JPH04275813A - ドリル - Google Patents
ドリルInfo
- Publication number
- JPH04275813A JPH04275813A JP3603091A JP3603091A JPH04275813A JP H04275813 A JPH04275813 A JP H04275813A JP 3603091 A JP3603091 A JP 3603091A JP 3603091 A JP3603091 A JP 3603091A JP H04275813 A JPH04275813 A JP H04275813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter portion
- large diameter
- groove
- drill
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000227 grinding Methods 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 2
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリルに係り、特に大
径部の溝内面にチップブレーカを有するドリルに関する
。
径部の溝内面にチップブレーカを有するドリルに関する
。
【０００２】
【従来の技術・発明の解決課題】従来、ドリルの大径部
におけるチップブレークの要望は大きいにも拘わらず、
この大径部にチップブレーカを設けることは容易ではな
い。また、たとえ大径部にチップブレーカを設けたとし
ても、ユーザーにおいて大径部の刃に再研削を施す際に
は、新品同様のチップブレーカを形成することは殆ど不
可能である。これは、チップブレーカを設けるにも、大
径部では砥石が溝部に当たって通り抜けられず、無理に
砥石を当てると反対側の刃を削ってしまうためである。
におけるチップブレークの要望は大きいにも拘わらず、
この大径部にチップブレーカを設けることは容易ではな
い。また、たとえ大径部にチップブレーカを設けたとし
ても、ユーザーにおいて大径部の刃に再研削を施す際に
は、新品同様のチップブレーカを形成することは殆ど不
可能である。これは、チップブレーカを設けるにも、大
径部では砥石が溝部に当たって通り抜けられず、無理に
砥石を当てると反対側の刃を削ってしまうためである。
【０００３】本発明は上述のようなドリルに関する従来
の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべく創案され
たものである。したがって本発明の目的は、ユーザーに
おいて再研削が行われる場合にも大径部のチップブレー
カが簡単に得られるようなドリルを提供することにある
。
の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべく創案され
たものである。したがって本発明の目的は、ユーザーに
おいて再研削が行われる場合にも大径部のチップブレー
カが簡単に得られるようなドリルを提供することにある
。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のドリルは、小径
部および大径部からなる溝長部分を備え、該大径部の切
り屑排出溝の内面にチップブレーカを有するドリルにお
いて、上記チップブレーカは、上記切り屑排出溝の螺旋
方向へ、上記大径部の切刃の再研削代に相当するピッチ
で並列する複数条の段付き溝よりなる。
部および大径部からなる溝長部分を備え、該大径部の切
り屑排出溝の内面にチップブレーカを有するドリルにお
いて、上記チップブレーカは、上記切り屑排出溝の螺旋
方向へ、上記大径部の切刃の再研削代に相当するピッチ
で並列する複数条の段付き溝よりなる。
【０００５】
【作用および発明の効果】本発明に係るドリルでは、大
径部に形成されるチップブレーカは、切り屑排出溝の螺
旋方向へ、該大径部の切刃の再研削代に相当するピッチ
で並列する複数条の段付き溝からなっているので、ユー
ザーの再研削により新たに形成される切刃に対応するチ
ップブレーカが、製品の段階で予め設けられており、ユ
ーザーが新たにチップブレーカを形成せずとも、切刃が
再研削される毎に新たなチップブレーカが得られる。
径部に形成されるチップブレーカは、切り屑排出溝の螺
旋方向へ、該大径部の切刃の再研削代に相当するピッチ
で並列する複数条の段付き溝からなっているので、ユー
ザーの再研削により新たに形成される切刃に対応するチ
ップブレーカが、製品の段階で予め設けられており、ユ
ーザーが新たにチップブレーカを形成せずとも、切刃が
再研削される毎に新たなチップブレーカが得られる。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の一実施例に係るドリルについ
て、図１および図３を参照して説明する。図１に示すよ
うに、本実施例のドリルは一つの小径部１と一つの大径
部２とからなる２段の溝長部分３を有している。大径部
２の切り屑排出溝４の内面には、７条の段付き溝５が並
列して形成されてチップブレーカ６が構成されている。 この段付き溝５は放電加工によって形成される。
て、図１および図３を参照して説明する。図１に示すよ
うに、本実施例のドリルは一つの小径部１と一つの大径
部２とからなる２段の溝長部分３を有している。大径部
２の切り屑排出溝４の内面には、７条の段付き溝５が並
列して形成されてチップブレーカ６が構成されている。 この段付き溝５は放電加工によって形成される。
【０００７】図２は、段付き溝５を図１の矢印Ａの方向
から見た状態を拡大して示している。大径部２の切刃７
の再研削が行われて第１列目の段付き溝５１が削り落と
されても、新しい切刃に対して第２列目の段付き溝５２
がその切刃のチップブレーカとして構成されることにな
る。このようにして、第７列目の段付き溝５７が最終的
に残るまで６回の再研削がこのドリルでは可能になる。 即ち、再研削を６回行っても大径部２の切刃に対してチ
ップブレーカが得られることになる。したがって、各段
付き溝５が並列しているそのピッチは、概ね再研削代に
等しく設定されている。その並列する方向ないしピッチ
方向は、切り屑が排出溝４内で流れる方向であるから、
排出溝４が螺旋状に捩れるその捩れ方向となる。
から見た状態を拡大して示している。大径部２の切刃７
の再研削が行われて第１列目の段付き溝５１が削り落と
されても、新しい切刃に対して第２列目の段付き溝５２
がその切刃のチップブレーカとして構成されることにな
る。このようにして、第７列目の段付き溝５７が最終的
に残るまで６回の再研削がこのドリルでは可能になる。 即ち、再研削を６回行っても大径部２の切刃に対してチ
ップブレーカが得られることになる。したがって、各段
付き溝５が並列しているそのピッチは、概ね再研削代に
等しく設定されている。その並列する方向ないしピッチ
方向は、切り屑が排出溝４内で流れる方向であるから、
排出溝４が螺旋状に捩れるその捩れ方向となる。
【０００８】図３に１条の段付き溝５についてその拡大
側面図を示すが、その溝深さ寸法Ｘは０．３〜２．０ｍ
ｍの範囲内で設定されている。溝ピッチに相当する溝幅
寸法Ｙは、ドリル直径（大径部）をＤとすると０．０５
〜０．２Ｄの範囲内で設定されている。溝のコーナ部分
の曲率半径は０．１５〜１．０ｍｍの範囲内で設定され
ている。また、溝底面９のドリル軸方向に対する傾きα
はドリルの捩れ角に対して±１０°の範囲内で設定され
ている。
側面図を示すが、その溝深さ寸法Ｘは０．３〜２．０ｍ
ｍの範囲内で設定されている。溝ピッチに相当する溝幅
寸法Ｙは、ドリル直径（大径部）をＤとすると０．０５
〜０．２Ｄの範囲内で設定されている。溝のコーナ部分
の曲率半径は０．１５〜１．０ｍｍの範囲内で設定され
ている。また、溝底面９のドリル軸方向に対する傾きα
はドリルの捩れ角に対して±１０°の範囲内で設定され
ている。
【０００９】上述の実施例では、大径部２のみに段付き
溝５を形成したが、小径部１も再研削の対象となるので
、小径部１の切刃８に対しても段付き溝を形成してもよ
い。また、ドリルは小径部と大径部とが２段のものに限
らず、３段、４段と多段のものであってもよい。さらに
は、旋削バイトやスローアウェイチップにも適用でき、
また通常のストレートドリルに適用してもよい。
溝５を形成したが、小径部１も再研削の対象となるので
、小径部１の切刃８に対しても段付き溝を形成してもよ
い。また、ドリルは小径部と大径部とが２段のものに限
らず、３段、４段と多段のものであってもよい。さらに
は、旋削バイトやスローアウェイチップにも適用でき、
また通常のストレートドリルに適用してもよい。
【図１】 本発明の一実施例に係るドリルの正面図で
ある。
ある。
【図２】 図１におけるドリルの段付き溝を矢印Ａの
方向から見て拡大して示す図である。
方向から見て拡大して示す図である。
【図３】 図２における段付き溝の一つを拡大して示
す図である。
す図である。
１ 小径部
２ 大径部
３ 溝長部分
４ 切り屑排出溝
５ 段付き溝
６ チップブレーカ
Claims (1)
- 【請求項１】 小径部（１）および大径部（２）から
なる溝長部分（３）を備え、該大径部（２）の切り屑排
出溝（４）の内面にチップブレーカ（６）を有するドリ
ルにおいて、上記チップブレーカ（６）は、上記切り屑
排出溝（４）の螺旋方向へ、上記大径部（２）の切刃の
再研削代に相当するピッチで並列する複数条の段付き溝
（５）よりなることを特徴とするドリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3603091A JPH04275813A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3603091A JPH04275813A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | ドリル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04275813A true JPH04275813A (ja) | 1992-10-01 |
Family
ID=12458320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3603091A Pending JPH04275813A (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | ドリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04275813A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6929434B2 (en) * | 2002-02-01 | 2005-08-16 | Kennametal Inc. | Rotary cutting tool |
| US7544021B2 (en) * | 2005-11-01 | 2009-06-09 | Berkshire Precision Tool. Llc | Rotary cutting tool with non-uniform distribution of chip-breaking features |
| US20100254779A1 (en) * | 2009-04-07 | 2010-10-07 | Hans Wedner | Solid step drill |
| US9731358B2 (en) | 2013-06-06 | 2017-08-15 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Step drill bit |
| EP3246120A1 (de) * | 2016-05-18 | 2017-11-22 | HILTI Aktiengesellschaft | Metallbohrer |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3603091A patent/JPH04275813A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6929434B2 (en) * | 2002-02-01 | 2005-08-16 | Kennametal Inc. | Rotary cutting tool |
| US7544021B2 (en) * | 2005-11-01 | 2009-06-09 | Berkshire Precision Tool. Llc | Rotary cutting tool with non-uniform distribution of chip-breaking features |
| US20100254779A1 (en) * | 2009-04-07 | 2010-10-07 | Hans Wedner | Solid step drill |
| CN101856737A (zh) * | 2009-04-07 | 2010-10-13 | 山特维克知识产权股份有限公司 | 实心阶梯钻 |
| KR20100111626A (ko) * | 2009-04-07 | 2010-10-15 | 산드빅 인터렉츄얼 프로퍼티 에이비 | 솔리드 스텝 드릴 |
| JP2010240835A (ja) * | 2009-04-07 | 2010-10-28 | Sandvik Intellectual Property Ab | ソリッドステップドリル |
| US9004826B2 (en) * | 2009-04-07 | 2015-04-14 | Sandvik Intellectual Property Ab | Solid step drill |
| JP2015134406A (ja) * | 2009-04-07 | 2015-07-27 | サンドビック インテレクチュアル プロパティー アクティエボラーグ | ソリッドステップドリル |
| CN105478862A (zh) * | 2009-04-07 | 2016-04-13 | 山特维克知识产权股份有限公司 | 实心阶梯钻 |
| EP2239075B1 (en) * | 2009-04-07 | 2017-06-21 | Sandvik Intellectual Property AB | Solid step drill |
| US9731358B2 (en) | 2013-06-06 | 2017-08-15 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Step drill bit |
| EP3246120A1 (de) * | 2016-05-18 | 2017-11-22 | HILTI Aktiengesellschaft | Metallbohrer |
| TWI640377B (zh) * | 2016-05-18 | 2018-11-11 | 喜利得股份有限公司 | Metal drill |
| CN109070241A (zh) * | 2016-05-18 | 2018-12-21 | 喜利得股份公司 | 金属钻头 |
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