JP7232639B2 - 煙突及び煙突の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、煙突及び煙突の製造方法に関する。
ガスタービンコンバインドサイクル設備等の発電設備等においては、排ガスを排出するための煙突が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-131938号公報
特許文献1のような煙突においては、断熱目的としたライニングが筒身内周面に形成される場合がある。また、筒身外周面にロックウール断熱材が設けられる場合がある。しかしながら、ライニングを筒身内部に形成する構成では、吹付の工期が必要となり、筒身全体の重量が重くなってしまう。また、ロックウール断熱材を設ける構成では、例えば雨風を防ぐ外装板を配置したり、二重筒方式を適用したりする必要があるため、コストが高くなってしまう。また、ライニング及びロックウール断熱材を設けない場合、冬季等において排ガス中の水分が内部で結露し、腐食環境が悪化するため、筒身材として高価な材料を用いることになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、筒身全体の重量化を抑制し、耐腐食性が確保され、低コストで製造可能な煙突及び煙突の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の態様に係る煙突は、ガスタービンコンバインドサイクル設備において排ガスを排出する煙突であって、基礎上に設けられ、溶接構造用圧延鋼材を用いて形成される筒身下部と、前記筒身下部の上側に設けられ、所定の低合金鋼材を用いて形成される筒身上部と、前記筒身下部と前記筒身上部とを接続する接続部とを備える。
従って、筒身下部において強度を確保しつつ、筒身上部の低合金鋼材により軽量化を図ることができる。また、低合金鋼材を用いて筒身上部を形成することで、耐腐食性が確保される。このため、筒身内周面にライニングを設ける必要が無いため、低コストで製造可能となる。これにより、筒身全体の重量化を抑制し、耐腐食性が確保され、低コストで製造可能な煙突を提供することができる。
また、前記筒身上部は、外周面に塗布された断熱材層を有してもよい。
従って、筒身上部において容易に断熱性を確保できるため、結露の発生を抑制し、耐腐食性を確保できる。
また、前記接続部は、前記筒身下部及び前記筒身上部とは別個に設けられ、鋼材を用いて環状に形成され、前記筒身下部及び前記筒身上部にそれぞれ溶接により接合された状態であってもよい。
従って、接続部において筒身下部と筒身上部とを強固に接続できるため、筒身全体の強度を確保できる。
また、前記接続部は、前記所定の低合金鋼材を用いて形成されてもよい。
従って、接続部においても、低コストで重量化の抑制及び耐腐食性を確保することができる。
また、前記接続部は、前記溶接構造用圧延鋼材を用いて形成されてもよい。
従って、接続部において、強度を確保することができる。
本発明の態様に係る煙突の製造方法は、ガスタービンコンバインドサイクル設備において排ガスを排出する煙突の製造方法であって、溶接構造用圧延鋼材を用いて基礎上に筒身下部を設置する工程と、前記筒身下部の上部に、環状の接続部を接合する工程と、前記環状鋼材の上部に、所定の低合金鋼材を用いて形成される筒身上部を接合する工程とを含む。
従って、筒身全体の重量化を抑制し、耐腐食性が確保され、低コストで製造可能な煙突を効率的に製造することができる。
本発明によれば、筒身全体の重量化を抑制し、低コストで製造可能な煙突を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る煙突の一例を示す図である。 図2は、煙突の接続部における構造の一例を示す断面図である。 図3は、本実施形態に係る煙突の他の例を示す図である。 図4は、本実施形態に係る煙突の他の例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る煙突の製造方法の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る煙突及び煙突の製造方法の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係る煙突100の一例を示す図である。煙突100は、筒身下部10と、筒身上部20と、接続部30とを有する。煙突100は、例えばガスタービンコンバインドサイクル発電設備において排ガスを排出する際に用いられる煙突である。
筒身下部10は、基礎40上に例えば溶接構造用圧延鋼材(SM材)を用いて形成される。筒身下部10が溶接構造用圧延鋼材を用いて形成されるため、煙突100の強度が確保される。筒身下部10は、例えば無機系ライニング等が筒身内周面に形成されてもよい。また、筒身下部10は、例えばロックウール断熱材が筒身外周面に形成されてもよい。これらの構成により、筒身下部10において結露の発生を抑制し、腐食環境を向上させることが可能である。
筒身上部20は、筒身下部10の情報に設けられ、所定の低合金鋼材を用いて形成される。このような低合金鋼材としては、例えば、重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Ni:1.0~2.5%、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%を含み、残部がFeおよびその他の不純物から構成される鋼材であってもよい。この鋼材においては、例えば重量(%)で、Cu:0.10~1.0%、Mo:0.10~1.0%のうち1種または2種を、さらに含有してもよい。
また、例えば重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Ni:0.10~1.0%未満、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%、Cu:0.10~1.0%を含み、残部がFeおよびその他の不純物から構成される鋼材であってもよい。この鋼材においては、例えば重量(%)で、Mo:0.10~1.0%を、さらに含有してもよい。
また、例えば重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Mo:0.1~1.0%、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%を含み、残部がFeおよびその他の不純物から構成される鋼材等が挙げられる。この鋼材においては、例えば重量(%)で、Cu:0.10~1.0%を、さらに含有してもよい。
また、上記各鋼材においては、重量(%)で、Nb:0.005~0.1%、V:0.005~0.1%、Ta:0.001~0.1%のうち1種または2種以上を、さらに含有してもよい。また、重量(%)で、B:0.0003~0.0050%を、さらに含有してもよい。また、重量(%)で、REM:0.0003~0.0050%、Ca:0.0003~0.06%、Zr:0.0002~0.10%のうち1種または2種以上を、さらに含有してもよい。
また、筒身上部20を構成する所定の低合金鋼材として、例えば新日鉄住金社製のS-TEN1(登録商標)、S-TEN2(登録商標)等を用いることが可能である。
接続部30は、筒身下部10と筒身上部20とを接続する。接続部30は、筒身下部10及び筒身上部20とは別個に設けられ、鋼材を用いて環状に形成される。接続部30は、筒身下部10及び筒身上部20にそれぞれ溶接により接合された状態である。接続部30は、例えば筒身上部20と同様の所定の低合金鋼材を用いて形成されてもよい。また、接続部30は、筒身下部10と同様の溶接構造用圧延鋼材を用いて形成されてもよい。
図2は、煙突100の接続部30における構造の一例を示す断面図である。図2に示すように、筒身下部10は、内周面11に断熱構造50を有する。断熱構造50は、例えばライニング材等が用いられる。なお、筒身下部10は、外周面12にロックウール断熱材等が設けられてもよい。断熱構造50が設けられることにより、筒身下部10における腐食環境の悪化が抑制される。断熱構造50の内周面51と、接続部30の内周面31と、筒身上部20の内周面21との間は、面一状態となっている。このため、煙突100の内部において排ガスを円滑に流通させることが可能となっている。
筒身下部10は、上端面13が接続部30の下端面33と溶接等によって接合された状態である。筒身下部10は、例えば接続部30の径方向において外周面32側の位置に接合される。上記の断熱構造50は、筒身下部10の内周面11と接続部30の下端面33とで形成されるスペースに形成される。
筒身上部20は、上記の所定の低合金鋼材を用いて形成され、耐腐食性が確保される。そのため、筒身上部20は、内周面21及び外周面22には、断熱構造が設けられない構成である。筒身上部20は、下端面23が接続部30の上端面34と溶接等によって接合された状態である。筒身上部20は、内周面21にライニング材等を設けなくてもよいため、筒身下部10よりも径方向の寸法が小さく形成される。筒身上部20は、内周面21が接続部30の内周面31と面一状態となるように、接続部30の径方向における内側端部に接合される。
接続部30は、例えば筒身上部20と同様の所定の低合金鋼材を用いてフランジ状に形成される。この構成により、筒身上部20と同様、耐腐食性が確保されるため、内周面31及び外周面32には断熱構造が設けられない構成である。接続部30は、上記のように、下端面33が筒身下部10の上端面13に溶接により接合された状態である。また、接続部30は、上端面34が筒身上部20の下端面23に溶接により接合された状態である。
図3は、本実施形態に係る煙突の他の例を示す図である。図3に示す煙突100Aは、筒身上部20の外周面22に断熱材層60が設けられた構成である。煙突100Aの他の部分の構成については、上記の煙突100と同様である。断熱材層60としては、例えばセラミック等により形成される。筒身上部20の外周面22に断熱材層60が設けられることにより、筒身上部20において容易に断熱性を確保できるため、結露の発生を抑制し、より高い耐腐食性を確保できる。
図4は、本実施形態に係る煙突の他の例を示す図である。図4に示す煙突100Bは、筒身下部10から筒身上部20にかけて径方向の寸法が徐々に小さくなるように接続部30Bの形状がテーパ形状となっている。接続部30Bは、上記煙突100と同様に、下端面33Bが筒身下部10の上端面13に溶接により接合された状態であり、上端面34Bが筒身上部20の下端面23に溶接により接合された状態である。
接続部30Bは、例えば筒身下部10と同様の溶接構造用圧延鋼材を用いて形成される。接続部30Bの内周面31Bには、筒身下部10の内周面11の断熱構造50Bの一部が上方に張り出した状態で設けられている。このため、接続部30Bにおいて耐腐食性が確保される。断熱構造50Bは、当該断熱構造50Bの内周面51Bと、筒身上部20の内周面21と面一状態となるように接続部30Bの内周面31Bに設けられる。これにより、煙突100Bの内部において排ガスを円滑に流通させることができる。
図5は、本実施形態に係る煙突の製造方法の一例を示すフローチャートである。以下、煙突100を例に挙げて説明するが、煙突100A、100Bにおいても同様の説明が可能である。図5に示すように、まず、基礎40に筒身下部10を設置する(ステップS10)。ステップS10では、溶接構造用圧延鋼材を用いて基礎40上に筒身下部10を建設する。
次に、筒身下部10に断熱構造50を設置する(ステップS20)。ステップS20では、例えば無機系のライニング材等を断熱構造50として筒身下部10の内周面11に設置することができる。また、ライニング材に代えて、筒身下部10の外周面12にロックウール断熱材等を形成してもよい。
次に、筒身下部10上に接続部30を設置する(ステップS30)。ステップS30では、予め形状及び寸法が設定されたフランジ状の接続部30を筒身下部10の上端面13上に配置し、接続部30の下端面33を溶接により上端面13に接合する。なお、筒身下部10の内周面11にライニング材を設置する場合には、例えば筒身下部10上に接続部30を設置した後に、筒身下部10の内周面11に断熱構造50を設置してもよい。つまり、ステップS30を行った後に、ステップS20を行ってもよい。
次に、接続部30上に筒身上部20を設置する(ステップS40)。ステップS40では、筒身上部20を接続部30の上端面34上に配置し、筒身上部20の下端面23を溶接により上端面34に接合する。これにより、煙突100が完成する。なお、筒身下部10の内周面11にライニング材を設置する場合には、例えば筒身下部10上に接続部30を設置し、接続部30上に筒身上部20を設置した後に、筒身下部10の内周面11に断熱構造50を設置してもよい。つまり、ステップS30及びステップS40を行った後に、ステップS20を行ってもよい。
以上のように、本実施形態に係る煙突100は、ガスタービンコンバインドサイクル設備において排ガスを排出する煙突100であって、基礎40上に設けられ、溶接構造用圧延鋼材を用いて形成される筒身下部10と、筒身下部10の上側に設けられ、所定の低合金鋼材を用いて形成される筒身上部20と、筒身下部10と筒身上部20とを接続する接続部30とを備える。
従って、筒身下部10において強度を確保しつつ、筒身上部20の低合金鋼材により軽量化を図ることができる。また、低合金鋼材を用いて筒身上部20を形成することで、耐腐食性が確保される。このため、外装板を用いたり二重筒方式を適用したりする必要が無いため、低コストで製造可能となる。これにより、筒身全体の重量化を抑制し、耐腐食性が確保され、低コストで製造可能な煙突100を提供することができる。
本実施形態に係る煙突100において、筒身上部20は、外周面22に塗布された断熱材層60を有する。従って、筒身上部20において容易に断熱性を確保できるため、結露の発生を抑制し、耐腐食性を確保できる。
本実施形態に係る煙突100において、接続部30は、筒身下部10及び筒身上部20とは別個に設けられ、鋼材を用いて環状に形成され、筒身下部10及び筒身上部20にそれぞれ溶接により接合された状態である。従って、接続部30において筒身下部10と筒身上部20とを強固に接続できるため、筒身全体の強度を確保できる。
本実施形態に係る煙突100において、接続部30は、所定の低合金鋼材を用いて形成される。従って、接続部30においても、低コストで重量化の抑制及び耐腐食性を確保することができる。
本実施形態に係る煙突100において、接続部30は、溶接構造用圧延鋼材を用いて形成される。従って、接続部30において、強度を確保することができる。
また、本実施形態に係る煙突100の製造方法は、ガスタービンコンバインドサイクル設備において排ガスを排出する煙突100の製造方法であって、溶接構造用圧延鋼材を用いて基礎40上に筒身下部10を形成する工程と、筒身下部10の上部に、接続部30を溶接により接合する工程と、接続部30の上部に、所定の低合金鋼材を用いて形成される筒身上部20を接合する工程とを含む。従って、筒身全体の重量化を抑制し、耐腐食性が確保され、低コストで製造可能な煙突100を効率的に製造することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
10 筒身下部
11,21,31,31B,51,51B 内周面
12,22,32 外周面
13,34,34B 上端面
20 筒身上部
23,33,33B 下端面
30,30B 接続部
40 基礎
50,50B 断熱構造
60 断熱材層
100,100A,100B 煙突

Claims (6)

  1. ガスタービンコンバインドサイクル設備において排ガスを排出する煙突であって、
    基礎上に設けられ、溶接構造用圧延鋼材を用いて形成される筒身下部と、
    前記筒身下部の上側に設けられ、所定の低合金鋼材を用いて形成される筒身上部と、
    前記筒身下部と前記筒身上部とを接続する環状の接続部と
    を備え
    前記低合金鋼材は、
    重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Ni:1.0~2.5%、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%を含む鋼材、
    重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Ni:0.10~1.0%未満、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%、Cu:0.10~1.0%を含む鋼材、又は、
    重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Mo:0.1~1.0%、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%を含む鋼材である
    煙突。
  2. 前記筒身上部は、外周面に塗布された断熱材層を有する
    請求項1に記載の煙突。
  3. 前記接続部は、前記筒身下部及び前記筒身上部とは別個に設けられ、前記筒身下部及び前記筒身上部にそれぞれ溶接により接合された状態である
    請求項1又は請求項2に記載の煙突。
  4. 前記接続部は、前記所定の低合金鋼材を用いて形成される
    請求項3に記載の煙突。
  5. 前記接続部は、前記溶接構造用圧延鋼材を用いて形成される
    請求項3に記載の煙突。
  6. ガスタービンコンバインドサイクル設備において排ガスを排出する煙突の製造方法であって、
    溶接構造用圧延鋼材を用いて基礎上に筒身下部を設置する工程と、
    前記筒身下部の上部に、環状の接続部を接合する工程と、
    前記接続部の上部に、所定の低合金鋼材を用いて形成される筒身上部を接合する工程と
    を含み、
    前記低合金鋼材は、
    重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Ni:1.0~2.5%、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%を含む鋼材、
    重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Ni:0.10~1.0%未満、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%、Cu:0.10~1.0%を含む鋼材、又は、
    重量(%)で、C:0.10%超~0.15%、Si:0.01~0.5%、Mn:0.1~1.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、Cr:2.5~7.5%、Mo:0.1~1.0%、Ti:0.005~0.05%、Al:0.005~0.1%を含む鋼材である
    煙突の製造方法。
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