JP7239917B2 - 管理装置 - Google Patents

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本明細書によって開示される技術は、遊技機の稼働内容に関係する情報を管理する情報管理装置に関する。
例えば、特許文献1には、遊技機の稼働内容に関係する情報を管理する情報管理装置が開示されている。この情報管理装置は、遊技機から出力される遊技機の稼働内容に関係する内容情報に基づいて、遊技機に投入された遊技媒体数を表すアウト数と、遊技機から払い出された遊技媒体数を表すセーフ数とを、遊技機の遊技状態(具体的には、通常状態、特賞状態、及び、時短状態)ごとに区別して集計し、出力することができる。また、この情報管理装置は、遊技機が通常状態である間のアウト数を、貸玉アウト数(玉貸機で貸し出された遊技媒体によるアウト数)と、持玉アウト数(特賞状態時等に払い出された遊技媒体によるアウト数)とに区別して集計し、出力することもできる。
特開2005-177393号公報
特許文献1の情報管理装置では、通常、特賞、時短の各遊技状態におけるアウト数及びセーフ数に関する情報のみを出力できるに過ぎない。その一方で、遊技機においては、通常、特賞、時短の各遊技状態で動作する場合であっても、その遊技状態に移行した経緯等によって、同じ遊技状態であっても稼働内容に差異が出る可能性がある。また、近年は、遊技機の各遊技状態における稼働内容の細分化も進んでいる。このような事情により、ユーザ(例えば、遊技者、遊技店の管理者等)が、遊技機の稼働内容をより詳細に把握するための新たな技術が求められている。
本明細書では、ユーザが、遊技機の稼働内容を従来よりも詳細に把握することができる技術を開示する。
本明細書によって開示される一つの情報管理装置は、遊技機の稼働内容に関係する内容情報を取得する情報取得部と、取得された前記内容情報を条件別に集計することによって、前記遊技機の稼働内容に関係する出力データを生成する生成部と、を備え、前記遊技機は、通常状態、特賞状態、及び、時短状態を含む複数種類の遊技状態で動作可能であり、前記時短状態は、第1種の時短状態と、前記第1種の時短状態とは異なる第2種の時短状態と、を含む複数種類の時短状態を含み、前記出力データは、少なくとも、前記第1種の時短状態と前記第2種の時短状態について、それぞれ、前記遊技機が当該種類の時短状態で動作する間における稼働内容を示す時短中稼働データを含む。
上記の「情報管理装置」は、遊技機の稼働内容に関係する情報を管理するための任意の装置を含む。例えば「情報管理装置」は、遊技機に対応して設けられる各台表示装置(台上ランプ、呼出装置、呼出用押しボタン等)、遊技機に対応して設けられる玉貸機、遊技機に対応してあるいは島毎に設けられる情報収集装置(サンド、台ユニット、島ユニット等)、プリペイドカード等を発行するカードユニット、計数機、遊技店内に設置されるキオスク端末、遊技店を管理する管理装置(ホールコンピュータ、会員サーバ等)、各種演出及び表示装置等、各種遊技場設備を含んでもよい。上記の「遊技機」は、主にパチンコ機であるが、スロットマシン等、任意の遊技機を含んでもよい。上記の「通常状態」は、遊技客にとって有利ではない任意の遊技状態を含む。「通常状態」は、遊技が進行していない待機状態も含む。「特賞状態」は、いわゆる大当り状態であり、遊技客にとって有利な状態である。特賞状態である間は、遊技機から比較的多数の遊技媒体(例えば遊技機がパチンコ機である場合、パチンコ玉)が払い出され得る。「確率変動状態」は、一般的に特賞状態の終了後に移行される遊技状態であり、通常状態に比べて特賞状態に移行する確率が高く、遊技客にとって有利な状態である。「時短状態」は、特賞状態に移行する確率は通常状態と同じであるものの、図柄変動時間が短縮され、遊技客にとって手持ちの遊技媒体の減少が抑制される点で有利な状態である。また、上記の「複数種類の時短状態」は、特賞状態後の時短状態(いわゆる大当り後時短状態、特賞後時短状態)、確率変動状態後の時短状態(いわゆる確変後時短状態)、通常状態中に所定の確率で発生する時短状態(いわゆる突然時短状態(突時))、特賞状態後に次の特賞状態が発生することなく所定回数の図柄変動が行われる場合に発生する時短状態(いわゆる天井時短状態)など、各種時短状態を含む。いずれの時短状態も、特賞状態に移行することなく所定回数の図柄変動が実行される場合、又は、各時短状態で動作する間に特賞状態に移行する場合に終了する。「時短中稼働データ」は、少なくとも、第1種の時短状態と第2種の時短状態について、それぞれ、遊技機が当該種類の時短状態で動作する間における全期間の稼働内容を示す情報と、遊技機が当該種類の時短状態で動作する間における一部の稼働内容を示す情報と、のうちのどちらを含んでもよい。
遊技機の遊技状態の一つである時短状態が、複数種類の異なる時短状態を含む場合がある。上記の構成によると、情報管理装置は、少なくとも、第1種の時短状態と第2種の時短状態について、それぞれ、遊技機が当該種類の時短状態で動作する間における稼働内容を示す時短中稼働データを含む出力データを生成する。時短中稼働データを含む出力データが出力(例えば、表示部への表示等)されることにより、遊技客、遊技店の管理者等のユーザは、少なくとも、第1種の時短状態と第2種の時短状態について、それぞれ、当該時短状態の種類ごとの遊技機の稼働内容を把握することができる。従って、ユーザは、遊技機の稼働内容を従来よりも詳細に把握することができる。
前記生成部は、さらに、前記遊技機が前記特賞状態に移行する場合に、前記特賞状態に移行する直前の前記遊技状態である直前状態を特定してもよい。前記出力データは、さらに、前記直前状態ごとに、前記遊技機が当該直前状態から前記特賞状態に移行した回数と、前記遊技機が前記特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から前記特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を示す、特賞前遊技状態データを含んでもよい。
この構成によると、情報管理装置は、直前状態ごとに、遊技機が当該直前状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を示す特賞前遊技状態データを含む出力データを生成する。特賞前遊技状態データを含む出力データが出力されることにより、ユーザは、どの遊技状態から特賞状態に移行したのか、及び、その回数又は/及び割合を把握することができる。
前記特賞前遊技状態データは、さらに、前記直前状態が前記時短状態である場合において、少なくとも、前記第1種の時短状態と前記第2種の時短状態について、それぞれ、前記遊技機が当該種類の時短状態から前記特賞状態に移行した回数と、前記遊技機が前記特賞状態に移行した総回数に対する当該種類の時短状態から前記特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を示す、時短種類別データを含んでもよい。
この構成によると、情報管理装置は、少なくとも、第1種の時短状態と第2種の時短状態について、それぞれ、遊技機が当該種類の時短状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機が特賞状態に移行した総回数に対する当該種類の時短状態から特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を示す時短種類別データを含む出力データを生成する。時短種類別データを含む出力データが出力されることにより、ユーザは、少なくとも、第1種の時短状態と第2種の時短状態のうちのどちらの種類の時短状態から特賞状態に移行したのか、及び、その回数又は/及び割合を把握することができる。
前記生成部は、さらに、前記遊技機が前記特賞状態から他の前記遊技状態に移行する場合に、前記特賞状態の直後に移行した前記遊技状態である直後状態を特定してもよい。前記出力データは、さらに、前記直後状態ごとに、前記遊技機が前記特賞状態から当該直後状態に移行した回数と、前記遊技機が前記特賞状態に移行した総回数に対する前記特賞状態から当該直後状態に移行した割合と、のうちの少なくとも一方を示す、特賞後遊技状態データを含んでもよい。
この構成によると、情報管理装置は、直後状態ごとに、遊技機が特賞状態から当該直後状態に移行した回数と、遊技機が特賞状態に移行した総回数に対する特賞状態から当該直後状態に移行した割合と、のうちの少なくとも一方を示す、特賞後遊技状態データを含む出力データを生成する。特賞後遊技状態データを含む出力データが出力されることにより、ユーザは、特賞状態からどの遊技状態に移行したのか、及び、その回数又は/及び割合を把握することができる。
前記複数種類の遊技状態は、さらに、確率変動状態を含んでもよい。前記出力データは、さらに、前記遊技機が前記確率変動状態で動作する間における前記特賞状態への移行確率と、前記遊技機が前記通常状態と前記時短状態とのうちの一方又は双方の状態で動作する間における前記特賞状態への移行確率と、を含む状態別特賞確率データを含んでもよい。
この構成によると、情報管理装置は、確率変動状態から特賞状態への移行確率と、通常状態又は/及び時短状態から特賞状態への移行確率と、を含む状態別特賞確率データを含む出力データを生成する。状態別特賞確率データを含む出力データが出力されることにより、ユーザは、当該遊技機において、各状態から特賞状態に移行した確率(即ち期待度)を把握することができる。
前記複数種類の遊技状態は、さらに、確率変動状態を含んでもよい。前記出力データは、さらに、前記遊技機が前記確率変動状態に移行した回数に対する、前記確率変動状態から前記特賞状態に移行した回数の割合と、前記遊技機が前記時短状態に移行した回数に対する、前記時短状態から前記特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を含む状態別特賞移行割合データを含んでもよい。
この構成によると、情報管理装置は、確率変動状態に移行した回数に対する確率変動状態から特賞状態に移行した回数の割合と、時短状態に移行した回数に対する時短状態から特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を含む状態別特賞移行割合データを含む出力データを生成する。状態別特賞移行割合データを含む出力データが出力されることにより、ユーザは、当該遊技機において、確率変動状態から特賞状態に移行する割合(即ち期待度)と、時短状態から特賞状態に移行する割合(即ち期待度)と、のうちの少なくとも一方を把握することができる。
前記情報管理装置は、表示部と、生成された前記出力データに基づいて前記表示部に前記遊技機の前記稼働内容に関係する情報を表示させる表示制御部と、をさらに備えてもよい。前記第1種の時短状態は、前回の前記特賞状態が終了した後で、次の前記特賞状態に移行することなく特定回数の図柄変動が実行される場合に移行される時短状態である天井時短状態であってもよい。前記生成部は、さらに、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態以外である場合において、前記天井時短状態に移行する前の前記通常状態と、前記天井時短状態と、前記天井時短状態終了後の前記通常状態と、のうちの少なくとも一つの状態について、当該状態であるのか否かを判定してもよい。前記出力データは、さらに、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態以外である場合において、前記判定の結果に基づいて、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記天井時短状態に移行する前の前記通常状態であることを示す天井時短前情報と、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記天井時短状態であることを示す天井時短中情報と、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記天井時短状態終了後の前記通常状態であることを示す天井時短後情報と、のうち、少なくとも前記生成部によって判定された状態に関係する情報を含んでもよい。前記表示制御部は、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態と前記確率変動状態とのどちらでもない場合において、前記出力データに基づいて、前記表示部に、前記天井時短前情報と、前記天井時短中情報と、前記天井時短後情報と、のうちの少なくとも一つを表示させてもよい。
上記の「表示部」は、各台表示装置の表示部、遊技機に対応して設けられる玉貸機の表示部、遊技機に対応してあるいは島毎に設けられる情報収集装置(サンド、台ユニット、島ユニット等)の表示部、遊技店内に設置されるキオスク端末の表示部、管理装置の表示部等、ユーザが視認できる位置に配置される任意の遊技場設備の表示部を含んでもよい。
この構成によると、情報管理装置は、遊技機の現在の遊技状態が特賞状態以外である場合において、遊技機に対応付けられている表示部に、現在の遊技機の状態に応じて、天井時短前情報と、天井時短中情報と、天井時短後情報と、のうちの少なくとも一つを表示させることができる。そして、ユーザは、表示部を見ることで、遊技機の現在の状態を把握し得る。
前記天井時短前情報は、さらに、前記遊技機が前記天井時短状態に移行するまでの残り図柄変動回数を示す第1の回数情報を含んでもよい。
この構成によると、ユーザは、天井時短前情報が表示されている表示部を見ることで、遊技機の現在の遊技状態が天井時短状態に移行する前の通常状態であることとともに、天井時短状態に移行するまでの残り図柄変動回数を把握することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機における現在の遊技の進捗状況をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機の動作を予測することができる。
前記天井時短中情報は、さらに、前記遊技機が前記天井時短状態終了後の前記通常状態に移行するまでの残り図柄変動回数を示す第2の回数情報を含んでもよい。
この構成によると、ユーザは、天井時短中情報が表示されている表示部を見ることで、遊技機の現在の遊技状態が天井時短状態であることとともに、天井時短状態が終了するまでの残り図柄変動回数を把握することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機における現在の遊技の進捗状況をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機の動作を予測することができる。
前記出力データは、さらに、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態以外である場合において、前回の前記特賞状態が終了した後で、次の前記特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す第1種の変動回数情報と、前回の前記特賞状態が終了した後、前記天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数を示す第1の閾値情報と、前回の前記特賞状態が終了した後、前記天井時短状態が終了するまでに要する図柄変動回数を示す第2の閾値情報と、を含んでもよい。前記表示制御部は、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態と前記確率変動状態とのどちらでもない場合において、前記出力データに基づいて、さらに、前記表示部に、前記第1種の変動回数情報と、前記第1の閾値情報と、前記第2の閾値情報と、を表示させてもよい。
この構成によると、ユーザは、表示部を見ることで、遊技機の現在の遊技状態が、天井時短状態に移行する前の通常状態と、天井時短状態と、天井時短状態終了後の通常状態と、のうちのいずれであるのかを把握することができるととともに、遊技機における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機における現在の遊技の進捗状況をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機の動作をより明確に予測することができる。
前記出力データは、さらに、前回以前に発生した1回以上の前記特賞状態のそれぞれについて、直前の前記特賞状態の終了後に当該特賞状態に移行するまでに実行された図柄変動の回数を示す第2種の変動回数情報と、前回以前に発生した1回以上の前記特賞状態のそれぞれについて、直前の前記特賞状態が終了した後、前記天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数を示す第3の閾値情報と、前回以前に発生した1回以上の前記特賞状態のそれぞれについて、直前の前記特賞状態が終了した後、前記天井時短状態が終了するまでに要する図柄変動回数を示す第4の閾値情報と、を含んでもよい。前記表示制御部は、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態以外である場合において、前記出力データに基づいて、さらに、前記表示部に、前回以前に発生した1回以上の前記特賞状態のそれぞれについての前記第2種の変動回数情報と、前記第3の閾値情報と、前記第4の閾値情報と、を表示させてもよい。
この構成によると、ユーザは、表示部を見ることで、遊技機の現在の状態を把握することができるとともに、前回以前に発生した1回以上の特賞状態のそれぞれについて、直前の特賞状態の終了後に当該特賞状態に移行するまでに実行された図柄変動の回数を把握することができる。すなわち、ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機の現在の遊技の状態と、過去の遊技の進捗経過と、を併せて把握することができる。そのため、ユーザは、今後の遊技機の動作を予測することができる。
前記第1種の変動回数情報が示す図柄変動の実行回数は、当日及び前日以前を含む前記遊技機の稼働日ごとの図柄変動が実行された回数を含んでもよい。前記表示制御部は、前記表示部に前記第1種の変動回数情報を表示させる際に、前記稼働日ごとに図柄変動が実行された回数を識別可能な態様で表示させてもよい。
この構成によると、ユーザは、表示部を見ることで、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数のうち、どの範囲が当日実行された図柄変動の回数であり、どの範囲が前日以前の稼働日に実行された図柄変動の回数であるのかを把握することができる。
前記第1種の変動回数情報が示す図柄変動の実行回数は、前記遊技機において当日に実行された図柄変動の回数であってもよい。
遊技店において、1日の営業が終了した後で、遊技機の稼働状態が初期化される(いわゆるラムクリア処理が行われる)場合がある。上記の構成によると、ユーザは、表示部を見ることで、現時点で実行済の図柄変動の回数は、当日に遊技機において当日に実行された図柄変動の回数であり、前日以前に行われた遊技と連続していないことを把握することができる。
なお、遊技店の管理者等は、第1種の変動回数情報が示す図柄変動の実行回数を、当日及び前日以前を含む遊技機の稼働日ごとの図柄変動が実行された回数とするか(即ち、前日以前の図柄変動回数から継続して当日の図柄変動回数を表示させるか)、第1種の変動回数情報が示す図柄変動の実行回数を、遊技機において当日に実行された図柄変動の回数とするか(即ち、前日以前の図柄変動回数から継続せずに当日の図柄変動回数を個別で表示させるか)、を選択し、設定することができる。
当日の稼働終了時点において、前回の前記特賞状態が終了した後で、次の前記特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数が特定の範囲内である場合に、所定の報知動作を実行する報知制御部をさらに備えてもよい。
この構成によると、情報管理装置は、当日の稼働終了時点において、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数が特定の範囲内である場合に、報知制御部に所定の報知動作を実行させることができる。報知動作が行われることにより、遊技店の管理者等は、当日の稼働終了時点において、当該遊技機において前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数が特定の範囲内であることを把握することができる。例えば、遊技店の管理者等は、特定の範囲を、天井時短状態の終了後の図柄変動回数の範囲に設定しておくことができる。その場合、報知動作が行われることにより、当日の稼働終了時点において、当該遊技機の遊技状態が天井時短状態終了後の通常状態であることを把握することができる。その場合、例えば、管理者等は、遊技店の方針に従って、報知動作が実行された遊技機(即ち、天井時短状態終了後の通常状態である遊技機)の稼働状態を初期化する(いわゆるラムクリア処理を行う)等、必要な処理を行うことができる。従って、上記の構成によると、管理者等の遊技機の管理負荷を軽減し得る。
本明細書によって開示される他の一つの情報管理装置は、前記遊技機の稼働内容に関係する内容情報を取得する情報取得部と、取得された前記内容情報を条件別に集計することによって、前記遊技機の稼働内容に関係する出力データを生成する生成部と、前記遊技機に対応付けられている表示部と、生成された前記出力データに基づいて前記表示部に前記遊技機の前記稼働内容に関係する情報を表示させる表示制御部と、を備え、前記遊技機は、通常状態、特賞状態、及び、時短状態を含む複数種類の遊技状態で動作可能であり、前記時短状態は、前回の前記特賞状態が終了した後で、次の前記特賞状態に移行することなく特定回数の図柄変動が実行される場合に移行される時短状態である天井時短状態を含み、前記生成部は、さらに、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態以外である場合において、前記天井時短状態に移行する前の前記通常状態と、前記天井時短状態と、前記天井時短状態終了後の前記通常状態と、のうちの少なくとも一つについて、当該状態であるのか否かを判定し、前記出力データは、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態以外である場合において、前記判定の結果に基づいて、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記天井時短状態に移行する前の前記通常状態であることを示す天井時短前情報と、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記天井時短状態であることを示す天井時短中情報と、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記天井時短状態終了後の前記通常状態であることを示す天井時短後情報と、のうち、少なくとも前記生成部によって判定された状態に関係する情報を含み、前記表示制御部は、前記遊技機の現在の前記遊技状態が前記特賞状態と前記確率変動状態とのどちらでもない場合において、前記出力データに基づいて、前記表示部に、前記天井時短前情報と、前記天井時短中情報と、前記天井時短後情報と、のうちの少なくとも一つを表示させる。
この構成によると、情報管理装置は、遊技機の現在の遊技状態が特賞状態以外である場合において、遊技機に対応付けられている表示部に、現在の遊技状態に応じて、天井時短前情報と、天井時短中情報と、天井時短後情報と、のうちのいずれか一つを表示させることができる。そして、ユーザは、表示部を見ることで、遊技機の現在の遊技の進捗状況を把握し得る。従って、ユーザは、遊技機の稼働内容を従来よりも詳細に把握することができる。
本明細書によって開示される他の一つの情報管理装置は、遊技機から出力される前記遊技機の稼働内容に関係する内容情報を取得する情報取得部であって、前記遊技機は、通常状態、特賞状態、及び、時短状態を含む複数種類の遊技状態で動作可能である、前記情報取得部と、取得された前記内容情報を条件別に集計することによって、前記遊技機の稼働内容に関係する出力データを生成する生成部であって、前記遊技機が前記特賞状態に移行する場合に、前記特賞状態に移行する直前の前記遊技状態である直前状態を特定する、前記生成部と、を備え、前記出力データは、前記直前状態ごとに、前記遊技機が当該直前状態から前記特賞状態に移行した回数と、前記遊技機が前記特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から前記特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を示す、特賞前遊技状態データを含む。
この構成によると、情報管理装置は、直前状態ごとに、遊技機が当該直前状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から特賞状態に移行した回数の割合と、のうちの少なくとも一方を示す特賞前遊技状態データを含む出力データを生成する。特賞前遊技状態データを含む出力データが出力されることにより、ユーザは、どの遊技状態から特賞状態に移行したのか、及び、その回数又は/及び割合を把握することができる。従って、ユーザは、遊技機の稼働内容を従来よりも詳細に把握することができる。
上記の情報管理装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。
管理システム2の概要を示す。 中継装置20のブロック図を示す。 各台表示装置40のブロック図を示す。 キオスク端末60のブロック図を示す。 管理装置80のブロック図を示す。 直前状態別特賞データの表示例(表示例1)を示す。 直前時短状態別特賞データの表示例(表示例2)を示す。 直前通常状態別特賞データの表示例(表示例3)を示す。 直後状態データの表示例(表示例4)を示す。 時短状態別遊技データの表示例(表示例5)を示す。 遊技状態別特賞確率データの表示例(表示例6)を示す。 遊技状態別特賞移行割合データの表示例(表示例7)を示す。 遊技進捗データの表示例(表示例8)を示す。 遊技進捗データの表示例の変形例1(表示例9)を示す。 遊技進捗データの表示例の変形例2(表示例10)を示す。 遊技進捗データの表示例の変形例3(表示例11)を示す。 遊技進捗データの表示例の変形例4(表示例12)を示す。 遊技進捗データの表示例の変形例5(表示例13)を示す。 遊技進捗データの表示例の変形例6(表示例14)を示す。 初期化対象機器報知の表示例(表示例15)を示す。
(第1実施例)
(システムの概要:図1~図5)
図1に示す管理システム2は、パチンコ店等の遊技店において、各遊技機の稼働状況等を管理するためのシステムである。図1に示すように、本実施例の管理システム2は、管理装置80と、キオスク端末60と、島ユニット(図1の「SU」)8と、台ユニット(図1の「DU」)6と、遊技店内に多数設けられている遊技機10と、各遊技機10に対応して設置される中継装置20と、各遊技機10に対応して設置される各台表示装置40と、を備えている。本実施例では、管理装置80、キオスク端末60、島ユニット8、台ユニット6、遊技機10、中継装置20、各台表示装置40は、いずれも遊技店内に設けられている。このうち、キオスク端末60、遊技機10、中継装置20、各台表示装置40は、遊技客が視認可能な位置に配置されている。
遊技店内の管理装置80、キオスク端末60、複数個の島ユニット8、及び、複数個の各台表示装置40は、それぞれLAN4に接続されている。管理装置80、キオスク端末60、複数個の島ユニット8、及び、複数個の各台表示装置40は、LAN4を介して相互に通信可能である。複数個の島ユニット8のそれぞれは、対応する台ユニット6と通信可能に接続されている。また、遊技店内の島ユニット8同士も相互に通信可能に接続されている。複数個の台ユニット6のそれぞれは、対応する中継装置20と通信可能に接続されている。また、遊技店内の台ユニット6同士も相互に通信可能に接続されている。また、複数個の各台表示装置40のそれぞれも、対応する中継装置20と通信可能に接続されている。複数個の中継装置20のそれぞれも、対応する遊技機10と通信可能に接続されている。
続いて、本実施例の管理システム2を構成する各機器の具体的な構成について説明する。
(遊技機10の構成)
本実施例では、遊技機10は、パチンコ玉を遊技媒体とするパチンコ機である。変形例では、遊技機10は、メダルを遊技媒体とするスロットマシンであってもよい。上記の通り、それぞれの遊技機10は、対応する中継装置20と通信可能に接続されている。それぞれの遊技機10には、遊技店において遊技機10に割り当てられた台番号(例えば図1の「001」、「101」等)が付与されている。他の例では、遊技機10には、遊技機10毎に固有の遊技機ID(識別情報)が付与されていてもよい。
本実施例では、各遊技機10は同様の構成を備えている。遊技機10は、遊技のために必要な各種構成、制御部、及び、メモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。
本実施例の遊技機10は、通常状態、特賞状態、確率変動状態、及び、時短状態を含む複数種類の遊技状態で動作可能である。通常状態は、遊技客にとって有利ではない(例えば、特賞、確率変動、時短のいずれも発生していない)状態である。通常状態には、遊技が進行していない待機状態も含まれる。特賞状態は、いわゆる大当り状態であり、遊技客にとって有利な状態である。特賞状態である間は、遊技機10から比較的多数の遊技媒体(本実施例ではパチンコ玉)が払い出され得る。確率変動状態は、一般的に特賞状態の終了後に移行される遊技状態であり、通常状態に比べて特賞状態に移行する確率が高く、遊技客にとって有利な状態である。時短状態は、特賞状態に移行する確率は通常状態と同じであるものの、遊技機10における図柄変動時間が短縮され、遊技客にとって手持ちの遊技媒体の減少が抑制される点で有利な状態である。
また、本実施例の遊技機10は、時短状態が、複数種類の異なる時短状態を含む点を特徴とする。本実施例では、時短状態は、特賞状態後の時短状態(いわゆる大当り後時短状態、特賞後時短状態)、確率変動状態後の時短状態(いわゆる確変後時短状態)、通常状態中に所定の確率で発生する時短状態(いわゆる突然時短状態(突時))、特賞状態の終了後に次の特賞状態が発生することなく所定回数(例えば800回)の図柄変動が行われる場合に発生する時短状態(いわゆる天井時短状態)等の各種時短状態を含む。いずれの時短状態も、特賞状態に移行することなく予め定められた回数(例えば100回、600回等)の図柄変動が実行されると終了する。本実施例の遊技機10では、特賞状態に移行することなく時短状態が終了すると、遊技機10の遊技状態は通常状態に移行する。なお、上記の本実施例の遊技機10では、特賞状態に移行することなく上記の天井時短状態が終了する場合、その後、通常状態に移行するが、天井時短終了後の通常状態において図柄変動の回数が所定回数を超えた場合であっても、次に特賞状態に移行しない限り、再度天井時短状態に移行することなく、通常状態が継続する。本実施例では、前回の特賞状態の終了後に天井時短状態に移行するまでの図柄変動回数の閾値(例えば800回)、及び、天井時短状態に移行した後に通常状態に移行するまで(即ち天井時短状態が終了するまで)の図柄変動回数の閾値(例えば600回)は、予め、管理装置80からの指示(又は遊技店の係員による操作)によって予め定められている。
遊技機10の制御部は、自機の稼働内容を示す各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、確率変動信号、時短信号、扉開閉信号等)を、自機が接続されている中継装置20又は台ユニット6に供給している。遊技機10が中継装置20に供給する各種信号は、それぞれ単独の信号として出力されてもよいし、複数の信号の組み合わせとして出力されてもよい。例えば、遊技機10が時短信号を出力する場合、単独の時短信号を出力してもよいし、2種類の信号のオンオフ状態を特定のタイミングで切り替えることで時短信号を構成するようにしてもよい。
アウト信号は、遊技機10に遊技媒体が投入されたことを示す信号である。セーフ信号は、遊技機10から遊技媒体が払い出されたことを示す信号である。特賞信号は、遊技機10が特賞状態に移行したこと又は遊技機10の特賞状態が終了したことを示す信号である。図柄変動信号は、遊技機10において図柄変動が行われたことを示す信号である。確率変動信号は、遊技機10が確率変動状態に移行したこと又は遊技機10の確率変動状態が終了したことを示す信号である。時短信号は、遊技機10が時短状態に移行したこと又は遊技機10の時短状態が終了したことを示す信号である。扉開閉信号は、遊技機10の前面扉が開かれたこと又は閉じられたことを示す信号である。
本実施例では、遊技機10は、上記の複数種類の時短状態(特賞後時短状態、確変後時短状態、突然時短状態、天井時短状態等)のうちのいずれの時短状態である場合も、共通の時短信号を出力する。遊技機10の時短状態が複数種類の時短状態のうちのいずれであるのかは、信号を取得する側の機器(例えば、各台表示装置40、中継装置20、台ユニット6、島ユニット8、キオスク端末60、管理装置80等)において、前後の遊技内容等を参照して特定される。例えば、特賞状態の終了後に時短信号が出力されている場合、信号の取得側の機器は、特賞後時短状態であると判断する。確率変動状態の終了後に時短信号が出力されている場合、信号の取得側の機器は、確変後時短状態であると判断する。前回の特賞状態終了後に所定回数の図柄変動が実行された後に時短信号が出力されている場合、信号の取得側の機器は、天井時短状態であると判断する。上記のいずれでもない場合に時短信号が出力されている場合、信号の取得側の機器は、突然時短状態であると判断する。
(中継装置20の構成)
中継装置20は、サンドを含む1個又は複数個の機器が集まって構成されている機器である。ここで、サンドは、対応する遊技機10と、隣の遊技機10との間(側方)に設置され、遊技媒体の貸し出しを行う他、会員カード、ビジターカード等のカードに関する各種処理を行うための機器である。中継装置20には、サンドの他に、遊技機10と各台表示装置40との間の通信を中継する中継機器等が含まれていてもよい。上記の通り、中継装置20は、遊技機10と各台表示装置40を中継する位置、及び、遊技機10と台ユニット6とを中継する位置に設けられ、遊技機10、各台表示装置40、及び、台ユニット6と通信可能に接続されている。各中継装置20にも、対応する遊技機10の台番号と同じ台番号(例えば「001」、「101」等)が付与されている。
図2に示すように、中継装置20は、玉貸し部22と、タッチパネル24と、カード処理部26と、紙幣処理部28と、報知ランプ30と、通信インターフェース32と、制御部34と、メモリ36と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。これらの要素22~36は、いずれも、中継装置20に含まれるサンドに搭載されている。
玉貸し部22は、ユーザ(主に遊技客)の操作に従って、ユーザに遊技媒体であるパチンコ玉の貸し出しを行う。タッチパネル24は、様々な情報を表示するための表示部(ディスプレイ)としての機能と、ユーザがディスプレイに触れることによって様々な指示を中継装置20に入力することができる操作部としての機能の双方の機能を発揮する。変形例では、タッチパネル24に代えて、表示部と操作部が別個に設けられていてもよい。
カード処理部26は、ビジターカードの排出、読み取り、回収等、ビジターカードに関係する各種処理、及び、会員カードの発行、排出、読み取り、回収等、会員カードに関係する各種処理を実行する。ビジターカードは、サンド内に予め収納されている情報記録用カードである。ビジターカードには、カードを識別するためのビジターカードIDが記録されている。会員カードは、ユーザが、タッチパネル24を操作して所定の会員登録処理を行うことで発行されるカードである。会員カードには、会員であるユーザを識別するための識別情報である会員IDが記録されている。また、ビジターカード、会員カードには、ともに、カード排出時に、持玉(遊技終了時に残った遊技媒体)、及び、残金(投入された現金のうち、遊技媒体の貸し出しに使用されなかった金額)を示す情報も記録される。
紙幣処理部28は、ユーザが投入した紙幣を受け付けて各種処理を実行する。報知ランプ30は、サンドに設定中の貸し出し単価等に応じた発光態様で発光するLEDランプである。通信I/F32は、対応する遊技機10、各台表示装置40、台ユニット6と通信を実行するためのI/Fである。
制御部34は、メモリ36に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ36は、ROM、RAM等によって構成されており、各種プログラムを記憶している。また、メモリ36は、制御部34が各種処理を実行することによって得られる情報(例えば、出力データ等)を記憶するための記憶領域も備えている。
(各台表示装置40の構成)
各台表示装置40は、対応する遊技機10の上方に備えられている装置である。各台表示装置40は、対応する遊技機10等の稼働内容に関する各種情報を表示させたり、遊技店の係員を必要に応じて呼び出したりするための機器として機能する。各台表示装置40のことを「呼出ランプ」と呼ぶ場合もある。図1、図3に示すように、各台表示装置40は、表示部42と、操作部44と、通信I/F45と、制御部46と、メモリ48と、を備えている。また、本実施例では図示しないが、各台表示装置40は、さらに、呼出動作のためのスピーカ、発光部も備えている。
表示部42は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部44は、表示切替ボタン、通常呼出ボタン、サービス呼出ボタン等を含む複数個のボタンを備える。ユーザは、ボタンを操作することで様々な指示を各台表示装置40に入力することができる。表示切替ボタンは、表示部42に表示させる情報の内容を切り替えるために操作するボタンである。通常呼出ボタンは、遊技機10で遊技中の遊技客が遊技に関係する原因(例えば、玉切れや遊技機10のトラブル等)で遊技店の係員を呼び出すために操作するボタンである。サービス呼出ボタンは、遊技機10で遊技中の遊技客が、遊技とは無関係のサービス(例えば、飲み物やおしぼり等)のために遊技店の係員を呼び出すために操作するボタンである。変形例では、各台表示装置40は、表示部42と操作部44とに代えて、表示部及び操作部として機能するタッチパネルを備えていてもよい。
通信I/F45は、対応する中継装置20と通信を実行するためのI/Fである。また、通信I/F45は、LAN4にも接続されている。制御部46は、通信I/F45及びLAN4を介して、管理装置80、キオスク端末60等との間で通信を実行することができる。
制御部46は、メモリ48に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ48は、ROM、RAM等によって構成されており、各種プログラムを記憶している。また、メモリ48は、制御部46が各種処理を実行することによって得られる情報(例えば、出力データ等)を記憶するための記憶領域も備えている。
(台ユニット6の構成)
台ユニット6は、複数個(例えば4個)の遊技機10に対して1個ずつ設けられている情報処理装置である。台ユニット6は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。上記の通り、台ユニット6は、対応する複数個の遊技機10のそれぞれに対応する中継装置20、及び、対応する島ユニット8と通信可能に接続されている。なお、図1では、1個の台ユニット6に対応する複数個の遊技機10のうちの1個のみを図示している。
(島ユニット8の構成)
島ユニット8は、対応する遊技機10が配置される島ごとに設けられている情報処理装置である。島ユニット8は、制御部及びメモリ(図示省略)を備えている。制御部は、メモリに記憶されたプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリは、各種プログラムを記憶している。上記の通り、島ユニット8は、対応する台ユニット6と通信可能に接続されている。また、島ユニット8は、LAN6を介して、管理装置80、キオスク端末60等と通信可能である。
(キオスク端末60の構成)
キオスク端末60は、遊技店内に設置されている装置である。キオスク端末60は、ユーザ(主に遊技客)の操作に従って、遊技店内の遊技機10の稼働状況に関する各種情報を表示させたり、遊技店の店舗に関する各種情報を表示させたりするための機器として機能する。図4に示すように、キオスク端末60は、表示部62と、操作部64と、通信I/F65と、制御部66と、メモリ68と、を備えている。
表示部62は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部64は、複数個のボタンを備える。ユーザは、ボタンを操作することで様々な指示をキオスク端末60に入力することができる。変形例では、キオスク端末60は、表示部62と操作部64とに代えて、表示部及び操作部として機能するタッチパネルを備えていてもよい。
通信I/F65は、LAN4に接続されている。制御部66は、通信I/F65及びLAN4を介して、管理装置80、各島ユニット8等との間で通信を実行することができる。
制御部66は、メモリ68に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ68は、ROM、RAM等によって構成されており、各種プログラムを記憶している。また、メモリ68は、制御部66が各種処理を実行することによって得られる情報(例えば、出力データ等)を記憶するための記憶領域も備えている。
(管理装置80の構成)
管理装置80は、遊技店が設置する管理用サーバである。管理装置80は、遊技店内の各種情報を管理するサーバとして機能する。そのため、管理装置80は、遊技客が視認できない範囲に設置され、主に遊技店の管理者等によって操作される。図1では図示しないが、管理装置80は、ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバの各装置に分かれて構成されている。ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバは、互いに通信可能である。以下では、ホールコンピュータ、会員サーバ、貯玉サーバ、及び、持玉サーバによって構成されている管理装置80全体を想定して、管理装置80の構成及び動作を説明する。
図5に示すように、管理装置80は、表示部82と、操作部84と、通信I/F85と、制御部86と、メモリ88と、を備えている。表示部82は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部84は、マウス及びキーボードを含む。ユーザ(主に遊技店の管理者等)は、操作部84を操作することで様々な指示を管理装置80に入力することができる。通信I/F85は、LAN4に接続されている。制御部86は、通信I/F85及びLAN4を介して、島ユニット8、各台表示装置40、及び、キオスク端末60等との間で通信を実行することができる。
制御部86は、メモリ88に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ88は、ROM、RAM等によって構成されており、各種プログラムを記憶している。また、メモリ88は、制御部86が各種処理を実行することによって得られる情報(例えば、出力データ等)を記憶するための記憶領域も備えている。さらに、メモリ88は、遊技店内の各遊技機10及び中継装置20が出力した各種信号及び情報を、台番号ごとに格納して記憶するための記憶領域(データベース領域と呼んでもよい)も備えている。
(各機器間の情報の伝送経路と出力データの生成過程)
続いて、管理システム2の各機器間の情報の伝送経路と、情報表示機能を備える各機器(具体的には、中継装置20、各台表示装置40、キオスク端末60、管理装置80)において、遊技機10等に関係する各種情報を表示部42等に表示させるための出力データが生成される過程について説明する。
遊技機10の制御部は、遊技機10の稼働内容の変化(例えば、遊技の進行、扉の開閉等)に応じて、遊技機10の稼働内容を示す各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、確率変動信号、時短信号、扉開閉信号等)を生成し、自機が接続されている中継装置20に供給する。以下では、遊技機10の稼働内容を示す上記各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、確率変動信号、時短信号、扉開閉信号等)のことを総称して「内容情報」と呼ぶ場合がある。
中継装置20の制御部34(図2参照)は、遊技機10から上記の内容情報(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、確率変動信号、時短信号、扉開閉信号等)を取得する。一方で、制御部34は、中継装置20(具体的にはサンド)に対して遊技客の操作(例えば、入金操作、玉貸出し操作、カード挿入操作等)行われる場合に、その操作に対応する各種信号(具体的には、入金信号、玉貸し信号等)、又は/及び、各種カード情報(ビジターカードID、会員カードID等)を生成する。以下では、中継装置20への操作に対応する各種信号(具体的には、入金信号、玉貸し信号等)、又は/及び、各種カード情報(ビジターカードID、会員カードID等)のことを総称して「操作情報」と呼ぶ場合がある。
制御部34は、所定のタイミングで、遊技機10から取得した内容情報と、自機が生成した操作情報とを、自機が接続されている各台表示装置40に供給する。さらに、制御部34は、所定のタイミングで、上記内容情報及び操作情報を、自機が接続されている台ユニット6にも供給する。制御部34が内容情報を各台表示装置40及び台ユニット6に供給するタイミングと、制御部34が操作情報を各台表示装置40及び台ユニット6に供給するタイミングとは同じであっても異なっていてもよい。
一方で、制御部34は、遊技機10から取得した内容情報を集計し、遊技機10の稼働内容を表す出力データを生成する。制御部34は、生成した出力データをメモリ36に記憶させる。出力データは、異なる条件ごとに内容情報を集計した各種データ(図6~図19参照)を含む。制御部34は、ユーザの指示に従って、生成した出力データに基づいて、出力データによって表される各種情報を表示部であるタッチパネル24に表示させることができる(図6~図19参照)。出力データに含まれる各種データと、各種データに基づいてタッチパネル24に表示される情報の表示例については、後で図6~図19を参照して詳しく説明する。
なお、変形例では、制御部34は、上述の内容情報の集計及び出力データの生成処理を省略してもよい。その場合、中継装置20のタッチパネル24には、出力データによって表される各種情報が表示されなくてもよい。
各台表示装置40の制御部46(図3参照)は、中継装置20から、上記の内容情報及び操作情報を取得する。制御部46は、中継装置20から取得した内容情報及び操作情報を、所定のタイミングで管理装置80に供給する。この場合も、内容情報を管理装置80に供給するタイミングと、操作情報を管理装置80に供給するタイミングとは同じであっても異なっていてもよい。なお他の例では、制御部46は、中継装置20から取得した内容情報及び操作情報を、管理装置80に供給しなくてもよい。
一方で、制御部46は、中継装置20から取得した内容情報を集計し、遊技機10の稼働内容を表す出力データを生成する。ここで生成される出力データは、上記の中継装置20で生成される出力データと同内容である。制御部46は、生成した出力データをメモリ48に記憶させる。制御部46は、ユーザの指示に従って、生成した出力データに基づいて、出力データによって表される各種情報を表示部42に表示させることができる(図6~図19参照)。
台ユニット6の制御部も、中継装置20から上記の内容情報及び操作情報を取得する。台ユニット6の制御部は、中継装置20から取得した内容情報及び操作情報を、所定のタイミングで、自機が接続されている島ユニット8に供給する。この場合も、内容情報を島ユニット8に供給するタイミングと、操作情報を島ユニット8に供給するタイミングとは同じであっても異なっていてもよい。
島ユニット8の制御部は、台ユニット6から、上記の内容情報及び操作情報を取得する。島ユニット8の制御部は、台ユニット6から取得した内容情報及び操作情報を、所定のタイミングで、管理装置80に供給する。さらに、島ユニット8の制御部は、内容情報及び操作情報を、所定のタイミングで、キオスク端末60にも供給する。この場合も、内容情報を管理装置80及びキオスク端末60に供給するタイミングと、操作情報を管理装置80及びキオスク端末60に供給するタイミングとは同じであっても異なっていてもよい。
キオスク端末60の制御部66(図4参照)は、島ユニット8から、上記の内容情報及び操作情報を取得する。制御部66は、島ユニット8から取得した内容情報を集計し、遊技機10の稼働内容を表す出力データを生成する。ここで生成される出力データも、上記の中継装置20で生成される出力データと同内容である。制御部66は、生成した出力データをメモリ68に記憶させる。制御部66は、ユーザの指示に従って、生成した出力データに基づいて、出力データによって表される各種情報を表示部62に表示させることができる(図6~図19参照)。
キオスク端末60には、中継装置20、台ユニット6、島ユニット8を介して、遊技店内の各遊技機10から出力された内容情報が集積される。そのため、キオスク端末60のメモリ68には、遊技店内の各遊技機10の出力データが蓄積される。制御部66は、ユーザの指示に従って、ユーザが指定した遊技機10の稼働内容に関する情報を表示部62に表示させることができる(図6~図19参照)。
管理装置80の制御部86(図5参照)も、島ユニット8から、上記の内容情報及び操作情報を取得する。制御部86は、島ユニット8から取得した内容情報を集計し、遊技機10の稼働内容を表す出力データを生成する。ここで生成される出力データも、上記の中継装置20で生成される出力データと同内容である。制御部86は、生成した出力データをメモリ88に記憶させる。制御部86は、ユーザ(主に管理者)の指示に従って、生成した出力データに基づいて、出力データによって表される各種情報を表示部82に表示させることができる(図6~図19参照)。
また、管理装置80にも、中継装置20、台ユニット6、島ユニット8を介して、遊技店内の各遊技機10から出力された内容情報が集積される。そのため、管理装置80のメモリ88には、遊技店内の各遊技機10の出力データが蓄積される。制御部86は、ユーザの指示に従って、ユーザが指定した遊技機10の稼働内容に関する情報を表示部82に表示させることができる(図6~図19参照)。
さらに、制御部86は、遊技店内の各遊技機10の出力データを、遊技機10の機種別、島別等の条件に応じてさらに集計し、機種別の出力データ、島別の出力データ等の各種データを含む遊技店出力データを生成することもできる。制御部86は、生成した遊技店出力データを、キオスク端末60、中継装置20、各台表示装置40に供給することができる。
キオスク端末60の制御部66は、管理装置80から取得した遊技店出力データに基づいて、機種別の遊技機10の稼働内容を示す情報や、島別の遊技機10の稼働内容を示す情報等を表示部62に表示させることができる。同様に、中継装置20の制御部34も、遊技店出力データに基づいて、機種別の遊技機10の稼働内容を示す情報等をタッチパネル24に表示させることができる。各台表示装置40の制御部46も、遊技店出力データに基づいて、機種別の遊技機10の稼働内容を示す情報等を表示部42に表示させることができる。
(出力データに含まれる各種データと、各種データに基づく情報の表示例:図6~図19)
続いて、図6~図19を参照して、出力データに含まれる各種データと、各種データに基づいて表示部42、62、82(又はタッチパネル24)に表示される情報の表示例を説明する。上記の通り、中継装置20の制御部34、各台表示装置40の制御部46、キオスク端末60の制御部66、及び、管理装置80の制御部86は、それぞれ、遊技機10から出力された内容情報を異なる条件ごとに集計し、各種データを生成する。そして、中継装置20の制御部34、各台表示装置40の制御部46、キオスク端末60の制御部66、及び、管理装置80の制御部86は、それぞれ、表示部42、62、82(又はタッチパネル24)に、各種データに基づく情報を表示させることができる(図6~図19参照)。
なお、以下では、各台表示装置40の制御部46が生成する出力データに含まれる各種データと、制御部46が表示部42に表示させる情報の表示例を想定して説明するが、中継装置20、キオスク端末60、管理装置80においても同様の各種データが生成され、同様の情報を表示可能である。
(直前状態別特賞データ(表示例1):図6)
出力データは、直前状態別特賞データを含んでもよい。ここで、「直前状態」とは、遊技機10が特賞状態に移行する場合において、当該特賞状態に移行する直前の遊技状態を意味する。直前状態は、通常状態、確率変動状態、時短状態のいずれかである。直前状態別特賞データは、遊技機10で発生した特賞状態を、その直前状態別に集計した情報を含む。
制御部46は、内容情報に基づいて、各特賞状態の直前状態を特定し、その直前状態ごとに、遊技機10が当該直前状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から特賞状態に移行した回数の割合と、を算出し、直前状態別特賞データを生成する。生成される直前状態別特賞データは、直前状態ごとの、遊技機10が当該直前状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から特賞状態に移行した回数の割合と、を示す情報を含む。
図6は、制御部46が、直前状態別特賞データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図6は、台番号「001」の遊技機10の情報である(以下図7~図19についても同様)。「通常大当り(初当り)」、「確変大当り」、「時短大当り」は、それぞれ、直前状態が通常状態、確率変動状態、時短状態であったことを意味する。即ち、「通常大当り(初当り)」、「確変大当り」、「時短大当り」は、それぞれ、遊技機10が通常状態から特賞状態に移行したこと、確率変動状態から特賞状態に移行したこと、時短状態から特賞状態に移行したことを意味する。図6の例では、「通常大当り(初当り)」は、「3回/10回(30%)」である。すなわち、遊技機10において発生した10回の特賞状態のうち、直前状態が通常状態であった回数が3回であり、特賞状態全体の30%を占めることを意味する。同様に、「確変大当り」は、「5回/10回(50%)」である。10回の特賞状態のうち、直前状態が確率変動状態であった回数が5回であり、特賞状態全体の50%を占めることを意味する。「時短大当り」は、「2回/10回(20%)」である。10回の特賞状態のうち、直前状態が時短状態であった回数が2回であり、特賞状態全体の20%を占めることを意味する。図6では、それぞれの状態へ移行した回数と割合の両方を表示しているが、片方のみを表示してもよい。
図6に示すように、直前状態別特賞データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、どの遊技状態から特賞状態に移行したのか、その回数、その割合を把握することができる。ユーザは、どの遊技状態から特賞状態に移行する期待度が高いのか等を予測することができる。
(直前時短状態別特賞データ(表示例2):図7)
出力データは、さらに、直前時短状態別特賞データを含んでもよい。ここで、「直前時短状態」とは、遊技機10が時短状態から特賞状態に移行した場合(即ち直前状態が時短状態であった場合)における、当該直前の時短状態の種類を意味する。直前時短状態は、大当り後時短状態(特賞後時短状態)、確変後時短状態、突然時短状態、天井時短状態、のうちのいずれかに分類される。直前時短状態別特賞データは、上記の直前状態別特賞データ(図6参照)に含まれる下位のデータと言ってもよい。直前時短状態別特賞データは、遊技機10で発生した特賞状態を、その直前の時短状態の種類別に集計した情報を含む。
制御部46は、内容情報に基づいて、各特賞状態の直前時短状態を特定する。そして、制御部46は、その直前時短状態ごとに、遊技機10が当該直前時短状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前状態から特賞状態に移行した回数の割合と、を算出し、直前時短状態別特賞データを生成する。直前時短状態別特賞データは、直前時短状態ごとの、遊技機10が当該直前時短状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前時短状態から特賞状態に移行した回数の割合と、を示す情報を含む。
図7は、制御部46が、直前時短状態別特賞データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。「大当り後時短」、「確変後時短」、「突然時短」、「天井時短」は、それぞれ、直前時短状態が特賞後時短状態、確変後時短状態、突然時短状態、天井時短状態であったことを意味する。即ち、「大当り後時短」、「確変後時短」、「突然時短」、「天井時短」は、それぞれ、遊技機10が特賞後時短状態から特賞状態に移行したこと、確変後時短状態から特賞状態に移行したこと、突然時短状態から特賞状態に移行したこと、天井時短状態から特賞状態に移行したことを意味する。図7の例では、「大当り後時短」は、「0回/10回(0%)」である。すなわち、遊技機10において発生した10回の特賞状態のうち、直前時短状態が特賞後時短状態であった回数が0回であり、全体の0%であったことを意味する。同様に、「確変後時短」は、「1回/10回(10%)」であり、10回の特賞状態のうち、直前時短状態が確変後時短状態であった回数が1回であり、全体の10%を占めることを意味する。「突然時短」は、「0回/10回(0%)」であり、10回の特賞状態のうち、直前時短状態が突然時短状態であった回数が0回(全体の0%)であることを意味する。「天井時短」は、「1回/10回(10%)」であり、10回の特賞状態のうち、直前時短状態が天井時短状態であった回数が1回(全体の10%)であることを意味する。また、図7では、4種類の時短状態を特定しているが、4種類の時短状態を天井時短状態とそれ以外の時短状態(特賞後時短状態、確変後時短状態、突然時短状態)や特賞又は確率変動後の時短状態とそれ以外(突然時短状態、天井時短状態)などのように区分けしてもよい。また、図7で特定されている4種類の時短状態のうち、1種類又は2種類が省略されてもよい。
図7に示すように、直前時短状態別特賞データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、どの種類の時短状態から特賞状態に移行したのか、その回数、その割合を把握することができる。ユーザは、どの種類の時短状態から特賞状態に移行する期待度が高いのか等を予測することができる。
(直前通常状態別特賞データ(表示例3):図8)
出力データは、さらに、直前通常状態別特賞データを含んでもよい。ここで、「直前通常状態」とは、遊技機10が通常状態から特賞状態に移行した場合(即ち直前状態が通常状態であった場合)における、当該直前の時短状態の種類を意味する。直前通常状態は、天井時短状態に移行する前の通常状態と、天井時短状態が終了した後の通常状態と、のどちらかに分類される。直前通常状態別特賞データは、上記の直前状態別特賞データ(図6参照)に含まれる下位のデータと言ってもよい。直前通常状態別特賞データは、遊技機10で発生した特賞状態を、その直前の通常状態の種類別に集計した情報を含む。
制御部46は、内容情報に基づいて、各特賞状態の直前通常状態を特定する。そして、制御部46は、その直前通常状態ごとに、遊技機10が当該直前通常状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前通常状態から特賞状態に移行した回数の割合と、を算出し、直前通常状態別特賞データを生成する。直前通常状態別特賞データは、直前通常状態ごとの、遊技機10が当該直前通常状態から特賞状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する当該直前通常状態から特賞状態に移行した回数の割合と、を示す情報を含む。
図8は、制御部46が、直前通常状態別特賞データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。「通常大当り(天井前)」、「通常大当り(天井後)」は、それぞれ、直前通常状態が天井時短移行前の通常状態、天井時短終了後の通常状態であったことを意味する。図8の例では、「通常大当り(天井前)」は、「2回/10回(20%)」である。すなわち、遊技機10において発生した10回の特賞状態のうち、直前通常状態が天井時短移行前の通常状態であった回数が2回であり、全体の20%であったことを意味する。同様に、「通常大当り(天井後)」は、「1回/10回(10%)」であり、10回の特賞状態のうち、直前通常状態が天井時短終了後の通常状態であった回数が1回であり、全体の10%を占めることを意味する。
図8に示すように、直前通常状態別特賞データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、天井時短移行前の通常状態と天井時短終了後の通常状態のそれぞれについて、特賞状態に移行した回数、割合を把握することができる。ユーザは、天井時短前と後とで、どちらが特賞状態に移行する期待度が高いのか等を予測することができる。
(直後状態別データ(表示例4):図9)
出力データは、直後状態データを含んでもよい。ここで、「直後状態」とは、遊技機10が特賞状態の終了直後に移行した遊技状態を意味する。直後状態は、通常状態、確率変動状態、時短状態のいずれかである。
制御部46は、内容情報に基づいて、各特賞状態の直後状態を特定し、その直後状態ごとに、遊技機10が特賞状態から当該直後状態に移行した回数と、遊技機10が特賞状態に移行した総回数に対する特賞状態から当該直後状態に移行した割合と、を示す情報を含む。
図9は、制御部46が、直後状態データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。「通常」、「確変」、「時短」は、それぞれ、直後状態が通常状態、確率変動状態、時短状態であったことを意味する。図9の例では、「通常」は、「5回/10回(50%)」である。すなわち、遊技機10において発生した10回の特賞状態のうち、特賞状態の終了後に通常状態に移行した回数が5回であり、特賞状態全体の50%を占めることを意味する。同様に、「確変」は、「4回/10回(40%)」である。10回の特賞状態のうち、特賞状態の終了後に確率変動状態に移行した回数が4回であり、特賞状態全体の40%を占めることを意味する。「時短」は、「1回/10回(10%)」である。10回の特賞状態のうち、特賞状態の終了後に時短状態に移行した回数が1回であり、特賞状態全体の10%を占めることを意味する。
図9に示すように、直後状態データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、特賞状態の終了後にどの遊技状態に移行したのか、その回数、その割合を把握することができる。ユーザは、特賞状態からどの遊技状態に移行する期待度が高いのか等を予測することができる。
(時短状態別稼働データ(表示例5):図10)
出力データは、時短状態別稼働データを含んでもよい。制御部46は、内容情報に基づいて、遊技機10の遊技状態が時短状態であること、及び、その時短状態の種類を特定する。そして、制御部46は、遊技状態が当該種類の時短状態で動作する間の稼働内容を示す情報を特定し、時短状態別稼働データを生成する。時短状態別稼働データは、複数種類の時短状態のそれぞれについて、遊技機10が当該種類の時短状態で動作する間における稼働内容を示す情報を含む。
図10は、制御部46が、時短状態別稼働データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。「大当り後時短」、「確変後時短」、「突然時短」、「天井時短」は、それぞれ、時短状態の種類を示す。「アウト」は、遊技機10に遊技媒体が投入された数(いわゆるアウト数)を示す。「始動数」は、図柄変動が行われた回数を示す。「セーフ」は、遊技機10から遊技媒体が払い出された数(いわゆるセーフ数)を示す。「発生回数」は、当該種類の時短状態が発生した回数を示す。図10では図示しないが、これ以外にも、当該種類の時短状態1回あたりの平均アウト数、当該種類の時短状態1回あたりの平均セーフ数、当該種類の時短状態における出玉率(即ち、セーフ数/アウト数。「ベース」と呼んでもよい)等、当該種類の時短状態で動作する間の稼働内容に関する任意の情報が含まれていてもよい。
図10の例では、「大当り後時短」では、アウトが「870」、始動数が「100」、セーフが「850」、発生回数が「1」である。すなわち、遊技機10が、大当り後時短状態で動作する間におけるアウト数が870個であり、実行された図柄変動の回数が100回であり、セーフ数が850個であり、大当り後時短状態が発生した回数が1回であることを示す。同様に、「突然時短」では、アウトが「300」、始動数が「37」、セーフが「280」、発生回数が「2」である。すなわち、遊技機10が突然時短状態で動作する間におけるアウト数が300個であり、図柄変動の回数が37回であり、セーフ数が280個であり、突然時短状態が発生した回数が2回であることを示す。さらに、「天井時短」では、アウトが「1300」、始動数が「222」、セーフが「1280」、発生回数が「5」である。すなわち、遊技機10が天井時短状態で動作する間におけるアウト数が1300個であり、図柄変動の回数が222回であり、セーフ数が1280個であり、天井時短状態が発生した回数が5回であることを示す。
図10に示すように、時短状態別稼働データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、時短状態の種類ごとの遊技機10の稼働内容を把握することができる。ユーザは、遊技機10の稼働内容を従来よりも詳細に把握することができる。また、制御部46は、時短状態の種類ごとの稼働データと通常状態の稼働データとを組合せて、時短状態別稼働データを加工してもよい。例えば、制御部46は、通常状態と天井時短状態のそれぞれの状態におけるアウト数及びセーフ数から出玉率などを求めてもよい。また、図10の例では4種類の時短状態が特定されているが、このうちの1種類又は2種類が省略されてもよい。
(遊技状態別特賞確率データ(表示例6):図11)
出力データは、遊技状態別特賞確率データを含んでもよい。制御部46は、内容情報に基づいて、遊技機10の遊技状態と、その遊技状態で動作する間における特賞状態に移行する確率(即ち、図柄変動回数(始動数)に対する特賞状態の発生回数)を算出し、遊技状態別特賞確率データを生成する。遊技状態別特賞確率データは、遊技状態ごとの特賞状態への移行確率を示す情報を含む。
図11は、制御部46が、遊技状態別特賞確率データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。「通常状態+時短状態」は、遊技機10が通常状態と時短状態のどちらかで動作する間の特賞状態への移行確率を意味する。図11の例では、「通常状態+時短状態」の特賞状態移行確率が「1/290(=5/1450)」である。すなわち、遊技機10が通常状態と時短状態のどちらかで動作する間の特賞状態への移行確率が1/290(290回図柄変動する場合に1回特賞状態に移行する)であることを意味する。また、並べて表示されている「(=5/1450)」は、特賞状態への移行確率の根拠となる実際の図柄変動回数に対する特賞状態の発生回数を表す。すなわち、遊技機10が通常状態と時短状態のどちらかで動作する間の実際の図柄変動回数が1450回であり、その間に5回特賞状態に移行したことを意味する。
また、図11の例では、「時短状態」の特賞状態移行確率が「1/240(=1/240)」である。すなわち、遊技機10が時短状態のみで動作する間の特賞状態への移行確率が1/240(240回図柄変動する場合に1回特賞状態に移行する)であることを意味する。並べて表示されている「(=1/240)」は、遊技機10が時短状態のみで動作する間の実際の図柄変動回数が240回であり、その間に1回特賞状態に移行したことを意味する。
同様に、図11の例では、「確変状態」の特賞状態移行確率が「1/47(=5/235)」である。すなわち、遊技機10が確率変動状態で動作する間の特賞状態への移行確率が1/47(47回図柄変動する場合に1回特賞状態に移行する)であることを意味する。並べて表示されている「(=5/235)」は、遊技機10が確率変動状態で動作する間の実際の図柄変動回数が235回であり、その間に5回特賞状態に移行したことを意味する。
図11に示すように、遊技状態別特賞確率データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技状態ごとの特賞状態への移行確率を把握することができる。ユーザは、遊技機10がどの遊技状態で動作する間に特賞状態に移行する確率が高いのか等を予測することができる。また、図11では、遊技状態ごとの特賞状態への移行確率を「1/290(=5/1450)」のように表示しているが、移行確率として「1/290」か「5/1450」のいずれかのみを表示してもよい。
(遊技状態別特賞移行割合データ(表示例7):図12)
出力データは、遊技状態別特賞移行割合データを含んでもよい。制御部46は、内容情報に基づいて、遊技機10の遊技状態(時短状態である場合はその種類)と、その遊技状態で動作する間における特賞状態に移行する割合(即ち、当該遊技状態の発生回数に対する特賞状態の発生回数)を算出し、遊技状態別特賞移行割合データを生成する。遊技状態別特賞移行割合データは、遊技状態ごとに、当該遊技状態に移行した回数に対する、当該遊技状態から特賞状態に移行した回数の割合に関する指標を示す情報を含む。
図12は、制御部46が、遊技状態別特賞移行割合データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図12の例では、「通常」は、「5回/7回(71%)」である。すなわち、遊技機10がこれまでに7回通常状態に移行し、その間に5回特賞状態に移行したこと、及び、通常状態に移行した場合におけるその間に特賞状態に移行する確率が71%(=5/7)であることを意味する。「確変」は、「5回/5回(100%)」である。すなわち、遊技機10がこれまでに5回確率変動状態に移行し、その間に5回特賞状態に移行したこと、及び、確率変動状態に移行した場合におけるその間に特賞状態に移行する確率が100%(=5/5)であることを意味する。「確変後時短」は、「0回/1回(0%)」である。すなわち、遊技機10がこれまでに1回確変後時短状態に移行し、その間に1回も特賞状態に移行しなかったこと、及び、確変後時短状態に移行した場合におけるその間に特賞状態に移行する確率が0%(=0/1)であることを意味する。「天井時短」は、「1回/2回(50%)」である。すなわち、遊技機10が2回天井時短状態に移行し、その間に1回特賞状態に移行したこと、及び、天井時短状態に移行した場合におけるその間に特賞状態に移行する確率が50%(=1/2)であることを意味する。
図12に示すように、遊技状態別特賞移行割合データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技状態ごとの特賞状態への移行確率を把握することができる。ユーザは、遊技機10がどの遊技状態で動作する間に、特賞状態に移行する割合(即ち期待度)が高いのか等を把握することができる。図12では、それぞれの状態へ移行した回数と割合の両方を表示しているが、いずれか一方のみを表示してもよい。
(遊技店出力データ)
また、上記の通り、各台表示装置40の制御部46は、管理装置80から遊技店出力データを取得することにより、取得した遊技店出力データに基づいて、上記の図6~図12を参照して説明した各種データに相当する遊技店内の遊技機10の機種ごと、島ごと等の条件に応じた情報を、表示部42に表示させることもできる。表示例は図示しないが、これらの情報を見ることにより、ユーザは、機種ごと、島ごと等の条件に応じて、図6~図12を参照して説明した各種情報に相当する情報を把握することができる。ユーザは、遊技店内に設けられている遊技機10について、より詳細な稼働内容を把握することができる。
(遊技進捗データ(表示例8):図13)
出力データは、遊技進捗データを含んでもよい。遊技進捗データは、主に通常状態で動作する間の遊技機10の現在の遊技の進捗状況を示すデータである。制御部46は、内容情報に基づいて、遊技機10の現在の遊技状態及び稼働内容を特定し、遊技進捗データを生成する。この例では、遊技進捗データは、遊技機10における現在の遊技状態に応じて、天井時短状態移行前の通常状態であることを示す情報、天井時短状態(天井時短中)であることを示す情報、天井時短状態終了後の通常状態であることを示す情報、及び、確率変動状態であることを示す情報、のうちのいずれかの情報を含む。
図13は、制御部46が、遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図13中の(a)は、遊技機10の現在の遊技状態が、天井時短状態移行前の通常状態である場合の表示例を示す。この場合、「現在、天井時短前」のように、天井時短状態移行前の通常状態であることを説明するメッセージが表示される。
図13中の(b)は、遊技機10の現在の遊技状態が、天井時短状態である場合の表示例を示す。この場合、「現在、天井時短中」のように、天井時短状態であることを説明するメッセージが表示される。
図13中の(c)は、遊技機10の現在の遊技状態が、天井時短状態終了後の通常状態である場合の表示例を示す。この場合、「現在、天井時短後」のように、天井時短状態終了後の通常状態であることを説明するメッセージが表示される。
図13中の(d)は、遊技機10の現在の遊技状態が、確率変動状態である場合の表示例を示す。この場合、「現在、確変中」のように、確率変動状態であることを説明するメッセージが表示される。
図13に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態を把握することができる。
なお、図13の例では、遊技機10の遊技状態はメッセージによって表示されているが、表示の態様はこれには限られず、天井時短状態移行前の通常状態、天井時短状態(天井時短中)、天井時短状態終了後の通常状態、確率変動状態、の状態ごとに表示色(具体的には、例えば、表示部42の表示領域の背景色や、図柄変動回数等を示す情報の表示色等)を切り替える態様によって遊技状態を識別可能に表してもよい。
(遊技進捗データの変形例1(表示例9):図14)
図14を参照して、上記の遊技進捗データ(図13参照)の変形例の一つを説明する。本変形例の遊技進捗データは、遊技機10が天井時短状態移行前の通常状態である場合に、天井時短状態移行前の通常状態であることを示す情報に加えて、遊技機10が天井時短状態に移行するまでの残り図柄変動回数を示す情報を含んでもよい。また、遊技進捗データは、遊技機10が天井時短状態である場合に、天井時短状態(天井時短中)であることを示す情報に加えて、天井時短状態終了後の通常状態に移行するまでの残り図柄変動回数を示す情報を含んでもよい。
図14は、制御部46が、本変形例の遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図14中の(a)は、遊技機10の現在の遊技状態が、天井時短状態移行前の通常状態である場合の表示例を示す。この場合、「現在、天井時短前」のように、天井時短状態移行前の通常状態であることを説明するメッセージとともに、「後33回始動で天井到達」のように、後33回の図柄変動が実行される場合に天井時短情報に移行することを示すメッセージが表示される。
図14中の(b)は、遊技機10の現在の遊技状態が、天井時短状態である場合の表示例を示す。この場合、「現在、天井時短中」のように、天井時短状態であることを説明するメッセージとともに、「残り77回」のように、天井時短状態終了後の前記通常状態に移行するまでの残り図柄変動回数(即ち、天井時短状態が終了するまでの回数)を示すメッセージが表示される。
図14に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態を把握することができるととともに、遊技機10における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機10における現在の遊技の進捗状況をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機10の動作をより明確に予測することができる。
(遊技進捗データの変形例2(表示例10):図15)
図15を参照して、上記の遊技進捗データ(図13参照)の変形例の他の一つを説明する。本変形例遊技進捗データは、さらに、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す情報と、前回の特賞状態が終了した後、天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数(例えば800回)を示す第1の閾値情報と、前回の特賞状態が終了した後、天井時短状態が終了するまでに要する図柄変動回数(例えば1400回)を示す第2の閾値情報と、を含んでもよい。
図15は、制御部46が、本変形例の遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図15に示すように、本変形例では、現在の遊技の進捗状態がグラフ状に表示される。図中の棒グラフは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数(この例では「777回」)を示す。グラフ中には、前回の特賞状態が終了した後、天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数が「800回」であることを示す表示(縦軸参照。第1の閾値情報に対応)、及び、天井時短状態が開始されてから終了するまでに要する図柄変動回数が「600回」であることを示す表示(縦軸参照。第2の閾値情報に対応)も含まれる。即ち、グラフは、前回の特賞状態が終了した後、天井時短状態が終了するまでには合計で1400回の図柄変動が必要であることを実質的に示している。この例の場合、グラフは、特賞状態に移行することなくあと33回図柄変動が実行されると、天井時短状態に移行することを示している。なお、図15の例では、前回の特賞状態が終了した後、天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数が「800回」であることを示す表示として、グラフ中の縦軸とともに「天井時短まで800回」というメッセージが表示されている。同様に、天井時短状態が開始されてから終了するまでに要する図柄変動回数が「600回」であることを示す表示として、グラフ中の縦軸とともに「天井時短600回」というメッセージが表示されている。この点、変形例では、「天井時短まで800回」及び「天井時短600回」が省略され、縦軸のみが表示されてもよい。
図15に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態(具体的には、天井時短前、天井時短中、天井時短後のいずれであるのか)を把握することができるととともに、遊技機10における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。また、遊技機10における現在の遊技の進捗状況も把握することができる。特に図15の例では、これらの情報がグラフとして表示されるため、ユーザは、直感的に上記の各情報を認知することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機10における現在の遊技の進捗状況をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機10の動作をより明確に予測しながら遊技を行うことができる。
(遊技進捗データの変形例3(表示例11):図16)
図16を参照して、上記の遊技進捗データの変形例の他の一つを説明する。本変形例の遊技進捗データは、上記の変形例2(図15参照)の変形態様である。本変形例の遊技進捗データは、さらに、前回以前に発生した1回以上の前記特賞状態のそれぞれについての進捗経過を示す情報も含んでもよい。具体的には、本変形例の遊技進捗データは、図15で説明した各種情報に加えて、さらに、前回以前に発生した1回以上の特賞状態のそれぞれについて、直前の特賞状態の終了後に当該特賞状態に移行するまでに実行された図柄変動の回数を示す情報と、前回以前に発生した1回以上の特賞状態のそれぞれについて、直前の特賞状態が終了した後、天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数(例えば800回)を示す第3の閾値情報と、前回以前に発生した1回以上の特賞状態のそれぞれについて、直前の特賞状態が終了した後、天井時短状態が終了するまでに要する図柄変動回数(例えば600回)を示す第4の閾値情報と、を含んでもよい。
図16は、制御部46が、本変形例の遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。本変形例では、図16に示すように、現在の遊技の進捗状態、及び、過去の遊技の進捗経過がグラフ状に表示されている。図16の例では、「現在」、「1回前」、「2回前」、「3回前」、の各棒グラフが表示されている。グラフ中には、直前の特賞状態が終了した後、天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数が「800回」であることを示す表示(縦軸参照。第3の閾値情報に対応)、及び、天井時短が開始されてから終了するまでに要する図柄変動回数が「600回」であることを示す表示(縦軸参照。第4の閾値情報に対応)も含まれる。即ち、グラフは、直前の特賞状態が終了した後、天井時短情報が終了するまでには合計で1400回の図柄変動が必要であることを実質的に示している。なお、この場合も、変形例では、「天井時短まで800回」及び「天井時短600回」の各メッセージが省略され、縦軸のみが表示されてもよい(以下、図17~図20についても同様)。
「現在」は、前回(即ち1回前)の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数(この例では「623回」)を示す。この例の場合、「現在」のグラフは、次の特賞状態に移行することなくあと177回図柄変動が実行されると、天井時短状態に移行することを示している。
「1回前」は、直前(即ち2回前)の特賞状態が終了した後で、次(1回前)の特賞状態に移行するまでに図柄変動が実行された回数を示す。この例の場合、「1回前」のグラフは、1回前の特賞状態に移行するまでの間、合計で1290回(800回+490回)の図柄変動が実行されたことを示している。即ち、直前(即ち2回前)の特賞状態が終了した後で、次(1回前)の特賞状態に移行するまでの間に800回図柄変動が行われたことで、天井時短状態前の通常状態から天井時短状態に移行し、その後、天井時短状態で動作する間の490回目の図柄変動の際に特賞状態に移行したことを示している。
「2回前」は、直前(即ち3回前)の特賞状態が終了した後で、次(2回前)の特賞状態に移行するまでに図柄変動が実行された回数を示す。この例の場合、「2回前」のグラフは、2回前の特賞状態に移行するまでの間、511回の図柄変動が実行されたことを示している。即ち、直前(即ち3回前)の特賞状態が終了した後で、次(2回前)の特賞状態に移行するまでの間に511回図柄変動が行われたことで、天井時短状態前の通常状態で動作する間に特賞状態に移行したことを示している。
「3回前」は、直前(即ち4回前。図示しない)の特賞状態が終了した後で、次(3回前)の特賞状態に移行するまでに図柄変動が実行された回数を示す。この例の場合、「3回前」のグラフは、3回前の特賞状態に移行するまでの間、合計で1881回(800回+600回+481回)の図柄変動が実行されたことを示している。即ち、直前(即ち4回前)の特賞状態が終了した後で、次(3回前)の特賞状態に移行するまでの間に1881回図柄変動が行われたことで、天井時短状態終了後の通常状態で動作する間に特賞状態に移行したことを示している。
図16に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態(具体的には、天井時短前、天井時短中、天井時短後のいずれであるのか)を把握することができるととともに、遊技機10における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。また、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の特賞状態に至った遊技の進捗経過も把握することができる。また、図16の例でも、これらの情報がグラフとして表示されるため、ユーザは、直感的に上記の各情報を認知することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の遊技の進捗経過を明確に把握することができるとともに、今後の遊技機10の動作をより明確に予測することができる。
(遊技進捗データの変形例4(表示例12):図17)
図17を参照して、上記の遊技進捗データの変形例の他の一つを説明する。本変形例の遊技進捗データは、上記の変形例3(図16参照)の変形態様である。本変形例の遊技進捗データでは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す情報(即ち、「現在」のグラフで表される情報)が、前日以前の稼働日に行われた図柄変動の回数を表す情報と、当日に行われた図柄変動の回数を表す情報と、を含む。
図17は、制御部46が、本変形例の遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図17の例では、「現在」のグラフは、前回(即ち1回前)の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された合計回数(この例では「723回」)を示す。このうち、「523回」が、前日に実行された図柄変動の回数を示し、「200回」が、当日に実行された図柄変動の回数を示す。前日に実行された図柄変動の回数(523回)と、前日の稼働終了時点から引き続いて当日に実行された図柄変動の回数(200回)とは、例えば表示パターン、表示色等を異ならせることによって区別可能に表示されている。このように、図17の例では、前日以前の図柄変動回数から継続して当日の図柄変動回数を表示させている。なお、図17の例では、グラフ中には、前回の特賞状態が終了した後、天井時短状態に移行するまでに要する図柄変動回数が「800回」であることを示す表示として、グラフ中に縦軸のみが表示されている。同様に、天井時短状態が開始されてから終了するまでに要する図柄変動回数が「600回」であることを示す表示として、グラフ中に縦軸のみが表示される。変形例では、これらの縦軸とともに、「天井時短まで800回」及び「天井時短600回」の各メッセージが表示されてもよい。
図17中、「1回前」、「2回前」、「3回前」の各グラフについては、上記変形例3(図16参照)と同様であるため、詳しい説明を省略する。
図17に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態(具体的には、天井時短前、天井時短中、天井時短後のいずれであるのか)を把握することができるととともに、遊技機10における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。また、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の特賞状態に至った遊技の経過も把握することができる。さらに、ユーザは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数のうち、どの範囲が当日実行された図柄変動の回数であり、どの範囲が前日以前の稼働日に実行された図柄変動の回数であるのかを把握することができる。また、図17の例でも、これらの情報がグラフとして表示されるため、ユーザは、直感的に上記の各情報を認知することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の遊技の進捗経過をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機10の動作をより明確に予測することができる。
(遊技進捗データの変形例5(表示例13):図18)
図18を参照して、上記の遊技進捗データの変形例の他の一つを説明する。本変形例の遊技進捗データは、上記の変形例4(図17参照)の変形態様である。本変形例の遊技進捗データでも、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す情報(即ち、「現在」のグラフで表される情報)が、前日以前の稼働日に行われた図柄変動の回数を表す情報と、当日に行われた図柄変動の回数を表す情報と、を含む。
図18は、制御部46が、本変形例の遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図18の例では、「現在」のグラフは、前回(即ち1回前)の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された合計回数(この例では「1650回」)を示す。このうち、「650回」が、前々日に実行された図柄変動の回数を示し、「800回」が、前日に実行された図柄変動の回数を示し、「200回」が当日に実行された図柄変動の回数を示す。前々日に実行された図柄変動の回数(650回)と、前々日の稼働終了時点から引き続いて前日に実行された図柄変動の回数(800回)と、前日の稼働終了時点から引き続いて当日に実行された図柄変動の回数(200回)とは、例えば表示パターン、表示色を異ならせることによって区別可能に表示されている。このように、図18の例でも、前日以前の図柄変動回数から継続して当日の図柄変動回数を表示させている。
図18中、「1回前」、「2回前」、「3回前」の各グラフについては、上記変形例3(図16参照)及び変形例4(図17参照)と同様であるため、詳しい説明を省略する。
図18に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態(具体的には、天井時短前、天井時短中、天井時短後のいずれであるのか)を把握することができるととともに、遊技機10における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。また、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の特賞状態に至った遊技の経過も把握することができる。さらに、ユーザは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数のうち、どの範囲が当日実行された図柄変動の回数であり、どの範囲が前日以前の稼働日に実行された図柄変動の回数であるのかを把握することができる。また、図18の例でも、これらの情報がグラフとして表示されるため、ユーザは、直感的に上記の各情報を認知することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の遊技の進捗経過をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機10の動作をより明確に予測することができる。
(遊技進捗データの変形例6(表示例14):図19)
図19を参照して、上記の遊技進捗データの変形例の他の一つを説明する。本変形例の遊技進捗データは、上記の変形例4(図17参照)及び変形例5(図18参照)の変形態様である。本変形例の遊技進捗データでは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す情報(即ち、「現在」のグラフで表される情報)は、遊技機10において当日に実行図柄変動が実行された回数を示す情報のみを含み、前日以前に実行図柄変動が実行された回数を示す情報とは区別されている。詳しく言うと、本変形例の遊技進捗データは、遊技店において1日の営業が終了した後で、それまでの遊技機10の稼働状態が初期化される(いわゆるラムクリア処理が行われる)場合を想定した遊技進捗データである。
図19は、制御部46が、本変形例の遊技進捗データに基づいて表示部42に表示させる情報の表示例を示す。図19の例では、「現在」のグラフは、当日において、前回(即ち1回前)の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された合計回数(この例では「623回」)を示す。この例の場合、「現在」のグラフは、特賞状態に移行することなくあと177回図柄変動が実行されると、天井時短状態に移行することを示している。
「前日」のグラフは、前日において、前回(即ち1回前)の特賞状態が終了した後、遊技機10の稼働が終了するまでに(即ち前日の閉店までに)、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された合計回数(この例では「523回」)を示す。この例の場合、「前日」のグラフは、前日(即ち1回前)の特賞状態が終了した後、次の特賞状態に移行することなく523回図柄変動が実行され、その後閉店によって遊技機10の稼働が終了したことを示している。
図19中、「1回前」、「2回前」、「3回前」の各グラフについては、上記変形例3(図16参照)、変形例4(図17参照)及び変形例5(図18参照)と同様であるため、詳しい説明を省略する。
このように、図19の例では、遊技店において1日の営業が終了した後で、それまでの遊技機10の稼働状態が初期化される(いわゆるラムクリア処理が行われる)ことにより、「前日」のグラフが表す稼働内容と、「現在」のグラフが表す稼働内容とが連続しない態様で表される。
図19に示すように、遊技進捗データに基づく情報が表示されることにより、これらの情報を見たユーザは、遊技機10の現在の状態(具体的には、天井時短前、天井時短中、天井時短後のいずれであるのか)を把握することができるととともに、遊技機10における天井時短状態の開始条件および終了条件を把握することができる。また、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の特賞状態に至った遊技の実績も把握することができる。さらに、ユーザは、現時点で実行済の図柄変動の回数は、当日に遊技機10において当日に実行された図柄変動の回数であり、前日以前に行われた遊技と連続していないことを把握することができる。また、図19の例でも、これらの情報がグラフとして表示されるため、ユーザは、直感的に上記の各情報を認知することができる。ユーザ(とくに遊技客)は、遊技機10における現在の遊技の進捗状況及び前回以前の遊技の進捗経過をより明確に把握することができるとともに、今後の遊技機10の動作をより明確に予測することができる。
なお、遊技店の管理者等は、「現在」のグラフに対応する図柄変動の実行回数を、当日及び前日以前を含む遊技機10の稼働日ごとの図柄変動が実行された回数とするか(即ち、前日以前の図柄変動回数から継続して当日の図柄変動回数を表示させるか)、「現在」のグラフに対応する図柄変動の実行回数を、遊技機10において当日に実行された図柄変動の回数とするか(即ち、前日以前の図柄変動回数から継続せずに当日の図柄変動回数を個別で表示させるか)、を選択し、設定することができる。即ち、管理者等は、遊技店が1日の営業の終了後に遊技機10の遊技状態を初期化するか否かの方針に応じて、図17及び図18の表示態様と、図19の表示態様と、を切り替えることができる。
以上、図6~図19を参照して、出力データに含まれる各種データと、各種データに基づいて表示部42に表示される情報の表示例を説明した。なお、上述の通り、上記の各例は、各台表示装置40の制御部46が生成する出力データに含まれる各種データと、制御部46が表示部42に表示させる情報の表示例を想定して説明したが、中継装置20、キオスク端末60、管理装置80においても同様の各種データが生成され、同様の情報を表示可能である。
(初期化対象機器報知(表示例15):図20)
上記の通り、遊技店において、1日の営業が終了した後で、それまでの遊技機10の稼働状態が初期化される(いわゆるラムクリア処理が行われる)場合があり得る。その際、遊技店の管理者等は、遊技店内のすべての遊技機10の稼働状態を初期化する場合もあるが、遊技店内のすべての遊技機10のうち、一部の遊技機10の稼働状態のみを初期化する場合もある。
遊技店内のすべての遊技機10のうち、一部の遊技機10の稼働状態を初期化する場合、例えば、当日の稼働終了時短の遊技状態が、天井時短状態終了後の通常状態である遊技機10を初期化の対象とする場合がある。上記の通り、遊技機10の遊技状態が天井時短状態終了後の通常状態である場合、その後通常状態で遊技を続けても(何回図柄変動を行っても)、特賞状態に移行しない限り、再び天井時短状態に移行することがないため(天井時短状態に移行する期待度がないため)である。
本実施例では、各台表示装置40の制御部46は、当日の稼働終了時点における遊技機10の遊技状態が、天井時短状態終了後の通常状態である場合に、図20に示すような報知情報を表示部42に表示させる。
図20は、制御部46が表示部42に報知情報を表示させる際の表示例を示す。この例では、当日の稼働終了時点の現在の遊技進捗状態がグラフ状に表示される。図中の「現在」のグラフは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す。この例では、「現在」のグラフは、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく1881回の図柄変動が実行されたことを示す。即ち、この例では、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく1881回の図柄変動が実行された結果、遊技機10の遊技状態が、天井時短状態終了後の通常状態に移行していることを意味する。
さらに、図20の例では、表示される報知情報は、遊技機10の当日の稼働終了時点の遊技状態が天井時短後通常状態であるため、初期化の対象であることを示すメッセージ(「天井時短後通常=初期化対象機器です!」)を含む。遊技店は、閉店時点において、遊技機10の遊技状態が天井時短状態終了後の通常状態である場合、当該遊技機10の稼働状態を初期化するよう予め設定している。
したがって、図20の表示例のような報知情報が表示されることで、報知情報を見た管理者等は、報知情報が表示された遊技機10が初期化の対象機器であることを直ちに把握することができる。管理者等は、遊技店の方針に従って、対応する遊技機10(即ち、天井時短状態終了後の通常状態である遊技機10)の稼働状態を初期化する(いわゆるラムクリア処理を行う)等、必要な処理を行うことができる。従って、管理者等が、各遊技機10が初期化の対象機器であるか否かを都度確認する必要がないため、管理者等の遊技機10の管理負荷を軽減し得る。さらに、各台表示装置40や管理装置80を操作することにより、各台表示装置40や管理装置80において、初期化対象の遊技機10が初期化されたことを示す情報を記憶させるようにしてもよい。また、各台表示装置40や管理装置80は、記憶された情報によって、図柄変動回数を前日から継続かカウントするか否か(例えば、図17、図18と図19とのどちらとするか)を判断してもよい。
以上、本実施例の管理システム2の構成及び動作について説明した。上記の通り、本実施例では、制御部46等は、取得された内容情報に基づいて、各種データを含む出力データを生成し、各種データに基づいて様々な情報を表示部42等に表示させることができる(図6~図19参照)。そのため、ユーザは、遊技機10の稼働内容を従来よりも詳細に把握することができる。
本実施例と請求項の対応関係を説明しておく。各台表示装置40、中継装置20、管理装置80、キオスク端末60のうちの少なくとも一つが「情報管理装置」の一例である。天井時短状態が「第1種の時短状態」の一例であり、特賞後時短状態、確変後時短状態、突然時短状態のうちのいずれか一つが「第2種の時短状態」の一例である。時短状態別稼働データ(図10参照)が「時短中稼働データ」の一例である。直前状態別特賞データ(図6参照)が「特賞前遊技状態データ」の一例である。直前時短状態別特賞データ(図7参照)が「時短種類別データ」の一例である。直後状態別データ(図9参照)が「特賞後遊技状態データ」の一例である。遊技状態別特賞確率データ(図11参照)が「状態別特賞確率データ」の一例である。遊技状態別特賞移行割合データ(図12参照)が「状態別特賞移行割合データ」の一例である。
天井時短状態移行前の通常状態であることを示す情報(図13の(a)、図14の(a)、図15~図17、図19の「現在」のグラフ)が「天井時短前情報」の一例である。天井時短状態(天井時短中)であることを示す情報(図13の(b)、図14の(b))が「天井時短中情報」の一例である。天井時短状態終了後の通常状態であることを示す情報(図13の(c)、図18)が「天井時短後情報」の一例である。遊技機10が天井時短状態に移行するまでの残り図柄変動回数を示す情報(図14の(a)、図15~図17、図19の「現在」のグラフ)が「第1の回数情報」の一例である。天井時短状態終了後の通常状態に移行するまでの残り図柄変動回数を示す情報(図14の(b))が「第2の回数情報」の一例である。前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数を示す情報(図15~図19の「現在」のグラフ)が「第1種の変動回数情報」の一例である。回以前に発生した1回以上の特賞状態のそれぞれについて、直前の特賞状態の終了後に当該特賞状態に移行するまでに実行された図柄変動の回数を示す情報(図16~図19の「1回前」「2回前」「3回前」のグラフ)が「第2種の変動回数情報」の一例である。図20の報知情報を表示部42に表示させることが「報知動作」の一例である。
以上、実施例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の実施例では、管理システム2で使用される遊技機10は、実際の遊技媒体(パチンコ玉)が、遊技機10の外部に排出されないタイプのものを想定している。しかしながら、これに限られず、管理システム2で使用される遊技機10は、実際の遊技媒体(パチンコ玉)が遊技機10の外部に排出され、遊技機10に据え付けられた玉皿などに溜められて遊技玉(即ち遊技機10に投入可能な状態のパチンコ玉)として使用されるタイプのものであってもよい。その場合、遊技機10は、アウト信号を出力せず、遊技機10に併設されるアウトメータ(図示しない)がアウト信号を出力するようにしてもよい。
(変形例2)上記の実施例では、遊技機10の制御部は、自機の稼働内容を示す各種信号(アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、確率変動信号、時短信号、扉開閉信号等)を出力している。これに限られず、アウト信号、セーフ信号、特賞信号、図柄変動信号、確率変動信号、時短信号、扉開閉信号等のうちの少なくとも1つは、2種類の信号のオンオフ状態を特定のタイミングで切り替えることで構成されていてもよい。その場合、遊技機10の遊技状態がいずれの状態であるのかは、信号を取得する側の機器(例えば、各台表示装置40、中継装置20、台ユニット6、島ユニット8、キオスク端末60、管理装置80等)において、前後の遊技内容等を参照して特定される。例えば、遊技機10は、確率変動状態及び時短状態の場合、共通の第1出力信号をオンとし、時短発生前には、第2出力信号を一定時間オンするようにしてもよい。その場合、信号の取得側の機器は、第2出力信号がオンとなった場合に時短開始を検出し、第1出力信号がオフとなった時点で時短状態が終了したと判断してもよい。さらに、その場合、第2出力信号が特賞信号を兼用していてもよい。その場合、信号の取得側の機器は、第2出力信号のオン時間(又は、オン中のアウト信号、セーフ信号等)によって、特賞状態か時短状態かを判断し分けてもよい。例えば、第2出力信号がオンとなった後、0.5秒以内にオフに変化した場合、時短状態と判断し、0.5秒より長くオン状態が維持された場合は特賞状態と判断してもよい。
(変形例3)上記の実施例では、遊技機10の時短状態が複数種類の時短状態のうちのいずれであるのかは、信号を取得する側の機器(例えば、各台表示装置40、中継装置20、台ユニット6、島ユニット8、キオスク端末60、管理装置80等)において、前後の遊技内容等を参照して特定される。これに限られず、変形例では、遊技機10から、複数種類の時短状態のそれぞれについて、異なる種類の時短信号を出力してもよい。
(変形例4)上記の実施例では、前回の特賞状態の終了後に天井時短状態に移行するまでの図柄変動回数の閾値(例えば800回)は、予め、管理装置80からの指示(又は遊技店の係員による操作)によって予め定められている。これに限られず、前回の特賞状態の終了後に天井時短状態に移行するまでの図柄変動回数の閾値(例えば800回)は、内容情報に基づいて、信号の取得側の機器によって特定されてもよい。具体的には、以下の(A)~(F)のように特定されてもよい。
(A)信号の取得側の機器は、電源投入後(稼働開始後)又は前回の特賞状態終了後に、時短状態に移行するまでの図柄変動回数をモニタし、その最大値を天井時短に移行するまでの図柄変動回数の閾値と推定する。
(B)時短状態に移行するまでの図柄変動回数が、上記(A)で推定した閾値を超えた場合は、信号の取得側の機器は、(A)で推定した閾値の値を更新する。
(C)上記(A)で推定した閾値において時短状態に移行する状況が複数回発生した場合、信号の取得側の機器は、上記(A)で推定した閾値を閾値として確定する。
(D)時短状態に移行するまでの図柄変動回数が、上記(C)で確定した閾値を超える状況が発生した場合、信号の取得側の機器は、上記(C)で確定した閾値を更新する。
(E)信号の取得側の機器は、上記(B)、(D)の状況が発生した場合、設定に誤りがあると判断し、その旨を報知してもよい。
(F)信号の取得側の機器(特に、管理装置80、キオスク端末60)は、遊技機単位ではなく、機種単位で上記(A)~(E)の処理を実行してもよい。
なお、信号の取得側の機器は、天井時短状態に移行した後に通常状態に移行するまで(即ち天井時短状態が終了するまで)の図柄変動回数の閾値(例えば600回)についても、上記の(A)~(F)と同様の手法で特定してもよい。
(変形例5)上記の実施例では、中継装置20の制御部34、各台表示装置40の制御部46、キオスク端末60の制御部66、及び、管理装置80の制御部86は、それぞれ、表示部42、62、82(又はタッチパネル24)に、生成した出力データに含まれる各種データに基づく情報を表示させる(図6~図19参照)。変形例では、出力データの出力は、表示部42等への情報の表示に限られず、電子メールでの出力、記憶装置への記憶など、任意の手法で行われてもよい。これらの変形例も「出力」の一例である。
(変形例6)上記の実施例では、中継装置20の制御部34も、遊技機10から出力された内容情報を異なる条件ごとに集計し、各種データを生成し、各種データに基づく情報をタッチパネル24に表示させることができる。これに対し、変形例では、中継装置20は、内容情報の集計及び出力データの生成及び出力を行わなくてもよい。
(変形例7)上記の実施例では、中継装置20の制御部34、各台表示装置40の制御部46、キオスク端末60の制御部66、及び、管理装置80の制御部86は、それぞれ、遊技機10から出力された内容情報を異なる条件ごとに集計し、各種データを生成する。これに対し、変形例では、いずれかの機器(例えば管理装置80)が一括して集計及び出力データの生成を行い、生成した出力データを他の機器に供給し、各機器において出力データに基づく各種情報の表示(図6~図19参照)を行うようにしてもよい。
(変形例8)遊技機10は、確率に関係する設定値を変更可能に構成されていてもよい。その場合、設定値が変更されると、遊技状態が初期化(ラムクリア)されてもよい。さらに、中継装置20の制御部34、各台表示装置40の制御部46、キオスク端末60の制御部66、及び、管理装置80の制御部86において、設定値ごとに内容情報が集計され、各種データが生成されてもよい。中継装置20の制御部34、各台表示装置40の制御部46、キオスク端末60の制御部66、及び、管理装置80の制御部86は、それぞれ、表示部42、62、82(又はタッチパネル24)に、設定値別に、生成した出力データに含まれる各種データに基づく情報を表示させるようにしてもよい(図6~図19参照)。
(変形例9)出力データは、遊技機10が天井時短状態で動作する場合、天井時短状態で遊技が行われた時間に関する情報(天井時短中プレイ時間情報)を含んでもよい。
(変形例10)上記の実施例では、各台表示装置40の制御部46は、当日の稼働終了時点における遊技機10の遊技状態が、天井時短状態終了後の通常状態である場合に、図20に示すような報知情報を表示部42に表示させる。ただし、報知動作の内容は、報知情報の表示に限られず、音声による報知、他機器(例えば管理装置80)への報知信号出力等、任意の手法によって行われてもよい。
(変形例11)上記の実施例においては、各台表示装置40の制御部46は、当日の稼働終了時点における遊技機10の遊技状態が、天井時短状態終了後の通常状態である場合に、図20に示すような報知情報を表示部42に表示させる(即ち報知動作を行っている)。これに限られず、各台表示装置40の制御部46は、当日の稼働終了時点における、前回の特賞状態の終了後に実行された図柄変動回数が特定の範囲内である場合に、報知動作(例えば報知情報の表示部42への表示等)を行うようにしてもよい。一般的に言うと、情報管理装置は、当日の稼働終了時点において、前回の特賞状態が終了した後で、次の特賞状態に移行することなく図柄変動が実行された回数が特定の範囲内である場合に、所定の報知動作を実行する報知制御部をさらに備えていればよい。
(変形例12)上記の実施例では、遊技機10の遊技状態は、通常状態、特賞状態、時短状態に加え、確率変動状態を含む。変形例では、遊技機10の遊技状態は、確率変動状態を含まなくてもよい。また、確率変動状態は特賞状態に含められてもよい。
(変形例13)上記の実施例では、時短状態の種類は、特賞後時短、確変後時短、突然時短、天井時短、を含む。変形例では、時短状態の種類は、特賞後時短、確変後時短、突然時短のうち、いずれか一つ又は二つを含まなくてもよい。本変形例では、天井時短状態が「第1種の時短状態」であり、含まれる他の種類の時短状態のうちのいずれか一つが「第2種の時短状態」である。
(変形例14)上記の実施例では、各台表示装置40の制御部46等は、内容情報に基づいて、遊技機10が、天井時短状態に移行する前の通常状態と、天井時短状態と、天井時短状態終了後の通常状態と、のいずれであるのかを判定し、遊技進捗データを生成している(図13~図19参照)。これに限られず、各台表示装置40の制御部46等は、内容情報に基づいて、遊技機10が、天井時短状態に移行する前の通常状態と、天井時短状態と、天井時短状態終了後の通常状態と、のうちの少なくとも一つの状態について、当該状態であるのかを判定してもよい。従って、例えば、各台表示装置40の制御部46等は、内容情報に基づいて、遊技機10が、天井時短状態に移行する前の通常状態と、天井時短状態と、のいずれであるのかを判定するが、天井時短状態終了後の通常状態であるのか否かを判定しなくてもよい。また、例えば、各台表示装置40の制御部46等は、内容情報に基づいて、遊技機10が、天井時短状態と、天井時短状態終了後の通常状態と、のいずれであるのかを判定するが、天井時短状態に移行する前の通常状態であるのか否かを判定しなくてもよい。一般的に言うと、生成部は、遊技機の現在の遊技状態が特賞状態以外である場合において、天井時短状態に移行する前の通常状態と、天井時短状態と、天井時短状態終了後の通常状態と、のうちの少なくとも一つの状態について、当該状態であるのか否かを判定すればよい。
(変形例15)複数種類の時短状態のそれぞれが、さらに細分化されてもよい。例えば、突然時短状態が、40回の図柄変動後に終了する第1パターンと、60回の図柄変動後に終了する第2パターンと、を含んでもよい。他の種類の時短状態(例えば、天井時短状態、確変後時短状態、特賞後時短状態)についても同様である。その場合、各パターンを別の種類の時短状態として、出力データに含まれる各種データが生成され、情報が表示されてもよい。
(変形例16)上記の実施例においては、各遊技機10の稼働状態の初期化(ラムクリア)は、管理者等によって所定の初期化操作が行われることによって行われる。これに限られず、遊技機10の確率に関係する設定の変更が行われた際に、遊技機10の稼働状態が自動的に初期化(ラムクリア)されてもよい。内容情報を取得する側の機器は、遊技機10の設定の変更が行われたことを示す設定変更信号を取得する場合に、対応する遊技機10の稼働状態が初期化されたことを記憶してもよい。
また、本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:管理システム
6:台ユニット
8:島ユニット
10:遊技機
20:中継装置
22:玉貸し部
24:タッチパネル
26:カード処理部
28:紙幣処理部
30:報知ランプ
32:通信I/F
34:制御部
36:メモリ
40:台表示装置
42:表示部
44:操作部
45:通信I/F
46:制御部
48:メモリ
60:キオスク端末
62:表示部
64:操作部
65:通信I/F
66:制御部
68:メモリ
80:管理装置
82:表示部
84:操作部
85:通信I/F
86:制御部
88:メモリ

Claims (3)

  1. 管理装置であって、
    特賞状態の終了後に次の特賞状態が発生することなく所定回数の図柄変動が行われる場合に発生する天井時短状態を含む時短状態を有し、前記時短状態のときにオン状態となる第1出力信号と前記特賞状態と前記時短状態のときにオン状態となる第2出力信号と図柄変動が行われたことを示す図柄変動信号とが出力される遊技機と接続されており、
    前記遊技機から前記第1出力信号と前記第2出力信号と前記図柄変動信号を取得する取得手段と、
    前記第2出力信号のオン状態が所定時間よりも長く維持されているか否かを判定する判定手段と、
    前記第2出力信号がオン状態となった後で前記所定時間よりも長くオン状態が維持された場合、前記特賞状態と特定する特定手段と、を備え、
    前記特定手段は、前記特賞状態の終了後の図柄変動回数が第1の閾値に到達した後で前記第1出力信号がオン状態となった場合、前記天井時短状態と特定する、
    管理装置。
  2. 表示部と表示制御手段とをさらに備え、
    前記特定手段は、さらに、前記天井時短状態中に、前記特賞状態の終了後の図柄変動回数が第2の閾値に到達した場合、もしくは、前記天井時短状態中に、前記第1出力信号と前記第2出力信号がともにオフ状態となった場合に、前記天井時短状態終了後の通常状態と特定し、
    前記表示制御手段は、前記天井時短状態終了後の通常状態と特定される場合に、前記表示部に前記天井時短状態終了後の通常状態であることに関する情報を表示させる、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 表示部と表示制御手段とをさらに備え、
    前記特定手段は、さらに、
    前記遊技機が前記特賞状態に移行する場合における前記特賞状態に移行する直前の遊技状態である直前状態を特定し、
    前記直前状態が前記天井時短状態である場合に、前記遊技機が前記天井時短状態から前記特賞状態に移行する回数を特定し、
    前記表示制御手段は、前記表示部に、前記遊技機が前記天井時短状態から前記特賞状態に移行する回数に関する情報を表示させる、
    請求項1に記載の管理装置。
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