JP7247020B2 - 蓄電池システム、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
例えば、従来技術においては、放電方向の保護(過電流、過放電、外部短絡含む)は、放電制御FETと主回路ヒューズを設けることで保護し、同様に、充電方向の保護(過電流・過充電等)は、2直列に接続された充電制御FETを設けることで、それぞれ二重の保護が実現されていた。
図1は、実施形態のバッテリシステムの一例の原理説明図である。
蓄電池システム10は、大別すると、バッテリユニット11、シャント抵抗12、アクティブヒューズユニット13、アクティブヒューズ駆動回路14、放電制御FET15、FETドライバ16、上位インタフェース(I/F)17、バッテリ監視IC18、第2保護IC19及びMPU20を備えている。
そして、高電位側電源ラインHL及び低電位側電源ラインLLに負荷装置LDが接続されることとなる。
シャント抵抗12は、電流検出用の抵抗器である。
アクティブヒューズユニット13は、電流流路に直列に挿入された一対のヒューズ素子22-1、22-2と、一対のヒューズ素子22-1、22-2の接続点に一端が接続され、他端がアクティブヒューズ駆動回路14に接続されたヒーター部23と、を備えている。
放電制御FET15は、ゲート端子がFETドライバ16に接続され、ドレイン端子Dがヒューズ素子22-2に接続され、ソース端子Sが負荷装置LDの高電位側電源端子TPに接続されている。
FETドライバ16は、MPU20の制御下で、放電制御FET15を駆動する。
上位インタフェース17は、CAN(Controller Area Network)プロトコルを用いて負荷装置LDと通信を行う際の通信インタフェース動作を行う。
バッテリ監視IC18は、MPU20の制御下でバッテリユニット11の状態(各電池セルの電圧、温度、充放電電流等)をモニタする。
この第2保護IC19は、バッテリユニット11が接続された以降は、動作モードに限らず、バッテリユニット11を構成している電池セル21のセル電圧を監視し続ける。すなわち、第2保護IC19は、過充電検出におけるMPU20の冗長系を構成しており、検出閾値は、MPU20の検出閾値(判定電圧)より高く設定している。
さらにMPU20は、アクティブヒューズユニット13における電圧を常時モニタリングし、健全性を常時確認している。
まず、実施形態の動作に先立ち、従来システムの問題点について説明する。
図2は、従来のバッテリシステムの概要構成ブロック図である。
従来のバッテリシステム200は、大別すると、バッテリユニット201、シャント抵抗202、主回路ヒューズ203、充電制御FET204-1、204-2、放電制御FET205、FETドライバ206、上位インタフェース207、絶縁トランス208、バッテリ監視IC209及びMPU210を備えている。
また、充電過電流が発生した場合には、MPU210がFETドライバユニット206を介して充電制御FET204-1、204-2を遮断して保護を行うようにされていた。
図3は、より具体的な実施形態のバッテリシステムの一例の説明図である。
図3において、図1と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
蓄電池システム10は、大別すると、バッテリユニット11、シャント抵抗12、アクティブヒューズユニット13A、アクティブヒューズ駆動回路14A、放電制御FETユニット15A、FETドライバ16A、上位インタフェース(I/F)17、バッテリ監視IC18、第2保護IC19、MPU20、ロジック回路25、電源回路31、充電電流検出回路32及び常時オン電源回路33を備えている。
そして、高電位側電源ラインHL及び低電位側電源ラインLLに負荷装置LDが接続されることとなる。
シャント抵抗12は、電流検出用の抵抗器である。
アクティブヒューズユニット13Aは、電流流路に直列に挿入された一対のヒューズ素子22-1A、22-1Bと、一対のヒューズ素子22-1A、22-1Bの接続点に一端が接続され、他端がアクティブヒューズ駆動回路14Aに接続されたヒーター部23Aと、を備えている。
FETドライバ16Aは、MPU20の制御下で、放電制御FETユニット15Aを構成している放電制御FET15A-1及び放電制御FET15A-2を駆動する。
バッテリ監視IC18は、MPU20の制御下でバッテリユニット11の状態(各電池セルの電圧、温度、充放電電流等)をモニタする。
実施形態の蓄電池システムは、以下の三つの動作モードを有している。
通常運転モード、低消費電力モード及び出荷モードである。
さらに制御部としてのMPU20は、動作状態、バッテリ監視IC18は、常時監視状態であり、上位インタフェース17は、オン状態で、負荷装置LDとの通信が可能な状態となっている。
さらに制御部としてのMPU20は、停止状態(スタンバイ状態)、バッテリ監視IC18は、間欠監視状態であり、上位インタフェース17は、オフ状態で、負荷装置LDとの通信は不能な状態となっている。
さらに制御部としてのMPU20は、停止状態(スタンバイ状態)、バッテリ監視IC18は、間欠監視状態であり、上位インタフェース17は、オフ状態で、負荷装置LDとの通信は不能な状態となっている。
[1]放電過電流時の動作
この場合において、出荷モードにおいては、放電制御FETがオフ状態であるので、放電過電流は発生しないので、通常運転モード及び低消費電力モードにおける動作を説明する。
図4は、通常運転モードにおける放電過電流検出時の動作フローチャートである。
この場合において、放電制御FET15は、MPU20によりFETドライバ16を介してオン状態になっているものとする。
MPU20は、バッテリ監視IC18及びシャント抵抗12を介して放電電流の電流モニタを常時行っている(ステップS11)。
そして、放電制御FET15が完全にオフ状態に遷移する所定時間が経過したら(ステップS14)、シャットダウンして処理を終了する(ステップS15)。
図5は、低消費電力モードにおける放電過電流検出時の動作フローチャートである。
この場合において、MPU20は、低消費電力モードでスタンバイ状態になっているものとする。
また、ロジック回路25は、常時オン電源回路33から常時オン用電源が供給されており、この常時オン用電源によりロジック回路25を構成している図示しないラッチ回路等によりFETドライバ16は駆動状態となって、MPU20がスタンバイ状態になっているにもかかわらず、放電制御FET15は、常時オン状態になっているものとする。
例えば、バッテリ監視IC18は、電流モニタを数秒おきに行っている。
そして、放電制御FET15が完全にオフ状態に遷移する所定時間が経過したら(ステップS27)、シャットダウンして処理を終了する(ステップS28)。
以上の説明のように、通常運転モードあるいは低消費電力モードのいずれにおいても、放電過電流が検出された場合には、MPU20が放電制御FET15をオフ状態とすることで、放電過電流による影響を低減しつつシャットダウン状態に移行することができる。
この場合においては、出荷モード及び低消費電力モードと、通常運転モードとでは、処理の流れが異なるので、まず、出荷モード及び低消費電力モードにおける動作を説明する。
図6は、出荷モード及び低消費電力モードにおける充電過電流検出時の動作フローチャートである。
この場合において、出荷モードの場合には、放電制御FET15A(=放電制御FET15A-1及び放電制御FET15A-1)は、オフ状態となっているものとし、MPU20は、スタンバイ状態になっているものとする。さらに、放電制御FET15Aを駆動するFETドライバ16Aには、充電電流検出回路32からウェイクアップ信号が入力可能となっており、放電制御FET15Aがオフ状態(非導通状態)の場合に、外部の充電装置が接続され、放電制御FET15Aのボディダイオードに充電電流が流れて発熱するのを防止すべく、強制的に放電制御FET15Aをオン状態(導通状態)とするようにされている。したがって、出荷モードで充電過電流が検出された場合には、放電制御FETAは、オン状態となっている。
また、低消費電力モードの場合には、放電制御FET15は、MPU20によりFETドライバ16を介してオン状態になっているものとし、MPU20は、スタンバイ状態になっているものとする。
例えば、バッテリ監視IC18は、電流モニタを数秒おきに行っている。
そして、その後、第1MOSFET24をオフ状態とし(ステップS48)、MPU20は、アクティブヒューズユニット13Aの端子電圧モニタを開始する(ステップS49)。
図7は、通常運転モードにおける充電過電流検出時の動作フローチャートである。
この場合において、放電制御FET15は、MPU20によりFETドライバ16を介してオン状態になっているものとする。
そして、MPU20は、電流モニタによる電流値(電流モニタ値)が、所定の充電過電流閾値以上の状態が所定時間(所定の充電過電流判定用の基準時間)以上継続した状態となっているか否かを判断する(ステップS62)。
以上の説明のように、出荷モード、通常運転モードあるいは低消費電力モードのいずれにおいても、充電過電流が検出された場合には、アクティブヒューズのヒューズ素子が溶断されることで、充電過電流による影響を低減しつつシャットダウン状態に移行することができる。
この場合においては、出荷モード及び低消費電力モードと、通常運転モードとでは、処理の流れが異なるので、まず、出荷モード及び低消費電力モードにおける動作を説明する。
また、過充電の検出には、第2保護ICによるものがあるので、これについては、後に別途説明する。
図8は、出荷モード及び低消費電力モードにおける過充電検出時の動作フローチャートである。
この場合において、出荷モードの場合には、放電制御FET15A(=放電制御FET15A-1及び放電制御FET15A-1)は、オフ状態となっているものとし、MPU20は、スタンバイ状態になっているものとする。さらに、放電制御FET15Aを駆動するFETドライバ16Aには、充電電流検出回路32からウェイクアップ信号が入力可能となっており、放電制御FET15Aがオフ状態(非導通状態)の場合に、外部の充電装置が接続され、放電制御FET15Aのボディダイオードに充電電流が流れて発熱するのを防止すべく、強制的に放電制御FET15Aをオン状態(導通状態)とするようにされている。したがって、出荷モードで過充電が検出された場合には、放電制御FETAは、オン状態となっている。
また、低消費電力モードの場合には、放電制御FET15Aは、MPU20によりFETドライバ16Aを介してオン状態になっているものとし、MPU20は、スタンバイ状態になっているものとする。
例えば、バッテリ監視IC18は、電圧モニタを数秒おきに行っている。
次にMPU20は、端子電圧モニタによる電圧値(アクティブヒューズ端子電圧モニタ値)PM1、PM2が、所定のアクティブヒューズ溶断判定閾値以下となっているかを判断する(ステップS80)。
ステップS80;Yes)、ヒューズ素子22-1A、22-1B、22-2A、22-2Bが完全に溶断したと判断可能な所定時間が経過したら(ステップS81)、シャットダウンして処理を終了する(ステップS82)。
図9は、通常運転モードにおける過充電検出時の動作フローチャートである。
この場合において、放電制御FET15は、MPU20によりFETドライバ16を介してオン状態になっているものとする。
MPU20は、バッテリ監視IC18を介して充電電圧の電圧モニタを常時行っている(ステップS91)。
ステップS92の判断において、電圧モニタによる電圧値(電圧モニタ値)が、充電過電圧閾値以上となっている状態が基準時間以上継続していない場合には(ステップS92;No)、再び処理をステップS91に移行する。
次に第2保護IC19による過充電検出について説明する。
この場合において、第2保護IC19による過充電検出は、運転モード(通常、低消費電力、出荷)に拘わらず行われるとともに、MPU20の制御とは、独立して行われる。
まず第2保護IC19は、電池ユニットを構成している電池セル21のそれぞれの電圧(セル電圧)をモニタする(ステップS101)。
そして第2保護IC19は、得られたセル電圧モニタ値が所定時間以上継続して所定の過充電判定閾値以上となっていたか否かを判断する(ステップS102)。
以上の説明のように出荷モード、通常運転モードあるいは低消費電力モードのいずれにおいても、過充電状態が検出された場合には、MPU20あるいは第2保護IC19がアクティブヒューズユニット13Aのヒューズ素子22-1A、22-1B、22-2A、22-2Bを溶断することで、過充電による影響を回避しつつシャットダウン状態に移行することができる。
この場合においては、出荷モードでは、過放電の検出を行っていないので、低消費電力モード及び通常運転モードについて説明する。
ここで、低消費電力モードと、通常運転モードとでは、処理の流れが異なるので、まず、低消費電力モードにおける動作を説明する。
図11は、低消費電力モードにおける過放電検出時の動作フローチャートである。
この場合において、放電制御FET15は、MPU20によりFETドライバ16を介してオン状態になっているものとし、MPU20は、停止状態(スタンバイ状態)になっているものとする。
例えば、バッテリ監視IC18は、電圧モニタを数秒おきに行っている。
そして、バッテリ監視IC18は、電圧モニタによる電圧値(電圧モニタ値)が、MPU20の起動が必要とされる所定のMPU起動電圧閾値以上の状態となっているか否かを判断する(ステップS112)。
そして、その後、シャットダウンして処理を終了する(ステップS118)。
図12は、通常運転モードにおける過放電検出時の動作フローチャートである。
この場合において、放電制御FET15は、MPU20によりFETドライバ16を介してオン状態になっているものとする。
MPU20は、バッテリ監視IC18を介して放電電圧の電圧モニタを常時行っている(ステップS131)。
ステップS132の判断において、電圧モニタによる電圧値(電圧モニタ値)が、過放電電圧閾値以下となっている状態が基準時間以上継続していない場合には(ステップS132;No)、再び処理をステップS131に移行する。
そして、その後、シャットダウンして処理を終了する(ステップS135)。
以上の説明のように、低消費電力モードあるいは通常運転モードのいずれにおいても、過放電状態が検出された場合には、MPU20が放電制御FET15をオフ状態とすることで、過放電による影響を回避しつつシャットダウン状態に移行することができる。
図13において、図3の実施形態と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
以上の説明においては、放電電流を遮断するための放電制御FET15をバッテリユニット11の高電位側(ハイサイド)に設けていたが、本第1変形例の蓄電池システムは、放電制御FET15Bをバッテリユニット11の低電位側(ロウサイド)に設けている。
また、放電制御FET15Bを駆動するFETドライバ16Bには、充電電流検出回路32からウェイクアップ信号が入力可能となっており、放電制御FET15Bがオフ状態(非導通状態)の場合に、外部の充電装置が接続され、FET15Bのボディダイオードに充電電流が流れて発熱するのを防止すべく、強制的に放電制御FET15Bをオン状態(導通状態)とするようにしている。
この構成によれば、保護を確実に行える蓄電池システムを構築することが可能となる。
図14において、図3の実施形態と同様の部分には、同一の符号を付すものとする。
以上の説明においては、放電電流あるいは充電電流を検出するためのシャント抵抗12をバッテリユニット11の低電位側(ロウサイド)に設けていたが、本第2変形例の蓄電池システムは、シャント抵抗12をバッテリユニット11の高電位側(ハイサイド)に設けている。
この構成によっても、放電電流あるいは充電電流を確実に検出して、保護を確実に行うことができる。
11 バッテリユニット
12 シャント抵抗
13 アクティブヒューズユニット
13A アクティブヒューズユニット
14、14A アクティブヒューズ駆動回路
15、15A、15B 放電制御FET(ユニット)
16、16A、16B FETドライバ
17 上位インタフェース
20 MPU(制御部)
21 電池セル
22 ヒューズ素子
23、23A、23B 電流制限用抵抗
24 アクティブヒューズ駆動回路
31 電源回路
32 充電電流検出回路
33 常時オン電源回路
FET22 放電制御FET
18 バッテリ監視IC
19 第2保護IC
LD 負荷装置
Claims (9)
- 複数の蓄電池セルを有する電池ユニットと、
ヒューズ素子を有し、前記電池ユニットの高電位側の充放電経路に設けられたアクティブヒューズユニットと、
前記電池ユニットの過充電検出時あるいは充電過電流検出時に前記アクティブヒューズユニットを制御して、前記充放電経路を遮断する制御部と、
前記充放電経路に設けられた放電制御FETユニットと、
前記電池ユニットを監視し、前記電池ユニットの過充電、充電過電流、過放電あるいは放電過電流を検出するバッテリ監視ユニットと、
を備え、
前記バッテリ監視ユニットは、電源スイッチがオフ状態、前記放電制御FETユニットが非導通状態、外部の負荷装置との通信が不能な状態である出荷モードにおいて、前記電池ユニットの間欠監視を行い、前記電池ユニットに異常が検出された場合に、前記制御部を起動する、
蓄電池システム。 - 前記アクティブヒューズユニットを構成する前記ヒューズ素子の溶断電流経路に設けられ、前記制御部の制御下で前記アクティブヒューズユニットを構成するヒューズ素子を溶断するための電流を流すアクティブヒューズ駆動部を備えた、
請求項1記載の蓄電池システム。 - 前記制御部は、前記電池ユニットの過放電検出時あるいは放電過電流検出時に前記放電制御FETユニットを制御して、前記充放電経路を遮断する、
請求項1又は請求項2記載の蓄電池システム。 - 前記放電制御FETユニットは、前記アクティブヒューズユニットの高電位側あるいは前記電池ユニットの低電位側のいずれか一方に設けられている、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の蓄電池システム。 - 短絡による前記電池ユニットの放電過電流が発生した場合には、前記ヒューズ素子が溶断されることにより、前記充放電経路を遮断する、
請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の蓄電池システム。 - 前記制御部とは独立して動作可能であり、前記蓄電池セルの電圧を監視して、前記電池ユニットの過充電時に前記アクティブヒューズユニットを制御して、前記充放電経路を遮断する第2保護ユニットを備えた、
請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載の蓄電池システム。 - 前記放電制御FETユニットを導通状態とするFETドライバユニットと、
前記放電制御FETユニットが非導通状態で、前記電池ユニットに流れる充電電流を検出した場合に、前記FETドライバユニットを駆動し、前記放電制御FETユニットを導通状態とさせる充電電流検出部と、
を備えた、
請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載の蓄電池システム。 - 複数の蓄電池セルを有する電池ユニットと、ヒューズ素子を有し、前記電池ユニットの高電位側の充放電経路に設けられたアクティブヒューズユニットと、前記充放電経路に設けられた放電制御FETユニットと、を備えた蓄電池システムで実行される方法であって、
電源スイッチがオフ状態、前記放電制御FETユニットが非導通状態、外部の負荷装置との通信が不能な状態である出荷モードにおいて、前記電池ユニットの間欠監視を行い、前記電池ユニットの過充電、充電過電流、過放電あるいは放電過電流を検出する過程と、
前記過充電、充電過電流、過放電あるいは放電過電流の検出時に前記アクティブヒューズユニットに前記ヒューズ素子を溶断する電流を流して、前記充放電経路を遮断する過程と、
を備えた方法。 - 複数の蓄電池セルを有する電池ユニットと、ヒューズ素子を有し、前記電池ユニットの高電位側の充放電経路に設けられたアクティブヒューズユニットと、前記充放電経路に設けられた放電制御FETユニットと、を備えた蓄電池システムをコンピュータにより制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
電源スイッチがオフ状態、前記放電制御FETユニットが非導通状態、外部の負荷装置との通信が不能な状態である出荷モードにおいて、前記電池ユニットの間欠監視を行い、前記電池ユニットの過充電、充電過電流、過放電あるいは放電過電流を検出する手段と、
前記過充電、充電過電流、過放電あるいは放電過電流の検出時に前記アクティブヒューズユニットに前記ヒューズ素子を溶断する電流を流して、前記充放電経路を遮断する手段と、
して機能させるプログラム。
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