JP7246960B2 - 光導波路構造及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、光導波路構造及びその製造方法に関するものである。
光導波路構造において、光導波層や回折格子層の屈折率を、ヒータによって加熱することで変化させて、レーザ発振波長を変化させる技術が知られている(たとえば、特許文献1または2)。特許文献1および2では、ヒータによる加熱の効率を高めてヒータの消費電力を抑制するために、光導波層を含む領域の両側にメサ溝を設けて、光導波層を含む領域からの放熱を抑制している。
特開2007-273694号公報 特開2012-174938号公報
しかしながら、特許文献1では、メサ溝上にヒータへの電極を供給する配線を設けるために、一旦メサ溝内にフォトレジスト等を充填した後、フォトレジスト上に配線を形成する。したがって、工程が煩雑となるとともに、フォトレジストの上部の平坦化が困難であるため、配線の精度が低下するおそれもある。
また、特許文献2では、メサ溝の上部には配線を行わず、メサ溝が形成されない部分に配線をするため、配線の設計の自由度が低くなるという欠点を有している。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ヒータによる加熱効率が高く、信頼性および設計の自由度が高い光導波路構造及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る光導波路構造は、基板と、前記基板上に設けられた、光導波層と回折格子層とを含み、一方向に沿って所定の長さで伸びるように構成された分布反射部と、前記分布反射部の左右の各々の側に前記分布反射部に沿って伸び、前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状を定義する第1溝と第2溝と、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサと、前記分布反射部の上部に前記分布反射部に沿って配置されたヒータと、前記第1サポートメサと第2サポートメサの上部にそれぞれ配置された第1電極パッドと第2電極パッドと、前記分布反射部と前記第1サポートメサと第2サポートメサとを部分的に橋渡しする、下部誘電体層からなるブリッジ部と、前記ブリッジ部上に配置され、前記ヒータと前記電極パッドとを電気的に接続する導体配線と、を備える。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造は、前記基板と前記分布反射部との間に、熱流遮断構造を有する。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造は、前記熱流遮断構造は、ヒ素を含む3元系以上の化合物半導体であって、前記基板と前記分布反射部に略格子整合する。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造は、前記熱流遮断構造は、空隙である。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造は、前記導体配線は、前記下部誘電体層と前記導体配線を覆う上部誘電体で挟まれたサンドイッチ構造をなす。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造は、前記導体配線の電気抵抗は、前記ヒータの電気抵抗より低い。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造は、前記ブリッジ部の延伸方向は、前記分布反射部の延びる方向に対して35°~55°の角度である。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造の製造方法は、基板上に、一方向に沿って所定の長さで伸びる光導波層と、回折格子層とを含む積層部を形成する工程と、前記積層部の上部に、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1キャップ層と第2キャップ層を形成する工程と、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部の上部を覆う下部誘電体層を形成する工程と、前記下部誘電体層の上部、かつ前記光導波層に沿ってヒータを配置する工程と、前記下部誘電体層の上部に第1電極パッドと第2電極パッドを形成する工程と、前記下部誘電体層の上部に前記ヒータと前記第1電極パッドと第2電極パッドとを電気的に接続する導体配線を形成する工程と、前記下部誘電体層、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部を鉛直方向にドライエッチングする工程と、前記積層部を異方性ウェットエッチングして、前記光導波層の左右の各々の側に前記前記光導波層に沿って伸びる第1溝と第2溝、分布反射部のそれぞれを形成し、これら第1溝と第2溝により前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状のメサ部、および、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサを形成する工程と、を含む。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造の製造方法は、基板上に熱流遮断層を形成する工程と、前記熱流遮断層の上部に一方向に沿って所定の長さで伸びる光導波層と、回折格子層とを含む積層部を形成する工程と、前記積層部の上部に、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1キャップ層と第2キャップ層を形成する工程と、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部の上部を覆う下部誘電体層を形成する工程と、前記下部誘電体層の上部、かつ前記光導波層に沿ってヒータを配置する工程と、前記下部誘電体層の上部に第1電極パッドと第2電極パッドを形成する工程と、前記下部誘電体層の上部に前記ヒータと前記第1電極パッドと第2電極パッドとを電気的に接続する導体配線を形成する工程と、前記下部誘電体層、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部を鉛直方向にドライエッチングする工程と、前記積層部を異方性ウェットエッチングして、前記光導波層の左右の各々の側に前記前記光導波層に沿って伸びる第1溝と第2溝、分布反射部のそれぞれを形成し、これら第1溝と第2溝により前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状のメサ部、および、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサを形成する工程と、を含む。
また、本発明の一態様に係る光導波路構造の製造方法は、基板上に犠牲層を形成する工程と、前記犠牲層の上部に一方向に沿って所定の長さで伸びる光導波層と、回折格子層とを含む積層部を形成する工程と、前記積層部の上部に、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1キャップ層と第2キャップ層を形成する工程と、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部の上部を覆う下部誘電体層を形成する工程と、前記積層部または前記下部誘電体層の上部、かつ前記光導波層に沿ってヒータを配置する工程と、前記下部誘電体層の上部に第1電極パッドと第2電極パッドを形成する工程と、前記下部誘電体層の上部に前記ヒータと前記第1電極パッドと第2電極パッドとを電気的に接続する導体配線を形成する工程と、前記下部誘電体層、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部を鉛直方向にドライエッチングする工程と、前記積層部を異方性ウェットエッチングして、前記光導波層の左右の各々の側に前記前記光導波層に沿って伸びる第1溝と第2溝、分布反射部のそれぞれを形成し、これら第1溝と第2溝により前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状のメサ部、および、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサを形成する工程と、前記分布反射部および前記第1溝と第2溝の真下の前記犠牲層を除去することにより、前記メサ部および前記第1溝と第2溝の真下に平面的に広がる空隙を形成する工程と、を含む。
本発明によれば、ヒータによる加熱効率が高く、信頼性および設計の自由度が高い光導波路構造を実現できるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る光導波路構造の模式的な斜視図である。 図2は、図1の光導波路構造のX-X線断面である。 図3は、図1に示す光導波路構造の製造方法を説明する図である。 図4は、図1に示す光導波路構造の製造方法を説明する図である。 図5は、図1に示す光導波路構造の製造方法を説明する図である。 図6は、実施形態2に係る光導波路構造を説明する模式図である。 図7は、実施形態3に係る光導波路構造を説明する模式図である。 図8は、図7の光導波路構造のY-Y線断面図である。 図9は、図7に示す光導波路構造の製造方法を説明する図である。 図10は、図7に示す光導波路構造の製造方法を説明する図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る光導波路構造の模式的な斜視図である。図2は、図1のX-X線断面図である。図1では、発明の理解を容易にするために、後述する上部誘電体層104bの図示を省略している。光導波路構造100は、基板101と、積層部102と、光導波層103と、誘電体層104と、ヒータ105と、第1電極パッド106a、第2電極パッド106bと、導体配線107a、107b、107cとを備えている。積層部102には、第1溝である第1トレンチ溝108aと第2溝である第2トレンチ溝108bとが形成されている。
積層部102は、n型InPからなる基板101上に配置されており、複数の半導体層が積層して構成されている。積層部102において、基板101上には、図示していないが、n型InPからなる下部クラッド層および回折格子層が積層している。回折格子層は、例えば標本化回折格子、位相シフト回折格子、又は超構造回折格子として構成されている。回折格子層は、バンドギャップ波長が1.55μm帯より短い、たとえば1.3μmであるn型GaInAsPで回折格子構造を成している。回折格子層上には、図示していないが、n型InPからなるスペーサ層を介して光導波層103が積層している。光導波層103は、バンドギャップ波長が1.55μm帯より短い、たとえば1.3μmであるGaInAsPからなる。光導波層103上には、図示していないがp型InPからなる上部クラッド層が積層している。
分布反射部102cは、基板101上に設けられ、光導波層103を含み、一方向に沿って所定の長さで伸びるように構成されている。上部クラッド層と下部クラッド層とは、光導波層103の周囲を囲むように隣接しており、クラッド部として機能する。
第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bは、分布反射部102cの左右の各々の側に分布反射部102cに沿って伸びている。これら第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bが、分布反射部102cを含む、断面形状がメサ形状であり幅W2のメサ部Mを定義している。メサ部の幅はたとえば3μmである。
さらに、光導波路構造100は、分布反射部102cの左右の各々の側に、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを介して分布反射部102cに沿って伸びるように構成された第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bを備える。
分布反射部102c、第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bの上部表面は、SiNxなどの誘電体からなる下部誘電体層104a(誘電体層104)で被覆されている。下部誘電体層104aの厚さは、例えば、0.2μmである。また、分布反射部102cと、第1サポートメサ102aおよび第2サポートメサ102bは、複数のブリッジ部104cにより第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを超えて橋渡しされている。ブリッジ部104cは、下部誘電体層104aと同一の材料、すなわちSiNxなどの誘電体で形成されている。また、ブリッジ部104cは、分布反射部102cの延びる方向に対して35°~55°の角度を有するように、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108b上に橋渡しされている。
ヒータ105は、たとえばTi膜、Pt膜が積層した構造を有しており、メサ部Mにおける下部誘電体層104aの表面で分布反射部102cに沿って配置されている。ヒータ105は、TiPt膜、Cr膜、NiCr膜を含んでいてもよい。
第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bの上部には、それぞれ第1電極パッド106a、第2電極パッド106bが配置されている。
また、ヒータ105と、第1電極パッド106aを電気的に接続する導体配線107a、107bが下部誘電体層104aおよびブリッジ部104c上に配置され、ヒータ105と、第2電極パッド106bを電気的に接続する導体配線107cが、下部誘電体層104aおよびブリッジ部104c上に配置されている。導体配線107a、107b、107cは、たとえば厚さが1μmである。
導体配線107aは、第1電極パッド106aの長手方向の端部に接続されて、第1トレンチ溝108aに橋渡しされているブリッジ部104c上に延出し、ヒータ105の端部に電気的に接続されている。導体配線107bは、第1電極パッド106aの他端に接続されて、第1トレンチ溝108aに橋渡しされているブリッジ部104c上に延出し、ヒータ105の他端に電気的に接続されている。導体配線107c、第2電極パッド106bの長手方向の中央付近に接続されて、第2トレンチ溝108bに橋渡しされているブリッジ部104c上に延出し、ヒータ105の長手方向の中央付近に電気的に接続されている。
導体配線107a、107b、107cは、Auなどの導電性材料を含んで構成され、ヒータ105の電気抵抗より低くなる材料から選択される。
導体配線107a、107b、107cに電流を流すと、ヒータ105は電流が供給されて発熱し、分布反射部102cを加熱する。これにより、分布反射部102cの屈折率が変化するので、分布反射部102cの反射波長特性を変化させることができる。
第1電極パッド106a、第2電極パッド106b、導体配線107a、107b、107、ヒータ105の上部を含む、第1サポートメサ102a、分布反射部102c、第2サポートメサ102bの上部表面には、SiNxなどの誘電体からなる上部誘電体層104b(誘電体層104)で被覆されている。
(製造方法)
光導波路構造100は、たとえば以下のような工程で製造することができる。図3~図5は、図1に示す光導波路構造100の製造方法を説明する図であり、図3~図5の(a)は、図1のAA線の位置での断面図であり、図3~図5の(b)は、上面図である。
分布反射部102cを形成するべき領域においては、基板101上に、公知の有機金属気相成長(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD)法、フォトリソグラフィ技術及びエッチングを用いて、下部クラッド層、回折格子層、スペーサ層、光導波層103、上部クラッド層を含む積層部102を形成する。すなわち、光導波層103と回折格子層とを含み、一方向に沿って所定の長さで伸びように構成された分布反射部102cと、分布反射部102cの周囲を囲むクラッド部を有する積層部102を形成する工程を行う。
積層部102の上部であって、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを形成する領域に、たとえば蒸着法とリフトオフ法とを用いて、分布反射部102cに沿って第1キャップ層109a、第2キャップ層109bを配置する。第1キャップ層109a、第2キャップ層109bは、例えば、p-GaInAsからなる。第1キャップ層109aと第2キャップ層109bを設けることにより、後述するドライエッチング工程で、積層部102を鉛直方向に選択的にエッチングすることができる。
第1キャップ層109aと第2キャップ層109b、および積層部102の上部を覆うようにSiN膜等を堆積して下部誘電体層104aを形成する。
さらに、たとえば蒸着法とリフトオフ法とを用いて、下部誘電体層104aの上部、かつ光導波層103に沿ってヒータ105を配置する工程と、下部誘電体層104aの上部に第1電極パッド106a、第2電極パッド106bを形成する工程と、下部誘電体層104aの上部に、ヒータ105と第1電極パッド106a、第2電極パッド106bとを電気的に接続する導体配線107a、107b、107cを形成する工程を行う。
そして、下部誘電体層104a、第1電極パッド106a、第2電極パッド106b、導体配線107a、107b、107c、およびヒータ105の上部を覆うようにSiN膜等を堆積して上部誘電体層104bを形成して、図3に示す構造となる。
続いて、図4に示すように、SiN膜である下部誘電体層104aと、上部誘電体層104bに、ブリッジ部104c形状のパターニングを施す。
さらに、図5に示すように、SiN膜をマスクとして、第1キャップ層109a、第2キャップ層109bとともに積層部102をドライエッチングする。このドライエッチングの工程では、ブリッジ部104cの形状に積層部102を鉛直方向にエッチングする。ドライエッチング後、ブリッジ部104cの直下の第1キャップ層109a、第2キャップ層109b、および積層部102はエッチングされずに残存している。
その後、異方性ウェットエッチングにより、ブリッジ部104cの直下の積層部102をエッチングして、分布反射部102cに沿って伸びる第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを形成し、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bにより、断面形状がメサ形状であり、分布反射部102cを含むメサ部M、および第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを介して、分布反射部102cに沿って伸びるように構成された第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bを形成する工程を行う。ブリッジ部104cは、分布反射部102cの延びる方向に対して35°~55°の角度で配置されているため、ブリッジ部104cの直下の積層部102のみをエッチングでき、分布反射部102c、および第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bを構成する積層部102がエッチングされることがない。
実施形態1にかかる光導波路構造100では、分布反射部102cと、第1サポートメサ102aと第2サポートメサ102bとが、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bにより隔絶されている。これにより、ヒータ105から分布反射部102cに伝熱された熱は、第1サポートメサ102aと第2サポートメサ102bに拡散することが抑制される。その結果、ヒータ105が発生する熱が分布反射部102cを効率良く加熱し、分布反射部102cの反射波長特性を効率よく制御することができる。これにより、ヒータ105の消費電力を抑制できる。
また、光導波路構造100では、導体配線107a、107b、107cを形成した後、第1トレンチ溝108aと第2トレンチ溝108bを形成するため、トレンチ溝内にフォトレジスト等を充填し、このフォトレジスト上に導体配線を形成する等の余分な工程を行う必要がない。さらに、凹凸の小さい下部誘電体層104a上に導体配線107a、107b、107cを形成するため、精度よく導体配線107a、107b、107cを形成することができる。
さらにまた、光導波路構造100では、導体配線107a、107b、107cは、ブリッジ部104cの上を通り、第1トレンチ溝108aと第2トレンチ溝108b上に掛け渡され、ヒータ105に電気的に接続している。ブリッジ部104cは、任意の位置に、任意の個数設けることができるので、導体配線の設計の自由度を向上することができる。また、光導波路構造100では、ヒータ105に対して導体配線107aと導体配線107cとを通る電流経路、および導体配線107bと導体配線107cとを通る電流経路で電流を流すことができる。この場合、ヒータ105の導体配線107aと導体配線107cとの間の部分と、導体配線107bと導体配線107cとの間の部分に、並列に電流が流れる。その結果、個々の電流経路においてヒータ105に電流を流す長さをヒータ105の全長よりも短くできる。これにより、ヒータ105において電流が受ける電気抵抗を小さくでき、発熱効率が高まる。
また、光導波路構造100では、導体配線107a、107b、107cは、下部誘電体層104aと上部誘電体層104bとにより挟まれてサンドイッチ構造をなしているため、劣化や断線が発生しにくくなる。これにより、光導波路構造100の信頼性の低下が抑制される。
以上説明したように、光導波路構造100は、ヒータ105による加熱効率が高く、信頼性の低下が抑制されたものである。
なお、実施形態1では、導体配線107a、107b、107cを下部誘電体層104aと上部誘電体層104bとにより挟んだサンドイッチ構造としているが、これに限定するものではなく、上部誘電体層104bは形成しなくともよい。また、ブリッジ部104cの下部に残存する第1キャップ層109aと第2キャップ層109bは、エッチングにより除去してもよく、あるいは残存したままとしてもよい。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る光導波路構造100Aを説明する模式図である。図6では、発明の理解を容易にするために、上部誘電体層104bの図示を省略している。光導波路構造100Aは、基板101と分布反射部102cとの間に、熱流遮断層110を有している。
熱流遮断層110は、ヒ素(As)を含む3元系以上の化合物半導体、例えば、InGaAs、AlInAs、InGaAsPであって、基板101と積層部102の下部クラッド層に略格子整合する。熱流遮断層110は、少なくとも積層部102を構成する下部クラッド層、回折格子層、スペーサ層、光導波層103、上部クラッド層の熱伝導率回折格子層、スペーサ層、光導波層103、上部クラッド層を含むよりも低い熱伝導率を有する。熱流遮断層110の厚さは、たとえば0.5μmである。
光導波路構造100Aは、基板101上に、公知のMOCVD法、フォトリソグラフィ技術及びエッチングを用いて熱流遮断層110を形成した後、熱流遮断層110上に実施形態1と同様にして積層部102を形成することにより、製造することができる。
光導波路構造100Aは、実施形態1の効果に加えて、熱流遮断層110により分布反射部102cから基板101への熱の拡散を抑制することができ、ヒータ105の消費電力をさらに抑制できる。
(実施形態3)
図7は、実施形態3に係る光導波路構造100Bの模式的な上面図である。図8は、図7のY-Y線断面図である。図7では、発明の理解を容易にするために、上部誘電体層104bの図示を省略している。光導波路構造100Bは、基板101と分布反射部102cとの間に、空隙120を有している。空隙120の厚さは、たとえば0.5μmである。
(製造方法)
光導波路構造100Aは、たとえば以下のような工程で製造することができる。図9および図10は、図7に示す光導波路構造100Bの製造方法を説明する図である。
基板101上に、公知のMOCVD法、フォトリソグラフィ技術及びエッチングを用いて、犠牲層111を形成した後、下部クラッド層、回折格子層、スペーサ層、光導波層103、上部クラッド層を含む積層部102を形成する。犠牲層111は、基板101及び下部クラッド層を構成する半導体材料であるInPに、略格子整合する半導体材料からなる。犠牲層111は、たとえばInGaAs、InGaAsP、AlInAsなどの半導体混晶材料からなる。犠牲層111の厚さはたとえば0.5μmであり、基板101の略全面にわたって形成される。
その後、実施形態1と同様に、第1キャップ層109a、第2キャップ層109bを配置する工程、下部誘電体層104aを形成する工程、ヒータ105を配置する工程、第1電極パッド106a、第2電極パッド106bを形成する工程、導体配線107a、107b、107cを形成する工程、上部誘電体層104bを形成する工程を行い、図9の(a)に示す構造となる。
その後、図9(b)に示すように、下部誘電体層104aと、上部誘電体層104bに、ブリッジ部104c形状のパターニングを施す工程を行い、図10(a)に示すように、下部誘電体層104aおよび上部誘電体層104bをマスクとして、第1キャップ層109a、第2キャップ層109bとともに積層部102をドライエッチングする。このドライエッチングの工程では、ブリッジ部104cの形状に積層部102を鉛直方向にエッチングする。ブリッジ部104cの直下の第1キャップ層109a、第2キャップ層109b、および積層部102は残存している。
続いて、異方性ウェットエッチングにより、ブリッジ部104cの直下の積層部102をエッチングして、分布反射部102cに沿って伸びる第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを形成し、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bにより、断面形状がメサ形状であり、分布反射部102cを含むメサ部M、および第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bを介して、分布反射部102cに沿って伸びるように構成された第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bを形成する工程を行う。ブリッジ部104cは、分布反射部102cの延びる方向に対して35°~55°の角度で配置されているため、ブリッジ部104cの直下の積層部102のみをエッチングでき、分布反射部102c、および第1サポートメサ102a、第2サポートメサ102bを構成する積層部102がエッチングされることがない。
その後、図10(b)に示すように、空隙120を形成する。具体的には、InPに対してよりも、犠牲層111を構成する材料に対してエッチングレートが高いエッチング液(たとえば硫酸系エッチング液や酒石酸系エッチング液)を、犠牲層111に供給する。たとえば、上述した工程を行った後、第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108b以外の表面に保護レジストを形成し、エッチング液に浸漬して、犠牲層111に供給する。これにより、分布反射部102cの真下の犠牲層111を除去し、分布反射部102cおよび第1トレンチ溝108a、第2トレンチ溝108bの真下に平面的に広がる空隙120を形成する。犠牲層111の除去工程の際、第1キャップ層109aと第2キャップ層109bは同時にエッチングされる。
光導波路構造100Bは、実施形態1の効果に加えて、空隙120により分布反射部102cから基板101への熱の拡散を抑制することができ、ヒータ105の消費電力をさらに抑制できる。
実施形態3では、導体配線107a、107b、107cを下部誘電体層104aと上部誘電体層104bとにより挟んだサンドイッチ構造としているが、これに限定するものではなく、上部誘電体層104bを形成しなくともよい。また、ヒータ105を下部誘電体層104aを介することなく、積層部102の上部の表面に直接配置してもよい。
100 光導波路構造
101 基板
102 積層部
102a 第1サポートメサ
102b 第2サポートメサ
102c 分布反射部
103 光導波層
104a 下部誘電体層
104b 上部誘電体層
104c ブリッジ部
105 ヒータ
106a 第1電極パッド
106b 第2電極パッド
107a、107b、107c 導体配線
108a 第1トレンチ溝
108b 第2トレンチ溝
109a 第1キャップ層
109b 第2キャップ層
110 熱流遮断層
111 犠牲層
120 空隙
M メサ部

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた、光導波層と回折格子層とを含み、一方向に沿って所定の長さで伸びるように構成された分布反射部と、
    前記分布反射部の左右の各々の側に前記分布反射部に沿って伸び、前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状を定義する第1溝と第2溝と、
    前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサと、
    前記分布反射部の上部に前記分布反射部に沿って配置されたヒータと、
    前記第1サポートメサと第2サポートメサの上部にそれぞれ配置された第1電極パッドと第2電極パッドと、
    前記分布反射部と前記第1サポートメサと第2サポートメサとを部分的に橋渡しする、下部誘電体層からなるブリッジ部と、
    前記ブリッジ部上に配置され、前記ヒータと前記電極パッドとを電気的に接続する導体配線と、
    を備え、前記ブリッジ部の延伸方向は、前記分布反射部の延びる方向に対して35°~55°の角度である光導波路構造
  2. 前記基板と前記分布反射部との間に、熱流遮断構造を有する請求項1に記載の光導波路構造。
  3. 前記熱流遮断構造は、ヒ素を含む3元系以上の化合物半導体であって、前記基板と前記分布反射部に略格子整合する請求項2に記載の光導波路構造。
  4. 前記熱流遮断構造は、空隙である請求項2に記載の光導波路構造。
  5. 前記導体配線は、前記下部誘電体層と前記導体配線を覆う上部誘電体で挟まれたサンドイッチ構造をなす請求項1~3のいずれか一つに記載の光導波路構造。
  6. 前記導体配線の電気抵抗は、前記ヒータの電気抵抗より低い請求項1~5のいずれか一つに記載の光導波路構造。
  7. 基板上に、一方向に沿って所定の長さで伸びる光導波層と、回折格子層とを含む積層部を形成する工程と、
    前記積層部の上部に、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1キャップ層と第2キャップ層を形成する工程と、
    前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部の上部を覆う下部誘電体層を形成する工程と、
    前記下部誘電体層の上部、かつ前記光導波層に沿ってヒータを配置する工程と、
    前記下部誘電体層の上部に第1電極パッドと第2電極パッドを形成する工程と、
    前記下部誘電体層の上部に前記ヒータと前記第1電極パッドと第2電極パッドとを電気的に接続する導体配線を形成する工程と、
    前記下部誘電体層、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部を鉛直方向にドライエッチングする工程と、
    前記積層部を異方性ウェットエッチングして、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1溝と第2溝、分布反射部のそれぞれを形成し、これら第1溝と第2溝により前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状のメサ部、および、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサを形成する工程と、
    を含む光導波路構造の製造方法。
  8. 基板上に熱流遮断層を形成する工程と、
    前記熱流遮断層の上部に一方向に沿って所定の長さで伸びる光導波層と、回折格子層とを含む積層部を形成する工程と、
    前記積層部の上部に、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1キャップ層と第2キャップ層を形成する工程と、
    前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部の上部を覆う下部誘電体層を形成する工程と、
    前記下部誘電体層の上部、かつ前記光導波層に沿ってヒータを配置する工程と、
    前記下部誘電体層の上部に第1電極パッドと第2電極パッドを形成する工程と、
    前記下部誘電体層の上部に前記ヒータと前記第1電極パッドと第2電極パッドとを電気的に接続する導体配線を形成する工程と、
    前記下部誘電体層、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部を鉛直方向にドライエッチングする工程と、
    前記積層部を異方性ウェットエッチングして、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1溝と第2溝、分布反射部のそれぞれを形成し、これら第1溝と第2溝により前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状のメサ部、および、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサを形成する工程と、
    を含む光導波路構造の製造方法。
  9. 基板上に犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層の上部に一方向に沿って所定の長さで伸びる光導波層と、回折格子層とを含む積層部を形成する工程と、
    前記積層部の上部に、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1キャップ層と第2キャップ層を形成する工程と、
    前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部の上部を覆う下部誘電体層を形成する工程と、
    前記積層部または前記下部誘電体層の上部、かつ前記光導波層に沿ってヒータを配置する工程と、
    前記下部誘電体層の上部に第1電極パッドと第2電極パッドを形成する工程と、
    前記下部誘電体層の上部に前記ヒータと前記第1電極パッドと第2電極パッドとを電気的に接続する導体配線を形成する工程と、
    前記下部誘電体層、前記第1キャップ層と第2キャップ層、および前記積層部を鉛直方向にドライエッチングする工程と、
    前記積層部を異方性ウェットエッチングして、前記光導波層の左右の各々の側に前記光導波層に沿って伸びる第1溝と第2溝、分布反射部のそれぞれを形成し、これら第1溝と第2溝により前記分布反射部を含む断面形状がメサ形状のメサ部、および、前記分布反射部の左右の各々の側に、前記第1溝と前記第2溝を介して前記分布反射部に沿って伸びるように構成された第1サポートメサと第2サポートメサを形成する工程と、
    前記分布反射部および前記第1溝と第2溝の真下の前記犠牲層を除去することにより、前記メサ部および前記第1溝と第2溝の真下に平面的に広がる空隙を形成する工程と、
    を含む光導波路構造の製造方法。
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