JP7245225B2 - 電動工具および方法 - Google Patents

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    • H02K7/145Hand-held machine tool

Description

本発明は、
電動工具に関し、この電動工具が、
担持構造と、
この担持構造に配設された回転軸受と、
この回転軸受を介して前記担持構造に軸受けされた軸と、
この軸と連結された回転可能な工具、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、
この工具から発する力に依存するベクトル量の検出のためのストレーンゲージ装置と、および、
制御装置とを備えており、
この制御装置が、前記電動工具の現象及び/または状態を、検出された前記ベクトル量に従って認識するように形成されている。
特許文献1は、キックバック検知システムを有するテーブル鋸を記載しており、このキックバック検知システムが、軸受と軸との間に配設されたセンサーを備えている。このセンサーがストレーンゲージとして形成されていることは可能である。
国際出願公開第2014/105935号パンフレット
本発明の課題は、冒頭に記載された電動工具を、この電動工具がより簡単に製造され得るように修正することにある。
この課題は、請求項1に従う電動工具によって解決される。本発明に従い、
電動工具であって、この電動工具が、
- 担持構造と、
- この担持構造に配設された回転軸受と、
- この回転軸受を介して前記担持構造に軸受けされた軸と、
- この軸と連結された回転可能な工具、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、
- この工具から発する力に依存するベクトル量の検出のためのストレーンゲージ装置と、および、
- 制御装置とを備えており、
この制御装置が、前記電動工具の現象及び/または状態を、検出された前記ベクトル量に従って認識するように形成されている様式の上記電動工具において、
前記ストレーンゲージ装置が、前記回転軸受と連結された不動の構造部分に配設されており、且つ、前記回転軸受には配設されていないこと、
前記構造部分が、前記担持構造の一部である、及び/または、直接的に前記担持構造に配設されていること、
前記ストレーンゲージ装置が、複数のストレーンゲージを備えており、これらストレーンゲージが、前記軸を取り囲んでいる軌道の上に分配されて配設されていること、
前記ストレーンゲージ装置が、前記ベクトル量を少なくとも2次元的なベクトルとして検出するように、および、
この目的のために、前記ベクトル量の基礎である量、即ち、力、加速度、速度、偏位、変形、及び/または、機械的な応力を、異なる少なくとも2つの空間方向において測定するように、形成されていること、および、
検出された前記ベクトル量の方向が、前記工具が前記軸(8)の軸線方向(x)に対して垂直方向に突き進む方向に相応すること、
前記制御装置が、前記電動工具の現象及び/または状態を、前記ベクトル量の方向及び/または方向変化に従い認識するように形成されていること、
前記制御装置が、認識されるべき現象及び/または状態として、
キックバック、前進鋸切断、後進鋸切断、加工材料内への前記工具の進入、及び/または、前記電動工具、特に前記工具の摩耗状態を認識するように形成されていること、
前記制御装置が、複数の方向範囲を提供するように、および、異なる現象及び/または状態を、これら方向範囲の内のどの方向範囲内において前記ベクトル量の方向が位置しているのかに基づいて認識するように形成されていること、および、
前記制御装置が、
- 前記ベクトル量が第1の前記方向範囲内において位置する際に、前進鋸切断-現象もしくは前進鋸切断-状態が存在することを認識するように、
- 前記ベクトル量が第2の前記方向範囲内において位置する際に、後進鋸切断-現象もしくは後進鋸切断-状態、または、「進入-現象」が存在することを認識するように、および、
- 前記ベクトル量が第3の前記方向範囲内において位置する際に、キックバック-現象を認識するように、
形成されている。
この課題は、また、請求項10に従う電動工具によって解決される。本発明に従い、
前記ストレーンゲージ装置が、前記回転軸受と連結された不動の構造部分に配設されており、且つ、前記回転軸受には配設されていないこと、
前記構造部分が、前記担持構造の一部である、及び/または、直接的に前記担持構造に配設されていること、
前記ストレーンゲージ装置が、複数のストレーンゲージを備えており、これらストレーンゲージが、前記軸を取り囲んでいる軌道の上に分配されて配設されていること、
前記ストレーンゲージ装置が、前記ベクトル量を少なくとも2次元的なベクトルとして検出するように、および、
この目的のために、前記ベクトル量の基礎である量を、異なる少なくとも2つの空間方向において測定するように、形成されていること、および、
検出された前記ベクトル量の方向が、前記工具が突き進む方向に相応する。
表示「不動の構造部分」でもって、特に軸に対して不動である構造部分;即ちこの軸と共に回転しない構造部分、が理解されるべきである。
本発明は、特に、工具から発する力が、ただ直接的に回転軸受自体においてだけ検知可能であるのではなく、むしろ、特に同様にこの回転軸受と力伝達的に連結された不動の構造部分においても検出され得ることの認識に基づいている。ストレーンゲージは、それに応じて、直接的に回転軸受に配設されるのではなく-このことは、製造技術的に手間暇がかかる-、むしろ、前記の代わりに、不動の構造部分に装着される。
ストレーンゲージ装置は、合目的に、回転軸受から離間されている。
有利な構成において、構造部分は、担持構造の一部であり、この担持構造に回転軸受が配設されている。この構造部分が、例えば軸受フランジであることは可能であり、この軸受フランジ内へと回転軸受が組み込まれており、且つ、この軸受フランジにこの回転軸受が直接的に密接している。
合目的に、ストレーンゲージ装置は、回転軸受と反対側の、半径方向に外方へと向けられた軸受フランジの面に配設されており、及び/または、回転軸受から離間されて、半径方向に内方へと向けられた軸受フランジの面に配設されている。電動工具の現象及び/または状態を認識可能とするために、工具から発したこの位置における力が、ストレーンゲージ装置を用いて良好に十分に検出され得ることは判明した。
更に有利な構成に従い、構造部分は、伝動機構ハウジングの一部であり、且つ、回転軸受が、直接的にこの伝動機構ハウジングに密接している。合目的に、ストレーンゲージ装置は、回転軸受と反対側の、半径方向に外方へと向けられた伝動機構ハウジングの面、及び/または、半径方向に内方へと向けられた伝動機構ハウジングの面に配設されている。
制御装置によって特定されるべき状態は、電動工具の特にいわゆる「キックバック」である。この概念「キックバック」でもって、典型的に1つの現象が理解され、この現象において、電動工具による加工材料の加工の間じゅう、突然の、および、予期しない力がこの電動工具と加工材料との間で発生し、この力によって、この電動工具または加工材料が、その場合に加速され、且つ、移動の状態に陥らせられる。
テーブル丸鋸において、キックバックは、通常、使用者の方向への加工材料の予期しない加速を誘起する。ハンド丸鋸において、キックバックの際に、工具の予期され得ない移動という事態となる可能性がある。キックバックは、使用者の負傷を誘起する可能性があり、且つ、従って、作動信頼性の阻害を意味する。
キックバックは、特に、加工材料内への突然の、過度に迅速な工具の進入の際、後進鋸切断の際、加工材料内における工具の締付けの際、所定の材料特性(例えば、不均質の木材、応力)の際、及び/または、先の丸くなった工具の際に発生する可能性がある。検出された機械的な量に基づいての前記で説明された現象認識によって、特に、キックバック-現象は認識されるべきである。
認識されるべきキックバック、もしくは、キックバック-現象でもって、ここで、特に同様に目前に迫っているキックバックが、即ち、キックバックの原因が既に与えられているが、しかしながら、電動工具及び/または加工材料の如何なる著しい加速も未だに生じていないか、もしくは、電動工具及び/または加工材料の如何なる著しい加速も生じていない現象が意味される。
電動工具または加工材料がキックバックによって移動状態に置かれる、もしくは、著しく加速される以前に、このキックバックは、既に、工具から発する力がこの力の方向を変化することによって、到来が予告される。工具は、即ち、キックバックの直前もしくはキックバックの開始時に、標準の作動においてとは異なる方向に突き進む。この異なる方向への突進は、機械的な量の検出によって検知され得、それによって、キックバック-状態が存在することが推定される。
更に、認識されるべき現象が、加工材料内への工具の進入、前進鋸切断、後進鋸切断であることは可能である。
認識されるべき状態は、特に、電動工具の摩耗状態、有利には、鋸刃として形成された工具の摩耗状態である。
有利な更なる構成は、従属請求項の対象である。
本発明は、更に、電動工具の、現象及び/または状態の認識のための方法に関している。
合目的に、この方法は、ここで説明された電動工具を用いて実施される。
更に別の例示的な詳細、並びに、例示的な実施形態を、以下で、図との関連のもとで説明する。
第1の実施形態に従う電動工具の概略図である。 第2の実施形態に従う電動工具の、軸、回転軸受、および、担持構造の断面図である。 第2の実施形態に従う電動工具の断面図である。 第2の実施形態に従う電動工具の軸受フランジの図である。 第3の実施形態に従う電動工具の、軸、回転軸受、および、担持構造の断面図である。 第3の実施形態に従う電動工具の断面図である。 第4の実施形態に従う電動工具の断面図である。 機械的なベクトル量の、方向または方向変化に基づいての、現象及び/または状態認識の、図での説明のためのグラフである。 方法のブロックダイアグラムである。 第5の実施形態に従う電動工具の概略図である。
以下の説明において、図内において図示された方向「x」、「y」、「z」に関連される。これらx方向、y方向、および、z方向は、互いに直交して向けられている。x方向とy方向とは、同様に水平方向とも称され得、および、z方向が、同様に垂直方向とも称され得る。更に、y方向とz方向とは、軸8に関して半径方向と称され得、および、x方向が軸線方向と称され得る。
図1は、第1の実施形態に従う電気工具10を示している。電動工具10は、担持構造21、並びに、この担持構造21に配設された回転軸受27を備えている。この回転軸受27は、有利には、担持構造21に固定されており、及び/または、この担持構造によって担持される。
合目的に、回転軸受27は、例えばこの回転軸受の以下で更に説明される外側リング33、及び/または、この外側リング33に配設された(図内において示されていない)連結構造によって、直接的にこの担持構造21に密接している。
電動工具10は、更に、軸8、例えば駆動軸または従動軸を備えており、この軸が、回転軸受27を介して回転可能に担持構造21に軸受けされている。担持構造21は、有利には、この軸8と共に回転せず、且つ、同様に、不動構造とも称され得る。
電動工具10は、更に、この軸8と連結された、回転可能な工具1、特に鋸刃、ミーリングカッター、または、研磨ディスクを備えている。
電動工具10は、機械的な量3の検出のためのストレーンゲージ装置2を備えており、この機械的な量が、工具1から発する力に依存する。このストレーンゲージ装置2は、回転軸受27と力伝達的に連結された不動の構造部分5に配設されている。このストレーンゲージ装置は、回転軸受27には配設されていない。
更に、電動工具10は、制御装置4を備えており、この制御装置が、電動工具10の現象及び/または状態を、検出された機械的な量3に従って認識するように形成されている。
以下で、電動工具10の例示的な詳細、並びに、更に別の例示的な実施形態が説明される。
電動工具10は、有利には、鋸、特にハンド丸鋸またはプランジソー(Tauchsaege)である。この電動工具10が、更に、同様にフラットダボフライス加工機(Flachduebelfraese)またはアングルグラインダー(Winkelschleifer)として形成されていることも可能である。工具1は、特に円形であり、且つ、作動状態において例示的に時計方向において回転する。
例示的に、電動工具10は、ハウジング6を備えており、このハウジング内において、ストレーンゲージ装置2および制御装置4が配設されている。このハウジング6に、載置面32が設けられており、この載置面によって、電動工具10は、加工されるべき加工材料11の上に載置され得る。
電動工具10は、駆動装置7を備えている。この駆動装置7は、例えば、電気モーターと伝動機構とを備えている。この駆動装置7は、有利には、制御装置4によって制御される。電動工具10は、更に、軸8を備えており、この軸が、駆動装置7によって駆動され得る。この軸8は、この軸8の軸線方向によって、x方向において指向されている。工具1は、機械的に軸8と連結されている。合目的に、この工具1は、軸8に固定されている。
電動工具10は、更に担持構造21を備えており、この担持構造が、合目的にハウジング6内において配設されている。この担持構造21に、例えば、軸8が軸受けされている。更に、この担持構造21が、駆動装置7のためのハウジングとして形成されていることは可能である。この担持構造21が、例えば、駆動装置ハウジング、特に伝動機構ハウジングを具現するか、または備えていることは可能である。
例示的に、電動工具10は、ユーザインターフェース31を備えている。このユーザインターフェース31は、例えば入力装置を備えており、この入力装置によって、使用者が、電動工具10を、例えば、スイッチオンおよびスイッチオフ、及び/または、構成、及び/または、校正可能である。
図1内において示されているように、電動工具10は、加工材料11の加工の際に、典型的に、載置面32によってこの加工材料11の上で載置し、且つ、送り方向12において、加工材料11に対して相対的に移動される。例示的に、工具1の鋸の歯は、その際、下から上に加工材料11内へと鋸で切断する。
ストレーンゲージ装置2は、合目的に、担持構造21と回転軸受27とを介して、軸8と力伝達的に連結されている。このストレーンゲージ装置2は、特に、機械的な量3として、工具1から発する力によって生起される構造部分5の変形を検出するように形成されている。このストレーンゲージ装置2は、有利には、レーザー構造化されている。
図1内において、構造部分5は、例示的に、担持構造21の一部である。この構造部分5は、例示的に、リング形状及び/または円筒形状に形成されている。合目的に、構造部分5は、ここで、回転軸受27を担持している。
これに対して選択的に、構造部分5自体が、担持構造21の如何なる一部でもない、即ち、特に回転軸受27を担持しないことは同様に可能である。この選択的な場合において、この構造部分5は、合目的に、直接的に担持構造21に配設されている。有利には、構造部分5は、この場合に担持構造21を周囲から把持し、及び/または、特に担持構造21の上に装着されている。
回転軸受27は、有利には、直接的に担持構造21に配設されている。合目的に、この回転軸受27は、直接的に担持構造21に装着されている。
この回転軸受27は、以下で更に説明されるように、外側リング33を備えており、且つ、特にこの外側リング33(及び/または示されていない連結構造)によって、担持構造21に装着されている。有利には、担持構造21は回転軸受27を周囲から把持している。
合目的に、ストレーンゲージ装置2は、回転軸受27と反対側の、及び/または、半径方向に外方へと向けられた構造部分5の面に、このことが例示的に図1内において示されているように、配設されている。これに対して選択的に、ストレーンゲージ装置2が、同様に、回転軸受27から離間されて、半径方向に内方へと向けられた構造部分5の面に配設されていることも可能である。
例示的に、ストレーンゲージ装置2は、複数のストレーンゲージ25を備えており、これらストレーンゲージが、軸8を取り囲んでいる(仮想の)軌道の上に分配されて配設されている。この(仮想の)軌道は、有利には、円形である。これらストレーンゲージ25は、特に同じ角度間隔のもとで、互いに離間されている。例示的に、ストレーンゲージ25は、90°だけ、互いに離間されている。
示された構成に対して選択的に、ストレーンゲージ装置2が正に1つのストレーンゲージ25を備えること;即ち、構造部分5及び/または担持構造21に、ただ1つのストレーンゲージ25だけが設けられていることは同様に可能である。
このストレーンゲージ25は、その場合に、有利には、1つの角度範囲内において位置し、この角度範囲が、例えば以下で更に説明される方向範囲14、15、16(図8を参照)の内の1つの方向範囲内における、認識されるべき現象もしくは認識されるべき状態のための指標として利用される。
有利には、ストレーンゲージ装置2及び/または制御装置4は、機械的な量3を連続的に検出するように形成されており、従って、変化、特に機械的な量3の方向変化が検出され得る。
制御装置4は、例えば、マイクロコントローラーとして形成されている。この制御装置4は、情報伝達的に、ストレーンゲージ装置と連結されており、このストレーンゲージ装置が、同様にセンサー装置とも称され得る。
この制御装置4は、機械的な量3に基づいて、電動工具10の現象及び/または状態を特定するように形成されている。例えば、制御装置4は、検出された機械的な量3の方向が、所定の方向範囲の内側に位置するのかまたは外側に位置するのかどうかを確認するように、および、この確認に基づいて、特定された状態及び/または現象が存在するのかまたは存在しないのかどうかを判定するように形成されている。
これに対して付加的または選択的に、制御装置4は、同様に、機械的な量3、特にこの機械的な量3の値を閾値と比較するように、および、この比較に基づいて、特定された状態及び/または現象が存在するのかまたは存在しないのかどうかを判定するようにも形成されている。この場合に、機械的な量3は、同様にスカラー量としても検出され得る。
有利には、制御装置4は、機能特定情報に基づいて、選択的に第1の認識機能、または、この第1の認識機能と異なる第2の認識機能を特定するように、および、検出された機械的な量に基づく、キックバック-現象の認識を、特定された認識機能の使用のもとで実施するように形成されている。これら両方の認識機能は、合目的に、これらの感応性において相違している。
図2から7までの関連のもとで、以下で、例示的な実施形態に立ち入るべきであり、これら実施形態が、それぞれに、構造部分5、もしくは、この構造部分5におけるストレーンゲージ装置2の配設の、異なる構成に関係している。以下で説明される実施形態は、合目的に、前記で説明された第1の実施形態の更なる構成であり、従って、前記の説明が、同様に以下で説明される実施形態にも適用される。
第2の実施形態に従い、担持構造21は、軸受フランジ9を備え、且つ、構造部分5が、この軸受フランジ9の一部である。ストレーンゲージ装置2は、この軸受フランジ9に配設されている。
第2の実施形態の例示的な構成は、図2、3および4内において示されている。図3内において、第2の実施形態に従い形成された電動工具20が示されている。
回転軸受27は、ここで、例示的に、直接的に軸受フランジ9に配設されている。この軸受フランジ9は、回転軸受27を周囲から把持し;この回転軸受27が、特に半径方向に内方へと向けられた軸受フランジ9の面に密接している。ストレーンゲージ装置2は、回転軸受27と反対側の、且つ、半径方向に外方へと向けられた、軸受フランジ9の面に配設されている。
示されていない構成に従い、ストレーンゲージ装置2が、同様に、回転軸受27から離間されて、半径方向に内方へと向けられた、軸受フランジ9の面に配設されていることも可能である。
合目的に、軸受フランジ9は、円筒形の切欠き部の様式における回転軸受収容部44を有している。この回転軸受収容部44は、例示的に、同様に内側の外套面とも称され得る半径方向の内方へと向けられた面45と、軸線方向に対して法線方向に向けられたリング形状の当接面46とを備え、この当接面が、回転軸受収容部44を軸線方向において区画している。
組み込まれた状態において、回転軸受27は、合目的に、この回転軸受の外側リング33でもって、内側の外套面45に密接し、且つ、この回転軸受の端側面でもって、合目的に、当接面46に密接している。
軸受フランジ9は、合目的に、総じてリング形状の基礎形態を備えており、且つ、円形の開口部を有しており、この開口部を通って軸8が延びている。軸受フランジ9の内径は、合目的に、軸8の外径よりも大きく、従って、この軸8と軸受フランジ9とが、有利には接触しない。軸受フランジ9は、有利には、一体的な部材である。
合目的に、軸受フランジ9は、軸8の軸線方向に接し合って連なる複数の軸線方向部分を備えており、この軸線方向部分が、合目的に、それぞれに1つのリング形状の基礎形態を有している。例示的に、この軸受フランジは、軸線方向部分として、フランジ部分36、回転軸受-収容部分37、および、カラー部分38を備えている。
フランジ部分36は、例示的に半径方向-即ち、y方向およびz方向-に、最大の軸線方向部分の延在部を有している。更に、このフランジ部分36は、例示的に最小の内径を有する軸線方向部分である。このフランジ部分36は、(図4内において示されている)固定部分39を備えており、これら固定部分によって、軸受フランジ9が、(以下で更に説明されるように)第1の部分区間22において固定されている。
フランジ部分36に、軸線方向において、回転軸受-収容部分37が連なり、この回転軸受-収容部分内において、回転軸受収容部44が配設されている。この回転軸受-収容部分37は、合目的に、フランジ部分36よりも小さな外径、及び/または、このフランジ部分36よりも大きな内径を有している。
回転軸受-収容部分37に、軸線方向において、カラー部分38が連なっている。このカラー部分38は、合目的に、同様に回転軸受収容部44の軸線方向の延在部の一部も提供する。このカラー部分38は、例示的に、回転軸受-収容部分37より小さな外径、及び/または、この回転軸受-収容部分37と同じ内径を有している。
例示的に、ストレーンゲージ装置2は、カラー部分38に、特にこのカラー部分38の半径方向に外方へと向けられた外套面に配設されている。合目的に、カラー部分38は構造部分5を具現する。
示されていない構成に従い、ストレーンゲージ装置2は、同様に内方へと向けられた、軸受フランジ9、特にカラー部分38の外套面に配設されていることも可能である。
例示的に、カラー部分38の周囲に分配されて配設された、4つのストレーンゲージ25が設けられている。これに対して選択的に、同様に、正に1つ、2つまたは3つのストレーンゲージ25、または、4つよりも多いストレーンゲージ25が設けられていることも可能である。
図2内において示されているように、軸受フランジ9は、第1の部分区間22と共に、担持構造21を形成している。この第1の部分区間22は、合目的に、伝動機構ハウジングの一部である。例示的に、この第1の部分区間22は、中空円筒形の形状を有しており、且つ、合目的に、軸8を取り囲んでおり、その際、この第1の部分区間22が、軸8から有利には離間されている。
軸受フランジ9は、特に第1の部分区間22の端部において固定されている。合目的に、この軸受フランジ9は、フランジ部分36、特に固定部分39を介して、第1の部分区間22、特に伝動機構ハウジングに固定されている。
例示的に、この固定部分39は、穿孔を備えており、軸受フランジ9を第1の部分区間22に固定するために、この穿孔を通って、固定手段、例えばねじが係合する。
例示的に、第1の部分区間22は、この第1の部分区間の内側の外套面でもって、軸受フランジ、特に回転軸受-収容部分37の外側の外套面に密接する。合目的に、この第1の部分区間22の内側の外套面は、カラー部分38の外側の外套面の向かい側に位置し、且つ、このカラー部分の外側の外套面から、および、特に同様にストレーンゲージ装置2からも、半径方向に離間されている。
回転軸受27は、この回転軸受の外側リング33でもって、軸受フランジ9の内側面に密接し、且つ、有利には、回転不能に軸受フランジ9に固定されている。この回転軸受27は、転動体35並びに内側リング34を備えており、この内側リングが、これら転動体35を介して、外側リング33に対して相対的に、回転可能に軸受けされている。内側リング34に、軸8が固定されている。
第2の実施形態の変形例において、ストレーンゲージ装置2は、同様に、第1の部分区間22において、特にこの第1の部分区間22の半径方向に外方へと及び/または半径方向に内方へと向けられた面、例えば外套面において配設されている。更に、このストレーンゲージ装置2が、同様に、軸受フランジ9及び/または第1の部分区間22を周囲から把持する構造部分に配設されていることも可能である。
第3の実施形態に従い、ストレーンゲージ装置2は、担持構造21に配設されている。回転軸受27は、合目的に、軸受フランジに配設されているのではなく、むしろ、前記の代わりに、例示的に担持構造21のリング形状または中空円筒形の部分に配設されており、この部分が、同様に第1の部分区間22と称され得る。
この第3の実施形態は、図5および6内において見て取れ;図6が、この第3の実施形態に従い形成された電動工具30を示している。
例示的に、第3の実施形態は、軸受フランジ9が設けられていなく、回転軸受が直接的に第1の部分区間22に密接し、且つ、ストレーンゲージ装置2がこの第1の部分区間22に配設されていることの相違を有して、第2の実施形態のように構成されていることは可能である。
合目的に、ストレーンゲージ装置2は、回転軸受27と反対側の、及び/または。半径方向に外方へと向けられた、担持構造21、特に第1の部分区間22の面に配設されている。これに対して選択的または付加的に、ストレーンゲージ装置2が、同様に、半径方向に内方へと向けられた、担持構造21、特に第1の部分区間22の面に配設されていることも可能である。
回転軸受27は、例示的に、直接的に担持構造21、特に第1の部分区間22に密接している。この担持構造21は、回転軸受27を周囲から把持している。半径方向に内方へと向けられた、担持構造21、特に第1の部分区間22の外套面は、半径方向に外方へと向けられた、回転軸受27、特に外側リング33の面に密接している。
担持構造21、特に第1の部分区間22は、有利には、伝動機構ハウジングの一部分であり、この伝動機構ハウジングが、有利には、同様に駆動装置7も担持している。構造部分5は、ここで、従って、伝動機構ハウジングによって提供される。
図5内において見て取れるように、ストレーンゲージ装置2が、回転軸受27に対して相対的に、異なる軸線方向範囲41、42、43内において配設されていることは可能である。有利には、ストレーンゲージ装置2は、これら軸線方向範囲41、42、43の内のただ1つだけの軸線方向範囲内において配設されており、しかしながら、同様に、複数の軸線方向範囲41、42、43内において配設されていることも可能である。
例示的に、ストレーンゲージ装置2は、軸8の軸線方向において、回転軸受27が配設されている第1の軸線方向範囲41内において配設されている。
これに対して選択的または付加的に、ストレーンゲージ装置2が、同様に、この第1の軸線方向範囲41に隣接する第2の軸線方向範囲42内において、及び/または、この第1の軸線方向範囲41から離間された第3の軸線方向範囲43内において配設されていることも可能である。
ストレーンゲージ装置2は、図5内において、異なる軸線方向範囲41、42、43内において、それぞれに半径方向に外方へと向けられた、第1の部分区間22の面に配設されており、しかしながら、同様に、半径方向に内方へと向けられた面、特に回転軸受27と同じ面に配設されていることも可能である。
この配設可能性は、合目的に、同様に他の実施形態にも適用される。
第3の実施形態の変形例において、ストレーンゲージ装置2は、第1の部分区間22を周囲から把持する構造部分に配設されている。
図7は、第4の実施形態に従う、電動工具を示している。この第4の実施形態において、ストレーンゲージ装置2は、複数のストレーンゲージ25、26を備えており、これらストレーンゲージが、担持構造21に配設されている。例えば、これらストレーンゲージは、担持構造21に粘着またはレーザー構造化されている。
ストレーンゲージ25、26は、担持構造21の変形の検出のために利用され、この変形が、軸8から担持構造21に対して作用する力によって誘起される。
合目的に、ストレーンゲージ25、26は、軸8に対して相対的に半径方向に外方へと延びる、担持構造21の2つの部分24に配設されている。例示的に、ストレーンゲージ25は、水平方向に延びる部分24に配設されており、且つ、ストレーンゲージ26が、垂直方向に延びる部分24に配設されている。これら部分24は、特にウェブ形状に形成されている。
部分24は、合目的に、担持構造21の第1の部分区間22と第2の部分区間23とを互いに結合している。例示的に、第1の部分区間22は軸8を取り囲んでいる。特に、第1の部分区間22は、伝動機構ハウジングを具現し、または、伝動機構ハウジングを備えている。有利には、軸8は、第1の部分区間22において軸受けされている。
第2の部分区間23は、工具1から発する力の伝達経路内において、合目的に、第1の部分区間22の後方-即ちこの第1の部分区間22の下流側-に位置している。
合目的に、前記で述べられた構造部分5を有する構成要素は、後付け装置として提供され、この後付け装置によって、電動工具、特に完全に機能を果たす能力のある電動工具がシステムアップされ得る。この工具は、有利には、鋸、フラットダボフライス加工機、または、アングルグラインダーである。特に前記で説明された軸受フランジ9、担持構造21、及び/または、第1の部分区間22は、後付け装置として提供され得る。
そのような後付け装置は、電動工具のシステムアップに利用され、この電動工具が、担持構造21と、この担持構造21に配設された回転軸受27と、この回転軸受27を介してこの担持構造21に軸受けされた軸8と、および、この軸8と連結された回転可能な工具1、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクとを備えており、
その際、この後付け装置が、構造部分5を備えており、この構造部分に、ストレーンゲージ装置2が配設されており、且つ、この後付け装置が、この構造部分5が回転軸受27と力伝達的に連結された不動の構造部分として組み込み可能であるように形成されており、従って、このストレーンゲージ装置2が回転軸受27に配設されていない。
後付け装置は、特に、この後付け装置の組み込みによって図2または5に従う構成が達成され得るように構成されている。
電動工具、特に完全に機能を果たす能力のある電動工具は、後付け装置でもって、以下のステップ:即ち、後付け装置の組み込みのステップによって、システムアップされ得、従って、電動工具内における構造部分(5)が、回転軸受(27)と力伝達的に連結された不動の構造部分であり、且つ、ストレーンゲージ装置(2)が回転軸受(27)に配設されていない。
更に、システムアップの際、特に前記のステップの以前に、以下のステップ:即ち、回転軸受(27)と力伝達的に連結された構造部分の、特に回転軸受、担持構造、及び/または、この担持構造の部分区間の、取り外しのステップが実施され得る。
以下で、詳細に、ベクトル量としての機械的な量3の検出および評価に立ち入るべきである。以下の説明は、全ての実施形態に適用される。
合目的に、ストレーンゲージ装置2は、機械的なベクトル量としての機械的な量を検出するように形成されており、および、制御装置4が、電動工具10、20、30、40、50の現象及び/または状態を、この機械的なベクトル量3の方向及び/または方向変化に従い認識するように形成されている。
検出された機械的なベクトル量3の方向及び/または方向変化に基づいて、電動工具10の現象認識及び/または状態認識が行われることによって、この電動工具10の現象変化または状態変化は、既に極めて早い時点で確認され得る。この現象認識及び/または状態認識は、これに伴って改善される。
例示的に、ストレーンゲージ装置2は、複数のストレーンゲージ25を備えており、これらストレーンゲージによって、それぞれに、構造部分5の変形が検出される。異なるストレーンゲージ25の検出された変形から、変形ベクトルが形成され得、この変形ベクトルが、有利には、機械的なベクトル量として利用される。
この機械的なベクトル量の方向に基づいて、合目的に、工具1から発する力が推定され得、もしくは、どの方向に、工具1が、特にこの工具1の他の構成要素、例えばハウジング6に対して相対的に突き進むのかが認識され得る。有利には、検出された機械的なベクトル量の方向は、工具1が突き進む方向に相応する。
図8に基づいて、以下で、どのように、特定された現象及び/または状態の認識が例示的に行われ得るのかを、詳細に説明する。
図8は、異なる方向範囲14、15および16と、2つの方向閾値17、18と、および、検出された機械的なベクトル量3とに関する、1つのダイヤグラムを示している。
このダイヤグラムは、4つの四分円に分割されている。それぞれの四分円は、90°を備えている。参照符号19は、0°線を表示している。
以下で説明される角度座標、もしくは、角度数は、数学的に正の回転方向(反時計方向)において理解されるべきである。合目的に、この0°線は、載置面32及び/または送り方向12に対して平行に延びている。
方向範囲14、15および16は、例示的に、2次元的な方向範囲である。これら方向範囲14、15および16は、ここで、同様に角度範囲とも称され得る。
合目的に、方向範囲14、15、16は、1つの平面内において位置する。この平面は、合目的に、工具1の平面に対して平行に、もしくは、軸8の軸線方向に対して垂直に向けられている。これら方向範囲14、15、16は、有利には、互いにオーバーラップしない。
制御装置4は、少なくとも1つの方向範囲14、15および16を提供するように形成されている。例えば、少なくとも1つの方向範囲は、この制御装置4内におけるメモリー内において記憶されている。これに対して選択的または付加的に、この制御装置4が、同様に少なくとも1つの方向範囲自体を生成するように形成されていることも可能である。この制御装置4は、更に、検出された機械的なベクトル量3が、方向範囲14、15または16の内側に位置するのかまたは外側に位置するのかどうかを特定するように、および、この特定に基づいて、電動工具10の状態を認識するように形成されている。
合目的に、制御装置4は、複数の方向範囲14、15、16を提供するように、および、異なる現象及び/または状態を、方向範囲14、15、16の内のどの方向範囲内において機械的なベクトル量3の方向が位置しているのかに基づいて認識するように形成されている。特に、その際、これら方向範囲14、15、16のそれぞれの方向範囲に、それぞれに1つの現象及び/または状態は、割り当てられている。
工具1が加工材料11内へと進入させられている場合、および、電動工具10がこの加工材料11に対して相対的に、送り方向12に移動される場合に、第1の方向範囲14は、1つの方向範囲を具現し、この方向範囲内において機械的なベクトル量3が位置する。例示的に、この第1の方向範囲14は、両方の下側の四分円内において、即ち180°と360°との間の範囲の内側に位置する。示された例において、この第1の方向範囲14は、220°から330°に至るまでに延在する。
第1の方向範囲14内において位置する機械的なベクトル量3は、電動工具10によって送り方向12に前方へと鋸で切断されることの、現象もしくは状態が存在することに関する指標である。
それに応じて、制御装置4は、機械的なベクトル量3が第1の方向範囲14内において位置する際に、「前進鋸切断-現象」もしくは「前進鋸切断-状態」が存在することを認識するように形成されている。
工具1が加工材料11内へと進入させられている場合、および、電動工具10がこの加工材料11に対して相対的に、標準的な送り方向12に対して反対に、即ち後退方向に移動される場合に、第2の方向範囲15は、1つの方向範囲を具現し、この方向範囲内において機械的なベクトル量が位置する。
工具1が加工材料11内へと進入される場合、更にこの第2の方向範囲15は1つの方向範囲を具現し、この方向範囲内において機械的なベクトル量3が位置する。例示的に、この第2の方向範囲15は、両方の左側の四分円内において、即ち90°と270°との間の範囲の内側に位置する。示された例において、この第2の方向範囲15は、125°から220°に至るまでに延在する。
第2の方向範囲15内において位置する機械的なベクトル量3は、電動工具10によって後方へと鋸で切断されること、または、工具1が、加工材料11内へと進入されることの、現象もしくは状態が存在することに関する指標である。
それに応じて、制御装置4は、機械的なベクトル量3が第2の方向範囲15内において位置する際に、「後進鋸切断-現象」もしくは「後進鋸切断-状態」、または、「進入-現象」が存在することを認識するように形成されている。
第1の方向範囲14と第2の方向範囲15とは、共に標準の範囲を具現する。機械的なベクトル量3がこの標準の範囲内において位置する限り、制御装置4が、電動工具10の安全な作動状態が存在することを仮定することは可能であり、且つ、例えば相応する信号を提供することは可能である。
キックバック-現象が存在する場合に、第3の方向範囲16は、1つの方向範囲を具現し、この方向範囲内において機械的なベクトル量が位置する。例示的に、この第3の方向範囲16は、両方の上側の四分円内において、即ち0°と180°との間の範囲の内側に位置する。示された例において、この第3の方向範囲16は、5°から100°に至るまでに延在する。
合目的に、制御装置4は、機械的なベクトル量3が第3の方向範囲16内において位置する際に、キックバック-現象を認識するように形成されている。
制御装置4がキックバック-現象を推定する方向範囲は、同様により大きく規定され得る。例えば、この方向範囲の境界は、標準の範囲の境界と第3の方向範囲16の境界との間に配置され得る。このことは、図2内において、両方の方向閾値17、18によって図示されている。例示的に、これら方向閾値17、18は、標準の範囲の境界に隣接している。
これに対して選択的に、これら方向閾値は、同様に、標準の範囲の境界に位置することも可能である。
合目的に、時計方向に、第2の方向閾値18から第1の方向閾値17へと延在する方向範囲は、第3の方向範囲16の位置に使用され得る。この(図2内において図示された)第3の方向範囲16は、この場合に選択的である。
合目的に、制御装置4は、機械的なベクトル量3が両方の方向閾値17と18との間に、-即ち反時計方向において、第1の方向閾値17の後ろと第2の方向閾値18の手前との間に-位置する際に、キックバック-現象を認識するように形成されている。
このキックバック-現象は、これに伴って、キックバックに関する原因が既に与えられており、電動工具10または加工材料11が、しかしながら未だに著しく加速されていない、もしくは、未だに如何なる反動または跳ね返りも作用しない時点において、既に認識され得る。
合目的に、制御装置4は、キックバック-現象を、加工材料11に対する電動工具10の(キックバックに対する認識および応動無しに)生じる加速の50msから100msまで以前に認識するように形成されている。この加速は、例えば、上方への成分、もしくは、示されたダイヤグラム内において90°方向における成分を有する加速である。
検出された機械的なベクトル量3の方向に基づいての、前記で説明された現象認識及び/または状態認識に対して選択的または付加的に、現象認識及び/または状態認識を、機械的なベクトル量3の方向変化に基づいて実施することも同様に可能である。
例えば、キックバックが目前に迫っている場合、機械的なベクトル量3は、第3の方向範囲16への方向に回転する。制御装置4が、それに応じて、機械的なベクトル量3の検出された回転に基づいて、現象及び/または状態を認識するように形成されていることは可能である。例えば、制御装置4は、機械的なベクトル量の角速度を速度閾値と比較するように、および、この速度閾値の超過の際に、現象及び/または状態を認識するように形成されている。
更に、制御装置4が、どのような変化角度だけ、機械的なベクトル量3が特に所定の時間範囲内で変化したかを特定するように、および、現象及び/または状態を認識するためにこの変化角度を角度閾値と比較するように、形成されていることは可能である。
キックバック-認識の際に、制御装置4が、更に、キックバックの異なる様式を区別するように形成されていることは可能である。例えば、後進鋸切断または進入の際に生じるキックバックが目前に迫っている場合、機械的なベクトル量3は、(第2の方向範囲15を出発点として)反時計方向に回転し、それに対して、この機械的なベクトル量3が、工具1の挟み込みによって加工材料11内において誘起されるキックバックの際に、時計方向に回転する。
制御装置4が、それに応じて、機械的なベクトル量3の回転方向を、現象および状態の認識の際に考慮するように形成されていることは可能である。
更に、制御装置4が、状態認識及び/または現象認識の際に、同様に検出された機械的なベクトル量3の値も考慮するように形成されていることは可能である。
例えば、制御装置4が、状態及び/または現象を、ただ機械的なベクトル量3の値が、ある閾値よりも大きい場合にだけ認識するように形成されていることは可能である。このようにして、作動状態において生じる弱い衝撃が、誤って、キックバックとして認識されることは防止され得る。
それに加えて、制御装置4が、機械的なベクトル量3が所定の方向範囲14、15、16の内側で位置する時間の長さを考慮するように形成されていることは可能である。
例えば、制御装置4が、状態及び/または現象を、ただ機械的なベクトル量3が所定の時間閾値よりも長く所定の方向範囲14、15、16内において位置する際にだけ認識するように形成されていることは可能である。
更に、制御装置4が、検出された機械的なベクトル量3の方向に基づいて、摩耗状態が存在するかどうかを特定するように形成されていることは可能である。この摩耗状態が、特に工具1の摩耗状態であることは可能である。
制御装置4が、方向範囲を提供するように、および、機械的なベクトル量3が方向範囲の内側に位置するのかまたは外側に位置するのかどうかに基づいて摩耗状態を確認するように形成されていることは可能である。例示的に、制御装置4は、機械的なベクトル量3の方向転換、例えば力方向転換を認識可能であり、且つ、このことから、摩耗状態を推定可能である。制御装置4は、その場合に、相応する信号手段を介して、摩耗状態が存在することを表示する音響的または視覚的な信号を出力可能である。
前記で説明された具体的な方向範囲14、15、16の角度指示は、全く例示的に理解されるべきである。それぞれの電動工具10のタイプおよび構造に応じて、実際上の角度は変化可能である。これら方向範囲14、15、16の実際上の角度は、校正を用いて確定され得る。この校正は、例えば、電動工具の開発または製造の際に、及び/または、使用者によって行われ得る。
合目的に、制御装置4は、1つまたは複数の方向範囲14、15、16の校正を行うように形成されている。例えば、ユーザインターフェース31を用いて、この校正は着手され得る。制御装置4は、それに基づいて、駆動装置7を介して工具1を駆動し、且つ、その際、ストレーンゲージ装置2を介して、機械的なベクトル量3を検出する。
検出された機械的なベクトル量3に基づいて、制御装置4は、次いで、1つの方向範囲、及び/または、1つまたは複数の閾値を作成可能であり、且つ、制御装置4のメモリー内において保管可能である。この工程は、例えば新しい工具1が組み付けられる場合に行われ得る。工具1の摩耗認識は、従って改善され得る。
以下で、ストレーンゲージ装置2、および、機械的なベクトル量3の検出について、詳細に説明する。
ストレーンゲージ装置2は、合目的に、機械的なベクトル量3を少なくとも2次元的なベクトルとして検出するように形成されている。
この目的のために、このストレーンゲージ装置2は、機械的なベクトル量3の基礎である機械的な量を、異なる少なくとも2つの空間方向において測定するように形成されている。これら両方の空間方向は、例えば、送り方向12に対して平行に延びる1つの空間方向と、この送り方向12に対して垂直方向に延びる1つの空間方向とである。
合目的に、両方の空間方向は、軸8の軸線方向に対して垂直方向である。例えば、ストレーンゲージ装置2は、少なくとも2つのストレーンゲージ25を備えている。合目的に、これらストレーンゲージ25のそれぞれのセンサー要素は、基礎である機械的な量、-即ち、力、加速度、速度、偏位、変形、及び/または、機械的な応力-を、異なる空間方向において測定することのために利用される。
機械的なベクトル量3は、特に、力ベクトル、加速度ベクトル、速度ベクトル、偏位ベクトル、変形ベクトル、及び/または、機械的な応力ベクトルまたは応力テンソルである。
それに応じて、ストレーンゲージ装置2が、少なくとも2つの空間方向において、力、加速度、速度、偏位、変形、及び/または、機械的な応力を測定するように形成されていることは可能である。
基本的に、ストレーンゲージ装置2が、機械的なベクトル量3を、工具1から発する力の伝達経路の内側の部分において測定するように設備されていることは可能である。
この力の伝達経路は、例示的に、工具1から、軸8と、軸受装置27と、担持構造21と、ハウジング6と、および、載置面32とを介して、加工材料11へと延びる。特に、ストレーンゲージ装置2は、力の伝達経路内において相前後して位置する2つの部材の間の、機械的なベクトル量3を測定するように形成されている。
これに対して選択的に、この機械的なベクトル量は、同様に工具1から発する力の伝達経路の外側でも測定され得る。
以下で、どのように、認識された現象及び/または認識された状態に対して応答され得るのかの、種々の可能性が述べられる。合目的に、それぞれの可能性が前記で述べられた電動工具のそれぞれの電動工具において行われていることは可能である。
有利には、制御装置4は、認識された現象及び/または状態に対する応答において、相応する信号を提供するように形成されている。制御装置4が、例えば、この信号をメモリー内において格納するように、及び/または、特に電動工具の音響的または視覚的な信号出力手段を介して出力するように形成されていることは可能である。
格納された信号は、特にデータ記録であることは可能であり、このデータ記録において、ストレーンゲージ装置2によって検出されたデータが記録される。ここで扱われているのは、例えば事故経過検出の目的のためのデータ記録である。
例えば工具1がもはや駆動されず、及び/または、制動、特に完全に制動されることを生起するために、更に制御装置4が、認識された現象及び/または状態に対する応答において、駆動装置7の所定の制御を行うように形成されていることは可能である。このことは、特に、認識された現象が、キックバック-現象である場合に有効である。
この制動は、その際、特に、その電気モーターによってさもなければ工具1が駆動される同じ該電気モーターによって行われ得る。
選択的または付加的に、電動工具が、制動手段を備えることは可能であり、且つ、制御装置が、認識された現象及び/または信号に対する応答において、この制動手段を、工具1が制動される程に制御するように形成されていることは可能である。
合目的に、制御装置4は、認識されたキックバック-現象の際に、駆動装置7及び/または制動手段を介して、工具1の制動を、電動工具及び/または加工材料11の未だに如何なる反動または跳ね返りも行われていない時点において生起するように形成されている。
例えば、この制動は、図2へと戻って、方向閾値17または18が既に超過され、機械的なベクトル量3が有利にはしかしながら未だに第3の方向範囲16内において位置しない時点において行われ得る。
このようにして、キックバックによって生起される反動または跳ね返りは減少、または、完全に防止され得る。
更に、電動工具10、60が、位置決め装置29を備えていることは可能であり、この位置決め装置が、工具1を選択的に作動位置または安全保護位置に位置決めするように形成されている。制御装置4が、認識された現象及び/または状態に対する応答において、この位置決め装置29を制御するように形成されていることは可能であり、従って、工具1が、作動位置または安全保護位置に位置決めされる。
位置決め装置29は、例えば、工具1を作動位置と安全保護位置との間で移動する及び/または旋回するように形成されている。合目的に、工具1は、安全保護位置において、作動位置においてよりも十分に、ハウジング6内へと位置決めされている。合目的に、工具1は、キックバック-現象に対する応答において、安全保護位置へと位置決めされる。
図9は、電動工具10、20、30、40、50の、現象及び/または状態の認識のための方法のフローチャートを示しており、この電動工具が、
担持構造21と、この担持構造に配設された回転軸受27と、この回転軸受27を介してこの担持構造21に軸受けされた軸8と、この軸8と連結された回転可能な工具1、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、および、この工具1から発する力に依存する機械的な量3の検出のためのストレーンゲージ装置2とを有し、
その際、このストレーンゲージ装置2が、前記回転軸受27と力伝達的に連結された不動の構造部分に配設されており、且つ、この回転軸受27には配設されていない前記方法において、この方法が、以下のステップ:即ち、
機械的な量3の検出のステップS1と、この機械的な量3に従い、電動工具10、20、30、40、50の現象及び/または状態の認識のステップS2とを備えている。
合目的に、この方法は、前記で説明された電動工具10、20、30、40、50の内の1つの電動工具を用いて実施される。
有利には、この方法は、更に別のステップを備えており、このステップにおいて、認識された現象及び/または認識された状態に対する、前記で述べられた応動の内の1つの応動が実施される。
図10は、第5の実施形態に従う、電動工具50を示している。電動工具50は、ここで、例示的に、不動の鋸、特にテーブル丸鋸として形成されている。この電動工具50は、前記で既に電動工具10との関連において述べられた特徴を備えている。更に、この電動工具50において、ストレーンゲージ装置2及び/または担持構造21が、第2から第4までに至る実施形態との対応関係において構成されていることは可能である。
例示的に、工具1は、ここで反時計方向に回転する。合目的に、加工材料11は、加工の際に、鋸の歯が上方から下方へとこの加工材料11内へと鋸で切断するように、鋸刃として形成された工具1内へと押し込まれる。図10内において、相応する送り方向12が図示されている。方向範囲14、15、16、及び/または、方向閾値17、18は、電動工具50において相応して適合されている。例えば、図8内において示された方向範囲14、15、16及び/または方向閾値17、18が、ダイヤグラムの中心点を中心に点対称(punktgespiegelt)されていることは可能である。
なお、本願は、特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る。
1. 電動工具(10、20、30、40、50)であって、この電動工具が、
-担持構造(21)と、
-この担持構造(21)に配設された回転軸受(27)と、
-この回転軸受(27)を介して前記担持構造(21)に軸受けされた軸(8)と、
-この軸(8)と連結された回転可能な工具(1)、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、
-この工具(1)から発する力に依存する機械的な量(3)の検出のためのストレーンゲージ装置(2)と、および、
-制御装置(4)とを備えており、
この制御装置が、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態を、検出された前記機械的な量(3)に従って認識するように形成されている様式の上記電動工具において、
前記ストレーンゲージ装置(2)が、前記回転軸受(27)と力伝達的に連結された不動の構造部分(5)に配設されており、且つ、前記回転軸受(27)には配設されていないことを特徴とする電動工具(10、20、30、40、50)。
2. 前記構造部分(5)は、前記担持構造(21)の一部である、及び/または、
直接的に前記担持構造(21)に配設されていることを特徴とする上記1に記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
3. 前記回転軸受(27)は、直接的に前記担持構造(21)に配設されていることを特徴とする上記2に記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
4. 前記担持構造(21)は、前記回転軸受(27)を周囲から把持しており、及び/または、
前記構造部分(5)が、前記担持構造(21)を周囲から把持していることを特徴とする上記2または3に記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
5. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、前記回転軸受(27)と反対側の、及び/または、半径方向に外方へと整向された前記構造部分(5)の面に配設されている、及び/または、半径方向に内方へと整向された前記構造部分(5)の面に配設されていることを特徴とする上記2から4のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
6. 前記担持構造(21)は、軸受フランジ(9)を備え、且つ、前記構造部分(5)が、この軸受フランジ(9)の一部であることを特徴とする上記2から5のいずれか一つに記載の電動工具(20)。
7. 前記担持構造(21)は、前記電動工具(10、20、30、40、50)の伝動機構ハウジングの一部であることを特徴とする上記2から6のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
8. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、
前記軸(8)の軸線方向において、前記回転軸受(27)と同じ第1の軸線方向範囲(41)内において、
この第1の軸線方向範囲(41)に隣接する第2の軸線方向範囲(42)内において、及び/または、
この第1の軸線方向範囲(41)から離間された第3の軸線方向範囲(43)内において、
配設されていることを特徴とする上記2から6のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
9. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、複数のストレーンゲージ(25)を備えており、これらストレーンゲージが、前記軸(8)を取り囲んでいる軌道の上に分配されて配設されていることを特徴とする上記2から8のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
10. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、正に1つのストレーンゲージ(25)を備えることを特徴とする上記2から8のいずれか一つに記載の電動工具。
11. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、機械的なベクトル量としての前記機械的な量を検出するように形成されており、および、前記制御装置(4)が、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態を、この機械的なベクトル量(3)の方向及び/または方向変化に従い認識するように形成されていることを特徴とする上記2から10のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
12. 前記制御装置(4)は、認識されるべき現象及び/または状態として、
キックバック、前進鋸切断、後進鋸切断、加工材料(11)内への前記工具(1)の進入、及び/または、前記電動工具(10、20、30、40、50)、特に前記工具(1)の摩耗状態を認識するように形成されていることを特徴とする上記2から11のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
13. 制御装置4は、
認識された現象及び/または状態に対する応答において、信号を提供するように、
前記工具(1)が制動されることを生起するように、及び/または、
前記工具(1)が作動位置から安全保護位置に移動されることを生起するように、
形成されていることを特徴とする上記2から12のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
14. 電動工具(10、20、30、40、50)の、現象及び/または状態の認識のための方法であって、この電動工具が、
担持構造(21)と、この担持構造に配設された回転軸受(27)と、この回転軸受(27)を介してこの担持構造(21)に軸受けされた軸(8)と、この軸(8)と連結された回転可能な工具(1)、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、および、この工具(1)から発する力に依存する機械的な量(3)の検出のためのストレーンゲージ装置(2)とを有し、
このストレーンゲージ装置(2)が、前記回転軸受(27)と力伝達的に連結された不動の構造部分に配設されており、且つ、前記回転軸受(27)には配設されていない前記方法において、この方法が、以下のステップ:即ち、
前記機械的な量(3)の検出のステップ(S1)と、この機械的な量(3)に従い、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態の認識のステップ(S2)とを備えていることを特徴とする方法。
15. 電動工具内へと組み込むための後付け装置であって、この電動工具が、
担持構造(21)と、この担持構造(21)に配設された回転軸受(27)と、この回転軸受(27)を介してこの担持構造(21)に軸受けされた軸(8)と、および、この軸(8)と連結された回転可能な工具(1)、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクとを備えており、
この後付け装置は、構造部分(5)を備えており、この構造部分に、ストレーンゲージ装置(2)が配設されており、および、
前記後付け装置は、前記構造部分(5)が、
前記ストレーンゲージ装置(2)が前記回転軸受(27)に配設されていないように、
前記回転軸受(27)と力伝達的に連結された不動の構造部分として組み込み可能であるほどに形成されている、
ことを特徴とする後付け装置。
16. 上記15による後付け装置でもって、電動工具、特に完全に機能を果たす能力のある電動工具をシステムアップするための方法であって、
この方法が、以下のステップ:即ち、後付け装置の組み込みのステップを備え、
従って、前記構造部分(5)が、前記回転軸受(27)と力伝達的に連結された不動の構造部分であり、且つ、前記ストレーンゲージ装置(2)が前記回転軸受(27)に配設されていない、
ことを特徴とする方法。
1 工具
2 ストレーンゲージ装置
3 機械的なベクトル量、ベクトル量
4 制御装置
5 構造部分
6 ハウジング
7 駆動装置
8 軸
9 軸受フランジ
10 電動工具
11 加工材料
12 送り方向
14 方向範囲、第1の方向範囲
15 方向範囲、第2の方向範囲
16 方向範囲、第3の方向範囲
17 方向閾値、第1の方向閾値
18 方向閾値、第2の方向閾値
19 0°線
20 電動工具
21 担持構造
22 第1の部分区間
23 第2の部分区間
24 部分
25 ストレーンゲージ
26 ストレーンゲージ
27 回転軸受
29 位置決め装置
30 電動工具
31 ユーザインターフェース
32 載置面
33 外側リング
34 内側リング
35 転動体
36 フランジ部分
37 回転軸受-収容部分
38 カラー部分
39 固定部分
40 電動工具
41 軸線方向範囲、第1の軸線方向範囲
42 軸線方向範囲、第2の軸線方向範囲
43 軸線方向範囲、第3の軸線方向範囲
44 回転軸受収容部
45 内側の外套面、面
46 当接面
50 電動工具
S1 ステップ
S2 ステップ

Claims (10)

  1. 電動工具(10、20、30、40、50)であって、この電動工具が、
    - 担持構造(21)と、
    - この担持構造(21)に配設された回転軸受(27)と、
    - この回転軸受(27)を介して前記担持構造(21)に軸受けされた軸(8)と、
    - この軸(8)と連結された回転可能な工具(1)、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、
    - この工具(1)から発する力に依存するベクトル量(3)の検出のためのストレーンゲージ装置(2)と、および、
    - 制御装置(4)とを備えており、
    この制御装置が、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態を、検出された前記ベクトル量(3)に従って認識するように形成されている様式の上記電動工具において、
    前記ストレーンゲージ装置(2)が、前記回転軸受(27)と連結された不動の構造部分(5)に配設されており、且つ、前記回転軸受(27)には配設されていないこと、
    前記構造部分(5)が、前記担持構造(21)の一部である、及び/または、直接的に前記担持構造(21)に配設されていること、
    前記ストレーンゲージ装置(2)が、複数のストレーンゲージ(25)を備えており、これらストレーンゲージが、前記軸(8)を取り囲んでいる軌道の上に分配されて配設されていること、
    前記ストレーンゲージ装置(2)が、前記ベクトル量(3)を少なくとも2次元的なベクトルとして検出するように、および、
    この目的のために、前記ベクトル量(3)の基礎である量、即ち、力、加速度、速度、偏位、変形、及び/または、機械的な応力を、異なる少なくとも2つの空間方向において測定するように、形成されていること、および、
    検出された前記ベクトル量の方向が、前記工具(1)が前記軸(8)の軸線方向(x)に対して垂直方向に突き進む方向に相応すること、
    前記制御装置(4)が、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態を、前記ベクトル量(3)の方向及び/または方向変化に従い認識するように形成されていること、
    前記制御装置(4)が、認識されるべき現象及び/または状態として、
    キックバック、前進鋸切断、後進鋸切断、加工材料(11)内への前記工具(1)の進入、及び/または、前記電動工具(10、20、30、40、50)、特に前記工具(1)の摩耗状態を認識するように形成されていること、
    前記制御装置(4)が、複数の方向範囲(14、15、16)を提供するように、および、異なる現象及び/または状態を、これら方向範囲(14、15、16)の内のどの方向範囲内において前記ベクトル量(3)の方向が位置しているのかに基づいて認識するように形成されていること、および、
    前記制御装置(4)が、
    - 前記ベクトル量(3)が第1の前記方向範囲(14)内において位置する際に、前進鋸切断-現象もしくは前進鋸切断-状態が存在することを認識するように、
    - 前記ベクトル量(3)が第2の前記方向範囲(15)内において位置する際に、後進鋸切断-現象もしくは後進鋸切断-状態、または、「進入-現象」が存在することを認識するように、および、
    - 前記ベクトル量(3)が第3の前記方向範囲(16)内において位置する際に、キックバック-現象を認識するように、
    形成されていること、
    を特徴とする電動工具(10、20、30、40、50)。
  2. 前記回転軸受(27)は、直接的に前記担持構造(21)に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
  3. 前記担持構造(21)は、前記回転軸受(27)を周囲から把持していることを特徴とする請求項1または2に記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
  4. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、前記回転軸受(27)と反対側の、及び/または、半径方向に外方へと向けられた前記構造部分(5)の面に配設されている、または、半径方向に内方へと向けられた前記構造部分(5)の面に配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
  5. 前記担持構造(21)は、軸受フランジ(9)を備え、且つ、前記構造部分(5)が、この軸受フランジ(9)の一部であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の電動工具(20)。
  6. 前記担持構造(21)は、前記電動工具(10、20、30、40、50)の伝動機構ハウジングの一部であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
  7. 前記ストレーンゲージ装置(2)は、前記軸(8)の軸線方向において、
    前記回転軸受(27)が配設されている第1の軸線方向範囲(41)内において配設されている、及び/または、
    この第1の軸線方向範囲(41)に隣接する第2の軸線方向範囲(42)内において、及び/または、この第1の軸線方向範囲(41)から離間された第3の軸線方向範囲(43)内において配設されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
  8. 制御装置(4)は、
    認識された現象及び/または状態に対する応答において、信号を提供するように、
    前記工具(1)が制動されることを生じさせるように、及び/または、
    前記工具(1)が作動位置から安全保護位置に移動されることを生じさせるように、
    形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の電動工具(10、20、30、40、50)。
  9. 請求項1からのいずれか一つに従う電動工具(10、20、30、40、50)の、現象及び/または状態の認識のための方法であって、この電動工具が、
    担持構造(21)と、この担持構造に配設された回転軸受(27)と、この回転軸受(27)を介してこの担持構造(21)に軸受けされた軸(8)と、この軸(8)と連結された回転可能な工具(1)、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、および、この工具(1)から発する力に依存するベクトル量(3)の検出のためのストレーンゲージ装置(2)とを有し、
    このストレーンゲージ装置(2)が、前記回転軸受(27)と連結された不動の構造部分に配設されており、且つ、前記回転軸受(27)には配設されていない前記方法において、この方法が、以下のステップ:即ち、
    前記ベクトル量(3)の検出のステップ(S1)と、このベクトル量(3)に従い、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態の認識のステップ(S2)とを備えていることを特徴とする方法。
  10. 電動工具(10、20、30、40、50)であって、この電動工具が、
    -担持構造(21)と、
    -この担持構造(21)に配設された回転軸受(27)と、
    -この回転軸受(27)を介して前記担持構造(21)に軸受けされた軸(8)と、
    -この軸(8)と連結された回転可能な工具(1)、特に鋸刃、ミーリングカッターまたは研磨ディスクと、
    -この工具(1)から発する力に依存するベクトル量(3)の検出のためのストレーンゲージ装置(2)と、および、
    -制御装置(4)とを備えており、
    この制御装置が、前記電動工具(10、20、30、40、50)の現象及び/または状態を、検出された前記ベクトル量(3)に従って認識するように形成されている様式の上記電動工具において、
    前記ストレーンゲージ装置(2)が、前記回転軸受(27)と連結された不動の構造部分(5)に配設されており、且つ、前記回転軸受(27)には配設されていないこと、
    前記構造部分(5)が、前記担持構造(21)の一部である、及び/または、直接的に前記担持構造(21)に配設されていること、
    前記ストレーンゲージ装置(2)が、複数のストレーンゲージ(25)を備えており、これらストレーンゲージが、前記軸(8)を取り囲んでいる軌道の上に分配されて配設されていること、
    前記ストレーンゲージ装置(2)が、前記ベクトル量(3)を少なくとも2次元的なベクトルとして検出するように、および、
    この目的のために、前記ベクトル量(3)の基礎である量を、異なる少なくとも2つの空間方向において測定するように、形成されていること、および、
    検出された前記ベクトル量の方向が、前記工具(1)が突き進む方向に相応すること、
    を特徴とする電動工具(10、20、30、40、50)。
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