JP2005250710A - 携帯通信端末装置及びそれに用いるメール自動読上げ方法並びにそのプログラム - Google Patents

携帯通信端末装置及びそれに用いるメール自動読上げ方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 端末装置の状態に応じて少なくともメール読み上げ機能のオンオフ制御を容易に行うことが可能な携帯通信端末装置を提供する。
【解決手段】 携帯通信端末装置1は電子メールを受信すると、現在の設定が受信メールの音声自動読み上げ設定となっていれば、受信した電子メール情報に、予めユーザによって設定された特定条件が含まれていれば、状態検出部22による端末装置の状態の検出結果が所定端末条件と一致しない時に音声合成出力を行わない。携帯通信端末装置1は所定端末条件と一致した時に予め選択・設定された合成音声情報に基づいて、音声変換・合成部24にて電子メール情報を音声信号に変換し、報知用のスピーカ19から音声出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は携帯通信端末装置及びそれに用いるメール自動読上げ方法並びにそのプログラムに関し、特に携帯電話機等の携帯通信端末装置において電子メール情報を音声変換して出力するメール自動読上げ方法に関する。
近年、携帯電話機等の携帯通信端末装置においては、音声通信以外に、電子メール等のテキスト文書の送受信、付属のディジタルカメラで撮影した画像(静止画や動画等)や表示画面に貼り付ける画像(静止画やアニメーション画像等)の送受信、着信メロディの音情報の送受信等が可能となってきている。
また、電子メール等のテキスト文書に対しては、テキスト文書を音声に変換するエンジン(Text To Speechエンジン)を備え、受信した電子メールのテキスト文書を音声にて読み上げるメール読み上げ機能を持つ携帯通信端末装置もある。
上記の携帯通信端末装置では、受信した電子メールの読み上げを行おうとした場合、通常、ユーザがキー操作入力によってメール読み上げ機能の選択及び実行を指示(入力)する必要があり、さらに電子メールを読み上げる音声情報(音質、音量、速度、語調、・・・)等を細かく指定しようとした場合、その操作入力が繁雑にものとなっている。
これらの問題を解決するために、従来の携帯通信端末装置では、テキストメールを受信し、その受信したテキストメールに予め定めた特定条件が含まれる時に、テキストメールを音声にて読み上げたり、その音声を予め設定された音声情報に応じて出力したり、画像や効果音等を付加したりする方法が提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。
特開2002−073481号公報 特開2002−149560号公報 特開2002−269004号公報 特開2003−233385号公報 特開平11−102198号公報
上述した従来の携帯通信端末装置では、受信したテキストメールに予め定めた特定条件が含まれる時に、テキストメールを音声にて読み上げたり、その音声を予め設定された音声情報に応じて出力したり、画像や効果音等を付加したりする方法が提案されている。
しかしながら、音声にて読み上げたり、画像を表示したりする際には、電力を多量に消費することになるが、従来の携帯通信端末装置では、受信したテキストメールに予め定めた特定条件が含まれていれば、電池残量が少ない状態やマナーモードでない状態等の装置の状態にかかわりなく、上記の動作が実行されてしまう。
特に、マナーモードでない状態の場合には、テキストメールの内容が周りの人に聞かせたくないような時にも、スピーカ等から外部に読上げ音が流れてしまうことがある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、端末装置の状態に応じて少なくともメール読み上げ機能のオンオフ制御を容易に行うことができる携帯通信端末装置及びそれに用いるメール自動読上げ方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による携帯通信端末装置は、テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を含む携帯通信端末装置であって、
受信した電子メール情報が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する判定手段と、前記音声変換手段による前記電子メール情報の音声変換を制御する制御手段と、自装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する端末条件検出手段とを備え、
前記判定手段にて前記電子メール情報が前記特定条件に一致していると判定されかつ前記状態検出手段にて自装置の使用状態が前記所定端末条件に一致していることが検出された時に、前記制御手段が前記音声変換手段を介して前記電子メール情報を音声変換して出力するよう制御している。
本発明によるメール自動読上げ方法は、テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を含む携帯通信端末装置において前記音声変換手段を介して受信した電子メール情報を音声変換して出力するメール自動読上げ方法であって、
前記携帯通信端末装置側に、受信した電子メール情報が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する第1のステップと、自装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する第2のステップと、前記音声変換手段による前記電子メール情報の音声変換を制御する第3のステップとを備え、
前記第1のステップにて前記電子メール情報が前記特定条件に一致していると判定されかつ前記第2のステップにて自装置の使用状態が前記所定端末条件に一致していることが検出された時に、前記第3のステップにて前記音声変換手段を介して前記電子メール情報を音声変換して出力するよう制御している。
本発明によるメール自動読上げ方法のプログラムは、テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を含む携帯通信端末装置において前記音声変換手段を介して受信した電子メール情報を音声変換して出力するメール自動読上げ方法のプログラムであって、コンピュータに、受信した電子メール情報が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する第1の処理と、自装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する第2の処理と、前記音声変換手段による前記電子メール情報の音声変換を制御する第3の処理とを実行させ、前記第1の処理にて前記電子メール情報が前記特定条件に一致していると判定されかつ前記第2の処理にて自装置の使用状態が前記所定端末条件に一致していることが検出された時に、前記第3の処理にて前記音声変換手段を介して前記電子メール情報を音声変換して出力するよう制御させている。
すなわち、本発明の携帯通信端末装置は、テキストメールを音声に変換するエンジン(Text To Speechエンジン)を搭載した端末装置において、受信した際に電子メール本文の内容が下記の特定条件に相当する場合にのみ電子メール本文を自動的に読み上げるメール読み上げ機能を備え、このメール読み上げ機能のオンオフ制御を現在の装置の状態が予め設定された装置の状態のいずれかに一致する時のみ行う制御手段を有している。
尚、上記の特定条件とは、例えば、(1)電話帳登録されたアドレスや特定アカウントアドレス等の特定アドレスからの電子メールである場合、(2)電子メール本文や電子メールタイトルに特定文字(単語、絵文字、文章等)が含まれる電子メールの場合等である。
また、装置の状態とは、ヘッドセット使用中、筐体の相互位置が開状態または閉状態、電池残量(小)、電池充電中、マナーモードの設定の有無、端末装置の位置情報、現在の時間情報(日時曜日)等であり、これらの状態のいずれかが検出された時、本発明の携帯通信端末装置では受信した電子メールの自動読上げを抑止する。
より具体的に説明すると、本発明の携帯通信端末装置では、テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を備えた端末装置において、受信した電子メール情報の内容が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する判定手段と、音声変換手段による電子メール情報の音声変換を制御する制御手段と、端末装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する端末条件検出手段とを備え、判定手段にて電子メール情報の内容が特定条件に一致していると判定され、かつ状態検出手段にて端末装置の使用状態が所定端末条件に一致していることが検出された時に、制御手段が音声変換手段を介して電子メール情報を音声変換して出力するよう制御することを特徴とする。
これによって、本発明の携帯通信端末装置では、携帯電話機等の通信機器において、所定端末条件を検出した時にのみ電子メールの読み上げを行うように自動設定することが可能になるため、ユーザが手間をかけずに簡易に読み上げ機能を使用することが可能となる。
この場合、例えば、特定送信者(特定アカウント)からのメールのみ自動読み上げを設定することで、ユーザが読み上げて欲しい(あるいは読み上げて欲しくない)電子メールを取捨選択することが容易に実現可能となる。
また、端末装置の状態としては、例えば、ヘッドセット使用中、筐体の相互位置が開状態または閉状態、電池残量(小)、電池充電中、マナーモードの設定の有無、端末装置の位置情報、現在の時間情報(日時曜日)等が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出し、所定端末条件と合致した場合にのみ受信した電子メールの自動読上げを行うので、ユーザが本来読み上げて欲しい電子メールではあるが、端末装置の状態(あるいはユーザの状態)によってそれが望ましくない場合に音声出力を行わず、また出力された場合でも簡単な操作(例えば、開状態でのみ音声出力を行う設定の場合に、素早く閉状態にする等の操作)によって音声出力を中断することが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、端末装置の状態に応じて少なくともメール読み上げ機能のオンオフ制御を容易に行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯通信端末装置の構成を示すブロック図であり、図2(a)は本発明の一実施例による携帯通信端末装置の正面図であり、図2(b)は本発明の一実施例による携帯通信端末装置の背面図である。
これら図1及び図2において、携帯通信端末装置1は通話(テレビ電話を含む)、電子メールの送受信、web接続、カメラ、測位等の各機能を備え、上部筐体31と下部筐体32とがヒンジ30を介して開閉自在に結合された折畳みタイプの携帯電話端末である。
また、携帯通信端末装置1はアンテナ11と、無線通信部12と、測位部(GPS:Global Positioning System)13と、第1カメラ部14と、第2カメラ部15と、主操作部16と、副操作部17と、送受話部18と、報知用のスピーカ19と、主表示部20と、副表示部21と、状態検出部22と、記憶部23と、音声合成部24と、マイク25と、受話用のスピーカ26と、条件判定部27と、制御部28と、GPSアンテナ29とから構成されている。
無線通信部12は図示せぬ無線基地局との間で無線信号を送受信する。測位部13はGPSアンテナ29を介して図示せぬGPS衛星からの信号を受信し、自端末の位置の測位を行う。
第1カメラ部14は画像の撮影が可能であり、上部筐体31の内面端部側に配設され、折畳みタイプの携帯電話端末が開状態でのみ使用可能となっている。第2カメラ部15は画像の撮影が可能であり、上部筐体31の外面端部側に配設され、折畳みタイプの携帯電話端末が開/閉状態に係わらず使用可能となっている。
主操作部16は下側筐体32の内面側に配設され、各種情報入力を行うためのテンキー、スクロール/決定キー等から構成されている。副操作部17は下側筐体32の側面に配設され、上部筐体31と下部筐体32とが閉じた状態でも選択(上下スクロール)、決定等の操作が可能となっている。
送受話部18は自端末における音声信号処理を行い、マイク25及び受話用のスピーカ26は送受話部18への入力、出力を行う。報知用のスピーカ19は報知音等を出力する。主表示部20は上部筐体31の内面側に配設され、各種情報表示を行う。副表示部21は上部筐体31の外面側に配設され、情報表示を行う。
状態検出部22は上部筐体31と下部筐体32との相互位置(開閉状態)の検出、イヤホンマイク端子への接続有無の検出、電池残量、マナーモードの設定の有無等の検出を行う。
記憶部23は通信先の電話番号や電子メールアドレス等からなる電話帳情報、電子メール文書(テキスト文書)等からなる送受信メール情報、通話や電子メールの発着呼を示す発着呼情報、携帯通信端末装置1の各種設定[例えば、特定情報(メール自動読み上げ)の設定等]を記憶するともに、制御部28で実行されるプログラム(コンピュータで実行可能なプログラム)を記憶する。
音声合成部24は受信した電子メール情報(テキスト文書)を所定の音声情報(音質、音量、速度、語調)に基づいて音声信号に変換する。制御部28は携帯通信端末装置1の各部の制御を行い、電話、メール、web接続、カメラ、測位、音声合成等の各種機能/機能部の制御や設定内容(例えば、特定条件や所定端末条件等)との比較判定を行う条件判定部27を含んでいる。
図3は図1の記憶部23に記憶される設定内容を示す図である。図3において、記憶部23には設定内容として、特定条件と、端末条件と、合成音声情報と、効果音情報とが記憶されている。
特定条件が「電話帳、グループ#1登録」の場合には、端末条件が「開状態、時間帯(17:00〜22:00)」の時に、「音質:女性(成人)、速度:大(速い)、・・・」という合成音声情報にしたがって読み上げが行われることが記憶されている。この場合には、効果音を「挿入しない」という効果音情報が設定されている。
特定条件が「電話帳、グループ#3登録、文字(文字列)記号、メッセージ『緊急』」の場合には、端末条件が「イヤホンマイク(端子)接続」の時に、「音質:女性(子供)、速度:中(普通)、・・・」という合成音声情報にしたがって読み上げが行われることが記憶されている。この場合には、効果音を「挿入する、頻度:50語/回以下」という効果音情報が設定されている。
特定条件が「メールアドレス、a−bcde@fghi.com」の場合には、端末条件が「開状態、イヤホンマイク(端子)接続、位置(XXエリア)」の時に、「音質:男性(成人)、速度:大(速い)、・・・」という合成音声情報にしたがって読み上げが行われることが記憶されている。この場合には、効果音を「挿入しない」という効果音情報が設定されている。
特定条件が「メールアドレス、******@xyz.com」の場合には、端末条件が「端末条件なし」の時に、「音質:女性(成人)、速度:小(遅い)、・・・」という合成音声情報にしたがって読み上げが行われることが記憶されている。この場合には、効果音を「挿入する、頻度:30語/回以下」という効果音情報が設定されている。
特定条件が「文字(文字列)記号、件名『ABCDE』」の場合には、端末条件が「端末条件なし」の時に、「音質:男性(老人)、速度:中(普通)、・・・」という合成音声情報にしたがって読み上げが行われることが記憶されている。この場合には、効果音を「挿入する、頻度:100語/回以下」という効果音情報が設定されている。
特定条件が「文字(文字列)記号、メッセージ『携帯電話』」の場合には、端末条件が「電池残量50%以上、開状態」の時に、「音質:女性(子供)、速度:小(遅い)、・・・」という合成音声情報にしたがって読み上げが行われることが記憶されている。この場合には、効果音を「挿入しない」という効果音情報が設定されている。
図4は本発明の一実施例による携帯通信端末装置1の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図4を参照して本発明の一実施例による携帯通信端末装置1の動作について説明する。尚、図4に示す動作は制御部28が記憶部23のプログラムを実行することで制御することができる。
携帯通信端末装置1は図示せぬ携帯電話基地局から自端末宛の電子メールを受信すると(図4ステップS1)、現在の設定が受信メールの音声自動読み上げ設定となっているか否かを判定する(図4ステップS2)。尚、受信メールの音声自動読み上げ設定は、主操作部16にて行われるユーザの入力操作によって設定され、その設定内容は記憶部23に格納されている。
現在の設定が受信メールの音声自動読み上げ設定となっている場合、携帯通信端末装置1は受信した電子メール情報に、予めユーザによって設定された特定条件が含まれるか否かを判定する(図4ステップS3)。この特定条件とは、例えば、電話帳登録済アドレスや特定アカウントアドレス等の特定アドレスからの電子メールであるか否か、メール件名やメッセージ中に特定文字や記号[文字(文字列)、単語、絵文字、文章等]が含まれるメールであるか否か、あるいは電話帳登録済や特定アドレスからの受信メールで、かつ特定文字や記号が含まれるか否か等である。
例えば、図3に示すように、特定条件として文字(件名『ABCDE』、メッセージ『携帯電話』等)を設定しておき、受信した電子メールに当該文字が含まれている場合、携帯通信端末装置1は受信した電子メールの音声自動読み上げを行うステップに移行する。
携帯通信端末装置1は特定条件と一致した場合(図4ステップS4)、予め選択・設定された合成音声情報(音質、速度、音量、語調、・・・)に基づいて、音声変換・合成部24にて電子メール情報を音声信号に変換し(図4ステップS5,S6)、報知用のスピーカ19から音声出力する(図4ステップS9)。すなわち、携帯通信端末装置1では、受信した電子メールの自動読み上げが行われる。
尚、端末装置の状態としては、例えば、ヘッドセットが使用中のみ、筐体の相互位置が開状態あるいは閉状態のみ、電池残量が所定値以上、端末装置の位置情報(××エリア内のみ)、現在の時間情報(日時曜日限定)等があるが、状態検出部22にてこれらのうちのいずれかが検出された時にその端末装置の状態が予め設定された所定端末条件と一致しなければ(図4ステップS8)、音声合成出力を行わない。尚、本実施例では、状態検出部22による端末装置の状態の検出結果が所定端末条件と一致しない時に音声合成出力を行わないようにしているが、端末装置の状態の検出結果が所定端末条件と一致した時に音声合成出力を行わないようにすることも可能である。
携帯通信端末装置1は音声合成出力中に、状態検出部22にて端末装置の状態変化を監視し続け、当該端末装置の状態が予め設定された端末条件と一致しなくなった場合、音声合成出力を中止する(図4ステップS7〜S10)。
このように、本実施例では、携帯電話機等の携帯通信端末装置1において電子メールの自動読み上げ設定が可能になるため、ユーザが手間をかけずに簡易に読み上げ機能を使用することができる。また、本実施例では、例えば、特定送信者(特定アカウント)からの電子メールのみに自動読み上げ設定することによって、ユーザが読み上げて欲しい(あるいは読上げて欲しくない)電子メールを容易に取捨選択することができる。
さらに、本実施例では、端末装置の状態として、例えば、ヘッドセット使用中、筐体の相互位置が開状態又は閉状態、電池残量(小)、電池充電中、マナーモードの設定の有無、端末装置の位置情報、現在の時間情報(日時曜日)等を検出し、予め設定した条件と合致した場合のみ受信した電子メールの自動読み上げを行うので、ユーザが本来読み上げて欲しいメールではあるが、端末装置の状態(あるいはユーザの状態)によってそれが望ましくない場合には音声出力を行わず、また出力された場合でも簡単な操作(例えば、閉状態でのみ音声出力を行う設定の場合に、素早く閉状態にする操作等)によって音声出力を中断することができる。
図5は本発明の他の実施例による携帯通信端末装置の動作を示すフローチャートである。本発明の他の実施例による携帯通信端末装置の構成は図1及び図2に示す本発明の一実施例による携帯通信端末装置の構成と同様であるので、これら図1と図2と図5とを参照して本発明の他の実施例による携帯通信端末装置1の動作について説明する。尚、図5に示す動作は制御部28が記憶部23のプログラムを実行することで制御することができる。
本発明の他の実施例による携帯通信端末装置1は、特定条件(端末装置の状態を含む)と一致した場合、予め選択・設定された合成音声情報(音質、速度、音量、語調、・・・)に基づいて(図5ステップS11,S12)、音声変換・合成部24によって電子メール情報を音声信号に変換し(図5ステップS15)、スピーカ19から音声出力する(図5ステップS19)。
その際に、本実施例では、所定の頻度(または回数)によって効果音(音声)情報を挿入するものである。所定の頻度としては、例えば、メッセージ中の単語数に応じて挿入する効果音情報数(上限)を設定し、この設定値以上となる場合に間引くようにする等の動作が行われる。
例えば、携帯通信端末装置1は、受信した電子メールのテキスト情報を解析し、予め設定したキーワードとの対比から効果音情報及び挿入位置が決定さる。すなわち、電子メールのメッセージ中の『爆発』という文字に対しては爆発音情報が選択され、電子メールの読み上げの合成音声出力の際の当該「爆発」を読み上げる時(または直後)に、効果音情報として、爆発音情報が出力される。
本実施例では、受信した電子メール情報の自動読み上げ(合成音声)において、効果音情報が挿入されるので、自動読み上げをより楽しめるものとすることができる。尚、本実施例では、効果音情報に代えて所定の画像情報を主表示部20に表示させるようにしてもよい。
本発明の一実施例による携帯通信端末装置の構成を示すブロック図である。 (a)は本発明の一実施例による携帯通信端末装置の正面図、(b)は本発明の一実施例による携帯通信端末装置の背面図である。 図1の記憶部に記憶される設定内容を示す図である。 本発明の一実施例による携帯通信端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による携帯通信端末装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯通信端末装置
11 アンテナ
12 無線通信部
13 測位部
14 第1カメラ部
15 第2カメラ部
16 主操作部
17 副操作部
18 送受話部
19 報知用のスピーカ
20 主表示部
21 副表示部
22 状態検出部
23 記憶部
24 音声合成部
25 マイク
26 受話用のスピーカ
27 条件判定部
28 制御部
29 GPSアンテナ
30 ヒンジ
31 上部筐体
32 下部筐体

Claims (13)

  1. テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を含む携帯通信端末装置であって、
    受信した電子メール情報が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する判定手段と、前記音声変換手段による前記電子メール情報の音声変換を制御する制御手段と、自装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する端末条件検出手段とを有し、
    前記判定手段にて前記電子メール情報が前記特定条件に一致していると判定されかつ前記状態検出手段にて自装置の使用状態が前記所定端末条件に一致していることが検出された時に、前記制御手段が前記音声変換手段を介して前記電子メール情報を音声変換して出力するよう制御することを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 前記判定手段は、受信した電子メール情報の送信者情報と、前記受信した電子メール情報に含まれる文字及び文字列と、記号とのうちの少なくとも一つを前記特定条件として前記受信した電子メール情報の一致判定を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記特定条件に応じて予め設定された音声情報に基づいて前記電子メール情報を音声変換するように前記音声変換手段を制御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯通信端末装置。
  4. 前記音声情報は、少なくとも音質、音量、語調、速度のいずれかを含むことを特徴とする請求項3記載の携帯通信端末装置。
  5. 前記制御手段は、前記電子メール情報の音声変換に際して前記特定条件及び前記所定端末条件のうちの少なくとも一方に応じて予め設定された効果音情報を出力するように前記音声変換手段を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の携帯通信端末装置。
  6. 前記制御手段は、前記電子メール情報の音声変換に際して前記特定条件及び前記所定端末条件のうちの少なくとも一方に応じて予め設定された画像情報を表示させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の携帯通信端末装置。
  7. テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を含む携帯通信端末装置において前記音声変換手段を介して受信した電子メール情報を音声変換して出力するメール自動読上げ方法であって、
    前記携帯通信端末装置側に、受信した電子メール情報が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する第1のステップと、自装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する第2のステップと、前記音声変換手段による前記電子メール情報の音声変換を制御する第3のステップとを有し、
    前記第1のステップにて前記電子メール情報が前記特定条件に一致していると判定されかつ前記第2のステップにて自装置の使用状態が前記所定端末条件に一致していることが検出された時に、前記第3のステップにて前記音声変換手段を介して前記電子メール情報を音声変換して出力するよう制御することを特徴とするメール自動読上げ方法。
  8. 前記第1のステップは、受信した電子メール情報の送信者情報と、前記受信した電子メール情報に含まれる文字及び文字列と、記号とのうちの少なくとも一つを前記特定条件として前記受信した電子メール情報の一致判定を行うことを特徴とする請求項7記載のメール自動読上げ方法。
  9. 前記第3のステップは、前記特定条件に応じて予め設定された音声情報に基づいて前記電子メール情報を音声変換するように前記音声変換手段を制御することを特徴とする請求項7または請求項8記載のメール自動読上げ方法。
  10. 前記音声情報は、少なくとも音質、音量、語調、速度のいずれかを含むことを特徴とする請求項9記載のメール自動読上げ方法。
  11. 前記第3のステップは、前記電子メール情報の音声変換に際して前記特定条件及び前記所定端末条件のうちの少なくとも一方に応じて予め設定された効果音情報を出力するように前記音声変換手段を制御することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか記載のメール自動読上げ方法。
  12. 前記第3のステップは、前記電子メール情報の音声変換に際して前記特定条件及び前記所定端末条件のうちの少なくとも一方に応じて予め設定された画像情報を表示させることを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか記載のメール自動読上げ方法。
  13. テキスト情報を音声情報に変換して出力する音声変換手段を含む携帯通信端末装置において前記音声変換手段を介して受信した電子メール情報を音声変換して出力するメール自動読上げ方法のプログラムであって、コンピュータに、受信した電子メール情報が予め記憶された特定条件と一致しているか否かを判定する第1の処理と、自装置の使用状態が予め設定された所定端末条件に一致しているか否かを検出する第2の処理と、前記音声変換手段による前記電子メール情報の音声変換を制御する第3の処理とを実行させ、前記第1の処理にて前記電子メール情報が前記特定条件に一致していると判定されかつ前記第2の処理にて自装置の使用状態が前記所定端末条件に一致していることが検出された時に、前記第3の処理にて前記音声変換手段を介して前記電子メール情報を音声変換して出力するよう制御させるためのプログラム。
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JP2008071052A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Softbank Mobile Corp メディア変換メッセージシステム
JP2020061658A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 カシオ計算機株式会社 電子機器、通知制御システム、通知制御方法及びプログラム

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