JP7244326B2 - 表示・入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示機能と入力機能とを備えた表示・入力装置に関するものである。
画面表示機能を有する、防爆構造のフィールド機器は、例えば図21の(a)の斜視図および図21の(b)の正面図から分かるように表示器100の前面に、ガラス等の光透過性物質101を嵌め込んだ前面カバー102を設けており、表示器100が外気に晒されることのないようになっている。そのため、従来のフィールド機器では、表示器100と共に設けるボタン103を、光電センサや赤外線センサ等を利用したスイッチとしていた(特許文献1参照)。
フィールド機器のような製品では、搭載できるボタンの数が限られており、またボタンの名称がボタンの近傍に印刷されるようになっている。従来のフィールド機器では、限られたボタンの数で複数の機能を実現することが難しいので、ボタンの押下時間の長短または複数のボタンの同時押下によって複数の機能を選択できるようにしている。つまり、従来のフィールド機器では、ボタンの割り当てが予め決められているので、ボタンの押し方やボタンの組み合わせで複数の機能を選択できるようにする必要がある。
また、図21の例でも分かるように、ボタンは表示器の下に並ぶ形で配置されており、画面表示とボタンの位置とが離れているため、表示器の画面に表示されている情報とボタンの対応操作が分かり難い。フィールド機器のユーザは、ボタンを押すことでフィールド機器がどのように動作するのか、表示されている画面に対してどのボタンが有効なのかが直感的に理解できない。したがって、ユーザは、フィールド機器が設置されている現場でフィールド機器の取扱説明書を見なければならないケースが生じる。また、ボタンの限られた操作手法だけでは、ユーザが使い易いようなUI(User Interface)を設計した際に画面遷移や画面表示内容などに制限がかかってしまうという課題があった。
従来、特許文献2では、1つのスイッチの押下後に別のスイッチを押下するスライド操作により表示画面を切り替えるようにしたフィールド機器が提案されている。しかしながら、特許文献2に開示されたフィールド機器では、複数のスイッチを押下する順番で機能を切り替えているため、ユーザにとっては操作が直感的に理解できず、また画面遷移の制限が依然として大きいという課題があった。
また、表示・入力装置としてタッチパネルを採用する方法も考えられるが、製品コストが高くなるという課題があった。
なお、以上のような課題はフィールド機器に限らず、表示・入力装置を備えた他の電子機器においても同様に発生し得る。
特開2011-082936号公報 特開2013-027027号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ユーザにとって使い易いインターフェースを実現することができる表示・入力装置を提供することを目的とする。
本発明の表示・入力装置は、情報提示のための画面を表示するように構成された表示部と、前記表示部の表示領域の周縁部の近傍に配置され、接近する物体を非接触で検出するように構成された複数のセンサと、前記画面を前記表示部に表示させると共に、前記複数のセンサの近傍の、前記表示領域の周縁部のそれぞれに、前記センサに割り当てられたボタンの機能を象徴するマークを表示させるように構成された制御部とを備え、前記センサの検出領域は、前記表示領域の外側に設定され、少なくとも前記表示部と前記センサとは、基板上に搭載され、前記センサに割り当てられたボタンを表す枠が、このボタンのマークと外見上繋がるように前記基板に描かれ、前記ボタンを表す枠は、ユーザが前記物体を前記表示領域の外側に接近させるように誘導する形状であり、前記制御部は、前記複数のセンサのいずれかが接近した物体の存在を検出したときに、前記物体の存在を検出したセンサに割り当てられたボタンが操作されたと判定し、このボタンに応じて実行すべき処理を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の表示・入力装置の1構成例において、前記制御部は、前記ボタンが操作されたと判定したときに、操作されたボタンと前記表示部が表示している画面とに応じて実行すべき処理を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の表示・入力装置の1構成例において、前記制御部は、前記ボタンが操作されたと判定したときに、操作されたボタンとボタンの操作時間と前記表示部が表示している画面とに応じて実行すべき処理を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の表示・入力装置の1構成例において、前記制御部は、実行すべき処理の中に画面の変更処理が含まれる場合に、決定した処理に従って前記表示部に表示させる画面を変更することを特徴とするものである。
また、本発明の表示・入力装置の1構成例において、前記制御部は、前記画面の変更に伴って前記センサに割り当てられたボタンの機能が変わる場合に、このボタンの機能を象徴するマークを、変更後の画面に対応するボタンの機能を象徴するマークに変更することを特徴とするものである。
本発明によれば、表示部に表示させる画面に対して最適なボタン配置が可能となったことで、画面設計時に画面遷移や画面表示内容などを制限をする必要がなくなる。また、本発明では、各画面においてどのボタンを操作すればいいか、ボタンを操作すればどのような動作になるかが分かり易くなり、ユーザにとって使い易いUIを提供することが可能となり、ユーザが機器の取扱説明書を見る頻度を低減することができる。また、本発明では、疑似的にタッチパネルのように表示・入力を行うことができる表示・入力装置を実現することができ、タッチパネルを採用する場合と比較して製品コストを低減することができる。
図1は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の正面図である。 図2は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の断面図である。 図3は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の電気的接続を説明するブロック図である。 図4は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置をフィールド機器に搭載した状態を示す正面図である。 図5は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の磁気形センサの動作を説明する図である。 図6は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の画面遷移の動作を説明するフローチャートである。 図7は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の画面遷移の例を示す図である。 図8は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の画面遷移の例を示す図である。 図9は、本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の画面遷移の例を示す図である。 図10は、本発明の第2の参考例に係る表示・入力装置の正面図である。 図11は、本発明の第2の参考例に係る表示・入力装置の断面図である。 図12は、本発明の第2の参考例に係る表示・入力装置の光電形センサの動作を説明する図である。 図13は、本発明の第1の実施例に係る表示・入力装置の正面図である。 図14は、本発明の第1の実施例に係る表示・入力装置の断面図である。 図15は、本発明の第1の実施例に係る表示・入力装置の画面表示の例を示す図である。 図16は、本発明の第1の実施例に係る別の表示・入力装置の正面図である。 図17は、本発明の第2の実施例に係る表示・入力装置の正面図である。 図18は、本発明の第2の実施例に係る表示・入力装置の断面図である。 図19は、本発明の第2の実施例に係る表示・入力装置の感熱形赤外線センサの動作を説明する図である。 図20は、本発明の第1、第2の参考例および第1、第2の実施例に係る表示・入力装置の制御部を実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 図21は、フィールド機器の斜視図および正面図である。
第1の参考例
以下、本発明の参考例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の参考例に係る表示・入力装置の正面図、図2は図1のI-I線断面図である。表示・入力装置1は、基台となるプリント基板2と、プリント基板2に搭載された液晶パネル等の表示部3と、プリント基板2上の表示部3の表示領域の四隅の近傍に搭載され、接近する物体を非接触で検出する磁気センサ(ホール素子)等の磁気形センサ4a,4b,4c,4dと、表示・入力装置1の保護および外気からの遮蔽用のガラス板5とから構成される。
図3は本参考例の表示・入力装置1の電気的接続を説明するブロック図である。制御部6は、表示部3を制御すると共に、磁気形センサ4a,4b,4c,4dの検出結果が入力される表示・入力制御部60と、表示・入力装置1が搭載されるフィールド機器の全体の制御を行う全体制御部61とから構成される。制御部6は、プリント基板2上に搭載されていてもよいし、別の場所に搭載されていてもよい。
表示・入力制御部60は、全体制御部61と通信を行い、全体制御部61から取得した情報の提示のための画面を表示部3に表示させると共に、磁気形センサ4a,4b,4c,4dの近傍の、表示領域の周縁部のそれぞれに、磁気形センサ4a,4b,4c,4dに割り当てられたボタンの機能を象徴するマーク(アイコン)を表示させる。
全体制御部61は、表示部3の表示状態と磁気形センサ4a,4b,4c,4dの検出結果とに基づいて表示・入力装置1に対する操作を検出し、検出した操作に応じてフィールド機器の処理を行い、また必要に応じて表示・入力制御部60に対し画面の切り替えを指示する。
以下、本参考例の表示・入力装置1の動作をより詳細に説明する。図4は表示・入力装置1をフィールド機器に搭載し、表示・入力装置1の前面に、ガラス板5を嵌め込んだ前面カバー7を取り付けた状態を示す正面図である。図4の例では、制御部6がフィールド機器のメニュー画面を表示部3に表示させている状態を示している。
電磁流量計などのフィールド機器の画面には、例えばホーム画面、メニュー画面、設定画面、計測画面、シミュレーション画面といった様々な画面の遷移がある。画面によって異なる操作が要求されているため、複数のボタン操作が必要である。従来のフィールド機器のようにボタンの機能が予め決められている場合、ボタンの押し方やボタンの組み合わせで複数の機能を選択できるようにする必要があるため、ユーザにとっては操作が直感的に理解し難くなる。
そこで、本参考例では、フィールド機器のユーザに分かり易い動作にするため、プリント基板2上の表示部3の表示領域の四隅の近傍に磁気形センサ4a,4b,4c,4dを配置し、これら磁気形センサ4a,4b,4c,4dに割り当てられたボタンの機能を象徴するマークを表示部3の表示領域の四隅に表示するようにした。本参考例では、磁気形センサ4a,4b,4c,4dの検出領域40a,40b,40c,40dの一部とマークとが重なるようになっている。磁気形センサ4a,4b,4c,4dの間隔は例えば40mm程度、検出領域40a,40b,40c,40dの半径は例えば10mm程度である。図4の例では、4つのマーク30a,30b,30c,30dが表示部3によって表示されている。本参考例では、マーク30a,30b,30c,30dを表示することで、視覚的に分かり易いUIを実現することができる。
さらに、プリント基板2上にボタンを表すボタン枠20a,20b,20c,20dを予め印刷しておくことでボタンの位置を明確にした。また、ボタン枠20a,20b,20c,20dがボタンのマーク30a,30b,30c,30dと外見上繋がるように、ボタン枠20a,20b,20c,20dをプリント基板2に印刷しておくことで、ボタンの視認性を向上させた。本参考例では、ボタンの機能を固定することなく、各画面において各ボタンに最適な機能を持たせることが可能となった。
また、本参考例では、磁気形センサ4a,4b,4c,4dの検出領域40a,40b,40c,40dの一部がマーク30a,30b,30c,30dと重なっているため、タッチパネルのような操作が可能となる。図5に示すように、例えばフィールド機器のユーザが手に持った物体(本参考例ではマグネット棒12)の先端をマーク30aに近づけると、磁気形センサ4aは、マグネット棒12から発生している磁場120を検出することにより、接近した物体の存在を検出する。他の磁気形センサ4b,4c,4dの動作も同様である。こうして、ユーザにとって使い易いUIを提供することが可能となる。
図6は本参考例の表示・入力装置1の画面遷移の動作を説明するフローチャートである。まず、全体制御部61は、磁気形センサ4a,4b,4c,4dが操作されたかどうかを判定する(図6ステップS1)。表示・入力制御部60は、磁気形センサ4a,4b,4c,4dの検出結果を全体制御部61に通知する。
全体制御部61は、磁気形センサ4a,4b,4c,4dのいずれかが、接近した物体の存在を検出すると、物体の存在を検出した磁気形センサに割り当てられたボタンが操作されたと判定して(図6ステップS1においてYES)、操作されたボタンの番号を取得する(図6ステップS2)。さらに、全体制御部61は、磁気形センサが物体の存在を検出したときから物体の検出が不能になるまでの経過時間を、この磁気形センサに割り当てられたボタンの操作時間として取得する(図6ステップS3)。
全体制御部61は、操作されたボタンの番号と操作時間とから、ボタン状態情報を作成する(図6ステップS4)。なお、ボタンが操作されていない場合には(ステップS1においてNO)、ボタンが操作されていないというボタン状態情報が作成される。
続いて、全体制御部61は、表示部3に表示させている現在の画面の番号を取得する(図6ステップS5)。
全体制御部61は、取得した現在の画面番号と作成したボタン状態情報とに基づいて、予め用意されたテーブルを参照する。このテーブルには、画面番号と、ボタン状態情報(操作されたボタンの番号と操作時間)と、実行すべき処理の内容(フィールド機器の処理と、画面およびマークの情報)とが対応付けて登録されている。テーブルを参照した全体制御部61は、実行すべき処理の情報を作成する(図6ステップS6)。こうして、全体制御部61は、実行すべき処理を決定する。なお、実行すべき処理を決定するために、ボタンの操作時間を取得することは本発明において必須の構成要件ではない。また、ボタンが操作されていない場合(ステップS1においてNO)、全体制御部61は、“実行すべき処理なし”という情報を作成する。
全体制御部61は、ステップS6で作成した処理情報により、フィールド機器の処理(例えば設定値変更)が必要な場合には(図6ステップS7においてYES)、必要な処理を実行する(図6ステップS8)。
また、全体制御部61は、ステップS6で作成した処理情報により、画面の変更処理が必要な場合には(図6ステップS9においてYES)、作成した処理情報に含まれる、表示部3に表示させるべき情報(画面とマークの情報)を表示・入力制御部60に渡す。
表示・入力制御部60は、全体制御部61から受け取った情報に基づいて、画面とマークとを表示部3に表示させる(図6ステップS10)。
こうして、表示部3に表示される画面が変更される。また、画面の変更に伴って磁気形センサ4a,4b,4c,4dに割り当てられたボタンの機能が変わる場合には、ボタンの機能を象徴するマーク30a,30b,30c,30dが、変更後の画面に対応するボタンの機能を象徴するマークへと変更される。
そして、全体制御部61は、現在の画面番号を、変更後の画面の番号に更新する(図6ステップS11)。
表示・入力装置1は、例えばフィールド機器の電源が投入されている間、図6の処理を行う。
図7~図9は画面遷移の例を示す図である。図7はホーム画面の例である。全体制御部61は、表示部3に表示させるべき情報(ホーム画面とマーク30a,30b,30c,30dの情報)を表示・入力制御部60に渡す。表示・入力制御部60は、全体制御部61から受け取った情報に基づいて、図7のようなホーム画面とマーク30a,30b,30c,30dとを表示部3に表示させる。
ここで、例えばフィールド機器のユーザが手に持ったマグネット棒の先端をマーク30aに近づけると、磁気形センサ4aが接近した物体の存在を検出する。表示・入力制御部60は、磁気形センサ4aの検出結果を全体制御部61に通知する。
表示・入力制御部60からの通知を受けた全体制御部61は、磁気形センサ4aに割り当てられたボタンが操作されたと認識し、このボタンの、ホーム画面における予め定められた機能により、ホーム画面からメニュー画面への遷移を決定する。
そして、全体制御部61は、表示部3に表示させるべき情報(メニュー画面とマーク30a,30b,30c,30dの情報)を表示・入力制御部60に渡す。表示・入力制御部60は、全体制御部61から受け取った情報に基づいて、図4に示したようなメニュー画面とマーク30a,30b,30c,30dとを表示部3に表示させる。
次に、フィールド機器のユーザが手に持ったマグネット棒の先端をマーク30aに近づけたとする。上記と同様に、表示・入力制御部60は、磁気形センサ4aの検出結果を全体制御部61に通知する。
全体制御部61は、図4のように「1.Basic Set Up」が選択(黒地に白の反転表示)されている状態で、磁気形センサ4aに割り当てられたボタンが操作されたと認識すると、このボタンの、メニュー画面における予め定められた機能により、メニュー画面から基本設定画面への遷移を決定する。
そして、全体制御部61は、表示部3に表示させるべき情報(基本設定画面とマーク30a,30b,30c,30dの情報)を表示・入力制御部60に渡す。表示・入力制御部60は、全体制御部61から受け取った情報に基づいて、図8のような基本設定画面とマーク30a,30b,30c,30dとを表示部3に表示させる。
次に、フィールド機器のユーザが手に持ったマグネット棒の先端をマーク30aに近づけたとする。上記と同様に、表示・入力制御部60は、磁気形センサ4aの検出結果を全体制御部61に通知する。
全体制御部61は、図8のように「1.Damping」が選択されている状態で、磁気形センサ4aに割り当てられたボタンが操作されたと認識すると、このボタンの、基本設定画面における予め定められた機能により、基本設定画面からダンピング設定画面への遷移を決定する。
そして、全体制御部61は、表示部3に表示させるべき情報(ダンピング設定画面とマーク30a,30b,30c,30dの情報)を表示・入力制御部60に渡す。表示・入力制御部60は、全体制御部61から受け取った情報に基づいて、図9のようなダンピング設定画面とマーク30a,30b,30c,30dとを表示部3に表示させる。上記のとおり、各画面においてボタンの機能は変化する。
参考例では、各画面に対して最適なボタン配置が可能となったことで、画面設計時に画面遷移や画面表示内容などを制限をする必要がなくなる。また、本参考例では、各画面においてどのボタンを操作すればいいか、ボタンを操作すればどのような動作になるかが分かり易くなり、ユーザにとって使い易いUIを提供することが可能となり、ユーザがフィールド機器の取扱説明書を見る頻度を低減することができる。また、本参考例では、疑似的にタッチパネルのように表示・入力を行うことができる表示・入力装置1を実現することができ、タッチパネルを採用する場合と比較して製品コストを低減することができる。
第2の参考例
第1の参考例では、センサとして磁気形センサを用いる例を説明したが、センサとして光電形センサを用いることも可能である。図10は本発明の第2の参考例に係る表示・入力装置の正面図、図11は図10のI-I線断面図であり、図1、図2と同一の構成には同一の符号を付してある。
参考例の表示・入力装置1aは、プリント基板2と、表示部3と、プリント基板2上の表示部3の表示領域の四隅の近傍に搭載された光電形センサ8a,8b,8c,8dと、ガラス板5と、図3に示した制御部6とから構成される。第1の参考例と同様に、40a,40b,40c,40dは光電形センサ8a,8b,8c,8dの検出領域を示している。
図12は光電形センサ8aの動作を説明する図である。図12の(a)に示すように、光電形センサ8aは、光送信部80aと、光受信部81aとから構成される。同様に、光電形センサ8bは、光送信部80bと、光受信部81bとから構成される。他の光電形センサ8c,8dについても同様である。
図12の(a)に示すように、光電形センサ8aの光送信部80aは、光82(可視光または赤外光)を放射している。
図12の(b)に示すように、ユーザの指などの物体9が光電形センサ8a(マーク20a)に接近すると、物体9からの反射光83が光受信部81aに入射する。これにより、光電形センサ8aは、接近した物体9の存在を検出することができる。他の光電形センサ8b,8c,8dの動作についても同様である。
参考例では、表示部3の四隅の上方にも光電形センサ8a,8b,8c,8dから光82を放射しているため、図10、図12に示すように、光電形センサ8a,8b,8c,8dの検出領域40a,40b,40c,40dを、表示部3の表示領域の四隅と重ねることが可能である。
こうして、第1の参考例で説明した磁気形センサ4a,4b,4c,4dと同様の動作を実現することができる。制御部6の動作は第1の参考例で説明したとおりである。
なお、物体9からの反射光83を確実に受光するため、1つの光電形センサあたり複数の光受信部をプリント基板2上に配置するようにしてもよい。
第1の実施例
第1、第2の参考例では、センサの検出領域40a,40b,40c,40dが、表示部3の表示領域の四隅と重なるようにしているが、表示領域の外側にあってもよい。図13は本発明の第1の実施例に係る表示・入力装置の正面図、図14は図13のI-I線断面図であり、図1、図2、図10、図11と同一の構成には同一の符号を付してある。
本実施例の表示・入力装置1bは、プリント基板2と、表示部3と、磁気センサ(ホール素子)からなる磁気形センサ10a,10b,10c,10dと、ガラス板5と、図3に示した制御部6とから構成される。上記のとおり、磁気形センサ10a,10b,10c,10dの検出領域40a,40b,40c,40dは、表示部3の表示領域の四隅と重なっていない。すなわち、本実施例の磁気形センサ10a,10b,10c,10dの検出領域40a,40b,40c,40dは、第1の参考例の場合よりも狭い。
本実施例では、第1の参考例の場合よりも外側の領域で物体の接近を検出するため、磁気形センサ10a,10b,10c,10dの検出結果によって動作するボタンの位置をユーザに知らせる工夫が必要となる。
そこで、本実施例では、プリント基板2上に予め印刷するボタン枠21a,21b,21c,21dの形状を第1、第2の参考例と変えて、ユーザが表示部3の外側を操作するように誘導する形状とした。具体的には、ボタン枠21a,21b,21c,21dの形状を、表示部3の表示領域の外側に向かって放射状に延びる形状とした。これにより、例えば図15に示すような画面表示が行われている状態で、ユーザが手に持ったマグネット棒の先端を磁気形センサ10a,10b,10c,10dに近づけるように誘導することができる。制御部6の動作は第1の参考例で説明したとおりである。
本実施例を第2の参考例に適用することも可能である。この場合の表示・入力装置1cの構成を図16に示す。表示・入力装置1cの光電形センサ11a,11b,11c,11dの検出領域40a,40b,40c,40dは、第2の参考例の場合よりも狭い。図16の構成は、図13~図15に示した表示・入力装置1bの磁気形センサ10a,10b,10c,10dを光電形センサ11a,11b,11c,11dに置き換えたものに相当するので、更なる説明は省略する。
第2の実施例
第1、第2の参考例および第1の実施例では、磁気形センサまたは光電形センサを用いたが、感熱形赤外線センサを本発明に適用することも可能である。図17は本発明の第2の実施例に係る表示・入力装置の正面図、図18は図17のI-I線断面図であり、図1、図2、図10、図11、図13、図14と同一の構成には同一の符号を付してある。
本実施例の表示・入力装置1dは、プリント基板2と、表示部3と、プリント基板2上の表示部3の表示領域の四隅の近傍に搭載された感熱形赤外線センサ13a,13b,13c,13dと、ガラス板5と、図3に示した制御部6とから構成される。第1の参考例と同様に、40a,40b,40c,40dは感熱形赤外線センサ13a,13b,13c,13dの検出領域(熱源検出領域)を示している。
図19は感熱形赤外線センサ13aの動作を説明する図である。図19に示すように、ユーザの指や熱源(例えば火のついた物体)などの物体14が感熱形赤外線センサ13a(マーク20a)に接近すると、物体14が接近することによる温度の変化を感熱形赤外線センサ13aが検出する。これにより、感熱形赤外線センサ8aは、接近した物体14の存在を検出することができる。他の感熱形赤外線センサ13b,13c,13dの動作についても同様である。
こうして、第1の参考例で説明した磁気形センサ4a,4b,4c,4dと同様の動作を実現することができる。制御部6の動作は第1の参考例で説明したとおりである。
本実施例では、感熱形赤外線センサを第1の参考例に適用した例で説明しているが、感熱形赤外線センサを第1の実施例に適用してもよいことは言うまでもない。
なお、第1、第2の参考例および第1、第2の実施例では、例えば電磁流量計などのフィールド機器に本発明の表示・入力装置を適用する例で説明したが、他の電子機器に本発明の表示・入力装置を適用することも可能である。
また、第1、第2の参考例および第1、第2の実施例では、センサを表示部3の表示領域の四隅の近傍に配置しているが、四隅でなくてもよいことは言うまでもない。また、センサ(ボタン)の数も複数であればよく、4つでなくてもよいことは言うまでもない。
第1、第2の参考例および第1、第2の実施例で説明した制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインターフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図20に示す。コンピュータは、CPU310と、記憶装置311と、インターフェース装置(以下、I/Fと略する)312とを備えている。I/F312には、表示部3、センサ4a~4d,8a~8d,10a~10d,11a~11d,13a~13dなどが接続される。このようなコンピュータにおいて、本発明の表示・入力方法を実現させるためのプログラムは記憶装置311に格納される。CPU310は、記憶装置311に格納されたプログラムに従って第1、第2の参考例および第1、第2の実施例で説明した処理を実行する。






本発明は、フィールド機器等に搭載される表示・入力装置に適用することができる。
1,1a,1b,1c…表示・入力装置、2…プリント基板、3…表示部、4a~4d,10a~10d…磁気形センサ、5…ガラス板、6…制御部、7…前面カバー、8a~8d,11a~11d…光電形センサ、9,14…物体、12…マグネット棒、13a~13d…感熱形赤外線センサ、20a~20d,21a~21d…ボタン枠、30a~30d…マーク、40a~40d…検出領域、60…表示・入力制御部、61…全体制御部、80a,80b…光送信部、81a,81b…光受信部。

Claims (5)

  1. 情報提示のための画面を表示するように構成された表示部と、
    前記表示部の表示領域の周縁部の近傍に配置され、接近する物体を非接触で検出するように構成された複数のセンサと、
    前記画面を前記表示部に表示させると共に、前記複数のセンサの近傍の、前記表示領域の周縁部のそれぞれに、前記センサに割り当てられたボタンの機能を象徴するマークを表示させるように構成された制御部とを備え、
    前記センサの検出領域は、前記表示領域の外側に設定され、
    少なくとも前記表示部と前記センサとは、基板上に搭載され、
    前記センサに割り当てられたボタンを表す枠が、このボタンのマークと外見上繋がるように前記基板に描かれ、
    前記ボタンを表す枠は、ユーザが前記物体を前記表示領域の外側に接近させるように誘導する形状であり、
    前記制御部は、前記複数のセンサのいずれかが接近した物体の存在を検出したときに、前記物体の存在を検出したセンサに割り当てられたボタンが操作されたと判定し、このボタンに応じて実行すべき処理を決定することを特徴とする表示・入力装置。
  2. 請求項1記載の表示・入力装置において、
    前記制御部は、前記ボタンが操作されたと判定したときに、操作されたボタンと前記表示部が表示している画面とに応じて実行すべき処理を決定することを特徴とする表示・入力装置。
  3. 請求項2記載の表示・入力装置において、
    前記制御部は、前記ボタンが操作されたと判定したときに、操作されたボタンとボタンの操作時間と前記表示部が表示している画面とに応じて実行すべき処理を決定することを特徴とする表示・入力装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示・入力装置において、
    前記制御部は、実行すべき処理の中に画面の変更処理が含まれる場合に、決定した処理に従って前記表示部に表示させる画面を変更することを特徴とする表示・入力装置。
  5. 請求項4記載の表示・入力装置において、
    前記制御部は、前記画面の変更に伴って前記センサに割り当てられたボタンの機能が変わる場合に、このボタンの機能を象徴するマークを、変更後の画面に対応するボタンの機能を象徴するマークに変更することを特徴とする表示・入力装置。
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