JP7245665B2 - 潤滑油販売システム - Google Patents

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Description

本発明は、潤滑油販売システムに関する。
カーディーラーや車両整備工場などでは多種類のエンジンオイルやギヤオイルを取り扱っている。車両の種類に応じて適したエンジンオイルやギヤオイルが異なったり、あるいは、ユーザの好みに応じてエンジンオイルやギヤオイルに多様なグレードが設定されている。
また、旋盤やプレス機など各種工作機械にも、多様な種類の機械油が用いられている。
本明細書では、車両や工作機械などの機械類を良好に使用するために用いられるオイルを、潤滑油と総称することとする。
ところで、現在カーディーラー、車両整備工場、工場などでは、このような潤滑油をドラム缶単位で購入している。潤滑油の販売業者は、ドラム缶単位でこれらカーディーラー、車両整備工場、工場などへ潤滑油を納入している(特許文献1)。
特開平10-265055号公報
本発明者は、この潤滑油を量り売りすることを考えた。
潤滑油は上述したように多様な種類があり、種類の異なる潤滑油がそれぞれ異なるタンクに貯留されている。これらを一度に運ぶために、多数のタンクを運搬車両に搭載して運搬することを考えた。
ところで、タンクのそれぞれに吐出機構を取り付けることは現実的ではない。そこで複数のタンクで共通の吐出機構を使うことが考えられる。また、この吐出機構に計量機を設けて、供給量を計測することが考えられる。このようなシステムで潤滑油の量り売りをする際には、どの種類の潤滑油をいくら供給したのかを把握したい。
本発明は、潤滑油の量り売りに適した潤滑油販売システムを提供する。
上記目的を達成するために、本発明の潤滑油販売システムは、
複数種類の潤滑油が貯留された複数のタンクが搭載された運搬車両に搭載された販売ユニットと、前記販売ユニットと通信可能に接続されたメインサーバを含む潤滑油販売システムであって、
前記販売ユニットは、
複数の前記タンクのいずれか一つに着脱可能に接続され、前記タンクの潤滑油を吐出させる吐出機構と、
前記タンクからタンク識別情報を取得するタンク識別部と、
潤滑油の吐出量を計量する計量部と、
ネットワークを介して前記メインサーバに通信可能な制御部を有し、
前記制御部は、前記吐出機構に接続されている前記タンクの前記タンク識別情報と潤滑油の吐出量を前記メインサーバへ送信するように構成されている。
本発明によれば、潤滑油の量り売りに適した潤滑油販売システムが提供される。
本発明の実施形態に係る潤滑油販売システムの全体構成図である。 販売ユニットの概略図である。 潤滑油販売システムのブロック図である。 吸い上げ不可能な潤滑油が貯留タンクに残った様子を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る潤滑油販売システム1の全体構成図である。図1に示したように、潤滑油販売システム1は、運搬車両2に搭載された貯留タンク3に貯留された潤滑油を量り売りするビジネスに用いられる。運搬車両2は、カーディーラー4、車両整備工場5、工場6などを回って潤滑油を販売する。あるいは、運搬車両2は、カーディーラー4、車両整備工場5、工場6からの注文を受けて、潤滑油を届ける。
これらカーディーラー4、車両整備工場5、工場6などには、潤滑油を保管する小型の保管タンク7が設置されている。
自動車に用いられるエンジンオイルやギヤオイルには、車種に適した多様なエンジンオイルやギヤオイルが求められ、また、ユーザの好みによってエンジンオイルやギヤオイルに様々なグレードが設定されていることもある。また、このため、カーディーラー4や車両整備工場5においては、多様なエンジンオイル、ギヤオイルが求められる。
また、工作機械が備えられた工場6においても、多様なオイルが求められる。旋盤に適したオイル、フライス盤に適したオイル、ボール盤に適したオイル、放電加工機に適したオイルなどがある。また、鋼の加工に適したオイル、銅の加工に適したオイルなど、加工材料によっても適したオイルがある。このため、工場6においても多様なオイルが求められる。
このように、顧客は多様な種類のオイルを求めている。
従来、顧客は、一般的に200リットルが入るドラム缶か、あるいは一般的に20リットルが入るペール缶を購入し、その中の潤滑油を保管タンク7に移し替えて使っている。保管タンク7の容量は通常500~2000リットル程度であり、顧客は保管タンク7の残量を日々チェックし、発注タイミングを管理している。顧客は残量に余裕をもって潤滑油を発注するが、発注タイミングにより保管タンク7内の残量は逐次異なることから、その際に必要な潤滑油の数量も変化する。このような実情において、前述の通り、潤滑油の荷姿はドラム缶かペール缶が主流であることから、顧客の求める最適な数量を納入することは事実上不可能であり、ドラム缶単位では過剰であったり、ペール缶単位では少なすぎるなどの不都合が生じていた。
また、納入されたドラム缶やペール缶から保管タンク7に移し替える作業も負担になっていた。
潤滑油の販売者にとっては、上述したように顧客によって異なる潤滑油が求められているので、燃料油とは異なり、少量多品種の商材となっている。燃料油のようにタンクローリーで潤滑油を輸送してもメリットが生じにくく、潤滑油は燃料油の販売方法と異なる方法で販売することが望ましい。
このような背景から、本発明者は以下に詳述する潤滑油販売システム1を検討した。
図1に戻り、潤滑油販売システム1は、運搬車両2に搭載された販売ユニット10と、販売ユニット10とネットワークを介して通信可能に接続されたメインサーバ20を含んでいる。
運搬車両2には、複数の貯留タンク3と、販売ユニット10が搭載されている。複数の貯留タンク3には、それぞれ異なる種類の潤滑油が貯留されている。なお、全ての貯留タンク3に相異なる種類の潤滑油が貯留されていなくてもよい。いくつかの貯留タンク3には同じ種類の潤滑油が貯留されていてもよい。
なお、運搬車両2には、貯留タンク3としてドラム缶がそのまま搭載されていてもよい。ドラム缶がそのまま搭載されている場合には、運搬車両2の基地にてドラム缶から貯留タンク3へ潤滑油を移し替える作業が不要になる。
なお、潤滑油は、潤滑油を製造するメーカーが直接顧客へ販売する形態の他に、メーカーから卸売業者を介して顧客へ販売される形態がある。また、本実施形態に係る潤滑油販売システムを運営する会社は、メーカーであっても卸売業者であってもよい。メインサーバ20を管理・運営する法人は、運搬車両2を所有する法人と同一であっても異なってもよい。また、販売員は卸売業の人員であってもよいし、メーカーの人員であってもよい。
(販売ユニット10)
図2は販売ユニット10の概略図である。図3は、潤滑油販売システム1のブロック図である。図2および図3に示したように、販売ユニット10は、ノズルユニット30と、ハンディ端末40で構成されている。
販売ユニット10は、吐出機構51と、タンク識別部52と、計量部53と、制御部54を備えている。
図2に示したように、吐出機構51は、貯留タンク3に貯留された潤滑油を顧客の保管タンク7に移送する機構である。吐出機構51は、貯留タンク3に取り付けられるアダプタ61と、潤滑油を吐出するノズル62と、アダプタ61からノズル62までを接続するホース63と、貯留タンク3から潤滑油を吸い上げるポンプ64とを備えている。複数の貯留タンク3には、アダプタ61に適合する形状のジョイント9が設けられている。アダプタ61は、このジョイント9を介して複数の貯留タンク3のいずれか一つに着脱可能に接続される。
貯留タンク3には、書き換え可能な記録部8が設けられている。記録部8には、各々の貯留タンク3を識別可能なタンクIDが記録されている。記録部8は、不揮発性メモリや揮発性メモリといった電子媒体であってもよいし、二次元バーコードなどが印刷されたシールなどの印刷物であってもよい。また、記録部8には、タンクIDの他に、貯留タンク3に貯留されている潤滑油の油種を示すタンク油種IDが記録されていてもよい。
また、貯留タンクがドラム缶の場合には、記録部8は、タンクIDやタンク油種ID、満容量を示すバーコードが印刷されたシールを用いると簡便である。
タンク識別部52は、貯留タンク3の記録部8から、タンクIDを読み取る装置である。タンク識別部52は、識別したタンクIDを制御部54に出力する。本実施形態において、タンク識別部52は不揮発性のメモリであり、タンク識別部52はジョイント9に設けられた端子に接続されている。タンク識別部52がアダプタ61に設けられており、アダプタ61をジョイント9に取り付けると、制御部54は自動的にタンクIDとタンク油種IDを取得するように構成されている。
なお、タンク識別部52は、電子媒体である記録部8から電子的にタンクIDを読み取る電子機器であってもよいし、印刷物である記録部8を読み取るバーコードリーダやスキャナであってもよい。
計量部53は、潤滑油の吐出量を計測する装置である。計量部53は、公知の流量測定器で構成することができる。計量部53は、計測した吐出量を制御部54に出力する。計量部53は、体積の単位で吐出量を計測してもよいし、重量の単位で吐出量を計測してもよい。
制御部54は、ネットワークを介してメインサーバ20に通信可能である。制御部54は、販売ユニット10の他の部位やメインサーバ20から出力される信号を取得し、また販売ユニット10の他の部位やメインサーバ20に向けて信号を出力する。制御部54は、吐出機構51に接続されている貯留タンク3のタンクIDと潤滑油の吐出量をメインサーバ20へ送信するように構成されている。
さらに本実施形態において、販売ユニット10は、図3に示したように、切替部55、限界検出部56、開始・終了検出部57、表示部58、印刷部59、顧客油種取得部60を備えている。
切替部55は、潤滑油の吐出を課金モードで行わせるか、潤滑油の吐出を非課金モードで行わせるかを切替可能な部位である。切替部55は、スイッチで構成することができる。切替部55は、どちらのモードを実行中であるかを示す信号を、制御部54に出力する。課金モードおよび非課金モードについては後に説明する。
印刷部59は、少なくとも潤滑油の吐出量を印刷する機構である。印刷部59には、公知の印刷機構を採用することができる。印刷部59は、ハンディ端末40に搭載することが好ましい。ノズルユニット30に印刷部59を設けた場合には、印刷物に潤滑油が付着してしまい、印刷物が汚れてしまう恐れがあるためである。
顧客油種取得部60は、顧客の要求する潤滑油の油種を示す顧客油種IDを取得する部位である。例えば、顧客油種取得部60は、キーボードで構成することができる。顧客が要求する油種を示す文字や数字をキーボードで入力することができる。あるいは、顧客が無線通信、あるいは有線通信で顧客が要求する油種を示す情報を送信する場合には、制御部54が顧客油種取得部60を兼ねてもよい。あるいは、顧客がバーコードで顧客が要求する油種を示す情報を示す場合には、顧客油種取得部60をスキャナで構成することができる。また、タンク識別部52が顧客油種取得部60を兼ねていてもよい。この場合には、タンク識別部52は、タンク油種IDと、顧客油種IDとを区別可能に取得する。
また制御部54は、顧客油種IDとタンク油種IDとを取得して両者を照合し、両者が合致したときに吐出機構51に潤滑油を吐出可能にさせる。制御部54は、顧客油種IDとタンク油種IDが合致すると判定するまでは、吐出機構51に潤滑油を吐出させないように構成されている。
開始・終了検出部57は、潤滑油の提供行為の開始を示す開始信号を制御部54に出力し、潤滑油の提供行為の終了を示す終了信号を制御部54に出力する。開始・終了検出部57は、販売員によって操作可能なスイッチで構成することができる。
表示部58は、タンク油種IDや顧客油種ID、供給流量などの各種情報を表示させるディスプレイである。販売員は、表示部58の表示を見ながら油種を確認し、作業を行うことができる。図2に示した例においては、表示部58は、ハンディ端末40に設けられているが、表示部58はノズルユニット30に設けられていてもよい。
(メインサーバ20)
図3に示したように、メインサーバ20は、販売ユニット10と通信可能に接続されている。メインサーバ20は、タンクデータベース71と、販売数量データベース72を記録している。販売数量データベース72については後に詳しく説明する。
タンクデータベース71には、タンクID、タンク油種ID、車両ID、残量が記録されている。車両IDは、該貯留タンク3がどの運搬車両2に搭載されているかを示す識別情報である。残量は、該貯留タンク3の潤滑油の残量を示す。タンクデータベース71を参照すると、どの貯留タンク3にどの油種の潤滑油が貯留されており、その貯留タンク3はどの運搬車両2に搭載されており、その貯留タンク3の残量がどのくらいであるかを把握することができる。
さらにメインサーバ20は、販売実績管理サーバ70に通信可能に接続されている。販売実績管理サーバ70には、単価データベース73と、売上データベース74が記録されている。
単価データベース73には、タンク油種IDと、単価とが記録されている。単価データベース73を参照することで、どの油種の単価がどのくらいであるかを把握することができる。なお、単価データベース73はメインサーバ20に記録されていてもよい。もっとも、単価は比較的よく変動するため、単価データベース73はタンクデータベース71とは別に管理されていることが好ましい。
販売ユニット10の制御部54が、タンクIDをメインサーバ20へ出力するように構成してもよい。メインサーバ20がタンクIDを制御部54から取得すると、タンクデータベース71を参照して該貯留タンク3に貯留されている潤滑油の油種を取得する。さらにメインサーバ20は、単価データベース73を参照して該当する油種の単価を取得し、制御部54へ出力する。なお、制御部54は、メインサーバ20から単価を取得すると、課金モードでの吐出量に単価を乗じて請求額を算出し、印刷部59に請求額を印刷させてもよい。
売上データベース74には、取引IDと、取引日時と、取引先と、タンク油種IDと、売上高とが記録されている。取引IDとは、個々の潤滑油の販売実績を識別可能にメインサーバ20が付与した識別情報である。売上データベース74を参照することにより、いつ、誰に、どの潤滑油を、どれだけの額を販売したのかを把握することができる。なお、売上データベース74と単価データベース73が共通のサーバに記録されていなくてもよい。
(販売手順)
上述のように構成される潤滑油販売システム1を使って、潤滑油は以下の手順により販売される。
まず、潤滑油の販売員が顧客の所まで運搬車両2を移動させる。次に販売員は、顧客が求める潤滑油の油種を把握する。販売員は、顧客油種取得部60を使って、顧客の求める油種を取得し、該油種を示す顧客油種IDを制御部54に入力する。例えば販売員は、顧客油種取得部60であるハンディ端末40のキーボード60を使って顧客油種IDを取得する。また、販売員は、これから潤滑油を供給する顧客を示す顧客IDをキーボード60などの入力装置を使って制御部54に入力する。
次に販売員は、顧客が求める油種が貯留された貯留タンク3のジョイント9に、ノズルユニット30のアダプタ61を取り付ける。本実施形態においては、アダプタ61にタンク識別部52が取り付けられており、アダプタ61をジョイント9に取り付けたら自動的にタンクIDとタンク油種IDが制御部54に出力される。
次に、制御部54は、メインサーバ20へタンクIDを出力する。メインサーバ20は、タンクIDを取得すると、タンクデータベース71を参照して、取得したタンクIDに関連付けられたタンク油種IDを制御部54へ出力する。制御部54は、取得した顧客油種IDとタンク油種IDとを比較する。制御部54は、両者が一致する場合は、吐出機構51のポンプ64の作動を許可する。制御部54は、両者が一致しない場合は、吐出機構51のポンプ64の作動を許可せず、表示部58に警告を表示させる。販売員は、表示部58に警告が表示された場合は、顧客油種IDとタンク油種IDとが一致するように、顧客が求める潤滑油が貯留された貯留タンク3にアダプタ61を接続し直す。
販売員は、切替部55を操作して非課金モードに設定する。販売員は、開始・終了検出部57を操作して、潤滑油の販売の開始を示す開始信号を制御部54に出力する。販売員は、非課金モードでノズルユニット30のノズル62を廃棄ドラムに入れ、貯留タンク3から潤滑油を吐出させる。
これは、ノズルユニット30を顧客が求める潤滑油で洗浄するためである。本実施形態においては、運搬車両2には複数の貯留タンク3が搭載されているが、ノズルユニット30は一つである。運搬車両2に複数のノズルユニット30を搭載するのは不都合であるためである。ノズルユニット30を複数の貯留タンク3で使いまわしするために、新たに潤滑油を吐出する際には、前回吐出した潤滑油がノズルユニット30内に残留している。
そこで、ノズル62から顧客が求める潤滑油をノズルユニット30に通してノズルユニット30を洗浄する。また、ノズルユニット30を通した潤滑油は廃棄用ドラム缶に吐出させる。この際に吐出させる潤滑油は、顧客に請求することができないため、非課金モードで潤滑油を吐出させる。所定量の潤滑油を吐出させたら、あるいは、販売員の目視で洗浄が完了したと判断したら、ノズルユニット30の洗浄が完了する。また、この時に吐出した潤滑油の流量を、計量部53が計測し、非課金モードでの吐出量を制御部54に出力する。
なお、切替部55はデフォルトで非課金モードに設定されるように構成してもよい。この場合には、販売員による切替部55の操作により非課金モードの設定工程を省略することができる。
販売員は、再び切替部55を操作して課金モードに設定する。販売員は、この状態でノズル62を顧客の保管タンク7に入れ、貯留タンク3から潤滑油を吐出させる。顧客の求める流量分、あるいは、保管タンク7が満タンになるまで貯留タンク3から潤滑油を吐出させる。また、計量部53により吐出させた潤滑油の流量を計測する。顧客の求める数量の潤滑油を供給したら、販売員は、開始・終了検出部57を操作して、潤滑油の提供行為が終了したことを示す終了信号を制御部54に出力する。
販売員は、印刷部59により潤滑油の油種および吐出量を印刷し、顧客に手渡す。
制御部54は、開始・終了検出部57から出力される開始信号を取得した時から終了信号を取得するまでの間の潤滑油の吐出量を、非課金モードでの吐出量と、課金モードでの吐出量とを区別可能に記録する。また、制御部54は、顧客ID、タンクID、タンク油種ID(または顧客油種ID)、非課金モードでの吐出量、課金モードでの吐出量、運搬車両2を示す車両IDなどといった情報をメインサーバ20へ送信する。
メインサーバ20は、顧客ID、タンクID、タンク油種ID、非課金モードでの吐出量、課金モードでの吐出量、車両IDなどを取得すると、これら一群のデータに今回の取引を示す取引IDを付与し、取引IDと関連付けて各種データベースに記録する。以下にメインサーバ20が実行する処理を説明する。
(売上処理)
メインサーバ20は、取引IDと、顧客IDと、タンク油種IDと、課金モードでの吐出量を売上データベース74に記録する。また、単価データベース73を参照して、顧客に提供した油種の単価を取得し、課金モードでの吐出量に該単価を乗じて売上金額を算出し、売上金額を売上データベース74に記録する。
メインサーバ20は、この売上データベース74を使って請求書や納品書を発行することができる。
(在庫管理)
メインサーバ20は、タンクID、非課金モードでの吐出量、課金モードでの吐出量を取得し、タンクデータベース71の残量を更新する。タンクデータベース71から更新前の残量を取得し、更新前の残量から非課金モードでの吐出量と課金モードでの吐出量の合計を減じて、最新の残量を算出し、これをタンクデータベース71の残量として更新する。
このタンクデータベース71を用いて、メインサーバ20は、例えば残量が所定値を下回った場合には、車両IDから該貯留タンク3を搭載している運搬車両2を特定し、運搬車両2へ該当する貯留タンク3へ新たな潤滑油を供給するための供給基地へ移動する指令を発するといったことができる。
(販売数量管理)
メインサーバ20は、非課金モードでの吐出量、課金モードでの吐出量を取得し、これらを販売数量データベース72に記録する。上述したように、販売工程の中で吐出した潤滑油には、顧客に請求できない分が含まれている。このため、メインサーバ20は、顧客に請求できる吐出量と、顧客に請求できない吐出量とを販売数量データベース72として記録している。
(吸い上げ限界処理)
なお、顧客に請求できない潤滑油の量としては、上述したノズルユニット30の洗浄に用いた量の他に、貯留タンク3に残った吸い上げ不可能な量がある。
図4は、吸い上げ不可能な潤滑油が貯留タンク3に残った様子を示す模式図である。図4に示すように、潤滑油の供給時に、吐出機構51のホース63は貯留タンク3の内部まで挿入されている。しかしながら、ホース63の先端が貯留タンク3の底面に届かず、ホース63の先端と貯留タンク3の底面との間に隙間ができてしまうことがある。例えばホース63の長さが貯留タンク3の深さより短い、運搬車両2が傾いている、吐出機構51の運搬車両2への取り付け姿勢が傾いている、貯留タンク3の運搬車両2への取り付け姿勢が傾いているなどの要因によって、ホース63の先端と貯留タンク3の底面との間に隙間ができてしまうことがある。あるいはホース63が貯留タンク3の底面に届いている場合でも、ホース63が空気とともに潤滑油を吸い込んでしまって、ポンプ64がノズル62まで吸い上げることができないこともある。このような場合、貯留タンク3に残った潤滑油を吐出機構51が吸い上げることができない。
そこで本実施形態においては、図3に示したように、販売ユニット10は、吐出機構51が貯留タンク3から吸い上げが不可能になったことを検出して限界信号を制御部54へ送信する限界検出部56を備えている。吐出機構51によって貯留タンク3から潤滑油を吸い上げる際には、貯留タンク3の底辺に残る少量の潤滑油は吸い上げることができないことがある。限界検出部56は、このように潤滑油をこれ以上吸い上げることができないことを検出し、その結果を制御部54へ出力する部位である。例えば、限界検出部56は、ポンプ64が空気を吸い込んでしまったことを検出したときに、限界信号を制御部54へ出力するように構成されている。
貯留タンク3に残留したポンプ64で吸い上げられない潤滑油の量(以降、吸い上げ限界量と呼ぶ)は、貯留タンク3の満容量から、限界検出部56から限界信号を取得するまでに貯留タンク3から吐出した吐出量を減じることで算出することができる。
貯留タンク3として共通の大きさのタンクを用いている場合には、メインサーバ20は、満容量は所定の値として扱うことができる。この場合には、メインサーバ20は、販売ユニット10から、限界検出部56から限界信号を取得するまでに貯留タンク3から吐出した吐出量を取得すれば、吸い上げ限界量を算出することができる。
あるいは、貯留タンク3として異なる満容量の貯留タンク3を用いている場合には、タンクデータベース71に各々の貯留タンク3の満容量を記憶しておけば、販売ユニット10からタンクIDを取得し、タンクデータベース71を参照して該当する貯留タンク3の満容量を取得することができる。
また、吸い上げ限界量は、販売ユニット10の制御部54が算出し、これをメインサーバ20へ出力するような構成としてもよい。貯留タンク3の記録部8に、貯留タンク3の満容量が記録されていれば、制御部54は該貯留タンク3の満容量を取得し、限界検出部56から限界信号を取得するまでの吐出量を減じて吸い上げ限界量を算出することができる。
吸い上げ限界量は、顧客に請求できない量であるが、この量を把握しないと在庫を正確に把握できない。この吸い上げ限界量は、アダプタ61の取り付け方や、運搬車両2の姿勢、貯留タンク3の運搬車両2への搭載姿勢などによって変動してしまう。このため、販売員が一々吸い上げ限界量を計測することは労力を要する。しかし、本実施形態に係る潤滑油販売システム1によれば、メインサーバ20が販売ユニット10から取得した情報に基づいて吸い上げ限界量を算出するので、販売員の労力が低減される。
なお、メインサーバ20は、上述した販売数量データベース72に、吸い上げ限界量も、非課金モードでの吐出量、課金モードでの吐出量と併せて記録する。
上述したように、本実施形態の潤滑油販売システム1は、
(1)複数種類の潤滑油が貯留された複数の貯留タンク3が搭載された運搬車両2に搭載された販売ユニット10と、販売ユニット10と通信可能に接続されたメインサーバ20を含む潤滑油販売システム1であって、
販売ユニット10は、
複数の貯留タンク3のいずれか一つに着脱可能に接続され、貯留タンク3の潤滑油を吐出させる吐出機構51と、
貯留タンク3からタンクIDを取得するタンク識別部52と、
潤滑油の吐出量を計量する計量部53と、
ネットワークを介してメインサーバ20に通信可能な制御部54を有し、
制御部54は、吐出機構51に接続されている貯留タンク3のタンクIDと潤滑油の吐出量をメインサーバ20へ送信するように構成されている。
運搬車両2には、ユーザの多種類の潤滑油が欲しいと言う要望に応えるために複数の貯留タンク3が搭載されている。このため、販売者はどの貯留タンク3にどの油種の潤滑油が貯留されているかを把握することが大変である。また、多種類の潤滑油のそれぞれの吐出量を計量することが大変である。
しかしながら、本実施形態の潤滑油販売システム1によれば、制御部54からメインサーバ20へ、顧客へ供給した貯留タンク3の識別情報と吐出量が出力される。このため、吐出機構51を操作する販売者が、どの貯留タンク3から潤滑油を吐出させたか、および、その吐出量を的確に把握しなくても、潤滑油を販売することができる。このため、販売者の負担が軽減された本実施形態に係る潤滑油販売システム1は、潤滑油の量り売りに適している。
なお、少なくともタンクIDを取得していれば、顧客へ供給した潤滑油の油種を把握することができる。例えば、図3に示すように、メインサーバ20に、少なくともタンクIDと、該貯留タンク3に貯留されている潤滑油の油種を示すタンク油種IDを含むタンクデータベース71が記録されていればよい。メインサーバ20は、取得したタンクIDと、タンクデータベース71を参照して、顧客に供給した潤滑油の油種を把握できる。
(2)また、本実施形態に係る潤滑油販売システム1は、
販売ユニット10は、少なくとも潤滑油の吐出量を印刷する印刷部59を備え、
メインサーバ20は、複数の貯留タンク3と、各々の貯留タンク3に貯留されている潤滑油の油種と単価とを対応付けて記録しており、
制御部54は、タンクIDをメインサーバ20へ送信し、メインサーバ20よりタンクIDが示す貯留タンク3が貯留している潤滑油の単価を取得し、
印刷部59は、吐出量と単価に基づいて算出された請求額を印刷するように構成してもよい。
本実施形態によれば、販売員が販売現場で直接顧客に請求書を手渡すことができる。
(3)また、本実施形態に係る潤滑油販売システム1は、
メインサーバ20は、複数の貯留タンク3と、各々の貯留タンク3に貯留されている潤滑油の油種とを対応付けて記録しており、
販売ユニット10は、タンクIDをメインサーバ20へ送信し、メインサーバ20よりタンクIDが示す貯留タンク3が貯留している潤滑油の油種を示すタンク油種IDを取得し、
制御部54は、顧客の要求する潤滑油の油種を示す顧客油種IDを取得し、顧客油種IDとタンク油種IDとを照合して両者が合致したときに吐出機構51に潤滑油を吐出させるように構成してもよい。
本実施形態によれば、多品種を取り扱う潤滑油の量り売りにおいて、販売員が誤って、顧客が求める油種と異なる油種の潤滑油を顧客に提供することを抑制できる。
(4)また、本実施形態に係る潤滑油販売システム1は、
潤滑油の吐出を、課金モードで行わせるか、あるいは、非課金モードで行わせるかを切替可能な切替部55を有し、
制御部54は、課金モードにおける吐出量と、非課金モードにおける吐出量とを識別可能に、メインサーバ20に送信するように構成してもよい。
潤滑油は多様な種類がある。種類の異なる潤滑油がそれぞれ異なる貯留タンク3に貯留されている。これらを一度に運ぶために、多数の貯留タンク3が運搬車両2に搭載されている。
ところで、貯留タンク3のそれぞれに吐出機構51を取り付けることは現実的ではない。そこで複数の貯留タンク3で共通の吐出機構51を使うことが考えられる。この際に、潤滑油Aを供給した後に潤滑油Bを供給しようとする場合、吐出機構51の中には潤滑油Aが残留している。このため、潤滑油Bに潤滑油Aが混入することを避けるために、潤滑油Bで吐出機構51を洗浄したい。ところが、この吐出機構51を洗浄するために吐出した分は、顧客に請求することができない。
本実施形態に係る潤滑油販売システム1によれば、メインサーバ20は、課金モードでの吐出量と非課金モードでの吐出量とを取得することができるので、顧客に請求できる吐出量を正確に把握することができる。
(5)また、本実施形態の潤滑油販売システム1において、
タンク識別部52は、貯留タンク3から貯留されている潤滑油の油種を示すタンク油種IDを取得し、
制御部54は、顧客の要求する潤滑油の油種を示す顧客油種IDを取得し、顧客油種IDとタンク油種IDとを照合して両者が合致したときに吐出機構51に潤滑油を吐出させるように構成されていてもよい。
本実施形態によれば、多品種を取り扱う潤滑油の量り売りにおいて、販売員が誤って、顧客が求める油種と異なる油種の潤滑油を顧客に提供することを抑制できる。
(6)また、本実施形態の潤滑油販売システム1において、
販売ユニット10は、吐出機構51が貯留タンク3から吸い上げが不可能になったことを検出して限界信号を制御部54へ送信する限界検出部56を有し、
制御部54は、限界信号を取得すると、限界信号を取得するまでの総吐出量をメインサーバ20へ送信し、
メインサーバ20は、貯留タンク3の満容量から総吐出量を減じて吸い上げ限界量を算出し、非課金モードで供給された供給量と吸い上げ限界量との合計を課金不可能な量として記録し、課金モードで供給された供給量を課金可能な量として記録するように構成してもよい。
(7)また、本実施形態の潤滑油販売システム1において、
タンク識別部52は、貯留タンク3の満容量を取得し、
販売ユニット10は、吐出機構51が貯留タンク3から吸い上げが不可能になったことを検出して限界信号を制御部54へ送信する限界検出部56を有し、
制御部54は、貯留タンク3の満容量から限界信号を取得するまでの総吐出量を減じて算出される吸い上げ限界量をメインサーバ20へ送信し、
メインサーバ20は、非課金モードで供給された供給量と吸い上げ限界量との合計を課金不可能な量として記録し、課金モードで供給された供給量を課金可能な量として記録するように構成してもよい。
このような実施形態によれば、メインサーバ20が販売ユニット10から取得した情報に基づいて吸い上げ限界量を算出するので、販売員の労力が低減される。
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
上述した説明において、販売員は販売現場で顧客から顧客の求める潤滑油の油種を聞く場合を説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、メインサーバ20が顧客から、顧客の求める潤滑油の油種を取得し、受注データベースに顧客IDとともに顧客油種IDを登録するように構成してもよい。この場合、メインサーバ20は、運搬車両2の販売ユニット10に顧客IDと顧客油種IDを送信しておくことにより、販売ユニット10は販売現場で既に顧客油種IDを取得していることになる。
1 潤滑油販売システム
2 運搬車両
3 貯留タンク
4 カーディーラー
5 車両整備工場
6 工場
7 保管タンク
8 記録部
9 ジョイント
10 販売ユニット
20 メインサーバ
30 ノズルユニット
40 ハンディ端末
51 吐出機構
52 タンク識別部
53 計量部
54 制御部
55 切替部
56 限界検出部
57 開始・終了検出部
58 表示部
59 印刷部
60 顧客油種取得部(キーボード)
61 アダプタ
62 ノズル
63 ホース
64 ポンプ
70 販売実績管理サーバ
71 タンクデータベース
72 販売数量データベース
73 単価データベース
74 売上データベース

Claims (6)

  1. 複数種類の潤滑油が貯留された複数のタンクが搭載された運搬車両に搭載された販売ユニットと、前記販売ユニットと通信可能に接続されたメインサーバを含む潤滑油販売システムであって、
    前記販売ユニットは、
    複数の前記タンクのいずれか一つに着脱可能に接続され、前記タンクの潤滑油を吐出させる吐出機構と、
    前記タンクからタンク識別情報を取得するタンク識別部と、
    潤滑油の吐出量を計量する計量部と、
    ネットワークを介して前記メインサーバに通信可能な制御部を有し、
    前記制御部は、前記吐出機構に接続されている前記タンクの前記タンク識別情報と潤滑油の吐出量を前記メインサーバへ送信するように構成されており、
    潤滑油の吐出を、課金モードで行わせるか、あるいは、非課金モードで行わせるかを切替可能な切替部を有し、
    前記制御部は、前記課金モードにおける吐出量と、前記非課金モードにおける吐出量とを識別可能に、前記メインサーバに送信する、潤滑油販売システム。
  2. 前記販売ユニットは、少なくとも潤滑油の吐出量を印刷する印刷部を備え、
    前記メインサーバは、複数の前記タンクと、各々の前記タンクに貯留されている潤滑油の油種と単価とを対応付けて記録しており、
    前記制御部は、前記タンク識別情報を前記メインサーバへ送信し、前記メインサーバより前記タンク識別情報が示す前記タンクが貯留している潤滑油の単価を取得し、
    前記印刷部は、前記吐出量と前記単価に基づいて算出された請求額を印刷する、
    請求項1に記載の潤滑油販売システム。
  3. 前記メインサーバは、複数の前記タンクと、各々の前記タンクに貯留されている潤滑油の油種とを対応付けて記録しており、
    前記販売ユニットは、前記タンク識別情報を前記メインサーバへ送信し、前記メインサーバより前記タンク識別情報が示す前記タンクが貯留している潤滑油の油種を示すタンク油種識別情報を取得し、
    前記制御部は、顧客の要求する潤滑油の油種を示す顧客油種識別情報を取得し、前記顧客油種識別情報と前記タンク油種識別情報とを照合して両者が合致したときに前記吐出機構に潤滑油を吐出させるように構成されている、請求項1に記載の潤滑油販売システム。
  4. 前記タンク識別部は、
    前記タンクから貯留されている潤滑油の油種を示すタンク油種識別情報を取得し、
    前記制御部は、顧客の要求する潤滑油の油種を示す顧客油種識別情報を取得し、前記顧客油種識別情報と前記タンク油種識別情報とを照合して両者が合致したときに前記吐出機構に潤滑油を吐出させる、請求項に記載の潤滑油販売システム。
  5. 前記販売ユニットは、前記吐出機構が前記タンクから吸い上げが不可能になったことを検出して限界信号を前記制御部へ送信する限界検出部を有し、
    前記制御部は、前記限界信号を取得すると、前記限界信号を取得するまでの総吐出量を前記メインサーバへ送信し、
    前記メインサーバは、前記タンクの満容量から前記総吐出量を減じて吸い上げ限界量を算出し、前記非課金モードで供給された供給量と前記吸い上げ限界量との合計を課金不可能な量として記録し、前記課金モードで供給された供給量を課金可能な量として記録する、請求項に記載の潤滑油販売システム。
  6. 前記タンク識別部は、前記タンクの満容量を取得し、
    前記販売ユニットは、前記吐出機構が前記タンクから吸い上げが不可能になったことを検出して限界信号を前記制御部へ送信する限界検出部を有し、
    前記制御部は、前記タンクの満容量から前記限界信号を取得するまでの総吐出量を減じて算出される吸い上げ限界量を前記メインサーバへ送信し、
    前記メインサーバは、前記非課金モードで供給された供給量と前記吸い上げ限界量との合計を課金不可能な量として記録し、前記課金モードで供給された供給量を課金可能な量として記録する、請求項に記載の潤滑油販売システム。
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