JP7243118B2 - 電子機器、通知制御システム、通知制御方法及びプログラム - Google Patents

電子機器、通知制御システム、通知制御方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、電子機器、通知制御システム、通知制御方法及びプログラムに関する。
従来、時計やスマートフォン等の電子機器において、メールや電話の着信があった際、発信者や着信内容等の情報を通知する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-112617号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術により情報表示がなされた場合であっても、状況によってはユーザに通知を見逃されてしまう可能性がある。
本発明の目的は、電子機器において、ユーザへの情報の通知をより確実に行うことである。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、所定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、当該通知に係るテキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信する送信手段と、
前記テキストデータを表示する表示手段と、
自機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信し、前記自機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信手段を制御する制御手段と、
前記テキストデータの内容に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記判定手段は、前記所定のアプリケーションのうち予め定められた特定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換すると判定し、
前記制御手段は、
前記判定手段によって読み上げ用音声データに変換すると判定された場合には、前記変換手段によって変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する一方、変換元の前記テキストデータを前記表示手段に表示させないよう制御し、
前記判定手段によって読み上げ用音声データに変換しないと判定された場合には、前記自機器と前記外部機器とが接続されている場合であっても、前記テキストデータを前記読み上げ用音声データに変換せずに、前記テキストデータを前記表示手段に表示させるよう制御する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器において、ユーザへの情報の通知をより確実に行うことができる。
本発明の一実施形態である電子機器の構成を示す模式図である。 電子機器のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の電子機器の機能的構成のうち、通知デバイス切り替え処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 音声通知優先モードにおいて、音声通知優先コンテンツの通知イベントに対応する通知が音声出力された状態を示す模式図である。 音声通知優先モードにおいて、音声出力された音声通知優先コンテンツに関する通知の内容が、ユーザの操作に応じて表示出力された状態を示す模式図である。 電子機器が実行する通知デバイス切り替え処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
[構成]
図1は、本発明の一実施形態である電子機器1の構成を示す模式図である。
なお、図1においては、電子機器1の使用状態の一例が示されている。
本実施形態の電子機器1は、腕時計型の装置(スマートウォッチ等)として構成されている。
図1に示すように、電子機器1は、ブルートゥース(登録商標)あるいはWiFi(Wireless Fidelity)等の無線通信により、ワイヤレスイヤフォン等の外部音声出力機器2を接続可能となっている。本実施形態において、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されることにより、通知制御システムSが構成される。
ただし、電子機器1に接続される外部音声出力機器2としては、ワイヤレスのデバイスに限らず、ケーブル等により有線接続されるデバイスとすることも可能である。
図2は、電子機器1のハードウェア構成を示すブロック図である。
電子機器1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、GPS部16と、センサ部17と、撮像部18と、入力部19と、出力部20と、記憶部21と、通信部22と、ドライブ23と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、または、記憶部21からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、GPS部16、センサ部17、撮像部18、入力部19、出力部20、記憶部21、通信部22及びドライブ23が接続されている。
GPS部16は、図示しないGPS受信アンテナを介して、複数のGPS衛星からのGPS信号を受信する。CPU11は、GPS部16が受信したGPS信号に基づいて、機器の現在位置を示す緯度及び経度、高度の情報等の位置情報を取得する。
センサ部17は、地磁気センサ、ジャイロセンサ(角速度センサ)、加速度センサ、気圧センサ等の各種センサを備え、これらセンサによる検出結果のデータをCPU11に出力する。なお、センサ部17には、これらのセンサの他、電子機器1で実行される処理に必要な各種センサ(気温センサ等)を適宜備えることができる。
撮像部18は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
撮像部18にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、デジタル信号が生成され、撮像部18の出力信号として出力される。
このような撮像部18の出力信号を撮像画像のデータとして、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
入力部19は、各種ボタン等で構成され、ユーザの指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部20は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
本実施形態においては、テキストや画像、アイコン等を表示するディスプレイとなる出力部20にタッチやスワイプ等の入力操作可能な入力部19が重畳的に配置されて、インターフェースとなるタッチパネルを構成する。
記憶部21は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリで構成され、各種データを記憶する。
通信部22は、ブルートゥース(登録商標)またはWiFi等の無線通信インターフェース、及び、イヤフォンジャックまたはUSBコネクタ等の有線通信インターフェースを備え、イヤフォン等の外部音声出力機器2に音声信号を出力する。また、通信部22は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
ドライブ23には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ23によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部21にインストールされる。また、リムーバブルメディア31は、記憶部21に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部21と同様に記憶することができる。
図3は、図1の電子機器1の機能的構成のうち、通知デバイス切り替え処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
通知デバイス切り替え処理とは、外部音声出力機器2が接続されている場合に、表示出力による通知を外部音声出力機器2からの音声出力による通知に切り替えると共に、所定の操作が行われた場合には、音声出力された通知内容を表示出力によって通知する一連の処理である。
通知デバイス切り替え処理が実行される場合には、図3に示すように、CPU11において、接続検出部51と、モード設定部52と、イベント検出部53と、通知制御部54と、操作検出部55と、が機能する。
また、記憶部21の一領域には、音声通知優先コンテンツ記憶部71が設定される。
音声通知優先コンテンツ記憶部71には、後述する音声通知優先モードに設定された際に、表示出力による通知から音声出力による通知に切り替えを行う対象のコンテンツ(以下、「音声通知優先コンテンツ」と称する。)が記憶されている。音声通知優先コンテンツとして、特定のアプリケーション(例えば、エクササイズ管理アプリケーション等)あるいは特定のメッセージ(例えば、スケジュールの通知メッセージ等)といった種々の単位のコンテンツを記憶することができる。
接続検出部51は、通信部22に外部音声出力機器2が接続されているか否かを検出する。例えば、接続検出部51は、ブルートゥースによってワイヤレスイヤフォンが接続されているか否かを検出したり、イヤフォンジャックにイヤフォンケーブルが接続されているか否かを検出したりする。
モード設定部52は、音声通知優先コンテンツに関する通知を音声出力によって行い、音声通知優先コンテンツ以外に関する通知を表示出力によって行う音声通知優先モードと、音声通知優先コンテンツに関する通知を含む各種通知を表示出力によって行う通常モードとのいずれかを設定する。本実施形態において、モード設定部52は、通知デバイス切り替え処理の開始後に、外部音声出力機器2が接続されている場合には、音声通知優先コンテンツに設定する。
イベント検出部53は、音声通知優先コンテンツに関する通知及び音声通知優先コンテンツ以外に関する通知を行うべきイベント(以下、「通知イベント」と称する。)を検出する。例えば、イベント検出部53は、ユーザが現在起動しているエクササイズ管理アプリケーションによる各種出力(エクササイズ開始からの消費カロリーが目標消費カロリーに到達した旨のメッセージの出力等)を通知イベントとして検出する。また、イベント検出部53は、スケジュール管理アプリケーションにおいて、スケジュールの予告(10分前である旨のメッセージの出力等)を通知イベントとして検出する。さらに、イベント検出部53は、ニュース受信アプリケーションにおいて、ニュースを受信したことの報知(「ニュースを受信しました」というメッセージの出力等)や、メールアプリケーションにおいて、メールを受信したことの報知(「メールを受信しました」というメッセージの出力等)を通知イベントとして検出する。なお、通知イベントのうち、音声通知優先コンテンツに関する通知を行うべき通知イベントを適宜「音声通知優先イベント」と称する。
通知制御部54は、モード設定部52によって設定されているモード及びイベント検出部53によって検出された通知イベントに基づいて、音声出力または表示出力によって、検出された通知イベントに対応する通知を行う。本実施形態において、通知制御部54は、通常モードに設定されている場合には、表示出力によって、各種イベントに対応する通知を行う。また、通知制御部54は、音声通知優先モードに設定されている場合には、音声通知優先コンテンツの通知イベント(音声通知優先イベント)に対応する通知を音声出力によって行い、音声通知優先コンテンツ以外の通知イベント(他のイベント)に対応する通知を表示出力によって行う。
本実施形態において、通知制御部54は、音声通知優先モードに設定されている際に、音声出力によって通知を行う場合、通常モードにおいて表示出力される通知内容を表すテキストデータを音声データに変換して出力する(即ち、テキストデータの読み上げを行う)。この場合、通知制御部54は、通信部22を介して、外部音声出力機器2に音声データに基づく音声信号を送信する。
なお、テキストデータを音声データに変換して音声出力することに限られず、表示出力の内容に応じた音(報知音)や音声(メッセージボイス)を予め設定しておき、テキストデータに応じて、これらの音や音声を選択して出力することとしてもよい。
図4は、音声通知優先モードにおいて、音声通知優先コンテンツの通知イベントに対応する通知が音声出力された状態を示す模式図である。
図4に示すように、通常モードでは表示出力される音声通知優先コンテンツに関する通知が、音声通知優先モードでは音声出力される。図4に示す例では、「消費カロリーが目標に到達しました!」というメッセージが音声出力されている。
また、通知制御部54は、後述する操作検出部55によって、音声通知優先コンテンツの通知イベントに対応する通知を表示出力させるための操作が検出された場合に、音声出力された通知の内容を表示出力によって通知する。
図5は、音声通知優先モードにおいて、音声出力された音声通知優先コンテンツに関する通知の内容が、ユーザの操作に応じて表示出力された状態を示す模式図である。
図5に示すように、音声通知優先モードにおいて、音声通知優先コンテンツの通知イベントに対応する通知が音声出力された後、その通知内容を表示出力するための操作(例えば、表示画面のフリック等)をユーザが行うと、音声出力された通知内容がディスプレイに表示される。図5に示す例では、「消費カロリーが目標に到達しました!」というメッセージが出力されている。これにより、音声通知優先モードに設定されている場合であっても、ユーザが目視により確認したいと考える通知の内容について、表示出力させることが可能となる。
操作検出部55は、音声通知優先コンテンツの通知イベント(音声通知優先イベント)に対応する通知が音声出力によって行われた後、設定された時間内(例えば10秒以内等)に表示指示操作(表示画面のフリック等)が行われたか否かを検出する。この表示指示操作は、音声出力による通知の内容を表示出力させるための操作であり、ユーザが通知内容を表示出力させたい場合に行われる。なお、表示指示操作の形態としては、表示画面をフリックする等の操作の他、音声通知優先コンテンツに関する通知が音声出力された際に、通知内容を表示出力させるためのボタンを表示し、このボタンをタップする操作を表示指示操作とすること等も可能である。
[動作]
次に、電子機器1の動作を説明する。
図6は、電子機器1が実行する通知デバイス切り替え処理の流れを説明するフローチャートである。
通知デバイス切り替え処理は、入力部19を介して通知デバイス切り替え処理の開始を指示する操作(外部音声出力機器2による音声通知を優先させるアイコンの選択操作等)が行われることにより開始される。
なお、本実施形態において、デフォルトでは通常モードに設定されているものとする。
ステップS1において、接続検出部51は、通信部22に外部音声出力機器2が接続されているか否かを検出する。
通信部22に外部音声出力機器2が接続されていない場合、ステップS1においてNOと判定されて、処理はステップS2に移行する。
一方、通信部22に外部音声出力機器2が接続されている場合、ステップS1においてYESと判定されて、処理はステップS4に移行する。
ステップS2において、モード設定部52は、外部音声出力機器2が接続されていないために音声通知優先モードに移行できない旨のエラー表示を行う。
ステップS3において、モード設定部52は、通常モードに設定する。
ステップS3の後、通知デバイス切り替え処理は終了となる。
ステップS4において、モード設定部52は、音声通知優先モードに設定する。
ステップS5において、イベント検出部53は、音声通知優先コンテンツの通知イベント(音声通知優先イベント)が発生したか否かを判定する。
音声通知優先コンテンツの通知イベント(音声通知優先イベント)が発生していない場合、ステップS5においてNOと判定されて、処理はステップS6に移行する。
一方、音声通知優先コンテンツの通知イベント(音声通知優先イベント)が発生した場合、ステップS5においてYESと判定されて、処理はステップS7に移行する。
ステップS6において、イベント検出部53は、音声通知優先コンテンツ以外の通知イベント(他のイベント)が発生したか否かを判定する。
音声通知優先コンテンツ以外の通知イベント(他のイベント)が発生した場合、ステップS6においてYESと判定されて、処理はステップS9に移行する。
一方、音声通知優先コンテンツ以外の通知イベント(他のイベント)が発生していない場合、ステップS6においてNOと判定されて、処理はステップS10に移行する。
ステップS7において、通知制御部54は、外部音声出力機器2からの音声出力により音声通知優先コンテンツの通知イベントに対応する通知を行う。
ステップS8において、操作検出部55は、設定時間内に表示指示操作(表示画面のフリック等)が行われたか否かを検出する。
設定時間内に表示指示操作(表示画面のフリック等)が行われていない場合、ステップS8においてNOと判定されて、処理はステップS10に移行する。
一方、設定時間内に表示指示操作(表示画面のフリック等)が行われた場合、ステップS8においてYESと判定されて、処理はステップS9に移行する。
ステップS9において、通知制御部54は、出力部20のディスプレイからの表示出力により音声通知優先コンテンツまたは音声通知優先コンテンツ以外の通知イベントに対応する通知を行う。
ステップS10において、モード設定部52は、通知デバイス切り替え処理の終了が指示されたか否かを判定する。
通知デバイス切り替え処理の終了が指示されていない場合、ステップS10においてNOと判定されて、処理はステップS1に移行する。
一方、通知デバイス切り替え処理の終了が指示された場合、ステップS10においてYESと判定されて、通知デバイス切り替え処理は終了となる。
以上のように、本実施形態に係る電子機器1は、テキストデータを音声データに変換して、外部音声出力機器2に送信することができる。
そのため、表示出力される通知の内容を音声出力によってユーザに知らせることができる。
したがって、電子機器1によれば、電子機器1において、ユーザへの情報の通知をより確実に行うことができる。
また、本実施形態に係る電子機器1は、外部音声出力機器2が接続されているか否かを判定し、外部音声出力機器2が接続されている場合に、通常は表示出力される通知の内容が音声出力される。
したがって、ユーザが表示出力を視認し難い状況(ランニング中や自動車の運転中等)においても、より確実にユーザに伝達可能な手段によって、ユーザへの情報の通知を行うことができる。
また、本実施形態に係る電子機器1では、音声通知優先モードにおいて音声出力された通知の内容が、ユーザによる操作に応じて表示出力される。
したがって、音声通知優先モードに設定されている場合であっても、ユーザが目視により確認したいと考える通知の内容について、表示出力させることが可能となる。
[変形例1]
上述の実施形態において、音声通知優先モードに設定された場合に、表示出力による通知から音声出力による通知に切り替えを行う対象のコンテンツ(音声通知優先コンテンツ)が音声通知優先コンテンツ記憶部71に記憶されているものとして説明した。
この音声通知優先コンテンツは、ユーザが特定のアプリケーションや特定のメッセージ等を選択して設定することとしてもよい。
例えば、エクササイズ管理アプリケーションを音声通知優先コンテンツに設定し、スケジュール管理アプリケーションのスケジュールの予告を音声通知優先コンテンツに設定すると共に、ニュース受信アプリケーションやメールアプリケーションについては、音声通知優先コンテンツから除外することが可能である。
この場合、ユーザに通知が行われるコンテンツにおいて、ユーザが必要と判断するもののみを音声通知優先コンテンツに設定することができる。
そのため、不要な通知が頻繁に音声出力されたり、重要な通知に重要でない通知が混在して音声出力されたりすることを避けることができる。
[変形例2]
上述の実施形態において、ユーザが使用しているアプリケーションによりアクティブな表示が行われている際には、ユーザが使用しているアプリケーションの表示出力を維持し、通知イベントによる通知内容を音声出力することとしてもよい。
即ち、電子機器1が通常モード設定されている場合、及び、音声通知優先モードに設定されている際に音声通知優先コンテンツ以外の通知が行われる場合においては、表示出力による通知が行われる。そのため、ユーザがアプリケーションを使用している場合、表示出力による通知が行われると、表示内容を視認する際の妨げになる。そこで、ユーザが表示内容を視認するアプリケーションを使用している際には、電子機器1が通常モード設定されている場合、及び、音声通知優先モードに設定されている際に音声通知優先コンテンツ以外の通知が行われる場合に、音声出力により通知を行うことができる。
これにより、ユーザは、注目している表示内容が表示出力による通知によって妨げられることを抑制でき、電子機器1の利便性を高めることが可能となる。
[変形例3]
上述の実施形態において、電子機器1に接続されている外部音声出力機器2が、ヘッドフォン及びマイクを備えるヘッドセット等、音声の入出力機能を備える機器である場合、音声通知優先モードに設定された際に、マイク等の音声入力機器から音声入力による操作を受け付けることとしてもよい。
例えば、電子機器1が音声通知優先モードに設定されている際に、コミュニケーション用アプリケーション等のメッセージを受信した場合、電子機器1は、ヘッドフォン等の音声出力機器からメッセージを受信したことの通知(「・・・さんからメッセージを受信しました。」等)を音声出力すると共に、音声による返信を行うか否かの確認(「音声で返信しますか?」等)を音声出力する。そして、ユーザが音声による返信を行う旨(「はい/YES)」等)を音声入力すると、電子機器1は、音声による返信を促す通知(「お話しください。」等)を音声出力する。この後、ユーザは、コミュニケーション用アプリケーション等を利用した音声による返信(通話あるいは音声メッセージの送信等)を行うことが可能となる。なお、ユーザの音声による返信内容を電子機器1が音声認識してテキストデータとすることにより、テキストによるメッセージを返信することとしてもよい。
これにより、ユーザが文字入力等の操作を行い難い状況においても、外部接続された音声入力機器を利用して、適切に電子機器1の操作を行うことが可能となる。
以上のように構成される電子機器1は、通知制御部54を備える。
通知制御部54は、テキストデータを読み上げ用音声データに変換する。
また、通知制御部54は、変換された読み上げ用音声データを外部音声出力機器2に送信する。
また、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されている場合、変換された読み上げ用音声データを外部音声出力機器2に送信し、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されていない場合、変換された読み上げ用音声データを外部音声出力機器2に送信しないよう制御する。
これにより、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されている場合に、表示出力されるテキストデータの内容を音声出力によってユーザに知らせることができる。
そのため、ユーザが表示出力を視認し難い状況(ランニング中や自動車の運転中等)においても、より確実にユーザに伝達可能な手段によって、ユーザへの情報の通知を行うことができる。
したがって、電子機器1によれば、電子機器1において、ユーザへの情報の通知をより確実に行うことができる。
電子機器1は、出力部20のディスプレイを備える。
通知制御部54は、出力部20のディスプレイに、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されていない場合、テキストデータを出力部20のディスプレイに表示させる。
これにより、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されている場合、テキストデータの表示が行われないため、電子機器1の省電力化を図ることができる。また、外部音声出力機器2が接続されていない機器構成においては、ディスプレイにおけるテキストデータの表示により、ユーザに対する通知を行うことができる。
通知制御部54は、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されている場合、テキストデータを出力部20のディスプレイに表示させない。
これにより、外部音声出力機器2における音声出力が可能な場合には、表示出力が行われることを抑制することができる。
通知制御部54は、テキストデータの内容に基づいて、テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する。
また、通知制御部54は、判定結果に基づいて、テキストデータを読み上げ用音声データに変換する。
これにより、通知すべきコンテンツの種類等、テキストデータの内容に応じて、音声出力による通知を行うことができる。
電子機器1は、操作検出部55を備える。
操作検出部55は、電子機器1に対する特定の操作を検出する。
通知制御部54は、音声データが外部音声出力機器2により出力された後、設定された時間内に操作検出部55により特定の操作が検出された場合に、読み上げ用音声データの変換元であるテキストデータを出力部20のディスプレイに表示させる。
これにより、音声出力による通知が行われた場合であっても、ユーザが目視により確認したいと考える通知の内容について、表示出力させることが可能となる。
また、通知制御システムSは、電子機器1と、外部音声出力機器2とを含む。
電子機器1は、通知制御部54を備える。
通知制御部54は、テキストデータを読み上げ用音声データに変換する。
また、通知制御部54は、変換された読み上げ用音声データを外部音声出力機器2に送信する。
また、通知制御部54は、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されている場合、変換された読み上げ用音声データを外部音声出力機器2に送信し、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されていない場合、変換された読み上げ用音声データを外部音声出力機器2に送信しないよう制御する。
外部音声出力機器2は、通知制御部54によって送信された読み上げ用音声データに基づく音声を出力する。
これにより、電子機器1と外部音声出力機器2とが接続されている場合に、表示出力されるテキストデータの内容を音声出力によってユーザに知らせることができる。
そのため、ユーザが表示出力を視認し難い状況(ランニング中や自動車の運転中等)においても、より確実にユーザに伝達可能な手段によって、ユーザへの情報の通知を行うことができる。
したがって、電子機器1によれば、電子機器1において、ユーザへの情報の通知をより確実に行うことができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
即ち、本発明は、表示機能を備える各種電子機器と、音声出力機能を備える各種外部機器とに対して適用することができる。
例えば、上述の実施形態では、外部音声出力機器2としてイヤフォンを例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、外部音声出力機器2として、スピーカ等の各種音声出力機器を用いることができる。
また、上述の実施形態において、音声通知優先モードに設定されている際に、音声出力によって通知が行われた場合、表示出力による通知を行わないものとして説明したが、これに限られない。即ち、音声通知優先モードに設定されている際に、音声出力によって通知が行われた場合に、音声出力と併せて、表示出力による通知を行うこととしてもよい。
また、上述の実施形態では、本発明が適用される電子機器1は、腕時計型の装置(スマートウォッチ等)を例として説明したが、特にこれに限定されない。
例えば、本発明は、表示機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が電子機器1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図3の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア31により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア31は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、または光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu-ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini-Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図2のROM12や、図2の記憶部21に含まれる半導体メモリ等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段などより構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
テキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信する送信手段と、
前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする電子機器。
[付記2]
表示手段を有し、
前記制御手段は、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記テキストデータを前記表示手段に表示させることを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記制御手段は、前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記テキストデータを前記表示手段に表示させないことを特徴とする付記2に記載の電子機器。
[付記4]
前記テキストデータの内容に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する判定手段を有し、
前記変換手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換することを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記5]
前記電子機器に対する特定の操作を検出する操作検出手段を有し、
前記制御手段は、前記読み上げ用音声データが前記外部機器により出力された後、設定された時間内に前記操作検出手段により前記特定の操作が検出された場合に、前記読み上げ用音声データの変換元である前記テキストデータを前記表示手段に表示させることを特徴とする付記2又は3に記載の電子機器。
[付記6]
電子機器と、前記電子機器と通信可能に構成された外部機器とを含む通知制御システムであって、
前記電子機器は、
テキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換手段と、
前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する送信手段と、
前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記外部機器は、前記送信手段によって送信された読み上げ用音声データに基づく音声を出力することを特徴とする通知制御システム。
[付記7]
電子機器が実行する通知制御方法であって、
テキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換ステップと、
前記変換ステップにおいて変換された音声データを外部機器に送信する送信ステップと、
前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換ステップにおいて変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換ステップにおいて変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信ステップを制御する制御手段と、
を含むことを特徴とする通知制御方法。
[付記8]
コンピュータに、
テキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換機能と、
前記変換機能により変換された音声データを外部機器に送信する送信機能と、
前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換機能により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換機能により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信機能を制御する制御手段と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
1・・・電子機器,2・・・外部音声出力機器、S・・・通知制御システム、11・・・CPU,12・・・ROM,13・・・RAM,14・・・バス,15・・・入出力インターフェース,16・・・GPS部,17・・・センサ部,18・・・撮像部,19・・・入力部,20・・・出力部,21・・・記憶部,22・・・通信部,23・・・ドライブ,31・・・リムーバブルメディア,51・・・接続検出部,52・・・モード設定部,53・・・イベント検出部,54・・・通信制御部,55・・・操作検出部,71・・・音声通知優先コンテンツ記憶部

Claims (7)

  1. 所定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、当該通知に係るテキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信する送信手段と、
    前記テキストデータを表示する表示手段と、
    自機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信し、前記自機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信手段を制御する制御手段と、
    前記テキストデータの内容に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記所定のアプリケーションのうち予め定められた特定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換すると判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段によって読み上げ用音声データに変換すると判定された場合には、前記変換手段によって変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する一方、変換元の前記テキストデータを前記表示手段に表示させないよう制御し、
    前記判定手段によって読み上げ用音声データに変換しないと判定された場合には、前記自機器と前記外部機器とが接続されている場合であっても、前記テキストデータを前記読み上げ用音声データに変換せずに、前記テキストデータを前記表示手段に表示させるよう制御する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記自機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記テキストデータを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、前記自機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記テキストデータを前記表示手段に表示させないことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記自機器に対する特定の操作を検出する操作検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記読み上げ用音声データが前記外部機器により出力された後、前記表示手段に前記テキストデータに係る情報が表示されていない状態で、設定された時間内に前記操作検出手段により前記特定の操作が検出された場合に、前記読み上げ用音声データの変換元である前記テキストデータを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の電子機器。
  5. 電子機器と、前記電子機器と通信可能に構成された外部機器とを含む通知制御システムであって、
    前記電子機器は、
    所定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、当該通知に係るテキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する送信手段と、
    前記テキストデータを表示する表示手段と、
    前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換手段により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信手段を制御する制御手段と、
    前記テキストデータの内容に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記所定のアプリケーションのうち予め定められた特定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換すると判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段によって読み上げ用音声データに変換すると判定された場合には、前記変換手段によって変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する一方、変換元の前記テキストデータを前記表示手段に表示させないよう制御し、
    前記判定手段によって読み上げ用音声データに変換しないと判定された場合には、前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合であっても、前記テキストデータを前記読み上げ用音声データに変換せずに、前記テキストデータを前記表示手段に表示させるよう制御し、
    前記外部機器は、前記送信手段によって送信された読み上げ用音声データに基づく音声を出力することを特徴とする通知制御システム。
  6. 電子機器が実行する通知制御方法であって、
    所定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、当該通知に係るテキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換ステップと、
    前記変換ステップにおいて変換された音声データを外部機器に送信する送信ステップと、
    前記テキストデータを表示する表示ステップと、
    前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換ステップにおいて変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換ステップにおいて変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信ステップを制御する制御ステップと、
    前記テキストデータの内容に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する判定ステップと、
    を含み、
    前記判定ステップでは、前記所定のアプリケーションのうち予め定められた特定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換すると判定し、
    前記制御ステップでは、
    前記判定ステップで読み上げ用音声データに変換すると判定された場合に、前記変換ステップによって変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する一方、変換元の前記テキストデータを前記表示ステップで表示させないよう制御し、
    前記判定ステップで読み上げ用音声データに変換しないと判定された場合に、前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合であっても、前記テキストデータを前記読み上げ用音声データに変換せずに、前記テキストデータを前記表示ステップで表示させるよう制御する、
    ことを特徴とする通知制御方法。
  7. 電子機器のコンピュータに、
    所定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、当該通知に係るテキストデータを読み上げ用音声データに変換する変換機能と、
    前記変換機能により変換された音声データを外部機器に送信する送信機能と、
    前記テキストデータを表示する表示機能と、
    前記テキストデータの内容に基づいて、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換するか否かを判定する判定機能と、
    前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合、前記変換機能により変換された読み上げ用音声データを外部機器に送信し、前記電子機器と前記外部機器とが接続されていない場合、前記変換機能により変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信しないよう前記送信機能を制御する制御機能と、
    を実現させ、
    前記判定機能は、前記所定のアプリケーションのうち予め定められた特定のアプリケーションについての通知を取得した場合に、前記テキストデータを読み上げ用音声データに変換すると判定し、
    前記制御機能は、
    前記判定機能によって読み上げ用音声データに変換すると判定された場合には、前記変換機能によって変換された読み上げ用音声データを前記外部機器に送信する一方、変換元の前記テキストデータを前記表示機能で表示させないよう制御し、
    前記判定機能によって読み上げ用音声データに変換しないと判定された場合には、前記電子機器と前記外部機器とが接続されている場合であっても、前記テキストデータを前記読み上げ用音声データに変換せずに、前記テキストデータを前記表示機能で表示させるよう制御する、
    ことを特徴とするプログラム。
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