102、第1の撮像素子103、第2の撮像素子104、合成処理部105、制御部106、注目領域選択部110を有する。
光分離部102は、結像光学系101を通って入射した光を、第1の撮像素子103と第2の撮像素子104に分離している。具体的には、光分離部102は波長選択プリズムから構成されており、特定の閾値の波長よりも短い波長の光(可視光)は波長選択プリズムを透過し、特定の閾値の波長よりも長い波長の光(赤外光)は波長選択プリズムで反射されるように構成されている。なお、ここで透過する/反射するとは80%以上の光が透過する/反射することを意味する。
即ち、可視光は第1の撮像素子103に入射し、赤外光は第2の撮像素子104に入射するように構成されている。ここで、特定の閾値は600nm以上750nm以下である。即ち、可視光と赤外光の境目は600nm以上750nm以下と定義する。また、赤外光とは特定の閾値から2500nmまでの波長の光を意味する。図2に、波長選択プリズムの分光透過スペクトルと分光反射スペクトルの例を示した。実線が透過、点線が反射である。
第1の撮像素子103は少なくとも可視光に感度を有し、第2の撮像素子104は少なくとも赤外光に感度を有している。例えば、光電変換部の材料としてSiを使用すれば、波長380nm以上波長1100nm以下の光に感度を有する撮像素子が実現できる。従って、第1の撮像素子103、第2の撮像素子104ともに、光電変換部をSiで形成すればよい。なお、第1の撮像素子103、第2の撮像素子104としては、例えばCCDやCMOSタイプの撮像素子などを用いることができる。
第1の撮像素子103中の画素は、RGBベイヤー配列のオンチップカラーフィルタを備えており、第1の撮像素子103から出力されるRGB形式の第1の画像信号107には輝度情報のほかに色情報が含まれている。一方、第2の撮像素子104から出力される第2の画像信号108には、輝度情報のみが含まれている。なお、第1の撮像素子103は可視光をメインとした感度分布を持っていればよく、可視光以外の感度分布を持っていてもよい。
また、第2の撮像素子104は赤外光をメインとした感度分布を持っていればよく、赤外光以外の光に対しても感度分布を持っていてもよい。第1の撮像素子103、第2の撮像素子104の駆動および画像信号の読み出しは、制御部106が制御している。制御部106にはCPUなどのコンピュータや、メモリが含まれている。なお、メモリには、CPUによって後述のフローチャートの動作を実行させるためのコンピュータプログラムが記憶されている。また、制御部106にはCPUからの指示に基づき各種回路の動作を制御するための駆動回路も内蔵されている。
合成処理部105は、第1の画像信号107と第2の画像信号108とを合成して、第3の画像信号109を生成する。具体的には、例えば以下のような処理を行う。まず、RGB形式で読み出された第1の画像信号107をデモザイク処理し、現像してYUV形式の画像信号に変換する。この際の第1の画像信号107から得られたYUV信号を各々、Y1、U1、V1とする。同様に、第2の画像信号108も現像してYUV形式に変換する。この際の第2の画像信号108のY信号をY2とする。なお、第2の画像信号108は色情報を有さず、UとVの値はゼロである。
次に、Y1信号とY2信号を合成して、第3の画像信号109を生成する。具体的には、第3の画像信号109のYUV信号を各々、Y3、U3、V3とした時、以下のような式を用いて第3の画像信号109を生成する。
Y3=α×Y1+(1-α)×Y2 (式1)
U3=U1 (式2)
V3=V1 (式3)
ここで、αは0以上1以下の実数である。式1からわかるように、Y信号で決まる輝度情報に関しては、αの値が大きいほど、第3の画像信号109は第1の画像信号107に近くなり、αの値が小さいほど、第3の画像信号109は第2の画像信号108に近くなる。また、U信号、V信号とY信号の比で決まる色情報に関しても、αの値が大きいほど、第3の画像信号109は第1の画像信号107に近くなり、αの値が小さいほど、第3の画像信号109は第2の画像信号108に近くなる。即ち、αの値が変更されることで、第1の画像信号107と第2の画像信号108との合成割合が変更される。
夜間などの低照度時には可視光成分よりも赤外光成分の方が強い場合が多い。従って、合成処理部105によって合成処理を行うことで、第1の画像信号107よりもSN比に優れ、輝度情報と色情報の両方の情報を持つ第3の画像信号109を取得することができる。
式1より、第3の画像信号109は、αの値が大きいほど第1の画像信号107に近いため、色再現性に優れた画像信号となる。一方、αの値が小さいほど第2の画像信号108に近いため、SN比に優れた画像信号となる。即ち、色再現性とSN比はトレードオフの関係となっており、αの値を制御することでSN比と色再現性のどちらを重視するかを変更することができる。
撮影環境の照度などを測定し、それに応じて、αの値を決定する場合、照度が高いほどαを大きく、照度が低いほどαを小さくすることがある。このようにすることで、照度が高いほど色再現性を重視した合成画像、照度が低いほどSN比を重視した合成画像を生成することができる。しかしながら、照度が同じであっても、ユーザーが注目する領域によっては、色再現性を重視したい場合、SN比を重視したい場合が異なる。本実施形態の撮像装置100では、ユーザーが注目する領域によって、色再現性とSN比のどちらを重視するかを切り替える。以下で詳細な説明を行う。
図3は、本実施形態における動作を示すフローチャートである。各ステップは、制御部106による撮像装置100の各部の制御により実行されうる。まず、S301において、ユーザーが注目する領域である注目領域を選択する。ここで、注目領域を選択する方法について説明を行う。図4は、注目領域を説明する図である。注目領域選択部110は、合成処理部105で生成した第3の画像信号109を表示する表示部111と、表示された第3の画像信号109において、ユーザーが注目する注目領域113を選択するインターフェース112を備える。ユーザーがカーソルやタッチパネルなどのインターフェース112を用いて注目領域113を選択すると、表示部111に表示された第3の画像信号109に注目領域113が重畳して表示される。
なお、撮像装置100そのものが表示部111やインターフェース112を備えていなくても良い。例えば、撮像装置100がネットワークを介して第3の画像信号109をクライアント装置に転送し、クライアント装置側に配置された表示部やインターフェースを用いて、ユーザーが注目領域113を選択する構成となっていても良い。この場合、クライアント装置が注目領域選択部110を備えていても良い。
更には合成処理部105もクライアント装置側に配置してもよく、クライアント装置からの指示に応じて撮像装置100から第1の画像信号と第2の画像信号をクライアント装置に送り、クライアント装置側で合成を行ってもよい。
図3に戻り、S302において合成処理部105は、注目領域113の合成評価値を求める。即ち、第3の画像信号109における注目領域113から、合成割合評価値を求め、色再現性とSN比のどちらを重視するかの判定を行う。具体的には、注目領域113の彩度、空間周波数、SN比のいずれか、あるいはこれらのうちの複数の情報を用いて合成評価値を求め、合成割合を決定する。なお、第3の画像信号109の注目領域113だけではなく、他の情報も用いて合成評価値を求めても良い。例えば、第1の画像信号107における注目領域113に対応する領域や第2の画像信号108における注目領域113に対応する領域の彩度、空間周波数、SN比を用いて、合成評価値を求めても良い。
S303において、合成処理部105は、注目領域113の彩度に応じてαの値を決定する。注目領域113の彩度が低い場合、色情報の重要度が低い。従って、注目領域113の彩度が低い場合には、合成処理部105は、色再現性よりもSN比を重視して第3の画像信号109を生成する。一方、注目領域113の彩度が高い場合、色情報の重要度が高い。従って、注目領域113の彩度が高い場合には、SN比よりも色再現性を重視して第3の画像信号109を生成する。前述したように、αの値が大きいほど、第1の画像信号107の合成割合が大きく、第3の画像信号109が第1の画像信号107に近いため、色再現性に優れた画像となる。
具体的には、例えば彩度の値に応じて、αから加減する値をあらかじめ設定しておいても良い。また、注目領域113の彩度と比較するための閾値D1を設定し、彩度が閾値D1より低い場合には、色再現性よりもSN比を重視してαの値を小さくし、彩度が閾値D1以上の場合には、SN比よりも色再現性を重視してαの値を大きくしても良い。さらに、彩度の値に応じたαの値を予め設定しておいても良い。この場合、例えば、注目領域113の色の彩度の値が高いほど、αの値を大きく設定しておく。これにより、彩度が高いほど第1の画像信号107の合成割合が大きくなり、第1の画像信号107に近く、色再現性に優れた第3の画像信号109を生成することができる。
次に、S304において、合成処理部105は、注目領域113のテクスチャの空間周波数に応じてαの値を決定する。注目領域113のテクスチャの空間周波数が低い場合、画像のSN比が小さくても、ユーザーはテクスチャを視認することができる。従って、注目領域113のテクスチャの空間周波数が低い場合、SN比よりも色再現性を重視して第3の画像信号109を生成する。一方、注目領域113のテクスチャの空間周波数が高い場合、SN比が大きい画像でなければ、ユーザーがテクスチャを正確に視認することが難しくなる。従って、注目領域113のテクスチャの空間周波数が高い場合、色再現性よりもSN比を重視して第3の画像信号109を生成する。前述したように、αの値が小さいほど、第2の画像信号108の合成割合が大きく、第3の画像信号109が第2の画像信号108に近いため、SN比に優れた画像となる。
具体的には、例えば、空間周波数の値に応じて、αから加減する値をあらかじめ設定しておいても良い。また、注目領域113のテクスチャの空間周波数と比較するための閾値D2を設定しても良い。この場合、空間周波数が閾値D2より高い場合には、色再現性よりもSN比を重視してαの値を小さくし、空間周波数が閾値D2以下の場合には、SN比よりも色再現性を重視してαの値を大きくしても良い。さらに、空間周波数の値に応じたαの値を予め設定しておいても良い。この場合、例えば、注目領域113のテクスチャの空間周波数の値が高いほど、αの値を小さく設定しておく。これにより、空間周波数が高いほど第2の画像信号108の合成割合が大きくなり、第2の画像信号108に近く、SN比に優れた第3の画像信号109を生成することができる。
次に、S305において、合成処理部105は、注目領域113のSN比に応じてαの値を決定する。注目領域113のSN比が低い場合、SN比を重視して第3の画像信号109を生成する。一方、注目領域113のSN比が高い場合には、SN比をそれ以上高めなくても十分な画像の視認性が得られているため、色再現性を重視して第3の画像信号109を生成する。前述したように、αの値が小さいほど、第2の画像信号108の合成割合が大きく、第3の画像信号109が第2の画像信号108に近いため、SN比に優れた画像となる。
具体的には、例えば、SN比の値に応じて、αから加減する値をあらかじめ設定しておいても良い。また、注目領域113のSN比と比較するための閾値D3を設定してもよい。この場合、SN比が閾値D3より低い場合には、色再現性よりもSN比を重視してαの値を小さくし、SN比が閾値D3以上の場合には、SN比よりも色再現性を重視してαの値を大きくしても良い。さらに、SN比の値に応じたαの値を予め設定しておいても良い。この場合、例えば、注目領域113のSN比の値が高いほど、αの値を大きく設定しておく。これにより、SN比が高いほど第1の画像信号107の合成割合が大きくなり、第1の画像信号107に近く、SN比に優れた第3の画像信号109を生成することができる。
なお、SN比は、注目領域113の内、テクスチャが無い部分の輝度の平均値を、輝度の標準偏差で除算した値とする。色の彩度、テクスチャの空間周波数、SN比は、注目領域113内での最大値を求めても良いし、平均値や中間値を求めても良い。そして、S305において、合成処理部105は、上述のステップによって決定されたαを用いて第3の画像信号109を生成する。このように、ユーザーの注目する領域に応じた最適な画像を取得することが可能となる。
なお、本実施形態では、注目領域113の彩度、空間周波数、SN比の全てを用いてαを決定する例について説明したが、上述の通り彩度、空間周波数、SN比のいずれか、あるいはこれらのうちの複数の情報を用いてαを決定すればよく、これに限られない。また、図3では、注目領域113の彩度、空間周波数、SN比の順番でαを決定(加減)している場合を示したが、この順序でなくてもよい。また、S306の後でユーザーは第3の画像信号109の表示状態を確認して、αを更に手動で設定(微調整)できるようにしてもよい。この場合、例えば、ユーザーはインターフェース112を用いて微調整を行う。
さらに、注目領域113中に含まれる被写体に応じて、SN比と色再現性のどちらを重視するかを変更しても良い。例えば、被写体が人物の顔、車のナンバープレート等であれば、テクスチャ情報が重要となるため、SN比を重視して第3の画像信号109を生成する。即ち、αの値を大きくし、第1の画像信号107の合成割合を大きくする。
一方、被写体が人物の服装、車のボディ等であれば、色情報が重要となるため、色再現性を重視して第3の画像信号109を生成する。即ち、αの値を小さくし、第2の画像信号108の合成割合を大きくする。被写体の種類を判別するためには、例えば、注目領域113内で特徴点の検出を行い、あらかじめ登録しておいた特徴点情報とのマッチングを行う。
また、図4では、注目領域113そのものをユーザーが指定する場合を示したが、撮像装置100が、別の方法で注目領域113を選択しても良い。例えば、ユーザーが設定した測光領域(AE領域)の位置および大きさを示す指標(例えば枠状の指標(AE枠))の範囲を注目領域113としても良い。また、ホワイトバランス補正値決定用の特定領域である自動色バランス調整領域(AWB領域)の位置および大きさを示す指標(例えば、枠状の指標(AWB枠))の範囲を注目領域113としても良い。また、撮像装置100が焦点位置を調整する機構を有している場合には、現在の焦点検出領域(AFエリア)の位置および大きさを示す指標(例えば枠状の指標(AF枠))を注目領域113としても良い。
さらに、本実施形態においては、第3の画像信号109のみを表示する場合を示したが、第1の画像信号107、第2の画像信号108のいずれか、または両方を同時に表示部111に表示させても良い。但し、特に撮像装置100がネットワークを介して画像をクライアント装置に転送している場合、表示する画像の種類が多いほど、データ量が増大して、表示画像の遅延を招くため、第3の画像信号109のみを表示する方が好ましい。
また、撮影環境に応じて、表示する画像を変更しても良い。例えば、十分な照度が得られている場合にはαを1にして第1の画像信号107を表示し、照度が低下するにつれて、αを小さくして連続的に重みを変更して合成画像信号である第3の画像信号109を表示する。そして最終的にはαを0にして第2の画像信号108を表示する。
<第2実施形態>
第2実施形態に示す撮像装置では、注目領域113に含まれる情報(例えば、空間周波数またはSN比)に基づいて、αの値以外の変更も合わせて行う。具体的には、第1の撮像素子103、第2の撮像素子104の蓄積時間、および、第1の画像信号107、第2の画像信号108の解像度の少なくとも1つを変更する。これにより、更に視認性の高い第3の画像信号109を生成することができる。
まず、注目領域113に応じて、画像の解像度を変更する場合について説明する。一般的に、画像の解像度が高いほど、空間周波数の高いテクスチャを有する被写体の視認性が向上する。一方で、撮像素子中の複数の画素信号を加算して出力したり、画像にローパスフィルタをかけたりすると、平均化効果によって画像のSN比が向上する。即ち、画像の解像度を低くすることで、画像のSN比を向上させることができる。
そこで、本実施形態に示す撮像装置では、制御部106が注目領域113のテクスチャの空間周波数が高い場合、相対的にSN比の高い画像が取得できる第2の画像信号108については、空間周波数の高いテクスチャの視認性を重視して、解像度を高くする。一方で、相対的にSN比の低い第1の画像信号107については、SN比を重視して、解像度を低くする。即ち、制御部106は、注目領域113のテクスチャの空間周波数が低いほど、第1の画像信号107の解像度に対する第2の画像信号108の解像度の比を1に近づける。一方で、注目領域113のテクスチャの空間周波数が高いほど、第1の画像信号107の解像度に対する第2の画像信号108の解像度の比を大きくする。このようにすることで、空間周波数の高いテクスチャに対する視認性と、画像のSN比の両立を実現することができる。
なお、注目領域113のテクスチャの空間周波数だけではなく、SN比に応じても、画像の解像度を変更する方が好ましい。注目領域113内のSN比が低い場合、第1の画像信号107と第2の画像信号108で同じ解像度を使用した場合、空間周波数の高いテクスチャに対する視認性と、画像のSN比の両立が困難になる。
そこで、制御部106は注目領域113のSN比が高いほど、第1の画像信号107の解像度に対する第2の画像信号108の解像度の比を1に近づける。一方で、注目領域113のSN比が低いほど、第1の画像信号107の解像度に対する第2の画像信号108の解像度の比を大きくして、第2の画像で空間周波数の高いテクスチャの視認性を確保し、第1の画像についてはSN比の低下を抑制する。このようにすることで、空間周波数の高いテクスチャに対する視認性と、SN比低下の抑制の両立を実現することができる。
次に、注目領域113に含まれる情報(例えば、空間周波数またはSN比)に基づいて、撮像素子の蓄積時間を変更する場合について説明する。一般に、蓄積時間が短いほど、動体ブレが小さくなるため、動き量の大きい被写体の視認性が向上する。一方で、蓄積時間が長いほど、撮像素子中の画素に入射する光の量が増加するため、画像のSN比が向上する。
そこで、本実施形態に示す撮像装置では、注目領域113の動き量が大きい場合、相対的にSN比の高い画像が取得できる第2の画像信号108については、動き量の大きい被写体の視認性を重視して、蓄積時間を短くする。一方で、相対的にSN比の低い第1の画像信号107については、SN比を重視して蓄積時間を長くする。即ち、制御部106は、注目領域113の動き量が小さいほど、第2の撮像素子104の蓄積時間に対する第1の撮像素子103の蓄積時間の比を1に近づける。一方で、注目領域113の動き量が大きいほど、第2の撮像素子104の蓄積時間に対する第1の撮像素子103の蓄積時間の比を大きくする。このようにすることで、動き量の大きい被写体に対する視認性と、画像のSN比の両立を実現することができる。
なお、制御部106は、注目領域113の動き量の大きさだけではなく、SN比に応じても、撮像素子の蓄積時間を変更する方が好ましい。注目領域113内のSN比が低い場合、第1の撮像素子103と第2の撮像素子104で同じ蓄積時間を使用した場合、動き量の大きい被写体に対する視認性と、画像のSN比の両立が困難になる。
そこで、制御部106は、注目領域113のSN比が高いほど、第2の撮像素子104の蓄積時間に対する第1の撮像素子103の蓄積時間の比を1に近づける。一方で、注目領域113のSN比が低いほど、第2の撮像素子104の蓄積時間に対する第1の撮像素子103の蓄積時間の比を大きくして、第2の画像で動き量の大きい被写体の視認性を確保し、第1の画像についてはSN比の低下を抑制する。このようにすることで、動き量の大きい被写体に対する視認性と、SN比低下の抑制の両立を実現することができる。
注目領域113の動き量は、以下のように求めればよい。まず、複数フレームで取得した第3の画像信号109から注目領域113を抽出する。そして、注目領域113を面内方向にずらしながら、相関係数を求め、最も相関係数が高かったずらし量を動き量の大きさとすればよい。
<その他の実施形態>
なお、実施例における撮像装置はクライアント装置とネットワークを介して相互に通信可能な状態に接続されていても良い。図5は、撮像装置を含む撮像システムとしての監視システム400の一例を示す構成図である。監視システム400は、クライアント装置401、撮像装置403を含む。クライアント装置401は、撮像装置403を制御する各種コマンドをネットワーク402を介して送信する。それを受けて、撮像装置403は、コマンドに対するレスポンスや撮像した画像データをクライアント装置401に送信する。そして撮像装置403の撮影パラメータは、クライアント装置401側からユーザーが選択することができる。
クライアント装置401は例えばPCやスマホなどの外部機器であり、ネットワーク402は、有線LAN、無線LAN等により構成されうる。また、ネットワーク402を介して撮像装置に電源を供給する構成となっていても良い。
なお、上記実施形態においては光分離部102により第1の撮像素子と第2の撮像素子に異なる分光特性の光を導くように構成しているが、例えば、第1の撮像素子と第2の撮像素子のそれぞれの前に異なる分光特性のフィルタが配置されていてもよい。また、第1の撮像素子と第2の撮像素子は光分離部102を介さずに別々の独立した光学系を介した光を受光する2眼タイプであってもよい。更には第1の撮像素子と第2の撮像素子は、一つの撮像素子内に例えば第1の撮像素子用の分光特性フィルタを配置した画素と第2の撮像素子用の分光特性フィルタを配置した画素を交互に配置したものであってもよい。
また、本発明における制御の一部または全部を上述した実施形態の機能を実現するプログラム(ソフトウェア)をネットワーク又は各種記憶媒体を介して撮像装置や情報処理装置に供給するようにしてもよい。そしてその撮像装置や情報処理装置におけるコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。その場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100、403:撮像装置
101:結像光学系
102:光分離部
103:第1の撮像素子
104:第2の撮像素子
105:合成処理部
106:制御部
107:第1の画像信号
108:第2の画像信号
109:第3の画像信号
110:注目領域選択部
111:表示部
112:インターフェース
113:注目領域
400:監視システム
401:クライアント装置
402:ネットワーク

Claims (9)

  1. 可視光に感度を有し輝度情報と色情報を含む第1の画像信号を出力する第1の撮像素子と、
    赤外光に感度を有し輝度情報を含む第2の画像信号を出力する第2の撮像素子と、
    前記第1の撮像素子から出力された前記第1の画像信号と、前記第2の撮像素子から出力された前記第2の画像信号とを合成し、第3の画像信号を生成する合成処理手段と、
    注目領域を選択する選択手段と、を有し、
    前記合成処理手段は、前記注目領域の合成評価値を求め、前記合成評価値に基づいて、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成割合を変更すると共に、
    前記合成処理手段は、前記注目領域の色の彩度が高いほど、前記第1の画像信号の合成割合を大きくすることを特徴とする撮像装置
  2. 前記合成処理手段は、前記注目領域のテクスチャの空間周波数が高いほど、前記第2の画像信号の合成割合を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置
  3. 前記合成処理手段は、前記注目領域のSN比が低いほど、前記第2の画像信号の合成割合を大きくすることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置
  4. 前記合成処理手段は、前記注目領域に含まれる被写体に応じて、前記第1の画像信号と前記第2の画像信号との合成割合を変更することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置
  5. 前記注目領域は、測光領域であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置
  6. 前記注目領域は、自動色バランス調整領域であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置
  7. 焦点位置を調整する機構を含む結像光学系を有し、
    前記注目領域は、焦点検出領域であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置
  8. 請求項1からのうちいずれか1項に記載の撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  9. 請求項に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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