JP7236125B2 - 販売データ処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、販売データ処理装置及びプログラムに関する。
派遣先で勤怠を登録する勤怠管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-199101号公報
しかしながら、種々の面において勤怠の管理をより好適に実施する余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、より好適に勤怠の管理を実施することができる技術を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である販売データ処理装置は、店舗において用いられる販売データ処理装置であって、商品を登録する登録手段と、店員の生体情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段と、前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段と、前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段と、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段と、を備え、前記要求手段は、前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記訂正指示手段によって特定商品以外の商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、前記訂正実行手段は、前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された特定商品の登録を訂正する、ことを特徴とする。
上記構成によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である販売データ処理装置は、店舗において用いられる販売データ処理装置であって、商品を登録する登録手段と、店員の生体情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段と、前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段と、前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段と、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段と、前記登録手段による商品の登録を完了させる旨の指示を受け付ける登録完了指示手段と、を備え、前記要求手段は、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の後に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、前記訂正実行手段は、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する、ことを特徴とする。
上記構成によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、商品を登録する登録手段、店員の生体情報を入力する入力手段、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段、前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段、前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段、前記登録手段による商品の登録を完了させる旨の指示を受け付ける登録完了指示手段、として機能させ、前記要求手段は、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の後に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、前記訂正実行手段は、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する、ことを特徴とする。
上記構成によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、商品を登録する登録手段、店員の生体情報を入力する入力手段、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段、前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段、前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段、として機能させ、前記要求手段は、前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記訂正指示手段によって特定商品以外の商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、前記訂正実行手段は、前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された特定商品の登録を訂正する、ことを特徴とするプログラムである。
本発明の一実施形態に係るPOSシステムのネットワーク構成図である。 POS端末の構成例を示す図である。 POS端末の外観例を示す図である。 店員情報の一例を示す図である。 削除情報の一例を示す図である。 訂正操作情報の一例を示す図である。 POS端末で出勤の打刻を行う際の表示例である。 登録中の商品を取消す場合の表示例である。 POS端末が行う勤怠情報の生成する際の動作例を示すフローチャートである。 POS端末が行う第1勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末が行う第2勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末が行う商品の登録を取消す際の動作例を示すフローチャートである。 POS端末が行う取消認証処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末20が行う勤怠情報の生成する際の動作例を示すフローチャートである。 POS端末20が行う第勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係るPOSシステムのネットワーク構成図である。 POS端末の構成例を示す図である。 POS端末の外観例を示す図である。 店員情報の一例を示す図である。 削除情報の一例を示す図である。 訂正操作情報の一例を示す図である。 POS端末で出勤の打刻を行う際の表示例である。 登録中の商品を取消す場合の表示例である。 POS端末が行う勤怠情報の生成する際の動作例を示すフローチャートである。 POS端末が行う第1勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末が行う第2勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末が行う商品の登録を取消す際の動作例を示すフローチャートである。 POS端末が行う取消認証処理の一例を示すフローチャートである。 POS端末20が行う勤怠情報の生成する際の動作例を示すフローチャートである。 POS端末20が行う第2勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システム1のネットワーク構成図である。図1に示すPOSシステム1は、管理サーバ10と、複数のPOS端末20とを備える。管理サーバ10と、複数のPOS端末20とは、インターネットなどのネットワーク30を介して通信可能に接続されている。
POSシステム1は、例えば、チェーン店等の系列店の店舗(飲食店、コンビニエンスストア、スーパーマーケット等)に導入可能である。管理サーバ10は、複数のPOS端末20を管理する。複数のPOS端末20は、系列店の店舗においてそれぞれ配置される。例えば、POS端末20は、店舗ごとに1台のみ配置される場合もある。
図2は、POS端末20の構成例を示す図である。図3は、POS端末20の外観例を示す図である。図2及び図3において、同一部分には同一符号を付している。以下、図3を参照しつつ、図2に示したPOS端末20の構成例を説明する。
POS端末20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、客側表示部205と、生体情報検出部206と、カード決済部207と、現金収納部208と、店員側表示部209と、キー操作部210と、スキャナ部211と、印刷部212と、音声出力部213と、通信部214とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、POS端末20の動作を制御する。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出し書き込みメモリであり、種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、外部から取得した情報(例えば、管理サーバ10から取得した商品マスタ等)や、処理において生成した情報(例えば、商品を登録する登録処理において生成した登録情報(登録データ)、買上商品を精算(決済)する精算処理において生成した精算情報等)を記憶する。また、RAM203は、店員の生体情報などを含む店員情報40(図4参照)や、店員の勤怠に関する勤怠情報50(図5参照)や、登録した商品を取消す操作を行った際の訂正操作情報60(図6参照)を記憶する。
ハードディスク204は、種々の情報を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、RAM203に代えて、外部から取得した情報や、処理において生成した情報を記憶してもよい。
客側表示部205は、客用のディスプレイであり、客に種々の情報を表示する。図3に示すように、客側表示部205の表示面は、店員側表示部209の表示面と反対方向を向いている。
生体情報検出部206は、店員を認証するための生体情報を検出する。生体情報は、例えば、手の指の静脈の生体情報であるが、これに限らず、指紋、声紋、網膜、虹彩などの情報としてもよい。静脈の生体情報は、例えば、近赤外線を照射して撮像された指の撮像結果を解析することによって得られる指の静脈パターンである。また、生体情報検出部206は、例えば、POS端末20に外付けされ、有線または無線によってPOS端末20に接続される。ただし、生体情報検出部206は、これに限らず、POS端末20に組み込まれていてもよい。
カード決済部207は、各種カード(クレジットカード、交通系カード等のプリペイドカード等)による決済機構である。本実施形態のカード決済部207は、カード認識部(読取部)や表示部や操作部を備えるが、少なくとも、カード認識部を備えるものであればよい。なお、カード認識部は、直接的には決済(精算)に使用しない各種カード(例えば、会員カード、ポイントカード等)を認識してもよい。
現金収納部208は、現金を収納する収納部であり、引き出された状態と、収納された状態とをとる。現金収納部208は、例えば、ドロワであり、店員がキー操作部210の所定のキーを操作することにより、引き出された状態となる。また、現金収納部208は、店員が押し込む操作を行うことによって、収納された状態となる。
店員側表示部209は、店員用のタッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の入力を受け付ける。例えば、店員側表示部209は、客が購入する商品を登録するための、商品に対応するボタンや、出勤等の勤怠の打刻を行う際や商品の登録を行う際にログインするためのログイン用のボタンなどが表示される。
キー操作部210は、各種のキー(ボタン)から構成され、店員から種々の入力を受け付ける。例えば、キー操作部210は、数字を入力するためのボタンや、登録した商品を取消す(削除する)ための取消ボタンや、登録した商品の合計金額を算出するための小計ボタンなどを含む。
スキャナ部211は、例えば、商品や所定のシートに付されているバーコード(商品コード等)や店員の名札に付された従業員コード等を光学的に読み取る。スキャナ部211がバーコードを読み取ることにより、商品の登録が行われる。商品の登録は、スキャナ部211によるバーコードの読み取りによって行われる他にも、例えば、店員側表示部209に表示される、商品に対応するプリセットキーが操作されることによっても行われる。
印刷部212は、各種媒体(レシート、お会計券等)に、店舗名や購入した商品や購入日時等の購入情報を印字し、発行する。
音声出力部213は、音声を出力する。例えば、音声出力部213は、店員側表示部209や、キー操作部210が店員から入力を受け付けた際や、スキャナ部211がバーコードを読み取った際に、それぞれに応じた所定の音声(例えば、バーコードを読み取った際には「ピッ」という音声)を出力する。また、音声出力部213は、音声ガイダンスを出力してもよい。
通信部214は、管理サーバ10や、他のPOS端末20との間において情報を送受信する。
(店員情報の一例)
図4は、店員情報40の一例を示す図である。店員情報40は、店員のマスタ情報であり、各店員の「氏名」と、「従業員コード」と、「生体情報」と、「店舗ID」とを含む。店員情報40は、例えば、店員が店舗に採用されて、勤務を開始するまでに登録される。
「氏名」は、店員の氏名である。
「従業員コード」は、店員を識別する識別情報である。
「生体情報」は、各店員の生体情報(例えば、指の静脈の情報)であり、ログインする際や、出勤時刻や退勤時刻等の勤怠の打刻を行う際の生体認証(生体判定)に用いられる。「生体情報」は、登録する対象の指に近赤外線を照射して撮像された撮像結果を解析することによって得られる指の静脈パターンを示す。この静脈パターンは、生体情報検出部206によって検出される情報パターンと一致するか否かの生体認証に用いられる。
「店舗ID」は、店員が主に勤務する店舗の識別情報である。系列店などでは、店舗ごとに異なる店舗IDが付される。
なお、図示を省略するが、店員情報40は、店員の住所や連絡先などの情報なども含む。
POS端末20に記憶される店員情報40は、POS端末20から管理サーバ10に送信されて、管理サーバ10でも店員情報40が記憶される。このため、管理サーバ10は、系列店における各店舗の店員情報40を記憶する。
(勤怠情報の一例)
図5は、勤怠情報50の一例を示す図である。勤怠情報50は、認証に関する履歴情報であり、具体的には、当該履歴情報のうち、勤怠の打刻について認証に成功したものを抽出したものである。
勤怠情報50は、各店員の「従業員コード」と、「時刻」と、「状況」とを含む。「従業員コード」は、図4に示した「従業員コード」と同一であり、店員を識別する識別情報である。なお、図5では、便宜上、従業員コードの下にカッコ書きで、従業員コードに対応する店員の氏名を記載している。
「時刻」は、生体認証が行われた時刻(認証に成功した時刻)を示し、具体的には、勤怠の打刻が行われた時刻を示す。「状況」は、出勤または退勤を示す。ただし、「状況」は、出勤や退勤のほかにも、外出や、外出からの戻りなどを含む。
(訂正操作情報の一例)
図6は、訂正操作情報60の一例を示す図である。訂正操作情報60は、認証の履歴情報であり、具体的には、当該履歴情報のうち、登録中の商品の訂正時(例えば取消時)に、生体情報の入力要求を行った際の履歴情報である。なお、本実施形態では、商品の訂正として、主に、商品の取消(削除)について説明するが、商品の点数を増やす操作など、取消以外の他の操作であってもよい。訂正操作情報60は、各店員の「従業員コード」と、「時刻」と、「状況」と、「対象の商品」を含む。「従業員コード」は、図4および図5に示した「従業員コード」と同一であり、店員を識別する識別情報である。なお、図6では、便宜上、従業員コードの下にカッコ書きで、従業員コードに対応する店員の氏名を記載している。
「時刻」は、登録した商品を取消す操作が行われた際(例えば、キー操作部210の取消ボタンが押下された際)の時刻を示す。「状況」は、登録した商品を取消す操作が行われ、生体情報の入力要求を行った後の状況を示す。本実施形態では、登録した商品を取消す操作が行われた後に、店員に生体情報の入力(生体情報検出部206へ指の挿入)を要求し、生体認証における生体情報の一致判定において一致した場合(認証に成功した場合)に、登録した商品を取消すことが可能である。
「状況」は、「取消完了」と、「取消失敗」と、「取消中止」と、「タイムアウト」とがある。「取消完了」は、認証に成功して実際に取消が行われたことを示す。「取消失敗」は、生体認証における生体情報の一致判定において一致せず(認証に失敗し)、取消が行われなかったことを示す。
ここで、「取消失敗」について、詳述する。各店員は出勤時の操作において認証に成功していることから、商品の取消時の認証において、原則、認証に失敗することはなく、すなわち、「取消失敗」となることはほとんどない。「取消失敗」となるのは、例えば、生体情報検出部206の故障や、登録されていない操作者(部外者)によって操作された場合などである。なお、ログインした店員と、取消操作を行う店員とが同一人物(同一の認証情報)である場合に限って、登録中の商品の取消を認める構成とすることも可能である。このような構成とした場合において、例えば、接客の事情等により、商品の登録中にPOS端末20を操作する店員が入れ替わってしまうことにより、登録した店員(ログインした店員)と、取消を試みる店員とが異なってしまう場合がある。この場合も、「取消失敗」となる。
「取消中止」は、登録した商品を取消す操作が行われた後に、店員が自発的に当該取消をキャンセルすることを示す。「タイムアウト」は、生体認証を行うことが可能な受付期間が経過したことを示す。
ここで、飲食店において行われやすい店員の不正(例えば、現金の着服)について説明する。まず、前提となる構成について説明すると、POS端末20は、店員によって、客が購入する商品が登録されて、商品の登録を完了させる旨の指示(例えば「小計ボタン」の操作)を受け付けることにより、商品の登録が完了してレシートを印字出力することが可能となる。これにより、登録が完了した商品の情報が売上データとして記憶される。一方で、商品の登録を完了させる旨の指示を受け付けない場合、すなわち、「小計ボタン」の操作を受け付けない場合は、登録中の商品の情報が売上データに記憶されない。
一般に、飲食店では、在庫管理のできる商品や、調理場に注文を要する食べ物等については、販売数量や注文数量から別途売上を管理することができるため、店員による不正が行われにくい。一方で、数量ごとに在庫管理を行い難い飲み物などの場合、店員が商品(飲み物)の登録を完了させずに、客に飲み物を提供することが可能である。具体的は、飲み物の注文があった場合に、店員が商品を一旦は登録したものの、商品の登録を完了させる前(「小計ボタン」を操作する前)に、例えば、客からレシートが不要である旨の申し出があったとする。この場合、店員は、登録中の商品を取消すことにより、商品の登録を完了させずに(売上データに記憶させずに)、客に飲み物を提供し、客から受け取った代金を着服するといった不正行為が行われることがある。このような不正を行う店員の特定に役立てるために、本実施形態では、訂正操作情報60を記憶することにしている。
ここで、まず、店員による不正の可能性がないものとみなせる場合の一例について説明する。例えば、「対象の商品」が食べ物の場合には、上述したように、販売数量や注文数量から別途売上を管理できることから、不正が行われ難いため、登録中の商品が取消されたとしても、当該取消は店員の操作ミスや、客からの注文の訂正と考えられる(店員による不正の可能性はないものとみなせる)。
また、「状況」が「取消失敗」(認証失敗)の場合は、上述したように、装置の故障などの可能性があることから、登録中の商品が取消されたとしても、店員による不正の可能性はないものとみなせる。
次に、店員による不正の可能性があるとみなせる場合の一例について説明する。例えば、「対象の商品」が飲み物である場合において、「状況」が「取消完了」や「取消中止」や「タイムアウト」である場合に上述した不正が行われた可能性がある。例えば、「対象の商品」が飲み物であり、「状況」が「取消完了」の場合は、上述したように、商品の登録を完了させずに(売上データに記憶させずに)、客から受け取った代金を着服するといった不正行為が行われた可能性がある。
また、「対象の商品」が飲み物であり、「状況」が「取消中止」や「タイムアウト」である場合は、不正行為自体は行われていないものの、不正の目的(未遂)があった可能性がある。不正の目的があった場合とは、例えば、取消を行うに際して生体認証を要することから、生体認証によって不正が露見する可能性があると店員が判断して、意図的に取消を中止させ、またはタイムアウトさせた場合である。一方で、「状況」が「取消中止」や「タイムアウト」である場合において、不正の目的がなかった可能性もある。不正の目的がなかった場合とは、例えば、店員の操作ミスの場合や、客が取消の申し出をしたものの、当該申し出を翻したことにより、商品の取消を行わなかった場合などである。このように、本実施形態では、訂正操作情報60を蓄積することにより、店長やオーナー等の使用者は、取消操作が行われる際の状況や傾向を分析することで、特定の店員を監視したりすることに役立てることができる。
例えば、図6において、従業員コードが「1234(○○太郎)」については、「対象の商品」が飲み物であり、「状況」が「取消完了」であり、「時刻」が客や他の従業員が少ない夜間の時間帯である訂正操作情報60が多いことから、代金の着服が行われた可能性があると推定できる。
なお、POS端末20に記憶される訂正操作情報60は、POS端末20から管理サーバ10に送信され、管理サーバ10でも訂正操作情報60が記憶される。このため、管理サーバ10は、複数の店舗の訂正操作情報60を記憶する。また、本実施の形態では、ログイン時に生体認証を要する。このため、POS端末20が管理する認証に関する履歴情報は、図5に示した勤怠情報50や、訂正操作情報60の他にも、ログインした時刻やログアウトした時刻を記録した示すログイン履歴も含まれる。このログイン履歴も、管理サーバ10に送信されて、管理サーバ10に記憶される。
(POS端末20で出勤の打刻を行う際の表示例)
図7は、POS端末20で出勤の打刻を行う際の表示例である。まず、図7の(1)に示す表示画面に移行する前段階で、店員側表示部209には初期画面が表示される。この初期画面において店員が所定のボタン(例えば、図8の担当者ボタン82)を選択すると、(1)に示す表示画面に移行する。(1)の表示画面において、勤怠ボタン61が操作されると、(2)に示す表示画面に移行する。
(2)の表示画面には、勤怠の指定を受け付ける複数のボタン62や、現在の時刻が表示されている。複数のボタン62のうち、出勤ボタン63が操作されると、(3)に示す表示画面に移行する。
(3)の表示画面は、従業員コードの入力を受け付ける画面を示す。(3)の表示画面において、従業員コードが入力され、確定ボタン64が操作されると、入力された従業員コードと一致する従業員コードを含む店員情報40(図4参照)が記憶されているか否かの一致判定が行われる。一致判定において、一致する判定結果が得られた場合には、(4)に示す表示画面に移行する。
一方で、一致判定において、一致する判定結果が得られない場合(例えば、他店から派遣されたサポートの店員の場合)には、POS端末20は、管理サーバ10に問い合わせを行う。この問い合わせがあると、管理サーバ10は、問い合わせのあった店舗とは異なる他店の店員情報40を検索し、入力された従業員コードと一致する従業員コードを含む店員情報40を記憶しているか否かの一致判定を行う。管理サーバ10は、一致判定において一致する判定結果が得られた場合に、当該店員情報40をPOS端末20に送信する。POS端末20は、管理サーバ10から店員情報40を受信した場合には、受信した店員情報40を記憶し、(4)の表示画面に移行させる。
なお、管理サーバ10から受信した店員情報40は、サポートの店員の店員情報40であることから、一時的に記憶されることとしてもよい。また、POS端末20は、店員情報40を受信せずに、一致判定における判定結果のみを受信してもよい。
一方で、一致判定において一致する判定結果が得られない場合に、管理サーバ10は、その旨を示す情報をPOS端末20に送信する。POS端末20は、管理サーバ10から、一致する判定結果が得られない旨を示す情報を受信すると、従業員コードに誤りがある旨を示すエラー画面を表示する。この場合、出勤の打刻が行われないことになる。
(4)の表示画面は、店員に生体情報の入力を要求する画面を示す。店員が、予め登録された指を生体情報検出部206(図2参照)に挿入すると、生体情報検出部206が有するカメラによって指の静脈が撮像され、画像解析により、生体情報(静脈パターン)が検出される。生体情報が検出されると、生体認証が行われる。具体的には、POS端末20は、検出された生体情報と一致する生体情報を含む店員情報40(図4参照)が記憶されているか否かの生体認証(生体判定)を行う。生体認証において、一致する判定結果が得られた場合(認証に成功した場合)には、(5)に示す表示画面に移行する。
一方で、生体認証において一致する判定結果が得られない場合には、認証に失敗した旨を示すエラー画面を表示する。この場合、出勤の打刻が行われないことになる。なお、(3)に示した従業員コードの一致判定において一致する判定結果が得られていることから、生体認証においても、原則、一致する判定結果が得られることとなる。また、他店から派遣されたサポートの店員の場合には、(3)に示した従業員コードの一致判定において、管理サーバ10から店員情報40を受信していることから、生体認証においても、原則、一致する判定結果が得られる。なお、POS端末20は、管理サーバ10から店員情報40を受信しないようにすることも可能であり、この場合、管理サーバ10に生体認証の問い合わせを行い(生体情報を送信し)、管理サーバ10において行われた生体認証の判定結果のみを受信してもよい。
(5)に示す表示画面には、勤怠情報(出勤情報)が生成されて、出勤の打刻が完了した旨が表示されている。これにより、出勤の打刻が完了する。なお、退勤の場合でも、同様の手順で勤怠情報(退勤情報)が生成され、打刻が行われる。
次に、ログインについて説明する。(1)の表示画面において、従業員コードが入力されて、確定ボタン67が選択されると、従業員コードの一致判定が行われる。そして、一致する判定結果が得られた場合には、店員に生体情報の入力を要求する画面が表示される。さらに、生体認証に成功すると、ログインすることができる。ログインすると、店員は、商品の登録や精算を行うことができる。また、商品の登録や精算を終えると、店員がログアウトボタン(図8のログアウトボタン81)を押下することにより、ログアウトした状態となる。なお、ログアウト後に、何の操作もなく、一定期間が経過した場合や、他の店員がログインした場合に、ログアウトすることとしてもよい。
また、POS端末20は、一の店員のみがログインすることができる。誰もログインしていない状態で、出勤の打刻が行われると(出勤情報が生成されると)、出勤の打刻が行われた店員のログインが許可される。一方で、他の店員がログインした状態で、出勤の打刻が行われたとしても、出勤の打刻が行われた店員のログインが許可されない。また、退勤の打刻が行われた場合(退勤情報が生成されると)、当該店員がPOS端末20を操作する可能性は低いため(退勤するため)、他の店員がログイン中であるか否かにかかわらず、当該店員のログインが許可されないこととしてもよい。
次に、開店時における開店処理について説明する。開店時(例えば起動直後)における(1)の表示画面において、従業員コードが入力されて、確定ボタン67が選択されると、通常のログイン操作と同様に、従業員コードの一致判定が行われ、その後に生体認証が行われる。そして、生体認証に成功すると、ログインが許可されるとともに、開店処理が行われる。開店処理では、営業日(本日)の指定画面や、開店前に準備する釣銭の確認画面が表示される。さらに、管理サーバ10からメッセージ(本部からのメッセージ)を受信し、受信したメッセージを表示する。そして、一連の開店処理が終了すると自動的にログアウトし(ログアウトボタンを押下せずにログアウトし)、(1)の表示画面に戻る。なお、自動的にログアウトすることに限らず、店員がログアウトボタンを選択した場合や、一定期間が経過した場合や、他の店員がログインした場合に、ログアウトすることとしてもよい。
(登録中の商品を訂正する場合(例えば取消す場合)の表示例)
図8は、登録中の商品を取消す場合の表示例である。図8の(11)に示す表示画面は、客が購入する商品の登録を行う際の画面を示しており、具体的には、会計時における登録画面を示している。(11)の表示画面には、商品に対応する複数の登録ボタン71や、店員が選択した登録ボタン71に対応する登録商品72が表示されている。なお、(11)の表示画面が表示された状態において、キー操作部210の小計ボタン73が操作されると、登録商品72の登録が完了し(売上データとして記憶され)、レシートが発行可能となる。
ここで、(11)の表示画面が表示された状態において、キー操作部210の取消ボタン74が操作されたとする。この場合、直ぐに登録商品72が取消し(削除)は行われずに、(12)に示す表示画面に移行する。(12)の表示画面は、店員に生体情報の入力を要求する画面を示す。そして、店員が、予め登録されている指を生体情報検出部206(図2参照)に挿入すると、生体情報が検出されて、生体認証が行われる。認証に成功した場合には、(13)に示す表示画面に移行する。
一方で、認証に失敗した場合、認証に失敗した旨を示すエラー画面を表示する。この場合、登録商品72が取消されないことになる。また、認証が行われる一定時間の経過や、取消を中止する操作が行われた場合も、エラー画面が表示され、登録商品72は取消されないことになる。(13)の表示画面は、登録商品72の登録を取消すか否かの確認画面を示す。(13)の表示画面において、「はい」を示す肯定ボタン75が操作されると、登録商品72が取消されることになる。一方で、「いいえ」を示す否定ボタン76が操作されると、登録商品72が取消されないことになる。
(POS端末20が行う勤怠情報を生成する際の動作例)
図9は、POS端末20が行う勤怠情報の生成する際の動作例を示すフローチャートである。
ステップS10:POS端末20は、勤怠情報を生成するための所定のボタン(例えば、図8の担当者ボタン82)が押下されたか否かを判断する。担当者ボタンが押下された場合、ステップS18に進む。POS端末20は、担当者ボタンが押下されない場合、ステップS11に進む。
ステップS11:POS端末20は、店員側表示部209へのタッチ、キー操作部210の操作、スキャナ部211のスキャン等があるか否かを判断する。スキャン等がない場合、ステップS10に戻る。POS端末20は、スキャン等がある場合、ステップS12に進む。
ステップS12:POS端末20は、商品を登録するとともに、店員側表示部209に表示し、ステップS13に進む。
ステップS13:POS端末20は、キー操作部210の小計ボタンが押下されたか否かを判断する。小計ボタンが押下されない場合、ステップS10に戻る。POS端末20は、小計ボタンが押下された場合、ステップS14に進む。
ステップS14:POS端末20は、小計画面を表示し、ステップS15に進む。
ステップS15:POS端末20は、預かり金の入力や、現計ボタンの押下といった精算操作を受け付けたか否かを判断する。POS端末20は、精算操作を受け付けるまで待機し、精算操作を受け付けると、ステップS16に進む。
ステップS16:POS端末20は、レシートの発行などの精算処理を行い、ステップS17に進む。なお、精算処理では、精算処理における預かり金や現計に応じた釣銭を放出してもよい。
ステップS17:POS端末20は、取引履歴情報(売上データ)を記憶し、一連の処理を終了する。
ステップS18:POS端末20は、他の店員がログイン中であるか否かを判断する。POS端末20は、他の店員がログイン中である場合、ステップS19の第1勤怠認証処理(図9参照)に進む。POS端末20は、他の店員がログイン中ではない場合、ステップS20の第2勤怠認証処理(図10参照)に進む。
(POS端末20が行う第1勤怠認証処理の一例)
図10は、POS端末20が行う第1勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS30:POS端末20は、例えば、図7の(4)に示した表示画面を表示し、生体情報の入力要求を行い、ステップS31に進む。なお、本フローチャートでは、記載を省略しているが、ステップS30における生体情報の入力要求を行う前に、図7の(2)の表示画面に対応する、勤怠の指定を受け付ける画面を表示する処理や、図7の(3)の表示画面に対応する、店員から従業員コードを受け付ける画面を表示して、受け付けた従業員コードと一致する従業員コードの店員情報40が記憶されているか否かの一致判定を行う処理を行う。
なお、他の店員がログイン中であることから、出勤の打刻に係る表示(例えば、図7の(2)~(5)の表示)を小画面で表示してもよい。また、他の店員による商品の登録中など、POS端末20が他の店員に使用されている場合に、出勤の打刻に係る表示を小画面で表示してもよい。一方で、単にログインしただけの状態など、POS端末20が使用されていない場合には、出勤の打刻に係る表示を通常の画面で表示してもよい(小画面で表示しないでもよい)。
ステップS31:POS端末20は、生体情報検出部206によって生体情報が検出されることにより、生体情報検出部206から生体情報を入力したか否かを判断する。POS端末20は、生体情報を入力した場合、ステップS34に進む。POS端末20は、生体情報を入力しない場合、ステップS32に進む。
ステップS32:POS端末20は、生体認証を行うことが可能な受付期間が経過したことによるタイムアウトであるか否かを判断する。POS端末20は、タイムアウトではない場合、ステップS31に戻る。POS端末20は、タイムアウトである場合、ステップS33に進む。
ステップS33:POS端末20は、エラー画面を表示し、ステップS36に進む。なお、エラー画面は、エラーの種別(タイムアウト、生体情報の不一致)に応じて異なる画面であってもよい。
ステップS34:POS端末20は、入力した生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致するか否かの生体認証を行う。生体認証において一致しない場合、ステップS33に進む。生体認証において一致する場合、ステップS35に進む。
ステップS35:POS端末20は、打刻完了画面(例えば、図7の(5)の表示画面)を表示し、ステップS36に進む。なお、打刻完了画面では、出勤や退勤といった勤怠を示す情報が表示される。勤怠を示す情報は、表示による出力に限らず、タイムカード等に印字出力されてもよい。
ステップS36:POS端末20は、勤怠情報(図5の勤怠情報50)を記憶し、図9のステップS10に戻る。勤怠情報は、POS端末20から管理サーバ10へ送信され、管理サーバ10でも管理される。
(POS端末20が行う第2勤怠認証処理の一例)
図11は、POS端末20が行う第2勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。図11の説明では、図10と同様の処理については同様のステップ番号を付し、説明を省略する。なお、図11に示すフローチャートは、ステップS37の処理を行う点で、図10のフローチャートとは異なる。
ステップS37:POS端末20は、ステップS35の次に、出勤の打刻を行った店員がログインした状態とし、ステップS36に進む。すなわち、他の店員がログイン中ではない場合、出勤の打刻を行った店員がログインすることとなる。一方で、図9の第1勤怠認証処理に示したように、他の店員がログイン中である場合には、ログインしないこととなる。なお、ステップS37の処理の前に、勤務を示す勤怠情報(出勤や外出からの戻りを示す勤怠情報)であるか否かを判断し、勤務を示す勤怠情報である場合に、ログインすることとしてもよい。また、勤務を示す勤怠情報ではなく、退勤を示す勤怠情報の場合には、すなわち、退勤や外出を示す勤怠情報である場合には、当該店員がPOS端末20を扱う可能性が低いため、ログインしないこととしてもよい。
(POS端末20が行う商品の登録を取消す際の動作例)
図12は、POS端末20が行う商品の登録を取消す際の動作例を示すフローチャートである。
ステップS40:POS端末20は、スキャナ部211のスキャン等があるか否かを判断する。POS端末20は、スキャン等がない場合、待機し、スキャン等があると、ステップS41に進む。
ステップS41:POS端末20は、商品を登録するとともに、店員側表示部209に表示し、ステップS42に進む。
ステップS42:POS端末20は、キー操作部210の取消ボタンが押下されたか否かを判断する。取消ボタンが押下された場合、ステップS52の取消認証処理(図13参照)に進む。POS端末20は、取消ボタンが押下されない場合、ステップS43に進む。
ステップS43:POS端末20は、後述するステップS52の取消認証処理において取消された商品がある場合、取消の対象が全商品であるか否かを判断する。POS端末20は、取消された商品が全商品である場合、ステップS40に戻る。POS端末20は、取消された商品が全商品ではない場合、ステップS44に進む。
ステップS44:POS端末20は、キー操作部210の小計ボタンが押下されたか否かを判断する。小計ボタンが押下されない場合、ステップS45に進む。POS端末20は、小計ボタンが押下された場合、ステップS47に進む。
ステップS45:POS端末20は、スキャナ部211のスキャン等があるか否かを判断する。スキャン等がない場合、ステップS42に戻る。POS端末20は、スキャン等がある場合、ステップS46に進む。
ステップS46:POS端末20は、商品を登録するとともに、店員側表示部209に表示し、ステップS42に戻る。
ステップS47:POS端末20は、小計画面を表示し、ステップS48に進む。
ステップS48:POS端末20は、キー操作部210の取消ボタンが押下されたか否かを判断する。取消ボタンが押下された場合、ステップS53の取消認証処理(図13参照)に進む。なお、詳細については後述するが、ステップS53の取消認証処理を行わないこととしてもよい。POS端末20は、取消ボタンが押下されない場合、ステップS49に進む。
ステップS49:POS端末20は、預かり金の入力や、現計ボタンの押下といった精算操作を受け付けたか否かを判断する。POS端末20は、精算操作を受け付けない場合、ステップS48に戻る。POS端末20は、精算操作を受け付けると、ステップS50に進む。
ステップS50:POS端末20は、レシートの発行などの精算処理を行い、ステップS51に進む。
ステップS51:POS端末20は、取引履歴情報を記憶し、一連の処理を終了する。
(POS端末20が行う取消認証処理の一例)
図13は、POS端末20が行う取消認証処理の一例を示すフローチャートである。なお、図12に示したステップS52の取消認証処理と、ステップS53の取消認証処理とは同様の処理内容であるため、ステップS52の処理について説明する。
ステップS60:POS端末20は、例えば、図8の(12)に示した表示画面を表示し、生体情報の入力要求を行い、ステップS61に進む。
ステップS61:POS端末20は、生体情報を入力したか否かを判断する。POS端末20は、生体情報を入力した場合、ステップS62に進む。POS端末20は、生体情報を入力しない場合、ステップS64に進む。
ステップS62:POS端末20は、入力した生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致するか否かの生体認証を行う。生体認証において一致しない場合、ステップS66に進む。生体認証において一致する場合、ステップS63に進む。
ステップS63:POS端末20は、店員側表示部209に表示されている登録中の商品のうち、いずれかの選択を受け付けて、受け付けた商品の登録を取消し、ステップS67に進む。なお、商品の取消の前に、POS端末20は、確認画面(例えば、図8の(3)の表示画面)を表示し、商品の登録を取消す旨の選択を受け付けた場合に、取消を行う。
ステップS64:POS端末20は、商品の取消を中止するか否かを判断する。商品の取消を中止するか否かの判断は、具体的には、取消ボタンが押下されたか否かの判断である。商品の取消を中止する場合、ステップS66に進む。商品の取消を中止しない場合、ステップS65に進む。
ステップS65:POS端末20は、生体認証を行うことが可能な受付期間が経過したことによるタイムアウトであるか否かを判断する。タイムアウトではない場合、ステップS61に戻る。POS端末20は、タイムアウトである場合、ステップS66に進む。
ステップS66:POS端末20は、エラー画面を表示し、ステップS67に進む。なお、エラー画面は、エラーの種別(取消中止、タイムアウト、生体情報の不一致)に応じて異なる画面であってもよい。
ステップS67:POS端末20は、訂正操作情報(図6の訂正操作情報60)を記憶し、図12のステップS43に進む。なお、図12に示したステップS53の取消認証処理の場合、ステップS67の処理の後、図12のステップS40に戻る。また、訂正操作情報は、POS端末20から管理サーバ10に送信され、管理サーバ10でも管理される。
記憶する訂正操作情報は、商品の登録を削除する旨の指示があった旨の情報(例えば、取消ボタンが押下された時刻の情報や、削除対象の商品の情報)を含む。また、訂正操作情報は、商品の登録を削除する旨の指示があった旨の情報に代えて、または、商品の登録を削除する旨の指示があった旨の情報とともに、生体情報の入力要求があった旨の情報(例えば、店員に生体情報の入力を要求する画面を表示した時刻の情報や、削除対象の商品の情報)を含んでもよい。訂正操作情報は、図6に示したように、商品の登録を削除する旨の指示があった旨の情報に対応する、その後の経過を示す情報(「状況」)を含む。
これにより、店員が削除操作を行ったものの、実際には削除しなかった場合(例えば、商品の取消を中止した場合や生体情報が一致しなかった場合)の情報も記憶することができる。このため、店舗の使用者は、例えば、飲み物等の特定商品の登録中に取消しが多く行われる店員の傾向や状況を分析することができ、不正を行っている可能性のある店員を特定することができる。また、店舗の使用者が当該店員を監視したり、取消した理由を聴視したりすることができるため、店員の不正を抑えることができる。
また、小計ボタンが操作されずに、登録した商品の取消があった場合には、記憶する訂正操作情報に、現金収納部208が開放されたか否かの情報を含ませてもよい。これは、客や他の店員から着服を怪しまれないようにするために、店員が、客から受け取った現金を一旦、現金収納部208に納める(または納めるように見せかける)ことが想定されるためである。また、現金を差し出した客へのお釣りがある場合には、現金収納部208からお釣りを取り出して客へ渡すことが想定されるためである。なお、現金収納部208から取り出したお釣りに相当する額は、不正を行った店員により事後的に補填されるものと想定される。
このように、小計ボタンが操作されずに、登録した商品の取消があった場合に、取消操作を行ってから所定期間内に現金収納部208が開放される可能性があることから、現金収納部208が開放されたか否かの情報を訂正操作情報に含ませてもよい。ここで言う所定期間は、例えば、数十秒としてもよいし、当該店員がログアウトするまでの期間としてもよいし、次の商品登録が行われるまでの期間としてもよい。なお、現金収納部208が開放されたか否かの情報を得るには、例えば、現金収納部208の開放状態を検出するセンサを設け、当該センサの検出結果を用いてもよいし、現金収納部208を開放させるための操作(例えば、キー操作部210の両替キーの押下)を受け付けた旨の結果を用いてもよい。
また、図13に示した取消認証処理(S52)の前に、取消の対象となる商品を受け付け、受け付けた取消対象の商品が特定商品(例えば、飲み物)であるか否かの判断を行うこととしてもよい。この判断において、取消対象の商品が特定商品である場合に、取消認証処理を行い、一方で、取消対象の商品が特定商品ではない場合に、取消認証処理を行わないこととしてもよい。
言い換えれば、特定商品の登録を取消す旨の指示を受け付けた場合には、生体情報の入力を要求する一方、特定商品以外の商品の登録を削除する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求しないこととしてもよい。そして、この場合において、特定商品の登録を取消す旨の指示を受け付け、かつ、入力された生体情報を用いた認証に成功した場合に、特定商品の登録を取消すこととしてもよい。
また、図12に示したS53の取消認証処理を行わないこととしてもよい。これは、商品の登録を完了させる旨の指示(例えば「小計ボタン」の操作)を受け付けることにより、登録した商品の情報が売上データに記憶されることから、店員が、小計ボタンの操作後に取消を行って、客からの受け取った代金を着服するという不正が行われにくいためである。
言い換えれば、商品の登録を完了させる旨の指示を受け付ける前(小計ボタンの押下前:図12のステップS44の前)に、商品の登録を取消す旨の指示を受け付けた場合(取消ボタンが押下された場合:図12のステップS42)には生体情報の入力を要求(図13のステップS60)する一方、小計ボタンの押下後に取消ボタンが押下された場合(図12のステップS48)には生体情報の入力を要求しないこととしてもよい。そして、この場合において、小計ボタンの操作前に取消ボタンが押下され、かつ、入力された生体情報(ステップS61)を用いた認証に成功した場合に(ステップS62)、商品の登録を取消すこととする(ステップS63)。
なお、図12および図13に示したフローチャートでは、商品の登録を取消す場合に、生体認証を行うこととしたが、商品の登録を取消す場合に限らず、商品の取消以外の他の訂正操作を行う場合に生体認証を行ってもよい。例えば、商品の数を増やす訂正を行う場合や、入力した金額を訂正する場合などの他の訂正操作を行う場合に生体認証を行ってもよい。これにより、例えば、訂正を行った履歴を蓄積することによって、訂正操作の多い店員(入力ミスが多い店員)を特定したり、訂正の多い操作の種類を特定したりすることができる。したがって、訂正の多い店員を特定することができるため、当該店員に対して操作を指導したり、監視したりすることができる。また、訂正の多い操作を特定することができるため、業務の改善に役立てることができる。
(実施形態の変形例)
次に、実施形態の変形例について説明する。上述した実施形態では、POS端末20は、一の店員のみがログインすることが可能であるものとして説明した。以下の変形例では、複数の店員がログインすることが可能な場合について説明する。
変形例において、POS端末20は、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)やNFC(Near Field Communication)などの近距離無線通信用のリーダを備えている。POS端末20は、当該リーダを用いて、店員が有するタグ(RFIDタグやNFCタグ)を検出することにより、当該タグに記憶された従業員コードを用いて従業員を特定する。
そして、POS端末20は、当該リーダを用いて検出した全ての店員名や識別番号を店員側表示部209の画面上に選択可能に表示し、その中から、実際に操作を開始する店員によって自分の名前や識別番号が選択されることにより、登録操作を開始させることも可能である。また、POS端末20は、当該リーダによって検出される電波強度に基づいて、近くにいる店員を特定し、当該店員による操作を許可することも可能である。これにより、POS端末20は、複数の店員を同時にログインさせることが可能である。
また、POS端末20は、電波強度が所定値以上であること、および、店員から自分の名前等を受け付けることの、両方が満たされた場合に、当該店員をログインさせてもよいし、少なくともいずれか一方が満たされた場合に、当該店員をログインさせてもよい。例えば、POS端末20は、電波強度が所定値以上の場合に自動的にログインさせてもよい。また、POS端末20は、電波強度が所定値未満になった場合に、自動的にログアウトさせてもよい。また、電波強度が最も大きい店員(最も近くにいる店員)を自動的にログインさせてもよい。
(POS端末20が行う勤怠情報を生成する際の動作の変形例)
図14は、POS端末20が行う勤怠情報の生成する際の動作例を示すフローチャートである。
(勤怠認証処理の変形例)
次に、勤怠認証処理の変形例について説明する。図14は、勤怠認証処理の変形例を示すフローチャートである。図14の説明では、図9と同様の処理については同様のステップ番号を付し、説明を省略する。なお、図14に示すフローチャートは、ステップS70の処理を行う点で、図9のフローチャートとは異なる。
ステップS70:POS端末20は、ステップS10において、担当者ボタンが押下された場合、第3勤怠認証処理を行い、ステップS10に戻る。すなわち、図14に示すフローチャートでは、他の店員がログイン中であるか否かにかかわらず、第3勤怠認証処理を行う。
(POS端末20が行う第3勤怠認証処理の一例)
図15は、POS端末20が行う第勤怠認証処理の一例を示すフローチャートである。図15の説明では、図10および図11と同様の処理については同様のステップ番号を付し、説明を省略する。
ステップS81:POS端末20は、ステップS35の次に、ログインするか否かを判断する。具体的には、POS端末20は、出勤の打刻が完了した店員の名前や識別番号を表示し、ログインするか否かの選択を受け付ける。また、POS端末20は、店員が有するRFIDタグ等の検出結果を用いて、検出した電波強度に基づいて、店員が近くにいるか否かを判断する。
POS端末20は、ログインする場合、すなわち、店員からログインする旨を受け付けた場合や、RFIDタグなどの電波強度が所定値以上の場合、ステップS37に進む。一方で、POS端末20は、ログインしない場合、すなわち、店員からログインしない旨を受け付けた場合や、RFIDタグなどの電波強度が所定値未満の場合、ステップS82に進む。
ステップS82:POS端末20は、ログインを受け付けることが可能な所定時間が経過したか否かを判断する。POS端末20は、所定時間が経過しない場合、ステップS81に戻る。POS端末20は、所定時間が経過した場合、ステップS36に進む。
上述した変形例によれば、他の店員がログイン中であっても当該店員をログアウトせずに、他の店員もログインすることができるため、作業効率の向上を図ることができる。具体的には、他の店員が使用しているときにも(ログイン中であるときにも)、出勤の打刻を行うことができるとともに、出勤の打刻を行った店員もログインすることができる。したがって、出勤の打刻を行うとともに操作が許可されるため(出勤時の作業がログイン時の作業を兼ねるため)、作業を効率化しつつ、勤怠の管理を実施することができる。すなわち、打刻後に直ぐに商品の登録を行うような場合に再び生体認証を行わなくても済むため、再び生体認証を行う場合に比べて、手間も少なく、また、客を待たせる時間も少なくなる。
以下に付記を開示する。
(付記1)
店舗において用いられる販売データ処理装置であって、商品を登録する登録手段と、店員の生体情報を入力する入力手段と、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段と、を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
付記1によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。つまり、商品を登録する販売データ処理装置において出勤情報を生成するため(販売データ処理装置が勤怠入力装置を兼ねるため)、コスト面において有利に、勤怠の管理を実施することができる。また、生体情報が一致した場合に出勤情報を生成するため、信頼性が高い、勤怠の管理を実施することができる。すなわち、本人以外の者による不正(なりすまし)を防止することができる。また、生体情報を用いるため、タイムカードや社員証、更には、携帯端末(個人が所有するものや組織から貸与されるもの)等を用いるのと比べて負担が少なく運用面において有利である。また、勤務地が一定でない場合(例えば、普段とは異なる他の支店や店舗に出勤する場合)であっても、アクセス可能な外部の装置に生体情報を記憶し、外部の装置に生体情報を問い合わせることにより、普段通りの運用を行うことができる。
(付記2)
当該販売データ処理装置への店員の操作を許可する操作許可手段を備え、前記登録手段は、前記操作許可手段によって操作を許可された操作中の店員の登録操作として商品を登録し、前記操作許可手段は、前記生成手段によって一の店員の出勤情報が生成されたことに基づいて当該店員の当該販売データ処理装置への操作を許可することを特徴とする付記1に記載の販売データ処理装置。
付記2によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。つまり、出勤情報が生成されたことに基づいて操作が許可されるため(例えば、出勤時の作業がログイン時の作業を兼ねるため)、作業を効率化しつつ、勤怠の管理を実施することができる。すなわち、打刻後に直ぐに商品の登録を行うような場合に再び生体認証を行わなくても済むため、再び生体認証を行う場合に比べて、手間も少なく、また、客を待たせる時間も少なくなる。
(付記3)
前記操作許可手段は、前記生成手段によって一の店員の出勤情報が生成された場合に、他の店員が操作中でないときは当該店員の操作を許可し、他の店員が操作中であるときは当該店員の操作を許可しないことを特徴とする付記2に記載の販売データ処理装置。
付記3によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。つまり、他の店員が使用しているときにも(例えばログイン中であるときにも)出勤情報を生成できるため、便利である。また、他の店員が使用しているときには出勤情報を生成してもログインしないため、他の店員の業務に影響を与えない。従って、例えば、ある店員の出勤に際し、他の店員は商品登録を中断等する必要はなく商品登録を継続できるため、ある店員の出勤に際し、客を待たせることもない。
(付記4)
前記生成手段は、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の退勤情報を生成するとともに、当該販売データ処理装置に一の店員が操作中であるときにも他の店員の退勤情報を生成し、前記操作許可手段は、前記生成手段によって一の店員の退勤情報が生成された場合に、他の店員が操作中であるか否かにかかわらず、当該店員の操作を許可しないことを特徴とする付記2又は付記3に記載の販売データ処理装置。
付記4によれば、より好適に勤怠の管理を実施することができる。つまり、退勤情報を生成した場合には(退勤時には)、他の店員が使用していなくてもログインしないため、余計な操作(ログアウト等の操作)が不要となる。
(付記5)
前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段と、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段と、前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する訂正実行手段と、を備え、前記訂正実行手段は、前記訂正指示手段によって商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた後に、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正することを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の販売データ処理装置。
付記5によれば、登録した商品の訂正を好適に管理することができる。つまり、生体情報が一致した場合に、登録した商品を訂正するため、後に、訂正操作を行った店員を正確に特定しつつ、当該訂正操作の当否(正当か否か)を管理することができる。
(付記6)
前記要求手段は、前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記訂正指示手段によって前記特定商品以外の商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、前記訂正実行手段は、前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正することを特徴とする付記5に記載の販売データ処理装置。
付記6によれば、登録した商品の訂正を好適に管理することができる。つまり、特定商品(例えば、液体商品等)の登録の訂正に管理対象を限定するため、負担を減らしつつ、効率的に、登録した商品の訂正を管理することができる。例えば、数量の管理が難しく不正を行いやすいコーヒー等の液体の商品を対象に訂正行為に絞って監視するため、監視対象が多くなりすぎることによる利便性の低下(毎回、生体情報を入力することによる利便性の低下)を抑えることができる。
(付記7)
前記登録手段による商品の登録を完了させる旨の指示を受け付ける登録完了指示手段を備え、前記要求手段は、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の後に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、前記訂正実行手段は、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正することを特徴とする付記5又は付記6に記載の販売データ処理装置。
付記7によれば、登録した商品の訂正を好適に管理することができる。つまり、商品の登録を完了させる旨の指示(小計キーの操作)前に管理対象を限定するため、負担を減らしつつ、効率的に、登録した商品の訂正を管理することができる。すなわち、不正を行いやすい小計キーの操作前に訂正を的確に監視しつつ、小計キーの操作後の商品の訂正行為(訂正等)は監視しないため(但し、取引情報としては記憶してもよい)、監視対象が多くなりすぎることによる利便性の低下を抑えることができる。
(付記8)
前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示があった旨の情報、又は、前記要求手段による前記要求があった旨の情報のうち少なくとも一方の情報を記憶する記憶手段を備えることを特徴とする付記5乃至付記7のいずれかに記載の販売データ処理装置。
付記8によれば、登録した商品の訂正を好適に管理することができる。つまり、訂正操作を行ったが実際には訂正しなかった場合(例えば訂正を中止した場合)の情報も記憶されるため、登録した商品の訂正行為(例えば、未遂に終わった不正の訂正行為も含む)を、好適に管理することができる。
(付記9)
販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、商品を登録する登録手段、店員の生体情報を入力する入力手段、前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段、として機能させることを特徴とするプログラム。
なお、以上に説明したPOSシステム1、POS端末20を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…POSシステム
10…管理サーバ
20…POS端末
40…店員情報
50…勤怠情報
60…訂正操作情報
201…CPU
202…ROM
203…RAM
204…ハードディスク
205…客側表示部
206…生体情報検出部
207…カード決済部
208…現金収納部
209…店員側表示部
210…キー操作部
211…スキャナ部
212…印刷部
213…音声出力部
214…通信部

Claims (4)

  1. 店舗において用いられる販売データ処理装置であって、
    商品を登録する登録手段と、
    店員の生体情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段と、
    前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段と、
    前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段と、
    を備え
    前記要求手段は、
    前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記訂正指示手段によって特定商品以外の商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、
    前記訂正実行手段は、
    前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された特定商品の登録を訂正する、
    ことを特徴とする販売データ処理装置。
  2. 店舗において用いられる販売データ処理装置であって、
    商品を登録する登録手段と、
    店員の生体情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段と、
    前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段と、
    前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段と、
    前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段と、
    前記登録手段による商品の登録を完了させる旨の指示を受け付ける登録完了指示手段と、
    を備え、
    前記要求手段は、
    前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の後に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、
    前記訂正実行手段は、
    前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する、
    ことを特徴とする販売データ処理装置。
  3. 販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    商品を登録する登録手段、
    店員の生体情報を入力する入力手段、
    前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段、
    前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段、
    前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段、
    前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段、
    として機能させ
    前記要求手段は、
    前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記訂正指示手段によって特定商品以外の商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、
    前記訂正実行手段は、
    前記訂正指示手段によって特定商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された特定商品の登録を訂正する、
    ことを特徴とするプログラム。
  4. 販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    商品を登録する登録手段、
    店員の生体情報を入力する入力手段、
    前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、当該生体情報に対応する店員の出勤情報を生成する生成手段、
    前記登録手段によって登録された商品の登録を訂正する旨の指示を受け付ける訂正指示手段、
    前記訂正指示手段が訂正する旨の指示を受け付けると、前記入力手段のイメージ画像とともに生体情報の入力方法を示す画像を表示手段に表示させて、前記入力手段による生体情報の入力を要求する要求手段、
    前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する訂正実行手段、
    前記登録手段による商品の登録を完了させる旨の指示を受け付ける登録完了指示手段、
    として機能させ、
    前記要求手段は、
    前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求する一方、前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の後に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付けた場合には生体情報の入力を要求せず、
    前記訂正実行手段は、
    前記登録完了指示手段による商品の登録を完了させる旨の指示の前に前記訂正指示手段による商品の登録を訂正する旨の指示を受け付け、かつ、前記要求手段の要求に応じて前記入力手段によって入力された生体情報と、予め記憶された生体情報とが一致した場合に、前記訂正指示手段によって指示された商品の登録を訂正する、
    ことを特徴とするプログラム。
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