JP7236201B2 - 融着方法および融着装置 - Google Patents
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Description
本実施形態の融着方法によれば、板状に形成される第1複合材210が、第1複合材210の第1下面211よりも広い設置面11を有する設置部10に設置される。複数の第2複合材220は、第1複合材210の第1上面212に配置される。移動工程により、加圧機構20の加圧部材21が複数の第2複合材220のいずれかの第2上面222と接触するように移動する。導電性を有する設置面11が第1電極部31に接続され、導電性を有する加圧部材21が第2電極部32に接続され、第1電極部31と第2電極部32との間に電圧が印加される。第1複合材210および第2複合材220が導電性を有するため、第1複合材210および第2複合材220に電流が流れる。そして、第1複合材210および第2複合材220が発熱して部分的に溶融し、第1複合材210の第1上面212と第2複合材220の第2下面221とが融着する。
以上説明した本実施形態において、加圧機構20は、加圧部材21と、複数のアーム22と、複数のリンク機構23とを有する多関節型ロボットアームであるものとしたが、他の態様であってもよい。加圧機構20として、設置部10の上に設置され、長手方向LDに沿って加圧部材21を移動させる他の機構を採用してもよい。例えば、長手方向LDに沿って加圧部材21を移動させる自走式の門型のアームを採用してもよい。
本開示に係る融着方法は、それぞれ繊維基材と熱可塑性樹脂とを含むとともに導電性を有する第1複合材(210)と第2複合材(220)とを融着させる融着方法であって、板状に形成される前記第1複合材の第1下面(211)と対応する形状に形成されるとともに前記第1下面よりも広い設置面(11)を有する設置部(10)に、前記設置面に前記第1下面を接触させた状態で前記第1複合材を設置する設置工程(S101)と、前記設置工程により前記設置部に設置された前記第1複合材の第1上面(212)に複数の前記第2複合材を配置する配置工程(S102)と、前記配置工程により配置された複数の前記第2複合材のいずれかの第2上面(222)と接触するように加圧機構(20)の加圧部材(21)を移動させる移動工程(S103)と、前記第1複合材の前記第1上面と、前記第1上面に配置される複数の前記第2複合材の第2下面(221)とを近づけるように前記加圧部材(21)を介して前記第2複合材の前記第2上面を加圧する加圧工程(S104)と、前記加圧工程により加圧された状態で、導電性を有する前記設置面に接続される第1電極(31)と、導電性を有する前記加圧部材に接続される第2電極(32)との間に電圧を印加して、前記第1複合材の前記第1上面と前記第2複合材の前記第2下面とを融着させる融着工程(S105)と、を備える。
本構成に係る融着方法によれば、長手方向の長さが第2複合材よりも短い加圧部材を用いて第2複合材の第2上面の全領域を加圧することができるため、加圧機構を小型化することができる。
本構成の融着方法によれば、位置決め穴が形成された位置決め部材を用いることにより、第1複合材の第1上面に対して複数の第2複合材を容易に位置決めすることができる。
本構成の融着方法によれば、設置面に接続される第1電極部を接地電位に維持することで、第2電極部の位置に影響を受けることなく融着を容易に行うことができる。
本構成の融着方法によれば、第1複合材を設置するための設置部を、第1複合材に第2複合材を融着させる融着処理だけでなく、第1複合材を成形する成形処理にも利用することができる。
本開示に係る融着装置は、それぞれ繊維基材と熱可塑性樹脂とを含むとともに導電性を有する第1複合材と第2複合材とを融着させる融着装置であって、板状に形成される前記第1複合材の第1下面と対応する形状に形成されるとともに前記第1下面よりも広い設置面を有する設置部と、前記設置面に前記第1下面を接触させた状態で設置される前記第1複合材の第1上面と、前記第1上面に配置される複数の前記第2複合材の第2下面とを近づけるように加圧部材を介して前記第2複合材の第2上面を加圧し、複数の前記第2複合材のいずれかの前記第2上面と前記加圧部材とが接触するように移動可能に構成される加圧機構と、一対の電極部と、を備え、前記設置面は、導電性を有するとともに一対の前記電極部の一方に接続されており、前記加圧部材は、導電性を有するとともに一対の前記電極部の他方に接続されており、前記一対の電極部は、前記第1複合材および前記第2複合材が前記加圧部材により加圧された状態で、前記第1複合材と前記第2複合材との間に電圧を印加して、前記第1複合材の前記第1上面と前記第2複合材の前記第2下面とを融着させる。
本構成の融着装置によれば、長手方向の長さが第2複合材よりも短い加圧部材を用いて第2複合材の第2上面の全領域を加圧することができるため、加圧機構を小型化することができる。
本構成の融着装置によれば、位置決め穴が形成された位置決め部材を用いることにより、第1複合材の第1上面に対して複数の第2複合材を容易に位置決めすることができる。
本構成の融着装置によれば、設置面に接続される電極部を接地電位に維持することで、他方の電極部の位置に影響を受けることなく融着を容易に行うことができる。
11 設置面
12 脚部
20 加圧機構
21 加圧部材
31 第1電極部
32 第2電極部
40 位置決め部材
41 位置決め穴
100 融着装置
200 構造体
210 第1複合材
211 第1下面
212 第1上面
220,220A,220B,220C,220D,220E 第2複合材
221 第2下面
222 第2上面
LD 長手方向
S 設置面
X,Y,Z 軸線
Claims (9)
- それぞれ繊維基材と熱可塑性樹脂とを含むとともに導電性を有する第1複合材と第2複合材とを融着させる融着方法であって、
板状に形成される前記第1複合材の第1下面と対応する形状に形成されるとともに前記第1下面よりも広い設置面を有する設置部に、前記設置面に前記第1下面を接触させた状態で前記第1複合材を設置する設置工程と、
前記設置工程により前記設置部に設置された前記第1複合材の第1上面に複数の前記第2複合材を配置する配置工程と、
前記配置工程により配置された複数の前記第2複合材のいずれかの第2上面と接触するように加圧機構の加圧部材を移動させる移動工程と、
前記第1複合材の前記第1上面と、前記第1上面に配置される複数の前記第2複合材の第2下面とを近づけるように前記加圧部材を介して前記第2複合材の前記第2上面を加圧する加圧工程と、
前記加圧工程により加圧された状態で、導電性を有する前記設置面に接続される第1電極部と、導電性を有する前記加圧部材に接続される第2電極部との間に電圧を印加して、前記第1複合材の前記第1上面と前記第2複合材の前記第2下面とを融着させる融着工程と、を備え、
前記第1複合材の前記第1上面と複数の前記第2複合材のそれぞれの前記第2下面とを融着させるまで、前記移動工程と前記加圧工程と前記融着工程とを繰り返す融着方法。 - 前記第2複合材は、長手方向に沿って延びる長尺状に形成され、
前記加圧工程は、前記加圧部材を前記長手方向に沿って移動させながら前記第2複合材の前記第2上面を加圧する請求項1に記載の融着方法。 - 前記配置工程は、前記第1複合材の前記第1上面に前記第2複合材を位置決めするための複数の位置決め穴が形成された位置決め部材を設置した後に前記位置決め穴に前記第2複合材を挿入することにより、前記第1複合材の前記第1上面に複数の前記第2複合材を配置する請求項1または請求項2に記載の融着方法。
- 前記第1電極部は、接地電位に維持され、
前記第2電極部は、前記接地電位よりも高い電位に維持される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の融着方法。 - 前記設置工程は、シート状の複数の複合材料を前記設置面に積層して前記第1複合材を成形する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の融着方法。
- それぞれ繊維基材と熱可塑性樹脂とを含むとともに導電性を有する第1複合材と第2複合材とを融着させる融着装置であって、
板状に形成される前記第1複合材の第1下面と対応する形状に形成されるとともに前記第1下面よりも広い設置面を有する設置部と、
前記設置面に前記第1下面を接触させた状態で設置される前記第1複合材の第1上面と、前記第1上面に配置される複数の前記第2複合材の第2下面とを近づけるように加圧部材を介して前記第2複合材の第2上面を加圧し、複数の前記第2複合材のいずれかの前記第2上面と前記加圧部材とが接触するように移動可能に構成される加圧機構と、
一対の電極部と、を備え、
前記設置面は、導電性を有するとともに一対の前記電極部の一方に接続されており、
前記加圧部材は、導電性を有するとともに一対の前記電極部の他方に接続されており、
前記一対の電極部は、前記第1複合材および前記第2複合材が前記加圧部材により加圧された状態で、前記第1複合材と前記第2複合材との間に電圧を印加して、前記第1複合材の前記第1上面と前記第2複合材の前記第2下面とを融着させ、
前記加圧機構は、前記一対の電極部が前記第1複合材の前記第1上面と複数の前記第2複合材のそれぞれの前記第2下面とを融着させるまで、前記第2複合材の前記第2上面と接触するように前記加圧部材を移動させ、前記加圧部材を介して前記第2複合材の前記第2上面を加圧する動作を繰り返す融着装置。 - 前記第2複合材は、長手方向に沿って延びる長尺状に形成され、
前記加圧機構は、前記加圧部材を前記長手方向に沿って移動させながら前記第2複合材の前記第2上面を加圧する請求項6に記載の融着装置。 - 前記第1複合材の前記第1上面に前記第2複合材を位置決めするための複数の位置決め穴が形成された位置決め部材を備える請求項6または請求項7に記載の融着装置。
- 前記設置面に接続される前記電極部は、接地電位に維持され、
前記加圧部材に接続される前記電極部は、前記接地電位よりも高い電位に維持される請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の融着装置。
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
PCT/JP2020/032592 WO2022044254A1 (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | 融着方法および融着装置 |
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JPWO2022044254A1 JPWO2022044254A1 (ja) | 2022-03-03 |
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JP2022512850A Active JP7236201B2 (ja) | 2020-08-28 | 2020-08-28 | 融着方法および融着装置 |
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JP2012187903A (ja) | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Tokyo Institute Of Technology | Cfrtp材の融着方法 |
WO2014148643A1 (ja) | 2013-03-22 | 2014-09-25 | オリジン電気株式会社 | 複合材料の接合装置、接合体の製造方法及び接合体 |
JP2017196768A (ja) | 2016-04-26 | 2017-11-02 | 三菱重工業株式会社 | 複合材料の接合方法 |
-
2020
- 2020-08-28 WO PCT/JP2020/032592 patent/WO2022044254A1/ja active Application Filing
- 2020-08-28 JP JP2022512850A patent/JP7236201B2/ja active Active
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