JP7245355B2 - 非水電解液及びリチウムイオン二次電池 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、導電材を混合させた導電材含有ラジカル材料を含有する二次電池用電極及び該電極を備える二次電池が提案されている。また、特許文献2には、ラジカル材料としてニトロキシドラジカル化合物を含むスピンラベル化剤を用いてスピンラベル化処理が施された活物質及び該活物質を含む電極層を備える二次電池が提案されている。さらに、特許文献3には、ラジカル材料としてアザアントラキノン骨格を有するポリマーを含む電極活物質及び該電極活物質を含む電極を備える二次電池が提案されている。
・本開示の非水電解液は、電解質塩としてリチウム塩と、電解液溶媒と、ニトロキシラジカル基を有する化合物とを含むことを特徴とする。
・また、本開示の非水電解液は、電解質塩としてリチウム塩と、電解液溶媒と、ニトロキシラジカル基を有する化合物とを含み、前記リチウム塩は、下記一般式(1)で表されるスルホニルイミド化合物を含むことを特徴とする。
LiN(XSO2)(FSO2) (1)
(一般式(1)中、Xはフッ素原子、炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のフルオロアルキル基を表す。)
・本開示のリチウムイオン二次電池は、前記の非水電解液が用いられてなる。
本実施形態に係る非水電解液は、電解質塩としてリチウム塩と、電解液溶媒とを含み、さらにニトロキシラジカル基を有する化合物を含むものである。この非水電解液は、非水電解液二次電池の中でも、特にリチウムイオン二次電池に好適に用いられる。
本実施形態に係る非水電解液は、電解質塩としてリチウム塩を含む。リチウム塩としては、例えば、一般式(1):LiN(XSO2)(FSO2)で表されるスルホニルイミド化合物(以下単に「スルホニルイミド化合物」ともいう」)等が挙げられる。一般式(1)中、Xはフッ素原子、炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のフルオロアルキル基を表す。炭素数1~6のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基が挙げられる。炭素数1~6のアルキル基の中では、炭素数1~6の直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基が好ましく、炭素数1~6の直鎖状のアルキル基がより好ましい。炭素数1~6のフルオロアルキル基としては、炭素数1~6のアルキル基が有する水素原子の一部又は全部がフッ素原子で置換されたものが挙げられる。炭素数1~6のフルオロアルキル基の具体例としては、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、フルオロエチル基、ジフルオロエチル基、トリフルオロエチル基、ペンタフルオロエチル基等が挙げられる。置換基Xとしては、フッ素原子、トリフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基が好ましい。
非水電解液は、電解液溶媒を含む。電解液溶媒は、前記電解質塩を溶解、分散できるものであれば特に限定されない、電解液溶媒としては、非水系溶媒、電解液溶媒に代えて用いられるポリマー及びポリマーゲル等の媒体等が挙げられ、電池に一般に使用される溶媒はいずれも使用できる。
非水電解液は、ラジカル材料として、ニトロキシラジカル基を有する化合物をさらに含む。
非水電解液は、リチウムイオン二次電池の各種特性の向上を目的とする添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては、無水コハク酸、無水グルタル酸、無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無水グルタコン酸、無水イタコン酸、無水ジグリコール酸、シクロヘキサンジカルボン酸無水物、シクロペンタンテトラカルボン酸二無水物、フェニルコハク酸無水物等のカルボン酸無水物;エチレンサルファイト、1,3-プロパンスルトン、1,4-ブタンスルトン、メタンスルホン酸メチル、ブサルファン、スルホラン、スルホレン、ジメチルスルホン、テトラメチルチウラムモノスルフィド、トリメチレングリコール硫酸エステル等の含硫黄化合物;1-メチル-2-ピロリジノン、1-メチル-2-ピペリドン、3-メチル-2-オキサゾリジノン、1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン、N-メチルスクシンイミド等の含窒素化合物;モノフルオロリン酸塩、ジフルオロリン酸塩等のリン酸塩;ヘプタン、オクタン、シクロヘプタン等の飽和炭化水素化合物;ビニレンカーボネート(VC)、ビニルエチレンカーボネート(VEC)、メチルビニレンカーボネート(MVC)、エチルビニレンカーボネート(EVC)等の不飽和結合を有する環状カーボネート;フルオロエチレンカーボネート(FEC)、トリフルオロプロピレンカーボネート、フェニルエチレンカーボネート及びエリスリタンカーボネート等のカーボネート化合物;リチウムビスオキサレ-トボラ-ト(LiBOB)等のオキサラトボレートのアルカリ金属塩;スルファミン酸(アミド硫酸、H3NSO3);スルファミン酸塩(リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、ストロンチウム塩、バリウム塩等のアルカリ土類金属塩;マンガン塩、銅塩、亜鉛塩、鉄塩、コバルト塩、ニッケル塩等の他の金属塩;アンモニウム塩;グアニジン塩等)等が挙げられる。これら添加剤は、それぞれ単独で用いてもよく、2種類以上を併用してもよい。これら添加剤の中では、電池の界面抵抗をより一層低減する観点から、H3NSO3及びその塩(以下「スルファミン酸化合物」ともいう)が好ましく、H3NSO3及びそのリチウム塩がより好ましく、H3NSO3及びLiH2NSO3がさらに好ましい。なお、LiH2NSO3は、以下の実施例に記載の方法により製造できる。
非水電解液(A)は、ニトロキシラジカル基を有する化合物の添加効果をより一層向上させる観点から、さらに他添加剤を含んでいてもよい。非水電解液(A)に他添加剤を添加することにより、非水電解液(A)に含まれるスルホニルイミド化合物由来の不純物(酸分)であるフルオロスルホン酸(HFSO3)が他添加剤に捕捉(トラップ)される。また、フルオロリン酸化合物を含む非水電解液(A)では、フルオロリン酸化合物由来の不純物であるフッ化水素酸(HF)が他添加剤にトラップされる。
非水電解液(A)に炭酸塩等を添加した場合、得られた溶液(以下「非水電解液(B)」ともいう)を濾過することが好ましい。この非水電解液(B)を濾過することで、非水電解液(B)中に残る炭酸塩等を取り除く。
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池は、電極(正極及び負極)と、正極及び負極との間に設けられたセパレーターと、セパレーターに含浸された状態で、正極及び負極等と共に外装ケースに収容される非水電解液とを備える。このリチウムイオン二次電池では、本実施形態に係る非水電解液が用いられてなる。
正極は、正極集電体及び正極合材層を含み、正極合材層が正極集電体上に形成されている。
負極は、負極集電体及び負極合材層を含み、負極合材層が負極集電体上に形成されている。
電極は、例えば、集電体に電極組成物を塗布し、乾燥させて電極合材層を形成させることによって製造できる。なお、電極には、必要により、例えば、金型プレス、ロールプレス等を用いて加圧処理を施してもよい。
セパレーターとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、フッ素樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリアミド系樹脂、セルロース系樹脂(セルロース系繊維)、ポリパラフェニレンテレフタルアミド等のアラミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等の樹脂からなるフィルムを用いることができる。
本実施形態に係る二次電池は、例えば、正極と負極とをセパレーターを介して重ね合わせ、得られた積層体を電池容器に入れ、電池容器に非水電解液を注入して封口することにより、容易に製造できる。
(実施例1)~(実施例3)
電解液溶媒としてエチレンカーボネート(EC):エチルメチルカーボネート(EMC)=3:7(体積比)組成の混合溶媒(キシダ化学(株)製)に、電解質塩(リチウム塩)としてLiFSI((株)日本触媒製)及びLiPF6(ステラケミファ(株)製)をそれぞれ表1に示す濃度となるように溶解した。
実施例3で得られた非水電解液に、他添加剤として、LiH2NSO3及びLi2CO3(富士フイルム和光純薬(株)製)をそれぞれ非水電解液質量比で0.5質量%となるように添加し、1日撹拌した。
非水電解液にニトロソジスルホン酸カリウムを添加しなかったこと以外は、実施例1と同様にして非水電解液を調製した。
非水電解液にニトロソジスルホン酸カリウムを添加しなかったこと以外は、実施例2と同様にして非水電解液を調製した。
非水電解液にニトロソジスルホン酸カリウムを添加しなかったこと以外は、実施例3と同様にして非水電解液を調製した。
(1)ラミネート電池の作製
(正極の作製)
三元系正極活物質であるLiNi1/3Co1/3Mn1/3O2(ユミコア製、品番:MX7h)、アセチレンブラック(AB、デンカ(株)製、製品名:デンカブラック(登録商標))、グラファイト(日本黒鉛工業(株)製、品番:SP270)、及びポリフッ化ビニリデン(PVdF、(株)クレハ製、品番:KF1120)をN-メチル-2-ピロリドン(NMP)中に分散させて正極合材スラリー(正極活物質:AB:グラファイト:PVdF=93:2:2:3(固形分質量比))を作製した。
負極活物質としてグラファイト(天然黒鉛(日立化成(株)製、品番:SMG):人造黒鉛(TIMCAL製、品番:SFG15)=85:15(固形分質量比))、スチレン-ブタジエンゴム(SBR、結着剤)及びカルボキシメチルセルロース(CMC、結着剤)を、超純水中に分散させて、負極合材スラリー(負極活物質:SBR:CMC=97.3:1.5:1.2(固形分質量比))を作製した。
得られた正極及び負極をそれぞれカットし、極性導出リードを超音波で溶接し、16μmのポリエチレン(PE)セパレーターを介して該正極及び負極を対向させ、ラミネート外装で3方を封止した。未封止の1方より、前記で得られた各非水電解液を700μL添加した。これにより4.2V、容量30mAhのラミネート電池(以下「セル」ともいう)を作製した。
得られたラミネート電池を、充放電試験装置(アスカ電子(株)製、品番:ACD-01、以下同じ)を用い、常温(25℃、以下同じ)にて0.1C(3mA)の電流値で90分充電した。充電後、封止部の一辺を開裂してガス抜きを行った後、該一辺を真空中で再封止した。その後、常温で3日間放置した。放置後、常温にて0.5C(15mA)、4.2Vで5時間の定電流定電圧充電(CCCV)をした。その後、常温にて0.2C(6mA)、2.75V終止(放電終止電圧)の定電流放電をした。さらに前記と同様の条件で定電流定電圧充電をした後、常温にて1C(30mA)、2.75V終止の定電流放電をした。以上をセルのエージング工程とした。
エージング後のセルを、常温にて4.2V、1C(30mA)で30分の定電流充電をした後、充電深度(SOC)50%、25℃及び-30℃の条件下で、インピーダンスアナライザ(Bio Logic製、品番:VSP-300)を用い、周波数1GHzから10mHzまでのインピーダンス測定を行った。得られた測定値の円弧が発散する周波数から、実軸抵抗を求めた。その結果を表1の「実軸抵抗」における「25℃」及び「-30℃」の欄に示す。
実施例1の実質抵抗値の低減率(%)=[(実施例1の実質抵抗値)/(比較例1の実質抵抗値)]×100 (式1)
により求めることができる。前記(式1)により求められる実軸抵抗の低減率は0.1%の差があれば、実質抵抗値が低減したといえる。
エージング後のセルを、常温にて4.2V、1C(30mA)で30分の定電流充電をし、充電深度(SOC)50%とした。続いて、充電深度(SOC)50%から0.2Cで10秒間放電し、30分休止した後、1Cで10秒放電し、更に30分休止した後、2Cで10秒間放電した。各放電電流を横軸に、放電前後の△Vを縦軸にプロットし、その直線の傾きをDCRとした。各基準比較例のDCRを100%として、当該各基準比較例と同じ塩組成の各実施例のDCRの低減率を表1の「DCR低減率」の欄に示す。
前記「(2)実軸抵抗の評価」において、インピーダンス測定後のセルを、常温にて4.2V、1C(30mA)で3時間終止の定電流定電圧充電をした。この充電後の状態を満充電状態として、60℃で14日間保存した。保存後、25℃で冷却した後、25℃にて1C(30mA)で2.75V終止までの放電を行った。放電後、25℃にて4.2V、1C(30mA)で0.6mA終止の定電流定電圧充電を行い、1C(30mA)、2.75V終止の放電で放電容量を確認した。その測定結果を表1の「60℃で14日保存」における「放電容量」の欄に示す。
実施例1の60℃で14日間保存後又は85℃で3日間放置後の放電容量の改善率(%)=[(実施例1の60℃で14日間保存後又は85℃で3日間放置後の放電容量)/(比較例1の60℃で14日間保存後又は85℃で3日間放置後の放電容量)]×100 (式2)
により求めることができる。前記(式2)により求められる高温保存後の放電容量の改善率は0.1%の差があれば、高温保存後の放電容量が改善したといえる。
前記「(3)直流抵抗(DCR)の評価」において、DCR測定後のセルを45℃にて、以下のサイクル条件でサイクル試験を行った。300サイクル後の容量維持率を以下の(式3)に基づいて求めた。その結果を表1の「300サイクル試験」における「容量維持率」の欄に示す。
・充電:4.2V、1C(30mA)で定電流定電圧充電(CCCV)、0.6mA終止、10分間休止
・放電:1C(30mA)で定電流(CC)放電、2.75V終止、10分間休止
実施例1の300サイクル試験後の容量維持率の改善率(%)=[(実施例1の300サイクル試験後の容量維持率)/(比較例1の300サイクル試験後の容量維持率)]×100 (式4)
により求めることができる。前記(式4)により求められる300サイクル試験後の容量維持率の改善率は0.1%の差があれば、サイクル特性が改善したといえる。
以上説明したように、本実施形態に係る非水電解液及び当該非水電解液が用いられてなるリチウムイオン二次電池によれば、以下の効果を得ることができる。
Claims (6)
- 電解質塩としてリチウム塩と、電解液溶媒と、ニトロキシラジカル基を有する化合物とを含み、
前記ニトロキシラジカル基を有する化合物がニトロソジスルホン酸及び/又は塩を含むことを特徴とする非水電解液。 - 前記リチウム塩が下記一般式(1)で表されるスルホニルイミド化合物を含む請求項1に記載の非水電解液。
LiN(XSO2)(FSO2) (1)
(一般式(1)中、Xはフッ素原子、炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のフルオロアルキル基を表す。) - 電解質塩としてリチウム塩と、電解液溶媒と、ニトロキシラジカル基を有する化合物とを含み、
前記リチウム塩が下記一般式(1)で表されるスルホニルイミド化合物を含むことを特徴とする非水電解液。
LiN(XSO2)(FSO2) (1)
(一般式(1)中、Xはフッ素原子、炭素数1~6のアルキル基又は炭素数1~6のフルオロアルキル基を表す。) - 前記リチウム塩が、下記一般式(2)で表される化合物、下記一般式(3)で表される化合物、及び六フッ化砒酸リチウムからなる群より選択される少なくとも1種の化合物を含む請求項1~3のいずれか1項に記載の非水電解液。
LiPFa(CmF2m+1)6-a (0≦a≦6、1≦m≦4) (2)
LiBFb(CnF2n+1)4-b (0≦b≦4、1≦n≦4) (3) - 前記ニトロキシラジカル基を有する化合物がニトロソジスルホン酸のアルカリ金属塩を含む請求項1~4のいずれか1項に記載の非水電解液。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の非水電解液が用いられてなるリチウムイオン二次電池。
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