JP7248841B1 - 飛行管理装置、飛行管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】飛行計画の調整を簡易な方法で行えるようにする。【解決手段】第1飛行体の飛行ルートと、飛行する日時と、運航者と、優先度と、を少なくとも含む許可飛行情報を記憶する記憶部12と、第2飛行体の飛行ルートと、飛行する日時と、運航者と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信する受信部131と、受信した飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する特定部132と、飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、飛行申請情報にかかる飛行ルートと、許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、該許可飛行情報にかかる飛行よりも飛行申請情報にかかる飛行が優先される該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを運航者に通知する通知部133と、を有する飛行管理装置1である。【選択図】図2

Description

本発明は、飛行管理装置、飛行管理方法及びプログラムに関する。
従来、予め設定された飛行体の飛行計画に基づいて飛行体を飛行させることが行われている。例えば、特許文献1には、予め設定された飛行計画に基づいて、格納装置に格納されている飛行体を飛行させることが開示されている。
国際公開第2020/217554号
異なる飛行体の運航者が同日に同じ場所において飛行体を飛行させたい場合に両者の飛行計画を調整するための明確なルールが規定されていないため、このような場合の飛行計画の調整が煩雑となっていた。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、飛行計画の調整を簡易な方法で行えるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様の飛行管理装置においては、申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部と、前記第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する予定の飛行日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する特定部と、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する通知部と、を有する。
前記受信部は、前記飛行の優先度をさらに関連付けた前記飛行申請情報を受信し、前記特定部は、前記飛行申請情報に含まれる前記飛行の優先度に基づいて前記飛行申請情報にかかる前記飛行の優先度を特定してもよい。
前記記憶部は、飛行の目的と前記飛行の優先度とを関連付けた優先度テーブルをさらに記憶し、前記受信部は、飛行の目的を含む前記飛行申請情報を受信し、前記特定部は、前記飛行申請情報に含まれる前記飛行の目的に関連付けられた前記飛行の優先度を特定してもよい。
前記記憶部は、1以上の前記運航者又は前記飛行体を識別する飛行体識別情報と前記飛行の優先度とを関連付けた優先度テーブルをさらに記憶し、前記受信部は、前記第2飛行体の運航者又は前記第2飛行体を識別する飛行体識別情報をさらに含む、前記飛行申請情報を受信し、前記特定部は、前記飛行申請情報に含まれる前記運航者又は前記飛行体識別情報に基づいて前記飛行申請情報にかかる前記飛行の優先度を特定してもよい。
前記記憶部は、前記飛行の目的をさらに関連付けた前記許可飛行情報を記憶し、前記通知部は、前記許可飛行情報の許可の取り消しを通知する場合、該許可飛行情報に含まれる飛行の目的に基づいて、飛行ルート又は飛行日時のいずれを変更すべきかを示す情報を、該飛行を申請した申請者に通知してもよい。
前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)地図上の領域を所定の形状に分割してなる飛行の可否を判定するための領域であって、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む前記領域である第1の領域に、該許可飛行情報にかかる飛行ルートの一部が含まれ、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知してもよい。
前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)地図上の領域を所定の形状に分割してなる飛行の可否を判定するための領域であって該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む前記領域である第2の領域の一部に前記飛行申請情報にかかる飛行ルートの一部が含まれ、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知してもよい。
前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと、該許可飛行情報にかかる飛行ルートが接触又は交叉し、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知してもよい。
前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)地図上の領域を所定の形状に分割してなる飛行の可否を判定するための領域であって、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む前記領域である第1の領域の一部と、該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む前記領域である第2の領域の一部と、が重複し、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知してもよい。
前記通知部は、前記飛行申請情報にかかる飛行日時が含まれる日付の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時が含まれる日付の一部が同一であり、かつ、前記第1の領域の一部と、前記第2の領域の一部とが重複する前記許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを通知してもよい。
前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の前後における所定の時間の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記第1の領域よりも狭い領域である、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む第3の領域の一部と、前記第2の領域よりも狭い領域である、当該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む第4の領域の一部と、が重複し、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを通知してもよい。
前記飛行申請情報にかかる飛行と、前記許可飛行情報にかかる飛行とが最高の優先度である場合であって、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを中心とする所定の範囲であって前記第1の領域よりも狭い前記所定の範囲に該許可飛行情報の飛行ルートが含まれない場合、前記飛行申請情報にかかる飛行を許可し、前記許可飛行情報として前記記憶部に記憶させる登録部をさらに有してもよい。
本発明の第2の態様の飛行管理方法においては、コンピュータが実行する、第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信するステップと、前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定するステップと、申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部を参照し、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知するステップと、を有する。
本発明の第3の態様のプログラムにおいては、コンピュータに、第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信するステップと、前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定するステップと、申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部を参照し、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知するステップと、を実行させる。
本発明によれば、飛行計画の調整を簡易な方法で行うことができるという効果を奏する。
実施形態にかかる飛行管理システムSの概要を説明する図である。 飛行管理装置1の構成を示すブロック図である。 記憶部12が記憶する許可飛行情報のデータ構造の一例を示す図である。 記憶部12が記憶する優先度テーブルの一例を示す図である。 判定部134の判定処理の一例を説明する図である。 判定部134の判定処理の一例を説明する図である。 判定部134の判定処理の一例を説明する図である。 飛行管理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。
図1は、実施形態にかかる飛行管理システムSの概要を説明する図である。飛行管理システムSは、飛行体の飛行の申請を調整するためのシステムである。飛行管理システムSは、飛行管理装置1と複数の運航者それぞれが使用する情報端末2とを有する。
飛行管理装置1は、飛行体の飛行計画を管理する装置である。飛行管理装置1は、飛行の申請を受付けた場合に、既に受け付けた飛行計画との重複がないかを判定し、重複する飛行がない場合に飛行の許可を通知する。飛行管理装置1は例えばサーバである。
情報端末2は、飛行体の運航者が使用する端末である。情報端末2は、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータ等である。
飛行管理システムSにおける処理について説明する。飛行管理装置1は、運航者Aが使用する情報端末2Aから飛行申請情報を受信する(図1における(1))。飛行申請情報は、飛行体の飛行計画を示す情報である。飛行申請情報は、飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、飛行する予定の日時と、運航者に関する情報と、を少なくとも含む。飛行管理装置1は、受信した飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する(図1における(2))。優先度は、飛行の重要度を示し、飛行申請が重複した場合にどちらを許可すべきかを飛行管理装置1が決定する際に参照する値である。飛行管理装置1は、受信した飛行申請情報にかかる飛行を許可してよいかを判定する(図1における(3))。具体的には、飛行管理装置1は、受信した飛行申請情報にかかる飛行と経路及び日時において重複する許可済みの飛行があるかを判定する。重複する許可済みの飛行がない場合、飛行管理装置1は、受信した飛行申請情報を許可することを判定し、情報端末2Aに許可通知を送信する(図1における(4))。
次に飛行申請情報にかかる飛行計画が重複している場合の飛行管理装置1における処理について説明する。飛行管理装置1は、運航者Bが使用する情報端末2Bから飛行申請情報を受信する(図1における(5))。飛行管理装置1は、情報端末2Bから受信した飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する(図1における(6))。飛行管理装置1は、当該飛行申請情報にかかる飛行を許可してよいかを判定する(図1における(7))。飛行管理装置1は、経路及び日時において重複する許可済みの飛行があり、かつ、許可済みの飛行より申請された飛行の優先度が高いと判定した場合、許可済みの飛行の許可を取り消し、申請された飛行を許可することを判定する。
飛行管理装置1は、許可済みの飛行を申請した運航者の情報端末2Aに取消通知を送信する(図1における(8))。取消通知は、運航者が申請した飛行申請情報にかかる許可を取り消すことを示す通知である。そして、飛行管理装置1は、許可通知を情報端末2Bに送信する(図1における(9))。
飛行管理システムSがこのように構成されることで、飛行計画の調整を簡易な方法で行うことができるという効果を奏する。
[飛行管理装置1の構成]
図2は、飛行管理装置1の構成を示すブロック図である。飛行管理装置1は、通信部11、記憶部12及び制御部13を有する。制御部13は、受信部131、特定部132、通知部133、判定部134及び登録部135を有する。通信部11は、ネットワークを介して他の装置とデータの送受信をするための通信インターフェースである。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを予め記憶している。
記憶部12は、申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、飛行体が飛行する予定の飛行日時と、飛行体を運航する運航者に関する情報と、許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、を少なくとも含む許可飛行情報を記憶する。
図3は、記憶部12が記憶する許可飛行情報のデータ構造の一例を示す図である。図3に示す許可飛行情報は、ID(Identification)、日時、経路、高度、飛行体識別情報、運航者及び優先度が関連付けられている。IDは、許可飛行情報を識別する情報である。日時は、飛行体が飛行する予定の日時を示す。日時は、一例として飛行を開始する日時と飛行を終了する日時とを含む。日時には、経由地を経由する時刻が含まれてもよい。経路は、飛行体が飛行する予定の飛行ルートを示す。経路は、一例として飛行を開始する地点、飛行を終了する地点及び経由地を含む。それぞれの地点は例えば、緯度経度で示される。高度は飛行体が飛行する高度を示す。高度は、経由する地点ごとに異なる複数の高度が含まれていてもよい。飛行体識別情報は、飛行体を識別するIDである。運航者は、飛行体を運航する運航者の名称、識別情報又は連絡先を示す。優先度は飛行の優先度を示す。優先度は、一例として整数で表され、値が小さいほど優先度が高いことを示す。
記憶部12は、1以上の運航者又は飛行体を識別する飛行体識別情報と飛行の優先度とを関連付けた優先度テーブルをさらに記憶してもよい。図4は、記憶部12が記憶する優先度テーブルの一例を示す図である。図4(a)は、飛行体識別情報に基づいて優先度を特定する場合に用いられる優先度テーブルの一例を示す。この場合、優先度テーブルにおいては、飛行体識別情報と優先度とが関連付けられている。
図4(b)は、飛行体の運航者に基づいて優先度を特定する場合に用いられる優先度テーブルの一例を示す。この場合、優先度テーブルにおいては、飛行体の運航者に関する情報と優先度とが関連付けられている。
記憶部12は、飛行の目的と飛行の優先度とを関連付けた優先度テーブルをさらに記憶してもよい。図4(c)は、飛行の目的に基づいて優先度を特定する場合に用いられる優先度テーブルの一例を示す。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサである。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、受信部131、特定部132、通知部133、判定部134及び登録部135として機能する。
受信部131は、飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、飛行体が飛行する予定の飛行日時と、飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信する。受信部131は、運航者の情報端末2から飛行申請情報を受信する。
特定部132は、受信部131が受信した飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する。特定部132は、後述するように飛行申請情報に含まれる種々の情報から優先度を特定する。特定部132は、飛行申請情報に含まれる情報から優先度が特定できない場合、予め定められた所定の優先度をもって、申請された飛行の優先度として特定してもよい。
通知部133は、以下の3つの条件を全て満たす許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する。1つ目の条件は、飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複することである。2つ目の条件は、飛行申請情報にかかる飛行ルートと許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあることである。3つ目の条件は、許可飛行情報にかかる飛行よりも飛行申請情報にかかる飛行が優先されることである。所定の関係は、例えば、飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域に許可飛行情報にかかる飛行ルートの一部が含まれることである。飛行判定領域は、飛行経路の周辺における飛行の可否を判定するための領域である。飛行判定領域については後述する。
まず、判定部134は、飛行申請情報に含まれる飛行日時を抽出対象の時間帯として特定する。判定部134は、飛行申請情報に含まれる飛行ルートを含む飛行判定領域を特定する。そして、判定部134は、(1)抽出対象の時間帯の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)特定した飛行判定領域と飛行ルートの一部が重複する許可飛行情報を抽出する。
判定部134は、許可飛行情報が抽出された場合、飛行申請情報にかかる飛行の優先度と、当該許可飛行情報に関連付けられた優先度と、を比較する。判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行の優先度が当該許可飛行情報に関連付けられた優先度より高い場合、当該許可飛行情報にかかる飛行の許可を取り消す。そして、通知部133は、当該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者が使用する情報端末2に許可の取り消しを通知する。そして、登録部135は、飛行申請情報にかかる飛行を許可し、受信した飛行申請情報を許可飛行情報として記憶部12に記憶させる。
なお、所定の関係は、許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域に許可飛行情報にかかる飛行ルートの一部が含まれることであってもよい。この場合、判定部134は、(1)抽出対象の時間帯の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)飛行申請情報にかかる飛行ルートの一部が許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域に含まれる許可飛行情報を抽出する。
また、所定の関係は、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと、該許可飛行情報にかかる飛行ルートが接触又は交叉することであってもよいし、飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域と、許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域と、が重複することであってもよい。
[優先度の特定]
飛行管理装置1は、飛行申請情報に含まれる様々な情報に基づいて飛行の優先度を特定することができる。一例として、飛行申請情報には飛行の優先度が含まれていてもよい。この場合、受信部131は、飛行の優先度をさらに関連付けた飛行申請情報を受信し、特定部132は、受信した飛行申請情報に含まれる飛行の優先度に基づいて飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定してもよい。
飛行管理装置1は、一例として、申請される飛行の目的に基づいて優先度を特定してもよい。受信部131は、飛行の目的を含む飛行申請情報を受信してもよい。この場合、飛行申請情報には、「災害対応」、「配送」等の飛行の目的を示す情報が含まれる。そして、特定部132は、飛行申請情報に含まれる飛行の目的に関連付けられた飛行の優先度を特定してもよい。特定部132は、記憶部12に記憶された優先度テーブルを参照し、取得した飛行申請情報に含まれる飛行の目的に対応する優先度を特定する。
さらに、飛行管理装置1は、飛行体やその運航者に基づいて優先度を特定してもよい。受信部131は、第2飛行体の運航者又は第2飛行体を識別する飛行体識別情報をさらに含む、飛行申請情報を受信してもよい。そして、特定部132は、飛行申請情報に含まれる運航者又は飛行体識別情報に基づいて飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定してもよい。特定部132は、記憶部12に記憶された優先度テーブルを参照し、飛行申請情報に含まれる運航者又は飛行体識別情報に対応する優先度を特定する。
[判定処理]
飛行管理装置1が申請された飛行を許可するかを判定する処理について詳細に説明する。通知部133は、以下の3つの条件を全て満たす許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する。1つめの条件は、飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複することである。2つめの条件は、飛行申請情報にかかる飛行経路を含む飛行判定領域の一部と、該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域の一部と、が重複することである。3つめの条件は、許可飛行情報にかかる飛行よりも飛行申請情報にかかる飛行が優先されることである。
図5は、判定部134の判定処理の一例を説明する図である。飛行管理装置1は、複数の領域Rと、領域Rそれぞれに含まれる位置とを関連付けて管理している。領域Rは、地図上の領域を所定の大きさの所定の形状の領域に分割してなる飛行の可否を判定するための領域である。所定の形状は一例として矩形である。図5において、「▲」をつなぐ実線は飛行申請情報にかかる飛行経路を示し、「●」をつなぐ実線は、許可された飛行経路を示している。まず、判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行の経路が含まれる飛行判定領域を特定する。図5の例では、判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行経路が含まれる飛行判定領域としてR23、R22、R32及びR41の領域を特定する。
そして、判定部134は、飛行日時が重複し、かつ、特定した飛行判定領域(R23、R22、R32及びR41)に飛行経路が含まれる許可飛行情報を抽出する。図5における「●」をつなぐ実線で示される許可飛行情報は、飛行経路がR33、R32及びR42の領域に含まれ、R32において飛行申請情報にかかる飛行判定領域と重複している。そのため、判定部134は、「●」をつなぐ実線で示される許可飛行情報を抽出する。そして、判定部134は、抽出された許可飛行情報の優先度と特定部132が特定した飛行申請情報の優先度とを比較する。判定部134は、飛行申請情報の優先度が当該許可飛行情報の優先度より高い場合に当該許可飛行情報の許可を取り消すことを判定する。そして、通知部133は、当該許可飛行情報の運航者に許可の取り消しを通知する。
なお、飛行申請情報の優先度が抽出された許可飛行情報の優先度より低い場合又は同一の場合、判定部134は、申請された飛行を却下することを判定する。そして、通知部133は、飛行申請情報を申請した運航者に申請の却下を通知する。
ここで、所定の形状の飛行判定領域の大きさは、飛行中の機体の接近を防止するために十分な距離に基づいて定められる。所定の形状の飛行判定領域は、例えば1辺が5kmの矩形で地図上の領域を分割してなる領域である。また、所定の形状は、矩形に限られず、例えば六角形等であってもよい。
なお、判定部134は、飛行申請情報に含まれる高度と、抽出された許可飛行情報に含まれる高度とが、所定の閾値以上離れている場合は飛行申請情報にかかる飛行を許可するよう構成されてもよい。所定の閾値は、安全を確保するために十分な離隔を考慮して定められる高度の差である。
このように飛行管理装置1が飛行経路を含む飛行判定領域が重複するかを比較することで、飛行管理装置1は、重複する飛行の申請を簡易な方法で調整することができる。
ところで、飛行管理装置1が重複する飛行判定領域における飛行を禁止する期間を短くすれば、多くの飛行体を飛行させることができる一方、不測の事態が発生した場合に飛行体の接近が生じうる。そこで、飛行管理装置1は、飛行日時の前後における時間を含めた時間帯の一部が重複する場合に、優先度が低い飛行を取り消すように構成されてもよい。
飛行日時の前後の時間を含めた時間帯の一部が重複する場合の一例として、飛行日が重複する場合に優先度が低い飛行の許可を取り消すよう飛行管理装置1が構成されてもよい。飛行日は、飛行日時が属する日付である。
具体的には、通知部133は、飛行申請情報にかかる飛行日の一部と許可飛行情報にかかる飛行日の一部が同一であり、かつ、飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域の一部と、許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域の一部とが重複する許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを通知する。
すなわち、判定部134は、(1)許可飛行情報の飛行日の一部が飛行申請情報の飛行日の一部と同日であり、かつ、(2)特定した飛行申請情報にかかる飛行判定領域の一部と許可飛行情報にかかる飛行判定領域の一部とが重複する許可飛行情報を抽出する。そして、判定部134は、飛行申請情報の優先度と抽出された許可飛行情報の優先度とを比較し、許可飛行情報を取り消すか否かを判定する。
なお、飛行日時が複数日にまたがる場合、判定部134は、当該複数日のうちいずれかの日付が一致する許可飛行情報を抽出してよい。例えば、飛行申請情報が3月2日の16時から3月4日の10時までの飛行を予定しており、許可飛行情報が3月4日の16時から3月5日の1時までを予定している場合、両者の日付のうち3月4日が重複するため、判定部134は、当該許可飛行情報を抽出する。
飛行日時の前後における時間を含めた時間帯の一部が重複する場合に、優先度が低い飛行を取り消す例について説明したが、飛行日時とその前後の時間とで飛行判定領域の広さを変更するよう飛行管理装置1が構成されてもよい。
具体的には、通知部133は、以下の3つの条件を全て満たす場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを通知する。1つ目の条件は、飛行申請情報にかかる飛行日時の前後における所定の時間の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複することである。2つ目の条件は、飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域の一部と、許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域の一部と、が重複することである。3つめの条件は、許可飛行情報であって、該許可飛行情報にかかる飛行よりも飛行申請情報にかかる飛行が優先されることである。所定の時間は、何らかの事情により飛行予定時間が前後した場合等において他の飛行体との接近を抑止するために確保される時間である。所定の時間は例えば、飛行日時の開始時刻及び終了時刻を起点とする3時間又は6時間等の時間である。なお、通知部133は、飛行日時が重複する場合における飛行判定領域よりも狭い飛行判定領域に基づいて重複を判定する。
図6は、この場合の判定部134の判定処理の一例を説明する図である。図6においては、図5に示すよりも地図上の領域がより狭い領域RSに分割されており、飛行管理装置1は、複数の領域RSと、領域RSそれぞれに含まれる位置とを関連付けて管理している。図6において、「▲」をつなぐ実線は飛行申請情報にかかる飛行経路を示し、「●」をつなぐ実線は、許可された飛行経路を示している。
まず、判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行日時の前後における所定の時間を抽出対象の時間として特定する。図6においては飛行申請情報にかかる飛行は15時から18時までの予定であり、飛行申請情報の飛行前の所定の時間は12時から15時であり、飛行後の所定の時間は18時から21時である。そのため、判定部134は、抽出対象の時間を12時から15時及び18時から21時と特定する。
判定部134は、飛行申請情報に含まれる飛行ルートを含む領域RSを飛行判定領域として特定する。図6においては、飛行申請情報にかかる飛行判定領域は、RS35、RS34、RS44、RS43、RS53、RS63、RS72及びRS71を含む領域である。そして、判定部134は、(1)抽出対象の時間帯の一部と許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)特定した飛行判定領域と許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む飛行判定領域の一部とが重複する許可飛行情報を抽出する。
図6に示す許可飛行情報にかかる飛行経路が含まれる領域RSは、RS56、RS55、RS65、RS64、RS63、RS73、RS83であり、RS63において飛行申請情報にかかる飛行判定領域と重複している。そのため、判定部134は、「●」をつなぐ実線で示される許可飛行情報を抽出する。そして、抽出した許可飛行情報の優先度と特定部132が特定した飛行申請情報の優先度とを比較し、飛行申請情報の優先度が許可飛行情報の優先度より高い場合に許可飛行情報の許可を取り消すことを判定する。そして、通知部133は、許可飛行情報の運航者に許可の取り消しを通知する。
このように飛行予定時間の前後の時間において飛行を予定している時間よりも飛行を禁止する領域を狭く設定した飛行判定領域に基づいて飛行管理装置1が判定することで、安全を確保しながらより多くの飛行を許可することができる。
また、飛行予定時間の前後の時間における飛行判定領域の広さは、起点となる開始時間又は終了時間との差に応じて変化させてもよい。すなわち、飛行日時の前の時間においては、飛行開始時刻に近いほど飛行判定領域の広さは大きくなり、飛行日時の前の時間においては、飛行終了時刻からの経過時間が長いほど飛行判定領域の広さが小さくなるよう飛行管理装置1が構成されてもよい。
飛行判定領域の広さは、飛行日時の広さを超えない範囲で、予定時間の変更が生じる蓋然性の大きさと安全を確保可能な距離とに基づいて定められる。判定部134は、一例として、飛行判定領域を決定する単位の領域の1辺の長さが、(1)「飛行開始時刻の6時間前から3時間前まで」及び「飛行終了時刻の3時間後から6時間後まで」は1kmと、(2)「飛行開始時刻の3時間前から飛行開始時刻まで」及び「飛行終了時刻から飛行終了時刻から3時間後まで」は2.5kmと、(3)「飛行開始時刻から飛行終了時刻まで」は5kmと、設定された領域に基づいて飛行経路が含まれる飛行判定領域を決定する。
飛行判定領域の一部が重複する場合に優先度に基づいて一方の申請を許可しない例について説明した。ところで、飛行申請情報及び許可飛行情報の飛行日時が重複し、かつ、飛行判定領域が重複する場合であっても、いずれの飛行を優先させたい場合においては一定の場合に両方の飛行を許可するよう飛行管理装置1が構成されてもよい。
このような場合、登録部135は、飛行申請情報及び許可飛行情報の飛行日時が重複し、かつ、飛行判定領域が重複する場合であっても、下記の2つの条件を満たす場合、飛行申請情報にかかる飛行を許可し、許可飛行情報として記憶部12に記憶してもよい。1つ目の条件は、飛行申請情報にかかる飛行と、飛行判定領域が重複する許可飛行情報にかかる飛行と、が最高の優先度であることである。2つ目の条件は、飛行申請情報にかかる飛行ルートを中心とする所定の範囲であって飛行判定領域よりも狭い所定の範囲に該許可飛行情報の飛行ルートが含まれないことである。
図7は、判定部134の判定処理の一例を説明する図である。許可飛行情報の優先度と飛行申請情報の優先度とがいずれも最高の優先度である場合、判定部134は、飛行経路を中心とする所定の距離に含まれる範囲を特定する。所定の距離の大きさは、飛行判定領域を区画する辺の長さの二分の一以下で、安全を確保可能な距離に基づいて設定される。所定の距離は例えば100mである。
具体的には、判定部134は、飛行申請情報の飛行経路を中心とする所定の範囲として図7において実線で示される領域RAを特定する。判定部134は、領域RAの一部に許可飛行情報の飛行経路が含まれるかを判定する。領域RAの一部に許可飛行情報の飛行経路が含まれる場合、判定部134は、申請された許可を却下することを判定する。そして、領域RAの一部に許可飛行情報の飛行経路が含まれない場合、申請を許可することを判定する。そして、登録部135は、飛行申請情報を許可飛行情報として記憶部12に記憶させる。そして、通知部133は、飛行を申請した運航者に許可を通知する。
[変更方法の通知]
取消を通知する場合に、通知された運航者がどのような対応をとれば飛行体を飛行させることができるかを把握できると飛行体の運航者の利便性が高い。そこで、通知部133は、許可飛行情報の許可の取り消しを通知する場合、該許可飛行情報に含まれる飛行の目的に基づいて、飛行ルート又は飛行日時のいずれを変更すべきかを示す情報を、該飛行を申請した申請者に通知してもよい。
この場合、飛行管理装置1においては、飛行の目的と変更すべき項目とが対応付けられている。例えば、飛行の目的が撮影である場合、高度を変更すると、飛行の目的を達成できないため、飛行日時の変更を通知すべきことが対応付けられている。飛行の目的が配送である場合、高度を変更すれば飛行日時を変更することなく目的の日時までに配送することが可能であるため、通知部133は、高度を変更すべきことを特定する。そして、通知部133は、許可の取り消しを通知する場合、許可を取り消す許可飛行情報に含まれる飛行の目的を参照し、変更すべき項目を特定する。
さらに、通知部133は、高度を変更すべきことを特定した場合、飛行申請情報に含まれる高度に所定の値を加算又は減算して求められる高度を含む通知をしてもよい。所定の値は安全を確保するために十分な離隔を考慮して定められる値である。
[飛行管理装置1における処理の流れ]
図8は、飛行管理装置1における処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは、飛行申請情報を受け付ける準備ができた時点から開始している。
受信部131は、飛行申請情報を情報端末2から受信する(S11)。特定部132は、受信した飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する(S12)。判定部134は、受信した飛行申請情報と飛行日時及び飛行経路が重複する許可飛行情報を抽出する(S13)。すなわち、判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行日時と許可飛行情報にかかる飛行日時とが重複し、かつ、飛行申請情報にかかる飛行経路を含む飛行判定領域の一部と許可飛行情報にかかる飛行経路の一部とが重複する許可飛行情報を抽出する。判定部134は、飛行飛行日時の前後における所定の時間の一部と、飛行日時又はその前後の時間の一部が重複し、かつ、飛行判定領域の一部が重複する許可飛行情報を抽出してもよい。
判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行と重複する飛行があるかを判定する(S14)。重複する飛行がある場合(S14におけるYES)、判定部134は、飛行申請情報にかかる飛行の優先度と抽出された許可飛行情報にかかる飛行の優先度とを比較する(S15)。
申請された飛行の優先度が高い場合(S16におけるYES)、判定部134は、抽出された許可飛行情報にかかる飛行の許可を取り消す。そして、通知部133は、許可飛行情報を申請した運航者が使用する情報端末2に許可の取消を通知する(S17)。そして、登録部135は、飛行申請情報にかかる飛行を許可し(S18)、通知部133は、飛行申請情報を申請した運航者に許可を通知する。
申請された飛行の優先度が高くない場合(S16におけるNO)、判定部134は、申請された飛行を却下することを決定し(S19)、通知部133は、飛行申請情報を申請した運航者に申請の却下を通知する。
重複する飛行がない場合(S14におけるNO)、登録部135は、飛行申請情報にかかる飛行を許可し(S18)、通知部133は、飛行申請情報を申請した運航者に許可を通知する。そして、飛行管理装置1は、処理を終了する。
[飛行管理装置1の効果]
以上説明したように、飛行管理装置1においては、飛行体の飛行の申請を受け付けた場合、日時及び経路において重複する許可済みの飛行がある場合、飛行の優先度に基づいて許可するか否かを判定し、判定内容に基づいて許可済みの飛行を取り消す。その結果、飛行管理装置1においては、飛行計画の調整を簡易な方法で行えるようにすることが可能となる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 飛行管理装置
2 情報端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 受信部
132 特定部
133 通知部
134 判定部
135 登録部

Claims (15)

  1. 申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部と、
    前記第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する予定の飛行日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する特定部と、
    (1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する通知部と、
    を有し、
    前記通知部はさらに、
    (1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の前後における時間であって、該飛行日時を含まない時間の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する、
    飛行管理装置。
  2. 申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、前記第1飛行体の飛行の目的と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部と、
    前記第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する予定の飛行日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定する特定部と、
    (1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する通知部と、
    を有し、
    前記通知部は、前記許可飛行情報の許可の取り消しを通知する場合、該許可飛行情報に含まれる飛行の目的に基づいて、飛行ルート又は飛行日時のいずれを変更すべきかを示す情報を、該飛行を申請した申請者に通知する、
    飛行管理装置。
  3. 前記受信部は、前記飛行の優先度をさらに関連付けた前記飛行申請情報を受信し、
    前記特定部は、前記飛行申請情報に含まれる前記飛行の優先度に基づいて前記飛行申請情報にかかる前記飛行の優先度を特定する、
    請求項1又は2に記載の飛行管理装置。
  4. 前記記憶部は、飛行の目的と前記飛行の優先度とを関連付けた優先度テーブルをさらに記憶し、
    前記受信部は、飛行の目的を含む前記飛行申請情報を受信し、
    前記特定部は、前記飛行申請情報に含まれる前記飛行の目的に関連付けられた前記飛行の優先度を特定する、
    請求項1又は2に記載の飛行管理装置。
  5. 前記記憶部は、1以上の前記運航者又は前記飛行体を識別する飛行体識別情報と前記飛行の優先度とを関連付けた優先度テーブルをさらに記憶し、
    前記受信部は、前記第2飛行体の運航者又は前記第2飛行体を識別する飛行体識別情報をさらに含む、前記飛行申請情報を受信し、
    前記特定部は、前記飛行申請情報に含まれる前記運航者又は前記飛行体識別情報に基づいて前記飛行申請情報にかかる前記飛行の優先度を特定する、
    請求項1又は2に記載の飛行管理装置。
  6. 前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)地図上の領域を所定の形状に分割してなる飛行の可否を判定するための領域であって、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む1以上の前記領域からなる第1の領域に、該許可飛行情報にかかる飛行ルートの一部が含まれ、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の飛行管理装置。
  7. 前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)地図上の領域を所定の形状に分割してなる飛行の可否を判定するための領域であって該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む1以上の前記領域からなる第2の領域の一部に前記飛行申請情報にかかる飛行ルートの一部が含まれ、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の飛行管理装置。
  8. 前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと、該許可飛行情報にかかる飛行ルートが接触又は交叉し、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の飛行管理装置。
  9. 前記通知部は、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)地図上の領域を所定の形状に分割してなる飛行の可否を判定するための領域であって、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む1以上の前記領域からなる第1の領域の一部と、該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む1以上の前記領域からなる第2の領域の一部と、が重複し、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の飛行管理装置。
  10. 前記通知部は、前記飛行申請情報にかかる飛行日時が含まれる日付の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時が含まれる日付の一部が同一であり、かつ、前記第1の領域の一部と、前記第2の領域の一部とが重複する前記許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを通知する、
    請求項9に記載の飛行管理装置。
  11. 前記通知部は、
    (1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の前後における所定の時間の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記第1の領域よりも狭い領域である、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを含む第3の領域の一部と、前記第2の領域よりも狭い領域である、当該許可飛行情報にかかる飛行ルートを含む第4の領域の一部と、が重複し、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを通知する、
    請求項9又は10に記載の飛行管理装置。
  12. 前記飛行申請情報にかかる飛行と、前記許可飛行情報にかかる飛行とが最高の優先度である場合であって、前記飛行申請情報にかかる飛行ルートを中心とする所定の範囲であって前記第1の領域よりも狭い前記所定の範囲に該許可飛行情報の飛行ルートが含まれない場合、前記飛行申請情報にかかる飛行を許可し、前記許可飛行情報として前記記憶部に記憶させる登録部をさらに有する、
    請求項9から11のいずれか1項に記載の飛行管理装置。
  13. コンピュータが実行する、
    第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信するステップと、
    前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定するステップと、
    申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部を参照し、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知するステップと、
    を有し、
    前記通知するステップにおいてはさらに、
    (1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の前後における時間であって、該飛行日時を含まない時間の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知する、
    飛行管理方法。
  14. コンピュータが実行する、
    第1飛行体と異なる第2飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第2飛行体が飛行する日時と、前記第2飛行体を運航する運航者に関する情報と、を少なくとも含む飛行申請情報を受信するステップと、
    前記飛行申請情報にかかる飛行の優先度を特定するステップと、
    申請を許可した飛行の予定を示す許可飛行情報であって、前記第1飛行体が飛行する予定の飛行ルートと、前記第1飛行体が飛行する日時と、前記第1飛行体を運航する運航者に関する情報と、前記許可飛行情報にかかる飛行の優先度と、前記第1飛行体の飛行の目的と、を少なくとも含む前記許可飛行情報を記憶する記憶部を参照し、(1)前記飛行申請情報にかかる飛行日時の一部と前記許可飛行情報にかかる飛行日時の一部とが重複し、かつ、(2)前記飛行申請情報にかかる飛行ルートと該許可飛行情報にかかる飛行ルートと、が所定の関係にあり、かつ、(3)該許可飛行情報にかかる飛行よりも前記飛行申請情報にかかる飛行が優先される場合に、該許可飛行情報にかかる飛行の許可の取り消しを該許可飛行情報にかかる飛行体を運航する運航者に通知するステップと、
    を有し、
    前記通知するステップにおいては、前記許可飛行情報の許可の取り消しを通知する場合、該許可飛行情報に含まれる飛行の目的に基づいて、飛行ルート又は飛行日時のいずれを変更すべきかを示す情報を、該飛行を申請した申請者に通知する、
    飛行管理方法。
  15. コンピュータに、
    請求項13又は14に記載のいずれか1項の方法を実行させるプログラム。
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