JP7233494B2 - 患者インタフェースシステム - Google Patents
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Description
本出願は、2015年7月20日に出願された米国仮出願第62/194、451号の恩恵を主張する。本明細書中、同文献それぞれの全体を参考のため援用する。
2.1 技術の分野
本技術は、呼吸関連疾患の検出、診断、治療、防止および改善のうち1つ以上に関する。本技術はまた、医療デバイスまたは装置と、その使用とに関する。
2.2.1 ヒトの呼吸系およびその疾患
身体の呼吸器系は、ガス交換を促進させる。鼻および口腔は、患者の気道への入口を形成する。
このような状態を治療または改善するために、一定範囲の治療が用いられている。さらに、その他の点では健康な個人も、呼吸疾患の予防治療を有利に利用することができる。しかし、これらにおいては、複数の欠陥がある。
経鼻的持続陽圧呼吸(CPAP)療法が、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の治療において用いられている。その作用機構としては、例えば軟口蓋および舌を押して後中咽頭壁へ前進または後退させることにより、経鼻的持続陽圧呼吸療法が空気スプリントとして機能し、これにより上側気道の閉鎖を回避する。CPAP治療によるOSAの治療は自発的なものであり得るため、このような患者が治療の提供に用いられるデバイスについて以下のうち1つ以上に気づいた場合、患者が治療を遵守しないことを選択する可能性がある:不快、使用困難、高価、美観的な魅力の無さ。
これらの治療は、治療システムまたはデバイスによって提供され得る。このようなシステムおよびデバイスは、症状を治療することなく診断するためにも、用いられ得る。
患者インターフェースは、例えば気道入口への空気流れを提供することにより呼吸装具へのインターフェースを装着者へ提供するために、用いられ得る。空気流れは、鼻および/または口腔へのマスク、口腔への管、または患者気管への気管切開管を介して提供され得る。適用される療法に応じて、患者インターフェースは、例えば患者の顔の領域との密閉部を形成し得、これにより、療法実行のための雰囲気圧力と共に充分な分散の圧力において(例えば、例えば雰囲気圧力に対して約10cmH2Oの陽圧において)ガス送達を促進する。酸素送達などの他の治療形態において、患者インターフェースは、約10cmH2Oの陽圧において気道へのガス供給の送達を促進するのに充分な密閉を含まない場合がある。
患者インターフェースは、密閉形成部分を含み得る。患者インターフェースは、患者の顔と直接接触するため、密閉形成部分の形状および構成は、患者インターフェースの有効性および快適性に直接影響を持ち得る。
陽圧空気治療に用いられる患者インターフェースの密閉形成部分は、密閉を妨害する空気圧力の対応する力を受ける。そのため、密閉形成部分を位置決めすることと、顔の適切な部分に対して密閉を維持することとを行うために、多様な技術が用いられている。
空気圧生成器は、広範な用途(例えば、工業規模通気システム)において公知である。しかし、医療用途のための空気圧生成器は、より一般的な空気圧生成器(例えば、医療機器の信頼性要件、サイズ要件および重量要件)では満足できない特定の要件を有する。加えて、医療治療向けに設計されたデバイスであっても、以下のうち1つ以上に関連して欠陥を免れない場合がある:快適性、ノイズ、使いやすさ、有効性、サイズ、重量、製造可能性、コストおよび信頼性。
従来のRPTデバイスのノイズ出力レベルの表(試料1個のみをISO3744に指定の試験方法を用いてCPAPモードにおいて10cmH2Oにて測定)。
空気流れの送達を加湿無しで行った場合、気道の乾燥に繋がり得る。加湿器をRPTデバイスおよび患者インターフェースと共に用いた場合、加湿ガスが生成されるため、鼻粘膜の乾燥が最小化され、患者気道の快適性が増加する。加えて、より冷涼な気候においては、概して患者インターフェースの周囲の顔領域へ温風を付加すると、冷風の場合よりも快適性が高まる。一定範囲の人工的加湿機器およびシステムが公知であるが、医療加湿器の特殊な要件を満たせていない。
臨床的理由により、呼吸治療が処方された患者が「コンプライアンスを遵守している」(例えば、患者が自身のRPTデバイスを特定の「コンプライアンスルール」に則っている)かを決定するためのデータを入手する場合がある。CPAP治療についてのコンプライアンスルールの一例として、患者がコンプライアンスを遵守しているとみなすためには、患者が連続30日間のうち少なくとも21日間にわたってRPTデバイスを一晩あたり少なくとも4時間にわたって使用する必要がある。患者のコンプライアンスを決定するためには、RPTデバイスのプロバイダ(例えば、ヘルスケアプロバイダ)は、RPTデバイスを用いた患者の治療を記述するデータを手作業で入手し、所定期間にわたる使用率を計算し、これをコンプライアンスルールと比較し得る。ヘルスケアプロバイダが患者が自身のRPTデバイスをコンプライアンスルールに則って使用したと決定すると、当該ヘルスケアプロバイダは、患者がコンプライアンスを遵守している旨を第三者に通知し得る。
患者の治療において、治療データの第三者または外部システムへの通信から恩恵を受ける他の態様があり得る。
下顎再位置決めデバイス(MRD)または下顎前方固定デバイス(MAD)は、睡眠時無呼吸およびいびきの治療選択肢の1つである。これは、歯科医または他の供給業者から利用可能である調節可能な口腔用器具であり、下顎部(下顎)を睡眠時に前方位置に保持する。MRDは、取り外し可能なデバイスであり、患者の睡眠前に口腔内に挿入され、睡眠後に取り外される。そのため、MRDは、常時装着用途を想定した設計はされていない。MRDは、カスタム仕様にしてもよいし、あるいは、標準形態で製造してもよく、患者の歯に適合するように設計された咬合印象部位を含む。この下顎からの機械的突出部は、舌の後ろ側の空間を拡張させ、咽頭壁上へ張力を付加して、気道崩壊を低減させ、口蓋振動を低減させる。
いくつかの形態の治療システムは、吐き出された二酸化炭素を押し出すための通気部を含み得る。この通気部により、患者インターフェースの内部空間(例えば、プレナムチャンバ)から患者インターフェースの外部(例えば、周囲)への流れが可能になり得る。この通気部は、オリフィスを含み得、マスク使用時において、ガスがオリフィスを通じて流れ得る。多数のこのような通気部の場合、音がうるさい。他の場合、使用時において閉塞し得るため、押し出しが不十分になる。いくつかの通気部の場合、例えば音または気流集中に起因して、患者1000と同床者1100の睡眠を妨げる場合がある。
睡眠ポリグラフ(PSG)は、心肺疾患の診断および監視のための従来のシステムであり、典型的には、システム適用のために専門家臨床スタッフを必要とすることが多い。PSGにおいては、多様な身体信号(例えば、脳波検査(EEG)、心電図検査(ECG)、電気眼球図記録(EOG)、筋電図描画法(EMG))を記録するために、典型的には15~20個の接触覚センサーを人体上に配置する。睡眠時呼吸障害のPSGのめには、患者を専門病院において二晩にわたって観察する必要があった。すなわち、第一夜は純然たる診断のためであり、第二夜は、臨床医による治療パラメータのタイトレーションのために必要であった。そのため、PSGは高コストであり、利便性も低い。PSGは、家庭における睡眠テストには特に不向きである。
本技術は、呼吸疾患の診断、改善、治療または回避において用いられる医療デバイスの提供に関連し、これらの医療デバイスは、向上した快適性、コスト、有効性、使い易さおよび製造可能性のうち1つ以上を有する。
本技術を、添付図面中に非限定的に一実施例として例示する。図面中、類似の参照符号は、以下の類似の要素を含む:
4.1 治療システム
本技術についてさらに詳細に説明する前に、本技術は、本明細書中に記載される異なり得る特定の実施例に限定されるのではないことが理解されるべきである。本開示中に用いられる用語は、本明細書中に記載される特定の実施例を説明する目的のためのものであり、限定的なものではないことも理解されるべきである。
一形態において、本技術は、呼吸疾患の治療方法を含む。本方法は、患者1000の気道の入口へ陽圧を付加するステップを含む。
一形態において、本技術は、呼吸障害の治療のための装置またはデバイスを含む。装置またはデバイスは、圧縮空気を患者インターフェース3000への空気回路4170を介して患者1000へ供給するRPTデバイス4000を含み得る(例えば、図1A~図1Cを参照されたい)。
図3Aに示したように、本技術の一様態による非侵襲的患者インターフェース3000は、以下の機能様態を含む:密閉形成構造3100、プレナムチャンバ3200、位置決めおよび安定化構造3300、通気孔3400、空気回路4170への接続のための一形態の接続ポート3600、および前額支持部3700。いくつかの形態において、機能様態が、1つ以上の物理的コンポーネントによって提供され得る。いくつかの形態において、1つの物理的コンポーネントは、1つ以上の機能様態を提供し得る。使用時において、密閉形成構造3100は、気道への陽圧での空気供給を促進するように、患者の気道の入口を包囲するように配置される。
本技術の一形態において、密閉形成構造3100は、密閉形成表面を提供し、クッション機能をさらに提供し得る。
プレナムチャンバ3200は、使用時に密閉が形成される領域において平均的な人の顔の表面外形に対して相補的である形状の周囲を有する。使用時において、プレナムチャンバ3200の周辺縁部は、顔の隣接する表面に近接して位置決めされる。顔との実際の接触は、密閉形成構造3100によって提供される。密閉形成構造3100は、使用時においてプレナムチャンバ3200の周囲全体の周りに延び得る。
呼気および吸気時の例示的な空気流れ経路
熱/水分交換器(HME)を備えた、例示的なフルフェース型マスク
本技術の一実施例によれば、1つ以上の減容部材(体積分割部材または流れ方向付け部材とも呼ばれる)をプレナムチャンバ内に設けることで、プレナムチャンバの有効内容積が低減し得る。1つ以上の減容部材または流れ方向付け部材は、有効内容積中へのプレナムチャンバおよびデッドスペース体積への分割を行い、有効内容積とデッドスペース体積との間の流れを塞ぐするような構造および配置にされる。プレナムチャンバの有効内容積が低減すると、不要なデッドスペース体積が呼吸圧力治療の送達に必要な体積から分離され、これにより、患者が治療時に吸気する空気の体積が低減する。
上記したように、1つ以上の減容部材を設けることにより、熱/水分交換器(HME)がプレナムチャンバ内に設けられた場合におけるCO2の再呼吸の低減に対する実行可能な解決方法も提供される。HMEは、患者気道と孔との間の流路内に配置され、(プレナムチャンバ内のCO2蓄積の原因となり得る)孔を介して退出する呼気流れを妨げる。このような問題の可能性は、より大きな内容積のプレナムチャンバ(例えば、フルフェース型マスク)においてより一般的である。本技術の一実施例による1つ以上の減容部材を設ければ、プレナムチャンバの有効内容積を低減させて、HME付き患者インターフェース内において再呼吸されるCO2の体積を低減させることができる。
本技術の患者インターフェース3000の密閉形成構造3100は、使用時において位置決めおよび安定化構造3300によって密閉位置において保持され得る。
一形態において、患者インターフェース3000は、吐き出されたガス(例えば、二酸化炭素)の押し出しを可能にするように構成および配置された通気部3400を含む。
一形態において、患者インターフェース3000は、少なくとも1つの非連動構造(例えば、回り継ぎ手または球窩)を含む。
接続ポート3600は、空気回路4170への接続を可能にする。
一形態において、患者インターフェース3000は、前額支持部3700を含む。
一形態において、患者インターフェース3000は、窒息防止弁を含む。
本技術の一形態において、患者インターフェース3000は、プレナムチャンバ3200内の量へのアクセスを可能にする1つ以上のポートを含む。一形態において、これにより、臨床医が補充酸素を供給することが可能になる。一形態において、これにより、プレナムチャンバ3200内のガス(例えば、圧力)の特性を直接測定することが可能になる。
本技術の開示目的のため、本技術の特定の形態において、以下の定義のうち1つ以上が適用され得る。本技術の他の形態において、別の定義も適用され得る。
空気:本技術の特定の形態において、空気は大気を意味し得、本技術の他の形態において、空気は、他の呼吸可能なガスの組み合わせ(例えば、酸素を豊富に含む大気)を意味し得る。
シリコーンまたはシリコーンエラストマー:合成ゴム。本明細書において、シリコーンについて言及される場合、液体シリコーンゴム(LSR)または圧縮成形シリコーンゴム(CMSR)を指す。市販のLSRの一形態として、Dow Corningによって製造されるSILASTIC(この登録商標下において販売される製品群に含まれる)がある。別のLSR製造業者として、Wackerがある。他に逆の明記無き限り、例示的形態のLSRのASTMD2240によって測定した場合のショアA(またはタイプA)押込み硬さは、約35~約45である。
弾性:弾性変形時にエネルギーを吸収することおよび除荷時にエネルギーを解放することが可能な材料の能力。
無呼吸:いくつかの定義によれば、無呼吸とは、所定の閾値を下回った流れが例えば10秒間の継続期間にわたって継続した場合に発生したと言われる。閉塞性無呼吸とは、患者の努力にもかかわらず、何らかの気道閉塞により空気の流れが許されないときに発生すると言われる。中枢性無呼吸とは、気道が開通しているにも関わらず呼吸努力の低下または呼吸努力の不在に起因して無呼吸が検出された状態を指すと言われる。混合無呼吸とは、呼吸努力の低下または不在が気道閉塞と同時発生した状態を指すと言われる。
(i)平坦化:上昇の後に比較的平坦な部位が続いた後、下降が発生すること。
(ii)M字型:立ち上がりにおいて1つおよび立ち下がりにおいて1つの2つの局所的ピークを持ち、これら2つのピークの間に比較的平坦な部位がある。
(iii)椅子状:単一の局所的ピークを持ち、このピークが立ち上がり部分に発生した後、比較的平坦な部位が続く。
(iv)逆椅子状:比較的平坦な部位の後に単一の局所的ピークが続き、このピークが立ち下がり部分に発生する。
(i)患者呼吸の30%の低下が少なくとも10秒+関連する4%の脱飽和、または、
(ii)患者呼吸の(50%未満の)低下が少なくとも10秒間継続し、関連して脱飽和が少なくとも3%であるかまたは覚醒が発生する。
適応サーボ人工呼吸器(ASV):一定の目標換気を持つのではなく変更が可能なサーボ人工呼吸器。変更可能な目標換気は、患者の何らかの特性(例えば、患者の呼吸特性)から学習され得る。
5.4.4.1 顔の解剖学的構造
翼:外部の外壁または各鼻孔の「翼」(複数形:alar)
大鼻翼軟骨:軟骨の板であり、外側鼻軟骨の下側に配置される。これは、鼻孔の前方部分の周囲において曲線状になる。その後端は、3つまたは4つの翼の小軟骨を含む強靱な線維膜により、上顎骨の前頭突起へ接続される。
前頭骨:前頭骨は、前額部として知られる領域に対応する大型垂直部分である前頭鱗を含む。
横隔膜:シート状の筋肉であり、胸郭下部上に延びる。横隔膜は、心臓、肺および肋骨を含む胸腔を腹腔から分離させる。横隔膜が収縮すると、胸腔の容量が増加し、肺中に空気が引き込まれる。
窒息防止弁(AAV):マスクシステムの構成要素またはサブアセンブリであり、フェールセーフ様態での雰囲気中への開口により、患者による過度のCO2の再呼吸の危険性を低減させる。
本技術による製品は、1つ以上の三次元機械構造(例えば、マスククッションまたはインペラ)を含み得る。三次元構造は、二次元表面によって制限され得る。これらの表面は、関連付けられた表面の方向、位置、機能または他の何らかの特性を記述するためのラベルを用いて区別され得る。例えば、構造は、前表面、後表面、内面および外面のうち1つ以上を含み得る。別の実施例において、クッション構造は、顔を含む(例えば、外側の)表面と、別個の顔を含まない(例えば、下側または内側の)表面を含み得る。別の実施例において、構造は、第1の表面および第2の表面を含み得る。
pにおける平面曲線の曲率は、符号(例えば、正、負)および大きさ(例えば、pにおいて曲線に接する円形の1/半径)を持つものとして記述され得る。
本技術による二次元表面上の所与の点における形状の記述は、複数の垂直断面を含み得る。複数の断面は、外向き法線(「法平面」)を含む面において表面を切断し得、各断面は、異なる方向においてとられ得る。各断面の結果、対応する曲率を有する平面曲線が得られる。その点における異なる曲率は、同一符号または異なる符号を持ち得る。その点における曲率はそれぞれ、(例えば、比較的小さな)大きさを有する。図3B~図3F中の平面曲線は、特定の点におけるこのような複数の断面の例であり得る。
空間曲線:平面曲線と異なり、空間曲線は、任意の特定の平面内に必ずしも存在しない。空間曲線は、三次元空間の一次元ピースとみなされ得る。DNA螺旋の鎖上を歩行している架空の人物は、空間曲線に沿って歩行する。典型的なヒトの左耳は、左手螺旋を含む(図3Pを参照)。典型的なヒトの右耳は、右手螺旋を含む(図3Qを参照)。図3Rは、右手螺旋を示す。構造の縁部(例えば、膜または羽根車の縁部)は、空間曲線をたどり得る。一般的に、空間曲線は、空間曲線上の各点における曲率およびねじれによって記述され得る。ねじれとは、平面から発生する曲線の様態の尺度である。ねじれは、符号および大きさを有する。空間曲線上の点におけるねじれは、当該点における接線ベクトル、法線ベクトルおよび従法線ベクトルに対して特徴付けられ得る。
表面は、一次元穴を持ち得る(例えば、平面曲線または空間曲線によって境界付けられた穴)。穴を含む肉薄構造(例えば、膜)の場合、この構造は、一次元穴を有するものとして記述され得る。例えば、図3Iに示す構造の表面中の一次元穴が平面曲線301Dによって境界付けられる様子を参照されたい。
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[第1項]
空気流れを周囲空気圧力に対して連続的に陽圧において少なくとも患者の鼻孔入口を含む前記患者の気道への入口へ密閉された様態で送達するための患者インターフェースであって、前記患者インターフェースは、使用時において前記患者の睡眠時の前記患者の呼吸サイクル全体において周囲空気圧力よりも高い約4cmH2O~約30cmH2Oの範囲の治療圧力を維持し、睡眠時呼吸障害が改善されるように構成され;
前記患者インターフェースは:
前記患者の鼻および/または口腔の周囲のシールを形成するように適合されたクッションアセンブリであって、前記クッションアセンブリは、使用時において周囲圧力を超える圧力で加圧されるプレナムチャンバを規定する、クッションアセンブリと;
患者が呼息したCO2の再呼吸を最小化させるために、前記患者が呼息したCO2が前記患者インターフェースの外部へ流れることを可能にするように構成されたガス逃がし孔と;および
前記プレナムチャンバの有効内容積を低減させるように前記プレナムチャンバ内に設けられた少なくとも1つの減容部材と、を含み、
前記少なくとも1つの減容部材は、前記治療圧力を送達するための前記プレナムチャンバの主要体積を少なくとも前記患者の鼻通路への前記入口の上側に設けられたデッドスペース体積から分離するように、配置され、前記主要体積は、前記患者の鼻および/または口腔ならびに前記孔と直接流体連通するように適合される、患者インターフェース。
[第2項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記患者が再呼吸するCO2の体積を低減させるように配置される、第1項に記載の患者インターフェース。
[第3項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記シールを変化させることなく前記プレナムチャンバの有効内容積を低減させるように配置される、第1~2項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第4項]
前記少なくとも1つの減容部材は、1つ以上の可動フラップを含む、第1~3項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第5項]
前記1つ以上の可動フラップは、前記プレナムチャンバを主要チャンバと、前記主要チャンバから分離されかつ前記主要チャンバと別個である少なくとも1つの周辺チャンバとに分離または分割し、前記主要チャンバは、前記患者の鼻および/または口腔ならびに前記孔と直接流体連通するように適合される、第4項に記載の患者インターフェース。
[第6項]
前記少なくとも1つの周辺チャンバは、前記デッドスペース体積を前記プレナムチャンバ内に含む、第5項に記載の患者インターフェース。
[第7項]
前記少なくとも1つの周辺チャンバは、前記主要チャンバから区画される、第5~6項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第8項]
前記プレナムチャンバの有効内容積は、前記主要チャンバの体積まで低減される、第5~7項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第9項]
前記1つ以上の可動フラップは、前記患者の鼻通路の概して上方に配置されるように適合された周辺チャンバを確立するように配置された上側可動フラップまたは上部可動フラップを含む、第5~8項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第10項]
前記1つ以上の可動フラップは、前記患者の下唇の概して下側に配置されるように適合された周辺チャンバを確立するように配置された下側可動フラップまたは下部可動フラップを含む、第5~9項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第11項]
前記可動フラップはそれぞれ、前記患者の顔へ向かって方向付けられるように適合された自由端部を含む、第4~10項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第12項]
前記可動フラップはそれぞれ、比較的可撓性であり、前記可動フラップが前記患者の顔に適合するように変形および/または撓むことを可能にするように適合される、第11項に記載の患者インターフェース。
[第13項]
前記プレナムチャンバ内の熱/水分交換器をさらに含む、第1~12項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第14項]
前記クッションアセンブリは、前壁部位および密閉形成構造を含む、第1~13項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第15項]
前記前壁部位は前記孔を含む、第14項に記載の患者インターフェース。
[第16項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記前壁部位へ設けられる、第14~15項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第17項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記患者の口腔への前記入口の下側へ設けられた不要なデッドスペース体積から前記主要体積を分離させるように配置される、第1~16項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第18項]
前記少なくとも1つの減容部材は、エラストマー材料によって構成される、第1~17項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第19項]
前記少なくとも1つの減容部材により、患者吸気および患者呼気が前記患者の呼吸サイクル全体において前記主要体積を介して発生するように、流れバイアスが生成される、第1~18項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第20項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記患者の呼吸サイクル全体において前記デッドスペース体積から離隔方向に流れをバイアスする、第1~19項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第21項]
前記デッドスペース体積は加圧され、前記クッションアセンブリの空気圧式密閉を提供する、第1~20項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第22項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記主要体積と前記デッドスペース体積との間の流れを塞ぐような構造および配置にされた1つ以上の流れ方向付け部材を含む、第1~21項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第23項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記プレナムチャンバを主要チャンバと、前記主要チャンバから分離されかつ前記主要チャンバと別個である少なくとも1つの周辺チャンバとに分離または分割させ、前記主要チャンバは、前記患者の鼻および/または口腔ならびに前記孔と直接流体連通するように適合される、第1~22項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第24項]
前記少なくとも1つの周辺チャンバの加圧を可能にするように配置された1つ以上の加圧ポートをさらに含む、第23項のうちいずれか1つに記載の患者インターフェース。
[第25項]
前記プレナムチャンバ内の熱/水分交換器をさらに含み、前記1つ以上の加圧ポートは、前記熱/水分交換器の前側に配置される、第24項に記載の患者インターフェース。
[第26項]
前記少なくとも1つの減容部材は、前記患者の顔から間隔を空けて配置されるように適合された端部を含む隔壁部材を含む、第1項に記載の患者インターフェース。
[第27項]
前記少なくとも1つの減容部材は、患者の顔と共に密閉を形成するように適合された端部を含む密閉部材を含む、第1項に記載の患者インターフェース。
Claims (36)
- 周囲空気圧力に対して連続的な陽圧において少なくとも患者の鼻孔入口を含む患者の気道への入口へ密閉された様態で空気流れを送達するための患者インターフェースであって、当該患者インターフェースは、使用時において患者の睡眠時の患者の呼吸サイクル全体において周囲空気圧力よりも約4cmH2O~約30cmH2Oの範囲高い治療圧力を維持し、睡眠時呼吸障害が改善されるように構成され;
当該患者インターフェースは:
患者の鼻および/または口腔の周囲のシールを形成するように適合されたクッションアセンブリであって、使用時において周囲圧力を超える治療圧力で加圧されるプレナムチャンバを規定する、クッションアセンブリと;
患者が呼息したCO2の再呼吸を最小化させるために、患者が呼息したCO2が当該患者インターフェースの外部へ流れることを可能にするように構成されたガス逃がし孔と;
患者の気道と前記ガス逃がし孔との間で、前記プレナムチャンバ内に設けられた熱/水分交換器と;
前記熱/水分交換器の前側に設けられた少なくとも1つの漏洩ポートと;
前記プレナムチャンバの内容積を低減させるように前記プレナムチャンバ内に設けられた少なくとも1つの隔壁部材と、を含み、
少なくとも1つの前記隔壁部材は、前記プレナムチャンバを主要チャンバと少なくとも1つの周辺チャンバに分離し、前記主要チャンバが前記治療圧力を伝達するための前記プレナムチャンバの主要体積を含み、前記周辺チャンバが前記プレナムチャンバのデッドスペース体積を含み、
前記主要体積が、少なくとも患者の鼻孔入口、前記熱/水分交換器、および、ガス逃がし孔と直接流体連通するように構成され、
少なくとも1つの前記漏洩ポートは、すべての吸気流れが少なくとも1つの前記周辺チャンバ内に流れ込むことを可能にし、少なくとも1つの前記周辺チャンバ内に流れ込む前に前記熱/水分交換器をバイパスするように構成されていることを特徴とする、患者インターフェース。 - 少なくとも1つの前記隔壁部材が、患者の顔から離間するように適合された端部を含んでいることを特徴とする、請求項1に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、患者の呼吸サイクル全体を通して患者の吸気および患者の呼気が前記主要体積を介して生じるように流れを方向付けるように構成および配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、前記熱/水分交換器を通って少なくとも1つの前記周辺チャンバから離れるように吸気流を方向付けるように構成および配置されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、前記熱/水分交換器を通って少なくとも1つの前記周辺チャンバから患者の気道に向かってすでに流れている吸気流を方向付けるように構成および配置されていることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記漏洩ポートは、呼気流が少なくとも1つの前記周辺チャンバに流入する前に、すべての呼気流が、前記熱/水分交換器を通過して少なくとも1つの前記周辺チャンバへ流入することを可能にするように配置されていることを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 前記熱/水分交換器からの水分損失を制限するように、少なくとも1つの前記漏洩ポートが配置されていることを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、患者によって再呼吸されるCO2の量を減らすように配置されていることを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、前記シールを変更することなく前記プレナムチャンバの前記内容積を減少させるように配置されていることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、前記熱/水分交換器が加熱および加湿する前記主要チャンバの容積を減らすように配置されていることを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 前記デッドスペース体積は、患者の鼻孔入口より上方に設けられていることを特徴とする、請求項1~10のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 前記デッドスペース体積は、患者の口腔入口の下方に設けられていることを特徴とする、請求項1~11のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、患者の鼻孔の上に概して位置するように適合された上部周辺チャンバを確立するように配置された、上部または上方隔壁部材を含むことを特徴とする、請求項1~12のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記漏洩ポートは、前記上部周辺チャンバと連通するように適合された上部または上方漏洩ポートを含むことを特徴とする、請求項13に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記隔壁部材は、患者の下唇の下に概して位置するように適合された下部周辺チャンバを確立するように配置された、下部または下部隔壁部材を含むことを特徴とする、請求項1~14のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記漏洩ポートは、前記下部周辺チャンバと連通するように適合された下部または下方漏洩ポートを含むことを特徴とする、請求項15に記載の患者インターフェース。
- 前記熱/水分交換器は、前記クッションアセンブリの前壁部位によって支持さられていることを特徴とする、請求項1~16のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 周囲空気圧力に対して連続的な陽圧において少なくとも患者の鼻孔入口を含む患者の気道への入口へ密閉された様態で空気流れを送達するための患者インターフェースであって、当該患者インターフェースは、使用時において患者の睡眠時の患者の呼吸サイクル全体において周囲空気圧力よりも約4cmH2O~約30cmH2Oの範囲高い治療圧力を維持し、睡眠時呼吸障害が改善されるように構成され;
当該患者インターフェースは:
患者の鼻および/または口腔の周囲のシールを形成するように適合されたクッションアセンブリであって、使用時において周囲圧力を超える治療圧力で加圧されるプレナムチャンバを規定する、クッションアセンブリと;
患者が呼息したCO2の再呼吸を最小化させるために、患者が呼息したCO2が当該患者インターフェースの外部へ流れることを可能にするように構成されたガス逃がし孔と;
患者の気道と前記ガス逃がし孔との間で、前記プレナムチャンバ内に設けられた熱/水分交換器と;
前記熱/水分交換器の前側に設けられた少なくとも1つの加圧ポートと;
前記プレナムチャンバの内容積を低減させるように前記プレナムチャンバ内に設けられた少なくとも1つのシール部材と、を含み、
少なくとも1つの前記シール部材は、前記プレナムチャンバを主要チャンバと少なくとも1つの周辺チャンバに分離し、前記主要チャンバが前記治療圧力を伝達するための前記プレナムチャンバの主要体積を含み、前記周辺チャンバが前記プレナムチャンバのデッドスペース体積を含み、
前記主要体積が、少なくとも患者の鼻孔入口、前記熱/水分交換器、および、ガス逃がし孔と直接流体連通するように構成され、
少なくとも1つの前記加圧ポートは、前記主要チャンバとは独立して、少なくとも1つの前記周辺チャンバの加圧を可能にするように構成されていることを特徴とする、患者インターフェース。 - 少なくとも1つの前記シール部材が、患者の顔とシールを形成するように適合された端部を備えていることを特徴とする、請求項18に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材が変形および/または屈曲して患者の顔に一致することを可能にするように、少なくとも1つの前記シール部材は比較的柔軟であることを特徴とする、請求項18または19に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、患者の呼吸サイクル全体を通して患者の吸気および患者の呼気が前記主要体積を介して生じるように、前記主要体積と前記デッドスペース体積との間の流れを妨げるように構成および配置されていることを特徴とする、請求項18~20のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、前記熱/水分交換器を通って少なくとも1つの前記周辺チャンバから離れるように吸気流を方向付けるように構成および配置されていることを特徴とする、請求項18~21のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、前記熱/水分交換器を通って少なくとも1つの前記周辺チャンバから患者の気道に向かってすでに流れている吸気流を方向付けるように構成および配置されていることを特徴とする、請求項18~22のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記加圧ポートは、呼気流が少なくとも1つの前記周辺チャンバに流入する前に、すべての呼気流が、前記熱/水分交換器を通過して少なくとも1つの前記周辺チャンバへ流入することを可能にするように配置されていることを特徴とする、請求項18~23のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記加圧ポートは、呼気流が少なくとも1つの前記周辺チャンバに流入する前に、すべての呼気流が、前記熱/水分交換器をバイパスして少なくとも1つの前記周辺チャンバへ流入することを可能にするように配置されていることを特徴とする、請求項18~24のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 前記熱/水分交換器からの水分損失を制限するように、少なくとも1つの前記加圧ポートが配置されていることを特徴とする、請求項18~25のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、患者によって再呼吸されるCO2の量を減らすように配置されていることを特徴とする、請求項18~26のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、前記シールを変更することなく前記プレナムチャンバの前記内容積を減少させるように配置されていることを特徴とする、請求項18~27のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、前記熱/水分交換器が加熱および加湿する前記主要チャンバの容積を減らすように配置されていることを特徴とする、請求項18~28のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 前記デッドスペース体積は、患者の鼻孔入口より上方に設けられていることを特徴とする、請求項18~29のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 前記デッドスペース体積は、患者の口腔入口の下方に設けられていることを特徴とする、請求項18~30のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、患者の鼻孔の上に概して位置するように適合された上部周辺チャンバを確立するように配置された、上部または上方シール部材を含むことを特徴とする、請求項18~31のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記加圧ポートは、前記上部周辺チャンバと連通するように適合された上部または上方加圧ポートを含むことを特徴とする、請求項32に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記シール部材は、患者の下唇の下に概して位置するように適合された下部周辺チャンバを確立するように配置された、下部または下部シール部材を含むことを特徴とする、請求項18~33のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
- 少なくとも1つの前記加圧ポートは、前記下部周辺チャンバと連通するように適合された下部または下方加圧ポートを含むことを特徴とする、請求項34に記載の患者インターフェース。
- 前記熱/水分交換器は、前記クッションアセンブリの前壁部位によって支持されていることを特徴とする、請求項18~35のいずれか一項に記載の患者インターフェース。
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