JP7249120B2 - 盗難防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、盗難防止装置に関する。
従来、車両の盗難を防止するため、様々な装置が開発されている。例えば、特許文献1には、シフトバイワイヤ方式の変速機にパーキングロック機構が設けられた自動車が記載されている。アクチュエータの動力により、変速機の出力軸に設けられたパーキングギヤに、パーキングポールの爪部が噛み合うことで、出力軸が回転不能となる。
特開2016-169774号公報
特許文献1に記載のように、盗難防止のために出力軸の回転を止める機構は、複雑であった。
本発明は、このような課題に鑑み、簡易な構成で盗難を防止することが可能な盗難防止装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の盗難防止装置は、互いにギヤ比が異なる複数のギヤ列と、複数のギヤ列のうち、選択された1つのギヤ列である第1選択ギヤ列を動力伝達状態とする駆動機構と、第1選択ギヤ列ではない少なくとも1つのギヤ列を、動力伝達状態とならないように規制可能なインターロック機構と、車両の停止中、予め設定された所定条件を満たすと、駆動機構を制御して、複数のギヤ列のうち、選択された2つのギヤ列である第2選択ギヤ列をインターロック機構による規制のない状態で動力伝達状態とすることで、出力軸を回転不可とし、第2選択ギヤ列以外のギヤ列をインターロック機構によって規制する制御部と、を備え、駆動機構により動力伝達状態とする第1選択ギヤ列は、インターロック機構により動力伝達状態とならないように規制可能なギヤ列とは異なる。

所定条件は、少なくとも、車体の振動に関するもの、車体の傾斜に関するもの、車室内の人の動きに関するもの、および、イモビライザによる認証失敗のいずれかを含んでもよい。
同一のギヤ列を構成するギヤは、常時噛合しており、ギヤの回転軸方向にシフトフォークが移動することで、ギヤが設けられたシャフトおよびギヤが一体回転する動力伝達状態と、シャフトおよびギヤが相対回転する切離状態とを切り換えるセレクタ機構を備えてもよい。
駆動機構は、複数のシフトフォークにそれぞれ連動し、係止部が形成された複数のフォークロッドと、係止部に係合し、回転軸方向に係止部を押圧可能な係合部と、係合部を、回転軸方向に交差するセレクト方向に移動させて、係止部に係合させる第1アクチュエータと、を有し、制御部は、第1アクチュエータを制御し、所定条件を満たさないとき、1つの係合部に係止部を係合させ、所定条件を満たすとき、隣り合う2つのフォークロッドの係合部の双方に、係止部を係合させてもよい。
インターロック機構は、セレクト方向に、係合部を挟んで配された2つのロック部材と、2つのロック部材の双方に取り付けられた支持部材と、支持部材をセレクト方向に移動させる第2アクチュエータと、ロック部材の一方を、支持部材に対してセレクト方向に相対移動させる第3アクチュエータと、を有し、制御部は、第3アクチュエータを制御し、所定条件を満たさないとき、2つのロック部材のセレクト方向の距離を、1つの係止部の両隣の係止部における内側の端部間の距離未満とし、所定条件を満たすとき、端部間の距離以上としてもよい。
本発明によれば、簡易な構成で盗難を防止することが可能となる。
盗難防止装置の構成を説明するための図である。 フォークロッド、および、シフト部材を示す図である。 図2のIII-III線断面図である。 インターロック機構を示す図である。 盗難防止装置の制御系を説明するための機能ブロック図である。 TCUの制御を説明するための第1の図である。 TCUの制御を説明するための第2の図である。 TCUの制御を説明するための第3の図である。 TCUの制御を説明するための第4の図である。 TCUの制御を説明するための第5の図である。 2つの係止部が係合部に押圧されたときの変速機を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、盗難防止装置1の構成を説明するための図である。盗難防止装置1は、例えば、自動車などの車両に搭載される。盗難防止装置1は、車両の変速機2に設けられる。変速機2では、入力軸3と出力軸4が平行に配置される。入力軸3は、不図示のクラッチ機構を介してエンジンの出力軸と接続される。出力軸4は、ディファレンシャルギヤなどを介して車輪に接続される。
入力軸3および出力軸4には、図1中、左側(エンジン側)から順に、1速ギヤ列11、2速ギヤ列12、3速ギヤ列13、4速ギヤ列14、5速ギヤ列15、6速ギヤ列16が設けられる。ギヤ比は、1速ギヤ列11、2速ギヤ列12、3速ギヤ列13、4速ギヤ列14、5速ギヤ列15、6速ギヤ列16の順に小さくなる。
1速ギヤ列11は、1速ドライブギヤ11a、1速ドリブンギヤ11bを含む。2速ギヤ列12は、2速ドライブギヤ12a、2速ドリブンギヤ12bを含む。3速ギヤ列13は、3速ドライブギヤ13a、3速ドリブンギヤ13bを含む。4速ギヤ列14は、4速ドライブギヤ14a、4速ドリブンギヤ14bを含む。5速ギヤ列15は、5速ドライブギヤ15a、5速ドリブンギヤ15bを含む。6速ギヤ列16は、6速ドライブギヤ16a、6速ドリブンギヤ16bを含む。
1速ドライブギヤ11a、2速ドライブギヤ12aは、入力軸3に固定され、入力軸3と一体回転する。3速ドリブンギヤ13b、4速ドリブンギヤ14b、5速ドリブンギヤ15b、6速ドリブンギヤ16bは、出力軸4に固定され、出力軸4と一体回転する。
1速ドリブンギヤ11b、2速ドリブンギヤ12bは、出力軸4に設けられ、入力軸3に対して相対回転可能である。3速ドライブギヤ13a、4速ドライブギヤ14a、5速ドライブギヤ15a、6速ドライブギヤ16aは、入力軸3に設けられ、出力軸4に対して相対回転可能である。
また、変速機2には、リバース軸5が設けられる。リバース軸5は、入力軸3と出力軸4の間であって、1速ギヤ列11よりも、図1中、左側に配される。入力軸3およびリバース軸5には、リバースギヤ列17が設けられる。リバースギヤ列17は、リバースドライブギヤ17a、リバースアイドラギヤ17bを含む。リバース軸5および出力軸4には、リバースギヤ列18が設けられる。リバースギヤ列18は、リバースアイドラギヤ18a、リバースドリブンギヤ18bを含む。
リバースドライブギヤ17aは、入力軸3に固定され、入力軸3と一体回転する。リバースアイドラギヤ17bは、リバース軸5に設けられ、リバース軸5に対して相対回転可能である。リバースアイドラギヤ18aは、リバース軸5に固定され、リバース軸5と一体回転する。リバースドリブンギヤ18bは、出力軸4に固定され、出力軸4と一体回転する。
上記の各ギヤ列11~18のうち、同じギヤ列を構成するギヤ同士(例えば、1速ドライブギヤ11aと1速ドリブンギヤ11b)は、常時噛合している(コンスタントメッシュ式)。
また、変速機2には、セレクタ機構20が設けられる。セレクタ機構20は、出力軸4のうち、1速ドリブンギヤ11bと2速ドリブンギヤ12bとの間、入力軸3のうち、3速ドライブギヤ13aと4速ドライブギヤ14aとの間、5速ドライブギヤ15aと6速ドライブギヤ16aとの間、リバース軸5のうち、リバースアイドラギヤ17bとリバースアイドラギヤ18aとの間にそれぞれ設けられる。
以下では、1速ドリブンギヤ11bと2速ドリブンギヤ12bとの間に設けられたセレクタ機構20を例に挙げて説明する。また、ここでは、セレクタ機構20がシンクロメッシュ機構として機能する場合について説明するが、セレクタ機構20は、シンクロメッシュ機構として機能せずともよい。
セレクタ機構20は、ハブ21、スリーブ22、シンクロナイザリング23a、23bを含む。ハブ21は、出力軸4に固定され、出力軸4と一体回転する。スリーブ22は、ハブ21の外周面のスプライン溝に嵌合してハブ21と一体回転する。スリーブ22は、ハブ21に対して、出力軸4の回転軸方向(以下、単に軸方向という)に摺動可能である。
1速ドリブンギヤ11bおよび2速ドリブンギヤ12bのうち、スリーブ22側には、コーン面が形成される。シンクロナイザリング23aは、1速ドリブンギヤ11bに設けられる。シンクロナイザリング23bは、2速ドリブンギヤ12bに設けられる。1速ドリブンギヤ11bのコーン面は、シンクロナイザリング23aのコーン面に当接する。2速ドリブンギヤ12bには、シンクロナイザリング23bが設けられる。2速ドリブンギヤ12bのコーン面は、シンクロナイザリング23bのコーン面に当接する。
シフトフォーク30は、スリーブ22の外周面に形成された環状溝に嵌合する。シフトフォーク30は、軸方向に移動して、スリーブ22を軸方向に移動させる。スリーブ22が、1速ドリブンギヤ11bと2速ドリブンギヤ12bの中間のニュートラル位置にあるとき、1速ドリブンギヤ11b、2速ドリブンギヤ12bは、出力軸4に対して相対回転可能である(切離状態)。
シフトフォーク30によって、スリーブ22が1速ドリブンギヤ11b側に移動すると、例えば、ハブ21に設けられた不図示のキー部材がシンクロナイザリング23aに係合し、シンクロナイザリング23aとハブ21が一体回転する。ハブ21と1速ドリブンギヤ11bに差回転があるとき、シンクロナイザリング23aのコーン面は、1速ドリブンギヤ11bのコーン面に対して摺動する。シフトフォーク30が、さらに1速ドリブンギヤ11b側に移動すると、シンクロナイザリング23aのコーン面と、1速ドリブンギヤ11bのコーン面との間の摩擦力により、ハブ21と1速ドリブンギヤ11bとの差回転が小さくなる。
シフトフォーク30が、さらに1速ドリブンギヤ11b側に移動すると、スリーブ22が、1速ドリブンギヤ11bに設けられた不図示のスプライン溝に嵌合する。1速ドリブンギヤ11bは、出力軸4と一体回転する。その結果、1速ギヤ列11が動力伝達状態となる。
このように、セレクタ機構20は、軸方向にシフトフォーク30、40、50、60が移動することで、ギヤが設けられたシャフト(入力軸3または出力軸4)およびギヤが一体回転する動力伝達状態と、シャフトおよびギヤが相対回転する切離状態とを切り換える。ここで、ギヤ列が動力伝達状態となるとは、ギヤ列を構成する2つのギヤの双方が、上記の如く、動力伝達状態となっていることを示す。
1速ドリブンギヤ11bと2速ドリブンギヤ12bとの間以外の位置に設けられたセレクタ機構20も、上記と同様に動作する。シフトフォーク40は、3速ドライブギヤ13aと4速ドライブギヤ14aとの間に設けられたセレクタ機構20のスリーブ22を移動させる。シフトフォーク50は、5速ドライブギヤ15aと6速ドライブギヤ16aとの間に設けられたセレクタ機構20のスリーブ22を移動させる。シフトフォーク60は、リバースアイドラギヤ17bとリバースアイドラギヤ18aとの間に設けられたセレクタ機構20を移動させる。
図2は、フォークロッド31、41、51、61、および、シフト部材70を示す図である。図2における左方向および右方向は、図1における左方向および右方向と同じ方向である。図2では、シフト部材70、および、フォークロッド31、41、51、61それぞれにおいて、一部を波線で示して図示を省略する。図2に示すように、変速機2には4つのフォークロッド31、41、51、61が設けられる。
フォークロッド31、41、51、61には、上記のシフトフォーク30、40、50、60がそれぞれ取り付けられる。シフトフォーク30とフォークロッド31は連動する。シフトフォーク40とフォークロッド41は連動する。シフトフォーク50とフォークロッド51は連動する。シフトフォーク60とフォークロッド61は連動する。
フォークロッド31、41、51、61は、図2中、左側では、図2中、上下方向に並んで配される。フォークロッド31、41、51、61のうち、図示を省略した部位は屈曲しており、フォークロッド31、41、51、61のうち、図2中、右側の端部は、図2中、紙面手前方向(セレクト方向)に並んでいる。ただし、フォークロッド31、41、51、61は、上記のような屈曲がなく、図2中、右側の端部も上下方向に並んでいてもよい。
フォークロッド31が、図2中、左側に移動すると、図1における1速ドリブンギヤ11bと2速ドリブンギヤ12bとの間以外の位置に設けられたセレクタ機構20によって、1速ギヤ列11が動力伝達状態となる。同様に、フォークロッド31が右側に移動すると2速ギヤ列12が動力伝達状態となり、2速となる。フォークロッド41が左側に移動すると3速ギヤ列13が動力伝達状態となり、3速となる。フォークロッド41が右側に移動すると4速ギヤ列14が動力伝達状態となり、4速となる。フォークロッド51が左側に移動すると5速ギヤ列15が動力伝達状態となり、5速となる。フォークロッド51が右側に移動すると6速ギヤ列16が動力伝達状態となり、6速となる。フォークロッド61が右側に移動しても変速しない。フォークロッド61が右側に移動するとリバースギヤ列17が動力伝達状態となり、リバースとなる。
フォークロッド31、41、51、61には、それぞれ、係止部31a、41a、51a、61aが形成される。係止部31a、41a、51a、61aは、フォークロッド31、41、51、61のうち、シフト部材70側の端部に設けられる。係止部31a、41a、51a、61aは、例えば、図2中、下側に向って窪んだ溝である。係止部31a、41a、51a、61aは、軸方向に所定幅を有する。
シフト部材70は、後述するセレクトアクチュエータおよびシフトアクチュエータに、直接、または、他の部材を介して間接的に連結される。シフト部材70のうち、図2中、下側の端部が係合部71となっている。係合部71の軸方向の幅は、係止部31a、41a、51a、61aの軸方向の幅よりも小さい。係合部71は、係止部31a、41a、51a、61aに係合可能である。
図3は、図2のIII-III線断面図である。図3では、インターロック機構80のロック部材81、ロック部材82の一部も示す。係止部31a、41a、51a、61aは、互いに、図3中、矢印Aで示すセレクト方向に並んでいる。セレクト方向は、図3中、矢印Bで示す軸方向に対して直交する。ただし、セレクト方向は、軸方向に対して交差すればよい。
図3では、係合部71は、係止部51aに係合される。係止部31a、41aには、ロック部材81が挿通される。係止部61aには、ロック部材82が挿通される。一対のロック部材81、82は、セレクト方向に、係合部71を挟んで配される。
図4は、インターロック機構80を示す図である。インターロック機構80は、ロック部材81、ロック部材82、支持部材83、および、後述する支持アクチュエータ132、ロックアクチュエータ133を含む。ロック部材81、82は、例えば、円柱形状である。支持部材83は、例えば、大凡U字型の部材であって、双方の端部83aには、挿通孔83bが形成される。挿通孔83bは、端部83aをセレクト方向に貫通する。ロック部材81、82は、それぞれ、挿通孔83bに挿通される。
ロック部材81、82は、挿通孔83bに取り付けられる。ロック部材81は、後述するロックアクチュエータ133によって、支持部材83の挿通孔83bに対してセレクト方向に相対移動する。ロック部材82は、挿通孔83bに固定される。ただし、ロック部材82がセレクト方向に相対移動し、ロック部材81が挿通孔83bに固定されてもよい。
図5は、盗難防止装置1の制御系を説明するための機能ブロック図である。図5に示すように、盗難防止装置1は、ECU100(Engine Control Unit)、イモビECU110、TCU120(Transmission Control Unit、制御部)、シフトセンサSa、振動センサSb、傾斜センサSc、人感センサSd、無線機111、セレクトアクチュエータ130(第1アクチュエータ)、シフトアクチュエータ131、支持アクチュエータ132(第2アクチュエータ)、ロックアクチュエータ133(第3アクチュエータ)を備える。
ECU100、イモビECU110、TCU120、は、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含むマイクロコンピュータで構成される。ECU100は、エンジン全体を統括制御する。イモビECU110は、イモビライザのシステムを制御する。TCU120は、変速機2を制御する。
シフトセンサSaは、シフトポジションを示す信号、および、運転者のシフト操作を示す信号の一方または双方を、TCU120に出力する。ここで、車両には、シフトレバーが設けられていてもよいし、シフトポジションを指示するボタン(スイッチ)が設けられてもよい。また、シフトアップ、シフトダウンを指示するボタン(スイッチ)が設けられてもよい。
振動センサSbは、車両の振動を示す信号をECU100に出力する。車両に対して不正が行われている場合、生じた振動は、振動センサSbによって検出されることになる。ECU100は、入力された信号が、予め設定された振動条件を満たすと、その旨を示す信号をTCU120に出力する。
傾斜センサScは、車両の傾斜の角度を示す信号をECU100に出力する。車両に対して不正が行われている場合、生じた傾斜の角度は、傾斜センサScによって検出されることになる。ECU100は、入力された信号が、予め設定された傾斜条件を満たすと、その旨を示す信号をTCU120に出力する。
人感センサSdは、車室内に超音波やレーザを照射し、車室内の人の動きを示す信号をECU100に出力する。例えば、車室内に不審者が侵入するなど、車両に対して不正が行われている場合、不審者は、人感センサSdによって検出されることになる。ECU100は、入力された信号が、予め設定された人感条件を満たすと、その旨を示す信号をTCU120に出力する。
なお、運転者により車両の電源がOFFにされても、ECU100のうち、上記の振動センサSb、傾斜センサSc、人感センサSdからの信号に対応する機能は、待機するものとする。また、この機能は、ECU100から分離して専用の装置に搭載されてもよい。
無線機111は、車両のキーと無線通信を行う。イモビECU110は、無線機111によりキーから送信されたID情報を照合し、正規のID情報と一致して認証が成功すれば、ECU100との認証処理を経て、エンジンの始動を許可する。イモビライザによる認証が失敗すると、イモビECU110(またはECU100)は、その旨を示す信号をTCU120に出力する。
セレクトアクチュエータ130は、シフト部材70(係合部71)をセレクト方向に移動させる。シフトアクチュエータ131は、シフト部材70(係合部71)を軸方向に移動させる。支持アクチュエータ132は、支持部材83をセレクト方向に移動させる。ロックアクチュエータ133は、ロック部材81を、支持部材83(挿通孔83b)に対してセレクト方向に移動させる。
これらのアクチュエータは、例えば、油圧式である。TCU120は、不図示の油圧回路の制御弁を開閉することで、これらのアクチュエータを制御する。ただし、アクチュエータは電動式(電動シリンダなど)であってもよい。
セレクトアクチュエータ130、シフトアクチュエータ131、フォークロッド31、41、51、61、および、係合部71は、駆動機構140を構成する。駆動機構140は、TCU120の制御に応じ、ギヤ列を動力伝達状態とする。
また、TCU120には、車両の盗難に関する所定条件が予め設定されている。所定条件は、車体の振動に関するもの(振動条件を満たすこと)、車体の傾斜に関するもの(傾斜条件を満たすこと)、車室内の人の動きに関するもの(人感条件を満たすこと)、および、イモビライザによる認証失敗を含む。これらの条件のいずれかが満たされる場合、所定条件が満たされたものとする。
図6は、TCU120の制御を説明するための第1の図である。図7は、TCU120の制御を説明するための第2の図である。まず、車両の運転中(エンジンの稼働中)、所定条件を満たさない場合、シフトセンサSaからの信号により、変速機2を、図3に示す配置から3速にする場合を説明する。
TCU120は、セレクトアクチュエータ130を制御し、図6の矢印に示すように、係合部71を係止部41aまで移動させる。同時に、TCU120は、支持アクチュエータ132を制御し、支持部材83とともにロック部材81、82を、図6の矢印の方向に、係合部71と同じ移動量分だけ移動させる。ロック部材81は、係止部31aに挿通される。ロック部材82は、係止部51a、61aに挿通される。
図7に示すように、TCU120は、シフトアクチュエータ131を制御し、係合部71を軸方向に沿って図7中、左側(図1中、左側と同じ)に移動させる。係止部41aは、係合部71に押圧されて、係合部71とともに同方向に移動する。その結果、シフトフォーク40が3速ギヤ列13側に移動し、セレクタ機構20によって3速ギヤ列13が動力伝達状態となる。こうして、変速機2が3速となる。
このように、TCU120は、例えば、シフトセンサSaからの信号に応じ、選択された1つのギヤ列である第1選択ギヤ列(ここでは、3速ギヤ列13)を動力伝達状態とするように、駆動機構140を制御する。
また、ロック部材81、82が、係止部41a以外の係止部31a、51a、61aに挿通されていることから、これらの係止部31a、51a、61aの軸方向への移動が規制される。
このとき、ロック部材81、82の間のセレクト方向の距離を第1距離Laとする。また、係止部41aの両隣の係止部31a、51aにおける内側の端部31b、51b間の距離を、第2距離Lbとする。第1距離Laは、第2距離Lb未満である。
仮に、ロックアクチュエータ133以外のアクチュエータ(セレクトアクチュエータ130、シフトアクチュエータ131、支持アクチュエータ132)が誤動作したとする。この場合でも、第1距離Laが第2距離Lb未満であれば、2つ以上の係止部31a、41a、51a、61aが同時に軸方向に移動することはない。
このように、インターロック機構80は、第1選択ギヤ列ではない(他の)少なくとも1つのギヤ列(ここでは、1速ギヤ列11、2速ギヤ列12、5速ギヤ列15、6速ギヤ列16、リバースギヤ列17)を、動力伝達状態とならないように規制可能である。
TCU120は、所定条件を満たさないとき(車両の盗難の危険性が低いとき)、複数のギヤ列が動力伝達状態となる二重噛み合い状態にならないように、インターロック機構80を制御する。そのため、例えば、車両の走行中、二重噛み合い状態となって出力軸4が回転不可となる事態を回避できる。
図8は、TCU120の制御を説明するための第3の図である。図9は、TCU120の制御を説明するための第4の図である。図10は、TCU120の制御を説明するための第5の図である。車両の停止中(例えば、車両がキーロックされ、キーが車両の外にある場合)、図8に示すように、変速機2が1速のとき、所定条件を満たし、車両の盗難の危険性が生じたとする。TCU120は、シフトアクチュエータ131を制御し、係合部71をロック部材81、82の間の位置(上記のニュートラル位置に対応)まで戻す。
TCU120は、セレクトアクチュエータ130を制御し、図9に示すように、係合部71の中心が、係止部41aと係止部51aとの中間に移動させる。係合部71は、隣り合う2つの係止部41a、51aの間隔よりも大きい。係合部71は、隣り合う2つの係止部41a、51aの双方に係合する。
また、TCU120は、ロックアクチュエータ133を制御し、図9中、両矢印で示すように、ロック部材81、82の間のセレクト方向の第1距離Laが、第2距離Lb(図7参照)よりも大きくなるように、ロック部材81、82の間隔を拡げる。2つの係止部41a、51aの両隣の係止部31a、61aにおける内側の端部31b、61b間の距離を、第3距離Lcとする。TCU120は、例えば、第1距離Laを、第2距離Lbよりも大きく、第3距離Lc以下とする。
そして、TCU120は、図9に示すように、支持アクチュエータ132を制御し、2つの係止部41a、51aからセレクト方向に離隔した位置となるように、ロック部材81、82をセレクト方向に移動させる。
TCU120は、シフトアクチュエータ131を制御し、図10に示すように、2つの係止部41a、51aを、図10中、矢印で示す左側(図1中、左側と同じ)に移動させる。係止部41a、51aは、係合部71に押圧されて、係合部71とともに同方向に移動する。
図11は、2つの係止部41a、51aが係合部71に押圧されたときの変速機2を示す図である。図11に示すように、シフトフォーク40が3速ギヤ列13側に移動し、セレクタ機構20によって3速ギヤ列13が動力伝達状態となる(動力伝達経路を一点鎖線で示す)。同時に、シフトフォーク50が5速ギヤ列15側に移動し、セレクタ機構20によって5速ギヤ列15が動力伝達状態となる(動力伝達経路を破線で示す)。
このように、TCU120は、車両の停止中に所定条件を満たすと、駆動機構140を制御して、複数のギヤ列のうち、選択された2のギヤ列である第2選択ギヤ列(ここでは、3速ギヤ列13、5速ギヤ列15)を、インターロック機構80による規制のない状態で動力伝達状態とする(二重噛み合い状態)。そうすることで、TCU120は、出力軸4を回転不可とする。
上記のように、盗難防止装置1では、ロックアクチュエータ133のように、2つのロック部材81、82の間隔を可変させる機構を設けるといった簡易な構成で、車両の盗難を防止することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態では、所定条件として、少なくとも、車体の振動に関するもの、車体の傾斜に関するもの、車室内の人の動きに関するもの、および、イモビライザによる認証失敗を含む場合について説明した。しかし、所定条件には、少なくとも、車体の振動に関するもの、車体の傾斜に関するもの、車室内の人の動きに関するもの、および、イモビライザによる認証失敗のいずれかを含めばよい。また、所定条件にこれらの条件を含めずともよい。また、例えば、所定条件に、運転者が車両を離れるなどして、無線機111とキーとの通信が不可となることが含まれてもよい。この場合、エンジンの停止後、所定時間、TCU120が停止せずに待機してもよい。イモビECU110は、無線機111とキーとの通信が不可となることを検知すると、TCU120にその旨、通知し、TCU120は、所定条件を満たしたものとして、変速機2を二重噛み合い状態とする。
また、上述した実施形態では、変速機2がコンスタントメッシュ式である場合について説明したが、選択されたギヤ列のギヤのみが噛み合う選択摺動式であってもよい。
また、上述した実施形態では、駆動機構140に、フォークロッド31、41、51、61、係合部71、セレクトアクチュエータ130、シフトアクチュエータ131が含まれる場合について説明した。しかし、駆動機構140は、複数のギヤ列のうち、第1選択ギヤ列や第2選択ギヤ列を動力伝達状態とすることができれば、これらの構成が含まれなくてもよい。
また、上述した実施形態では、インターロック機構80に、2つのロック部材81、82、支持部材83、支持アクチュエータ132、ロックアクチュエータ133が含まれる場合について説明した。しかし、インターロック機構80は、少なくとも、第1選択ギヤ列ではない少なくとも1つのギヤ列を、動力伝達状態とならないように規制可能であればよい。
本発明は、盗難防止装置に利用することができる。
1 盗難防止装置
3 入力軸(シャフト)
4 出力軸(シャフト)
11 1速ギヤ列(ギヤ列)
11a 1速ドライブギヤ(ギヤ)
11b 1速ドリブンギヤ(ギヤ)
12 2速ギヤ列(ギヤ列)
12a 2速ドライブギヤ(ギヤ)
12b 2速ドリブンギヤ(ギヤ)
13 3速ギヤ列(ギヤ列)
13a 3速ドライブギヤ(ギヤ)
13b 3速ドリブンギヤ(ギヤ)
14 4速ギヤ列(ギヤ列)
14a 4速ドライブギヤ(ギヤ)
14b 4速ドリブンギヤ(ギヤ)
15 5速ギヤ列(ギヤ列)
15a 5速ドライブギヤ(ギヤ)
15b 5速ドリブンギヤ(ギヤ)
16 6速ギヤ列(ギヤ列)
16a 6速ドライブギヤ(ギヤ)
16b 6速ドリブンギヤ(ギヤ)
17 リバースギヤ列(ギヤ列)
17a リバースドライブギヤ(ギヤ)
17b リバースアイドラギヤ(ギヤ)
20 セレクタ機構
30、40、50、60 シフトフォーク
31、41、51、61 フォークロッド
31a、41a、51a、61a 係止部
31b、51b、61b 端部
71 係合部
80 インターロック機構
81、82 ロック部材
83 支持部材
120 TCU(制御部)
130 セレクトアクチュエータ(第1アクチュエータ)
132 支持アクチュエータ(第2アクチュエータ)
133 ロックアクチュエータ(第3アクチュエータ)
140 駆動機構

Claims (5)

  1. 互いにギヤ比が異なる複数のギヤ列と、
    前記複数のギヤ列のうち、選択された1つの前記ギヤ列である第1選択ギヤ列を動力伝達状態とする駆動機構と、
    前記第1選択ギヤ列ではない少なくとも1つの前記ギヤ列を、前記動力伝達状態とならないように規制可能なインターロック機構と、
    車両の停止中、予め設定された所定条件を満たすと、前記駆動機構を制御して、前記複数のギヤ列のうち、選択された2つの前記ギヤ列である第2選択ギヤ列を前記インターロック機構による規制のない状態で前記動力伝達状態とすることで、出力軸を回転不可とし、前記第2選択ギヤ列以外のギヤ列を前記インターロック機構によって規制する制御部と、
    を備え
    前記駆動機構により動力伝達状態とする前記第1選択ギヤ列は、前記インターロック機構により前記動力伝達状態とならないように規制可能な前記ギヤ列とは異なる盗難防止装置。
  2. 前記所定条件は、少なくとも、車体の振動に関するもの、前記車体の傾斜に関するもの、車室内の人の動きに関するもの、および、イモビライザによる認証失敗のいずれかを含む請求項1に記載の盗難防止装置。
  3. 同一の前記ギヤ列を構成するギヤは、常時噛合しており、
    前記ギヤの回転軸方向にシフトフォークが移動することで、前記ギヤが設けられたシャフトおよび前記ギヤが一体回転する動力伝達状態と、前記シャフトおよび前記ギヤが相対回転する切離状態とを切り換えるセレクタ機構
    を備える請求項1または2に記載の盗難防止装置。
  4. 前記駆動機構は、
    複数の前記シフトフォークにそれぞれ連動し、係止部が形成された複数のフォークロッドと、
    前記係止部に係合し、前記回転軸方向に前記係止部を押圧可能な係合部と、
    前記係合部を、前記回転軸方向に交差するセレクト方向に移動させて、前記係止部に係合させる第1アクチュエータと、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記第1アクチュエータを制御し、前記所定条件を満たさないとき、1つの前記係合部に前記係止部を係合させ、前記所定条件を満たすとき、隣り合う2つの前記フォークロッドの前記係合部の双方に、前記係止部を係合させる請求項3に記載の盗難防止装置。
  5. 前記インターロック機構は、
    前記セレクト方向に、前記係合部を挟んで配された2つのロック部材と、
    前記2つのロック部材の双方に取り付けられた支持部材と、
    前記支持部材を前記セレクト方向に移動させる第2アクチュエータと、
    前記ロック部材の一方を、前記支持部材に対して前記セレクト方向に相対移動させる第3アクチュエータと、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記第3アクチュエータを制御し、前記所定条件を満たさないとき、前記2つのロック部材の前記セレクト方向の距離を、1つの前記係止部の両隣の前記係止部における内側の端部間の距離未満とし、前記所定条件を満たすとき、前記端部間の距離以上とする請求項4に記載の盗難防止装置。
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