JP7234619B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粒子状物質の粒子濃度を検出する粒子検知部を備えた車両用空調装置に関するものである。
従来、空気中の粒子を検出する装置として特許文献1に記載されたものがある。この装置は、空気通路を形成するハウジングと、ハウジング内に車室内の空気または車室外の空気を吸い込むエアモータと、を備えている。そして、ハウジング内に吸い込まれた空気に光を照射するとともに、光に当たって散乱した散乱光を受光することにより粒子の濃度を検出している。
中国実用新案出願公開第203287312号明細書
上記特許文献1に記載された装置は、ハウジング内に空気を吸い込むエアモータの風量が小さいため、遠方の空気に含まれる粒子の濃度を精度良く検出することができない。例えば、車両のインストルメントパネルの内部にハウジングを配置して、シートに着座した乗員の体付近の空気に含まれる粒子の濃度を検出する構成とした場合、ハウジング内に乗員の体付近の遠方の空気を十分に吸い込むことができないので、粒子の濃度を精度良く検出することができないといった問題がある。また、エアモータの風量が小さいと、空気がハウジング内に到達する時間が長くなるため、応答性も良くないといった問題もある。
エアモータの吸込能力を大きくすれば、車両の乗員の体付近の空気をハウジング内に吸い込むことは可能であるが、エアモータの吸込能力を大きくすると、流速増加伴う乱流が発生してしまい、粒子の濃度を精度良く検出することができない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、遠方の空気に含まれる粒子状物質の濃度をより精度良く、かつ、応答性良く検出できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両用空調装置であって、車室内
に送風される空気が流れる空気通路を形成する空調ケース(101、140、150)と、空調ケースの内部に配置され、空調ケースの内部に空気を吸い込む送風機(130)と、空気に含まれる粒子状物質の粒子濃度を検出する粒子検知部(200)と、空気に含まれる粒子状物質の粒子濃度を検出する粒子検知部(200)と、送風機の送風風量が閾値以上であるか否かを判定する風量判定部(S100)と、を備え、粒子検知部は、空気に光を照射する発光部(210)と、発光部が照射した光が粒子状物質に当たって散乱した散乱光を受光する受光部(220)と、発光部および受光部を収納するセンサケース(230)を有し、センサケースには、送風機の作動によって空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケースの内部に導入するセンサ導入口(231)が形成されており、粒子検知部は、空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサ導入口を介してセンサケースの内部に吸い込むセンサブロワ(240)を有し、当該車両用空調装置は、風量判定部により送風機の送風風量が閾値以上であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を低下させ、風量判定部により送風機の送風風量が閾値未満であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を増加させる風量調整部(S102、S104)を備える。
このような構成によれば、センサケースには、送風機の作動によって空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケースの内部に導入するセンサ導入口(231)が形成されているので、遠方の空気に含まれる粒子状物質の濃度をより精度良く、かつ、応答性良く検出することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
第1実施形態に係る車両用空調装置を搭載した車両を模式的に示した図である。 第1実施形態に係る車両用空調装置の構成を模式的に示した図である。 第1実施形態に係る車両用空調装置の粒子検知部の外観図である。 粒子検知部の発光部と受光部を表した図である。 第1実施形態に係る車両用空調装置の送風機の作動時の空気の流れを示した図である。 第2実施形態に係る車両用空調装置の構成を模式的に示した図である。 第2実施形態に係る車両用空調装置の送風機の作動時の空気の流れを示した図である。 第2実施形態に係る車両用空調装置のフローチャートである。 第3実施形態に係る車両用空調装置の構成を模式的に示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る車両用空調装置について図1~図5を用いて説明する。本実施形態に係る車両用空調装置10は、車両1に搭載される空調装置であって、車室内の空調を行うための装置である。図1~図2に示されるように、車両用空調装置10は、空調ユニット100と、粒子検知部200と、を備えている。車両用空調装置10は、車両1のインストルメントパネル2の内側に配置される。粒子検知部200は、車両1のシート3の着座した乗員の体付近の空気の粒子濃度を検出する。粒子検知部200によって検出された粒子濃度の値は、例えば、メータ内に配置された表示部に表示される。
先ず、空調ユニット100の構成について説明する。空調ユニット100は車両用空調装置10の主要部分であって、外部から取り込んだ空気の空調を行い、空調された空気を車室内に供給するものである。空調ユニット100は、ブロア収納部101と、ブロア130と、接続部140と、空調部150と、を備えている。
ブロア収納部101は、車両用空調装置10のうち外部からの空気を取り込む部分となっている。ブロア収納部101の内部には、後述のブロア130が収容されている。ブロア収納部101には、内気入口111と外気入口112とが形成されている。内気入口111は、車室内から導入される空気の入口として形成された開口である。外気入口112は、車両の外から導入される空気の入口として形成された開口である。車両の外の空間と外気入口112との間は、不図示のダクトによって接続されている。
ブロア収納部101のうち、内気入口111と外気入口112との間には、不図示の内外気切り換えドアが設けられている。内外気切り換えドアの動作によって、内気入口111から流入する空気と、外気入口112から流入する空気との比率が調整される。尚、このような内外気切り換えドアの構成としては公知のものを採用し得るので、その具体的な図示や説明については省略する。
ブロア収納部101のうち、空気の流れ方向に沿ってブロア130よりも上流側(図1では上方側)となる位置には、粒子フィルタ120が配置されている。粒子フィルタ120は、内気入口111や外気入口112から流入した空気から、粒子を除去するためのフィルタである。空気が粒子フィルタ120を通ることにより、粒子濃度の低減された清浄な空気が車室内に吹き出される。
ブロア130は、車室内に吹き出されるように空気を送り出す送風装置である。ブロア130は、空調ケースの内部に空気を吸い込む送風機に相当する。
ブロア130が駆動されると、内気入口111や外気入口112からブロア収納部101の内部に空気が引き込まれる。当該空気は、次に述べる接続部140および空調部150を通って車室内に吹き出される。
接続部140は、ブロア収納部101と空調部150との間を繋ぐ流路として設けられた部分である。本実施形態では、ブロア収納部101と接続部140とが一体に形成されている。
空調部150は、空気の温度調節を行う部分である。空調部150の内部には、空気の除湿および冷却を行うエバボレータ、空気の加熱を行うヒータコア、エバボレータおよびヒータコアのそれぞれを流れる空気の量を調整するエアミックスドア、等が配置されている。なお、ブロア収納部101、接続部140および空調部150は、車室内に送風する空気が流れる空気通路を形成する空調ケースに相当する。
空調部150のうち空気の流れ方向に沿って下流側となる部分には、デフロスタ吹き出し部151、フェイス吹き出し部152、およびフット吹き出し部153がそれぞれ設けられている。デフロスタ吹き出し部151は、車両の窓に向けて空調風を吹き出す部分である。フェイス吹き出し部152は、車両の乗員の顔に向けて空調風を吹き出す部分である。フット吹き出し部153は、車両の乗員の足元に向けて空調風を吹き出す部分である。
デフロスタ吹き出し部151、フェイス吹き出し部152、およびフット吹き出し部153のそれぞれには不図示のドアが設けられており、ドアの開度によってそれぞれの吹き出し部から吹き出される空気の流量が調整される。尚、以上に説明したような空調部150の構造としては公知のものを採用し得るので、その具体的な図示や説明については省略する。
図1に示されるように、ブロア収納部101のうち粒子フィルタ120の端部近傍となる位置には、空気導入室160が形成されている。空気導入室160は、空調ユニット100の外側から、空調ユニット100の内部(具体的にはブロア収納部101の内部)に導入される空気が流れる空間として形成されている。空気導入室160を流れる空気は、粒子フィルタ120を迂回して流れる。
空気導入室160のうち空気の入口となる開口161は、粒子フィルタ120や後述の粒子検知部200よりも上方側となる位置に形成されている。開口161は、空調ユニット100の周囲の空間と、空気導入室160との間を連通させるものである。空気導入室160のうち空気の出口となる開口162は、粒子フィルタ120よりも僅かに下方側となる位置に形成されている。開口162は、空気導入室160と、ブロア収納部101のうち粒子フィルタ120よりも下方側の空間との問を連通させるものである。開口162は、検知部用空気取入口に相当する。尚、上記のような開口161や開口162の位置はあくまで一例である。開口161や開口162は、それぞれ上記とは異なる位置に形成されていてもよい。
空調制御部40について説明する。図1に示す空調制御部40は、空調ユニット100を制御する制御装置である。具体的に、空調制御部40は、半導体メモリなどの非遷移的実体的記憶媒体で構成された記憶部とプロセッサとを含んだ電子制御装置である。空調制御部40は、その記憶部に格納されたコンピュータプログラムを実行する。このコンピュータプログラムが実行されることで、コンピュータプログラムに対応する方法が実行される。
また、空調制御部40は空調部150に含まれる各アクチュエータへ制御信号を出力することにより、各アクチュエータの作動を制御する。要するに、空調制御部40は、空調部150に対して種々の空調制御を行う。例えば、上述したブロア130、内外気切替ドア、エアミックスドア、フェイス吹出開口部ドア、フット吹出開口部ドアおよびデフロスタ吹出開口部ドア(いずれも図示せず)は、空調制御部40によって駆動制御される。
また、図1に示すように、空調制御部40には、例えば、粒子検知部200などのセンサ類やドア等のアクチュエータのほか、操作部41および表示部42が接続されている。
操作部41は、空調部150から吹き出される空調風の風量や温度等を調整する際に乗員により操作される操作部である。操作部41は、例えば車両のインストルメントパネルに配置されている。操作部41では、例えば空調風の風量、車室内の目標室温、及び空調風の吹出口等を設定することができる。また、操作部41では、空調風の風量調整、空調風の温度調整および内気循環または外気導入の選択が自動的に行われる自動空調モードを設定することもできる。操作部41は、これらの設定を示す情報、すなわち操作装置44に対して為された乗員操作を示す操作情報を、空調制御部40に出力する。また、空調制御部40は、粒子検知部200の出力信号に基づいて車室内の空気中における粒子の濃度を算出し、算出した粒子の濃度を、例えば、メータ内に配置された表示部42に表示させる処理も行う。
ブロア130が駆動されているときには、ブロア130の吸引力により、空気導入室160の空気は開口162を通ってブロア130側に排出される。これを補うように、外部の空気は開口161を通って空気導入室160に流入する。このため、本実施形態における空気導入室160の内部では、第1開口231よりも上方側となる位置(開口161)から下方側に向けて空気が流れることとなる。
ブロア収納部101は、車両のうちインストルメントパネルの内側に配置されている。インストルメントパネルの内側の空間、すなわち、空気導入室160の外側の空間は、車室内と繋がっている。このため、開口161から空気導入室160に流入する空気は、車室内の空気となっている。
図1に示されるように、空調ユニット100のうち空気導入室160が形成されている部分は、粒子検知部200が取り付けられる部分となっている。粒子検知部200は、空気導入室160のうち側方の部分を形成するように、ブロア収納部101に対して外側から取り付けられている。粒子検知部200の上端の位置は、開口161よりも低い位置となっている。
粒子検知部200は、空気中における粒子の濃度を測定するためのセンサユニットである。粒子検知部200は、図4に示すように、発光素子211を有する発光部210と、受光素子221を有する受光部220と、を有している。
発光部210から発せられた光の一部は、粒子検知部200の内部に導入された空気中の粒子によって散乱され、更にその一部が受光部220によって検知される。粒子検知部200は、受光部220によって検知された光の光量に基づいて、空気中における粒子の有無や濃度を検知するように構成されている。
粒子検知部200は、図3に示されるようにセンサケース230を有している。センサケース230は、上記の発光部210、受光部220、センサブロワ240等を内部に収容する容器であって、略直方体状に形成されている。センサケース230のうち空気導入室160を形成する面には、第1開口231と第2開口232とがそれぞれ形成されている。
第1開口231は、空気導入室160からの空気が流入するように形成された開口である。第2開口232は、上記のように、空気導入室160へと空気を排出するために形成された開口である。本実施形態における第2開口232は、第1開口231よりも上方側となる位置に形成されている。
また、図5に示すように、粒子検知部200は、センサケース230の内部に導入する空気の流量を調整するセンサブロワ240を有している。発光部210、受光部220およびセンサブロワ240は、センサケース230の内部に配置されている。
センサブロワ240は、後述する空調制御部40からの指示に応じて動作する。センサブロワ240は、空気導入室160を流れる空気を第1開口231からセンサケース230の内部に吸い込む。センサブロワ240の最大吸込能力は、ブロア130の最大吸込能力よりも小さくなっている。
粒子検知部200は、第1開口231を通ってセンサケース230の内側へと流入した空気中における粒子の濃度を測定する。当該空気は、既に述べたように車室内の空気である。センサケース230に吸い込まれた空気は、第2開口232から空気導入室160へと排出される。
ところで、センサブロワ240の吸込能力を大きくすれば、車両の乗員の体付近の空気を速やかにセンサケース230内に吸い込むことが可能である。しかし、センサブロワ240の吸込能力を大きくすると、流速増加伴う乱流が発生してしまい、粒子の濃度を精度良く検出することができない。
そこで、本実施形態の車両用空調装置10は、吸込能力の大きなブロア130の作動によってブロア収納部101の内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケース230内に導入するセンサ導入口を有している。このセンサ導入口は、第1開口231に相当する。
ここで、内外気切り換えドアの動作によって、内気入口111からブロア収納部101に車室内の内気が導入されるようになっているものとする。ブロア130が作動を開始すると、図5に示すように、内気入口111から粒子フィルタ120およびブロア収納部101を通って内気がブロア130に吸い込まれる。
この際、ブロア収納部101の内部に吸い込まれる空気の一部が空気導入室160に流入する。そして、空気導入室160に流入した空気の一部が第1開口231からセンサケース230内に導入される。粒子検知部200は、第1開口231を通ってセンサケース230の内側へと流入した空気中における粒子の濃度を測定する。
したがって、センサブロワ240の吸込能力を大きくすることなく、シートに着座した乗員の体付近の遠方の空気に含まれる精度良く、かつ、応答性良く粒子の濃度を検出することが可能となる。
なお、センサケース230に吸い込まれた空気は、第2開口232から空気導入室160へと排出され、ブロア130に吸い込まれる。
本実施形態の車両用空調装置10は、さらに、センサブロワ240の作動によっても、空気導入室160からセンサケース230内に空気が導入される。すなわち、本実施形態の車両用空調装置10は、ブロア130の作動に加えてセンサブロワ240の作動によっても、空気導入室160からセンサケース230内に空気が導入される。したがって、乱流を発生させることなく、精度良く、かつ、応答性良く粒子の濃度を検出することができる。
ところで、内外気切り換えドアの動作によって内気入口111からブロア収納部101の内部に車室内の内気が導入されるようになっていても、車両の走行速度が速いと車両に設けられたファイヤーウォールの隙間等から車室内に多くの外気が入り込んでしまう。
そこで、本実施形態の空調制御部40は、車両の走行速度が速くなるほど、ブロア収納部101の内部に吸い込まれる空気の流量を多くするようブロア130を制御する。これにより、乗員の体付近の空気がセンサケース230に導入されやすくなるため、精度良く乗員の体付近の空気中における粒子の濃度を検出することができる。
また、車格によってブロア130の吸込能力は異なる。このため、本実施形態の空調制御部40は、ブロア130の吸込能力の小さな車両では、ブロア130の吸込能力の大きな車両と比較して、よりセンサケース230に導入される空気の流量を多くするようセンサブロワ240を制御する。
また、車両1のシート3の位置が車両前方にある場合、乗員の体によって車両用空調装置10に向かって流れる空気流が遮られやすい。このため、本実施形態の空調制御部40は、シート3の位置を示す信号に基づいて車両1のシート3の位置が所定位置より車両前方にあることを判定した場合、よりブロア収納部101の内部に吸い込まれる空気の流量をより多くするようブロア130を制御する。
また、フェイス吹き出し部152から空気を送風するフェイスモード、主としてフット吹き出し部153から空気を送風するフットモード等のモードによって車室内の空気の流れが異なる。このため、本実施形態の空調制御部40は、モードに応じてセンサケース230に導入される空気の流量が適量となるようセンサブロワ240を制御する。
また、フェイス吹き出し部152を閉じるドアがフェイス吹き出し部152を閉じているか否かによって車室内の空気の流れが異なる。このため、本実施形態の空調制御部40は、フェイス吹き出し部152を閉じるドアがフェイス吹き出し部152を閉じているか否かを示す信号に応じてセンサケース230に導入される空気の流量が適量となるようセンサブロワ240を制御する。
また、空調ケースの空気流路を左右に区切り、右側空気流路と左側空気流路からそれぞれ吹き出される吹出空気の温度を独立して制御する左右独立温度制御方式の車両用空調装置では、右側空気流路と左側空気流路から吹き出される空気の風量が異なる。このため、本実施形態の空調制御部40は、右側空気流路と左側空気流路からそれぞれ吹き出される吹出空気の風量に応じてセンサケース230に導入される空気の流量が適量となるようセンサブロワ240を制御する。
また、シートに埋設されたシート空調装置からシートに着座した乗員の体に向けて空調風を吹き出すことにより空調を行う車両では、車室内の空気に対流が生じやすい。このため、本実施形態の空調制御部40は、シート空調装置が作動していない場合には、シート空調装置が作動している場合と比較して。センサケース230に導入される空気の流量がより多くなるようセンサブロワ240を制御する。
また、車両の後席用に配置されたリア空調装置から後席の乗員の体に向けて冷風を吹き出すことにより空調を行う車両では、車室内の空気に対流が生じやすい。このため、本実施形態の空調制御部40は、リア空調装置が作動していない場合には、シート空調装置が作動している場合と比較して。センサケース230に導入される空気の流量がより多くなるようセンサブロワ240を制御する。
以上、説明したように、本実施形態の車両用空調装置は、車室内に送風される空気が流れる空気通路を形成する空調ケース101、140、150と、空調ケース101、140、150の内部に配置され、空調ケース101、140、150の内部に空気を吸い込むブロア130と、を備えている。
さらに、空気に含まれる粒子状物質の粒子濃度を検出する粒子検知部200を備えている。また、粒子検知部200は、空気に光を照射する発光部210と、発光部210が照射した光が粒子状物質に当たって散乱した散乱光を受光する受光部220と、発光部210および受光部220を収納するセンサケース230を有している。
そして、センサケース230には、ブロア130の作動によって空調ケース101、140、150の内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケース230の内部に導入するセンサ導入口としての第1開口231が形成されている。
このような構成によれば、センサケース230には、ブロア130の作動によって空調ケース101、140、150の内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケース230の内部に導入するセンサ導入口としての第1開口231が形成されているので、遠方の空気に含まれる粒子状物質の濃度をより精度良く、かつ、応答性良く検出することができる。
また、粒子検知部200は、空調ケース101、140、150の内部に吸い込まれる空気の一部をセンサ導入口としての第1開口231を介してセンサケース230の内部に吸い込むセンサブロワ240を有している。
したがって、センサブロワ240の吸い込みによって、さらに、空調ケース101、140、150の内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケース230の内部に導入することが可能である。
また、センサブロワ240は、センサケース230の内部に配置されている。このように、センサケース230の内部に配置されたセンサブロワ240によって、空調ケース101、140、150の内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケース230の内部に導入することができる。
また、空調ケース101、140、150のうちセンサケース230が取り付けられる部分には、空調ケース101、140、150の外側から空調ケース101、140、150の内部に導入される空気が流れる空間である空気導入室160が形成されている。そして、センサブロワ240は、空気導入室160を流れる空気の一部をセンサケース230の内部に吸い込む。
このように、空気導入室160を流れる空気の一部をセンサケース230の内部に吸い込むようにセンサブロワ240を設けることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る車両用空調装置について図6~図8を用いて説明する。上記第1実施形態の車両用空調装置10は、ブロア収納部101のうち粒子フィルタ120の端部近傍となる位置に空気導入室160が形成され、この空気導入室160を流れる空気の一部が粒子検知部200のセンサケース230に導入されるようになっている。
これに対し、本実施形態の車両用空調装置10は、ブロア収納部101に空気導入室160が形成されておらず、粒子検知部200は、内気入口111に導入される空気の一部が粒子検知部200のセンサケース230に導入されるようになっている。
図7に示すように、粒子検知部200は、センサケース230の内部に導入する空気の流量を調整するセンサブロワ240を有している。センサブロワ240は、センサケース230の内部に配置されている。なお、図7中には示してないが、発光部210および受光部220についてもセンサケース230の内部に配置されている。
センサブロワ240は、後述する空調制御部40からの指示に応じて動作する。センサブロワ240は、内気入口111に導入される内気の一部を第1開口231からセンサケース230の内部に吸い込む。センサブロワ240の最大吸込能力は、ブロア130の最大吸込能力よりも小さくなっている。
粒子検知部200は、第1開口231を通ってセンサケース230の内側へと流入した空気中における粒子の濃度を測定する。当該空気は、既に述べたように車室内の空気である。センサケース230の内部に吸い込まれた空気は、第2開口232からセンサケース230の外部に排出される。
本実施形態の空調制御部40は、ブロア130の送風風量に応じてセンサブロワ240の風量を調整する処理を実施する。この処理のフローチャートを図8に示す。空調制御部40は、周期的に図8に示す処理を実施する。
まず、空調制御部40は、S100にて、ブロア130の送風風量が閾値以上であるか否かを判定する。具体的には、ブロア130に供給する電圧に基づいてブロア130の送風風量を推定し、この送風風量が閾値以上であるか否かを判定する。
ここで、ブロア130の送風風量が閾値以上であると判定された場合、空調制御部40は、S102にて、センサブロワ240の風量を低下させる。これにより、センサケース230内に過剰な空気が導入されるのを防止することができる。
また、ブロア130の送風風量が閾値未満であると判定された場合、空調制御部40は、S104にて、センサブロワ240の風量を増加させる。これにより、センサケース230内に適量の空気を導入することが可能となる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
また、本実施形態の車両用空調装置10は、送風機の送風風量が閾値以上であるか否かを判定する風量判定部(S100)を備えている。また、風量判定部により送風機の送風風量が閾値以上であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を低下させ、風量判定部により送風機の送風風量が閾値未満であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を増加させる風量調整部(S102、S104)を備えている。
このように、風量判定部により送風機の送風風量が閾値以上であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を低下させ、風量判定部により送風機の送風風量が閾値未満であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を増加させることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る車両用空調装置について図9を用いて説明する。本実施形態の車両用空調装置10は、ブロア収納部101のうち粒子フィルタ120の端部近傍となる位置にブロア収納部101の外側からブロア収納部101の内部に空気を取り入れる検知部用空気取入口170が形成され、この検知部用空気取入口170を流れる空気の一部が粒子検知部200のセンサケース230に導入されるようになっている。
また、本実施形態の車両用空調装置10は、検知部用空気取入口170の開度を調整する開閉ドア250を備えている。開閉ドア250は、ドア部材に相当する。
空調制御部40は、センサブロワ240によってセンサケース230に導入される空気の流量を調整するともに、開閉ドア25によってブロア収納部101の外部からブロア収納部101の内部に導入される空気の流量を調整することが可能となっている。
ドア部材250が検知部用空気取入口170を開いている場合、粒子フィルタ120を通らない空気が検知部用空気取入口170を通って空調部150に導入されるが、ドア部材250によって第1開口231を閉じることで、粒子フィルタ120を通らない空気が検知部用空気取入口170を通って空調部150に導入しないようにすることができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
また、空調ケース101、140、150のうちセンサケース230が取り付けられる部分には、空調ケース101、140、150の外部から空調ケース101、140、150の内部に空気を取り入れる検知部用空気取入口170が形成されている。そして、車両用空調装置10は、検知部用空気取入口170の開度を調整するドア部材250を備えている。
このように、検知部用空気取入口170の開度を調整するドア部材250を備えることで、検知部用空気取入口170を通ってブロア収納部101の内部に空気が導入されないようにすることができる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、センサブロワ240をセンサケース230の内部に配置したが、センサブロワ240をセンサケース230の外部に配置してもよい。例えば、センサブロワ240を空気導入室160に配置して、空調ケースの外側から空気導入室160に空気を吸い込むようにしてもよい。
(2)上記第3実施形態の車両用空調装置は、検知部用空気取入口170の開度を調整する開閉ドア250を備えたが、例えば、上記第1実施形態の車両用空調装置についても、開口162の開度を調整する開閉ドアを備えるようにしてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、車両用空調装置は、車室内に送風される空気が流れる空気通路を形成する空調ケースと、空調ケースの内部に配置され、空調ケースの内部に空気を吸い込む送風機と、を備えている。さらに、空気に含まれる粒子状物質の粒子濃度を検出する粒子検知部を備えている。また、粒子検知部は、空気に光を照射する発光部と、発光部が照射した光が粒子状物質に当たって散乱した散乱光を受光する受光部と、発光部および受光部を収納するセンサケースを有している。そして、センサケースには、送風機の作動によって空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケースの内部に導入するセンサ導入口が形成されている。
また、第2の観点によれば、粒子検知部は、空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサ導入口を介してセンサケースの内部に吸い込むセンサブロワを有している。
したがって、センサブロワの吸い込みによって、さらに、空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケースの内部に導入することが可能である。
また、第3の観点によれば、また、センサブロワは、センサケースの内部に配置されている。このように、センサケースの内部に配置されたセンサブロワによって、空調ケースの内部に吸い込まれる空気の一部をセンサケースの内部に導入することができる。
また、第4の観点によれば、空調ケースのうちセンサケースが取り付けられる部分には、空調ケースの外側から空調ケースの内部に導入される空気が流れる空間である空気導入室が形成されている。そして、センサブロワは、空気導入室を流れる空気の一部をセンサケースの内部に吸い込む。
このように、空気導入室を流れる空気の一部をセンサケースの内部に吸い込むようにセンサブロワを設けることができる。
また、第5の観点によれば、車両用空調装置は、送風機の送風風量が閾値以上であるか否かを判定する風量判定部を備えている。また、風量判定部により送風機の送風風量が閾値以上であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を低下させ、風量判定部により送風機の送風風量が閾値未満であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を増加させる風量調整部を備えている。
このように、風量判定部により送風機の送風風量が閾値以上であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を低下させ、風量判定部により送風機の送風風量が閾値未満であると判定された場合、センサブロワの吸い込み風量を増加させることができる。
また、第6の観点によれば、空調ケースのうちセンサケースが取り付けられる部分には、空調ケースの外部から空調ケースの内部に空気を取り入れる検知部用空気取入口が形成されている。そして、車両用空調装置は、検知部用空気取入口の開度を調整するドア部材を備えている。
このように、検知部用空気取入口の開度を調整するドア部材を備えることで、検知部用空気取入口を通ってブロア収納部の内部に空気が導入されないようにすることができる。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、第1開口231がセンサ導入口に相当し、検知部用空気取入口170および開口162が検知部用空気取入口に相当し、S100の処理が風量判定部に相当し、S102、S104の処理が風量調整部に相当する。
10 車両用空調装置
100 空調ユニット
101 ブロワ収納部
130 ブロア
160 空気導入室
170 検知部用空気取入口
200 粒子検知部
210 発光部
220 受光部
230 センサケース
250 ドア部材

Claims (4)

  1. 車両用空調装置であって、
    車室内に送風される空気が流れる空気通路を形成する空調ケース(101、140、150)と、
    前記空調ケースの内部に配置され、前記空調ケースの内部に前記空気を吸い込む送風機(130)と、
    前記空気に含まれる粒子状物質の粒子濃度を検出する粒子検知部(200)と、
    前記送風機の送風風量が閾値以上であるか否かを判定する風量判定部(S100)と、を備え、
    前記粒子検知部は、
    前記空気に光を照射する発光部(210)と、
    前記発光部が照射した光が前記粒子状物質に当たって散乱した散乱光を受光する受光部(220)と、
    前記発光部および前記受光部を収納するセンサケース(230)を有し、
    前記センサケースには、前記送風機の作動によって前記空調ケースの内部に吸い込まれる前記空気の一部を前記センサケースの内部に導入するセンサ導入口(231)が形成されており、
    前記粒子検知部は、前記空調ケースの内部に吸い込まれる前記空気の一部を前記センサ導入口を介して前記センサケースの内部に吸い込むセンサブロワ(240)を有し、
    当該車両用空調装置は、前記風量判定部により前記送風機の送風風量が閾値以上であると判定された場合、前記センサブロワの吸い込み風量を低下させ、前記風量判定部により前記送風機の送風風量が閾値未満であると判定された場合、前記センサブロワの吸い込み風量を増加させる風量調整部(S102、S104)を備える車両用空調装置。
  2. 前記センサブロワは、前記センサケースの内部に配置されている請求項に記載の車両用空調装置。
  3. 前記空調ケースのうち前記センサケースが取り付けられる部分には、前記空調ケースの外側から前記空調ケースの内部に導入される前記空気が流れる空間である空気導入室(160)が形成されており、
    前記センサブロワは、前記空気導入室を流れる前記空気の一部を前記センサケースの内部に吸い込む請求項1または2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記空調ケースのうち前記センサケースが取り付けられる部分には、前記空調ケースの外部から前記空調ケースの内部に前記空気を取り入れる検知部用空気取入口(170、162)が形成されており、
    前記検知部用空気取入口の開度を調整するドア部材(250)を備えた請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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