JP7245489B2 - 保形性付与剤 - Google Patents

保形性付与剤 Download PDF

Info

Publication number
JP7245489B2
JP7245489B2 JP2018113545A JP2018113545A JP7245489B2 JP 7245489 B2 JP7245489 B2 JP 7245489B2 JP 2018113545 A JP2018113545 A JP 2018113545A JP 2018113545 A JP2018113545 A JP 2018113545A JP 7245489 B2 JP7245489 B2 JP 7245489B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pectin
shape
citrus
derived
apple
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018113545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019213506A (ja
Inventor
七海 建部
拓士 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UNITEC FOODS CO Ltd
Original Assignee
UNITEC FOODS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UNITEC FOODS CO Ltd filed Critical UNITEC FOODS CO Ltd
Priority to JP2018113545A priority Critical patent/JP7245489B2/ja
Publication of JP2019213506A publication Critical patent/JP2019213506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7245489B2 publication Critical patent/JP7245489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Description

本発明は保形性付与剤に関する。さらに詳しくは、由来がシトラス又はアップルのいずれかである、HMペクチン及びアミド化されていないLMペクチンを組み合わせてなる保形性付与剤に関する。
製菓・製パン用のフィリング、マーガリン、カスタードクリーム等は軟らかいため、一定の形状を有しながらも飲食品等の製造時に形が崩れたり、菓子やパンに包んだ際に溶出したりする等の問題があった。そこで、このような問題が生じにくい様々な剤が検討されてきた。
例えば、特許文献1には生澱粉のワキシーコーンスターチ及び/又はタピオカ澱粉、脱アシル型ジェランガム及び可溶性カルシウム塩を併用して含有させることで老化が有意に抑えられ、食感・外観においても優れた耐熱性フィリング剤が開示されている。
特許文献2には一定量の低メトキシルペクチン、ジェランガムからなるゲル化剤と二価の金属イオン、油脂及び糖質を含有するゲル状水中油型乳化組成物が開示されており、焼きこみ耐性のあるゲル構造を有することから、包餡し焼成する焼きこみ用フィリング剤として提供できるとされている。
特許文献3には耐熱性フィリングの製造方法として、LMペクチン、糖、20μm以下の食物繊維及び油脂からなるフィリング剤原料を用いることが開示されており、特許文献4にはLMペクチン、糖及びジェランガム・澱粉・デキストリン・食物繊維類の一種以上をフィリング材原料とすること等が開示されている。
特許文献5にはたん白及びたん白含有エマルジョン用熱安定性組成物として、リゾレシチン、ペクチン、食品品質ガム及びその混合物から選択したグルシドポリマーを含有することが開示されており、特許文献6にはペクチン、二価金属イオン及び水を含有する不均一系ゲル組成物が開示されている。さらに、特許文献7には焼成複合菓子の製造にあたり、チョコレートと焼成してもダレない耐熱性を有している水系柔軟性食品素材として、グリセリン、ソルビトール、ゲル状にセットしたゼリー又はその粉砕流動物、増粘剤含有ソース等が挙げられている。
このように飲食品等の製造時に形が崩れたり、菓子やパンに包んだ際に溶出したりする等の問題が生じにくい様々なフィリング剤や耐熱性の素材等が開示されているものの、複数の成分を組み合わせる必要があるものが多く、より少ない成分で簡便かつ安価に保形性を付与できる剤の提供が望まれていた。
特開2005-102617号公報 特開2004-298061号公報 特開2005-185258号公報 特開2001-231468号公報 特開平7-147906号公報 国際公開第01/095742号パンフレット 特開2018-7624号公報
本発明は従来のフィリング剤や耐熱性の素材等と比べて、より少ない成分で簡便かつ安価に保形性を付与できる新たな剤の提供を課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を行った結果、シトラス又はアップル由来のHMペクチンと、同じくシトラス又はアップル由来のアミド化されていないLMペクチンを組み合わせることにより、従来のフィリング剤や耐熱性の素材等と比べて、より少ない成分で簡便かつ安価に保形性を付与できる新たな剤が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は次の(1)~(5)に示される保形性付与剤等に関する。
(1)由来がシトラス又はアップルのいずれかである、HMペクチン及びアミド化されていないLMペクチンを組み合わせてなる保形性付与剤。
(2)DE値が60以上のHMペクチンと、DE値が30以下であり、かつ、アミド化されていないLMペクチンを組み合わせてなる上記(1)に記載の保形性付与剤。
(3)HMペクチンとLMペクチンの混合割合が30:70~70:30である上記(1)又は(2)に記載の保形性付与剤。
(4)飲食品用である上記(1)~(3)のいずれかに記載の保形性付与剤。
(5)上記(1)~(4)のいずれかに記載の保形性付与剤を含む飲食品。
本発明により、従来のフィリング剤や耐熱性の素材等と比べてより少ない成分で簡便かつ安価に保形性を付与できる新たな剤の提供が可能となった。本発明の保形性付与剤は、製菓・製パン用のフィリング、マーガリン、カスタードクリーム等の軟らかく、形が崩れやすい飲食品や、飲食品を製造するための材料等の形を保つことに役立つ。また、同様に軟らかく崩れやすい物性の医薬品、医薬部外品等に適用することもできる。
本発明の「保形性付与剤」とは、物理的、化学的な作用によって形が崩れやすい飲食品、医薬品、医薬部外品等や飲食品、医薬品、医薬部外品等を製造するための材料に対して、これらの作用によっても形が崩れにくい性質を付与するための剤のことをいう。本発明の「保形性付与剤」はさらに、焼成等された場合でも形が崩れにくい耐熱性の保形性付与剤であることが好ましい。
本発明の「保形性付与剤」は由来がシトラス又はアップルのいずれかであるHMペクチンと、由来がシトラス又はアップルのいずれかであるアミド化されていないLMペクチンを組み合わせてなるものであれば良く、保形性付与するために有用なその他の成分や、剤形を維持するために有用なその他の成分をさらに含むものであっても良い。
また、由来がシトラス又はアップルのいずれかであるHMペクチンを一種類以上と、由来がシトラス又はアップルのいずれかであるアミド化されていないLMペクチンを一種類以上含んでいれば良く、二種以上の当該HMペクチンや当該LMペクチンを含むものであっても良い。
本発明の「保形性付与剤」に含まれる「由来がシトラス又はアップルのいずれかである」HMペクチンはDE値が60以上のHMペクチンであることが好ましく、また「由来がシトラス又はアップルのいずれかである」アミド化されていないLMペクチンはDE値が30以下であることが好ましい。
本発明の「保形性付与剤」に含まれるHMペクチン及びアミド化されていないLMペクチンは市販のものであってもよく、独自に調製されたものであっても良い。市販のものとしては、例えば、HMペクチンであればUTHP-510(シトラス由来/DE70以上/UTFC社)、UTHP-410(シトラス由来/DE60/UTFC社)又はUTHP-210(アップル由来/DE60/UTFC社)等を挙げることができる。またアミド化されていないLMペクチンとしては、UTLP-300(シトラス由来/DE30/アミド化割合0%/UTFC社)又はUTLP-100(シトラス由来/DE10/アミド化割合0%/UTFC社)等を挙げることができる。
本発明の「保形性付与剤」はHMペクチンとLMペクチンの混合割合が30:70~70:30であることが好ましい。特に40:60~60:40であることが好ましく、さらに50:50であることが好ましい。
本発明の「保形性付与剤」は飲食品用であることが好ましい。ここで、「飲食品用」には飲食品そのものに用いるものに加えて、飲食品を製造するための材料に用いるものも含まれる。このような材料としては例えば、製菓・製パン用のフィリング剤やフラワーペースト等が挙げられる。
本発明の「保形性付与剤を含む飲食品」も飲食品そのものに加えて、飲食品を製造するための材料も含まれる。このような「飲食品」として、例えば、カスタードクリーム、ミルククリーム、チョコレートクリーム、青果物を原料に含むクリーム、フィリング、ソース、ジャム、マヨネーズ、チーズ、マーガリン、ゼリー、ドレッシング、フラワーペースト、焼成食品、ゾル状食品やゲル状食品等の物理的、化学的な作用によって形が崩れやすい飲食品が挙げられる。
以下の実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
本発明の実施例、比較例では次の試料を共通して使用した。
1.HMペクチン
1)UTHP-510(シトラス由来/DE70以上/UTFC社)
2)UTHP-410(シトラス由来/DE60/UTFC社)
3)UTHP-210(アップル由来/DE60/UTFC社)
2.LMペクチン
1)UTLP-40(シトラス由来/DE30/アミド化割合18%/UTFC社)
2)UTLP-20(アップル由来/DE30/アミド化割合18%/UTFC社)
3)UTLP-300(シトラス由来/DE30/アミド化割合0%/UTFC社)
4)UTLP-100(シトラス由来/DE10/アミド化割合0%/UTFC社)
3.油
サラダ油(食用大豆油、食用なたね油ブレンド品/日清オイリオ社)
4.増粘多糖類
1)キサンタンガムSATIAXANE(商標)CX90(キサンタンガム/UTFC社)
2)VIDOGUM L175HQ(ローカストビーンガム/UTFC社)
[実施例1、2]
保形性付与効果の検討
表1、2に記載の量となるようにHMペクチン、LMペクチンを組み合わせ保形性付与剤とし、次の工程によりカスタードクリームを製造した。なお、比較としてキサンタンガム及びローカストビーンガムを用いた。
1)グラニュー糖 20.0重量%、脱脂粉乳 2.0重量%、加工澱粉(コーン由来安定架橋化澱粉) 3.0重量%、薄力粉 3.0重量%に、表1、2に記載の濃度となるようにHMペクチン、LMペクチン、キサンタンガム、又はローカストビーンガムのいずれか一種以上の各粉体を混合した。
2)上記1)の工程によって得た粉体混合物をイオン交換水16.9重量%、水飴 15.0重量%、サラダ油 10.0重量%及び全卵 10.0重量%と混合し撹拌機EYELA NZ-1100(東京理科器械株式会社)を用いて500rpmで10分間攪拌した。
3)上記2)の工程を経た後、加熱して90℃でさらに10分間攪拌した。
4)上記3)の工程を経て得た攪拌物に脱イオン水を加えて重量を調整し、得られたカスタードクリームを容器(素材:耐熱PP、容量:90cc、上面(直径):64mm、高さ:35mm、下面(直径):45mm)に充填し冷蔵保存(10℃)した。
評価方法
上記にて保管した後、1日経過後の各カスタードクリームを型(内径30mm、高さ20mm)に充填し、型から外し、定規で高さを測定した(焼成前の高さ)。その後、ろ紙の上にカスタードクリームを乗せ、乾燥を防ぐ為にアルミカップで覆い、180℃で10分間焼成した。焼成後のカスタードクリームの高さも定規で測定し(焼成後の高さ)、焼成前後の高さから次の計算式により残存率を調べ加熱によって形がどれだけ保たれているかを評価した。結果は表1、2に示した。
[式1]
Figure 0007245489000001
Figure 0007245489000002
Figure 0007245489000003
表1に示されるように、シトラス又はアップル由来のHMペクチン及び、シトラス又はアップル由来のアミド化されていないLMペクチンを組み合わせることにより、これらのHMペクチン、アミド化されていないLMペクチンを単独で用いた場合やキサンタンガム、ローカストビーンガムを用いた場合と比べてカスタードクリームの形状が維持されることが確認できた。表2に示されるように、形状が維持できるという効果は、シトラス又はアップル由来のHMペクチン及び、シトラス又はアップル由来のアミド化されていないLMペクチンを用いた場合に顕著であった。
したがって、シトラス又はアップル由来のHMペクチン及び、シトラス又はアップル由来のアミド化されていないLMペクチンを組み合わせることにより保形性付与剤が提供できることが確認できた。この剤は焼成前後でもカスタードクリームの形状が維持できることから耐熱性の保形性付与剤であった。
本発明により、従来のフィリング剤や耐熱性の素材等と比べて、より少ない成分で簡便かつ安価に保形性を付与できる新たな剤の提供が可能となった。本発明の保形性付与剤は、製菓・製パン用のフィリング、マーガリン、カスタードクリーム等の軟らかく、形が崩れやすい飲食品や、飲食品を製造するための材料等の形を保つことに役立つ。また、同様に軟らかく崩れやすい物性の医薬品、医薬部外品等に適用することもできる。

Claims (4)

  1. 由来がシトラス又はアップルのいずれかである、DE値が60~70のHMペクチン及び、DE値が10~30であり、かつ、アミド化されていないLMペクチンを組み合わせてなるフィリング用の保形性付与剤であって、HMペクチンとLMペクチンの混合割合が30:70~70:30であり、フィリングに対してHMペクチン及びLMペクチンが各0.03重量%~0.07重量%となるように混合して使用される保形性付与剤。
  2. 請求項1に記載の保形性付与剤を含むフィリング
  3. 由来がシトラス又はアップルのいずれかである、DE値が60~70のHMペクチン及び、DE値が10~30であり、かつ、アミド化されていないLMペクチンを、30:70~70:30の混合割合で組み合わせる工程を含む、保形性付与剤の製造方法。
  4. フィリングに対してHMペクチン及びLMペクチンが各0.03重量%~0.07重量%となるように請求項1に記載の保形性付与剤を混合する工程を含む、フィリングの製造方法。
JP2018113545A 2018-06-14 2018-06-14 保形性付与剤 Active JP7245489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018113545A JP7245489B2 (ja) 2018-06-14 2018-06-14 保形性付与剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018113545A JP7245489B2 (ja) 2018-06-14 2018-06-14 保形性付与剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019213506A JP2019213506A (ja) 2019-12-19
JP7245489B2 true JP7245489B2 (ja) 2023-03-24

Family

ID=68917909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018113545A Active JP7245489B2 (ja) 2018-06-14 2018-06-14 保形性付与剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7245489B2 (ja)

Non-Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Biomacromolecules, 2002年,Vol.3,p.1144-1153
Carbohydrate Polymers, 2013年,Vol.92,p.1133-1142,http://dx.doi.org/10.1016/j.carbpol.2012.09.100
Danisco breaks ground on pectin plant in Brazil,DAIRY report.com, 2008年,p.1-2,https://www.dairyreporter.com/Article/2004/10/14/Danisco-breaks-ground-on-pectin-plant-in-Brazil, 検索日:2022年2月2日
Food Hydrocolloids, 2007年,Vol.21,p.480-486,doi:10.1016/j.foodhyd.2006.07.005
LWT - Food Science and Technology, 2009年,Vol.42,p.788-795,doi:10.1016/j.lwt.2008.08.014
Scientia Iranica, 2005年,Vol.12, No.3,p.306-310
ペクチンに関する調理科学的研究, 果実ペクチンの化学的性状ならびに物性,家政学雑誌, 1985年,Vol.36, No.8,p.561-576
ペクチンの性状とゲル化,高分子, 1966年,Vol.15, No.169,p.294-301

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019213506A (ja) 2019-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5901617B2 (ja) オルガノゲルを含む食品組成物
JP6556678B2 (ja) 粘性を有する栄養組成物
WO2009139423A1 (ja) 食品用品質改良剤および食品
JP6490593B2 (ja) 酸性水中油型乳化調味料
JP2011120571A (ja) 水中油型乳化状調味料及びその製造方法
AU2021450710A1 (en) Scrambled-egg-like food product and cooked-egg-like food product
JPWO2019065722A1 (ja) 水中油型乳化調味料
WO2012133570A1 (ja) 容器入り液状又はペースト状食品組成物、及びその製造方法
JP7245489B2 (ja) 保形性付与剤
JP6483719B2 (ja) フラワーペースト調製用粉体組成物
JP7497569B2 (ja) 冷凍ゲル状食品
JP4994336B2 (ja) パン
JP2001178388A (ja) カスタード風味クリームとその製造法
JP2019154384A (ja) 経時でのサクサク感が維持されたクッキー又はタルト生地及びパイ生地
JP5951436B2 (ja) 容器入り液状又はペースト状食品組成物の製造方法
JP2006314302A (ja) 澱粉含有組成物及びその製造方法
JP6848313B2 (ja) 水中油型乳化組成物
ES2376601T3 (es) Composición para masa laminada.
JP2023044749A (ja) 冷蔵菓子用ペースト
JP2023034655A (ja) 菓子用ペースト
JP2023042379A (ja) 菓子用ペースト
CN116761517A (zh) 蛋黄酱风味调味品
JP2005168390A (ja) メープルジャム様食品とその製造方法
JP2023042381A (ja) 菓子用ペーストの製造方法
JP2016063767A (ja) 多層ケーキ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221226

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20221226

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230113

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7245489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150