JP7231705B1 - 投票券販売装置、投票券販売方法、投票券販売プログラム、及び投票券販売システム - Google Patents
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Abstract
【課題】出場する競技主体の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の買い目でまとめて投票可能とする投票券販売装置、投票券販売方法、投票券販売プログラム及び投票券販売システムを提供する。【解決手段】投票システムSにおいて、投票サーバ1は、レースに出場する複数の競技主体を夫々識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、ユーザ端末2へ送信する。また、複数のレースそれぞれに出場する競技主体の数を示す競技主体数情報を取得し、複数のレースそれぞれが、選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する。さらに、選択された投票先番号により識別される競技主体が出場しないと判定したレースの選択を不可能に設定し、設定が行われたページ情報を送信する。【選択図】図1
Description
本発明は、レースについて投票するためのユーザインタフェースを提供する方法に関する。
従来、所定の競技を行う複数の競技主体が出場するレースの結果を予想して投票可能とするシステムが知られている。こうしたシステムにおいて、ユーザは、所定のウェブサイトにアクセスし、又は専用のアプリケーションを利用することにより、投票用の画面を表示させて投票を行うことができる。例えば、ユーザは、投票用の画面に、レースの開催日、競技場、レース番号、賭式、買い目等を指定して、投票内容を決定する。しかしながら、これらの指定は一般的には煩雑である。そのため、より簡単な操作で投票を可能とすることが望まれる。
例えば、特許文献1には、レースに出場する選手を、当選確率が均等となるように2枠又は3枠に分け、それらの枠うち何れの枠に所定順位の選手がいるかをユーザが予想する投票システムが開示されている。
また、非特許文献1には、決め打ち投票という投票方法が開示されている。この投票方法においては、ユーザが買い目を選択するとともに、複数のレースを選択することで、同一の買い目でそれら複数のレースについてまとめて投票可能である。買い目として、例えば車番の組み合わせの選択が可能である。
公益財団法人JKA、「KEIRIN.JP新機能追加のお知らせ」、[online]、[令和3年10月1日検索]、インターネット<URL:http://keirin.jp/pc/dfw/portal/guest/news/2009khn/03/news20090331_01.html>
競技によっては、レースに出場する競技主体の数が、レースごとに異なる場合がある。例えば競技が競輪である場合、5車立てから9車立てまでのレースが存在する場合がある。決め打ち投票において、投票の対象として選択可能な複数のレースの中に車立てが異なるレースが混在する場合、問題が生じる場合がある。例えば、投票対象となる選手の車番として1番から9番までの番号の選択が可能なように、投票用の画面にそれぞれの番号のボタンを表示させる。このような画面で9番を含む組み合わせを選択した場合、ユーザは9車立てのレースに投票可能ではあるが、9番の選手が存在しない8車立て未満のレースに投票することができない。そこで、現在では7車立てのレースが比較的に多いことを考慮して、1番から7番までの番号のみを選択可能なようにボタンを表示し、7車立てのレースのみを選択可能なように、投票用の画面を構成することが考えられる。しかしながら、この場合、6車立て未満のレースや8車立て以上のレースについては投票することができない。
本発明は以上の点に鑑みてなされてものであり、その課題の一例は、出場する競技主体の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の買い目でまとめて投票可能な投票券販売装置、投票券販売方法、投票券販売プログラム、及び投票券販売システムを提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、端末装置へ送信する送信手段と、前記送信されたページ情報を受信した端末装置から、前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信手段と、前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売手段と、前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段と、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定手段と、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定手段により判定されたレースの選択を、前記ページにおいて不可能に設定する設定手段と、を備え、前記送信手段は、前記設定が行われた前記ページ情報を更に送信することを特徴とする。
この発明によれば、レースに出場する競技主体の数に基づいて、各レースが、競技主体の番号及びレースを選択するためのページにおいて選択された番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否かが判定される。選択された番号により識別される競技主体が出場しないレースの選択が、そのページにおいて不可能になる。レースに出場する競技主体の数によって、そのレースに対して投票するために選択可能な競技主体の番号が異なる場合がある。選択された内容に基づいて投票な可能なレースのみ、投票を選択するように操作することができる。従って、出場する競技主体の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の買い目でまとめて投票することができる。
請求項2に記載の発明は、前記送信手段は、複数の賭式のうち何れかの投票賭式の選択が更に可能な前記ページ情報を送信し、前記受信手段は、前記選択された投票賭式を識別する賭式情報を更に受信し、前記販売手段は、前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号と前記受信された賭式情報との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号と前記受信された賭式情報との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行し、前記判定手段は、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された賭式の投票券が販売されるレースであるか否か更に判定し、前記設定手段は、前記選択された賭式の投票券が販売されないと前記判定手段により判定されたレースの選択を不可能に設定することを特徴とする。
この発明によれば、レースに出場する競技主体の数に基づいて、各レースが、選択された賭式の投票券が販売されるレースであるか否かが判定される。選択された賭式の投票券が販売されないレースの選択が不可能になる。レースに出場する競技主体の数によって、そのレースに対して投票するために選択可能な賭式が異なる場合がある。選択された内容に基づいて投票な可能なレースのみ、投票を選択するように操作することができる。従って、出場する競技主体の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の賭式でまとめて投票することができる。
請求項3に記載の発明は、前記複数の番号として、連続する番号が1番から付与されており、前記判定手段は、出場する競技主体の数が、前記選択された投票先番号よりも小さいレースに、前記投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと判定することを特徴とする。
この発明によれば、出場する競技主体の数が、ユーザにより選択された番号よりも小さいレースの選択が不可能となる。レースに出場する複数の競技主体に、連続する番号が1番から付与されているレースについて、ユーザが選択可能な最大の番号は、出場する競技主体の数に相当する番号である。従って、各レースの選択可否を適切に設定することができる。
請求項4に記載の発明は、前記設定手段は、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと判定されたレースのうち、選択されていないレースの選択を不可能に設定し、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと判定されたレースのうち何れかのレースが選択されている場合、投票が不可能である旨を示すメッセージを前記ページに付加することを特徴とする。
この発明によれば、番号を選択する以前にユーザが選択していないレースについてが、選択された番号により識別される競技主体が出場しないレースである場合、そのレースは選択不可能に設定される。一方、番号を選択する以前にユーザが既に選択しているレースが、選択された番号により識別される競技主体が出場しないレースである場合、投票不可能であることを示すメッセージが表示される。従って、誤った選択を行ったことをユーザに認識させることができる。
請求項5に記載の発明は、コンピュータにより実行される投票券販売方法において、レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、端末装置へ送信する第1送信ステップと、前記送信されたページ情報を受信した端末装置から、前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信ステップと、前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売ステップと、前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得ステップと、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定ステップと、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定ステップにより判定されたレースの選択を、前記ページにおいて不可能に設定する設定ステップと、前記設定が行われた前記ページ情報を送信する第2送信ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータを、レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、端末装置へ送信する送信手段と、前記送信されたページ情報を受信した端末装置から、前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信手段と、前記受信された投票先番号と前記受信された第1レース情報により識別される第1レースとの組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された投票先番号と前記受信された第2レース情報により識別される前記第2レースとの組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売手段と、前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段と、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定手段と、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定手段により判定されたレースの選択を、前記ページにおいて不可能に設定する設定手段、として機能させ、前記送信手段は、前記設定が行われた前記ページ情報を更に送信することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能な画面を表示する表示手段と、前記表示された画面において前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信手段と、前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売手段と、前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段と、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定手段と、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定手段により判定されたレースの選択を、前記画面において不可能に設定する設定手段と、を備え、前記表示手段は、前記設定が行われた前記画面を更に表示することを特徴とする。
本発明によれば、出場する競技主体の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の買い目でまとめて投票することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施形態においては、本発明が、所定の競技のレースに対してオンラインでの投票を可能とする投票システムに適用される。投票は、例えば投票券を購入することであってもよい。投票内容が的中すると、投票したユーザは払い戻しを受けることができる。投票可能な所定の競技の一例として、公営競技がある。公営競技の例として、競馬、競輪、競艇、オートレース等が挙げられる。投票内容を決定する際、ユーザは賭式と買い目とを選択する。賭式は、投票法又は賭式とも称される。買い目は、少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号である。各競技主体は、レースに出場する選手、競走馬若しくはその他の動物、又はその他の物体であってもよい。また、各競技主体は、一以上の選手、動物又はその他の物体で構成される枠であってもよい。一のレースに出場する複数の競技主体には互いに異なる複数の番号がそれぞれ割り当てられる。例えば、複数の競技主体には連続する整数が割り当てられてもよい。ここで、複数の競技主体には、1番から、連続する整数が割り当てられてもよい。以下では、競輪のレースの投票について本発明が適用された場合について説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.投票システムの構成]
先ず、本実施形態に係る投票システムSの構成及び機能概要について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る投票システムSの概要構成の一例を示す図である。
[1-1.投票システムの構成]
先ず、本実施形態に係る投票システムSの構成及び機能概要について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る投票システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、投票システムSは、センターサーバ1と、複数のユーザ端末2と、を備える。センターサーバ1と各ユーザ端末2とは、ネットワークNWを介して互いに接続される。ネットワークNWは、例えばインターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
投票サーバ1は、競輪のレースに投票するためのウェブサイトである投票サイトを管理するサーバ装置である。投票サーバ1は、各ユーザ端末2からの要求に応じて、投票サイト内のウェブページ等のコンテンツを送信する。投票サイトのウェブページの一つとして、投票画面のページがある。投票画面は、ユーザが投票内容を選択するための画面である。通常の投票の場合、投票画面において、ユーザは、直前に選択した特定のレースについて、投票方法、賭式、買い目等を選択する。投票サイトにおいては、決め打ち投票も可能である。決め打ち投票は、賭式と買い目と複数のレースを選択することで、同一の賭式及び買い目でそれら複数のレースについてまとめて投票する投票方法である。本実施形態においては、複数の賭式が決め打ち投票に対応している。しかしながら、特定の一の賭式のみが決め打ち投票に対応していてもよい。投票サーバ1は、決め打ち投票用の投票画面のページもユーザ端末2に提供してもよい。
各ユーザ端末2は、投票サイトを利用可能なユーザにより利用される携帯可能な端末装置である。ユーザ端末2の例として、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット式コンピュータ等の携帯情報端末、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、セットトップボックス等が挙げられる。ユーザ端末2には、ウェブブラウザがインストールされていてもよい。また、ユーザ端末2には、投票サイト専用のアプリケーションがインストールされてもよい。このアプリケーションを利用して、ユーザは、投票を行ったり、レースの結果を閲覧したりすることができる。ユーザ端末2は、ウェブブラウザ又は専用のアプリケーションを利用して、ユーザからの要求に基づき投票画面のページをディスプレイに表示させる。そして、ユーザ端末2は、投票画面に対するユーザの操作に応じて、投票画面を介してユーザに提供されるユーザインタフェースを制御する。特に、ユーザ端末2は、決め打ち投票用の投票画面において、車立てが互いに異なる複数のレースについてまとめて投票することを可能とする。
[1-2.装置の構成]
[1-2-1.センターサーバ]
次に、センターサーバ1の構成について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るセンターサーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、センターサーバ1は、システム制御部11と、システムバス12と、入出力インタフェース13と、記憶部14と、通信部15と、を備えている。システム制御部11と入出力インタフェース13とは、システムバス12を介して接続されている。
[1-2-1.センターサーバ]
次に、センターサーバ1の構成について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施形態に係るセンターサーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、センターサーバ1は、システム制御部11と、システムバス12と、入出力インタフェース13と、記憶部14と、通信部15と、を備えている。システム制御部11と入出力インタフェース13とは、システムバス12を介して接続されている。
システム制御部11は、CPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)11b、RAM(Random Access Memory)11c等により構成されている。
入出力インタフェース13は、記憶部14及び通信部15とシステム制御部11との間のインタフェース処理を行う。
記憶部14は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。この記憶部14には、例えばレースDB14a、車券DB14b、投票DB14c等のデータベースが記憶されてもよい。「DB」は、データベースの略語である。
図3は、データベースに記憶される情報の一例を示す図である。レースDB14aには、競輪のレースに関するレース情報が、レースごとに記憶される。具体的に、レースDB14aには、レース情報として、レースID、競輪場ID、開催日、レース番号、発走時刻、車立て、枠数、出場選手情報等が、互いに関連付けて記憶される。レースIDは、レースを識別する情報である。競輪場IDは、そのレースが開催される競輪場を識別する情報である。開催日は、そのレースが開催される日付を示す。レース番号は、そのレースの開催日にそのレースの開催場所において行われる一又は複数のレースのうち、そのレースが何番目に行われるかを示す。各レースは、そのレースが開催される競輪場、開催日、及びレース番号で特定される。発走時刻は、レースがスタートする予定の時刻を示す。車立ては、そのレースに出場する選手の人数を示す。車立ては、車数又は出走者数とも称される。枠数は、そのレースに出場する選手で構成される枠の数を示す。出場選手情報は、対象のレースに出場する選手に関する情報である。例えば、出場選手情報は、出場する選手ごとに、枠番、車番、選手ID等を含んでもよい。選手IDは、選手を識別する情報である。枠番は、その選手に割り当てられた枠を識別する番号を示す。車番は、その選手を識別する番号を示す。
車券DB14bには、投票システムSで購入可能な車券に関する車券情報が、車券ごとに記憶される。具体的に、車券DB14bには、車券情報として、車券ID、レースID、賭式、第1投票対象番号、第2投票対象番号、第3投票対象番号等が、互いに関連付けて記憶される。車券IDは、車券を識別する情報である。レースIDは、その車券で投票が行われるレースを示す。賭式は、その車券の種類を示す。賭式として、例えば3連単、2車単、3連複、2車複、2枠単、2枠複、及びワイドが選択可能であってもよい。3連単は、1着、2着及び3着となる選手の車番を着順通りに的中させる投票法である。2車単は、1着及び2着となる選手の車番を着順通りに的中させる投票法である。3連複は、1着、2着及び3着となる選手の車番を、着順に関係なく的中させる投票法である。2車複は、1着及び2着となる選手の車番を、着順に関係なく的中させる投票法である。2枠単は、1着及び2着となる枠の枠番を、着順通りに的中させる投票法である。2枠複は、1着及び2着となる枠の枠番を、着順に関係なく的中させる投票法である。ワイドは、1着から3着までに入る2人の選手の番号を、着順に関係なく的中させる投票法である。第1投票対象番号、第2投票対象番号及び第3投票対象番号のそれぞれは、その車券での投票対象を示す番号である。投票対象は、選手又は枠である。2個の投票対象を選択する賭式の場合、第1投票対象番号及び第2投票対象番号のみが有効である。3個の投票対象を選択する賭式の場合、第1投票対象番号~第3投票対象番号の全てが有効である。着順を的中させる賭式の場合、第1投票対象番号は1着に対応し、第2投票対象番号は2着に対応し、第3投票対象番号は3着に対応する。なお、第1投票対象番号~第3投票対象番号は、ユーザによる買い目を示す情報として、投票DB14cに記憶されてもよい。
投票DB14cには、ユーザによる投票内容を示す投票情報が、投票が行われるごとに記憶される。投票情報は、ユーザによる車券の購入内容を示す情報でもある。具体的に、投票DB14cには、投票情報として、投票ID、投票日時、ユーザID、車券IDと投票枚数との組み合わせが、互いに関連付けて記憶される。投票IDは、投票を識別する情報である。投票日時は、投票が行われた日時を示す。ユーザIDは、投票を行ったユーザを識別する情報である。車券IDは、購入された車券を示す。投票枚数は、その車券が何枚購入されたかを示す。1回の投票につき、車券IDと投票枚数との組み合わせが複数記憶されてもよい。
記憶部14には、更に、オペレーティングシステム、DBMS(Database Management System)、サーバプログラム等の各種プログラムが記憶されている。サーバプログラムは、投票サイトに関する処理をシステム制御部11に実行させるプログラムである。サーバプログラムは、例えば、他の装置からインターネットNWを介して取得されるようにしてもよいし、磁気テープ、光ディスク、メモリカード等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
通信部15は、例えばネットワークインタフェースカード等により構成されている。通信部15は、ネットワークNWを介して、ユーザ端末2と接続し、これらの装置との通信状態を制御する。
[1-2-2.ユーザ端末]
次に、ユーザ端末2の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るユーザ端末2の概要構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、ユーザ端末2は、システム制御部21と、システムバス22と、入出力インタフェース23と、記憶部24と、通信部25と、表示部26と、入力部27と、を備えている。システム制御部21と入出力インタフェース23とは、システムバス22を介して接続されている。
次に、ユーザ端末2の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るユーザ端末2の概要構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、ユーザ端末2は、システム制御部21と、システムバス22と、入出力インタフェース23と、記憶部24と、通信部25と、表示部26と、入力部27と、を備えている。システム制御部21と入出力インタフェース23とは、システムバス22を介して接続されている。
システム制御部21は、CPU21a、ROM21b、RAM21c等により構成されている。
入出力インタフェース23は、記憶部24、通信部25、表示部26及び入力部27と、システム制御部21との間のインタフェース処理を行う。
記憶部24は、例えば、フラッシュメモリ又はハードディスクドライブ等により構成されている。この記憶部24には、オペレーティングシステム、ウェブブラウザ、投票サイト専用アプリケーション等が記憶される。ウェブブラウザ及び投票サイト専用アプリケーションは、例えばセンターサーバ1又は所定のアプリケーション配信プラットフォームからネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、磁気テープ、光ディスク、メモリカード等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
通信部25は、例えばネットワークインタフェースカード等により構成されている。通信部25は、ネットワークNWを介してセンターサーバ1等の装置と接続し、これらの装置との通信状態を制御する。
表示部26は、システム制御部21による制御に基づいて、画像、文字等の情報を表示する。表示部26の例として、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が挙げられる。
入力部27は、ユーザによる操作を受け付け、操作内容に対応する信号をシステム制御部21に出力する。入力部27の例として、ボタン、スイッチ、タッチパネル、キーボード、マウス等が挙げられる。
なお、ユーザ端末2は、表示部26及び入力部27のうち少なくとも何れか一方については直接備えていなくてもよい。例えば表示部26及び入力部27のうち少なくとも何れか一方は、有線又は無線を介してユーザ端末2に接続されてもよい。
[1-3.機能概要]
[1-3-1.センターサーバのシステム制御部の機能概要]
次に、センターサーバ1におけるシステム制御部11の機能概要について、図5を用いて説明する。図5は、センターサーバ1のシステム制御部11の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部21は、CPU21aが、サーバプログラムに含まれる各種プログラムコードを読み出し実行することにより、図5に示すように、投票画面ページ送信部1101、選択情報受信部1102、販売処理部1103等として機能する。
[1-3-1.センターサーバのシステム制御部の機能概要]
次に、センターサーバ1におけるシステム制御部11の機能概要について、図5を用いて説明する。図5は、センターサーバ1のシステム制御部11の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部21は、CPU21aが、サーバプログラムに含まれる各種プログラムコードを読み出し実行することにより、図5に示すように、投票画面ページ送信部1101、選択情報受信部1102、販売処理部1103等として機能する。
投票画面ページ送信部1101は、レースに出場する複数の選手又は枠をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能な投票画面のページを示すページ情報を、ユーザ端末2へ送信する。すなわち、投票画面ページ送信部1101は、同一の買い目で2以上のレースについてまとめて投票可能とする画面のページを送信する。この投票画面のページは、複数の賭式のうち何れかの賭式の選択が更に可能なウェブページであってもよい。ページ情報は、例えばHTML(HyperText Markup Language)文書であってもよい。投票画面ページ送信部1101は、複数のレースそれぞれについて、そのレースを選択するために操作可能な複数の操作要素が投票画面に表示されるように、ページ情報を生成してもよい。また、投票画面ページ送信部1101は、複数の車番若しくは枠番それぞれについて、その番号を選択するために操作可能な複数の操作要素が投票画面に表示されるように、ページ情報を生成してもよい。更に、投票画面ページ送信部1101は、複数の賭式それぞれについて、その賭式を選択するために操作可能な複数の操作要素が投票画面に表示されるように、ページ情報を生成してもよい。
選択情報受信部1102は、投票画面ページ送信部1101により送信されたページ情報を受信したユーザ端末2から、ユーザにより選択された車番若しくは枠番と、そのユーザにより選択された第1レースを識別するレース番号と、そのユーザにより選択された第2レースを識別するレース番号と、を受信する。選択情報受信部1102は、ページ情報を受信したユーザ端末2から、ユーザにより選択された賭式を識別する賭式情報を受信してもよい。例えば、ページ情報に基づいて投票画面を表示したユーザ端末2は、その投票画面に対応する操作に基づいて、選択された車番若しくは枠番、レース、及び賭式を特定する。また、ユーザ端末2は、投票画面において、選択された車番若しくは枠番、レース、及び賭式の組み合わせで車券を投票ボックスに入れる操作を検出するとユーザ端末2は、選択された車番若しくは枠番、選択されたレースのレース番号、及び選択された賭式を示す賭式情報を、センターサーバ1へ送信してもよい。
販売処理部1103は、選択情報受信部1102により受信された第1レースのレース番号と選択情報受信部1102により受信された車番若しくは枠番との組み合わせにより特定される車券、及び、選択情報受信部1102により受信された第2レースのレース番号と選択情報受信部1102により受信された車番若しくは枠番との組み合わせにより特定される車券の販売処理を実行する。ここで、販売処理部1103は、第1レース及び第2レースそれぞれについて、車番若しくは枠番と賭式とレース番号との組み合わせで特定される車券の販売処理を実行してもよい。例えば、投票ボックスに入れられた車券の内容を表示する画面において、ユーザは車券の購入を選択する操作を行う。この操作に応じて、販売処理部1103は、販売処理を実行してもよい。例えば、選択情報受信部1102は、フォーメーションの投票方法に従って、選択された車番又は枠番から、賭式ごとに複数の買い目を特定してもよい。そして、販売処理部1103は、車券DB14bから、買い目と賭式とレース番号との組み合わせごとに、その買い目と賭式とレース番号とを含む車券情報を検索し、車券IDを取得する。販売処理部1103は、投票画面においてユーザにより指定された投票枚数を取得する。販売処理部1103は、買い目と賭式とレース番号との組み合わせの数に、投票枚数と車券の単価とを乗算して、投票券の購入金額を計算する。販売処理部1103は、投票を行ったユーザの銀行口座から購入金額を引き落としする処理を実行する。次いで、販売処理部1103は、車券ID、買い目、投票枚数等を含む投票情報を生成する。そして、販売処理部1103は、生成された投票情報を、投票DB14cに記憶させる。
[1-3-2.ユーザ端末のシステム制御部の機能概要]
次に、ユーザ端末2におけるシステム制御部21の機能概要について、図6乃至図19を用いて説明する。図6は、ユーザ端末2のシステム制御部21の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部21は、CPU21aが、投票画面のウェブページのHTML文書等に含まれるスクリプト又は投票サイト専用アプリケーションに含まれる各種プログラムコードを読み出し実行することにより、図6に示すように、レース情報取得部2101、投票画面表示制御部2102、操作受付部2103、判定部2104、及び設定部2105等として機能する。
[1-3-2.ユーザ端末のシステム制御部の機能概要]
次に、ユーザ端末2におけるシステム制御部21の機能概要について、図6乃至図19を用いて説明する。図6は、ユーザ端末2のシステム制御部21の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部21は、CPU21aが、投票画面のウェブページのHTML文書等に含まれるスクリプト又は投票サイト専用アプリケーションに含まれる各種プログラムコードを読み出し実行することにより、図6に示すように、レース情報取得部2101、投票画面表示制御部2102、操作受付部2103、判定部2104、及び設定部2105等として機能する。
レース情報取得部2101は、複数のレースそれぞれに出場する選手の人数及び当該選手で構成される枠の数の少なくとも何れか一方を示す競技主体数情報を取得する。例えば、レース情報取得部2101は、競技主体数情報として、レースDB14aに記憶された車立て及び枠数の少なくとも何れか一方をセンターサーバ1から取得してもよい。レースに出場する選手に対して1番から連続する車番が割り当てられている場合、レース情報取得部2101は、競技主体数情報として、出場選手情報に含まれる車番のうち最大の車番を取得してもよい。レース情報取得部2101は、同様の理由で枠についても最大の枠番号を取得してもよい。
競技主体数情報が取得されるレースは、例えば現時点で車券の販売期間内にあるレースであってもよい。販売期間は、対応するレースの車券が販売される期間である。各レースの販売期間は、例えばそのレースの開催日の0時から、そのレースの発走時刻の所定時間前までの期間であってもよい。レース情報取得部2101は、現時点で車券の販売期間内にある全レースの競技主体数情報を取得してもよい。或いは、レース情報取得部2101は、特定の日又はユーザにより選択された日に開催される複数のレースの競技主体数情報を取得してもよい。或いは、レース情報取得部2101は、特定の競輪場又はユーザにより指定された競輪場で開催されるレースの競技主体数情報を取得してもよい。
図7は、取得された競技主体数情報の一例を示す図である。例えば、レース情報取得部2101は、10月31日に開催される各レースの車立てを取得するとする。図7に示すように、10月31には、取手、松戸、四日市、奈良、防府及び別府の各競輪場でレースが開催される。取手においては7レースが開催され、第1及び第2レースの車立てが5であり、第4~第7の車立てが7である。松戸においては9レースが開催され、第5レースの車立てが6であり、第1~第4レース、及び第6~第9レースの車立てが7である。四日市においては12レースが開催され、第1~第3レースの車立てが5であり、第6及び第7レースの車立てが6であり、第4、第5、第8~第12レースの車立てが7である。奈良においては9レースが開催され、第1~第3レースの車立てが6であり、第4~第9レースの車立てが7である。防府においては12レースが開催され、第1~第4レースの車立てが8であり、第5~第12レースの車立てが9である。別府においては11レースが開催され、第1、第6~第8レースの車立てが5であり、第2~第5、第9~第11レースの車立てが7である。
投票画面表示制御部2102は、レースに出場する複数の選手又は枠をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能な投票画面を、表示部26に表示させる。この投票画面は、複数の賭式のうち何れかの賭式の選択が更に可能な画面であってもよい。例えば、投票画面表示制御部2102は、決め打ち投票用の投票画面において、複数のレースそれぞれに対応する複数の操作要素であって、それら複数のレースそれぞれについて投票するか否かを選択するために操作可能な複数の操作要素を、表示部26に表示させる。表示される操作要素は、ユーザにより操作可能なオブジェクトを含むのであれば、特に限定されない。この操作要素の例として、チェックボックス、ボタン、アイコン、プルダウンメニュー、又はこれらのうち何れかで構成される複合的なオブジェクトが挙げられる。
図8は、決め打ち投票用の投票画面の一例を示す図である。図8に示す投票画面100は、開催日として10月31日が選択された場合の投票画面である。図8に示すように、投票画面100は、賭式選択エリア200、買い目選択エリア300、レース選択エリア400、マルチ/裏目ボタン510、枚数入力欄520、セットボタン530等を含む。
賭式選択エリア200には、賭式を選択するために操作可能な複数の要素が表示される。例えば、賭式選択エリア200には、3連単、2車単、3連複、2車複、2枠単、2枠複、及びワイドのそれぞれに対応する賭式ボタンが表示されてもよい。各ボタンは、賭式の選択の操作と選択解除の操作の両方が可能であってもよい。賭式ボタンにより、複数の賭式の同時選択が可能であってもよい。例えば、3連単、2車単、3連複、2車複、2枠複、及びワイドのうち少なくとも2以上の賭式の同時選択が可能であってもよい。また、2枠単及び2枠複の同時選択が可能であってもよい。
買い目選択エリア300には、買い目を選択するために操作可能な要素が表示される。例えば、買い目選択エリア300には、1着、2着、及び3着のそれぞれについて、車番を選択するための車番ボタンが表示されてもよい。2選手を選択する賭式である2車単、2車複、及びワイドには、1着及び2着の車番ボタンが対応する。3選手を選択する賭式である3連単及び3連複には、1着、2着及び3着の車番ボタンが対応する。賭式選択エリア200において、2選手を選択する賭式と3選手を選択する賭式とが同時に選択される場合がある。この場合、2選手を選択する賭式については、3着の車番は無視される。現在最大の車立ては9であるので、各着番について、1番から9番までの9個の車番ボタンが表示されてもよい。或いは、レース選択エリア400から選択可能なレースのうち、車立てが最大となるレースのその車立て分の個数の車番ボタンが表示されてもよい。例えば、或る開催日には、5~7車立てのレースが開催され、8車立てのレース及び9車立てのレースの何れも開催されない場合、1番から7番までの7個の車番ボタンが表示されてもよい。1着、2着、及び3着のそれぞれについて1又は複数の車番の選択が可能であってもよい。例えばフォーメーションによる買い目の選択が可能であってもよい。フォーメーションは、着順を的中させる賭式において、各着番について1人以上の選手の選択を可能とし、それらの選手について購入可能な全ての組み合わせに投票する投票方法である。買い目選択エリア300には、更に1着、2着、及び3着のそれぞれについて、全選択ボタン及び全解除ボタンが表示されてもよい。全選択ボタンは、レースに出場する全ての車番を選択するためのボタンである。全解除ボタンは、全ての車番の選択を解除するためのボタンである。賭式選択エリア200の賭式ボタンを操作することにより、ユーザが2枠単及び2枠複の少なくとも何れかを選択した場合、投票画面表示制御部2102は、車番ボタンを消去して、枠番ボタンを表示してもよい。枠番ボタンは、枠番を選択するためのボタンである。現在最大の枠数は6であるので、1着及び2着のそれぞれについて、1番から6番までの6個の枠番ボタンが表示されてもよい。
レース選択エリア400には、操作要素として、複数のレースセルRが表示される。例えば、表形式で複数のレースセルRが表示されてもよい。ここで、レースセルRm-nは、レース選択エリア400において、m行目とn列目に対応するレースセルRを示す。mは競輪場に対応する。例えば、取手はm=1に対応し、松戸はm=2に対応し、四日市はm=3に対応し、奈良はm=4に対応し、防府はm=5に対応し、別府はm=6に対応する。nはレース番号に対応する。例えば、レースセルR6-3は、別府の第3レースに対応するレースセルである。レース選択エリア400の見出し列には競輪場名が表示され、見出し行にはレース番号が表示される。レース選択エリア400に表示されているレースセルRのうち、現時点で投票を選択可能なレースに対応するレースセルRには、チェックボックス410が表示される。ユーザがチェックボックス410を操作することにより、そのレースセルRに対応するレースに対する投票の選択及び選択解除が可能である。一方、投票を選択可能なレースに対応するレースセルRには、チェックボックス410は表示されず、所定の色彩で塗りつぶされる。従って、このようなレースセルRに対応するレースに対する投票を選択することはできない。例えば、レースセルRに対応するレース番号のレースが開催されないそのレースセルRには、チェックボックス410が表示されない。また例えば、車券の販売期間が経過したレースに対応するレースセルRには、チェックボックス410が表示されなくてもよい。図8において、例えば別府の第1レースに対応するレースセルR6-1にはチェックボックス410が表示され、別府の第12レースに対応するレースセルR6-12にはチェックボックス410が表示されていない。
マルチ/裏目ボタン510は、賭式で3連単、2車単又は2枠単が選択された場合に、買い目選択エリア300で選択された買い目に加えて、軸となる選手と相手となる選手の着順を入れ替えた組み合わせの買い目も同時に選択するか否かを選択するためのボタンである。枚数入力欄520は、賭式選択エリア200で選択された賭式と買い目選択エリア300で選択された買い目の各組み合わせについて、購入する車券の枚数を入力するための領域である。セットボタン530は、選択された賭式と買い目とレースと枚数との各組み合わせを、投票内容として投票ボックスに入れて、投票ボックス画面を表示するためのボタンである。投票ボックスは、オンラインショッピングにおける買い物かご又はショッピングカートに類似する機能を有する。各ユーザは、そのユーザ専用の投票ボックスを有する。投票ボックス画面には、投票ボックスに現在入れられている各投票内容の一覧が表示される。投票ボックス画面において、ユーザは、投票内容を変更したり、投票ボックスから投票内容を削除したりすることができる。また、投票ボックス画面で所定の操作を行うことにより、ユーザは、投票ボックスに入れられた投票内容に対応する車券を購入することができる。これにより、投票が完了する。
図8に示す投票用画面100においては、何れの賭式も、何れの車番も、何れのレースも選択されていない。投票用画面100において、ユーザは、賭式エリア200で賭式を選択し、買い目選択エリア選択300で買い目を選択し、レース選択エリア400でレースを選択する。また、ユーザは、必要であれば車券の枚数を1枚から変更する。そして、ユーザがセットボタン530を押下すると、投票内容が投票ボックスに追加される。
操作受付部2103は、投票先となる少なくとも一の選手若しくは枠を識別する少なくとも一の車番若しくは枠番と、少なくとも一の賭式と、の少なくとも何れか一方である選択内容の選択を受け付ける。投票画面が表示されているとき、ユーザは、入力部27を用いて買い目選択エリア300又は賭式選択エリア200を操作する。具体的に、ユーザは、車番ボタン若しくは枠番ボタンを押下し、賭式ボタンを押下する。操作受付部2103は、これらの押下を検出して、車番若しくは枠番と、賭式との少なくとも何れか一方を、選択内容として特定する。
判定部2104は、レース情報取得部2101により取得された競技主体数情報に基づいて、複数のレースそれぞれが、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場するレースであるか否かを判定する。ユーザが選択した車番、賭式、又はそれらの組み合わせでは、投票することができないレースが存在する場合がある。ユーザが選択したレースの中にそのようなレースが存在すると、複数のレースにまとめて投票することが不可能となる場合がある。これは、各レースの車立てに依存する場合がある。例えば、7車立てのレースで車番として9番を選択した投票は不可能であり、5車立てのレースで2枠単を選択した投票は不可能である。判定部2104は、例えば、出場する選手又は枠の数が、ユーザにより選択された番号よりも小さいレースに、選択された番号により識別される選手又は枠が出場しないと判定してもよい。各レースでは、1番から、連続する番号が、選手又は枠に割り当てられる。従って、車立て又は枠数は、そのレースの最大の番号に対応する。従って、前述の判定が可能である。
また、判定部2104は、レース情報取得部2101により取得された競技主体数情報に基づいて、複数のレースそれぞれが、ユーザにより選択された賭式の車券が販売されるレースであるか否か更に判定してもよい。図9は、各車立てについて選択可能な賭式の一例を示す図である。図9に示すように、5車立て、6車立て及び7車立てのレースでは、3連単、2車単、3連複、2車複、及びワイドの選択が可能である一方で、2枠複及び2枠単の選択が不可能である。8車立て及び9車立てのレースでは、全ての賭式が選択可能である。
設定部2105は、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場しないと判定部2104により判定されたレースの選択を、投票画面おいて不可能に設定する。また、設定部2105は、ユーザにより選択された賭式の車券が販売されないと判定部2104により判定されたレースの選択を、投票画面おいて不可能に設定してもよい。例えば、設定部2105は、レース選択エリア400内のレースセルRの状態を設定してもよい。設定部2105は、例えば投票画面のHTML文書に含まれるスクリプトに従って、レースセルRの状態を設定してもよい。レースセルRの状態の設定方法について種々考えられる。例えば、設定部2105は、レースセルRのチェックボックス410の状態を設定してもよい。また、設定部2105は、投票を選択可能な状態及び投票を選択不可能な状態のうち、設定される状態に対応した態様で、レースセルRを表示させてもよい。これにより、ユーザは、何れのレースが投票可能であり、何れのレースが投票不可能であるかを認識することができる。例えば、設定部2105は、レースセルR内にチェックボックス410を表示することにより、そのレースセルRの状態を、投票を選択する操作が可能な状態に設定し、チェックボックス410を非表示にすることにより、そのレースセルRの状態を、投票を選択する操作が可能な状態に設定してもよい。或いは、設定部2105は、チェックボックス410の有効及び無効を設定することにより、レースセルRの状態を設定してもよい。チェックボックス410が有効である場合、そのチェックボックスは所定の色彩で表示され、チェックボックス410が無効である場合、そのチェックボックスは所定の色彩よりも薄い色彩で表示される。
投票画面表示制御部2102は、設定部2105により設定が行われた投票画面を更に表示部26に表示させる。この表示により、投票画面においてレースセルRの状態が変化する。
先ず、車番の選択に基づくレースセルRの状態設定の具体例について説明する。図10乃至図14のそれぞれは、投票画面の一例を示す図である。図8に示すように投票画面100が表示された後、ユーザは賭式選択エリア200で3連単を選択した。またユーザは、図10に示すように、例えばマウスポインタPで、1着に4番を選択した。3連単は、何れの車立てでも選択可能であり、4番も、何れの車立てでも選択可能である。従って、レース選択エリア400の全レースセルRの状態に変化はない。従って、現時点では全レースの選択が可能である。
次に、図11に示すように、ユーザは2着に6番を選択した。すると、レース選択エリア400において、レースセルR1-1、R1-2、R3-1、R3-2、及びR3-3それぞれのチェックボックス410が画面から消去される。これらのレースセルRは、5車立てのレースに対応する。従って、現時点では、6車立てから9車立てまでのレースの選択が可能である。
次に、図12に示すように、ユーザは3着に7番を選択した。すると、レース選択エリア400において、更に6車立てのレースに対応するレースセルRのチェックボックス410が画面から消去される。従って、現時点では、7車立てから9車立てまでレースの選択が可能である。
次に、図13に示すように、ユーザは3着に2番を選択した。この場合、レース選択エリア400に変化はない。そして、図14に示すように、ユーザは、レースセルR4-4~R4-9、R5-1~R5-12それぞれのチェックボックス410を操作して、奈良の第4~第9レース、及び防府の第1~第12レースに対する投票を選択する。そして、セットボタン530を押下することで、ユーザは、これらのレースそれぞれについて、投票内容として、買い目4-6-2及び4-6-7それぞれの3連単の車券を1枚、投票ボックスに入れることができる。これにより、7車立てから9車立てまでのレースに投票することができる。
次に、賭式の選択に基づくレースセルRの状態設定の具体例について説明する。図15及び図16のそれぞれは、投票画面の一例を示す図である。図8に示すように投票画面100が表示された後、図15に示すように、ユーザは賭式選択エリア200で2枠単を選択した。すると、レース選択エリア400において、レースセルR5-1~R5-12以外のレースセルRそれぞれのチェックボックス410が画面から消去される。これらのレースセルRは、5車立て、6車立て及び7車立てのうち何れかの車立てのレースに対応する。従って、現時点では、8車立てのレース及び9車立てのレースの選択が可能である。また、買い目選択エリア300には、枠番ボタンが表示される。
次に、図16に示すように、ユーザは、買い目選択エリアから、1着に2枠、2着に3枠及び6枠、を選択した。この場合、レース選択エリア400に変化はない。そして、ユーザは、レースセルR5-1~R5-5それぞれのチェックボックス410を操作して、防府の第1~第5レースに対する投票を選択する。そして、セットボタン530を押下することで、ユーザは、これらのレースそれぞれについて、投票内容として、買い目2-3及び2-6それぞれの2枠単の車券を1枚、投票ボックスに入れることができる。
以上説明した状態設定は、投票することをユーザがまだ選択していないレースに対応するレースセルRの状態設定である。設定部2105は、投票することをユーザが既に選択しているレースが存在する状態で、車番、枠番又は賭式の選択が受け付けられた場合、選択内容に基づいて、そのレースに関連して何らかの制御を行ってもよい。
設定部2105は、既に投票することが選択されているレースが、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場すると判定されたレースである場合、そのレースに対応するレースセルの状態を、投票の選択及び選択解除が可能な状態のままにしておいてもよい。
一方、設定部2105は、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場しないと判定されたレースのうち何れかのレースが既に選択されている場合、投票が不可能である旨を示すメッセージを、投票画面に表示させてもよい。このメッセージは、投票が不可能であるレースを識別する情報を含んでもよい。また、このメッセージは、車番、枠番又は賭式のうち、投票が不可能となる要因となった選択内容を含んでもよい。また、このメッセージは、ユーザに再選択を促す文章を含んでもよい。投票が不可能となる要因となった選択内容は、通常は最後の選択内容である。
設定部2105は、投票が不可能であることを示すメッセージを表示するとともに又はこのメッセージを表示せずに、ユーザによる最後の選択を無効としてもよい。或いは、設定部2105は、ユーザによる最後の選択を有効な選択として扱う一方で、セットボタン530に対する操作を不可能なようにしてもよい。すなわち、設定部2105は、投票内容を投票ボックスに追加することを不可能にしてもよい。例えば、設定部2105は、セットボタン530の状態を無効に設定してもよいし、セットボタン530を消去してもよい。その後、ユーザによる再選択により、投票可能性があるレースのみが選択された状態となったとき、設定部2105は、セットボタン530の状態を元に戻してもよい。或いは、設定部2105は、ユーザによる最後の選択を有効な選択として扱う一方で、投票可能性がなくなったレースの選択を解除するとともに、そのレースに対応するレースセルの状態を、投票が不可能な状態に設定してもよい。
先ず、レース選択後の車番の選択に基づく画面制御の具体例について説明する。図17及び図18は、投票画面の一例を示す図である。図8に示すように投票画面100が表示された後、図17に示すように、ユーザは、レースセルR4-1~R4-5それぞれのチェックボックス410を操作して、奈良の第1~第5レースを選択する。次いで、図18に示すように、ユーザは、買い目選択エリア300で2着に7番を選択する。奈良の第1~第3レースは、6車立てのレースである。そのため、これらのレースでは7番を選択することができない。ここで、投票画面100には、エラーメッセージ610が表示される。例えば、エラーメッセージ610として、「奈良1R、2R、3Rでは車番7を選択することはできません。再選択してください。」が表示されてもよい。また、7番の選択は無効となる。この場合、ユーザは、例えば6番以下の車番を選択したり、奈良の第1~第3レースの選択を解除した上で7番を選択したりすることが考えられる。
次に、レース選択後の賭式の選択に基づく画面制御の具体例について説明する。図19は、投票画面の一例を示す図である。図17に示すように、奈良の第1~第5レースを選択した後、図19に示すように、ユーザは、賭式選択エリア200から2枠単を選択した。6車立てのレース及び7車立てのレースで2枠単を選択することはできない。ここで、投票画面100には、エラーメッセージ620が表示される。例えば、エラーメッセージ620として、「奈良1R、2R、3R、4R、5Rでは2枠単を選択することはできません。再選択してください。」が表示されてもよい。また、2枠単の選択は無効となる。この場合、ユーザは、例えば別の賭式を選択したり、奈良の第1レース~第5レースの選択を解除した上で2枠単を選択したりすることが考えられる。
8車立てのレースも9車立てのレースも枠数は6である。従って、投票画面表示制御部2102は、枠番の選択に基づくレースセルRの状態設定及びエラーメッセージの表示の何れも行わなくてもよい。
以上説明した処理は、ユーザ端末2により実行される。しかしながら、センターサーバ1が実行してもよい。例えば、センターサーバ1は、投票画面のページをユーザ端末2へ送信し、ユーザによる選択内容をユーザ端末2から受信し、レース選択エリア400内のレースセルRの状態を設定して、新たな投票画面のページをユーザ端末2へ送信してもよい。或いは、センターサーバ1が、レースセルRの状態をユーザ端末2へ送信することにより、ユーザ端末2にレース選択エリア400の表示を更新させてもよい。また、ユーザ端末2とセンターサーバ1とが協働することで、上述した処理が実行されてもよい。
[1-4.ユーザ端末の動作]
次に、ユーザ端末2の動作について、図20乃至図22を用いて説明する。ユーザ端末2のシステム制御部21は、投票画面等のページのHTML文書等に含まれるスクリプトに従って、又は投票サイト専用アプリケーションに含まれる各種コードに従って、図20乃至図22に示す処理を実行してもよい。
次に、ユーザ端末2の動作について、図20乃至図22を用いて説明する。ユーザ端末2のシステム制御部21は、投票画面等のページのHTML文書等に含まれるスクリプトに従って、又は投票サイト専用アプリケーションに含まれる各種コードに従って、図20乃至図22に示す処理を実行してもよい。
図20は、本実施形態に係るユーザ端末2のシステム制御部21により実行される操作受付処理の一例を示すフローチャートである。例えば、ユーザの操作に基づいて、ユーザ端末2は、ウェブブラウザ又は専用アプリケーションを起動し、投票サイトにアクセスする。ここで、ユーザは、決め打ち投票を選択する。この選択に応じて、システム制御部21は、投票画面のテンプレートとなるHTML文書を取得する。このHTML文書は、例えばセンターサーバ1から取得されてもよいし、記憶部24から取得されてもよい。そして、システム制御部21は、操作受付処理を実行してもよい。
図20に示すように、先ずレース情報取得部2101は、車券の販売期間内にあるレースに関する情報を取得する(ステップS101)。例えば、レース情報取得部2101は、センターサーバ1へ要求を送信してもよい。要求を受信したセンターサーバ1は、車券の販売期間内にある開催日を特定する。また、センターサーバ1は、レースDB14aから、特定された開催日と同一開催日のレースのレース情報を取得する。センターサーバ1は、レース情報に基づいて、その開催日にレースが開催される競輪場を特定する。そして、センターサーバ1は、競輪場ごとに、競輪場名、レース数、各レースの車立て及び枠数を関連付けてユーザ端末2へ送信してもよい。こうして、ユーザ端末2は情報を取得してもよい。ユーザ端末2は、取得された情報を記憶部24又はRAM21に記憶させる。なお、車券の販売期間内にある開催日が2日以上存在する場合、例えばユーザが開催日を選択し、又はそれらの日のうち直近の開催日が自動的に選択されてもよい。
次いで、投票画面表示制御部2102は、取得された情報及び投票画面のHTML文書に基づいて、投票画面を表示部26に表示させる(ステップS102)。例えば、投票画面表示制御部2102は、投票画面のHTML文書において、レース選択エリア400の列見出しに、競輪場名を追加する。また、投票画面表示制御部2102は、各競輪場について、その競輪場に対応するレースセルRのうち、第1レースからレース数に相当する番号のレースまでのレースセルRにチェックボックス410が表示されるとともに、残りのレースセルRのチェックボックス410が表示されないように、HTML文書に対して各レースセルRの設定を行う。また、投票画面表示制御部2102は、センターサーバ1から取得した車立ての中から、最大の車立てを特定する。投票画面表示制御部2102は、買い目選択エリア300に、1番から最大の車立に相当する番号までの車番が表示されるように、HTML文書に設定を行う。そして、投票画面表示制御部2102は、HTML文書に従って投票画面を表示させる。
次いで、操作受付部2103は、買い目選択エリア300から何れかの車番ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS103)。車番ボタンが押下された場合(ステップS103:YES)、投票画面表示制御部2102は、第1レースセル制御処理を実行する(ステップS104)。
図21は、本実施形態に係るユーザ端末2のシステム制御部21により実行される第1レースセル制御処理の一例を示すフローチャートである。図21に示すように、投票画面表示制御部2102は、記憶部24又はRAM21から各レースの車立てを取得する(ステップS201)。次いで、判定部2104は、車番ボタンの押下によって、車番の選択と選択解除のうち何れが行われたかを判定する(ステップS202)。
車番の選択が行われた場合(ステップS202:YES)、判定部2104は、レース選択エリア400に表示されているレースのうち、車番ボタンの押下によって最後に選択された車番よりも車立てが小さいレースを抽出する(ステップS203)。次いで、判定部2104は、抽出されたレースの中に、投票することが既に選択されているレースがあるか否かを判定する(ステップS204)。
投票することが既に選択されているレースがある場合(ステップS204:YES)、投票画面表示制御部2102は、エラーメッセージを表示させる(ステップS205)。例えば、投票画面表示制御部2102は、抽出されたレースを識別する情報と、最後に選択された車番とを含むメッセージを生成して表示させる。次いで、投票画面表示制御部2102は、最後の車番の選択を無効にして(ステップS206)、第1レースセル制御処理は終了する。
一方、投票することが既に選択されているレースがない場合(ステップS204:NO)、設定部2105は、抽出されたレースに対応するレースセルRのチェックボックス410を画面から消去して(ステップS207)、第1レースセル制御処理は終了する。
車番の選択解除が行われた場合(ステップS202:NO)、判定部2104は、選択が解除された車番を除き、現在選択されている車番のうち最大の車番を特定する(ステップS208)。次いで、判定部2104は、レース選択エリア400に表示されているレースのうち、車立てが、特定された最大の車番以上であるレースを抽出する(ステップS209)。次いで、設定部2105は、抽出されたレースに対応するレースセルRのチェックボックス410を表示させるように制御する(ステップS210)。例えば、特定された最大の車番が、選択が解除された車番以上である場合、設定部2105は、特に何もする必要はない。特定された最大の車番が、選択が解除された車番未満である場合、投設定部2105は、特定された最大の車番以上である車立てであって、且つ、最後に選択された車番未満である車立てのレースについて、新たにチェックボックス410を表示させる。ステップS210が終わると、第1レースセル制御処理は終了する。
図20に示すように、第1レースセル制御処理が終了すると、処理はステップS103に進む。ステップS103において、車番ボタンが押下されていない場合(ステップS103:NO)、操作受付部2103は、賭式エリア200から何れかの賭式ボタンが押下されたか否かを判定する(ステップS105)。賭式ボタンが押下された場合(ステップS105:YES)、投票画面表示制御部2102は、第2レースセル制御処理を実行する(ステップS106)。
図22は、本実施形態に係るユーザ端末2のシステム制御部21により実行される第2レースセル制御処理の一例を示すフローチャートである。図22に示すように、判定部2104は、RAM21から各レースの車立てを取得する(ステップS301)。次いで、判定部2104は、賭式ボタンの押下によって、賭式の選択と選択解除のうち何れが行われたかを判定する(ステップS302)。
賭式の選択が行われた場合(ステップS302:YES)、判定部2104は、レース選択エリア400に表示されているレースのうち、賭式ボタンの押下によって最後に選択された賭式で投票不可能なレースを抽出する(ステップS303)。次いで、判定部2104は、抽出されたレースの中に、投票することが既に選択されているレースがあるか否かを判定する(ステップS304)。
投票することが既に選択されているレースがある場合(ステップS304:YES)、投票画面表示制御部2102は、エラーメッセージを表示させる(ステップS305)。例えば、投票画面表示制御部2102は、抽出されたレースを識別する情報と、最後に選択された賭式とを含むメッセージを生成して表示させる。次いで、投票画面表示制御部2102は、最後の賭式の選択を無効にして(ステップS306)、第2レースセル制御処理は終了する。
一方、投票することが既に選択されているレースがない場合(ステップS304:NO)、設定部2105は、抽出されたレースに対応するレースセルRのチェックボックス410を画面から消去して(ステップS307)、第2レースセル制御処理は終了する。
賭式の選択解除が行われた場合(ステップS302:NO)、判定部2104は、選択が解除された賭式を除き、現在選択されている賭式で投票可能なレースを抽出する(ステップS308)。例えば、記憶部24には、図9に示すような、賭式と投票可能なレースの車立てとの対応関係を示すテーブルが記憶されてもよい。判定部2104は、このテーブルに基づいて、抽出を行ってもよい。次いで、設定部2105は、抽出されたレースに対応するレースセルRのチェックボックス410を表示させるように制御する(ステップS309)。例えば、最後に選択された賭式が有るか否かにかかわらず、投票可能なレースの車立てに変化がない場合、設定部2105は、特に何もする必要はない。最後に選択された賭式が無いことにより、投票可能なレースの車立てが追加される場合、投票画面表示制御部2102は、その追加される車立てのレースについて、新たにチェックボックス410を表示させる。ステップS309が終わると、第2レースセル制御処理は終了する。
図20に示すように、第2レースセル制御処理が終了すると、処理はステップS103に進む。ステップS105において、賭式ボタンが押下されていない場合(ステップS105:NO)、操作受付部2103は、レース選択エリア400から何れかのレースセルのチェックボックス410が操作されたか否かを判定する(ステップS107)。チェックボックス410が操作された場合(ステップS107:YES)、投票画面表示制御部2102は、操作されたチェックボックス410の選択状態を変更する(ステップS108)。例えば、チェックボックス410の選択状態が、投票が選択されていない状態であった場合、投票画面表示制御部2102は、その状態を、投票が選択された状態に変更する。一方、チェックボックス410の選択状態が、投票が選択された状態であった場合、投票画面表示制御部2102は、その状態を、投票が選択されていない状態に変更する。ステップS107が終わると、処理はステップS103に進む。
チェックボックス410が操作されていない場合(ステップS107:NO)、投票画面表示制御部2102は、枚数入力欄520に枚数が入力されたか否かを判定する(ステップS109)。枚数が入力された場合(ステップS109:YES)、投票画面表示制御部2102は、現在の枚数を、入力された枚数に変更して(ステップS110)、処理はステップS103に進む。
枚数が入力されていない場合(ステップS109:NO)、投票画面表示制御部2102は、セットボタン530が押下されたか否かを判定する(ステップS111)。セットボタン530が押下されていない場合(ステップS111:NO)、処理はステップS103に進む。
一方、セットボタン530が押下された場合(ステップS111:YES)、投票画面表示制御部2102は、現在選択されている全賭式について、現在選択されている買い目で投票可能であるか否かを判定する(ステップS112)。例えば、賭式が全く選択されていない場合、投票画面表示制御部2102は、投票可能ではないと判定する。また、票画面表示制御部1102は、選択されている賭式の中に、2車単、2車複及びワイドのうち少なくとも何れか一つが存在する場合において、1着及び2着それぞれで車番が選択されている場合、投票可能であると判定し、1着及び2着のうち少なくとも何れか一方の着番について車番が選択されていない場合、投票可能ではないと判定する。また、票画面表示制御部1102は、選択されている賭式の中に、3連単及び3連複のうち少なくとも何れか一つが存在する場合において、1着、2着及び3着それぞれで車番が選択されている場合、投票可能であると判定し、少なくとも何れか一つの着番について車番が選択されていない場合、投票可能ではないと判定する。賭式が選択されていない場合、又は投票可能ではない賭式が少なくとも一つ存在する場合(ステップS112:NO)、投票画面表示制御部2102は、セットボタン530の押下を無効とみなして、処理はステップS103に進む。
一方、全賭式について投票可能である場合(ステップS112:YES)、投票画面表示制御部2102は、レースと賭式と買い目と枚数との組み合わせを、投票内容として特定する(ステップS113)。例えば、投票画面表示制御部2102は、レース選択画面における各チェックボックス410の状態に基づいて、投票が選択されているレースを抽出する。また、投票画面表示制御部2102は、選択されている賭式ごとに、選択されている車番に基づいて、買い目の組み合わせを生成する。投票画面表示制御部2102は、選択されているレースのレースIDと賭式と買い目との組み合わせを生成する。そして、投票画面表示制御部2102は、生成された各組み合わせについて、枚数及び開催日を関連付けて、投票内容を生成する。投票画面表示制御部2102は、生成された投票内容を、例えばクッキーとして記憶部24に記憶させてもよい。これにより投票内容が投票ボックスに追加さされてもよい。ステップS113が終わると、操作受付処理は終了する。
この後、ユーザ端末2は、投票ボックス画面を表示する。投票ボックス画面においてユーザが投票を行うための操作を行うと、ユーザ端末2は、クッキーとして記憶しておいた投票内容をセンターサーバ1へ送信する。センターサーバ1の販売処理部1103は、受信した投票内容と、車券DB14bとに基づいて、購入される車券の車券IDを特定する。そして、車券DB14bは、特定した車券ID等に基づいて投票情報を生成して、投票DB14cに記憶させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザ端末2が、レースに出場する複数の選手若しくは枠をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能な投票画面を表示する。また、センターサーバ1が、表示された投票画面において選択された車番若しくは枠番と、選択された第1レースを識別するレース番号と、選択された第2レースを識別するレース番号と、をユーザ端末2から受信する。また、センターサーバ1が、受信された第1レースのレース番号と受信された車番若しくは枠番との組み合わせにより特定される車券、及び、受信された第2レースのレース番号と受信された車番若しくは枠番との組み合わせにより特定される車券の販売処理を実行する。また、ユーザ端末2が、複数のレースそれぞれに出場する選手若しくは枠の数を示す競技主体数情報を取得する。また、ユーザ端末2が、取得された競技主体数情報に基づいて、複数のレースそれぞれが、選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場するレースであるか否か判定する。また、ユーザ端末2が、選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場しないと判定されたレースの選択を、投票画面において不可能に設定する。また、ユーザ端末2が、設定が行われた投票画面を更に表示する。これらの処理によれば、レースに出場する選手若しくは枠の数に基づいて、各レースが、投票画面において選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場するレースであるか否かが判定される。選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場しないレースの選択が、その投票画面において不可能になる。レースに出場する選手若しくは枠の数によって、そのレースに対して投票するために選択可能な選手若しくは枠の番号が異なる場合がある。選択された内容に基づいて投票な可能なレースのみ、投票を選択するように操作することができる。従って、出場する選手若しくは枠の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の買い目でまとめて投票することができる。
ここで、ユーザ端末2が、複数の賭式のうち何れかの賭式の選択が更に可能な投票画面を表示してもよい。また、センターサーバ1が、選択された賭式を識別する賭式情報を更に受信してもよい。また、センターサーバ1が、受信された第1レースのレース番号と受信された車番若しくは枠番と受信された賭式情報との組み合わせにより特定される車券、及び、受信された第2レースのレース番号と受信された車番若しくは枠番と受信された賭式情報との組み合わせにより特定される車券の販売処理を実行してもよい。また、ユーザ端末2が、取得された競技主体数情報に基づいて、複数のレースそれぞれが、選択された賭式の車券が販売されるレースであるか否か更に判定してもよい。また、ユーザ端末2が、選択された賭式の車券が販売されないと判定されたレースの選択を不可能に設定してもよい。この場合、レースに出場する選手若しくは枠の数に基づいて、各レースが、選択された賭式の車券が販売されるレースであるか否かが判定される。選択された賭式の車券が販売されないレースの選択が不可能になる。レースに出場する選手若しくは枠の数によって、そのレースに対して投票するために選択可能な賭式が異なる場合がある。選択された内容に基づいて投票な可能なレースのみ、投票を選択するように操作することができる。従って、出場する選手若しくは枠の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の賭式でまとめて投票することができる。
また、ユーザ端末2が、出場する選手若しくは枠の数が、選択された番号よりも小さいレースに、その選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場しないと判定してもよい。この場合、出場する選手若しくは枠の数が、ユーザにより選択された番号よりも小さいレースの選択が不可能となる。レースに出場する複数の選手若しくは枠に、連続する番号が1番から付与されているレースについて、ユーザが選択可能な最大の番号は、出場する選手若しくは枠の数に相当する番号である。従って、各レースの選択可否を適切に設定することができる。
また、ユーザ端末2が、選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場しないと判定されたレースのうち、選択されていないレースの選択を不可能に設定し、選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場しないと判定されたレースのうち何れかのレースが選択されている場合、投票が不可能である旨を示すメッセージを投票画面に表示してもよい。この場合、車番若しくは枠番を選択する以前にユーザが選択していないレースについては、選択可能又は不可能に設定される。一方、車番若しくは枠番を選択する以前にユーザが既に選択しているレースが、選択された番号により識別される選手若しくは枠が出場しないレースである場合、投票不可能であることを示すメッセージが表示される。従って、誤った選択を行ったことをユーザに認識させることができる。
[2.第2実施形態]
次に、図23を用いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、以下に説明する点を除き、第1実施形態と同一であってもよい。
次に、図23を用いて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、以下に説明する点を除き、第1実施形態と同一であってもよい。
図23は、センターサーバ1のシステム制御部11の機能ブロックの一例を示す図である。図23において、図5と同一の要素については同一の符号が付されている。図23に示すように、システム制御部11は、投票画面ページ送信部1101、選択情報受信部1102、販売処理部1103、レース情報取得部1104、判定部1105、設定部1106等として機能する。
レース情報取得部1104、判定部1105、及び設定部1106のそれぞれは、以下に説明する点を除き、ユーザ端末2におけるレース情報取得部2101、判定部2104、及び設定部2105と基本的に同一の機能であってもよい。本実施形態において、ユーザ端末2は、レース情報取得部2101、判定部2104、及び設定部2105として機能しなくてもよい。
レース情報取得部1104は、競技主体数情報を取得する。例えば、レース情報取得部1104は、競技主体数情報として、レースDB14aに記憶された車立て及び枠数の少なくとも何れか一方取得してもよい。
選択情報受信部1102は、投票画面においてユーザにより車番若しくは枠番、賭式、又はレースが選択されるたびに、その車番若しくは枠番、その賭式を示す賭式情報、又はそのレースのレース番号を、ユーザ端末2から受信してもよい。
判定部1105は、レース情報取得部2101により取得された競技主体数情報に基づいて、複数のレースそれぞれが、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場するレースであるか否かを判定する。また、判定部1105は、レース情報取得部2101により取得された競技主体数情報に基づいて、複数のレースそれぞれが、ユーザにより選択された賭式の車券が販売されるレースであるか否か更に判定してもよい。判定部2104は、選択情報受信部1102によりユーザ端末2から受信された情報から、ユーザが選択した車番若しくは枠番又は賭式を特定する。
設定部1106は、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場しないと判定部1105により判定されたレースの選択を、投票画面のページにおいて不可能に設定する。また、設定部1106は、ユーザにより選択された賭式の車券が販売されないと判定部1105により判定されたレースの選択を、投票画面おいて不可能に設定してもよい。また、設定部2105は、ユーザにより選択された番号により識別される選手又は枠が出場しないと判定されたレースのうち何れかのレースが既に選択されている場合、投票が不可能である旨を示すメッセージを、投票画面のページに付加してもよい。例えば、設定部1106は、投票画面のウェブページのHTML文書を書き替えることで設定又はメッセージの付加を行ってもよい。或いは、設定部1106は、各レースが選択可能であるか否かを示す状態情報を生成してもよい。設定部1106は、この状態情報にメッセージを付加してもよい。
投票画面ページ送信部1101は、設定部1106による設定が行われたページ情報を、ユーザ端末2へ送信する。例えば、投票画面ページ送信部1101は、ページ情報として、設定部1106により書き替えられた投稿画面のHTML文書を送信してもよい。この場合、ユーザ端末2は、センターサーバ1から受信されたHTML文書に基づいて、投票画面を表示する。或いは、投票画面ページ送信部1101は、ページ情報として、前述の状態情報を送信してもよい。この場合、ユーザ端末2は、センターサーバ1から受信された状態情報に基づいて、各レースセルRの状態を更新して、投稿画面のレース選択エリア400を表示する。ページ情報にメッセージが付加されている場合、ユーザ端末2は、投票画面にそのメッセージを表示する。
以上説明したように、本実施形態においても、出場する選手若しくは枠の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の買い目でまとめて投票することができる。
[3.第3実施形態]
次に、図24乃至図26を用いて、第3実施形態について説明する。第2実施形態は、以下に説明する点を除き、第1実施形態又は第2実施形態と同一であってもよい。
[3.第3実施形態]
次に、図24乃至図26を用いて、第3実施形態について説明する。第2実施形態は、以下に説明する点を除き、第1実施形態又は第2実施形態と同一であってもよい。
図24は、ユーザ端末2のシステム制御部21の機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部21は、CPU21aが、ウェブページ等に含まれるスクリプト又は投票サイト専用アプリケーションを実行することにより、図24に示すように、位置受付部2111、レース受付部2112、レース情報取得部2113、及び買い目特定部2114等として機能する。
位置受付部2111は、決め打ち投票用の投票画面において、レースに出場する複数の選手又は枠のうち、投票先となる少なくとも一の選手又は枠の位置であって、車番又は枠番に従って並べられたそれら選手又は枠の中において、その少なくとも一の選手又は枠の相対的な位置の選択を受け付ける。例えば、位置情報として、「先頭」の選択が受付可能であってもよい。「先頭」は、並べられたそれら選手又は枠において先頭又は最初に位置する選手又は枠を示す。また、「中央」の選択が受付可能であってもよい。「中央」は、並べられたそれら選手又は枠において中央に位置する選手又は枠を示す。また、「最後」の選択が受付可能であってもよい。「最後」は、並べられたそれら選手又は枠において最後又は末尾に位置する選手又は枠を示す。また例えば、位置情報として、「先頭の次」、「中央の一つ前」、「最後の二つ前」等の選択が可能であってもよい。また、3種類以上の位置の選択が可能であってもよい。
レース受付部2112は、決め打ち投票用の投票画面において、複数のレースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付ける。
図25は、決め打ち投票用の投票画面の一例を示す図である。図25において、図8と同一の要素については同一の符号が付されている。図24に示すように、投票画面700は、賭式選択エリア200、買い目選択エリア800、レース選択エリア400、マルチ/裏目ボタン510、枚数入力欄520、セットボタン530等を含む。買い目選択エリア800以外の要素については、第1実施形態において既に説明されている。ここで、レース受付部2112は、レース選択エリア400内の何れかのレースセルRのチェックボックス410がユーザに操作されると、ユーザに選択されたレースを特定する。買い目選択エリア800は、買い目として、選手又は枠の相対的な位置を選択するために操作可能な要素が表示される。例えば、買い目選択エリア800は、1着、2着、及び3着のそれぞれについて、相対的な位置を選択するための位置ボタンが表示されてもよい。例えば、位置情報「先頭」、「中央」、及び「最後」のそれぞれに対応する位置ボタンが表示されてもよい。位置受付部2111は、買い目選択エリア800内の何れかの位置ボタンがユーザに操作されると、ユーザに選択された位置情報により示される位置及び着番を特定する。買い目選択エリア800には、第1実施形態の場合と同様に、更に全選択ボタン及び全解除ボタンが表示されてもよい。
本実施形態においては、賭式選択エリア200から賭式が選択された場合、第1実施形態の場合と同様に、レース選択エリア400内の各レースセルRの状態が設定されたり、エラーメッセージが表示されたりしてもよい。その一方で、買い目選択エリア800から位置が選択された場合、第1実施形態で行われたような制御は行われない。ユーザは、何れの位置情報を選択したかに係わらず、如何なる車立てのレースであっても投票を選択することができる。投票用画面700において、ユーザは、賭式エリア200で賭式を選択し、買い目選択エリア選択800で位置情報を選択し、レース選択エリア400でレースを選択した後、ユーザがセットボタン530を押下すると、投票内容が投票ボックスに追加されることになる。
レース情報取得部2113は、ユーザにより選択された少なくとも一のレースそれぞれに出場する選手の人数及び当該選手で構成される枠の数の少なくとも何れか一方を示す競技主体数情報を取得する。例えば、レース情報取得部2113は、第1実施形態のレース情報取得部2101であってもよい。或いは、レース情報取得部2113は、投票画面700においてユーザによりセットボタン530が押下されたことに応じて、予めセンターサーバ1から取得されて記憶部24又はRAM21に記憶されている車立て又は枠数のうち、レース選択エリア400から選択されたレースの車立て又は枠数を取得してもよい。
買い目特定部2114は、ユーザにより選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、そのレースに出場する複数の選手又は当該選手で構成される複数の枠うち、ユーザにより選択された位置情報により示される相対的な位置にある少なくとも一の選手又は枠を識別する少なくとも一の車番又は枠番を、投票先となる選手の車番又は投票先となる枠の枠番として特定する。例えば、買い目特定部2114は、投票画面700においてユーザによりセットボタン530が押下されたことに応じて、車番又は枠番の特定を行ってもよい。
各レースに出場する選手には車番が割り当てられているので、選手を車番に従って並べることができる。例えば、選手は1番から順に並べられる。ユーザが買い目を車番で直接で指定すると、或る車立てのレースではその車番の選手が存在しない場合がある。そのため、そのレースについては投票することができない。一方、本実施形態の場合、車番順で並べられた状態の一連の選手の中で相対的な位置がユーザに選択される。従って、如何なる車立てのレースであっても、選択された相対的な位置に対応する選手の車番を特定することができる。この点は、枠番を選択する賭式についても同様である。
図26は、車番の特定例を示す図である。ユーザにより「先頭」が選択された場合、買い目特定部2114は、何れの車立てのレースについても、先頭に位置する選手の車番で或る1番を、投票先の車番として特定する。ユーザにより「最後」が選択された場合、買い目特定部2114は、最後に位置する選手の車番を特定する。買い目特定部2114は、5車立てのレースについては5番を特定し、6車立てのレースについては6番を特定し、7車立てのレースについては7番を特定し、8車立てのレースについては8番を特定し、9車立てのレースについては9番を特定する。ユーザにより「中央」が選択された場合、買い目特定部2114は、中央に位置する選手の車番を特定する。買い目特定部2114は、5車立てのレースについては3番を特定し、7車立てのレースについては4番を特定し、9車立てのレースについては5番を特定する。6車立て及び7車立てのレースについては、丁度中央に位置する選手が存在しない。これらのレースについて、買い目特定部2114は、略中央に位置する2選手のうち何れか一の選手の車番を選択してもよい。車番の選択方法はレース間で共通であってもよい。買い目特定部2114は、6車立てのレースについては3番又は4番を特定し、7車立てのレースについては4番又は5番を特定してもよい。図26は、略中央に位置する2選手のうち、前方に位置する選手の車番を特定する場合の例を示す。
買い目特定部2114は、レース情報取得部2113により車立て又は枠数が取得された場合、取得された情報に基づいて、車番又は枠番の特定を行ってもよい。ユーザにより「最後」が選択された場合、買い目特定部2114は、車立てに相当する車番又は枠数に相当する枠番を特定してもよい。ユーザにより「中央」が選択された場合、買い目特定部2114は、車立を2で割ることにより計算される商を、車番として特定し、又は枠数を2で割ることにより計算される商を、枠番として特定してもよい。
買い目特定部2114は、ユーザにより選択された位置情報に対応する車番又は枠番の特定するために、車立て又は枠数を用いるのではなく、各レースに出場する各選手の車番又は枠番を用いてもよい。例えば、レース情報取得部2113が、センターサーバ1から各選手の車番又は枠番を取得する。買い目特定部2114は、車番に従って選手を並べることで各選手の相対的な位置を特定可能であり、枠番に従って枠を並べることで、各枠の相対的な位置を特定することができる。現在そのようなレースは存在しないが、車番若しくは枠番が1番から始まっていないレースや、車番若しくは枠番が連続していないレースについても、この方法は有効である。
投票先となる番号を特定すると、買い目特定部2114は、それらの番号を組み合わせて買い目を生成する。そして、買い目特定部2114は、第1実施形態の場合と同様に、投票内容を生成して投票ボックスに追加する。
次に具体例を説明する。ユーザは、賭式選択エリア200から3連単を選択したとする。また、ユーザは、買い目選択エリア800から、1着に「最後」を選択し、2着に「先頭」及び「中央」を選択し、3着に「先頭」及び「中央」を選択したとする。また、ユーザは、レース選択エリア400から、5車立てのレースと、8車立てのレースと、9車立てのレースを選択する。買い目特定部2114は、5車立てのレースについては、「先頭」に対応する車番として1番を特定し、「中央」に対応する車番として3番を特定し、「最後」に対応する車番として5番を特定する。そして、買い目特定部2114は、買い目として、5-1-3、及び5-3-1を生成する。買い目特定部2114は、8車立てのレースについては、「先頭」に対応する車番として1番を特定し、「中央」に対応する車番として4番を特定し、「最後」に対応する車番として8番を特定する。そして、買い目特定部2114は、買い目として、8-1-4、及び8-4-1を生成する。買い目特定部2114は、9車立てのレースについては、「先頭」に対応する車番として1番を特定し、「中央」に対応する車番として5番を特定し、「最後」に対応する車番として9番を特定する。そして、買い目特定部2114は、買い目として、9-1-5、及び9-5-1を生成する。
以上説明したように、本実施形態によっても、出場する選手又は枠の数が互いに異なる複数のレースについて、同一の賭式又は買い目でまとめて投票することができる。
(付記)
(付記1)レースに出場する複数の競技主体であって、互いに異なる複数の番号でそれぞれ識別される複数の競技主体のうち、投票先となる少なくとも一の競技主体の位置であって、前記複数の番号に従って並べられる前記複数の競技主体の中において、前記少なくとも一の競技主体の相対的な位置を示す位置情報の選択を受け付ける位置受付手段と、
複数の前記レースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付けるレース受付手段と、
前記選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、該レースに出場する複数の競技主体のうち、前記選択された位置情報により示される前記相対的な位置にある少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号を、投票先となる競技主体の番号として特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
(付記1)レースに出場する複数の競技主体であって、互いに異なる複数の番号でそれぞれ識別される複数の競技主体のうち、投票先となる少なくとも一の競技主体の位置であって、前記複数の番号に従って並べられる前記複数の競技主体の中において、前記少なくとも一の競技主体の相対的な位置を示す位置情報の選択を受け付ける位置受付手段と、
複数の前記レースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付けるレース受付手段と、
前記選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、該レースに出場する複数の競技主体のうち、前記選択された位置情報により示される前記相対的な位置にある少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号を、投票先となる競技主体の番号として特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
(付記2)前記選択された少なくとも一のレースそれぞれに出場する競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段を更に備え、
前記特定手段は、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記投票先となる競技主体の番号を特定することを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
前記特定手段は、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記投票先となる競技主体の番号を特定することを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)前記位置受付手段は、前記相対的な位置として、最後を示す前記位置情報の選択の受け付けが可能であることを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理システム。
(付記4)前記位置受付手段は、前記相対的な位置として、先頭を示す前記位置情報の選択の受け付けが可能であることを特徴とする付記1乃至3の何れかに記載の情報処理システム。
(付記5)前記位置受付手段は、前記相対的な位置として、中央を示す前記位置情報の選択の受け付けが可能であることを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載の情報処理システム。
(付記6)コンピュータにより実行される制御方法において、
レースに出場する複数の競技主体であって、互いに異なる複数の番号でそれぞれ識別される複数の競技主体のうち、投票先となる少なくとも一の競技主体の位置であって、前記複数の番号に従って並べられる前記複数の競技主体の中において、前記少なくとも一の競技主体の相対的な位置を示す位置情報の選択を受け付ける位置受付ステップと、
複数の前記レースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付けるレース受付ステップと、
前記選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、該レースに出場する複数の競技主体のうち、前記選択された位置情報により示される前記相対的な位置にある少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号を、投票先となる競技主体の番号として特定する特定ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
レースに出場する複数の競技主体であって、互いに異なる複数の番号でそれぞれ識別される複数の競技主体のうち、投票先となる少なくとも一の競技主体の位置であって、前記複数の番号に従って並べられる前記複数の競技主体の中において、前記少なくとも一の競技主体の相対的な位置を示す位置情報の選択を受け付ける位置受付ステップと、
複数の前記レースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付けるレース受付ステップと、
前記選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、該レースに出場する複数の競技主体のうち、前記選択された位置情報により示される前記相対的な位置にある少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号を、投票先となる競技主体の番号として特定する特定ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
(付記7)コンピュータを、
レースに出場する複数の競技主体であって、互いに異なる複数の番号でそれぞれ識別される複数の競技主体のうち、投票先となる少なくとも一の競技主体の位置であって、前記複数の番号に従って並べられる前記複数の競技主体の中において、前記少なくとも一の競技主体の相対的な位置を示す位置情報の選択を受け付ける位置受付手段と、
複数の前記レースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付けるレース受付手段と、
前記選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、該レースに出場する複数の競技主体のうち、前記選択された位置情報により示される前記相対的な位置にある少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号を、投票先となる競技主体の番号として特定する特定手段、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
レースに出場する複数の競技主体であって、互いに異なる複数の番号でそれぞれ識別される複数の競技主体のうち、投票先となる少なくとも一の競技主体の位置であって、前記複数の番号に従って並べられる前記複数の競技主体の中において、前記少なくとも一の競技主体の相対的な位置を示す位置情報の選択を受け付ける位置受付手段と、
複数の前記レースのうち少なくとも何れか一のレースの選択を受け付けるレース受付手段と、
前記選択された少なくとも一のレースそれぞれについて、該レースに出場する複数の競技主体のうち、前記選択された位置情報により示される前記相対的な位置にある少なくとも一の競技主体を識別する少なくとも一の番号を、投票先となる競技主体の番号として特定する特定手段、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。
1 センターサーバ
2 ユーザ端末
11 システム制御部
12 システムバス
13 入出力インタフェース
14 記憶部
14a レースDB
14b 車券DB
14c 投票DB
15 通信部
21 システム制御部
22 システムバス
23 入出力インタフェース
24 記憶部
25 通信部
26 表示部
27 入力部
NW ネットワーク
S 投票システム
1101 投票画面ページ送信部
1102 選択情報受信部
1103 販売処理部
1104 レース情報取得部
1105 判定部
1106 設定部
2101 レース情報取得部
2102 投票画面表示制御部
2103 操作受付部
2104 判定部
2105 設定部
2111 位置受付部
2112 レース受付部
2113 レース情報取得部
2114 買い目特定部
2 ユーザ端末
11 システム制御部
12 システムバス
13 入出力インタフェース
14 記憶部
14a レースDB
14b 車券DB
14c 投票DB
15 通信部
21 システム制御部
22 システムバス
23 入出力インタフェース
24 記憶部
25 通信部
26 表示部
27 入力部
NW ネットワーク
S 投票システム
1101 投票画面ページ送信部
1102 選択情報受信部
1103 販売処理部
1104 レース情報取得部
1105 判定部
1106 設定部
2101 レース情報取得部
2102 投票画面表示制御部
2103 操作受付部
2104 判定部
2105 設定部
2111 位置受付部
2112 レース受付部
2113 レース情報取得部
2114 買い目特定部
Claims (7)
- レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、端末装置へ送信する送信手段と、
前記送信されたページ情報を受信した端末装置から、前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信手段と、
前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売手段と、
前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段と、
前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定手段と、
前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定手段により判定されたレースの選択を、前記ページにおいて不可能に設定する設定手段と、
を備え、
前記送信手段は、前記設定が行われた前記ページ情報を更に送信することを特徴とする投票券販売装置。 - 前記送信手段は、複数の賭式のうち何れかの投票賭式の選択が更に可能な前記ページ情報を送信し、
前記受信手段は、前記選択された投票賭式を識別する賭式情報を更に受信し、
前記販売手段は、前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号と前記受信された賭式情報との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号と前記受信された賭式情報との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行し、
前記判定手段は、前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された賭式の投票券が販売されるレースであるか否か更に判定し、
前記設定手段は、前記選択された賭式の投票券が販売されないと前記判定手段により判定されたレースの選択を不可能に設定することを特徴とする請求項1に記載の投票券販売装置。 - 前記複数の番号として、連続する番号が1番から付与されており、
前記判定手段は、出場する競技主体の数が、前記選択された投票先番号よりも小さいレースに、前記投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の投票券販売装置。 - 前記設定手段は、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと判定されたレースのうち、選択されていないレースの選択を不可能に設定し、前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと判定されたレースのうち何れかのレースが選択されている場合、投票が不可能である旨を示すメッセージを前記ページに付加することを特徴とする請求項1又は2に記載の投票券販売装置。
- コンピュータにより実行される投票券販売方法において、
レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、端末装置へ送信する第1送信ステップと、
前記送信されたページ情報を受信した端末装置から、前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信ステップと、
前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売ステップと、
前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得ステップと、
前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定ステップと、
前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定ステップにより判定されたレースの選択を、前記ページにおいて不可能に設定する設定ステップと、
前記設定が行われた前記ページ情報を送信する第2送信ステップと、
を含むことを特徴とする投票券販売方法。 - コンピュータを、
レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能なページを示すページ情報を、端末装置へ送信する送信手段と、
前記送信されたページ情報を受信した端末装置から、前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信手段と、
前記受信された投票先番号と前記受信された第1レース情報により識別される第1レースとの組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された投票先番号と前記受信された第2レース情報により識別される前記第2レースとの組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売手段と、
前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段と、
前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定手段と、
前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定手段により判定されたレースの選択を、前記ページにおいて不可能に設定する設定手段、
として機能させ、
前記送信手段は、前記設定が行われた前記ページ情報を更に送信することを特徴とする投票券販売プログラム。 - レースに出場する複数の競技主体をそれぞれ識別する複数の番号の中から何れかの投票先番号の選択と、複数のレースの中から何れかの第1レース及び第2レースの選択と、が可能な画面を表示する表示手段と、
前記表示された画面において前記選択された投票先番号と、前記選択された第1レースを識別する第1レース情報と、前記選択された第2レースを識別する第2レース情報と、を受信する受信手段と、
前記受信された第1レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券、及び、前記受信された第2レース情報と前記受信された投票先番号との組み合わせにより特定される投票券の販売処理を実行する販売手段と、
前記複数のレースそれぞれに出場する前記競技主体の数を示す競技主体数情報を取得する取得手段と、
前記取得された競技主体数情報に基づいて、前記複数のレースそれぞれが、前記選択された投票先番号により識別される競技主体が出場するレースであるか否か判定する判定手段と、
前記選択された投票先番号により識別される前記競技主体が出場しないと前記判定手段により判定されたレースの選択を、前記画面において不可能に設定する設定手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記設定が行われた前記画面を更に表示することを特徴とする投票券販売システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021214179A JP7231705B1 (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | 投票券販売装置、投票券販売方法、投票券販売プログラム、及び投票券販売システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP7231705B1 true JP7231705B1 (ja) | 2023-03-01 |
JP2023097840A JP2023097840A (ja) | 2023-07-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021214179A Active JP7231705B1 (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | 投票券販売装置、投票券販売方法、投票券販売プログラム、及び投票券販売システム |
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JP (1) | JP7231705B1 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004246428A (ja) | 2003-02-10 | 2004-09-02 | Fujitsu Ltd | 端末装置、及びプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4240341B2 (ja) * | 1998-09-22 | 2009-03-18 | 富士通株式会社 | 投票券発売機及び払戻機 |
JP5194668B2 (ja) * | 2007-09-14 | 2013-05-08 | 富士通株式会社 | 投票ポイントシステム、投票ポイント算出方法 |
JP5953986B2 (ja) * | 2012-06-29 | 2016-07-20 | 株式会社セガゲームス | ゲーム装置、ゲーム制御サーバ、ゲーム制御プログラム |
JP5923471B2 (ja) * | 2013-09-13 | 2016-05-24 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
JP2020035211A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | 富士通フロンテック株式会社 | 投票制御装置、投票制御システム、投票制御方法、及び投票制御プログラム |
JP2021039397A (ja) * | 2019-08-30 | 2021-03-11 | 富士通フロンテック株式会社 | 投票システムおよび投票方法 |
-
2021
- 2021-12-28 JP JP2021214179A patent/JP7231705B1/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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