JP2005335413A - 車両用空調制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、アスピレータ方式による内気温度の検出方法において、精度の高い値を検出可能とすることを目的としている。
【解決手段】このため、アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行させている。また、車両用空調制御装置において、内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ回転数が設定回転数より高いときのみ実行させている。
【選択図】図1

Description

この発明は車両用空調制御装置に係り、特にアスピレータ方式による内気温度の検出方法において、精度の高い値を検出可能とする車両用空調制御装置に関するものである。
この車両用空調制御装置は、内気温度センサからなる内気温度検出手段の検出出力に基づいて車室内の空調制御を行うものである。
そして、前記内気温度センサからなる内気温度検出手段には、常に車室内空気である内気を供給する必要があり、この内気の供給方式としては、空気流路に生じる負圧を利用するアスピレータ方式と、ブロアファンモータを用いて強制的に吸い込むモータファン方式とがある。
特開平7−81370号公報 特開2002−331818号公報
ところで、従来の車両用空調制御装置、例えばオートエアコンにおいては、車室内の所定箇所、例えばオートエアコンコントローラの内部等に内気温度センサを設置するとともに、この内気温度センサで車室内温度を検出し、検出した車室内温度が設定温度に近づくように空調出力(吹き出し温度、吹き出し風量、吹き出し口の開閉状態)を制御している。
この場合に、精度良く車室内温度を検出するために、一般的には、アスピレータ方式によって前記内気温度センサの感熱部に車室内空気である内気を吸い込むようにしたものが知られている。
しかし、上述したアスピレータ方式のものにおいては、ブロアファンモータに供給される電圧が低い場合に前記内気温度センサへの吸込み風量も少なくなってしまい、吸込み風量が減少すると、内気温度センサによって正確な車室内温度を検出することができなくなるという不都合がある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、前記車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、前記内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、前記内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行されることを特徴とする。
また、アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、前記車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、前記内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、前記内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ回転数が設定回転数より高いときのみ実行されることを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行されることにより、前記内気温度検出手段に適切な風量が確保されているときのみ検出可能であり、アスピレータ方式による内気温度の検出方法を用いても、精度の高い値を検出することができる。
また、アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ回転数が設定回転数より高いときのみ実行されることにより、判定条件にブロアファンモータ回転数を用いても、ブロアファンモータ電圧のときと同様に、精度の高い内気温度の値を検出することが可能である。
上述の如く発明したことにより、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときには、内気温度検出手段による内気温度の検出を実行し、内気温度検出手段に適切な風量が確保されているときのみ検出可能とし、アスピレータ方式による内気温度の検出方法を用いても、精度の高い値を検出している。
また、ブロアファンモータ回転数が設定回転数より高いときには、内気温度検出手段による内気温度の検出を実行し、精度の高い内気温度の値の検出を可能としている。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図3はこの発明の実施例を示すものである。図2において、2は車両用空調制御装置である。
この車両用空調制御装置2は、図2に示す如く、ダクト4の上流側に空気取り入れ口6を有し、この空気取り入れ口6は、外気導入口8と内気循環口10と有している。
そして、前記空気取り入れ口6には、この空気取り入れ口6を外気導入口8または内気循環口10のいずれか一方に切り換える内外気切換用ダンパ12を設けるとともに、この内外気切換用ダンパ12を駆動する内外気切換用アクチュエータ14を設ける。
また、前記空気取り入れ口6の下流側にブロアファン16を設け、このブロアファン16を駆動させ、外気導入口8または内気循環口10のいずれか一方から空気を吸い込み下流側に送風させるために、ブロアファンモータ18を設ける。このブロアファンモータ18は、車室内への風量を制御することが可能である。
更に、前記ブロアファン16の下流側に、除湿と冷却された空気を下流側に送風するエバポレータ20を設け、このエバポレータ20には駆動によりエバポレータ20を冷却するコンプレッサ22を設ける。
そして、エバポレータ20の下流側には、エアミックスダンパ24を設けるとともに、このエアミックスダンパ24を駆動するエアミックスアクチュエータ26を設ける。
このとき、エアミックスダンパ24は、前記エバポレータ20により冷却された空気をヒータコア28側のヒータコア通路30とバイパス通路32に分配するものである。
前記エアミックスダンパ24の下流側に設けられるヒータコア28は、図示しないエンジンの冷却水を熱源として前記エバポレータ20から送られてくる冷却された空気を加熱するものである。
また、前記ヒータコア28の下流側には、図2に示す如く、デフロスト吹出口34とベント吹出口36とフット吹出口38とを夫々設ける。
そして、デフロスト吹出口34にデフロスト吹出口34用ダンパ40を設けるとともに、前記ベント吹出口36にベント吹出口36用ダンパ42を設け、前記フット吹出口38にはフット吹出口38用ダンパ44を設ける。
このとき、デフロスト吹出口34用ダンパ40及びベント吹出口36用ダンパ42、フット吹出口38用ダンパ44にモードアクチュエータ46を接続して設ける。
更に、前記エバポレータ20の下流側、つまりエバポレータ20と前記エアミックスダンパ24の間に、エバポレータ温度を検出するエバポレータセンサ48を設ける。
そして、アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段、例えば内気温度センサ50を設け、エンジン冷却水の温度を検出する水温センサ52を設け、車室内に入射する日射量を検出する日射センサ54を設けるとともに、図示しないインパネセンタ部位には温度を調整する操作パネル56を設ける。
前記アスピレータ方式は、内気温度センサ50の感熱部(図示せず)に車室内空気を吸い込む働きをしている。
また、前記内気温度検出手段である内気温度センサ48を、オートエアコン(図示せず)用の制御手段(「オートエアコンコントローラ」あるいは「コントローラ」ともいう。)58内部に設け、この制御手段58は、内気温度センサ48により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する。
そして、この制御手段58には、図2に示す如く、前記内外気切換用アクチュエータ14及びブロアファンモータ18、コンプレッサ22、エアミックスアクチュエータ26、モードアクチュエータ46、エバポレータセンサ48、内気温度検出手段である内気温度センサ50、水温センサ52、日射センサ54、操作パネル56を夫々接続して設ける。
ここで、アスピレータ方式について追記すると、アスピレータ方式は、図3に示す如く、前記ダクト4内の空気流の一部をアスピレータ主風路60によって外部に導くとともに、この空気流によってアスピレータ副風路62へ吸引される内気の流路64途中に前記内気温度センサ48を設け、この内気温度センサ48によって車室内温度を検出するものである。
このとき、前記内気温度検出手段である内気温度センサ48による内気温度の検出は、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行される構成とする。
詳述すれば、前記内気温度検出手段である内気温度センサ48による内気温度の検出は、前記車両用空調制御装置2の空調制御時に行われる。
そして、当然のことながら、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より低い、つまり設定電圧以下の場合には、前記内気温度検出手段である内気温度センサ48による内気温度の検出を実行しないものである。
次に、図1の前記車両用空調制御装置2の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
制御用プログラムがスタートすると、内気温度センサ48の検出処理が開始(100)され、ブロアファンモータ電圧の読み込み処理(102)が行われ、ブロアファンモータ電圧が所定値、つまり設定電圧より高いか否かの判断(104)に移行する。
そして、この判断(104)がYES、つまりブロアファンモータ電圧が所定値たる設定電圧より高い場合には、内気温度センサ値の読み込み処理(106)に移行し、判断(104)がNO、つまりブロアファンモータ電圧が所定値たる設定電圧以下の場合には、そのまま制御用プログラムの終了(110)に移行する。
また、内気温度センサ値の読み込み処理(106)に移行した後には、内気温度センサ値の読み込みが行われ、内気温度の更新処理(108)が行われる。
この内気温度の更新処理(108)の後には、制御用プログラムの終了(110)に移行する。
これにより、前記内気温度検出手段である内気温度センサ48による内気温度の検出を、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行される構成としたことによって、前記内気温度検出手段である内気温度センサ48に適切な風量が確保されているときのみ検出可能であり、アスピレータ方式による内気温度の検出方法を用いても、精度の高い値を検出することができ、実用上有利である。
また、前記制御手段58内の制御用プログラムの変更のみで対処可能であることにより、構成が複雑化するおそれが全くなく、取付作業性を良好な状態に維持し得るとともに、コストを低廉に維持することができ、経済的にも有利である。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この発明の実施例においては、内気温度検出手段である内気温度センサによる内気温度の検出を、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行する構成としたが、ブロアファンモータ電圧の代わりに、他の判定判断を使用する構成とすることも可能である。
すなわち、前記内気温度検出手段である内気温度センサによる内気温度の検出を、ブロアファンモータ回転数が設定回転数より高いときのみ実行するものである。
さすれば、判定条件にブロアファンモータ回転数を用いても、ブロアファンモータ電圧のときと同様に、精度の高い内気温度の値を検出することが可能である。
この発明の実施例を示す車両用空調制御装置の制御用フローチャート図である。 車両用空調制御装置の構成図である。 アスピレータ方式における内気温度センサの概略図である。
符号の説明
2 車両用空調制御装置
4 ダクト
6 空気取り入れ口
8 外気導入口
10 内気循環口
12 内外気切換用ダンパ
14 内外気切換用アクチュエータ
16 ブロアファン
18 ブロアファンモータ
20 エバポレータ
22 コンプレッサ
24 エアミックスダンパ
26 エアミックスアクチュエータ
28 ヒータコア
30 ヒータコア通路
32 バイパス通路
34 デフロスト吹出口
36 ベント吹出口
38 フット吹出口
40 デフロスト吹出口用ダンパ
42 ベント吹出口用ダンパ
44 フット吹出口用ダンパ
46 モードアクチュエータ
48 エバポレータセンサ
50 内気温度センサ
52 水温センサ
54 日射センサ
56 操作パネル
58 制御手段
60 アスピレータ主風路
62 アスピレータ副風路
64 流路

Claims (2)

  1. アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、前記車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、前記内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、前記内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ電圧が設定電圧より高いときのみ実行されることを特徴とする車両用空調制御装置。
  2. アスピレータ方式により車室内の温度を検出する内気温度検出手段と、前記車室内への風量を制御可能なブロアファンモータと、前記内気温度検出手段により検出された内気温度が設定温度に近づくように空調出力を制御する制御手段とを備えた車両用空調制御装置において、前記内気温度検出手段による内気温度の検出は、ブロアファンモータ回転数が設定回転数より高いときのみ実行されることを特徴とする車両用空調制御装置。
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WO2014115471A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 三菱重工オートモーティブサーマルシステムズ株式会社 車両用空調装置

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