JP2001062624A - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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JP2001062624A
JP2001062624A JP23923599A JP23923599A JP2001062624A JP 2001062624 A JP2001062624 A JP 2001062624A JP 23923599 A JP23923599 A JP 23923599A JP 23923599 A JP23923599 A JP 23923599A JP 2001062624 A JP2001062624 A JP 2001062624A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
faces
pair
cutting
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP23923599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Hakamata
義昭 袴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2200/00Details of milling cutting inserts
    • B23C2200/36Other features of the milling insert not covered by B23C2200/04 - B23C2200/32
    • B23C2200/367Mounted tangentially, i.e. where the rake face is not the face with largest area

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溝加工と面取加工を同時に行うことにより加
工能率を向上する。また、工具管理を容易にし、作業性
を向上する。 【解決手段】 チップ本体の対向する一対の外側面をす
くい面とし、このすくい面には、交差稜線に形成される
切れ刃に沿うブレーカ溝を付設する。チップ本体の上面
には、断面台形状の凸状面を対向する一対の外側面に平
行に形成し、そして、この凸状面を構成する傾斜稜線を
面取刃とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溝削り加工に適用
されるサイドカッター用のスローアウェイチップ(以
下、「チップ」という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】このような、チップとして、例えば、実
開昭63−113508号公報に開示されたものを図4
に示す。
【0003】図4における、チップ20は、超硬合金か
らなる正方形平板状のものであって、その上下面21、
22をサイドカッターの軸方向に向けて、その中央取付
穴23の利用によりねじ止め方式にて装着され、使用さ
れるものである。したがって、チップ20は、その上面
21を外周側の逃げ面とし、その外側面24をすくい面
又は正面側の逃げ面とする。外側面24の交差稜線部に
は、切れ刃25が形成されるとともに、チップブレーカ
26が形成されている。チップブレーカ26は、幅狭な
ランド、所定の傾斜角を有する傾斜面、底面等により構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、以下に従来技
術の問題点を記述する。
【0005】従来技術において開示された考案は、切り
くず詰まりの問題点を解決するために、チップブレーカ
を構成したものであるから、切りくずの排出性が向上
し、切削抵抗の増大を抑制する。
【0006】ところが、このチップをアキシャルレーキ
がネガティブのサイドカッターに組み込んで使用した場
合、切りくずは加工溝内壁へ向かって流出するため、加
工溝入口にバリの生ずる場合がある。このようなバリ
は、流れ型の切りくずを排出する材料ほど生じやすく、
溝加工後において、バリを取り除くための作業工程が必
要であった。バリを生じない場合であっても、面取りを
施す場合は、工具を取り替えて他の工具により加工を行
う必要があった。
【0007】このように、従来は、バリが発生するとい
う問題、加工能率が低いという問題、複数の工具を使用
するために工具管理が不利不便であるいう問題があっ
た。
【0008】本発明は、このような背景のもとになされ
たもので、1種類の工具で溝加工と面取加工を同時に行
うことのできるチップを提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の如き
課題に鑑みなされたもので、方形平板状をなすチップ本
体の外側面をすくい面とし、円板状をなすカッタ本体の
外周側面に設けられたチップ座に装着してサイドカッタ
ーを構成するようにしたスローアウェイチップにおい
て、前記チップ本体の対向する一対の外側面をすくい面
とし、このすくい面には、逃げ面とされる他の一対の外
側面との交差稜線に形成される切れ刃に沿ってブレーカ
溝が付設され、かつ前記チップ本体の上面には、断面台
形状の凸状面がすくい面とされる一対の前記外側面の間
に形成されて、台形の傾斜稜線が面取刃として作用する
よう構成されていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照しながら説明する。
【0011】図1及び図2は、本発明による方形平板状
のチップ1を示す。チップ1は、その上面2が外周側の
逃げ面を構成し、その外側面3a、3bのうち対向する
一対の外側面3aがすくい面、他の一対の外側面3bが
正面側の逃げ面を構成する。すくい面を構成する外側面
3aの両側には、右勝手及び左勝手に兼用できるよう
に、正面切れ刃4a、外周切れ刃4b及びブレーカ溝6
が形成されている。これにより、いわゆる勝手違いの2
種類のチップを必要とすることなく、チップ管理が容易
となり、作業性の向上が図られる。また、チップ当た
り、右勝手2コーナ、左勝手2コーナの合計4コーナの
使用が可能となり経済的でもある。ブレーカ溝6は、正
面切れ刃4a側から、幅狭のランド、下りの傾斜面、接
続傾斜面、底面及び上りの傾斜面により構成されてい
る。逃げ面を構成する外側面3bは、平坦に形成されて
いる。
【0012】また、正面視、チップ1の上面2には、断
面台形状の凸状面がすくい面とされる一対の外側面3a
の間に形成されている。台形状の凸状面は、外側面3b
からの離間距離Lと、段差Hと、傾斜稜線の傾斜角θと
により特定される。離間距離Lは、溝入れ深さ決定する
要素であり、段差H及び傾斜角θは、面取形状を決定す
る要素であり、それぞれ加工形態に応じてその寸法が決
定される。例えば、内接円直径D=12.7mm、チッ
プ厚さt=3.9mmのチップの場合、離間距離L=
2.5mm、傾斜角θ=45°、段差H=0.5mmに
設定される。
【0013】さらに、側面視、チップ1のすくい面とさ
れる外側面3aには、上述したように正面切れ刃4a及
び外周切れ刃4bが備わり、さらに、上面2の断面台形
状の凸状面を構成する傾斜稜線が、面取刃5として形成
されている。この面取刃5は、溝入れ加工により生じた
バリを取り除くとともに、所定形状の面取りを施すため
のものである。内接円直径D=12.7mmのチップの
場合、C0.2〜1.0mmの面取りが可能である。
【0014】チップ1は、図3に明示する千鳥刃形式の
サイドカッター10に組み込まれて使用される。サイド
カッターの刃先外径は125mm、刃幅は8mm、刃数
は12である。チップ1は、その鋭角コーナを工具本体
10の幅方向外側に突き出した状態で一つ置きに装着さ
れている。一つ置きに装着されているのは、このサイド
カッターは、中心刃チップ11と外周刃チップ12とが
交互配置される片側2列の合計4列構成のカッターであ
り、したがって、面取刃5を必要とするのは、加工溝内
壁側に位置する外周刃チップ12に限られるからであ
る。中心刃チップ11には、図4に示す、通常のチップ
20が使用される。
【0015】また、サイドカッター10に装着されるチ
ップ1は、そのアキシャルレーキα及びラジアルレーキ
βがネガティブになるように設定されている。ネガティ
ブとしたのは、切れ刃4a、4bに応力が集中して欠損
を生じないようにするためである。しかし、ネガティブ
の場合には、切りくず詰まりを生じて切削抵抗の増大を
招き、欠損を生じたり、加工溝内壁面に傷をつけるとい
う問題を生ずることがある。そこで、本発明によるチッ
プ1は、切れ刃4aに角度ホーニングが施されるととも
に、実質的なすくい角がポジティブとなるように彫り込
みタイプのチップブレーカ6を付設することにより、切
れ刃強度及び切りくず排出性を低下させないように配慮
されている。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、溝加工と面取加工とを
別々に行うのではなく、いわゆる面取刃付きのスローア
ウェイチップにより一度に行うことができ、加工能率を
向上させることができる。また、工具やチップの管理も
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すスローアウェイチップ
の(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図2】図1に示すスローアウェイチップの斜視図であ
る。
【図3】図1に示すスローアウェイチップがサイドカッ
ターに装着された状態を示す斜視図である。
【図4】従来のスローアウェイチップの一例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 スローアウェイチップ 3a、3b 外側面 4a 正面切れ刃 4b 外周切れ刃 5 面取刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形平板状をなすチップ本体の外側面を
    すくい面とし、円板状をなすカッタ本体の外周側面に設
    けられたチップ座に装着してサイドカッターを構成する
    ようにしたスローアウェイチップにおいて、前記チップ
    本体の対向する一対の外側面をすくい面とし、このすく
    い面には、逃げ面とされる他の一対の外側面との交差稜
    線に形成される切れ刃に沿ってブレーカ溝が付設され、
    かつ前記チップ本体の上面には、断面台形状の凸状面が
    すくい面とされる一対の前記外側面の間に形成されて、
    台形の傾斜稜線が面取刃として作用するよう構成されて
    いることを特徴とするスローアウェイチップ。
JP23923599A 1999-08-26 1999-08-26 スローアウェイチップ Pending JP2001062624A (ja)

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