JP7249889B2 - 分電盤 - Google Patents

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本発明は、分電盤に関し、特に分電盤の導電バーの端部に設けられる送り端子部に装着する端子カバーに関する。
従来、分電盤は、基台上に主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカが配設され、主幹ブレーカと複数の分岐ブレーカは、導電バーにより電気的に接続されている。導電バーの上下に沿って複数の分岐ブレーカが併設され、主幹ブレーカと反対側の端部であって、併設された複数の分岐ブレーカよりも突設されて送り端子部が設けられている。そして、当該送り端子部に作業者が誤って触れて感電したりすることを防ぐため、端子カバーを設けることが知られている。例えば、特許文献1では、分電盤のキャビネット前面側から母線への直接的な接触を防止する絶縁手段として機能する略平板状に形成された樹脂製のカバーが開示されている。特許文献1で開示された樹脂製のカバーは母線にねじ止めして固定されるが、定期点検時などに取り外す際に手間となる。この点を鑑み、特許文献2で開示されたように、導電バーに横方向から挿入し、固定部の爪が導電バーの支持部材に係止することで、着脱自在に取り付けられる端子カバーが知られている。
特許第6142423号公報 特開2010-263682号公報
しかし、特許文献2で開示された端子カバーは、装着脱を行う際に、端子カバーの左右幅と同等以上に横方向へ移動させる必要があるため、キャビネット内の機器を設置するためのフリースペースの一部をデッドスペース化しており、フリースペースがあっても機器搭載不可領域が存在し、機器の寸法によっては搭載できない機器があった。
そこで、本発明の目的は、従来より大きな機器を搭載可能とし、分電盤の省スペース化も行うことのできる端子カバーを備えた分電盤を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、前方へ開口するキャビネット内において、主幹ブレーカと横方向に列設した複数の分岐ブレーカとを導電バーにより接続
し、導電バーの主幹ブレーカと反対側の端部に送り端子部を設けた分電盤であって、送り端子部は、送り端子部を覆うように端子カバーを備え、端子カバーは、導電バーの端部の上端縁に係止する第1の爪部と、下端縁に係止する第2の爪部とを備え、第1の爪部と第2の爪部とが対向配置され、端子カバーを、前後方向に着脱可能とし、端子カバーは、さらに、端子カバーの前面上部に、第2の爪部を導電バーから離脱させる押し込み部を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、端子カバーの着脱方向をキャビネットの前後方向としたことで、従来の端子カバーの着脱に必要であった送り端子部周辺のスペースが不要となるため、キャビネット内のフリースペースに従来よりも大きな機器を搭載できると共に、分電盤の省スペース化を図ることができる。加えて、端子カバーが、導電バーに取り付けられた端子カバーの保持に必要な保持力を確保しつつ、容易に着脱可能となる。
また、取り付けられた端子カバーを外す際、押し込み部を後方へ向けて押し込むだけで、容易に端子カバーを外すことができ、端子カバー等の破損を防止することができる。


(A)は分電盤の正面図、(B)は取り付けられた端子カバーの斜視図である。 (A)は右前方から見た端子カバーの斜視図、(B)は左後方から見た端子カバーの斜視図である。 (A)は端子カバーの取り付け方向を示す説明図、(B)は端子カバー付近のみを示した図1のA-A線断面図である。 (A)は端子カバーを前方へ引き抜く様子を図1のA-A線断面において示す説明図、(B)は端子カバーを取り外す様子を図1のA-A線断面において示す説明図である。 分電盤のフリースペースに機器を搭載した状態を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)は分電盤の正面図、図1(B)は取り付けられた端子カバーの斜視図である。また、図2(A)は右前方から見た端子カバーの斜視図、図2(B)は左後方から見た端子カバーの斜視図である。
図1(A)に示すように、前方へ向けて開口する分電盤1のキャビネット2には、主幹ブレーカ3と左右方向へ列設した複数の分岐ブレーカ4とが配設され、主幹ブレーカ3と複数の分岐ブレーカ4とは導電バー5によって電気的に接続され、導電バー5の主幹ブレーカ3と反対側(右側)の端部に送り端子部6が設けられている。また,送り端子部6を覆うように端子カバー7が備えられている。さらに、キャビネット2の右側には、必要に応じて、電子機器を搭載可能なフリースペースFが設けられている。
図1(B)に示すように、端子カバー7は、送り端子部6に接続される電線(図示せず)に干渉しない形状にして、送り端子部6の右側及び前方を覆うように形成される。
図2(A),(B)に示すように、端子カバー7の前面には、前方へ突出する係止突起9と、押し込み部10が形成されている。また、端子カバー7の後側には、後方へ向けて延びる第1の爪部8a及び第2の爪部8bが対向配置して設けられると共に、突起部7a、7bが設けられている。
なお、係止突起9は、端子カバー7の装着後、導電バー5と分岐ブレーカ4との接続部と、端子カバー7とを覆うように、端子カバー7の前方に装着される負荷名称表示板(図示せず)に設けられた係止孔へ係止突起9を挿入することで、左右方向へのずれを防止する目的で設けられている。
次に、端子カバー7の着脱方法について説明する。
図3(A)は端子カバーの取り付け方向を示す説明図、図3(B)は端子カバー付近のみを示した図1のA-A線断面図である。また、図4(A)は端子カバーを前方へ引き抜く様子を図1のA-A線断面において示す説明図、図4(B)は端子カバーを取り外す様子を図1のA-A線断面において示す説明図である。
図3(A)に矢印Aで示すように、端子カバー7の取り付けは、端子カバー7を送り端子部6の前方から後方へ向けて装着することで行われる。この時、図3(B)に示すように、3本の導電バー5,5,5のうち、最前部の導電バー5の右側端部の上端縁5a及び下端縁5bに、それぞれ第1の爪部8a及び第2の爪部8bが係止することで、端子カバー7は、導電バー5上に固定される。よって、端子カバー7は、第1の爪部8a及び第2の爪部8bが上方及び下方から導電バー5を把持する形となるため、上下方向へずれることがなく、端子カバー7の保持に必要な保持力を確保できる。加えて、突起部7a、7bの端部が最前部の導電バー5に当接して位置決めされ、端子カバー7と送り端子部6との間に、端子カバー7と送り端子部6に接続される電線(図示せず)とが干渉しないための壁が形成されるようになっている。
端子カバー7の取り外す際、端子カバー7を、図4(A)に矢印Bで示すような方向で力を加え、前方へ向けて引き抜こうとする場合、第1の爪部8a及び第2の爪部8bは、端子カバー7の保持に必要な保持力を備えるため、特に第1の爪部8a及び導電バー5に大きな負荷がかかり、破損の原因となり得る。
しかし、図4(B)に矢印Cで示すように、端子カバー7の押し込み部10を後方へ向けて押し込むことで、第1の爪部8aと導電バー5の上端縁5aとの接点を中心に、後方へ向けて端子カバー7が回転し、第2の爪部8bが導電バー5の下端縁5bから離脱する。導電バー5の下端縁5bがテーパ形状であるため、端子カバー7に対し、単に前方へ向けて力がかかる場合と異なり、押し込み部10を押し込んだ場合は、第2の爪部8bは当該下端縁5bから外れやすくなっている。その後、端子カバー7を前方へ向けて引き抜くように、第1の爪部8aを導電バー5の上端縁5aから離脱させることで取り外しが完了する。このように、端子カバー7の取り外しは、押し込み部10を後方へ向けて押し込むだけで第2の爪部8bを導電バー5の下端縁5bから離脱させられるため、容易に行うことができる。また、端子カバー7や導電バー5にかかる負担が少ないため、破損を防止できる。
上記形態の分電盤1は、前方へ開口するキャビネット2内において、主幹ブレーカ3と複数の分岐ブレーカ4とを導電バー5により接続し、導電バー5の主幹ブレーカ3と反対側の端部に送り端子部6を設けており、送り端子部6は、送り端子部6を覆うように端子カバー7を備え、端子カバー7は、導電バー5の端部の上端縁5aに係止する第1の爪部8aと、下端縁5bに係止する第2の爪部8bとを備え、第1の爪部8aと第2の爪部8bとが対向配置され、端子カバー7を、前後方向に着脱可能とする。
このようにして構成される分電盤1によれば、端子カバー7の着脱方向をキャビネット2の前後方向としたことで、従来の端子カバーの着脱に必要であった送り端子部6右側のスペースが不要となるため、図5に示すように、キャビネット2内のフリースペースFに従来よりも大きな機器Xを搭載できると共に、分電盤1の省スペース化を図ることができる。加えて、端子カバー7が、導電バー5に取り付けられた端子カバー7の保持に必要な保持力を確保しつつ、容易に着脱可能となる。
また、端子カバー7は、端子カバー7の前面上部に、第2の爪部8bを導電バー5から離脱させる押し込み部10を設けている。
よって、導電バー5に取り付けられた端子カバー7を外す際、押し込み部10を後方へ向けて押し込むだけで、第2の爪部8bが導電バー5から離脱するため、容易に端子カバー7を外すことができ、端子カバー7等の破損を防止することができる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その技術範囲はこれに限定されるものではない。例えば、端子カバーを形成する素材は、絶縁性のある素材であれば良い。また、端子カバーは、一体に形成されても、複数の構成部品からなるものであっても良い。また、端子カバーの形状は、送り端子部を覆うものであれば、その形状は任意に設定できる。さらに、端子カバーに設けられる爪部は、端子カバーの保持に必要な保持力と着脱容易性とを両立するものであれば、その形状や数は任意に設定可能である。
1・・分電盤、2・・キャビネット、3・・主幹ブレーカ、4・・分岐ブレーカ、5・・導電バー、6・・送り端子部、7・・端子カバー、8a・・第1の爪部、8b・・第2の爪部、10・・押し込み部。

Claims (1)

  1. 前方へ開口するキャビネット内において、主幹ブレーカと横方向に列設した複数の分岐ブレーカとを導電バーにより接続し、前記導電バーの前記主幹ブレーカと反対側の端部に送り端子部を設けた分電盤であって、
    前記送り端子部は、前記送り端子部を覆うように端子カバーを備え、
    前記端子カバーは、前記端部の上端縁に係止する第1の爪部と、下端縁に係止する第2の爪部とを備え、
    前記第1の爪部と前記第2の爪部とが対向配置され、前記端子カバーを、前後方向に着脱可能とし、
    前記端子カバーは、さらに、前記端子カバーの前面上部に、前記第2の爪部を前記導電バーから離脱させる押し込み部を備えることを特徴とする分電盤。
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