JP7240153B2 - 積層体の検査方法、検査装置及び製造方法 - Google Patents

積層体の検査方法、検査装置及び製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、積層体の検査方法、検査装置及び製造方法に関する。
従来、積層体の検査方法としては、積層体の所定の面に光を照射し、光を照射した面を撮像し、撮像した画像を用いて積層体の欠陥の有無を判定する方法が知られている。例えば、特許文献1では、積層体の斜め上方から光を照射し、積層体の直上から積層体を撮像し、撮像した画像を用いて積層体の欠陥の有無を判定している。また、特許文献2では、積層体の斜め上方から光を照射し、その反射光を受光して検査画像を得て、この検査画像を用いて積層体の欠陥の有無を判定している。
特開2007-64801号公報 特開2013-231662号公報
ところで、本発明者らは、積層体の表層側から光を照射し、積層体の側面側から撮像し、撮像した画像を用いて積層体の欠陥の有無を判定することを検討している。この方法では、表層側から積層体に光を照射し側面側から積層体を撮像するため、得られる画像では、各層の光源側の面で光が反射されたことなどによって、同じ層は同程度の明るさ(濃淡)となり、光源から遠い層ほど暗く(濃く)なる傾向にある。また、積層体にクラックなどの不良がある場合には、得られる画像において、不良部分あるいはその周囲は暗く(濃く)なる。このため、積層体の所定の層あるいはその周囲における不良の有無を判定できる。しかしながら、不良の形態は様々であり、不良の形態によっては検出が比較的困難な場合があった。そうした不良を見逃さないようにすると、不良のないものまで不良ありと過剰検出してしまう過剰検出率が増加し、別途再検査が必要になるなど、不良の検出効率が悪いことがあった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、積層体の不良を効率よく検出することを主目的とする。
本発明は、上述した主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の積層体の検査方法は、
第1層から順に第m層(mは2以上の整数)までのセラミックス層を有する積層体を検査する検査方法であって、
(a)前記積層体の第1層側から前記積層体に光を照射する光源を有する照射部と、前記積層体の側面側から前記積層体を撮像する撮像装置を有する撮像部と、を用いて、前記積層体の第1層から第n層(nは2以上m以下の整数)までの各層を区別できるか前記積層体の第m層から第n層までの各層を区別できるかの少なくとも一方を満たす第1画像が得られる第1条件で撮像を行う工程と、
(b)前記照射部と、前記撮像部と、を用いて、前記積層体の第n層が前記第1画像における第n層よりも明るくかつ前記積層体の第n層に所定の不良がある場合に該不良が局所的に暗く現れる第2画像が得られる第2条件で撮像を行う工程と、
(c)前記第2画像のうち前記第1画像を用いて特定した第n層の画素領域に対応する画素領域に、局所的に暗部がある場合に、不良があると判定する工程と、
を含むものである。
この検査方法において、第1画像では、第1層から第n層までの各層を区別できるか、第m層から第n層までの各層を区別できるかの少なくとも一方を満たす。このため、第1画像を用いて、少なくとも第n層の領域を特定できる。しかし、第1画像では、第n層が比較的暗く、第n層において正常箇所と不良箇所との濃淡差が現れにくいため、第1画像を用いて第n層の不良を検出するのが困難な場合がある。一方、第2画像では、第n層が第1画像における第n層よりも明るくかつ積層体の第n層に所定の不良がある場合にその不良が局所的に暗く現れるため、第n層において正常箇所と不良箇所との濃淡差が第1画像よりも強調されやすい。このため、第2画像を用いれば、第n層の不良の検出が容易である。しかし、第2画像は、第1画像よりも明るい画像であるため、第1層と第2層の明るさが同じになるなどして、第2画像を用いて第n層の領域を特定するのが困難な場合がある。その場合、第2画像では領域の特定がうまくいかずに、第n層に不良のないものまで不良ありと過剰検出してしまうことがある。本発明では、第1画像及び第2画像を用いることで、第1画像だけでは不良を検出するのが困難な場合や、第2画像だけでは第n層の領域を特定するのが困難な場合などにも、第n層に存在する不良を効率よく検出することができる。
なお、本明細書において、「各層を区別できる」とは、輪郭抽出(エッジ検出)が可能な程度に、ある層とそれに隣接した層(隣合う層が無い場合には隣接した背景)との境界が明確であることをいう。
本発明の積層体の検査方法において、前記第2条件は、前記積層体の第1層から第(n-1)層までの層を明るすぎて区別できない前記第2画像が得られる条件としてもよい。こうした第2条件で撮像した第2画像では、第n層において正常箇所と不良箇所との濃淡差が強調されやすいため、第n層の不良をより容易に検出できる。
本発明の積層体の検査方法において、前記第1条件は、明るさを階調値で表したときに、前記積層体の第1層の階調値が明るい方から2%以内の値(好ましくは最も明るい階調値)である第1画像が得られる条件としてもよい。
本発明の積層体の検査方法において、前記第2条件は、明るさを階調値で表したときに、前記積層体の第1層から第(n-1)層までの階調値が明るい方から2%以内の値(好ましくは最も明るい階調値)である第2画像が得られる条件としてもよい。
本発明の積層体の検査方法において、前記第1条件と前記第2条件とは、前記光源の明るさ及び前記撮像装置の露光時間のうちの少なくとも一方が異なるものとしてもよい。
本発明の積層体の検査方法において、前記積層体は、ジルコニアの層を備えている
ものとしてもよい。
本発明の積層体の検査装置は、
第1層から順に第m層(mは2以上の整数)までのセラミックス層を有する積層体を検査する検査装置であって、
前記積層体の第1層側から前記積層体に光を照射する光源を有する照射部と、
前記積層体の側面側から前記積層体を撮像する撮像装置を有する撮像部と、
前記積層体の第1層から第n層(nは2以上m以下の整数)までの各層を区別できるか前記積層体の第m層から第n層までの各層を区別できるかの少なくとも一方を満たす第1画像が得られる第1条件で撮像を行うとともに、前記積層体の第n層が前記第1画像における第n層よりも明るくかつ前記積層体の第n層に所定の不良がある場合に該不良が局所的に暗く現れる第2画像が得られる第2条件で撮像を行うように前記照射部及び前記撮像部を制御する撮像制御部と、
前記第2画像のうち前記第1画像を用いて特定した第n層の画素領域に対応する画素領域に、局所的に暗部がある場合に、不良があると判定する不良検出部と、
を備えたものである。
この検査装置では、上述した積層体の検査方法を実行できるため、上述した検査方法と同様に、第n層に存在する不良を効率よく検出することができる。
本発明の積層体の製造方法は、第1層から順に第m層(mは2以上の整数)までのセラミックス層を有する積層体を製造する工程と、上述した積層体の検査方法で前記積層体を検査する工程と、を備えたものである。この製造方法では、製造した積層体の不良を効率よく検出できる。
検査装置10の構成の概略を示す模式図。 積層体100の構成の概略を示す模式図。 図2のA-A断面図。 第1画像の一例を示す模式図。 第2画像の一例を示す模式図。 不良検出処理の一例を示す模式図。 検査処理の一例を示すフローチャート。 第2画像の別例を示す模式図。 積層体100を製造する工程の一例を示す説明図。
次に、本発明を実施するための形態を図面を用いて説明する。図1は検査装置10の構成の概略を示す模式図である。図2は積層体100の構成の概略を示す模式図である。図3は図2のA-A断面図(不良のある断面を示す断面図)である。
図1に示すように、検査装置10は、光源22を有する照射部20と、撮像装置32を有する撮像部30と、撮像制御部52及び不良検出部54を有する制御部50と、を備えている。この検査装置10は、複数のセラミックス層を有する積層体100を検査する装置であり、光源22、撮像装置32及び積層体100が暗室12内に配置された状態で検査を行う。検査装置10は、積層体100の製造装置(図示せず)の下流側に配置されており、積層体100は、搬送部40によって製造装置から検査装置10に搬入され、検査装置10での検査が終了すると、搬送部40によって検査装置10から搬出される。
検査対象である積層体100は、図2,3に示すように、第1層101から順に第m層(ここでは第7層107)までのジルコニアセラミックス層を有している。なお、第1層から第m層は各層の位置関係の理解を容易にするための便宜上の称呼である。積層体100において、第1層101側の面をおもて面100a、第m層側の面をうら面100b、おもて面100aとうら面100bとを接続する側面のうち特に撮像対象となる側面を側面100cとも称する。積層体は、燃料電池や全固体電池、太陽電池などの各種電池に用いられるものとしてもよいし、チップコンデンサなどに用いられるものとしてもよいし、ガスセンサなどに用いられるものとしてもよいし、差し歯等の歯科材料に用いられるものとしてもよい。積層体100は、例えば直方体形状であるものとする。また、積層体100は、第n層(ここでは第3層103)の側面100cに近い領域(側部)にクラックCが発生しやすいことが経験的に分かっており、検査装置10では第n層に発生するクラックCを検出するものとする。
照射部20は、積層体100の第1層101側(積層体100のおもて面100a側)から積層体100に光を照射する光源22を有している。光源22は、暗室12の天井面に固定された白色LED照明であり、積層体100の第1層101側から積層体100に向けて白色光を照射する。
撮像部30は、積層体100の側面100c側から積層体100を撮像する撮像装置32を有している。撮像装置32は、暗室12内に固定されたCMOSカメラであり、積層体100の側面100c側から積層体100を撮像する。
搬送部40は、検査装置10の上流に設けられた図示しない製造装置から検査装置10を通って検査装置10の下流の外部まで積層体100を搬送する搬送装置42を有している。搬送装置42は暗室12内を通過するコンベアであり、積層体100は、搬送装置42の載置面Sから側部が撮像装置32側にはみ出るように載置面S上に載置されて搬送される。搬送装置42は撮像装置32よりも下流側に図示しない分岐を有しており、不良が検出された積層体(不良品)を搬送する不良品経路と、不良が検出されなかった積層体(正常品)を搬送する正常品経路とに分かれている。
制御部50は、CPUやメモリなどを備えたマイクロプロセッサとして構成されており、CPUが、撮像制御部52、不良検出部54、搬送制御部56として機能する。制御部50は、照射部20や撮像部30、搬送部40に接続されており、照射部20や撮像部30、搬送部40を制御する。
撮像制御部52は、所定の第1画像が得られる第1条件で撮像を行うとともに、所定の第2画像が得られる第2条件で撮像を行うように、照射部20や撮像部30を制御する。
第1画像は、積層体100の第1層101から第n層(ここでは第3層103)までの各層を区別できるか、積層体100の第m層(ここでは第7層107)から第n層(ここでは第3層103)までの各層を区別できるかの少なくとも一方を満たす画像である。図4はこうした第1画像の一例を示す模式図である。図4に示した第1画像では、積層体100の第1層101から第m層(ここでは第7層107)までの全ての層を区別できる。図4に示した第1画像の模式図では、明るさを0(黒)~255(白)の256階調(グレースケール)で表したときに、積層体100の第1層101の階調値が最大値の255(白)となっている。また、第2層102から第m層(ここでは第7層107)の階調値は、下層にいくほど小さくなっている。
第2画像は、積層体100の第n層(ここでは第3層103)が第1画像における第n層よりも明るくかつ積層体100の第n層に所定の不良がある場合にその不良が局所的に暗く現れる画像である。第2画像は、第1層101から第(n-1)層(ここでは第2層102)までの層を明るすぎて区別できないものとし、第n層を第(n-1)層及び第(n+1)層から区別できるものとした。図5はこうした第2画像の一例を示す模式図である。図5に示した第2画像では、積層体100の第1層101と第2層102とを明るすぎて区別できないものの、第3層103を第2層102や第4層104から区別できる。また、図5に示した第2画像では、積層体100の第n層(ここでは第3層103)にあるクラックCの陰影C’が局所的に暗く現れている。図5に示した第2画像の模式図は、明るさを0(黒)~255(白)の256階調(グレースケール)で表したときに、積層体100の第1層101から第(n-1)層(ここでは第2層102)までの全ての層の階調値が最大値の255(白)となっている。第n層(ここでは第3層103)から第m層(ここでは第7層107)の階調値は、下層に行くほど小さくなっている。クラックCの陰影C’は、第n層(ここでは第3層103)内で区別できる階調値として表れる。
第1,2条件は、所定の第1,2画像が得られる条件であれば特に限定されないが、例えば、光源22の明るさ(例えば輝度[cd/m2]や最大光度[cd])や、撮像装置32の露光時間、光源22(照射面24)や撮像装置32(撮像レンズ34)の積層体100との距離や向きなどを所定値としてもよい。第1,2条件は、経験的に定めることができる。例えば、第2条件において、撮像装置32の露光時間を第1条件よりも長くし(例えば2倍以上)、光源22の明るさや、光源22や撮像装置32の積層体100との距離や向きは第1条件と同じとしてもよい。また、例えば第2条件において、光源22の明るさを第1条件よりも明るくし(輝度や最大光度を大きくし)、撮像装置32の露光時間や、光源22や撮像装置32の積層体100との距離や向きは第1条件と同じとしてもよい。
不良検出部54は、撮像部30で撮像された第1画像及び第2画像を用いて積層体100の不良を検出する不良検出処理を行う。図6は、不良検出処理の一例を示す模式図である。不良検出部54では、まず、第1画像を用いて積層体100の第n層(ここでは第3層103)の画素領域を特定する処理を行う(図6(c1))。このとき、第1画像について輪郭抽出(エッジ検出)によって、輪郭を抽出し、光源22側からn番目の層あるいは光源22とは反対側から(m-n+1)番目の層の輪郭を第n層の輪郭と特定し、第n層の輪郭で囲われた画素領域を第n層の画素領域と特定してもよい。n番目の層を光源22側から特定するか光源22とは反対側から特定するかは、第1条件に応じて予め定めておけばよい。次に、第2画像において第1画像を用いて特定した第n層の画素領域に対応する画素領域(検査領域)を特定する処理を行う(図6(c2))。なお、例えば、第1条件と第2条件とで撮像装置32の積層体100との距離や向き、撮像装置32の倍率などを固定し、第1画像と第2画像の同じ画素に積層体100の同じ部分が表示されるようにすれば、第1画像での第n層の画素領域と第2画像での第n層の画素領域とが一致するため、対応する画素領域の特定がより容易である。続いて、第2画像において検査領域を検査し、検査領域に局所的に暗部があるか否かを判定する処理を行い、検査領域に局所的に暗部を検出した場合に積層体100に不良があると判定する(図6(c3))。
暗部の有無は、各画素の階調値を用いて判定する。例えば、検査領域内に所定の閾値よりも階調値が小さい(暗い)画素が所定数以上集まっている部分がある場合に暗部があると判定してもよいし、周囲との階調値の差が所定の閾値以上の画素が所定数以上集まっている部分がある場合に暗部があると判定してもよい。階調値の閾値や階調値の差の閾値、画素数の閾値は、不良がある積層体と不良がない積層体とを区別できるような値であればよく、経験的に定めることができる。
搬送制御部56は、積層体100を所定の撮像位置まで搬送したり、不良検出部54での判定結果に基づいて、積層体100を不良品経路と正常品経路に分けて搬送したりするように、搬送部40を制御する。
次に、検査装置10が行う検査処理について説明する。検査処理は、積層体100の第n層に存在する不良を検査する処理である。図7は、検査処理の一例を示すフローチャートである。この検査処理は、上流工程(例えば積層体の製造工程や、本検査処理以外の検査を行う工程など)での処理が終了すると、制御部50のCPUがメモリに記憶された検査処理プログラムを実行することで開始される。
検査処理が開始すると、まず、搬送制御部56は、積層体100を撮像位置まで搬送するように搬送部40を制御する(ステップS100)。積層体100が撮像位置に到達したら、搬送制御部56は、搬送を停止するか撮像に適した搬送速度とするように搬送部40を制御し、撮像制御部52は、第1画像を得る第1条件で撮像を行うように照射部20や撮像部30を制御する(ステップS110)。次に、撮像制御部52は、第2画像を得る第2条件で撮像を行うように照射部20や撮像部30を制御する(ステップS120)。続いて、不良検出部54は、撮像部30で撮像した第1画像及び第2画像を取得し、この第1画像及び第2画像を用いて積層体100の不良を検出する処理を行い(ステップS130)、不良の有無を判定する(ステップS140)。不良検出部54で不良が検出されなかった場合には、搬送制御部56は、積層体100を正常品経路へ搬送するように搬送部40を制御して(ステップS150)、検査処理を終了する。一方、不良検出部54で不良が検出された場合には、搬送制御部56は、積層体100を不良品経路へ搬送するよう搬送部40を制御して(ステップS160)、検査処理を終了する。
以上説明した本実施形態の検査装置10及び検査処理(検査方法)では、第1層101側から積層体100に光を照射し側面100c側から積層体100を撮像する。このため、得られる画像では、各層101~107の光源22側の面で光が反射されたことなどによって、同じ層は同程度の明るさ(濃淡)となり、光源22から遠い層ほど暗く(濃く)なる傾向にある。積層体100にクラックCなどの不良がある場合には、得られる画像において、不良部分あるいはその周囲は暗く(濃く)なる。こうした画像の濃淡を用いて、所定の層(第n層)やその周辺に存在する不良を検出することができる。そして、第1画像及び第2画像を用いることで、第1画像だけでは不良を検出するのが困難な場合や、第2画像だけでは第n層の領域を特定するのが困難な場合などにも、第n層に存在する不良を効率よく検出することができる。具体的には、例えば、第n層に存在する不良を検出する際の不良の過剰検出率を低減し、再検査などの工数を削減できる。
また、第1層101から第(n-1)層までの層を明るすぎて区別できない第2画像が得られる第2条件で撮像を行うため、第2画像では第n層において正常箇所と不良箇所との濃淡差が強調されやすく、第n層の不良をより容易に検出できる。さらに、第n層を第(n-1)層及び第(n+1)層から区別できる第2画像が得られる第2条件で撮像を行うため、第2画像において第n層やその周辺でハレーションが生じにくく、第n層に存在する不良をより容易に検出できる。
また、第1層101から第m層までの全ての層を区別できる第1画像が得られる第1条件で撮像を行うため、第1画像で全ての層を区別したうえで第n層を特定でき、他の層を第n層と特定してしまう可能性を低減できる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態では、光源22はLEDとしたが、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、高圧水銀ランプなどの高輝度放電ランプ(HID)や、有機ELランプ、蛍光灯、ハロゲンランプ、白熱灯などでもよいし、レーザー光源などでもよい。また、光源22から照射される光は、白色としたが、その他の色でもよい。例えば、赤色や緑色、青色などの単色光でもよいし、混色光でもよい。
上述した実施形態では、撮像装置32はCMOSカメラとしたが、CCDカメラとしてもよいし、その他の撮像装置としてもよい。
上述した実施形態では、第1,2画像は、明るさ(濃淡)を256階調で表したものとしたが、例えば16階調(4bit)などで表してもよいし、4096階調(12bit)や65536階調(16bit)などで表してもよい。第1画像では、積層体100の第1層101の階調値が、例えば最大値でもよい。また、第1画像では、第1層101の階調値が、例えば、明るい方から2%以内(256階調では251~255)としてもよい。また、第2画像では、積層体100の第1層から第(n-1)層までの全ての層の階調値が例えば最大値でもよいし、第1層から第(n-1)層までの全ての層の階調値が、例えば、明るい方から2%以内としてもよい。
上述した実施形態では、第1画像は、積層体100の全ての層を区別できるものとしたが、こうしたものに限定されない。例えば、第1画像は、第1層101から第n層までの各層を少なくとも区別できればよい。こうしても、第1画像において第1層101側から層数を数えることで第n層を特定できる。あるいは、第1画像は、第m層から第n層までの各層を区別できればよい。こうしても、第1画像において第m層側から層数を数えることで第n層を特定できる。
上述した実施形態では、第2画像は、積層体100の第n層を第(n-1)層及び第(n+1)層から区別できるものとしたが、第n層を第(n+1)層とのみ区別できるものとしてもよいし、第n層を第(n-1)層や第(n+1)層と区別できないものとしてもよい。
上述した実施形態では、第n層全体を検査領域としたが、第n層の一部(例えば経験上クラックCが発生しやすい領域)を検査領域としてもよい。
上述した実施形態では、暗部の有無は、各画素の階調値を用いて判定するものとしたが、これに限定されない。例えば、第n層と第(n+1)層との境界に暗部として表れる不良を検出することを目的とする場合には、第2画像について輪郭抽出(エッジ検出)を行い、その輪郭(第2画像の輪郭)を用いて判定してもよい。第n層と第(n+1)層との境界に不良の陰影(暗部)が表れる場合には、第2画像の輪郭において、第n層の第(n+1)層側の輪郭は第n層側に盛り上がった凸部として表れる(図6(c3)参照)。こうした凸部がある場合に、暗部があると判定することができる。
上述した実施形態では、積層体100は、第1層101から第7層107までのセラミックス層を有するものとしたが、複数のセラミックス層を有するものであれば、層数(mの値)は特に限定されない。また、積層体100は、セラミックス層に凹部や空室、貫通孔などが設けられていてもよいし、セラミックス層の内部又は表面あるいはセラミックス層の層間に電極などが設けられていてもよい。凹部や空室、貫通孔、電極などが設けられている場合には、第2画像上にこれらの陰影が表れないような第2条件で第2画像を撮像したり、これらの陰影が表れる領域を検査領域から外すことで、これらをクラックCとして検出するのを防止できる。積層体100は、セラミックス層同士が直接接合されていてもよいし、接着層などを介して接合されていてもよい。また、積層体100は、側面100cに各層の側面が露出したものとしたが、側面100cには透明や半透明など、透光性の高い被膜などが設けられていてもよい。また、積層体100の形状は直方体としたが、円柱や角柱、円錐や角錐、円錐台や角錐台のほか、種々の形状としてもよく、角が面取りされていてもよい。また、積層体100において、第1層101~第m層は、全てジルコニア層としたが、セラミックス層であればとくに限定されず、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、各種ガラスセラミックスなどとしてもよい。また、各層の材質は同じでも異なってもよい。セラミックス層は、多孔質でも緻密質でもよい。
上述した実施形態では、不良としてクラックCを検出したが、不良は、クラックやキズ、欠け、ボイド、異物、などでもよいし、セラミックス層同士の接合不良などでもよい。また、上述した実施形態では、クラックCの陰影C’は、第3層103と第4層104との境界に現れているものとしたが、不良の発生位置によっては、図8に示すように、第3層103と第4層104との境界から離れた位置に陰影C’が表れる場合もある。
上述した実施形態では、積層体100の第n層(第3層103)に存在する不良のみを検出したが、その他の層に存在する不良をさらに検出してもよい。例えば、1つの積層体についてnの値を変えながらステップS110~S130を繰り返し行い、複数の層についてその層に存在する不良を検出してもよい。その際、第1画像や第2画像を共用できる場合には、ステップS110やステップS120を一部省略してもよい。
上述した実施形態では、光源22、撮像装置32及び積層体100が暗室12内に配置された状態で検査を行うものとしたが、所望の第1画像及び第2画像が得られればどのような状態で検査を行ってもよい。
上述した実施形態では、搬送部40及び搬送制御部56を備えるものとしたが、これらを省略してもよい。
上述した実施形態では、検査装置10の動作を説明することで積層体100の検査方法の一例を示したが、この検査方法(積層体100の検査工程)に先立って積層体100を製造する製造工程を行う、積層体100の製造方法としてもよい。積層体100の製造工程は、特に限定されるものではないが、例えば以下に示すものとしてもよい。図9は、積層体100の製造工程の一例を示す説明図である。積層体100の製造工程は、図9に示すように、グリーンシート(グリーンシート101G~107G)を用意し(図9(a))、グリーンシート同士を直接又は接着層を介して積層してグリーン体100Gを作製し(図9(b))、得られたグリーン体100Gを焼成して積層体100を得る(図9(c))ものである。こうした製造工程では、積層体100の層内や層間にクラックCなどの不良が生じることがあるが、本発明の製造方法では、製造工程の後に本発明の検査方法による検査工程を行うため、積層体100の不良を効率よく検出できる。このため、検査工程を含めて全体として、積層体の製造効率を高めることができる。
以下には、本発明の実施例について説明する。なお、以下の実施例は本発明を何ら限定するものではない。
[実施例1]
実施例1では、図1に示す検査装置10を用いた。実施例1では、各層の厚みが約200μmである第1層から第7層までのジルコニア層を有し、第3層にクラックCが存在する積層体について検査を行った。光源22としては、白色LED(最大消費電力:7.6W、色温度:7800K程度)を用いた。光源22は、積層体100の厚みの中心と照射面24との距離が60mmとなるように配置した。撮像装置32としては、CMOSカメラ(Basler社製、型式acA2500-14gm)を用いた。撮像した画像は、256階調のグレースケールで表されるようにした。領域検出(輪郭抽出)や、クラックの有無の判定には、画像処理ソフトHALCON(リンクス社製、ver.12)を用いた。
CMOSカメラの露光時間を変えて各々複数回撮像を行い、得られた画像について領域の検出やクラックの検出を行った。その結果、第1層101から第7層までの各層の領域を容易に検出でき、かつ、クラックCの陰影C’を容易に検出できるような条件は見つからなかった。露光時間4000μsで撮像した画像では、クラックCの陰影C’を検出できなかったものの、第1層から第7層までの各層の領域を容易に検出できた。以下では、この画像を第1画像とする。第1画像では、第1層101の階調値が最大値の255であった。一方、露光時間8300μsで撮像した画像では、第1層と第2層とを明るすぎて区別できなかったが、第3層103のクラックCの陰影C’を容易に検出できた。以下では、この画像を第2画像とする。第2画像では、第1層101及び第2層102の階調値が255で、第3層103の階調値はそれよりも暗かった。以上より、第1画像と第2画像とを用いることで、第n層に存在する不良を効率よく検出できることがわかった。また、第1層101の階調値が最大値(256階調では255)である第1画像が得られるように第1条件を調整することで、第n層の画素領域の特定により適した第1画像が得られることがわかった。また、第1層101から第2層102(クラックのある層の1つ上の層)までの階調値が最大値(256階調では255)である第2画像が得られるように第2条件を調整することで、不良の検出により適した第2画像が得られることがわかった。
[実施例2]
クラックCの存在する積層体を100個、クラックCの存在しない積層体を50個準備し、実施例1と同じ条件で第1,2画像を撮像し、クラックの有無を判定したところ、誤判定(グレー判定を含む)率は2%と低い値であった。誤判定は、いずれもクラックCが存在しないものをクラック有りと過剰検出したものであり、不良の見落としはなかった。
本発明は、セラミックスの積層体を製造しあるいは使用する分野に利用可能である。
10 検査装置、12 暗室、20 照射部、22 光源、24 照射面、30 撮像部、32 撮像装置、34 撮像レンズ、40 搬送部、42 搬送装置、50 制御部、52 撮像制御部、54 不良検出部、56 搬送制御部、100 積層体、100a おもて面、100b うら面、100c 側面、100G グリーン体、101~107 第1層~第7層、101G~107G グリーンシート、S 載置面、C クラック、C’ 陰影。

Claims (8)

  1. 第1層から順に第m層(mは2以上の整数)までのセラミックス層を有する積層体を検査する検査方法であって、
    (a)前記積層体の第1層側から前記積層体に光を照射する光源を有する照射部と、前記積層体の側面側から前記積層体を撮像する撮像装置を有する撮像部と、を用いて、前記積層体の第1層から第n層(nは2以上m以下の整数)までの各層を画像の明るさに基づいて区別できるか前記積層体の第m層から第n層までの各層を画像の明るさに基づいて区別できるかの少なくとも一方を満たす第1画像が得られる第1条件で撮像を行う工程と、
    (b)前記照射部と、前記撮像部と、を用いて、前記積層体の第n層が前記第1画像における第n層よりも明るくかつ前記積層体の第n層に所定の不良がある場合に該不良が局所的に暗く現れる第2画像が得られる第2条件で撮像を行う工程と、
    (c)前記第2画像のうち前記第1画像を用いて特定した第n層の画素領域に対応する画素領域に、局所的に暗部がある場合に、不良があると判定する工程と、
    を含む、積層体の検査方法。
  2. 前記第2条件は、前記積層体の第1層から第(n-1)層までの層を明るすぎて区別できない前記第2画像が得られる条件である、請求項1に記載の積層体の検査方法。
  3. 前記第1条件は、明るさを階調値で表したときに、前記積層体の第1層の階調値が明るい方から2%以内の値である第1画像が得られる条件である、請求項1又は2に記載の積層体の検査方法。
  4. 前記第2条件は、明るさを階調値で表したときに、前記積層体の第1層から第(n-1)層までの階調値が明るい方から2%以内の値である第2画像が得られる条件である、請求項1~3のいずれか1項に記載の積層体の検査方法。
  5. 前記第1条件と前記第2条件とは、前記光源の明るさ及び前記撮像装置の露光時間のうちの少なくとも一方が異なる、請求項1~4のいずれか1項に記載の積層体の検査方法。
  6. 前記積層体は、ジルコニアの層を備えている、請求項1~5のいずれか1項に記載の積層体の検査方法。
  7. 第1層から順に第m層(mは2以上の整数)までのセラミックス層を有する積層体を検査する検査装置であって、
    前記積層体の第1層側から前記積層体に光を照射する光源を有する照射部と、
    前記積層体の側面側から前記積層体を撮像する撮像装置を有する撮像部と、
    前記積層体の第1層から第n層(nは2以上m以下の整数)までの各層を画像の明るさに基づいて区別できるか前記積層体の第m層から第n層までの各層を画像の明るさに基づいて区別できるかの少なくとも一方を満たす第1画像が得られる第1条件で撮像を行うとともに、前記積層体の第n層が前記第1画像における第n層よりも明るくかつ前記積層体の第n層に所定の不良がある場合に該不良が局所的に暗く現れる第2画像が得られる第2条件で撮像を行うように前記照射部及び前記撮像部を制御する撮像制御部と、
    前記第2画像のうち前記第1画像を用いて特定した第n層の画素領域に対応する画素領域に、局所的に暗部がある場合に、不良があると判定する不良検出部と、
    を備えた、積層体の検査装置。
  8. 第1層から順に第m層(mは2以上の整数)までのセラミックス層を有する積層体を製造する工程と、請求項1~のいずれか1項に記載の積層体の検査方法で前記積層体を検査する工程と、
    を備えた積層体の製造方法。
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