JP7236723B2 - 梱包方法、および、梱包箱 - Google Patents

梱包方法、および、梱包箱 Download PDF

Info

Publication number
JP7236723B2
JP7236723B2 JP2018240847A JP2018240847A JP7236723B2 JP 7236723 B2 JP7236723 B2 JP 7236723B2 JP 2018240847 A JP2018240847 A JP 2018240847A JP 2018240847 A JP2018240847 A JP 2018240847A JP 7236723 B2 JP7236723 B2 JP 7236723B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
edge
canopy
film
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018240847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019119528A (ja
Inventor
裕 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSANKIKO CO., LTD.
Original Assignee
NISSANKIKO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISSANKIKO CO., LTD. filed Critical NISSANKIKO CO., LTD.
Publication of JP2019119528A publication Critical patent/JP2019119528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7236723B2 publication Critical patent/JP7236723B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

本発明は、梱包箱およびフィルムを用いて物品を梱包する梱包方法、および、当該方法に適した梱包箱に関する。
書籍、CD、DVDなどの物品は、オンラインショッピング、通信販売、テレビショッピングなどで購入されることが一般的になってきている。このような物品は、梱包された状態で配達され、物品の大きさによっては、配達先のポストに投函される。物品は、典型的には、その内容が知得されないように梱包される。
例えば、特許文献1では、梱包箱およびフィルムを用いて物品を梱包する梱包方法が提案されている。梱包箱は、ケース本体と、天蓋とを備える。ケース本体は、底蓋と、底蓋の各底縁に連続して設けられ底蓋に対して折り曲げ可能なフラップとを備える。フィルムは、シュリンクフィルムである。
物品が、ケース本体の底蓋に載置される。各フラップが物品の側面に接触するまで折り曲げられる。次いで、天蓋がケース本体に被せられ、物品は、底蓋と天蓋との間に配置される。次いで、梱包箱がシュリンクフィルムで包まれ、シュリンクフィルムが熱収縮される。これによって、物品の梱包が完了する。
この梱包方法によれば、物品は、梱包箱内で拘束されるので、配達中に梱包箱内で動くことはない。また、物品は、梱包箱で覆われるので、その内容が第三者に知得されることが防止される。
特開2008-56245号公報
しかしながら、この梱包方法によれば、フラップの折曲げは、アームや手作業によって行なわれる。アームが用いられる場合、アーム駆動機構が必要である。また、作業者がフラップを折り曲げる場合、その作業は非常に面倒である。
そこで、本発明は、梱包箱およびフィルムを用いて物品を梱包する梱包方法において、物品をより簡単に梱包できるようにする。また、本発明は、当該梱包方法に適した梱包箱を提供する。
本発明の第1態様によれば、梱包箱および収縮性を有するフィルムを用いて物品を梱包する梱包方法が提供され、
前記梱包箱は、
底蓋と、
前記底蓋の第1底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第1下フラップと、
天蓋と、
前記天蓋の第1天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第1上フラップと、を備え、
前記梱包方法は、
前記物品を前記底蓋と前記天蓋との間に配置し、
前記梱包箱を前記フィルムで包み、
前記フィルムを収縮させ、
前記物品を前記フィルムの収縮によって前記底蓋と前記天蓋との間で挟み込み、
前記第1下フラップおよび前記第1上フラップを前記フィルムの収縮によって折り曲げて前記第1下フラップおよび前記第1上フラップを互いに接触させる。
前記第1下フラップは、直線形状の先端縁を含んでよい。
前記第1上フラップは、直線形状の先端縁を含んでよい。
前記梱包方法は、
前記第1下フラップおよび前記第1上フラップを前記フィルムの収縮によって折り曲げて前記第1下フラップの前記先端縁および前記第1上フラップの前記先端縁を互いに線接触させてよい。
前記第1下フラップは、
当該第1下フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの下凸部と、
当該第1下フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの下凹部と、を含んでよい。
前記第1上フラップは、
当該第1上フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの上凸部と、
当該第1上フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの上凹部と、を含んでよい。
前記梱包方法は、
前記第1下フラップおよび前記第1上フラップを前記フィルムの収縮によって折り曲げて、前記少なくとも1つの下凸部を前記少なくとも1の上凹部に係合させるとともに、前記少なくとも1の上凸部を前記少なくとも1つの下凹部に係合させる。
複数の前記下凸部と複数の前記下凹部とが、連続して交互に並んでよく、複数の前記上凸部と複数の前記上凹部とが、連続して交互に並んでよい。
前記梱包箱は、さらに、
前記底蓋の前記第1底縁とは反対側の第2底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第2下フラップと、
前記天縁の前記第1天縁とは反対側の第2天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第2上フラップと、を備えてよい。
前記梱包方法は、
前記第2下フラップおよび前記第2上フラップを前記フィルムの収縮によって折り曲げて前記第2下フラップおよび前記第2上フラップを互いに接触さてよい。
前記第2下フラップと前記第2上フラップとが互いに対して折り曲げ可能に連続して設けられてよい。
前記フィルムとしてシュリンクフィルムを用い、前記フィルムを熱によって収縮させよい。
本発明の第2態様によれば、物品を梱包するために収縮性を有するフィルムと共に用いられる梱包箱が提供され、
前記梱包箱は、
底蓋と、
前記底蓋の第1底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第1下フラップと、
天蓋と、
前記天蓋の第1天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第1上フラップと、を備える。
前記第1下フラップは、
当該第1下フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第1下凸部と、
当該第1下フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第1下凹部と、を含む。
前記第1上フラップは、
当該第1上フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第1上凸部と、
当該第1上フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第1上凹部と、を含む。
前記少なくとも1つの第1下凸部および前記少なくとも1つの第1上凹部は、前記第1下フラップおよび前記第1上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられ、
前記少なくとも1つの第1下凹部および前記少なくとも1つの第1上凸部は、前記第1下フラップおよび前記第1上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられている。
複数の前記第1下凸部と複数の前記第1下凹部とが、連続して交互に並んでよく、複数の前記第1上凸部と複数の前記第1上凹部とが、連続して交互に並んでよい。
前記少なくとも1つの第1下凸部および前記少なくとも1つの第1上凸部は、それぞれ、尖ったまたは丸みをおびた先端を有してよい。
前記梱包箱は、さらに、
前記底蓋の第1底縁とは反対側の第2底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第2下フラップと、
前記天蓋の第1天縁とは反対側の第2天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第2上フラップと、を備えてよい。
前記第2下フラップと前記第2上フラップとが互いに対して折り曲げ可能に連続して設けられてよい。
前記第2下フラップは、
当該第2下フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第2下凸部と、
当該第2下フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第2下凹部と、を含んでよい。
前記第2上フラップは、
当該第2上フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第2上凸部と、
当該第2上フラップの先端縁に形成された少なくとも1つの第2上凹部と、を含んでよい。
そして、前記少なくとも1つの第2下凸部および前記少なくとも1つの第2上凹部は、前記第2下フラップおよび前記第2上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられてよい。さらに、前記少なくとも1つの第2下凹部および前記少なくとも1つの第2上凸部は、前記第2下フラップおよび前記第2上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられてよい。
複数の前記第2下凸部と複数の前記第2下凹部とが、連続して交互に並んでよく、複数の前記第2上凸部と複数の前記第2上凹部とが、連続して交互に並んでよい。
前記天蓋および前記底蓋は、それぞれ長方形状であり、互いに同一の形状であってよい。
一実施形態に係る梱包箱の展開図である。 図1の領域Tの拡大図である。 図3A-図3Cは、一実施形態に係る梱包方法を説明する断面図である。 図4A、図4Bは、一実施形態に係る梱包方法を説明する断面図である。 本発明の一実施形態に係る梱包方法を説明する断面図である。 図6A-図6Cは、上突片および下突片の動作を説明する図である。 物品がフィルムおよび図1の梱包箱によって梱包された状態を示す斜視図である。 他の実施形態に係る梱包箱の展開図である。 さらに別の実施形態に係る梱包箱の展開図である。 さらに別の実施形態に係る梱包方法を説明する断面図である。 物品がフィルムおよび図9の梱包箱によって梱包された状態を示す平面図である。 図12Aは、図11のS-S線断面図であり、図12Bは、図11のT-T線断面図であり、図12Cは、図11の梱包箱の部分斜視図である(フィルムの図示は省略されている)。 図9の梱包箱が閉じられた状態を示す部分側面図である。 さらに別の実施形態に係る梱包箱の展開図である。 物品がフィルムおよび図14の梱包箱によって梱包された状態を示す平面図である。 さらに別の実施形態に係る梱包箱の展開図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る梱包箱および梱包方法が説明される。各実施形態において、同一または類似の構成については、同一の符号が付される。
[第1実施形態]
図1は、梱包箱1の展開図である。梱包箱1は、例えばダンボール等の紙からなる。
梱包箱1は、第1、第2、第3および第4底縁21a,21b,21c,21dを有する長方形状の底蓋2を備える。梱包箱1は、第1底縁21aに連続して設けられた第1下フラップ20aと、第1底縁21aとは反対側の第2底縁21bに連続して設けられた第2下フラップ20bと、をさらに備える。梱包箱1は、第3底縁21cに連続して設けられた第3下フラップ20cと、第3底縁21cとは反対側の第4底縁21dに連続して設けられた第4下フラップ20dと、をさらに備える。
折り曲げ線が、底縁21a-21dに沿って形成されている。したがって、第1-第4下フラップ20a-20dは、それぞれ、第1-第4底縁21a-21dに沿って底蓋2に対して折り曲げ可能である。
梱包箱1は、第1、第2、第3および第4天縁31a,31b,31c,31dを有する長方形状の天蓋3を備える。底蓋2と天蓋3とは互いに同じ形状である。梱包箱1は、第1天縁31aに連続して設けられた第1上フラップ30aと、第1天縁31aとは反対側の第2天縁31bに連続して設けられた第2上フラップ30bと、をさらに備える。梱包箱1は、第3天縁31cに連続して設けられた第3上フラップ30cと、第3天縁31cとは反対側の第4天縁31dに連続して設けられた第4上フラップ30dと、をさらに備える。
折り曲げ線が、天縁31a-31dに沿って形成されている。したがって、第1-第4上フラップ30a-30dは、それぞれ、第1-第4天縁31a-31dに沿って天蓋3に対して折り曲げ可能である。
フラップ20a、20b,30a,30bは、互いに同じ細長い形状を有する。フラップ20c,20d,30c,30dは、互いに同じ細長い形状を有する。
第2下フラップ20bと第2上フラップ30bとは互いに連続するように設けられている。折り曲げ線が、その接続縁10に沿って形成されている。第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bは、接続縁10に沿って互いに対して折り曲げ可能である。
下フラップ20a,20c,20dは、それぞれ、直線形状の先端縁200a,200c,200dを有する。上フラップ30a,30c,30dは、それぞれ、直線形状の先端縁300a,300c,300dを有する。
梱包箱1は、第1下フラップ20aの両側縁および第2下フラップ20bの両側縁に連続して設けられて、対応する下フラップ20a,20bに対して折り曲げ可能な第1下突片22aと、第3下フラップ20cの両側縁および第4下フラップ20dの両側縁に連続して設けられ、対応する下フラップ20c,20dに対して折り曲げ可能な第2下突片22bと、をさらに備える。
梱包箱1は、第1上フラップ30aの両側縁および第2上フラップ30bの両側縁に連続して設けられて、対応する上フラップ30a,30bに対して折り曲げ可能な第1上突片32aと、第3上フラップ30cの両側縁および第4上フラップ30dの両側縁に連続して設けられて、対応する上フラップ30c,30dに対して折り曲げ可能な第2上突片32bと、をさらに備える。
図2は、図1の領域Tの拡大図である。折り曲げ線が各下フラップの側縁23a,23bに沿って形成されている。各第1下突片22aは、側縁23aに沿って対応する下フラップに対して折り曲げ可能である。各第2下突片22bは、側縁23bに沿って対応する下フラップに対して折り曲げ可能である。下突片22a,22bは、略三角形状または略扇形状に形成されている。梱包箱1が展開された状態において、底蓋2の角に向けて窄まる楔状の下切欠き24が、隣り合う第1下突片22aおよび第2下突片22bの間に形成されている。
折り曲げ線が各上フラップの側縁33a,33bに沿って形成されている。各第1上突片32bは、側縁33aに沿って対応する上フラップに対して折り曲げ可能である。各第2上突片32bは、側縁33bに沿って対応する上フラップに対して折り曲げ可能である。上突片32a,32bは、略三角形状または略扇形状に形成されている。梱包箱1が展開された状態において、天蓋3の角に向けて窄まる楔状の上切欠き34が、隣り合う第1上突片32aおよび第2上突片32bの間に形成されている。
図2の通り、接続縁10に向かって窄まる楔状の中央切欠き11が、隣り合う第1下突片22aと第1上突片32aとの間に形成されている。
上記の折り曲げ線は、例えば、ダンボールなどの梱包箱1の材料に形成された押し跡またはミシン線でよい。
次に、梱包方法が説明される。まず、上記構成の梱包箱1、および、収縮性を有するフィルム4(図3参照)が準備される。フィルム4として、熱収縮性を有するフィルム、すなわちシュリンクフィルムが用いられる。フィルム4は、透明である。不透明のフィルムが用いられてもよい。
梱包される物品Pは、実施形態では、例えばCD、DVD、書籍などのように扁平な直方形状のものである。梱包箱1は、展開された状態である。物品Pは、底蓋2上に置かれる。そして、図3Aの通り、梱包箱1が接続縁10に沿って折り曲げられ、天蓋3が物品Pに上から被せられ、物品Pが底蓋2と天蓋3との間に配置される。このとき、第1-第4下フラップ20a-20dは、第1-第4上フラップ30a-30dとそれぞれ対向する。この工程は、作業者または周知の装置によって行われる。
次いで、梱包箱1がフィルム4で包まれる。実施形態では、梱包箱1全体がフィルム4によって包まれる。この工程は、作業者または包装装置によって行なわれる。
次いで、フィルム4が収縮される。シュリンクフィルムが用いられている実施形態では、フィルム4が熱収縮される。この工程は、例えばシュリンクトンネルによって行なわれる。
梱包箱1を包んでいるフィルム4が収縮されると、フィルム4が底蓋2、天蓋3、下フラップ20a-20dおよび上フラップ30a-30dに密着する。フィルム4の収縮力は、梱包箱1を閉じるように作用する。図3A、図3Bの通り、フィルム4の収縮は、底蓋2と天蓋3とを物品Pに向けて押し付けるので、物品Pは、フィルム4の収縮によって底蓋2と天蓋3との間で挟み込まれる。
これと同時に、フィルム4が、その収縮力によって下フラップ20a-20dおよび上フラップ30a-30dを折り曲げる。第1下フラップ20aは、フィルム4の収縮力によって、底蓋2に対して、第1底縁21aに沿って、第1上フラップ30aに向かって折り曲げられる。さらに、第1上フラップ30aは、フィルム4の収縮力によって、天蓋3に対して、第1天縁31aに沿って、第1下フラップ20aに向かって折り曲げられる。それによって、図3Cの通り、第1下フラップ20aと第1上フラップ30aとが互いに接触する。実施形態では、第1下フラップ20aおよび第1上フラップ30aが、フィルム4の収縮によって折り曲げられて、直線状の先端縁200aと直線状の先端縁300aとが互いに線接触する。
なお、天蓋3がフィルム4の収縮によって物品Pに向けて押し付けられる際に、第2下フラップ20bおよび底蓋2が第2底縁21bに沿って互いに対して折り曲げられ、第2上フラップ30bおよび天蓋3が第2天縁31bに沿って互いに対して折り曲げられ、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが接続縁10に沿って互いに対して折り曲げられる。
図4A、図4Bの通り、第3および第4下フラップ20c,20dも、それぞれ、フィルム4の収縮力によって、底蓋2に対して、第3および第4底縁21c,21dに沿って折り曲げられる。さらに、第3および第4上フラップ30c,30dも、それぞれ、フィルム4の収縮力によって、天蓋3に対して、第3および第4天縁31c,31dに沿って折り曲げられる。それによって、第3下フラップ20cと第3上フラップ30cとが互いに接触し、第4下フラップ20dと第4上フラップ30dとが互いに接触する。実施形態では、直線状の先端縁200cと直線状の先端縁300cとが互いに線接触し、直線状の先端縁200dと直線状の先端縁300dとが互いに線接触する。
その結果、図7の通り、梱包箱1がフィルム4の収縮によって閉じられる。物品Pは、梱包箱1およびフィルム4によって梱包される。
この梱包方法によれば、物品Pは、底蓋2と天蓋3との間に挟み込まれており、梱包箱1に拘束されている。したがって、物品Pが配送中に梱包箱1内で移動することは規制される。
下フラップ20a,20c,20dと上フラップ30a,30c,30dとが互いに接触しているので、物品Pがこれらの間を通じて覗かれて、物品Pの内容が知得されることが防止される。実施形態のように、先端縁200a,200c,200dと先端縁300a,300c,300dが互いに線接触していれば、隙間が全く形成されない。これにより、物品Pの内容が知得されることがより確実に防止される。
この梱包方法によれば、フラップの折曲げは、フィルム4が収縮して梱包箱1に密着する際のフィルム4の収縮を利用して行なわれる。それゆえ、フラップを折り曲げるためのアーム駆動機構や、作業者がフラップを折り曲げる面倒な作業は不要である。つまり、梱包箱1およびフィルム4を用いた物品Pの梱包をより簡単に行なえる。
下フラップ20a-20dおよび上フラップ30a-30dの折曲げ角度は、物品Pの高さよって決まる。物品Pが高いほど、折曲げ角度が大きくなる。図5に示されるように、第1下フラップ20aの長さと第1上フラップ30aの長さの和までの高さの物品Pであれば対応することができる。図5の物品Pでは、下フラップ20a-20dおよび上フラップ30a-30dは、フィルム4の収縮によって90°(すなわち、底蓋2/天蓋3に対して直角)に折り曲げられる。
低い物品Pが梱包されると、折曲げ角度は、90°未満である。したがって、物品Pが梱包されたとき、梱包箱1の角において隙間が生じる。上述の下突片22a、22bおよび上突片32a、32bは、この隙間を覆うために用いられる。以下、これらについて、図6A-図6Cを参照して説明される。なお、図6A-図6Cでは、フィルム4の図示が省略される。
図6A、図6Bの通り、上フラップの折曲げ時に、隣り合う上突片32a,32bは、上切欠き34を閉じるように、対応する上フラップと共に移動する。同様に、下フラップの折曲げ時に、隣り合う下突片22a,22bは、下切欠き24を閉じるように、対応する下フラップと共に移動する。
上述の通り、物品Pが低いと、上フラップ30a-30dおよび下フラップ20a-20dの折曲げ角度が小さい。そのため、物品Pが梱包されたとき、上切欠き34および下切欠き24は完全には閉じられない。但し、このとき、その上切欠き34および下切欠き24は狭く、物品Pも低いので、物品Pの内容が梱包箱1の角(上切欠き34および下切欠き24)を通じて知得されることは実質的にない。
上切欠き34および下切欠き24が、図6Bの通り完全に閉じられると、図7の通り、物品Pが完全に梱包箱1によって隙間なく囲まれる。物品Pの内容が確実に知得されない。
物品Pが高いと、上切欠き34および下切欠き24が図6Bのように閉じられた後も、上フラップ30a-30dおよび下フラップ20a-20dがフィルム4の収縮によってさらに折り曲げられる。この際、図6B、図6Cの通り、隣り合う上突片32a、32bは、それらの面同士が次第に合わさりながら、それぞれ、側縁33a,33bに沿って梱包箱1の外方に向けて折り曲げられる。同様に、隣り合う下突片22a,22bは、それらの面同士が次第に合わさりながら、それぞれ、側縁23a,23bに沿って梱包箱1の外方に折り曲げられる。上突片32a,32bおよび下突片22a,22bは、折り曲げ可能であることにより、上フラップ30a-30dおよび下フラップ20a-20dの折曲げを邪魔しない。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態に係る梱包箱の展開図を示す。第1実施形態では、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが互いに連続して設けられていた。図8の通り、第2実施形態の梱包箱1では、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bがつながっていない。したがって、底蓋2および天蓋3が互いに分離されている。第2下フラップ20bは、直線形状の先端縁200bを有する。第2上フラップ30bは、直線形状の先端縁300bを有する。
第2実施形態の梱包方法では、物品Pが底蓋2上に置かれる。次いで、下フラップ20a-20dが、上フラップ30a-30dにそれぞれ対向するように、天蓋3が物品Pに被せられ、物品Pは、底蓋2と天蓋3との間に配置される。そして、第1実施形態と同様に、梱包箱1がフィルム4によって包まれた後、フィルム4が収縮される。
この実施形態では、他のフラップと同様に、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bも、それぞれ、フィルム4の収縮力によって、第2底縁21bおよび第2天縁31bに沿って折り曲げられて互いに接触する。すなわち、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが、フィルム4の収縮力によって折り曲げられて、それらの先端縁200bと先端縁300bとが互いに線接触する。
その結果、梱包箱1が閉じられ、物品Pが梱包箱1およびフィルム4によって梱包される。上記から明らかな通り、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが互いに連続して設けられていた第1実施形態では、上フラップ30a-30dおよび下フラップ20a-20d同士の位置合わせが不要である点で有利である。
[第3実施形態]
図9は、第3実施形態に係る梱包箱の展開図を示す。実施形態では、下フラップ20a,20c,20dおよび上フラップ30a,30c,30dは、直線形状の先端縁に代えて、波形形状の先端縁を有する。
すなわち、第1下フラップ20aは、先端縁と、その先端縁に形成された複数の下凸部201aと、当該先端縁に形成された複数の下凹部202aとを含む。下凸部201aおよび下凹部202aは、連続して交互に並んでいる。第1上フラップ30aは、先端縁と、当該先端縁に形成された複数の上凸部301aと、当該先端縁に形成された複数の上凹部302aとを含む。上凸部301aおよび上凹部302aは、連続して交互に並んでいる。
第3および第4下フラップ20c,20dも、それぞれ、その先端縁に形成され、連続して交互に並ぶ複数の下凸部201c,201dおよび下凹部202c,202dを含む。第3および第4上フラップ30c,30dも、それぞれ、その先端縁に形成され、連続して交互に並ぶ複数の上凸部301c,301dおよび上凹部302c,302dを含む。
第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bは、第1実施形態と同様に互いに連続して設けられている。
下凸部201a,201c,201dおよび上凸部301a,301c,301dは、それぞれ、尖った先端を有する。これに代えて、下凸部201a,201b,201cおよび上凸部301a、301b、301cは、丸みをおびた先端を有してもよい。下凹部202a,202c,202dおよび上凹部302c,302c,302dは、それぞれ、上記の凸部と係合する(かみ合う)形状を有する。
下凸部201a、下凹部202a、上凸部301a、上凹部302aは、第1下フラップ20aおよび第1上フラップ30aが互いに対向するとき、下凸部201aと上凹部302aとが互いに対向しかつ下凹部202aと上凸部301aとが互いに対向するように、配置されている。すなわち、下凸部201aおよび上凹部302aは、第1下フラップ20aおよび第1上フラップ30aが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられている。そして、下凹部202aと上凸部301aとは、第1下フラップ20aおよび第1上フラップ30aが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられている。
この配置は、第3および第4フラップ20c,20d,30c,30dの下凸部201c,201d、下凹部202c,202d、上凸部301c,301d、および、上凹部302c,302dにも同様に適用されている。
この実施形態でも、物品Pが底蓋2上に置かれる。そして、図10の通り、梱包箱1が第1実施形態と同様に接続縁10に沿って折り曲げられて、物品Pが底蓋2と天蓋3との間に配置され、第1、第3および第4下フラップ20a,20c,20dが、第1、第3および第4上フラップ30a,30c,30dにそれぞれ対向する。このとき、下凸部201a,201c,201dと上凹部302a,302c,302dとが互いに対向し、下凹部202a,202c,202dと上凸部301a,301c,301dとが互いに対向する。そして、上記の実施形態と同様に、梱包箱1がフィルム4によって包まれた後、フィルム4が収縮される。
この実施形態では、図11、図12の通り、第1下フラップ20aおよび第1上フラップ30aがフィルム4の収縮力によって折り曲げられて、下凸部201aが上凹部302aに受けられ上凹部302aに係合するとともに、上凸部301aが下凹部202aに受けられ下凹部202aに係合する。この係合(かみ合い)によって、底蓋2および天蓋3が互いに対してずれることが防止される。
なお、フラップの折曲げ角度が90°未満のとき、互いに係合する凸部と凹部との間に隙間が形成される。しかしながら、この隙間は小さく、梱包された物品Pの内容は知得さることはほぼない。折曲げ角度が90°のとき、凸部と凹部とが互いに隙間なくぴったりと係合する(完全にかみ合う)。図13に例示の通り、下凸部201aと上凹部302aとが互いに隙間なくぴったりと係合し、下凹部202aと上凸部301aとが互いに隙間なくぴったりと係合する。
同様に、第3下フラップ20cおよび第3上フラップ30cが、フィルム4の収縮によって折り曲げられて、下凸部201cが、上凹部302cに係合するとともに、上凸部301cが、下凹部202cに係合する。第4下フラップ20dおよび第4上フラップ30dが、フィルム4の収縮によって折り曲げられて、下凸部201dが、上凹部302dに係合するとともに、上凸部301dが、下凹部202dに係合する。これらの係合(かみ合い)によって、底蓋2および天蓋3が互いに対してずれることがより確実に防止される。
その結果、梱包箱1が閉じられ、物品Pが梱包箱1およびフィルム4によって梱包される。
直線形状の先端縁の場合、フラップが曲げられすぎて梱包箱1の内側に入り込むことがある。一方、第3実施形態の波形形状の先端縁の場合、これを防止することができる。
[第4実施形態]
図14は、第4実施形態の梱包箱の展開図を示す。この実施形態の梱包箱1は、第2実施形態と同様に、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bがつながっていない。したがって、底蓋2および天蓋3が互いに分離されている。第3実施形態と同様に、第1下フラップ20aは、第1下凸部201aおよび第1下凹部202aを含み、第1上フラップ30aは、第1上凸部301aおよび第1上凹部302aを含む。
第2下フラップ20bは、その先端縁に形成された複数の第2下凸部201bと、当該先端縁に形成された複数の第2下凹部202bとを含む。第2下凸部201bおよび第2下凹部202bは、連続して交互に並んでいる。第2上フラップ30bは、その先端縁に形成された複数の第2上凸部301bと、当該先端縁に形成された複数の第2上凹部302bとを含む。第2上凸部301bおよび第2上凹部302bは、連続して交互に並んでいる。
第2下凸部201b、第2下凹部202a、第2上凸部301a、および、第2上凹部302aは、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが互いに対向するとき、第2下凸部201bと第2上凹部302bとが互いに対向しかつ第2下凹部202bと第2上凸部301bとが互いに対向するように、配置されている。すなわち、第2下凸部201bおよび第2上凹部302bは、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられている。第2下凹部202bと第2上凸部301bとは、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられている。
第3実施形態と同様に、第3下フラップ20cは、第3下凸部201cおよび第3下凹部202cを含み、第3上フラップ30cは、第3上凸部301cおよび第3上凹部302cを含む。第4下フラップ20dは、第4下凸部201dおよび第4下凹部202dを含み、第4上フラップ30dは、第4上凸部301dおよび第4上凹部302dを含む。
この実施形態の梱包方法では、物品Pが底蓋2上に置かれる。次いで、第2実施形態と同様に、下フラップ20a-20dが、上フラップ30a-30dにそれぞれ対向するように、天蓋3が物品Pに被せられ、物品Pは、底蓋2と天蓋3との間に配置される。このとき、第1-第4下凸部201a-201dが、第1-第4上凹部302a-302dとそれぞれ対向し、第1-第4上凸部301a-301dが、第1-第4下凹部202a-202dとそれぞれ対向する。梱包箱1がフィルム4によって包まれた後、フィルム4が収縮される。
フィルム4の収縮が利用されて、下凸部201a,201c,201dが上凹部302a,302c,302dにそれぞれ係合し、かつ、上凸部301a,301c,301dが下凹部202a,202c,202dにそれぞれ係合することは、第3実施形態と同様である。さらに、この実施形態では、第2下フラップ20bおよび第2上フラップ30bが、フィルム4の収縮によって折り曲げられて、第2下凸部201bが第2上凹部302bに受けられ第2上凹部302bに係合するとともに、第2上凸部301bが第2下凹部202bに受けられ第2下凹部202bに係合する。
その結果、図15の通り、梱包箱1が閉じられ、物品Pが梱包箱1およびフィルム4によって梱包される。
[第5実施形態]
図16は、第5実施形態の梱包箱1の展開図を示す。この実施形態では、フラップ20a,20b,30a,30bは、それぞれ、波形形状の先端縁を有する。凸部201a,201b,301a,301bは、それぞれ、丸みをおびた先端を有する。そして、凹部202a,202b,302a,302bは、それぞれ、上記の凸部と係合する(かみ合う)形状を有する。一方、フラップ20c,20d,30c,30dは、それぞれ、波形形状の先端縁ではなく、直線形状の先端縁200c,200d,300c,300dを有する。
この実施形態の梱包方法では、第4実施形態と同様に、物品Pが底蓋2上に置かれる。次いで、下フラップ20a-20dが、上フラップ30a-30dにそれぞれ対向するように、天蓋3が物品Pに被せられて、物品Pは、底蓋2と天蓋3との間に配置される。このとき、下凸部201a,201bが、上凹部302a,302bとそれぞれ対向し、上凸部301a,301bが、下凹部202a,202bとそれぞれ対向する。そして、梱包箱1がフィルム4によって包まれた後、フィルム4が収縮される。
第4実施形態と同様に、フィルム4の収縮が利用されて、下凸部201a,201bが上凹部302a,302bにそれぞれ係合するとともに、上凸部301a,301bが下凹部202a,202bにそれぞれ係合する。また、第1実施形態と同様に、フィルム4の収縮が利用されて、先端縁200cと先端縁300cとが互いに線接触し、かつ、先端縁200dと先端縁300dとが互いに線接触する。
その結果、梱包箱1が閉じられ、物品Pが梱包箱1およびフィルム4によって梱包される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明されたが、本発明は、上記構成に限定されるものではない。底蓋2や天蓋3は、長方形状に限定されるものではなく、五角形、六角形などの多角形状でよい。多角形状の底蓋2の各底縁に下フラップが設けられ、多角形状の天蓋3の各天縁に上フラップが設けられてよい。底蓋2や天蓋3は、多角形状以外の他の形状であってもよい。
凸部および凹部の数は、梱包箱1の大きさなどに応じて適宜決定されるものであり、実施形態の例示に限定されるものではない。1つの凸部および1つの凹部が、一対の上フラップおよび下フラップのそれぞれに対して設けられるだけでもよい。
上記実施形態において、第3および第4フラップ20c,20d,30c,30dは、省略されてもよい。例えば、物品Pが書籍であれば、第1下フラップ20aおよび第1上フラップ30aだけで、書籍の背に記載されたタイトルを第三者がそれを知得するのを防止できる。
上記実施形態では、フィルム4としてシュリンクフィルムが用いられ、フィルム4が熱によって収縮されるものであった。これに代えて、フィルム4として、テンションを付与して伸張させると、その後に自発的に収縮する自己収縮性を有するフィルム(常温収縮フィルム)が用いられてもよい。このような、フィルムは、例えば特開2018-177375号に開示されている。
梱包箱1は、ダンボールのような紙に代えて、プラスチックからなってもよい。物品Pは、書籍、CD、DVD以外のものであってもよい。複数の物品Pが、1つの梱包箱1に梱包されてもよい。物品Pは、直方形状に限られない。他の形状を有する物品Pが、上記の梱包方法によって梱包されてもよい。
1 梱包箱
10 接続縁
2 底蓋
20a-20d 下フラップ
21a-20d 底縁
200a-200d 直線状の先端縁
201a-201d 下凸部
202a-202d 下凹部
3 天蓋
30a-30d 上フラップ
31a-30d 天縁
300a-300d 直線状の先端縁
301a-301d 上凸部
302a-302d 上凹部
4 フィルム

Claims (15)

  1. 梱包箱および収縮性を有するフィルムを用いて物品を梱包する梱包方法であって、
    前記梱包箱は、
    底蓋と、
    前記底蓋の第1底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第1下フラップと、
    天蓋と、
    前記天蓋の第1天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第1上フラップと、を備え、
    前記梱包方法は、
    前記物品を前記底蓋と前記天蓋との間に配置し、
    前記梱包箱を前記フィルムで包み、
    前記梱包箱を包んでいる前記フィルムを収縮させることによって、前記物品を前記底蓋と前記天蓋との間で挟み込むとともに前記第1下フラップおよび前記第1上フラップを折り曲げて前記第1下フラップの先端縁と前記第1上フラップの先端縁とを互いに接触させる、
    こと特徴とする梱包方法。
  2. 前記第1下フラップの前記先端縁は、直線形状であり、
    前記第1上フラップの前記先端縁は、直線形状であり、
    前記第1下フラップの前記先端縁と前記第1上フラップの前記先端縁との接触は、線接触である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包方法。
  3. 前記第1下フラップの前記先端縁は、複数の下凸部と複数の下凹部とが連続して交互に並んで形成された波形形状であり、
    前記第1上フラップの前記先端縁は、複数の上凸部と複数の上凹部とが連続して交互に並んで形成された波形形状であり、
    前記下凹部は、前記上凸部と係合する形状を有し、
    前記上凹部は、前記下凸部と係合する形状を有し、
    前記梱包方法は、
    前記フィルムの収縮によって、前記第1下フラップおよび前記第1上フラップを折り曲げて前記複数の下凸部を前記複数の上凹部に係合させかつ前記複数の上凸部を前記複数の下凹部に係合させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の梱包方法。
  4. 前記複数の下凸部および前記複数の上凸部は、それぞれ、
    先端に向かって尖った形状を有する、または、
    丸みを帯びた先端を有し、かつ、当該先端に向かって幅狭になるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の梱包方法。
  5. 前記梱包箱は、さらに、
    前記底蓋の前記第1底縁とは反対側の第2底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第2下フラップと、
    前記天縁の前記第1天縁とは反対側の第2天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第2上フラップと、を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の梱包方法。
  6. 前記梱包方法は、
    前記第2下フラップおよび前記第2上フラップを前記フィルムの収縮によって折り曲げて前記第2下フラップの先端縁と前記第2上フラップの先端縁とを互いに接触させる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の梱包方法。
  7. 前記第2下フラップと前記第2上フラップとが互いに対して折り曲げ可能に連続して設けられている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の梱包方法。
  8. 前記フィルムとしてシュリンクフィルムを用い、前記フィルムを熱によって収縮させる、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の梱包方法。
  9. 収縮性を有するフィルムの収縮を利用して物品を梱包するために前記フィルムで包まれるように用いられる梱包箱であって、
    前記梱包箱は、
    底蓋と、
    前記底蓋の第1底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第1下フラップと、
    天蓋と、
    前記天蓋の第1天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第1上フラップと、を備え、
    前記第1下フラップは、複数の第1下凸部と複数の第1下凹部とが連続して交互に並んで形成された波形形状の先端縁を含み、
    前記第1上フラップは、複数の第1上凸部と複数の第1上凹部とが連続して交互に並んで形成された波形形状の先端縁を含み、
    前記複数の第1下凸部および前記複数の第1上凹部は、前記第1下フラップおよび前記第1上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられ、
    前記複数の第1下凹部および前記複数の第1上凸部は、前記第1下フラップおよび前記第1上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられており、
    前記複数の第1下凸部および前記複数の第1上凸部は、それぞれ、
    先端に向かって尖った形状を有する、または、
    丸みを帯びた先端を有し、かつ、当該先端に向かって幅狭になるように形成されている、
    ことを特徴する梱包箱。
  10. 前記複数の第1下凸部および前記複数の第1上凸部は、それぞれ、先端に向かって尖った形状を有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の梱包箱。
  11. 前記複数の第1下凸部および前記複数の第1上凸部は、それぞれ、丸みを帯びた先端を有し、かつ、当該先端に向かって幅狭になるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項9に記載の梱包箱。
  12. 前記梱包箱は、さらに、
    前記底蓋の第1底縁とは反対側の第2底縁に連続して設けられ、前記底蓋に対して折り曲げ可能な第2下フラップと、
    前記天蓋の第1天縁とは反対側の第2天縁に連続して設けられ、前記天蓋に対して折り曲げ可能な第2上フラップと、を備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載の梱包箱。
  13. 前記第2下フラップと前記第2上フラップとが互いに対して折り曲げ可能に連続して設けられている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の梱包箱。
  14. 前記第2下フラップは、複数の第2下凸部と複数の第2下凹部とが連続して交互に並んで形成された波形形状の先端縁を含み、
    前記第2上フラップは、複数の第2上凸部と複数の第2上凹部とが連続して交互に並んで形成された波形形状の先端縁を含み、
    前記複数の第2下凸部および前記複数の第2上凹部は、前記第2下フラップおよび前記第2上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられ、
    前記複数の第2下凹部および前記複数の第2上凸部は、前記第2下フラップおよび前記第2上フラップが互いに向かって折り曲げられたとき、互いに係合するように設けられており、
    前記複数の第2下凸部および前記複数の第2上凸部は、それぞれ、
    先端に向かって尖った形状を有する、または、
    丸みを帯びた先端を有し、かつ、当該先端に向かって幅狭になるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の梱包箱。
  15. 前記天蓋および前記底蓋は、それぞれ長方形状であり、互いに同一の形状である、
    ことを特徴とする請求項9から請求項14のいずれか1項に記載の梱包箱。
JP2018240847A 2018-01-05 2018-12-25 梱包方法、および、梱包箱 Active JP7236723B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000526 2018-01-05
JP2018000526 2018-01-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019119528A JP2019119528A (ja) 2019-07-22
JP7236723B2 true JP7236723B2 (ja) 2023-03-10

Family

ID=67306970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018240847A Active JP7236723B2 (ja) 2018-01-05 2018-12-25 梱包方法、および、梱包箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7236723B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7105974B1 (ja) 2021-07-09 2022-07-25 大王パッケージ株式会社 物品梱包用シート

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056245A (ja) 2006-08-29 2008-03-13 Nissan Kikoo:Kk 梱包材
JP2011126567A (ja) 2009-12-17 2011-06-30 Yamano Shoji Kk 包装材およびこれを用いた包装方法
CN203753543U (zh) 2014-02-21 2014-08-06 南京创维平面显示科技有限公司 一种拉链型纸箱
JP2015101367A (ja) 2013-11-25 2015-06-04 Ntn株式会社 精密機器用梱包箱
US20160362217A1 (en) 2015-06-09 2016-12-15 Graphic Packaging International, Inc. Carton With Locking Feature

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03289458A (ja) * 1990-04-04 1991-12-19 Hideo Takeuchi 連続伝票の包装体及び包装方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008056245A (ja) 2006-08-29 2008-03-13 Nissan Kikoo:Kk 梱包材
JP2011126567A (ja) 2009-12-17 2011-06-30 Yamano Shoji Kk 包装材およびこれを用いた包装方法
JP2015101367A (ja) 2013-11-25 2015-06-04 Ntn株式会社 精密機器用梱包箱
CN203753543U (zh) 2014-02-21 2014-08-06 南京创维平面显示科技有限公司 一种拉链型纸箱
US20160362217A1 (en) 2015-06-09 2016-12-15 Graphic Packaging International, Inc. Carton With Locking Feature

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019119528A (ja) 2019-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4307804A (en) Secure product-to-card or card type package having preapplied heat shrinkable plastic film
KR101285859B1 (ko) 포장 유닛, 운송 유닛 및 포장 유닛을 제조하는 방법
JP7236723B2 (ja) 梱包方法、および、梱包箱
JP6637348B2 (ja) 包装体、及び商品収容体の運搬方法
JP5431902B2 (ja) 包装材およびこれを用いた包装方法
JP2005087023A (ja) おにぎり用角底包装体又はおにぎり用角底包装袋
JP7236735B2 (ja) 梱包方法
JP2008056245A (ja) 梱包材
JP2019094066A (ja) 物品保持具および包装箱
JP2007302324A (ja) 手提げ包装容器
JP3222860U (ja) 包装箱
JP7335151B2 (ja) 梱包箱、および物品の梱包構造
JP2018131249A (ja) 台紙付シュリンク包装体
JP2019127278A (ja) 包装具
JP6296732B2 (ja) 軟包体の結束構造
JP2004189281A (ja) ワンタッチ組立式包装箱
JP7421319B2 (ja) 包装用箱
JP5464220B2 (ja) 筒状展示兼用容器
JP4698284B2 (ja) 梱包部材
JP3116125U (ja) 直方体用包装袋
JP3755920B2 (ja) 易開梱段ボールケース
JP2003104369A (ja) 合成樹脂製チューブ容器の包装方法
JP2001322634A (ja) シュリンク包装体およびその包装方法
JP6325316B2 (ja) 梱包ケース及び梱包方法
CN115593803A (zh) 包装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7236723

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150