JP7244970B1 - エンドミル及びエンドミルの切屑の排出方法 - Google Patents
エンドミル及びエンドミルの切屑の排出方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7244970B1 JP7244970B1 JP2022176831A JP2022176831A JP7244970B1 JP 7244970 B1 JP7244970 B1 JP 7244970B1 JP 2022176831 A JP2022176831 A JP 2022176831A JP 2022176831 A JP2022176831 A JP 2022176831A JP 7244970 B1 JP7244970 B1 JP 7244970B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flute
- tip
- end mill
- sub
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 31
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Abstract
Description
周に形成し、前記主フルートと前記第1副フルートの間に第2副フルートを形成し、底刃チップは前記主フルートの先端に取り付け、外周刃チップは前記第1副フルートに取り付け、前記主フルートから切屑を排出すると共に、前記主フルートからの切屑の一部を前記
第2副フルートからも排出するものであり、前記主フルートは、前記外周刃チップを備えず、前記第1副フルートは、前記底刃チップを備えず、前記第2副フルートは、前記外周刃チップ及び前記底刃チップを備えていないものである。
を主フルートのみならず、主フルートからの切屑の一部を第2副フルートからも排出して
、切屑の排出量を多くして、切屑詰まりの発生を防止することができる。
え、第2副フルートの長手方向に沿うように複数の溝を形成しているため、小分けした複
数の溝を介して切屑を押し上げて切屑詰まりの発生を防止することができ、しかも、隣接
する溝の間に設けられた凸部がリブ的効果を発揮してエンドミルの剛性を高めることがで
きる。
チップによる切屑を主フルートのみならず、主フルートからの切屑の一部を第2副フルー
トからも排出して、切屑の排出量を多くして、切屑詰まりの発生を防止することができる
第1副フルート(第2の溝部)12は、例えば、単数でも良いが、望ましくは、複数、例えば、第1副フルート(第2の溝部)121、122、123と3個設けられている。
第2副フルート(第3の溝部)13は、例えば、単数でも良いが、望ましくは、複数、例えば、第2副フルート(第3の溝部)131、132と2個設けられている。
また、図1(b”)に示すように、主フルート(第1の溝部)11の長手方向に沿うように複数の溝111、112、113を形成し、隣接する溝111、112の間、溝112、113の間に、それぞれ凸部11Tが設けられている。
このように、主フルート(第1の溝部)11の長手方向に沿うように複数の溝111、112、113を形成しているため、小分けした複数の溝111、112、113を介して切屑を押し上げて排出し、切屑詰まりの発生を防止することができ、しかも、隣接する溝111、112、113の間に設けられた凸部11Tがリブ的効果を発揮してエンドミルEの剛性を高めることができる。
また、第2副フルート(第3の溝部)13の長手方向に沿うように複数の溝131、132を形成し、隣接する溝131、132の間に凸部13Tが設けられている。
このように、第2副フルート(第3の溝部)13の長手方向に沿うように複数の溝131、132を形成しているため、小分けした複数の溝131、132を介して切屑を押し上げて排出し、切屑詰まりの発生を防止することができ、しかも、隣接する溝131、132の間に設けられた凸部13Tがリブ的効果を発揮してエンドミルEの剛性を高めることができる。
即ち、上述したエンドミルの切屑の排出は、底刃チップ3及び外周刃チップ4による切屑を主フルート(第1の溝部)11のみならず、主フルート(第1の溝部)11からの切屑(切屑、例えば、木材の切屑である。)の一部を第2副フルート(第3の溝部)13からも排出し、切屑詰まりの発生を防止することができる。
また、底刃チップ3及び外周刃チップ4による切屑を主フルート(第1の溝部)11のみならず、主フルート(第1の溝部)11からの切屑の一部を第2副フルート(第3の溝部)13からも排出して、切屑の排出量を多くして、切屑詰まりの発生を防止することができる。
また、第2副フルート(第3の溝部)13の長手方向に沿うように複数の溝131、132を形成しているため、小分けした複数の溝131、132を介して切屑を押し上げて切屑詰まりの発生を防止することができ、しかも、隣接する溝131、132の間に設けられた凸部13Tがリブ的効果を発揮してエンドミルEの剛性を高めることができる。
即ち、エンドミルの切屑の排出方法は、シャンク1を有する円柱形の本体2に設けた複数のフルートの回転後方側の外周縁に沿って配設されたチップ座に、切れ刃となるチップを固着してなるエンドミルEで被加工材(図示せず)を加工し、切屑を排出するエンドミルの切屑の排出方法であって、本体1の先端に抜ける主フルート(第1の溝部)11と先端に抜ける副フルート[例えば、第1副フルート(第2の溝部)12]とを本体2の外周に形成し、底刃チップ3は主フルート(第1の溝部)11の先端に取り付け、外周刃チップ4は副フルート[例えば、第1副フルート(第2の溝部)12]に取り付け、主フルート(第1の溝部)11の長手方向に沿うように複数の溝111、112、113を形成し、隣接する溝111、112の間、隣接する溝112、113の間にそれぞれ凸部11Tが設けられ、切屑を複数の溝111、112、113に小分けして排出するものである。
上述したエンドミルの切屑の排出方法によれば、小分けした複数の溝111、112、113を介して切屑を押し上げて排出し、切屑詰まりの発生を防止することができ、しかも、隣接する溝111、112、(112、113)の間に設けられた凸部11Tがリブ的効果を発揮してエンドミルEの剛性を高めることができる。
上述したエンドミルの切屑の排出方法によれば、底刃チップ3及び外周刃チップ4による切屑を主フルート(第1の溝部)11のみならず、主フルート(第1の溝部)11からの切屑の一部を第2副フルート(第3の溝部)13からも排出して、切屑の排出量を多くして、切屑詰まりの発生を防止することができる。
1 シャンク
2 本体
3 底刃チップ
4 外周刃チップ
11 主フルート(第1の溝部)
12 第1副フルート(第2の溝部)
13 第2副フルート(第3の溝部)
111 溝
112 溝
113 溝
121 溝
122 溝
123 溝
131 溝
132 溝
11T 凸部
12T 凸部
13T 凸部
Claims (3)
- シャンクを有する円柱形の本体に設けた複数のフルートの回転後方側の外周縁に沿っ
て配設されたチップ座に、切れ刃となるチップを固着してなるエンドミルであって、
前記本体の先端に抜ける主フルートと前記シャンクの端部より前記本体の先端に近い側の第1副フルート端部に抜ける第1副フルートとを前記本体の外周に形成し、
前記主フルートと前記第1副フルートの間に第2副フルートを形成し、
底刃チップは前記主フルートの先端に取り付け、外周刃チップは前記第1副フルート
に取り付け、
前記第2副フルートは、前記主フルートからの切屑の一部を排出するものであり、
前記主フルートは、前記外周刃チップを備えず、
前記第1副フルートは、前記底刃チップを備えず、
前記第2副フルートは、前記外周刃チップ及び前記底刃チップを備えていない
ことを特徴とするエンドミル。 - 第2副フルートの長手方向に沿うように複数の溝を形成し、隣接する前記溝の間に凸
部が設けられている
ことを特徴とする請求項1記載のエンドミル。 - シャンクを有する円柱形の本体に設けた複数のフルートの回転後方側の外周縁に沿っ
て配設されたチップ座に、切れ刃となるチップを固着してなるエンドミルで被加工材を加
工し、切屑を排出するエンドミルの切屑の排出方法であって、
前記本体の先端に抜ける主フルートと前記シャンクの端部より前記本体の先端に近い側の第1副フルート端部に抜ける第1副フルートとを前記本体の外
周に形成し、
前記主フルートと前記第1副フルートの間に第2副フルートを形成し、
底刃チップは前記主フルートの先端に取り付け、外周刃チップは前記第1副フルート
に取り付け、
前記主フルートから切屑を排出すると共に、前記主フルートからの切屑の一部を前記
第2副フルートからも排出するものであり、
前記主フルートは、前記外周刃チップを備えず、
前記第1副フルートは、前記底刃チップを備えず、
前記第2副フルートは、前記外周刃チップ及び前記底刃チップを備えていない
ことを特徴とするエンドミルの切屑の排出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022176831A JP7244970B1 (ja) | 2022-11-04 | 2022-11-04 | エンドミル及びエンドミルの切屑の排出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022176831A JP7244970B1 (ja) | 2022-11-04 | 2022-11-04 | エンドミル及びエンドミルの切屑の排出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7244970B1 true JP7244970B1 (ja) | 2023-03-23 |
JP2024067051A JP2024067051A (ja) | 2024-05-17 |
Family
ID=85703410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022176831A Active JP7244970B1 (ja) | 2022-11-04 | 2022-11-04 | エンドミル及びエンドミルの切屑の排出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7244970B1 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004122281A (ja) | 2002-10-01 | 2004-04-22 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | エンドミル |
JP2008511466A (ja) | 2004-09-01 | 2008-04-17 | ドーフィン プレシジョン ツール リミテッド ライアビリティ カンパニー | 多セクション切削面を有する螺旋溝エンドミル |
US20080170921A1 (en) | 2007-01-17 | 2008-07-17 | Sandvik Intellectual Property Ab | Rotatable multi-operation tool for chip removing machining, and a basic body therefor |
DE102011103189A1 (de) | 2011-05-30 | 2012-12-06 | Leitz Gmbh & Co. Kg | Schaftoberfräser |
JP2014083629A (ja) | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Mitsubishi Materials Corp | 刃先交換式切削工具及びその工具本体 |
WO2015115484A1 (ja) | 2014-01-28 | 2015-08-06 | 京セラ株式会社 | エンドミルおよび切削加工物の製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0771767B2 (ja) * | 1986-02-14 | 1995-08-02 | 傳三郎 阪井 | フライス |
AU2471295A (en) * | 1994-05-06 | 1995-11-29 | Lon J. Wardell | End mill having high and low helical flutes |
JP3317868B2 (ja) * | 1996-02-26 | 2002-08-26 | 兼房株式会社 | エンドミル |
DE202011109055U1 (de) * | 2011-12-14 | 2012-01-19 | Ledermann Gmbh & Co. Kg | Bearbeitungswerkzeug |
-
2022
- 2022-11-04 JP JP2022176831A patent/JP7244970B1/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004122281A (ja) | 2002-10-01 | 2004-04-22 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | エンドミル |
JP2008511466A (ja) | 2004-09-01 | 2008-04-17 | ドーフィン プレシジョン ツール リミテッド ライアビリティ カンパニー | 多セクション切削面を有する螺旋溝エンドミル |
US20080170921A1 (en) | 2007-01-17 | 2008-07-17 | Sandvik Intellectual Property Ab | Rotatable multi-operation tool for chip removing machining, and a basic body therefor |
DE102011103189A1 (de) | 2011-05-30 | 2012-12-06 | Leitz Gmbh & Co. Kg | Schaftoberfräser |
JP2014083629A (ja) | 2012-10-23 | 2014-05-12 | Mitsubishi Materials Corp | 刃先交換式切削工具及びその工具本体 |
WO2015115484A1 (ja) | 2014-01-28 | 2015-08-06 | 京セラ株式会社 | エンドミルおよび切削加工物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024067051A (ja) | 2024-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4981810B2 (ja) | 切削インサートおよびこれを用いる切削工具、並びに切削方法 | |
JP4814890B2 (ja) | 切削インサート、ミーリング工具および切削方法 | |
JP5498502B2 (ja) | 切削インサートおよび切削工具、並びにそれを用いた切削加工物の製造方法 | |
JP5297433B2 (ja) | 切削インサート及び切削工具、並びにそれを用いた被削材の切削方法 | |
US8915681B2 (en) | Cutting insert, cutting tool, and method of manufacturing machined product using the same | |
US9381582B2 (en) | Milling tool with recessed cutting edge | |
US8997610B2 (en) | Cutting insert, cutting tool, and method of manufacturing machined product using the same | |
JP6205726B2 (ja) | 正面フライス用切削インサート及び刃先交換式正面フライス | |
US20120121352A1 (en) | Multi-flute reamer and cutting insert therefor | |
WO2008038805A1 (fr) | Insert de découpe, outil de découpe l'utilisant, et procédé de découpe | |
JP2006528085A (ja) | 楕円切削エッジを有する切削インサート | |
US8109701B2 (en) | Cutting head of a reamer | |
JP7341058B2 (ja) | エンドミル本体及びエンドミル | |
JP5441615B2 (ja) | 切削インサートおよび切削工具ならびに被削加工物の製造方法 | |
JP2008036795A (ja) | スローアウェイチップおよびスローアウェイ式切削工具 | |
JP4558884B2 (ja) | ドリル用スローアウェイチップおよびドリル | |
JP7244970B1 (ja) | エンドミル及びエンドミルの切屑の排出方法 | |
JP2016190308A (ja) | エンドミル | |
JP6014427B2 (ja) | 切削インサート並びにそれを用いた切削工具 | |
JP4961841B2 (ja) | 中ぐり工具 | |
JPH04275813A (ja) | ドリル | |
JP7055963B2 (ja) | 切削工具用ボディ、切削インサートおよび切削工具 | |
JP7460905B2 (ja) | エンドミル | |
JP2009142925A (ja) | スローアウェイ式正面フライス | |
JP2003094220A (ja) | 穴明け工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221104 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230303 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7244970 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |