JP7246345B2 - 農作業機 - Google Patents
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Description
また、本構成によれば、張出部は、必要時に基部に取付けて載置台の一部として用い、載置台として使用しない不要時には基部から外すことができる。これにより、農作業機は作業時や移動時等において張出部を有しないコンパクトな形態に変更することができる。
前記基部は、機体内側に格納可能に構成されていると好適である。
前記載置部のうち、少なくとも前記第2当接部よりも機体外側に突出する部分に、前記液体補給容器を載置可能であり、前記保持部は、前記取付状態において、前記第1フレーム部及び前記第2フレーム部に係止することで、機体に対して近接離間する方向での前記張出部の前記基部に対する相対移動を規制するように構成されていると好適である。
前記保持部は、前記取付状態において、前記第1フレーム部よりも機体内側と前記第2フレーム部よりも機体外側とに位置して、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との両方に隣り合う状態となると好適である。
前記保持部は、前記取付状態において、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との間に位置して、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との両方に隣り合う状態となると好適である。
前記第1当接部は、前記第1フレーム部を外周側から取り囲むとともに前記第1フレーム部を差し込み可能な形状、かつ、前記取付状態において前記第1フレーム部の上側部分に隣り合う上部及び前記取付状態において前記第1フレーム部の下側部分に隣り合う下部を有する形状に構成されていると好適である。
前記張出部に、前記第1当接部及び前記第2当接部及び前記載置部が複数組備えられるとともに、複数組の前記第1当接部及び前記第2当接部及び前記載置部を連結する連結部材が備えられていると好適である。
前記基部は、機体に対して未刈地側に位置して前記未刈地側の作物を分草する分草ガイドによって構成されていると好適である。
図1及び図2に、農作業機の一例である自脱型コンバインが示されている。本実施形態のコンバインは、稲、麦などの収穫作業を行なう。なお、以下の説明では、コンバインの走行機体に関し、図1,2に示される矢印Fの方向を「機体前方」、矢印Bの方向を「機体後方」、図1に示される矢印Uの方向を「機体上方」、矢印Dの方向を「機体下方」、図2に示される矢印Lの方向を「機体左方」、矢印Rの方向を「機体右方」とする。
コンバインは、左右一対のクローラ走行装置1,1によって自走する走行機体によって構成され、機体の前部に、圃場の作物(例えば、植立穀稈)を収穫する刈取部3が設けられている。機体の前部右側に、運転席4aを有する運転部4が備えられている。すなわち、運転部4は、刈取部3の後方において、機体左右方向の一方側に偏倚する状態で設けられている。運転部4の後方には、刈取部3によって刈り取られた穀稈を脱穀処理する脱穀装置5と、脱穀処理によって得られた穀粒を貯留する穀粒タンク6とが、横並び状態で設けられている。穀粒タンク6内の穀粒を外部に排出する穀粒排出装置7が設けられている。運転部4、脱穀装置5、及び穀粒タンク6は、機体フレーム2に載置支持されている。
張出部50は、基部40に支持されて基部40よりも機体外側に張り出す張出状態に設置可能である。保持部60は、張出部50を張出状態に状態保持するために張出部50に設けられる。
第2実施形態では、載置台30のうち張出部50の構成が第1実施形態とは異なり、他の構成は第1実施形態と同じである。張出部50において、第1当接部51は、円弧状且つU字状の係止形状を有する。すなわち、第1当接部51は、第1実施形態と同じく、第1フレーム部41を外周側から取り囲むとともに、第1フレーム部41を差し込み可能な形状である。ただし、図6に示すように、円弧状の第1当接部51において、開口部分は取付状態において機体内側となる位置に設けられている。基部40に対して張出部50を取り付けるには、図6に示すように、張出部50を斜め姿勢(二点鎖線で示す姿勢)にし、第1フレーム部41の上方から第1当接部51の開口部分に第1フレーム部41を差し込み、その後に張出部50を第1フレーム部41に軸心周りに回転させて水平姿勢(実線で示す姿勢)にする。張出部50が基部40に支持されて水平姿勢となった際には、張出部50において、第1当接部51の下部51bと後述の第1保持部61が第1フレーム部41の下部及び側部に当接し、載置部53の下面に位置する第2当接部52が第2フレーム部42の上部に当接する。
第3実施形態では、載置台30のうち張出部50の構成が第1実施形態とは異なり、他の構成は第1実施形態と同じである。図7及び図8に示すように、張出部50は、棒状の一部材によって構成されている。載置部53は、第1フレーム部41と第2フレーム部42との間に位置する部位において下方に屈曲している。第1当接部51は第1フレーム部41の下部に当接し、第1当接部51の先端側に第1保持部61が配置されている。第1保持部61は第1フレーム部41の機体内側の側部に隣接している。基部40に対して張出部50を取り付けるには、図7に示すように、張出部50を斜め姿勢(二点鎖線で示す姿勢)にし、載置部53の下部に設けられた第2当接部52を第2フレーム部42に押し当てた状態で、張出部50を第2フレーム部42に軸心周りに回転させて、第1当接部51を第1フレーム部41に当接させることで、張出部50を水平姿勢(実線で示す姿勢)にする。
第4実施形態では、載置台30のうち基部40の構成が第1実施形態とは異なり、他の構成は第1実施形態と同じである。図9に示すように、基部40は、第2フレーム部42が機体前後方向に長く形成されているが、第1フレーム部41は機体前側のみに設けられている。具体的には、第2フレーム部42の機体前側から機体フレーム2に向けて斜めフレーム材43が接続され、斜めフレーム材43の中途部に第1フレーム部41が設けられている。第1フレーム部41の機体後側には斜めフレーム材43に平行となるように斜めフレーム材44が配置されている。斜めフレーム材44は、第1フレーム部41の後端部から第2フレーム部42に向けて斜めに延びている。こうして、基部40において、張出部50の取付部位は、第1フレーム部41、第2フレーム部42、斜めフレーム材43,44による平行四辺形状の領域によって構成される。第1フレーム部41が機体前後方向に設けられる基部40の一部に配置され、第1フレーム部41の両端が一対の斜めフレーム材43,44によって支持されることで、基部40における張出部50の取付部位の剛性を高めることができる。基部40において、斜めフレーム材43及び斜めフレーム材44が平行でない構成でもよい。
本変形例では、燃料タンク8が機体後部に配置されている際の載置台30の例を示す。図10に示すように、基部40のうち、第1フレーム部41は機体後側のみに設けられている。具体的には、第2フレーム部42の機体後側から機体フレーム2に向けて斜めフレーム材43が接続され、斜めフレーム材43の中途部に第1フレーム部41が設けられている。第1フレーム部41の機体前側には斜めフレーム材43に平行となるように斜めフレーム材44が配置されている。斜めフレーム材44は、第1フレーム部41の前端部じから第2フレーム部42に向けて斜めに延びている。こうして、基部40において、張出部50の取付部位は、第1フレーム部41、第2フレーム部42、斜めフレーム材43,44による平行四辺形状の領域によって構成される。本変形例においても、基部40における張出部50の取付部位の剛性を高めることができる。基部40において、斜めフレーム材43及び斜めフレーム材44が平行でない構成でもよい。
(1)上記の実施形態では、農作業機の一例であるコンバインにおいて、載置台30の基部40として分草ガイドを用いる例を示したが、基部40は分草ガイド以外であってもよい。上記の実施形態では、基部40を機体左側に配置する例を示したが、農作業機に備えられる燃料タンク8の位置に応じて基部40は機体右側、機体前側、及び機体後側等に配置されていてもよい。
2 :機体フレーム
8 :燃料タンク(液体貯留部)
9 :燃料補給タンク(液体補給容器)
30 :載置台
40 :基部
41 :第1フレーム部
42 :第2フレーム部
43,44:斜めフレーム材
50 :張出部
51 :第1当接部
51a :上部
51b :下部
52 :第2当接部
53 :載置部
54 :連結部材
60 :保持部
61 :第1保持部
62 :第2保持部
70 :ロック手段
75 :枢支部
P :枢支部の軸芯
Claims (10)
- 液体貯留部と、
前記液体貯留部に隣接する位置に設けられ、前記液体貯留部に液体を補給するための液体補給容器を載置可能な載置台と、が備えられ、
前記載置台に、機体フレームに支持されて機体外側に向けて張り出された基部と、前記基部に支持されて前記基部よりも機体外側に張り出す張出状態に設置可能な張出部と、前記張出部を前記張出状態に状態保持する保持部と、が備えられ、
前記張出部は、前記基部に対して着脱可能に構成され、
前記基部に、機体外周部に沿って延びる第1フレーム部と、前記第1フレーム部から機体外側に離れた位置に前記第1フレーム部と間隔を空けた状態で設けられた第2フレーム部と、が備えられ、
前記張出部に、前記張出部を前記基部に取り付けた取付状態において前記第1フレーム部に下方から当接する部分を有する第1当接部と、前記取付状態において前記第2フレーム部に載置される第2当接部と、前記第1当接部と前記第2当接部とを結ぶとともに、前記取付状態において前記第2当接部よりも機体外側に延びる載置部と、が備えられている農作業機。 - 前記基部は、機体内側に格納可能に構成されている請求項1に記載の農作業機。
- 前記載置部のうち、少なくとも前記第2当接部よりも機体外側に突出する部分に、前記液体補給容器を載置可能であり、
前記保持部は、前記取付状態において、前記第1フレーム部及び前記第2フレーム部に係止することで、機体に対して近接離間する方向での前記張出部の前記基部に対する相対移動を規制するように構成されている請求項1または2に記載の農作業機。 - 前記保持部は、前記取付状態において、前記第1フレーム部よりも機体内側と前記第2フレーム部よりも機体外側とに位置して、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との両方に隣り合う状態となる請求項3に記載の農作業機。
- 前記保持部は、前記取付状態において、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との間に位置して、前記第1フレーム部と前記第2フレーム部との両方に隣り合う状態となる請求項3に記載の農作業機。
- 前記第1当接部は、前記第1フレーム部を外周側から取り囲むとともに前記第1フレーム部を差し込み可能な形状、かつ、前記取付状態において前記第1フレーム部の上側部分に隣り合う上部及び前記取付状態において前記第1フレーム部の下側部分に隣り合う下部を有する形状に構成されている請求項1から3の何れか一項に記載の農作業機。
- 前記張出部に、前記第1当接部及び前記第2当接部及び前記載置部が複数組備えられるとともに、複数組の前記第1当接部及び前記第2当接部及び前記載置部を連結する連結部材が備えられている請求項1から6の何れか一項に記載の農作業機。
- 液体貯留部と、
前記液体貯留部に隣接する位置に設けられ、前記液体貯留部に液体を補給するための液体補給容器を載置可能な載置台と、が備えられ、
前記載置台に、機体フレームに支持されて機体外側に向けて張り出された基部と、前記基部に支持されて前記基部よりも機体外側に張り出す張出状態に設置可能な張出部と、前記張出部を前記張出状態に状態保持する保持部と、が備えられ、
前記張出部は、前記基部に対して着脱可能に構成され、
前記張出部は、前記張出状態を維持したまま、前記基部に対して機体外周部沿いにスライド移動可能である農作業機。 - 液体貯留部と、
前記液体貯留部に隣接する位置に設けられ、前記液体貯留部に液体を補給するための液体補給容器を載置可能な載置台と、が備えられ、
前記載置台に、機体フレームに支持されて機体外側に向けて張り出された基部と、前記基部に支持されて前記基部よりも機体外側に張り出す張出状態に設置可能な張出部と、前記張出部を前記張出状態に状態保持する保持部と、が備えられ、
前記張出部は、前記基部に対して着脱可能に構成され、
前記基部は、機体外側ほど機体に沿う幅が狭くなる枠状体に形成され、
前記基部に、当該基部のうちの機体最外側に位置して機体外周部に沿って延びる第2フレーム部と、前記第2フレーム部の延び方向における両端部から機体に向けて斜めに延びる斜めフレーム材と、前記第2フレーム部から機体内側に離れた位置に前記第2フレーム部と間隔を空けた状態で設けられ、前記第2フレーム部と平行な状態で前記斜めフレーム材から延びる第1フレーム部と、が備えられている農作業機。 - 前記基部は、機体に対して未刈地側に位置して前記未刈地側の作物を分草する分草ガイドによって構成されている請求項1から9の何れか一項に記載の農作業機。
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