JP6587333B1 - 接合装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、本実施形態の接合装置1を説明する前に、2枚のシート材料S1,S2の接合部Wの構造の一例を簡単に説明する。
まず、2枚のシート材料S1,S2の端部間にホットメルトHを挟んだ状態で2枚のシート材料S1,S2をミシンなどを用いで縫合糸sによって縫合する(図4(A))。
図2に示すように、本実施形態の接合装置1は、ベース部2と、第一型材10と、駆動手段20と、加熱部30と、を備えている。
図2に示すように、ベース部2は、脚部4によって支持された天板3と、天板3の上方に駆動手段20を設置する支持部5と、を備えている。
図2に示すように、ベース部2の天板3の上方には、支持部5の梁部材7に固定された駆動手段20が設けられている。この駆動手段20は、第一型材10を保持し、第一型材10を天板3に向かって接近離間させることができるものである。しかも、駆動手段20は、後述する第一型材10の型部材11の接触部11a(図3参照)が、天板3の表面と平行な状態を維持した状態で移動できるようになっている。なお、駆動手段20は、第一型材10の型部材11の接触部11aが加圧加熱する部材(つまり接触部W)と接触するときやその直前に天板3の表面と平行な状態になるのであれば、必ずしも移動している間、常に第一型材10の型部材11の接触部11aと天板3の表面と平行でなくてもよい。
図2に示すように、駆動手段20は、油圧や空圧、モータ等で駆動するシリンダ機構21を備えている。このシリンダ機構21は、ロッド21aが天板3側を向いた状態となるように、シリンダボディ21bが支持部5の梁部材7に連結されている。つまり、シリンダ機構21は、天板3の表面に向かって伸縮するように配設されている。しかも、シリンダ機構21は、ロッド21aの軸方向が鉛直方向と平行、言い換えれば、天板3の表面と直交するように配設されている。
このシリンダ機構21のロッド21aの先端には、第一型材10を保持する保持部22が設けられている。この保持部22は、第一型材11が取り付けられる取付部23が設けられている。この取付部23は、第一型材10を着脱可能に保持できる構造であればよい。
また、駆動手段20は案内機構25を備えている。この案内機構25は、シリンダ機構21による保持部22の移動、言い換えれば第一型材10の移動を案内するものである。より詳しくは、シリンダ機構21を伸縮したときに、後述する第一型材10の型部材11の接触部11aが天板3と平行な状態を維持するような機能を有している。
図1に示すように、案内機構25の保持部22には、第一型材10が取り付けられている。図3に示すように、第一型材10は、接合部Wを加圧する型部材11と、この型部材11を保持する型保持部12と、を備えている。
まず、型部材11は、断面が上下方向に長い長方形に形成された長尺な部材であって、その下端部が接合する接合部Wに接触する接触部11aとなるものである。この型部材11は、平面視で曲線状となった部分を有するように形成されたものである(図1(B))。具体的には、型部材11は、平面視の形状が接合する接合部Wの平面視形状と同じ形状に形成されている。このため、型部材11の接触部11aも平面視の形状が接合する接合部Wの平面視形状と同じ形状になっている。しかも、型部材11の接触部11aは、その下端面全体が同一平面上に位置した状態となるように形成されている。
図3に示すように、型保持部12は、駆動手段20のシリンダ機構21および案内機構25によって保持されている。この型保持部12は、型部材11の上端部を保持するものである。この型保持部12も、平面視の形状が接合する接合部Wの平面視形状と同じ形状に形成されている。つまり、平面視の形状が、型部材11と同じ曲線状となるように型保持部12は形成されている。
図1および図3に示すように、第一型材10の型保持部12の溝12hには、加熱部30のヒータ部31が設けられている。このヒータ部31は、第一型材10の型部材11を所定の温度まで上昇させることができるものである。言い換えれば、第一型材10の型部材11が接合部Wに接触した際に、ホットメルトやシート材料S1,S2自体を溶融させることができる温度まで第一型材10の型部材11の温度を上昇させることができるものである。このヒータ部31は、第一型材10の型保持部12に沿って設けられている。つまり、第一型材10の型保持部12に保持された型部材11全体を加熱することができるようにヒータ部31は設けられている。このヒータ部31は、制御部33に接続されており、この制御部33によってその作動が制御されている。この制御部33には、第一型材10の型部材11や型保持部12の温度を測定する温度センサ32が接続されている。この温度センサ32が検出した温度に基づいて制御部33がヒータ部31の作動を制御するようになっている。
本実施形態の接合装置1は以上のような構造を有しているので、以下のように操作することによって、ホットメルトやシート部材S1,S2を溶融して接合部Wを熱融着することができる。
第一型材10の型部材11の形状(平面視の形状)は、接合部Wの形状に合わせて、適切な形状を採用することができる。例えば、図7に示すような形状の型部材11を使用することができる。なお、型部材11は、接合部Wの形状と完全に一致する形状でなくてもよい。同じ形状の部分が複数組み合わされた接合部Wであれば、その部分を同じ形状の型部材11を複数回使用して接合部Wを形成するようにしてもよい。
また、型部材11や型保持部12は、全体が一体の型部材11や型保持部12としてもよいし、複数の型部材ピースを組み合わせて型部材11や型保持部12を形成するようにしてもよい。この場合、複数の型部材ピースの組み合わせを調整するれば、多数の異なった形状の型部材11や型保持部12を形成することができる。すると、専用の型部材11や型保持部12の数を少なくできる。例えば、図7(A)であれば、型部材ピースP1〜P3の型部材11および型保持部12を組み合わせて型部材11を形成することができる。この場合、型部材ピースP2に代えて直線状の型部材ピースを使用すれば、直線状部分の両端部に曲線状の部分を有する型部材11を形成することができる。
天板3には、天板3を所定の温度に維持する温度調整部を設けておくことが望ましい。天板3を所定の温度に維持しておけば、ホットメルトやシート材料S1,S2を予備的に加熱しておくことができる。すると、2枚のシート材料S1,S2を第一型材10と天板3との間に挟んで加圧加熱した際に、ホットメルト等の溶融を速くかつ均質にできるので、接合部Wの接合状態を向上できる。
支持部5の構造は上述したような構造にとくに限定されない。駆動手段20を支持でき、しかも、駆動手段20によって第一型材10が天板3に押し付けられた際の反力を支えることができる構造となっていればよい。
また、支持部5は、ベース部2とは別に設けてもよい。例えば、ベース部2が設置されている設備の建屋の柱や梁などの構造物を支持部5としてもよいし、ベース部2とは別に設けた構造物を支持部5としてもよい。
上記例ではシリンダ機構21を一つだけ設けた場合を説明したが、シリンダ機構21は複数設けてもよい。複数のシリンダ機構21を設ければ、第一型材10に複数個所で加圧力を発生させることができるので、接合部Wの接合状態を位置に寄らず均一に近づけることができる。
加熱部30は、第一型材10の型保持部12に沿って型保持部12全体に設けてもよい(図1(B)、図7参照)。また、型保持部12に所定の間隔を空けて設けてもよい。型保持部12全体に設ける方法はとくに限定されない。例えば、型保持部12において型部材11を保持する構造が溝の場合には、形状を自由に変形できるフレキシブルシーズヒータ(例えば商品名hotset)をヒータ部31として使用し、このヒータ部31をその溝に沿って設置する方法を採用することができる。また、伝熱性が高い素材(例えば鉄や銅等)によって型保持部12自体が形成されている場合には、型部材11を保持する溝とは別にヒータ部31を収容する空間を型保持部12に設けて、その空間にヒータ部31を配置してもよい。
なお、図5に示すように、第一型材10の型部材11の接触部11aが立体的形状を有する場合には、天板3上に第二型材15が設置される。この場合、第二型材15の接触部15aも立体的形状に形成される。つまり、第二型材15の接触部15aは、第一型材10の型部材11の接触部11aの形状に倣う形状に形成される。例えば、第一型材10の型部材11の接触部11aが凹んだ円筒状面や円錐状面となる場合には、第二型材15の接触部15aは、凸状の円筒状面や円錐状面に形成される。この場合、立体的形状の接合部を簡単に接合することができる。
2 ベース部
3 天板
10 第一型材
11 型部材
11a 接触部
12 型保持部
15 第二型材
15a 接触部
20 駆動手段
21 シリンダ機構
25 案内機構
30 加熱部
Claims (2)
- 材料および/または接着材料を溶融して材料同士を接着する装置であって、
接合する材料を挟んで接合する一対の型材と、
該一対の型材を互いに接近離間させる駆動手段と、
前記一対の型材を加熱する加熱部と、を備えており、
前記一対の型材は、
材料に接触する接触部が曲線状または曲面状に形成されている部分を有する第一型材を有しており、
該第一型材は、
材料に接触する面が同一平面上に位置するように形成されており、
該第一型材との間に材料を挟む第二型材の接触部における材料に接触する面が平面に形成されている
ことを特徴とする接合装置。 - 前記第二型材は、
材料に接触する接触部が前記第一型材の接触部に倣う形状に形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の接合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019072518A JP6587333B1 (ja) | 2019-04-05 | 2019-04-05 | 接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019072518A JP6587333B1 (ja) | 2019-04-05 | 2019-04-05 | 接合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6587333B1 true JP6587333B1 (ja) | 2019-10-09 |
JP2020168826A JP2020168826A (ja) | 2020-10-15 |
Family
ID=68159642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019072518A Active JP6587333B1 (ja) | 2019-04-05 | 2019-04-05 | 接合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6587333B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021107603A (ja) * | 2019-12-28 | 2021-07-29 | 株式会社久保製作所 | 自動縫製装置、縫合装置およびカバー部材配置装置 |
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2019
- 2019-04-05 JP JP2019072518A patent/JP6587333B1/ja active Active
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JP2021107603A (ja) * | 2019-12-28 | 2021-07-29 | 株式会社久保製作所 | 自動縫製装置、縫合装置およびカバー部材配置装置 |
JP7471627B2 (ja) | 2019-12-28 | 2024-04-22 | 株式会社久保製作所 | 自動縫製装置および縫合装置 |
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JP2020168826A (ja) | 2020-10-15 |
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