JP7243422B2 - 画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP7243422B2
JP7243422B2 JP2019087794A JP2019087794A JP7243422B2 JP 7243422 B2 JP7243422 B2 JP 7243422B2 JP 2019087794 A JP2019087794 A JP 2019087794A JP 2019087794 A JP2019087794 A JP 2019087794A JP 7243422 B2 JP7243422 B2 JP 7243422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
print
image forming
login
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019087794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020183066A (ja
Inventor
大悟 山岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2019087794A priority Critical patent/JP7243422B2/ja
Priority to US16/599,628 priority patent/US20200356330A1/en
Publication of JP2020183066A publication Critical patent/JP2020183066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7243422B2 publication Critical patent/JP7243422B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1278Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to adopt a particular infrastructure
    • G06F3/1292Mobile client, e.g. wireless printing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1218Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources
    • G06F3/1219Reducing or saving of used resources, e.g. avoiding waste of consumables or improving usage of hardware resources with regard to consumables, e.g. ink, toner, paper
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1238Secure printing, e.g. user identification, user rights for device usage, unallowed content, blanking portions or fields of a page, releasing held jobs
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/126Job scheduling, e.g. queuing, determine appropriate device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1274Deleting of print job

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置、プログラム、及び画像形成システムに関する。
特許文献1には、近距離通信により外部端末から取得したユーザIDと、自機に登録されたユーザIDが一致する場合に当該ユーザを認証する装置が開示されている。また、この文献には、外部端末に表示されたジョブリストの中からジョブを選択するキー入力によって印刷指示がなされる旨が記載されている。
特許文献2には、利用者からの第1印刷指示の受信に伴ってこの利用者と関連付けて第1印刷指示を保留し、利用者の認証が事後的に完了した後であって第2印刷指示があった場合に、保留中の第1印刷指示を自動的に行う装置が開示されている。この文献では、第2印刷指示として、例えば、利用者による携帯端末を用いた指示、特定のジェスチャ、特定の音声、又は自動実行許可を示すデータの送信が挙げられている。
特開2008-200898号公報 特開2017-167685号公報
ところで、携帯端末から逐次出力される無線信号の受信強度を用いて、ユーザのログイン管理のみならず印刷指示を行うことで、ユーザによる行動の手間をさらに削減できる可能性がある。例えば、ユーザが画像形成装置の前で待機している状態を示すような受信強度の時間パターンが検出された場合に、画像形成装置が印刷を開始してもよい。
しかし、複数の画像形成装置が互いに近くに設置されている場合、複数の画像形成装置は、同一の携帯端末から似通った信号強度の時間パターンを同時に検出することがある。つまり、他の画像形成装置との関係を何も考慮しないと、互いに近くに設置された各々の画像形成装置は、ユーザのログイン及び印刷指示を経て、同一の印刷物を同時に印刷する可能性がある。その結果、重複印刷による資源の無駄や、印刷物の取り残しによる情報管理上の不都合が生じてしまう。
本発明の目的は、携帯端末から逐次出力される無線信号の受信強度を用いてログイン管理及び印刷指示を行う際に、他の画像形成装置との関係を考慮しない場合と比べて、互いに近くに設置された複数の画像形成装置が同一の印刷物を同時に印刷するのを抑制することである。
請求項1に記載の発明は、印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、を備え前記ログイン管理手段は、前記受信強度が第1閾値よりも大きい場合に、前記携帯端末に対応付けられた前記ユーザの第1ログインを許可し、前記印刷制御手段は、少なくとも、前記第1閾値よりも大きい第2閾値と比べて前記受信強度の方が大きい場合に、前記ユーザの指定に応じた印刷を指示する、画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記印刷制御手段は、さらに、予め定められた継続時間よりも長い間、前記受信強度の時間変化量が第3閾値よりも小さい状態が維持された場合に、前記ユーザの指定に応じた印刷を指示する、請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記印刷制御手段は、自装置から他の画像形成装置までの距離よりも短い距離に相当する受信強度を、前記第2閾値として設定する、請求項又はに記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記印刷制御手段は、自装置から他の画像形成装置までの距離よりも長い距離に相当する受信強度を、前記第2閾値として設定する、請求項又はに記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、を備え、前記ログイン管理手段は、前記印刷実行通知を受け付けたタイミングで前記ユーザの第1ログインを解除する、画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、を備え、前記ログイン管理手段は、自装置に設けられるログイン操作手段を用いたユーザの操作に応じて前記第1ログインとは異なる第2ログインの状態をさらに管理し、かつ前記ユーザとは別のユーザの第2ログイン中に、前記ユーザの第1ログインを禁止する、画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記無線通信手段は、前記ユーザの第1ログインを禁止する際に、前記ユーザからの印刷の要求を受け付けない旨を報知するための無線信号を前記携帯端末に送信する、請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、を備え、前記印刷制御手段が印刷の指示を行う際に他の画像形成装置に対して前記印刷実行通知を行う通知手段をさらに備える、画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能な無線通信手段と、を含んで構成される画像形成装置に、前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理する管理ステップと、前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する指示ステップと、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御ステップと、を実行させる画像形成プログラムであって、前記管理ステップでは、前記受信強度が第1閾値よりも大きい場合に、前記携帯端末に対応付けられた前記ユーザの第1ログインを許可し、前記印刷制御ステップでは、少なくとも、前記第1閾値よりも大きい第2閾値と比べて前記受信強度の方が大きい場合に、前記ユーザの指定に応じた印刷を指示する、ことを特徴とする画像形成プログラムである。
請求項10に記載の発明は、請求項1~のいずれか1項に記載の画像形成装置と、ユーザが携行可能であって前記画像形成装置との間で無線通信可能に構成される少なくとも1つの携帯端末と、を備える画像形成システムである。
請求項1,10に記載の発明によれば、携帯端末から逐次出力される無線信号の受信強度を用いてログイン管理及び印刷指示を行う際に、他の画像形成装置との関係を考慮しない場合と比べて、互いに近くに設置された複数の画像形成装置が同一の印刷物を同時に印刷することが抑制される。
更に、第1閾値と第2閾値を等しく設定する場合と比べて、より適時に印刷が実行される。
請求項に記載の発明によれば、受信強度の時間変化量を考慮しない場合と比べて、より適時に印刷が実行される。
請求項に記載の発明によれば、自装置から他の画像形成装置までの距離よりも長い距離に相当する受信強度を第2閾値として設定する場合と比べて、複数の画像形成装置が略同時に印刷を指示する可能性が低くなる。
請求項に記載の発明によれば、自装置から他の画像形成装置までの距離よりも短い距離に相当する受信強度を第2閾値として設定する場合と比べて、カバー領域全体の異方性が抑制されやすくなる。
請求項に記載の発明によれば、印刷実行通知を受け付けたにもかかわらずユーザの遠隔ログインを継続して許可する場合と比べて、遠隔ログインに関する処理負荷が軽減される。
請求項に記載の発明によれば、別のユーザの第2ログイン中にユーザの第1ログインを許可する場合と比べて、ユーザが保有する情報の機密性が守られやすくなる。
請求項に記載の発明によれば、自装置に設けられる表示手段を用いて可視情報を提供する場合と比べて、印刷の要求を受け付けないことがユーザに伝わりやすくなる。
請求項に記載の発明によれば、印刷実行通知を行うための別の通知装置を設けなくて済む。
本発明の一実施形態における画像形成装置が組み込まれた画像形成システムの全体構成図である。 図1に示す画像形成装置の電気的なブロック図である。 図2に示すメインコントローラの機能ブロック図である。 図4(a)は、図3のログイン管理テーブルが有するデータ構造の一例を示す図である。図4(b)は、図3の印刷ジョブキューが有するデータ構造の一例を示す図である。 設置エリア内における画像形成装置と携帯端末の間の相対的位置関係を模式的に示す平面図である。 図6(a)は、画像形成装置と携帯端末の間の距離の時間変化を示す図である。図6(b)は、携帯端末から出力される無線信号の受信強度の時間変化を示す図である。 画像形成装置のどこでもプリント動作に関する第1フローチャートである。 画像形成装置のどこでもプリント動作に関する第2フローチャートである。 どこでもプリントを禁止する旨の報知による効果を示す図である。 受信強度の時間パターンの第1例を示す図である。 受信強度の時間パターンの第2例を示す図である。 受信強度の時間パターンの第3例を示す図である。 印刷実行通知による効果を示す図である。
本発明における画像形成装置について、画像形成システム及び画像形成プログラムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。あるいは、技術的に矛盾が生じない範囲で各々の構成を任意に組み合わせてもよい。
[画像形成装置12の構成]
<画像形成システム10の全体構成>
図1は、本発明の一実施形態における画像形成装置12が組み込まれた画像形成システム10の全体構成図である。画像形成システム10は、設置エリア100内のユーザに画像形成物を提供する「画像形成サービス」を提供可能に構成されるシステムである。
この画像形成システム10は、1つ又は複数の画像形成装置12と、1つ又は複数の携帯端末14と、情報管理サーバ16と、を含んで構成される。本図の例では、2つの画像形成装置12,12及び1つの情報管理サーバ16が、設置エリア100内に構築された狭域ネットワークNWを介して相互に接続されている。
画像形成装置12は、プリンタ機能、コピー機能、スキャン機能、ファクシミリ機能、及びデータ送信機能のうち少なくとも1つの機能を実行するデジタル複合機(いわゆるMFP;Multifunction Peripheral)である。
携帯端末14は、ユーザが携行しながら使用可能な多機能・多目的装置であり、画像形成装置12との間で無線通信可能に構成されている。携帯端末14は、例えば、タブレット、スマートフォン、又はウェアラブルコンピュータである。ユーザは、携帯端末14の操作を通じて、設置エリア100内の様々な場所にてオンデマンド印刷が可能な「どこでもプリントサービス」を受けることができる。
情報管理サーバ16は、画像形成装置12の運用に関して必要な情報(例えば、ユーザ情報、セキュリティ情報、データ管理情報)を記憶しておき、画像形成装置12からの要求に応じてこの情報を適時に提供してもよい。本図の例では、情報管理サーバ16には、文書データベース18及びユーザ登録情報20が格納されている。
<画像形成装置12の構成>
図2は、図1に示す画像形成装置12の電気的なブロック図である。この画像形成装置12は、メインコントローラ30と、ストレージ装置32と、画像形成部34と、ユーザ・インターフェース部(以下、UI部35)と、認証部36と、ネットワーク通信部38と、無線通信部40(「無線通信手段」に相当)と、を含んで構成される。
画像形成部34は、用紙を読み取って画像データを生成する読取ユニット42と、画像データに基づいて印刷物を出力する印刷ユニット44(「印刷手段」に相当)と、ファクシミリの送受信を行うFAXユニット46と、を含んで構成される。UI部35は、例えば、タッチパネルディスプレイ及びハードウェアボタンから構成されており、ユーザの入力操作を受け付ける。認証部36は、パスワード認証、カード認証又は生体認証を含む様々な認証方式を用いて、サービスの利用権限を有するユーザを認証する。
ネットワーク通信部38は、情報管理サーバ16を含む外部装置との間でネットワーク通信を行うための通信モジュールである。無線通信部40は、携帯端末14を含む外部装置との間で無線通信を行うための通信モジュールである。この「無線通信」には、電波を用いた狭義の無線通信のみならず、空間光を用いた空間光通信(具体的には、赤外線通信又は可視光通信)が含まれる。無線通信の規格として、例えば、BLE(Bluetooth Low Energy)が用いられてもよい。
メインコントローラ30は、プロセッサ30p及びメモリ30mを含んで構成され、画像形成装置12を構成する各部を統括的に制御する装置である。プロセッサ30pは、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)を含む処理演算装置である。メモリ30mは、非一過性であり、かつコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
ストレージ装置32は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)又はソリッドステートドライブ(SSD:Solid State Drive)から構成され、画像形成装置12が取り扱う様々なデータを記憶する。本図の例では、このストレージ装置32には、文書データベース18(図1)から入手した印刷用データ48が格納されている。
<メインコントローラ30の機能ブロック図>
図3は、図2に示すメインコントローラ30の機能ブロック図である。メインコントローラ30のプロセッサ30pは、画像形成サービスに関するプログラムをメモリ30mから読み出して実行することで、ログイン管理部60(「ログイン管理手段」に相当)及び印刷制御部62(「印刷制御手段」に相当)として機能する。
ログイン管理部60は、画像形成サービスを受けようとするユーザのログイン状態を管理する。具体的には、ログイン管理部60は、通常ログイン(「第2ログイン」に相当)に関する管理処理を行う通常ログイン処理部64と、遠隔ログイン(「第1ログイン」に相当)に関する管理処理を行う遠隔ログイン処理部66と、を含んで構成される。ここで、「通常ログイン」とは、画像形成装置12に設けられたログイン操作手段68(UI部35又は認証部36)を用いた「手動型」のログインを意味する。一方、「遠隔ログイン」とは、無線通信部40により受信された無線信号を利用した「自動型」のログインを意味する。
印刷制御部62は、印刷ジョブの実行を含む印刷制御を行う。具体的には、印刷制御部62は、印刷の実行可否を判断する印刷可否判断部70と、印刷ユニット44に対して印刷の実行又は中止を指示する印刷指示部72と、を備える。
報知手段74は、ログイン管理部60又は印刷制御部62からの指令に応じて、外部に向けて報知可能に構成される。例えば、画像形成装置12の近くにいるユーザに報知する場合、UI部35が報知手段74として機能する。また、携帯端末14を所持するユーザに向けて報知する場合、無線通信部40が報知手段74として機能する。
通知手段76は、印刷制御部62からの指令に応じて、他の画像形成装置12に対して後述する印刷実行通知を行う。あるいは、通知手段76は、他の画像形成装置12から印刷実行通知を受け取る。ここでは、ネットワーク通信部38が通知手段76に相当する。
ログイン管理部60は、ログイン管理テーブル80を更新可能に、かつ印刷ジョブキュー82を読出可能に構成される。また、印刷制御部62は、ログイン管理テーブル80を読出可能に、かつ印刷ジョブキュー82を更新可能に構成される。
図4(a)は、図3のログイン管理テーブル80が有するデータ構造の一例を示す図である。このログイン管理テーブル80は、ユーザの識別情報を示す「ユーザID」、携帯端末14の識別情報を示す「端末ID」、ログイン種類、及びログイン時刻の間の対応関係を示すテーブル形式のデータである。なお、携帯端末14との通信を伴う「遠隔ログイン」の場合に限り、ログイン管理テーブル80内に端末IDが書き込まれる。
図4(b)は、図3の印刷ジョブキュー82が有するデータ構造の一例を示す図である。この印刷ジョブキュー82は、ユーザID、ファイル名、印刷設定、及び状態がキュー番号毎に列挙されたリスト形式のデータである。印刷設定には、例えば、印刷部数、カラー/白黒印刷の指定、両面/片面印刷の指定、用紙サイズ、Nup、拡縮倍率を含む複数の設定項目が含まれる。各処理の状態は、例えば、印刷中、印刷待ち、又は中止のいずれかに分類される。
[画像形成装置12の動作]
この実施形態における画像形成装置12は、以上のように構成される。続いて、画像形成装置12の動作(より詳しくは、どこでもプリント動作)について、図5~図13を参照しながら説明する。
<想定シーン>
図5は、設置エリア100内の画像形成装置12R,12Lと携帯端末14の間の相対的位置関係を模式的に示す平面図である。設置エリア100内には、2つの画像形成装置12R,12Lが、壁102に沿って並んで設置されている。以下、壁102に向かって右側にある装置を「画像形成装置12R」、左側にある装置を「画像形成装置12L」とそれぞれ表記する場合がある。「どこでもプリント」サービスを利用可能なユーザUsrAは、自身が所持する携帯端末14を操作しながら、最寄りの画像形成装置12Lに向かって歩く場合を想定する。
なお、概略円周状の第1境界線104Rは、画像形成装置12Rに設けられた無線通信部40Rからの距離がDth1(以下、「ログイン許可距離」ともいう)である位置の軌跡を示している。第1境界線104Rに囲まれる領域は、画像形成装置12RがユーザUsrAの遠隔ログインを許可するログイン許可領域106Rに相当する。同様に、概略円周状の第1境界線104Lは、画像形成装置12Lに設けられた無線通信部40Lからの距離がDth1である位置の軌跡を示している。第1境界線104Lに囲まれる領域は、画像形成装置12LがユーザUsrAの遠隔ログインを許可するログイン許可領域106Lに相当する。
図6(a)は、画像形成装置12R,12Lと携帯端末14の間の距離の時間変化を示す図である。グラフの横軸は時間(単位:s)を示すとともに、グラフの縦軸は距離(単位:m)を示している。ここでは、右側の画像形成装置12Rからの距離をDRとし、左側の画像形成装置12Lからの距離をDLとする。図5の例では、ユーザUsrAは、壁102に向かって中心線Cの左方(図面下方)からアクセスを試みるので、距離DR,DLは、DR>DLの大小関係を維持しながら、時間が経過するにつれて値が小さくなっていく。
図6(b)は、携帯端末14から出力される無線信号の受信強度の時間変化を示す図である。グラフの横軸は時間(単位:s)を示すとともに、グラフの縦軸はRSSI(Received Signal Strength Indicator;単位:dBm)を示している。この「RSSI」は、受信強度の常用対数値であり、基準の距離(例えば、0[m])の場合に0[dBm]となるように定義されている。
ここでは、右側の画像形成装置12Rによる受信強度をIRとし、左側の画像形成装置12Lによる受信強度をILとする。図5の例では、ユーザUsrAは、壁102に向かって中心線Cの左方(図面下方)からアクセスを試みるので、受信強度IR,ILは、IR<ILの大小関係を維持しながら、時間が経過するにつれて値が大きくなっていく。
そこで、上記した技術的特徴を考慮し、無線信号の受信強度を用いてログイン管理及び印刷指示を行うことで、ユーザUsrAによる行動の手間を減らすための印刷制御方法を提案する。以下、画像形成装置12のどこでもプリント動作について、図7及び図8のフローチャートを参照しながら説明する。
<動作の説明>
図7のステップS1において、無線通信部40は、携帯端末14からの無線信号を受信する。そして、ログイン管理部60(より詳しくは、遠隔ログイン処理部66)は、受信された無線信号の受信強度を取得する。この受信強度は、RSSIなどの連続値であってもよいし、段階的な強度レベルなどの離散値であってもよい。以下、RSSIの場合を例に挙げて説明する。
また、遠隔ログイン処理部66は、受信強度を取得する代わりに、受信強度に相関する物理量(例えば、携帯端末14との距離又は近接度)を取得してもよい。この距離は、例えばフリスの伝達式に従って、受信強度及び基準距離を用いて算出される。なお、受信強度と距離の間に負の相関があるので、距離を用いて後述する閾値判定を行う場合、閾値との間の大小関係が反対になる点に留意する。
ステップS2において、遠隔ログイン処理部66は、ステップS1で取得された受信強度と、予め定められた閾値Ith1(「第1閾値」に相当)の間の大小関係を比較する。ここで、閾値Ith1は、図5に示すログイン許可距離Dth1に相当する信号強度である。RSSI>Ith1の関係を満たさない場合、つまり、RSSI≦Ith1の関係を満たす場合(ステップS2:NO)、ログアウト時にはステップS1に戻り、ログイン時にはステップS3に進む。
ステップS3において、遠隔ログイン処理部66は、ユーザUsrAが遠隔ログイン中である場合には、現在のログイン管理テーブル80からユーザUsrAに関するログイン情報(具体的には、ユーザID、端末ID、ログイン種類、及びログイン時刻)を削除することで、ユーザUsrAの遠隔ログインを解除する。そして、少なくともステップS1,S2を繰り返した後、ユーザUsrAが第1境界線104R,104Lに到達し、RSSI>Ith1を満たすようになった場合(ステップS2:YES)、ステップS4に進む。
ステップS4において、遠隔ログイン処理部66は、携帯端末14との間の接続を確立した後、無線通信部40を介して、携帯端末14からログイン用情報を取得する。このログイン用情報は、ユーザUsrAを特定可能な情報であり、例えば、ユーザID又は端末IDであってもよい。
ステップS5において、ログイン管理部60は、現在のログイン管理テーブル80を参照し、通常ログイン中である他のユーザが存在しないか否かを確認する。該当するユーザが存在しない場合(ステップS5:YES)、ステップS6をスキップして、次のステップS7に進む。一方、該当するユーザが存在する場合(ステップS5:NO)、ステップS6に進む。
ステップS6において、報知手段74は、ログイン管理部60からの報知指令を受け付けて、ユーザUsrAによる印刷の要求(ここでは、「どこでもプリント」)を受け付けない旨を報知する。例えば、報知手段74がUI部35である場合、ディスプレイ上に警告メッセージを表示してもよいし、スピーカによる警告音を発してもよい。一方、報知手段74が無線通信部40である場合、報知指令を含む無線信号を携帯端末14に向けて出力してもよい。
図9は、どこでもプリントを禁止する旨の報知による効果を示す図である。本図の例では、別のユーザUsrBが、画像形成装置12Lに設けられたログイン操作手段68(図3)を用いて、通常ログインのための操作を行う場合を想定する。ユーザUsrAが第1境界線104Lを跨いでログイン許可領域106L内に進入すると、ユーザUsrAの携帯端末14は、例えば、画像形成装置12Lのデバイス名と一緒に「どこでもプリント」が利用できない旨の表示を行う。
ユーザUsrAは、その表示内容を視認することで一方の画像形成装置12Lが使用できない旨を把握し、自身の進行方向を変えながら他方の画像形成装置12Rに近づいていく。その結果、ユーザUsrAが第1境界線104Rを跨いでログイン許可領域106Rに進入することで、画像形成装置12RによってユーザUsrAの遠隔ログインが許可されるようになる。
このように、ログイン管理部60は、自装置に設けられるログイン操作手段68を用いたユーザの操作に応じて通常ログインの状態をさらに管理し、かつ、ユーザUsrAとは別のユーザUsrBの通常ログイン中に、ユーザUsrAの遠隔ログインを禁止してもよい。これにより、別のユーザUsrBが利用中の可能性が高い画像形成装置12から印刷物120が出力される状況の発生を抑制可能となり、別のユーザUsrBの通常ログイン中にユーザUsrAの遠隔ログインを許可する場合と比べて、ユーザUsrAが保有する情報の機密性が守られやすくなる。
また、無線通信部40は、ユーザUsrAの遠隔ログインを禁止する際に、ユーザUsrAからの印刷の要求を受け付けない旨を報知するための無線信号を携帯端末14に送信してもよい。これにより、画像形成装置12の周辺にいる別のユーザUsrBによる遮蔽の影響を受けずに、携帯端末14を介してユーザUsrAに報知可能となり、自装置に設けられる表示手段を用いて可視情報を提供する場合と比べて、印刷の要求を受け付けないことがユーザUsrAに伝わりやすくなる。
図7のステップS7において、遠隔ログイン処理部66は、ステップS4で取得されたログイン用情報と、ユーザ登録情報20及びログイン管理テーブル80を照合し、ユーザUsrAが遠隔ログイン中であるか否かを確認する。既に遠隔ログイン中である場合(ステップS7:YES)、次のステップS8をスキップし、ステップS9に進む。一方、まだ遠隔ログイン中ではない場合(ステップS7:NO)、次のステップS8に進む。
ステップS8において、遠隔ログイン処理部66は、現在のログイン管理テーブル80にユーザUsrAに関するログイン情報(具体的には、ユーザID、端末ID、ログイン種類及びログイン時刻)を追加することで、ユーザUsrAの遠隔ログインを許可する。このようにして、ログイン管理部60は、RSSI>Ith1を満たす場合に、携帯端末14に対応付けられたユーザUsrAの遠隔ログインを許可する。
ステップS9において、印刷制御部62(より詳しくは、印刷可否判断部70)は、ユーザUsrAからの印刷の要求を受け付けたか否かを確認する。この要求は、例えば、携帯端末14がユーザUsrAの操作(例えば、タップ操作)に応じて送信する無線信号によって行われてもよい。ユーザUsrAからの印刷の要求をまだ受け付けていない場合(ステップS9:NO)、ステップS1に戻って、以下、この要求を受け付けるまでステップS1~S8のうちいずれかの実行を繰り返す。一方、ユーザUsrAからの印刷の要求を受け付けた場合(ステップS9:YES)、ステップS10に進む。
図8のステップS10において、印刷制御部62は、ステップS7で受け付けた印刷の要求に関するジョブ情報(具体的には、ユーザID、印刷用データ48のファイル名、及び印刷設定)を印刷ジョブキュー82に追加することで、ユーザUsrAの指定に応じた印刷ジョブを登録する。また、印刷制御部62は、情報管理サーバ16内に構築された文書データベース18を照合し、ユーザUsrA又は携帯端末14に対応する印刷用データ48を取得する。
ステップS11において、印刷可否判断部70は、ステップS1の場合と同様にして、携帯端末14から出力される無線信号における信号強度の時系列又は物理量の時系列を取得する。
ステップS12において、印刷可否判断部70は、ステップS11で取得された受信強度の時系列又は物理量の時系列が予め定められた条件(以下、印刷許可条件)を満たすか否かを判定する。ここで、「印刷許可条件」とは、ユーザUsrAが遠隔ログイン中であることを前提として、印刷用データ48を用いた印刷の実行を許可するための条件を意味する。
図10は、受信強度の時間パターンの第1例を示す図である。より詳しくは、図10(a)は、1つの画像形成装置12Lに接近するユーザUsrAの挙動を模式的に示す平面図である。また、図10(b)は、図10(a)に対応する無線信号の受信強度の時間変化を示す図である。ユーザUsrAは、目的地である画像形成装置12Lに向かって略等速度で直進し、途中で減速しながら、画像形成装置12Lの正面手前の位置で停止する。そして、ユーザUsrAは、印刷の開始又は終了を確認するまでの間、画像形成装置12Lの正面手前の位置でそのまま待機する。
なお、概略円周状の第2境界線108Lは、画像形成装置12Lに設けられた無線通信部40Lからの距離がDth2(以下、「印刷許可距離」ともいう)である位置の軌跡を示している。第2境界線108Lに囲まれる領域は、画像形成装置12Lが印刷の実行を許可する印刷許可領域110Lに相当する。なお、この印刷許可距離Dth2は、ログイン許可距離Dth1よりも小さくなるように設定されている。
そこで、印刷可否判断部70は、上記したユーザUsrAの挙動を示す時間パターンを検出した場合、印刷許可条件を満たすものと判定する。印刷可否判断部70は、例えば、[条件1]RSSI>Ith2を満たすか否か、[条件2]継続時間Tcよりも長い間、ΔI<ΔIthが維持されるか否かをそれぞれ判定する。ここで、閾値Ith2は、図10(a)の印刷許可距離Dth2に相当する信号強度であり、Ith1よりも大きい閾値(「第2閾値」に相当)である。また、ΔIは、RSSIの時間変化量であり、具体的な例として、時間微分値、時間微分値の移動平均、ある時間帯での変動幅(最大値と最小値の差)などが挙げられる。また、ΔIthは、時間変化量ΔIの許容範囲に相当する閾値(「第3閾値」に相当)である。
上記した印刷許可条件、例えば2つの条件1,2を同時に満たさない場合(ステップS12:NO)、ステップS11に戻って、以下、印刷許可条件を満たすまでステップS11,S12を繰り返す。一方、2つの条件1,2を同時に満たす場合(ステップS12:YES)、次のステップS13に進む。なお、予め定められた継続時間よりも長い間、印刷許可条件を満たさない状態が続いた場合、ログイン管理部60は遠隔ログインを解除してもよいし、印刷制御部62は印刷の実行を中止してもよい。
図11は、受信強度の時間パターンの第2例を示す図である。より詳しくは、図11(a)は、2つの画像形成装置12R,12Lの設置状態を模式的に示す平面図である。また、図11(b)は、ユーザUsrAが左側の画像形成装置12Lに接近する場合における無線信号の受信強度の時間変化を示す図である。
図11(a)に示すように、2つの画像形成装置12R,12Lの特徴点(例えば、無線通信部40の位置)同士の距離をDis1と定義すると、Dis1>Dth2の関係が成り立っている。この場合、ユーザUsrAが画像形成装置12Lの正面手前の位置で待機している間、携帯端末14は、印刷許可領域110Lの内側に位置する一方、印刷許可領域110Rの外側に位置する。
その結果、図11(b)に示すように、ユーザUsrAの待機中での左側の受信強度ILに関して、RSSI>Ith2>Ith1の関係が成り立つので、画像形成装置12Lにおける印刷可能条件を満たすことになる。一方、右側の受信強度IRに関して、Ith1<RSSI<Ith2の関係が成り立つので、画像形成装置12Rにおける印刷可能条件を満たさないことになる。つまり、2つの画像形成装置12R,12LがユーザUsrAの遠隔ログインを同時に許可するが、1つの画像形成装置12Lのみが印刷を行う。
図12は、受信強度の時間パターンの第3例を示す図である。より詳しくは、図12(a)は、2つの画像形成装置12R,12Lの設置状態を模式的に示す平面図である。また、図12(b)は、ユーザUsrAが左側の画像形成装置12Lに接近する場合における無線信号の受信強度の時間変化を示す図である。
図12(a)に示すように、2つの画像形成装置12R,12Lの特徴点(例えば、無線通信部40の位置)同士の距離をDis2と定義すると、Dis2<Dth2の関係が成り立っている。この場合、ユーザUsrAが画像形成装置12Lの正面手前の位置で待機している間、携帯端末14は、印刷許可領域110R,110Lのそれぞれの内側に位置する。
その結果、図12(b)に示すように、ユーザUsrAの待機中での両方の受信強度IR,ILに関して、RSSI>Ith2>Ith1の関係が成り立つので、画像形成装置12R,12Lにおける印刷可能条件を同時に満たすことになる。つまり、2つの画像形成装置12R,12Lがそれぞれ、ユーザUsrAの遠隔ログイン及び印刷を実行しようとする。
そこで、図8のステップS13において、印刷可否判断部70は、ステップS12の印刷許可条件を満たす時点にて、外部装置から印刷実行通知を受け付けていないか否かを確認する。この「印刷実行通知」とは、他の画像形成装置12がユーザUsrAの指定に応じた印刷を行う旨の通知を意味する。なお、通知元である「外部装置」は、狭域ネットワークNWに接続された他の画像形成装置12であってもよいし、各々の画像形成装置12の印刷処理を統括する上位装置(例えば、情報管理サーバ16)であってもよい。
画像形成装置12がこの印刷実行通知を受け付けていない場合(ステップS13:YES)にはステップS14に進む一方、印刷実行通知を既に受け付けている場合(ステップS13:NO)には後述するステップS17に進む。
ステップS14において、通知手段76は、印刷制御部62からの通知指令を受け付けて、狭域ネットワークNWに接続されている他の画像形成装置12に対して印刷実行通知を行う。通知手段76がネットワーク通信部38である場合、画像形成装置12は、実行対象の印刷ジョブの特定に必要な情報を含む通知メッセージを、送信先を指定して又はブロードキャストで送信する。なお、この通知タイミングは、該当する印刷ジョブの開始前、実行中、又は終了後のいずれであってもよいが、印刷の重複を避けるために可能な限り早い時点であることが好ましい。
このように、画像形成装置12には、印刷制御部62が印刷の指示を行う際に他の画像形成装置12に対して印刷実行通知を行う通知手段76が設けられてもよい。これにより、複数の画像形成装置12の間で印刷実行通知のやり取りが可能となり、印刷実行通知を行うための別の通知装置を設けなくて済む。
ステップS15において、印刷制御部62(より詳しくは、印刷指示部72)は、印刷ユニット44に対して、ユーザUsrAが指定する印刷用データ48を用いた印刷を指示する。そして、印刷ユニット44が印刷用データ48を用いた印刷を行うことで、所望の印刷物120(図13)が出力される。
ステップS16において、報知手段74は、印刷制御部62からの報知指令を受け付けて、ユーザUsrAにより要求された印刷が終了した旨を報知する。例えば、報知手段74がUI部35である場合、ディスプレイ上に終了メッセージを表示してもよいし、スピーカによる終了音を発してもよい。一方、報知手段74が無線通信部40である場合、終了指令を含む無線信号を携帯端末14に向けて出力してもよい。
そして、図7のステップS3に戻って、ユーザUsrAの遠隔ログインが解除された後に、図7及び図8のフローチャートを繰り返す。一方、ステップS13に戻って、画像形成装置12が印刷実行通知を既に受けている場合(ステップS13:NO)、ステップS17に進む。
ステップS17において、ログイン管理部60(より詳しくは、遠隔ログイン処理部66)は、ログイン管理テーブル80及び印刷ジョブキュー82を参照し、遠隔ログイン中であるユーザUsrAを特定し、現在のログイン管理テーブル80からユーザUsrAに関するログイン情報を削除することで、ユーザUsrAの遠隔ログインを解除する。
このように、ログイン管理部60は、印刷実行通知を受け付けたタイミングでユーザUsrAの遠隔ログインを解除してもよい。これにより、要求通りの印刷を終えたユーザUsrAによる不必要なログインを抑制可能となり、印刷実行通知を受け付けたにもかかわらずユーザUsrAの遠隔ログインを継続して許可する場合と比べて、遠隔ログインに関する処理負荷が軽減される。
ステップS18において、印刷制御部62(より詳しくは、印刷指示部72)は、印刷実行通知に対応する印刷を中止するための制御を行う。具体的には、印刷指示部72は、印刷の指示をまだ行っていない場合には該当する指示を禁止し、あるいは、印刷の指示を既に行っている場合には該当する指示を取り消す。そして、図7のステップS1に戻った後に、図7及び図8のフローチャートを繰り返す。
図13は、印刷実行通知による効果を示す図である。本図の例では、2つの画像形成装置12R,12Lのうち、左側の画像形成装置12Lが先行して印刷を行い、印刷物120を出力する。ユーザUsrAは、印刷が終了した旨の報知を手掛かりに、画像形成装置12Lから印刷物120を回収することができる。一方、右側の画像形成装置12Rは、画像形成装置12Lから印刷実行通知を受け付けているので、同一の印刷物120を出力しない。これにより、重複印刷による資源の無駄や、印刷物120の取り残しによる情報管理上の不都合が生じなくて済む。
[実施形態のまとめ]
以上のように、この画像形成装置12は、印刷用データ48を用いて印刷を行う印刷ユニット44(印刷手段)と、ユーザに対応付けられた携帯端末14からの電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信部40(無線通信手段)と、無線通信部40により受信される無線信号の受信強度又はこの受信強度に相関する物理量に応じてユーザUsrAの遠隔ログインの状態を管理するログイン管理部60(ログイン管理手段)と、ユーザUsrAの遠隔ログイン中に受信強度の時系列又は物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、ユーザUsrAが指定する印刷用データ48を用いた印刷を印刷ユニット44に指示する手段であって、他の画像形成装置12がユーザUsrAの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、この印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御部62(印刷制御手段)を備える。
また、この画像形成方法及びプログラムによれば、画像形成装置12が、受信強度又は物理量に応じてユーザUsrAの遠隔ログインの状態を管理する管理ステップ(S3,S8)と、ユーザUsrAが指定する印刷用データ48を用いた印刷を印刷ユニット44に指示する指示ステップ(S15)と、自装置が印刷実行通知を受け付けた場合に、この印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御ステップ(S18)を実行する。
このように、ユーザUsrAの遠隔ログイン中に印刷実行通知を受け付けた場合に、当該通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消すので、同一の携帯端末14から似通った信号強度の時間パターンを同時に検出した場合であっても、自装置の印刷の指示又は実行を中止可能となる。これにより、携帯端末14から逐次出力される無線信号の受信強度を用いてユーザUsrAのログイン管理及び印刷指示を行う際に、他の画像形成装置12との関係を考慮しない場合と比べて、互いに近くに設置された複数の画像形成装置12により同一の印刷物120を同時に印刷することが抑制される。
また、ログイン管理部60は、受信強度が第1閾値よりも大きい場合(つまり、RSSI>Ith1の場合)に、携帯端末14に対応付けられたユーザUsrAの遠隔ログインを許可し、印刷制御部62は、少なくとも、第1閾値よりも大きい第2閾値と比べて受信強度の方が大きい場合(つまり、RSSI>Ith2>Ith1の場合)に、ユーザUsrAの指定に応じた印刷を指示してもよい。これにより、印刷物120を回収するために画像形成装置12に接近しようとするユーザの行動特性を反映可能となり、第1閾値と第2閾値を等しく設定する場合と比べて、より適時に印刷が実行される。
特に、印刷制御部62は、予め定められた継続時間Tcよりも長い間、受信強度の時間変化量が第3閾値よりも小さい状態(つまり、ΔI<ΔIth)が維持された場合に、ユーザUsrAの指定に応じた印刷を指示してもよい。これにより、印刷物120の回収に先立ち、画像形成装置12の周辺に立ち止まって待機しようとするユーザの行動特性を反映可能となり、受信強度の時間変化量を考慮しない場合と比べて、より適時に印刷が実行される。
また、印刷制御部62は、自装置と他の画像形成装置12の間の距離Dis1よりも短い距離(Dth2)に相当する受信強度を、閾値Ith2として設定してもよい。これにより、複数の画像形成装置12における印刷許可領域110R,110Lの重複を抑制可能となり、距離Dis1よりも長い距離に相当する受信強度を閾値Ith2として設定する場合と比べて、複数の画像形成装置12が略同時に印刷を指示する可能性が低くなる。
これとは反対に、印刷制御部62は、自装置と他の画像形成装置12の間の距離Dis2よりも長い距離(Dth2)に相当する受信強度を、閾値Ith2として設定してもよい。これにより、複数の画像形成装置12における印刷許可領域110R,110Lの重複度が増えるので、距離Dis2よりも短い距離に相当する受信強度を閾値Ith2として設定する場合と比べて、カバー領域全体の異方性が抑制されやすくなる。
10 画像形成システム、12(R,L) 画像形成装置、14 携帯端末、16 情報管理サーバ、30 メインコントローラ、32 ストレージ装置、34 画像形成部、35 UI部、36 認証部、38 ネットワーク通信部、40 無線通信部(無線通信手段)、44 印刷ユニット(印刷手段)、48 印刷用データ、60 ログイン管理部(ログイン管理手段)、62 印刷制御部(印刷制御手段)、64 通常ログイン処理部、66 遠隔ログイン処理部、68 ログイン操作手段、70 印刷可否判断部、72 印刷指示部、74 報知手段、76 通知手段、80 ログイン管理テーブル、82 印刷ジョブキュー、100 設置エリア、106R,106L ログイン許可領域、110R,110L 印刷許可領域、120 印刷物、Ith1 閾値(第1閾値)、Ith2 閾値(第2閾値)、ΔI 時間変化量、UsrA ユーザ、UsrB 別のユーザ。

Claims (10)

  1. 印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、
    前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、
    前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、
    を備え、
    前記ログイン管理手段は、前記受信強度が第1閾値よりも大きい場合に、前記携帯端末に対応付けられた前記ユーザの第1ログインを許可し、
    前記印刷制御手段は、少なくとも、前記第1閾値よりも大きい第2閾値と比べて前記受信強度の方が大きい場合に、前記ユーザの指定に応じた印刷を指示する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷制御手段は、さらに、予め定められた継続時間よりも長い間、前記受信強度の時間変化量が第3閾値よりも小さい状態が維持された場合に、前記ユーザの指定に応じた印刷を指示することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷制御手段は、自装置から他の画像形成装置までの距離よりも短い距離に相当する受信強度を、前記第2閾値として設定することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷制御手段は、自装置から他の画像形成装置までの距離よりも長い距離に相当する受信強度を、前記第2閾値として設定することを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  5. 印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、
    前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、
    前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、
    を備え、
    前記ログイン管理手段は、前記印刷実行通知を受け付けたタイミングで前記ユーザの第1ログインを解除することを特徴とする画像形成装置。
  6. 印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、
    前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、
    前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、
    を備え、
    前記ログイン管理手段は、自装置に設けられるログイン操作手段を用いたユーザの操作に応じて前記第1ログインとは異なる第2ログインの状態をさらに管理し、かつ前記ユーザとは別のユーザの第2ログイン中に、前記ユーザの第1ログインを禁止することを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記無線通信手段は、前記ユーザの第1ログインを禁止する際に、前記ユーザからの印刷の要求を受け付けない旨を報知するための無線信号を前記携帯端末に送信することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、
    ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能に構成される無線通信手段と、
    前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理するログイン管理手段と、
    前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する手段であって、他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御手段と、
    を備え、
    前記印刷制御手段が印刷の指示を行う際に他の画像形成装置に対して前記印刷実行通知を行う通知手段をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 印刷用データを用いて印刷を行う印刷手段と、ユーザに対応付けられた携帯端末に対して電波又は空間光による無線信号を送受信可能な無線通信手段と、を含んで構成される画像形成装置に、
    前記無線通信手段により受信される無線信号の受信強度又は前記受信強度に相関する物理量に応じて前記ユーザの第1ログインの状態を管理する管理ステップと、
    前記ユーザの第1ログイン中に前記受信強度の時系列又は前記物理量の時系列が予め定められた条件を満たす場合、前記ユーザが指定する前記印刷用データを用いた印刷を前記印刷手段に指示する指示ステップと、
    他の画像形成装置が前記ユーザの指定に応じた印刷を行う旨の印刷実行通知を、自装置が受け付けた場合に、前記印刷実行通知に対応する印刷の指示を禁止し又は既になされた印刷の指示を取り消す印刷制御ステップと、
    を実行させることを特徴とする画像形成プログラムであって、
    前記管理ステップでは、前記受信強度が第1閾値よりも大きい場合に、前記携帯端末に対応付けられた前記ユーザの第1ログインを許可し、
    前記印刷制御ステップでは、少なくとも、前記第1閾値よりも大きい第2閾値と比べて前記受信強度の方が大きい場合に、前記ユーザの指定に応じた印刷を指示する
    ことを特徴とする画像形成プログラム
  10. 請求項1~のいずれか1項に記載の画像形成装置と、
    ユーザが携行可能であって前記画像形成装置との間で無線通信可能に構成される少なくとも1つの携帯端末と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
JP2019087794A 2019-05-07 2019-05-07 画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム Active JP7243422B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019087794A JP7243422B2 (ja) 2019-05-07 2019-05-07 画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム
US16/599,628 US20200356330A1 (en) 2019-05-07 2019-10-11 Image forming apparatus, non-transitory computer readable medium, and image forming system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019087794A JP7243422B2 (ja) 2019-05-07 2019-05-07 画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020183066A JP2020183066A (ja) 2020-11-12
JP7243422B2 true JP7243422B2 (ja) 2023-03-22

Family

ID=73044481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019087794A Active JP7243422B2 (ja) 2019-05-07 2019-05-07 画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20200356330A1 (ja)
JP (1) JP7243422B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2024030785A (ja) * 2022-08-25 2024-03-07 セイコーエプソン株式会社 画像処理装置、制御方法及びプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017381A (ja) 2006-07-10 2008-01-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008146562A (ja) 2006-12-13 2008-06-26 Kyocera Mita Corp 情報処理装置ならびにこれらを用いた画像形成システム
JP2017007183A (ja) 2015-06-19 2017-01-12 コニカミノルタ株式会社 印刷装置
JP2017081085A (ja) 2015-10-30 2017-05-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
JP2017205904A (ja) 2016-05-17 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
US20180113654A1 (en) 2016-10-20 2018-04-26 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for beacon based device login
JP2018153996A (ja) 2017-03-17 2018-10-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008017381A (ja) 2006-07-10 2008-01-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008146562A (ja) 2006-12-13 2008-06-26 Kyocera Mita Corp 情報処理装置ならびにこれらを用いた画像形成システム
JP2017007183A (ja) 2015-06-19 2017-01-12 コニカミノルタ株式会社 印刷装置
JP2017081085A (ja) 2015-10-30 2017-05-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
JP2017205904A (ja) 2016-05-17 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、プログラム及び画像形成システム
US20180113654A1 (en) 2016-10-20 2018-04-26 Kabushiki Kaisha Toshiba System and method for beacon based device login
JP2018153996A (ja) 2017-03-17 2018-10-04 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20200356330A1 (en) 2020-11-12
JP2020183066A (ja) 2020-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6904377B2 (ja) プログラム、情報処理装置、システム、情報処理方法
JP6476616B2 (ja) 通信装置、端末装置および画像処理システム
US8958100B2 (en) Image processing apparatus, information processing apparatus, and image processing method for processing a print job transmitted from the information processing apparatus to the image forming apparatus via communication protocol
JP5962389B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置、および、通信制御プログラム
US9648041B2 (en) Security management system, input apparatus, security management method, and recording medium
JP2017016373A (ja) 情報処理装置、制御方法、およびプログラム
JP7243422B2 (ja) 画像形成装置、プログラム、及び画像形成システム
JP6366234B2 (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP2010219681A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、画像形成システム及び画像形成装置
JP6394249B2 (ja) 画像処理装置
JP6477224B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム、及びプログラム
JP6531730B2 (ja) 通信機器及び通信プログラム
JP2016208418A (ja) 通信装置、システム、及びプログラム
US10496347B2 (en) Information processing system and recording medium suitable for remote operation of electronic apparatuses
US20170279987A1 (en) Screen Display System, Screen Display Method, Image Processing Apparatus, and Recording Medium
JP5861821B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
US10983738B2 (en) Computer-readable storage medium, information processing apparatus, and system
JP6939972B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよびプログラム
JP2007004598A (ja) 画像形成装置の管理装置および方法
JP6107491B2 (ja) プリントシステムおよびプリント方法
JP7180718B2 (ja) 情報処理装置、システム、プログラム、情報処理方法
JP2018128809A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理プログラム
JP2018073108A (ja) 印刷システム
JP2018033081A (ja) 携帯端末及び通信プログラム
JP6304564B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7243422

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150