JP7233337B2 - コンパクト容器 - Google Patents
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この構成によれば、第3磁石を第2磁石の下方に移動させた際に、可動部材を介して中皿を押し上げやすくできる。
この構成によれば、例えば、使用者は操作部材のうち下方に露出する部分に手指を掛けて操作部材を移動させることで、容易に第3磁石の位置を変化させることができる。これにより、中皿を交換する際等に第3磁石を容易に第2磁石の下方に移動させることができる。したがって、中皿同士の位置の変更作業、および中皿の交換作業をより容易に行うことができる。
この構成によれば、複数の中皿同士の配置を入れ替えることが可能である。
また、以下の説明では、容器本体10の中心軸線を容器軸O1と呼び、容器軸O1に沿う方向を上下方向Z(Z軸方向)と呼ぶ。上下方向Zに沿って容器本体10が開口する側(+Z側)を上側または上方と呼び、逆側(-Z側)を下側または下方と呼ぶ。容器軸O1は、回動軸O2と直交する。回動軸O2に沿う方向を左右方向Y(Y軸方向)と呼び、上下方向Zおよび左右方向Yの両方に直交する方向を前後方向X(X軸方向)と呼ぶ。左右方向Yおよび前後方向Xは、上下方向Zと直交する水平方向に相当する。
なお、上下方向Z、左右方向Y、前後方向X、および水平方向等は、単に各部の相対位置関係を説明するための名称であり、コンパクト容器1の実際の姿勢等を限定しない。
外容器20は、外側底部21と、外側周壁部22と、を有する。外側底部21は、左右方向Yおよび前後方向Xに沿って広がる平面視矩形状である。外側周壁部22は、外側底部21の外周縁部から上方に突出する矩形枠状である。
フランジ部33は、内側周壁部32の上端部から径方向外側に広がっている。フランジ部33は、平面視で略矩形枠状である。フランジ部33の外周縁部は、図2に示すように、外側周壁部22の上端部に上方から接触している。フランジ部33の下面には、下方に突出するシール凸部33aが形成されている。シール凸部33aは、外側周壁部22の上端部に接触し、外側周壁部22とフランジ部33との間をシールしている。これにより、中皿40内の内容物が、外部から外側周壁部22とフランジ部33との間を介して外容器20と内容器30との間に侵入することを抑制でき、貫通孔31a,31bから容器本体10内に漏れることを抑制できる。
押え部52は、仕切部材本体51の上端部における左右方向Yの両縁部にそれぞれ設けられている。各押え部52は、各中皿40の上端縁部のうち仕切部材50に隣り合う部分の上方に位置し、各中皿40の上端縁部に接触する。これにより、押え部52は、複数の中皿40を上方から押さえている。
操作部材本体71の上面には、下方に窪む凹部71aが形成されている。図1に示すように、凹部71aは、操作部材本体71の左右方向Yの中央かつ前後方向Xの中央に配置されている。凹部71aは、例えば、円形状である。凹部71aの内径は、可動部材61,62の凹部61c,62cの内径とほぼ同じであり、仕切部材50の凹部51aの内径よりも大きい。図2に示すように、凹部71aの深さは、可動部材61,62の凹部61c,62cの深さとほぼ同じであり、仕切部材50の凹部51aの深さよりも浅い。
複数の凸部72は、左右方向Yに沿って間隔を空けて配置されている。凸部72は、図4に示すように、前後方向Xに延びている。複数の凸部72は、一対の支持部24a,24b同士の前後方向Xの間に配置されている。
同様に、操作部材70を操作して第3磁石83を第2磁石82bの下方に移動させると、可動部材62を介して、第2中皿42および仕切部材50を上方に押し上げることができる。
また、本実施形態によれば、可動部材61,62は、上側の縁部を有するガイド孔部32a,32bに挿入された凸部61b,62bを有している。そのため、凸部61b,62bがガイド孔部32a,32bの上側の縁部に接触する位置において可動部材61,62の上方への移動が規制される。すなわち、ガイド孔部32a,32bの上側の縁部は、可動部材61,62および第2磁石82a,82bの上方への移動を規制する規制部として機能する。これにより、第2磁石82a,82bと第3磁石83との間に生じる反発力によって第2磁石82a,82bおよび可動部材61,62が上方に移動しても、第2磁石82a,82bおよび可動部材61,62が容器本体10から外れることを抑制できる。
また、本実施形態によれば、操作部材70は、下面に複数の凸部72を有する。そのため、使用者が操作部材70を操作する際において、操作部材70の下面に接触する手指が滑りにくくできる。すなわち、複数の凸部72が手指の滑り止めとして機能する。これにより、操作部材70を左右方向Yに移動させやすくできる。
第1磁石の種類、第2磁石の種類、および第3磁石の種類は、特に限定されない。第1磁石の種類と第2磁石の種類と第3磁石の種類とは、互いに同じであってもよいし、互いに異なっていてもよい。第1磁石、第2磁石、および第3磁石は、例えば、フェライト磁石であってもよい。また、第1磁石、第2磁石、および第3磁石は、焼結磁石であってもよいし、ボンド磁石であってもよい。第1磁石のN極およびS極と第2磁石のN極およびS極と第3磁石のN極およびS極とは、上述した実施形態の配置とそれぞれ逆の配置であってもよい。第1磁石の形状、第2磁石の形状、および第3磁石の形状は、特に限定されず、多角板状であってもよいし、多角柱状であってもよい。
コンパクト容器の形状は、特に限定されず、平面視円形状であってもよい。
本明細書において説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、相互に組み合わせることができる。
Claims (4)
- 上方に開口する容器本体と、
前記容器本体内に着脱可能に収容された中皿と、
前記容器本体内に着脱可能に収容され、前記容器本体内を仕切る仕切部材と、
前記仕切部材に設けられた第1磁石と、
前記仕切部材の下方と前記中皿の下方との少なくとも一方に設けられた第2磁石と、
前記容器本体の底部に設けられた第3磁石と、
を備え、
前記仕切部材は、前記中皿を上方から押さえる押え部を有し、
前記第2磁石は、上下方向に移動可能であり、かつ、上方に移動することで前記仕切部材と前記中皿との少なくとも一方を押し上げ可能であり、
前記第3磁石は、前記第1磁石の下方と前記第2磁石の下方との間で移動可能であり、
前記第3磁石が前記第1磁石の下方に位置する場合において、前記第1磁石と前記第3磁石との間には、互いに引き寄せられる向きの磁力が生じ、
前記第3磁石が前記第2磁石の下方に位置する場合において、前記第2磁石と前記第3磁石との間には、互いに反発し合う向きの磁力が生じることを特徴とするコンパクト容器。 - 前記容器本体内に上下方向に移動可能に取り付けられた可動部材をさらに備え、
前記可動部材は、前記中皿の下方に設けられ、
前記第2磁石は、前記可動部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンパクト容器。 - 前記容器本体の底部に水平方向に移動可能に取り付けられた操作部材をさらに備え、
前記操作部材は、少なくとも一部が前記容器本体の下方に露出し、
前記第3磁石は、前記操作部材に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のコンパクト容器。 - 前記中皿は、複数設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンパクト容器。
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