JP5923471B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、レースに関する情報を提供する技術分野に関する。
例えば、特許文献1には、競馬に関する各種情報のうち必要とする情報をユーザが設定し、ユーザが必要とする情報のみをサーバが配信する技術が開示されている。
特開2007−087328号公報
ところで、公営競技の投票券の購入に必要な情報や、情報を必要とするタイミングは、ユーザによって変わる場合がある。しかしながら、ユーザが必要とする情報等をユーザが設定する作業は面倒である。また、自分にとって如何なる情報が必要であるのかということさえ分からないユーザもいる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ユーザの手間を増やさずに、ユーザに応じて適切な情報を自動的に提供することを可能とする情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、公営競技の投票券を購入するための操作の履歴を記憶する記憶手段から、ーザによる1以上のレースについての操作の履歴を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記履歴から特定される操作の状況に基づいて、前記投票券の購入についての前記ーザの熟練度を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された前記熟練度に応じて、前記ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、情報処理装置は、投票券を購入するための操作の履歴に基づいて、ーザの熟練度を判定する。そして、情報処理装置は、熟練度に応じて、ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する。そのため、ユーザの手間を増やさずに、ユーザに応じて適切な情報を自動的に提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記取得手段は、前記投票券のオッズが表示されているときに前記オッズを最新のオッズに更新する操作を示す前記履歴を取得し、前記判定手段は、前記オッズを更新する操作の頻度が高いほど、前記熟練度が高いと判定することを特徴とする。
この発明によれば、熟練度を適切に判定することができる。その理由は、熟練度が高いユーザほどオッズを詳細に検討する傾向があることから、熟練度が高いユーザほど、最新のオッズを欲する傾向があるからである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、前記取得手段は、前記レースに出場するレース対象に関する情報を表示する操作を示す前記履歴と、前記レースの結果の予想の情報を表示する操作を示す前記履歴と、を取得し、前記判定手段は、前記予想の情報の表示時間に対する前記レース対象に関する情報の表示時間の比率が高いほど、前記熟練度が高いと判定することを特徴とする。
この発明によれば、熟練度を適切に判定することができる。その理由は、熟練度が高いユーザほど、レース対象に関する情報を詳細に検討して、購入する投票券を決定する傾向があり、熟練度が高いユーザほど他人の予想に頼らない傾向があるからである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記取得手段は、前記レースに出場するレース対象に関する情報を表示する操作を示す前記履歴を取得し、且つ、前記投票券のオッズの情報を表示する操作を示す前記履歴、及び前記レースの結果の予想の情報を表示する操作を示す前記履歴の少なくとも一方を取得し、前記判定手段は、前記レース対象に関する情報が表示された後、次に前記オッズの情報及び前記予想の情報の何れかが表示された場合、前記レース対象に関する情報の表示時間が短いほど、前記熟練度が低いと判定することを特徴とする。
この発明によれば、熟練度を適切に判定することができる。その理由は、熟練度が低いユーザほど、レース対象に関する情報を詳細には見ないで、直ぐにオッズの情報や他人の予想を見る傾向があるからである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記取得手段は、前記投票券の購入操作を示す前記履歴を取得し、前記判定手段は、前記レースに出場するレース対象の中で投票されたレース対象及び枠の少なくとも何れかの数が多いほど、前記熟練度が高いと判定することを特徴とする。
この発明によれば、熟練度を適切に判定することができる。その理由は、熟練度が高いユーザほど、複雑な買い目で投票券を購入する傾向があるからである。投票されたレース対象又は枠の数が多いほど、買い目が複雑である。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記ーザからの要求に応じたレースの投票券のオッズであって、所定のタイミングで更新されるオッズを記憶するオッズ記憶手段に記憶された前記オッズが表示されているとき、前記オッズの表示を、前記オッズ記憶手段に記憶された最新のオッズに基づいて周期的に更新させ、前記判定手段により判定された前記熟練度が高いほど、前記オッズの表示を更新する周期を短くすることを特徴とする。
この発明によれば、熟練度に応じた適切な周期で、オッズを自動的に更新することができる。また、熟練度が低いユーザについては、オッズの表示が更新される周期が長くなる。そのため、オッズの表示の更新による情報処理装置の処理負荷を軽減させることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記ーザからの要求に応じたレースの投票券のオッズであって、所定のタイミングで更新されるオッズを記憶するオッズ記憶手段に記憶された前記オッズが表示されているとき、前記判定手段により判定された前記熟練度が所定の熟練度以上である場合にのみ、前記オッズの表示を、前記オッズ記憶手段に記憶された最新のオッズに基づいて周期的に更新させることを特徴とする。
この発明によれば、熟練度に応じて、オッズを自動的に更新するか否かを適切に制御することができる。また、熟練度が低いユーザについてはオッズの表示が自動的に更新されない。そのため、オッズの表示の更新による情報処理装置の処理負荷を軽減させることができる。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記制御手段は、前記ーザからの要求に応じたレースに出場するレース対象に関する情報を表示させ、前記判定手段により判定された前記熟練度が高いほど、前記レース対象に関する情報の情報量を多くすることを特徴とする。
この発明によれば、熟練度に応じた適切な情報量で、レース対象に関する情報を提供することができる。その理由は、熟練度が高いユーザほどレース対象に関する情報を詳細に検討する傾向があるからである。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置において、前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴のうち、前記投票券の購入時までに記憶された前記履歴に基づいて、前記熟練度を判定することを特徴とする。
この発明によれば、情報処理装置は、レースの投票券を購入するための操作の履歴として、適切な履歴を取得することができる。
請求項10に記載の発明はコンピュータにより実行される情報処理方法であって、公営競技の投票券を購入するための操作の履歴を記憶する記憶手段から、ーザによる1以上のレースについての操作の履歴を取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得された前記履歴から特定される操作の状況に基づいて、前記投票券の購入についての前記ーザの熟練度を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより判定された前記熟練度に応じて、前記ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する制御ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、コンピュータを、公営競技の投票券を購入するための操作の履歴を記憶する記憶手段から、ーザによる1以上のレースについての操作の履歴を取得する取得手段、前記取得手段により取得された前記履歴から特定される操作の状況に基づいて、前記投票券の購入についての前記ーザの熟練度を判定する判定手段、及び、前記判定手段により判定された前記熟練度に応じて、前記ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する制御手段、として実行させることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置は、投票券を購入するための操作の履歴に基づいて、所定ユーザの熟練度を判定する。そして、情報処理装置は、熟練度に応じて、所定ユーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する。そのため、ユーザの手間を増やさずに、ユーザに応じて適切な情報を自動的に提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。 出馬表ページの表示例を示す図である。 (a)は、単勝及び複勝のオッズを表示するオッズページの表示例を示す図であり、(b)は、予想一覧ページの表示例を示す図である。 (a)は、一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図であり、(b)は、一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。 (a)は、会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図であり、(b)は、レース情報DB12bに登録される内容の一例を示す図であり、(c)は、馬券情報DB12cに登録される内容の一例を示す図であり、(d)は、オッズ情報DB12dに登録される内容の一例を示す図であり、(e)は、操作履歴DB12eに登録される内容の一例を示す図であり、(f)は、操作区分が「閲覧」である場合に詳細情報が含む内容の一例を示す図であり、(g)は、操作区分が「手動更新」である場合に詳細情報が含む内容の一例を示す図であり、(h)は、操作区分が「購入」である場合に詳細情報が含む内容の一例を示す図であり、(i)は、予想情報DB12fに登録される内容の一例を示す図である。 (a)は、熟練度の判定方法の例を示す図であり、(b)は、レースに関する情報の表示の制御方法の例を示す図である。 ユーザが初心者である場合の出馬表ページの表示例を示す図である。 一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14によるオッズページ表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による出馬表ページ表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による熟練度判定処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第1判定処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第2判定処理の一例を示すフローチャートである。 (a)は、一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第3判定処理の一例を示すフローチャートであり、(b)は、一実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第4判定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に説明する実施の形態は、競馬においてインターネット投票によりユーザが馬券(勝馬投票券)を購入するための情報処理システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。競馬は、本発明におけるレースの一例である。レースに出場する競走馬は、本発明におけるレース対象の一例である。馬券は、本発明における投票券の一例である。なお、本発明が適用可能なレースは競馬に限られない。投票券の購入が可能なあらゆるレースに対して本発明を適用することができる。このようなレースとして、例えば、競輪、競艇、オートレース等の公営競技が挙げられる。
[1.情報処理システムの構成及び機能概要]
先ず、本実施形態に係る情報処理システムSの構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの概要構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報処理システムSは、馬券発売代行サーバ1と、主催元サーバ2と、複数のユーザ端末3と、を含んで構成されている。そして、馬券発売代行サーバ1と主催元サーバ2と各ユーザ端末3とは、ネットワークNWを介して、例えば、通信プロトコルにTCP/IP等を用いて相互にデータの送受信が可能になっている。なお、ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている。
馬券発売代行サーバ1は、競馬の主催者に代わって馬券を発売するための競馬サイトに関する各種処理を行うサーバ装置である。馬券発売代行サーバ1は、本発明における情報処理装置の一例である。馬券発売代行サーバ1は、主催者が発表するレースに関する情報を、主催元サーバ2から取得する。また、馬券発売代行サーバ1は、ユーザ端末3からの要求に応じて、ウェブページを送信する。これにより、馬券発売代行サーバ1は、レースに関する情報等を提供する。提供されるレースの情報としては、例えば、出馬表、オッズ、予想、レース結果等がある。また、馬券発売代行サーバ1は、例えば、馬券の購入を受け付ける処理を行ったり、的中した馬券に対する払い戻しの処理を行ったりする。競馬サイトのユーザは、馬券を購入するとき、買い目や購入枚数等を選択する。買い目は、式別(投票法)、及び、投票対象の競走馬又は枠を含む。投票対象の競走馬又は枠は、馬番又は枠番で指定される。馬番の組み合わせだけではなく、着順をも的中させる式別の場合、買い目は、各投票対象の競走馬に対する着順も含む。また、馬券発売代行サーバ1は、ユーザ端末3からの要求に基づいて、ユーザによるレースの予想を受け付ける。ユーザは、予想を投稿するとき、着順が上位であると予想する競走馬として、本命(favorite)、対抗(rival)、単穴(dark horse)及び連下(lower level)を選択する。
馬券発売代行サーバ1は、馬券の購入についての各ユーザの熟練度を判定する。そして、馬券発売代行サーバ1は、判定した熟練度に応じて、レースに関する情報の表示を制御する。これにより、馬券発売代行サーバ1は、各ユーザに適切な情報を提供することができる。熟練度は、例えば、ユーザが馬券の購入にどの程度慣れているかを示す。つまり、熟練度は、ユーザが競走馬の投票に慣れている程度を示す。熟練度を判定するため、馬券発売代行サーバ1は、馬券を購入するための操作の履歴を用いる。この履歴を操作履歴という。熟練度の判定方法及び情報の表示の制御方法については後述する。
ユーザ端末3は、競馬サイトを利用するユーザの端末装置である。ユーザ端末3は、ユーザからの操作に基づいて馬券発売代行サーバ1にアクセスすることにより、馬券発売代行サーバ1からウェブページを受信して表示する。ユーザ端末3には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ユーザ端末3としては、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等の携帯情報端末、携帯電話機等が用いられる。
[2.レースに関する情報]
競馬サイトにおいては、レースに関する情報を表示する様々なウェブページがある。例えば、出馬表ページ、オッズページ、予想一覧ページ等がある。出馬表ページは、ユーザが指定したレースに出場する競走馬に関する情報を表示するウェブページである。競走馬に関する情報を、出走馬情報という。出走馬情報は、本発明のレース対象に関する情報の一例である。図2は、出馬表ページの表示例を示す図である。図2においては、1頭の競走馬の出走馬情報のみが表示されているが、実際には、レースに出場する全ての競走馬の出走馬情報が表示される。図2に示すように、表示される出走馬情報として、枠番、馬番、競走馬の基本属性、競走馬のレース時の属性、連対時の馬体重、馬体重の増減、直近5レースの情報、過去の成績がある。競走馬の基本属性は、競走馬の父親の名前、競走馬の名前、競走馬の母親の名前、競走馬の単勝のオッズ、誕生日、馬主の名前、競走馬を生産した牧場の名前を含む。競走馬のレース時の属性は、年齢、毛色、斤量、騎手の名前、調教師の名前を含む。直近5レースの情報は、着順、馬場の状態、出走頭数、開催場所、開催日、レースの名称、グレード、距離、コースが右回りか左回りであるか、馬場の種類、人気、騎手の名前、負担重量、走行タイム、1着又は2着の競走馬とのタイム差、残り600メールの走行タイム、馬体重、発走ゲート番号、コーナー通過時の順位、1着又は2着の競走馬の名前を含む。過去の成績は、全レースの成績、出馬表ページに対応するレースが開催される競馬場での成績、出馬表ページに対応するレースの距離と同一距離での成績、出馬表ページに対応するレースが開催されるコースでの成績、及び距離別の成績を含む。
オッズページは、ユーザが指定したレースにおけるオッズを表示するウェブページである。オッズページは、例えば、式別(投票法)ごとにある。図3(a)は、単勝及び複勝のオッズを表示するオッズページの表示例を示す図である。図3(a)に示すように、オッズページは、一覧110及び更新リンク120を含む。一覧110は、枠番、馬番、競走馬の名前、オッズ領域111等を含む。オッズ領域111には、例えば、単勝及び複勝の買い目ごとのオッズが表示される。オッズページが表示されているとき、オッズ領域111内に表示されるオッズは、所定の周期ごとに最新のオッズに更新される。所定の周期でオッズを更新することを、自動更新という。更新リンク120をユーザが選択する操作を行うと、操作が行われた時点で、オッズ領域111に表示されているオッズが最新のオッズに更新される。ユーザの操作によりオッズを更新することを、手動更新という。なお、オッズページにおいてオッズの自動更新はされなくてもよい。そして、オッズの手動更新のみが可能であってもよい。
予想一覧ページは、ユーザが指定したレースにおける予想の一覧を表示するウェブページである。予想一覧ページは、本発明のレースの結果の予想の情報の一例である。図3(b)は、予想一覧ページの表示例を示す図である。図3(b)に示すように、予想一覧ページには、本命の馬番、対抗の馬番、単穴の馬番、連下の馬番、予想者のニックネーム、予想的中率、予想回収率等が表示される。
[3.馬券発売代行サーバの構成]
次に、馬券発売代行サーバ1の構成について、図4及び図5を用いて説明する。
図4(a)は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1の概要構成の一例を示すブロック図である。図4(a)に示すように、馬券発売代行サーバ1は、通信部11と、記憶部12と、入出力インターフェース13と、システム制御部14と、を備えている。そして、システム制御部14と入出力インターフェース13とは、システムバス15を介して接続されている。
通信部11は、ネットワークNWに接続してユーザ端末3等との通信状態を制御するようになっている。
記憶部12は、本発明の記憶手段及びオッズ記憶手段の一例である。記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されている。この記憶部12には、会員情報DB12a、レース情報DB12b、馬券情報DB12c、オッズ情報DB12d、操作履歴DB12e、予想情報DB12f等のデータベースが構築されている。「DB」は、データベースの略語である。
図5(a)は、会員情報DB12aに登録される内容の一例を示す図である。会員情報DB12aには、競馬サイトに会員登録しているユーザに関する会員情報が、ユーザごとに登録される。具体的に、会員情報DB12aには、ユーザID、パスワード、ニックネーム、氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、電子メールアドレス等が対応付けて登録される。
図5(b)は、レース情報DB12bに登録される内容の一例を示す図である。レース情報DB12bには、レースに関するレース情報が、レースごとに登録される。具体的に、レース情報DB12bには、レースID、レース名、グレード、競馬場名、開催日、発走時刻、レース番号、出走馬情報等の情報が対応付けて登録される。レースIDは、レースの識別情報である。上述したように、出走馬情報は、枠番、馬番、基本属性、レース時の属性、連対時の馬体重、馬体重の増減、直近5レースの情報、過去の成績を含む。出走馬情報は、競走馬ごとに登録される。
図5(c)は、馬券情報DB12cに登録される内容の一例を示す図である。馬券情報DB12cには、発売される馬券に関する馬券情報が、馬券ごとに登録されている。具体的に、馬券情報DB12cには、レースID、馬券ID、式別、投票対象の番号等が対応付けて登録される。馬券IDは、馬券の識別情報である。レースIDは、馬券IDが示す馬券が、どのレースの馬券であるかを示す。投票対象の番号は、馬番又は枠番である。投票対象の番号は、式別に応じて一又は複数登録されている。式別と投票対象の番号との組み合わせは、買い目を示す。
図5(d)は、オッズ情報DB12dに登録される内容の一例を示す図である。オッズ情報DB12dには、馬券のオッズに関するオッズ情報が、各馬券について所定時間間隔ごとに登録される。具体的に、オッズ情報DB12dには、レースID、馬券ID、更新日時、オッズ等が対応付けて登録される。主催元サーバ2は、所定時間間隔(例えば、1分間隔等)でオッズ情報を馬券発売代行サーバ1へ送信する。システム制御部14は、受信したオッズ情報をオッズ情報DB12dに登録する。更新日時は、馬券IDが示す馬券のオッズが主催元サーバ2により更新された日時を示す。
図5(e)は、操作履歴DB12eに登録される内容の一例を示す図である。操作履歴DB12eには、競馬サイトにおけるユーザの操作履歴が登録される。競馬サイトにおいて、ユーザが何らかの操作をすると、ユーザ端末3は、操作に応じたリクエストを馬券発売代行サーバ1へ送信する。システム制御部14は、リクエストを受信するごとに、操作履歴を登録する。具体的に、操作履歴DB12eには、ユーザID、操作日時、詳細情報等が登録される。ユーザIDは、操作を行ったユーザを示す。操作日時は、操作が行われた日時を示す。より具体的に、操作日時は、操作履歴DB12eに操作履歴が登録された日時である。詳細情報は、操作に関する詳細な情報である。詳細情報は、例えば、ユーザ端末3から送信されたリクエストに含まれるURL(Uniform Resource Locator)であってもよい。
詳細情報は、少なくとも操作区分を含む。操作区分として、例えば、「閲覧」、「手動更新」、「購入」等がある。「閲覧」は、ウェブページを表示する操作を示す。操作区分が「閲覧」である場合の操作履歴を、閲覧履歴という。また、操作区分が「閲覧」である場合の操作日時を、閲覧日時という。図5(f)は、操作区分が「閲覧」である場合に詳細情報が含む内容の一例を示す図である。操作区分が「閲覧」である場合、詳細情報は、更にレースID及びページ種別等を含む。レースIDは、閲覧されたウェブページがどのレースに関するウェブページかを示す。ページ種別は、閲覧されたウェブページの種類を示す。ウェブページの種類として、出馬表ページ、オッズページ、予想一覧ページ等がある。
「手動更新」は、オッズを手動更新する操作を示す。操作区分が「手動更新」である場合の操作履歴を、手動更新履歴という。図5(g)は、操作区分が「手動更新」である場合に詳細情報が含む内容の一例を示す図である。操作区分が「手動更新」である場合、詳細情報は、更にレースID等を含む。レースIDは、オッズが手動更新されたレースを示す。
「購入」は、馬券を購入する操作を示す。操作区分が「購入」である場合の操作履歴を、購入履歴という。また、操作区分が「購入」である場合の操作日時を、購入日時という。図5(h)は、操作区分が「購入」である場合に詳細情報が含む内容の一例を示す図である。操作区分が「購入」である場合、詳細情報は、更にレースID、馬券ID、式別、投票対象の番号、購入枚数等を含む。馬券IDは、ユーザが購入した馬券を示す。レースID、馬券ID、式別及び投票対象の番号の組み合わせは、馬券情報DB12cに登録されるレースID、馬券ID、式別及び投票対象の番号の組み合わせと同じである。
図5(i)は、予想情報DB12fに登録される内容の一例を示す図である。予想情報DB12fには、ユーザによるレースの予想を示す予想情報が、馬券発売代行サーバ1が予想を受け付けるごとに登録される。具体的に、予想情報DB12fには、ユーザID、投稿日時、レースID、本命馬の馬番、対抗馬の馬番、単穴馬の馬番、連下馬の馬番等が対応付けて登録される。ユーザIDは、予想を行ったユーザを示す。投稿日時は、予想が投稿された日時を示す。レースIDは、受け付けられた予想がどのレースに対する予想であるかを示す。
次に、記憶部12に記憶されるその他の情報について説明する。記憶部12には、ウェブページを表示するためのHTML文書、XML(Extensible Markup Language)文書、画像データ、テキストデータ、電子文書等の各種データが記憶されている。また、記憶部12には、各種の設定値、閾値、定数等が記憶されている。
また、記憶部12には、オペレーティングシステム、WWW(World Wide Web)サーバプログラム、DBMS(Database Management System)、馬券発行代行管理プログラム等の各種プログラムが記憶されている。馬券発行代行管理プログラムは、馬券の購入の受け付け、熟練度の判定、ウェブページの表示の制御等の処理を実行するためのプログラムである。馬券発行代行管理プログラムは、本発明における情報処理プログラムの一例である。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしてもよいし、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。また、馬券発行代行管理プログラムは、プログラム製品であってもよい。
入出力インターフェース13は、通信部11及び記憶部12とシステム制御部14との間のインターフェース処理を行うようになっている。
システム制御部14は、CPU14a、ROM(Read Only Memory)14b、RAM(Random Access Memory)14c等により構成されている。コンピュータとしてのシステム制御部14は、CPU14aが、各種プログラムを読み出し実行することにより、競馬サイトに関する各種処理を実行する。
なお、馬券発売代行サーバ1が、複数のサーバ装置で構成されてもよい。例えば、馬券の購入の受け付け等の処理を行うサーバ装置等の処理を行うサーバ装置、熟練度を判定するサーバ装置、ユーザ端末3からのリクエストに応じてウェブページを送信するサーバ装置、及びデータベースを管理するサーバ装置等が、互いにLAN等で接続されてもよい。
[4.システム制御部の機能詳細]
図4(b)は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1の機能ブロックの一例を示す図である。記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより、システム制御部14は、図4(b)に示すように、履歴取得部141、熟練度判定部142及び表示制御部143等として機能する。履歴取得部141は、本発明における取得手段の一例である。熟練度判定部142は、本発明における判定手段の一例である。表示制御部143は、本発明における制御手段の一例である。
履歴取得部141は、少なくとも一のレースにおける所定ユーザの操作履歴を操作履歴DB12eから取得する。履歴取得部141が取得する操作履歴として、例えば、出馬表ページの閲覧履歴、オッズページの閲覧履歴、予想一覧ページの閲覧履歴、オッズの手動更新履歴、購入履歴等がある。レースに出場する競走馬の情報を知らなければ、ユーザは、どの競走馬又は枠に投票してよいかが分からない。従って、出馬表ページを表示する操作は、馬券を購入するための操作である。また、オッズを知らなければ、ユーザは、どの競走馬又は枠に投票するのが適切であるかを判断することができない。従って、オッズページを表示する操作及びオッズを手動更新する操作は、馬券を購入するための操作である。また、ユーザは、他人の予想を参考にして、投票する競走馬又は枠を決定する場合がある。従って、予想一覧ページを表示する操作は、馬券を購入するための操作である。
熟練度判定部142は、履歴取得部141により取得された操作履歴から特定される操作の状況に基づいて、所定ユーザの熟練度を判定する。図6(a)は、熟練度の判定方法の例を示す図である。図6(a)は、判定方法の例として方法1〜4を示す。方法1において、履歴取得部141はオッズの手動更新履歴を取得する。この場合、熟練度判定部142は、オッズページが表示されているときのオッズの手動更新が行われる頻度を計算する。この頻度を、手動更新頻度という。熟練度判定部142は、手動更新頻度が高いほど熟練度が高いと判定する。その理由は、熟練度が高いユーザほど、オッズを詳細に検討する傾向があるからである。そのため、熟練度が高いユーザほど、最新のオッズを欲する傾向がある。上述したように、オッズページにおいては、オッズが周期的に更新される。しかしながら、オッズが更新される周期がユーザにとって長いと感じた場合、ユーザは手動更新の操作をする。一方、熟練度が低いユーザは、オッズの細かい数字にはこだわらない傾向がある。そのため、熟練度が低いユーザほど、手動更新の操作をする頻度は低い。
方法2において、履歴取得部141は出馬表ページの閲覧履歴及び予想一覧ページの閲覧履歴を取得する。この場合、熟練度判定部142は、表示時間比率を計算する。表示時間比率は、予想一覧ページの表示時間に対する出馬表ページの表示時間の比率である。熟練度判定部142は、表示時間比率が高いほど熟練度が高いと判定する。その理由は、熟練度が高いユーザほど、出走馬情報を詳細に検討し、他人の予想に頼らないで馬券を購入する傾向があるからである。従って、熟練度が高いユーザほど、ユーザが出馬表ページを閲覧する時間が長くなり、予想一覧ページを閲覧する時間が短くなる。一方、熟練度が低いユーザは、出走馬情報をあまり検討しないで、他人の予想に頼る傾向がある。その原因の一例として、出走馬情報のうち一部の情報について、熟練度が低いユーザは、投票する競走馬又は枠の決定にどう利用すればよいか分からない場合があることが挙げられる。
方法3において、履歴取得部141は出馬表ページの閲覧履歴、オッズページの閲覧履歴及び予想一覧ページの閲覧履歴を取得する。この場合、熟練度判定部142は、ユーザが出馬表ページを表示した後、ユーザは次にオッズページ及び予想一覧ページの何れかを閲覧したかを判定する。ユーザは次にオッズページ及び予想一覧ページの何れかを閲覧したと判定した場合、熟練度判定部142は、出馬表ページの表示時間を計算する。熟練度判定部142は、表示時間が短いほど熟練度が低いと判定する。その理由は、熟練度が低いユーザは、出走馬情報を余り検討しないで、直ぐにオッズや他人の予想を閲覧する傾向があるからである。
方法4において、履歴取得部141は、購入履歴を取得する。この場合、熟練度判定部142は、馬券の購入によってユーザが投票した競走馬及び枠の少なくとも何れかの数を計算する。この数を投票対象数という。熟練度判定部142は、投票対象数が多いほど熟練度が高いと判定する。その理由は、熟練度が高いユーザほど、複雑な買い目で馬券を購入する傾向があるからである。投票対象数が多いほど、買い目が複雑である。熟練度判定部142は、例えば、馬券の式別に基づいて投票対象数を特定してもよい。式別によって、投票される競走馬の馬番の数又は枠番の数が決まる。馬番の数及び枠番の数が、1つの投票券の投票対象数である。式別として、例えば、単勝式、複勝式、枠番号連勝複式、普通馬番号連勝複式、枠番号連勝単式、馬番号連勝単式、ワイド、馬番号3連勝複式、馬番号3連勝単式がある。単勝式及び複勝式の投票対象数は、1である。番号連勝複式、普通馬番号連勝複式、枠番号連勝単式、馬番号連勝単式及びワイドの投票対象数は、2である。馬番号3連勝複式、馬番号3連勝単式の投票対象数は、3である。ユーザは、1つのレースについて、複数の馬券を購入する場合がある。例えば、ユーザは、フォーメーション買いやボックス買いをすることがある。そのため、熟練度判定部142は、例えば、複数の馬券における馬番の数や枠番の数を、投票対象数としてもよい。例えば、ユーザが、馬番号連勝単式の馬券として、1−2、2−3及び3−1の馬券を購入したとする。この場合、馬番が1、2及び3であるそれぞれの競走馬にユーザが投票したことになる。従って、投票対象数は3である。
熟練度判定部142は、何れかのレースにおける所定ユーザの操作履歴のうち、馬券の購入時までに登録された操作履歴のみに基づいて、熟練度を判定してもよい。その理由は、馬券を購入した後のユーザが競馬サイトで何らかの操作をするとき、ユーザは馬券を購入することを目的としないで操作をしている蓋然性があるからである。この場合、熟練度判定部142は、所定ユーザが馬券を購入しなかったレースの操作履歴を用いないで、熟練度を判定する。その理由は、ユーザが馬券を購入しなかったレースについては、ユーザは馬券を購入することを目的としないで操作をしていた蓋然性があるからである。
熟練度判定部142は、方法1〜4の何れか1つの方法のみを用いて熟練度を判定してもよい。例えば、方法1のみを用いる場合、熟練度判定部142は、手動更新頻度を熟練度として用いてもよい。方法2のみを用いる場合、熟練度判定部142は、表示時間比率を熟練度として用いてもよい。方法3のみを用いる場合、熟練度判定部142は、出馬表ページの表示時間比率を熟練度として用いてもよい。方法4のみを用いる場合、熟練度判定部142は、投票対象数を熟練度として用いてもよい。熟練度判定部142は、方法1〜方法4のうち複数の方法を用いて熟練度を判定してもよい。複数の方法を用いる場合、熟練度判定部142は、各方法でポイントを計算してもよい。そして、熟練度判定部142は、各方法で計算したポイントに基づいて、熟練度を決定してもよい。また、熟練度判定部142は、各方法で計算したポイントの合計値や平均値等の代表値を計算し、代表値を熟練度として用いてもよい。
本実施形態において、熟練度判定部142は、方法1〜4の全てを用い、各方法でポイントを計算する。そして、熟練度判定部142は、計算したポイントに基づいて、熟練度を決定する。熟練度判定部142は、熟練度の例として、ユーザが初心者であるか熟練者であるかを判定する。なお、熟練度は3レベル以上あってもよい。
表示制御部143は、熟練度判定部142により決定された熟練度に応じて、レースに関する情報の表示を制御する。図6(b)は、レースに関する情報の表示の制御方法の例を示す図である。図6(a)は、制御方法の例として制御1〜3を示す。制御1において、制御対象となるウェブページは、オッズページである。制御1において、表示制御部143は、オッズの自動更新の周期を制御する。この周期を更新周期という。具体的に、表示制御部143は、熟練度が高いほど更新周期を短くする。その理由は、上述したように、熟練度が高いユーザほど、最新のオッズを欲する傾向があるからである。
制御2において、制御対象となるウェブページは、オッズページである。制御2において、表示制御部143は、オッズの自動更新をするかしないかを制御する。具体的に、表示制御部143は、熟練度が所定の熟練度以上である場合にのみ、オッズを自動更新するように制御し、熟練度が所定の熟練度未満である場合はオッズを自動更新しないように制御する。その理由は、制御1の場合と同様である。熟練度が3レベル以上あるとき、表示制御部143は、制御1及び2を組み合わせてもよい。例えば、熟練度として初級、中級、上級等があるとする。表示制御部143は、初級である場合、自動更新させず、中級及び上級である場合、自動更新させる。表示制御部143は、上級の場合の更新周期を中級の場合の更新周期よりも短くする。
制御3において、制御対象となるウェブページは、出馬表ページである。制御3において、表示制御部143は、出走馬情報の情報量を制御する。具体的に、表示制御部143は、熟練度が高いほど、情報量を多くする。その理由は、上述したように、熟練度が高いユーザほど、より多くの情報に基づいて、購入する馬券を検討する傾向があるからである。従って、熟練度が高いユーザほど、詳細な情報が表示される方がよい。一方、熟練度が低いユーザは、詳細な情報が表示されても、表示された情報のうち一部の情報のみに基づいて、購入する馬券を検討する傾向がある。従って、情報量が多いと、ユーザが利用しない情報が多く表示されるため、熟練度が低いユーザにとっては目障りになる蓋然性がある。また、熟練度が低いユーザが必要な情報を見付けにくい。そこで、表示制御部143は、熟練度が低いほど、情報量を少なくする。
例えば、熟練度判定部142は、ユーザが初心者であるか熟練者であるかを判定する。熟練者の場合、熟練度判定部142は、例えば図2に示す出馬表ページが表示されるように制御する。図7は、ユーザが初心者である場合の出馬表ページの表示例を示す図である。初心者の場合、熟練度判定部142は、例えば図7に示す出馬表ページが表示されるように制御する。図7に示すように、競走馬の基本属性のうち、馬主の名前、牧場の名前は表示されない。また、直近5レースの情報のうち、残り600メールの走行タイム、馬体重、発送ゲート番号、コーナー通過時の順位、1着又は2着の競走馬の名前は表示されない。また、過去の成績のうち、距離別の成績は表示されない。出走馬情報のうち、初心者に対して表示されない情報を、非必須情報という。出走馬情報のうち非必須情報以外の情報を、必須情報という。なお、熟練度の判定方法や操作履歴の登録状況によっては、熟練度判定部142が熟練度を判定することができない場合がある。この場合、表示制御部143は、例えば図2に示す出馬表ページが表示されるように制御してもよい。
[5.情報処理システムの動作]
次に、情報処理システムSの動作について、図8乃至図13用いて説明する。図8は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14によるオッズページ表示制御処理の一例を示すフローチャートである。競馬サイトにおいて、ユーザは、所望のレースのオッズページを表示する操作を行う。すると、ユーザ端末3は、馬券発売代行サーバ1へオッズページのリクエストを送信する。オッズページのリクエストは、ユーザID及びレースIDを含む。ユーザIDは、ウェブページを表示する操作を行ったユーザを示す。操作を行ったユーザを、対象ユーザという。対象ユーザは、本発明の所定ユーザの一例である。レースIDは、ウェブページが表示されるレースを示す。ウェブページが表示されるレースを、対象レースという。対象レースは、本発明の所定ユーザからの要求に応じたレースの一例である。オッズページのリクエストを受信したとき、システム制御部14はオッズページ表示制御処理を開始させる。
図8に示すように、表示制御部143は、最新のオッズ情報を取得する(ステップS1)。具体的に、表示制御部143は、リクエストに含まれる対象レースのレースIDに対応するオッズ情報をオッズ情報DB12dから検索する。次いで、表示制御部143は、検索されたオッズ情報の中で更新日時が最も新しいオッズ情報を取得する。
次いで、表示制御部143は、オッズページのHTMLページを送信する(ステップS2)。具体的に、表示制御部143は、取得したオッズ情報に含まれるオッズを取得する。次いで、表示制御部143は、取得したオッズを含むHTMLページを生成する。そして、表示制御部143は、生成したHTMLページを、リクエストを送信してきたユーザ端末3へ送信する。ユーザ端末3は、受信したHTMLページに基づいて、オッズページ(例えば図3(a))を画面に表示する。
次いで、表示制御部143は、熟練度判定処理を実行する(ステップS3)。熟練度判定処理において、熟練度判定部142は、対象ユーザの熟練度として、「熟練者」又は「初心者」を判定する。熟練度判定部142の詳細は後述する。なお、本実施形態において、熟練度判定部142は、表示が制御されるウェブページの送信時に、熟練度を判定する。しかしながら、熟練度判定部142は、ウェブページの送信時とは異なるタイミングで熟練度を判定してもよい。例えば、熟練度判定部142は、定期的に各ユーザの熟練度を判定してもよい。また、熟練度判定部142は、例えば購入履歴などの操作履歴が操作履歴DB12eに登録されたとき、登録された操作履歴が示す操作を行ったユーザの熟練度を判定してもよい。
次いで、表示制御部143は、熟練度判定処理で判定された熟練度が「熟練者」であるか否かを判定する(ステップS4)。このとき、表示制御部143は、熟練度が「熟練者」であると判定した場合には(ステップS4:YES)、ステップS5に進む。ステップS5において、表示制御部143は、更新周期を、記憶部12に予め記憶された周期1に設定する。一方、表示制御部143は、熟練度が「熟練者」ではないと判定した場合には(ステップS4:NO)、ステップS6に進む。ステップS6において、表示制御部143は、更新周期を、記憶部12に予め記憶された周期2に設定する。周期2は周期1よりも長い。表示制御部143は、ステップS5又はS6を終えると、ステップS7に進む。
ステップS7において、表示制御部143は、経過時間を0にリセットする。そして、表示制御部143は、現在からの経過時間の計測を開始する。次いで、表示制御部143は、経過時間が更新周期以上であるか否かを判定する(ステップS8)。このとき、表示制御部143は、経過時間が更新周期以上ではないと判定した場合には(ステップS8:NO)、ステップS11に進む。一方、表示制御部143は、経過時間が更新周期以上であると判定した場合には(ステップS8:YES)、ステップS9に進む。
ステップS9において、表示制御部143は、最新のオッズ情報を取得する。ステップS9の処理はステップS1と同様である。次いで、表示制御部143は、最新のオッズ情報に基づいて、オッズ更新データを生成する(ステップS10)。オッズ更新データは、ユーザ端末3がオッズページに表示されているオッズを更新するためのデータである。例えば、表示制御部143は、オッズページのオッズ領域111に相当するHTML形式のデータを生成してもよい。このとき、表示制御部143は、最新のオッズ情報に含まれるオッズをオッズ更新データに入れる。表示制御部143は、生成したオッズ更新データを、リクエストを送信してきたユーザ端末3へ送信する。次いで、表示制御部143は、ステップS7に進む。ユーザ端末3は、オッズ更新データに基づいて、画面に表示されているオッズページのHTML文書を書き換える。これにより、ユーザ端末3は、最新のオッズをオッズページ内に表示させる。
ステップS11において、表示制御部143は、オッズページの表示が終了したか否かを判定する。例えば、馬券発売代行サーバ1がユーザ端末3から別のウェブページのリクエストを受信したとき、表示制御部143は、オッズページの表示が終了したと判定する。このとき、表示制御部143は、オッズページの表示が終了していないと判定した場合には(ステップS11:NO)、ステップS8に進む。一方、表示制御部143は、オッズページの表示が終了したと判定した場合には(ステップS11:YES)、オッズページ表示制御処理を終了させる。
なお、図8が示す処理は、図6(b)に示す制御1を用いた場合の処理例である。制御2を用いる場合、表示制御部143は、例えば、ステップS4において熟練度が「熟練者」ではないと判定した場合には(ステップS4:NO)、オッズページ表示制御処理を終了させればよい。これにより、対象ユーザが初心者である場合、ユーザ端末3は、オッズページにおけるオッズの自動更新を実行しない。
図9は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による出馬表ページ表示制御処理の一例を示すフローチャートである。競馬サイトにおいて、ユーザは、所望のレースの出馬表ページを表示する操作を行う。すると、ユーザ端末3は、馬券発売代行サーバ1へ出馬表ページのリクエストを送信する。出馬表ページのリクエストは、対象ユーザのユーザID及び対象レースのレースIDを含む。出馬表ページのリクエストを受信したとき、システム制御部14は出馬表ページ表示制御処理を開始させる。
図9に示すように、表示制御部143は、リクエストに含まれる対象レースのレースIDに対応するレース情報をレース情報DB12bから取得する(ステップS21)。次いで、表示制御部143は、熟練度判定処理を実行する(ステップS22)。次いで、表示制御部143は、熟練度判定処理で判定された熟練度が「熟練者」であるか否かを判定する(ステップS23)。このとき、表示制御部143は、熟練度が「熟練者」であると判定した場合には(ステップS23:YES)、ステップS24に進む。一方、表示制御部143は、熟練度が「熟練者」ではないと判定した場合には(ステップS23:NO)、ステップS25に進む。
ステップS24において、表示制御部143は、レース情報に基づいて、熟練者に対応した出馬表ページのHTML文書を生成する。このとき、表示制御部143は、レース情報に含まれる出走馬情報から、必須情報及び非必須情報を含む出走馬情報全体を取得する。そして、表示制御部143は、必須情報を含むHTML文書を生成する。次いで、表示制御部143は、ステップS26に進む。
ステップS25において、表示制御部143は、レース情報に基づいて、初心者に対応した出馬表ページのHTML文書を生成する。このとき、表示制御部143は、レース情報から、必須情報のみを取得する。そして、表示制御部143は、出走馬情報を含むHTML文書を生成する。次いで、表示制御部143は、ステップS26に進む。
ステップS26において、表示制御部143は、生成したHTMLページを、リクエストを送信してきたユーザ端末3へ送信する。表示制御部143は、ステップS26を終えると、出馬表ページ表示制御処理を終了させる。ユーザ端末3は、受信したHTMLページに基づいて、出馬表ページ(例えば図2又は図7)を画面に表示する。
図10は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による熟練度判定処理の一例を示すフローチャートである。図10に示すように、履歴取得部141は、対象ユーザのユーザIDを含む購入履歴を操作履歴DB12eから検索する(ステップS31)。このとき、履歴取得部141は、例えば対象レースのレースIDを含まない購入履歴の中から、検索を行ってもよい。なお、履歴取得部141は、操作履歴に含まれる操作区分を参照することにより、操作履歴が如何なる操作の履歴であるかを判定することができる。次いで、履歴取得部141は、検索した購入履歴に基づいて、対象ユーザが馬券を購入したレースを特定する(ステップS32)。具体的に履歴取得部141は、購入履歴からレースIDを取得する。特定されたレースは、本発明の1以上のレースの一例である。なお、履歴取得部141は、特定するレースを限定してもよい。例えば、履歴取得部141は、現在から予め設定された時間前の日時を基準日時と決定し、基準日時よりも後に開催されるレースのみを特定してもよい。履歴取得部141は、レース情報DBから開催日及び発走時刻を開催日時として取得することができる。
次いで、熟練度判定部142は、特定したレースのうち1つを選択する(ステップS33)。次いで、履歴取得部141は、対象ユーザのユーザID及び選択したレースのレースIDを含む操作履歴を操作履歴DB12eから検索する(ステップS34)。次いで、熟練度判定部142は、第1判定処理、第2判定処理、第3判定処理及び第4判定処理を順次実行する(ステップS35〜S38)。第1〜第4判定処理は、それぞれ図6(a)に示す方法1〜4に対応する処理である。
図11は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第1判定処理の一例を示すフローチャートである。第1判定処理において、熟練度判定部142は、方法1に対応するポイントP1を計算する。図11に示すように、熟練度判定部142は、ポイントP1を0に設定する(ステップS51)。方法1において、ポイントP1が0より大きい場合、対象ユーザは熟練者であり、ポイントP1が0未満である場合、対象ユーザは初心者である。
次いで、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、オッズページの閲覧履歴を取得する(ステップS52)。なお、履歴取得部141は、閲覧履歴に含まれるページ種別を参照することにより、閲覧履歴が如何なるウェブページの履歴であるかを判別することができる。次いで、熟練度判定部142は、検索された操作履歴の中にオッズページの閲覧履歴があるか否かを判定する(ステップS53)。このとき、熟練度判定部142は、オッズページの閲覧履歴がないと判定した場合には(ステップS53:NO)、第1判定処理を終了させる。この場合、対象ユーザはオッズページを閲覧していないため、熟練度判定部142は、対象ユーザが熟練者及び初心者の何れであるかを判定することができない。
一方、熟練度判定部142は、オッズページの閲覧履歴があると判定した場合には(ステップS53:YES)、ステップS54に進む。ステップS54において、履歴取得部141は、対象ユーザがオッズページの次に閲覧したウェブページの閲覧履歴を特定する。具体的に、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、ウェブページの閲覧履歴を抽出する。次いで、履歴取得部141は、オッズページの閲覧履歴からオッズページの閲覧時刻を取得する。次いで、履歴取得部141は、抽出したウェブページの各閲覧履歴から閲覧時刻を取得する。次いで、履歴取得部141は、取得した閲覧時刻のうち、オッズページの閲覧時刻よりも遅く且つオッズページの閲覧時刻に最も近い閲覧時刻を決定する。そして、履歴取得部141は、決定した閲覧時刻を含む閲覧履歴を、対象ユーザがオッズページの次に閲覧したウェブページの閲覧履歴として特定する。
次いで、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、オッズの手動更新履歴を取得する。次いで、熟練度判定部142は、手動更新頻度を計算する(ステップS56)。具体的に、熟練度判定部142は、オッズページの次に閲覧されたウェブページの閲覧履歴に含まれる閲覧時間から、オッズページの閲覧履歴に含まれる閲覧時間を減算して、オッズページの表示時間を計算する。オッズページの閲覧履歴が複数ある場合、熟練度判定部142は、閲覧履歴ごとに表示時間を計算し、表示時間の合計値を計算する。次いで、熟練度判定部142は、手動更新履歴の個数を表示時間で割ることにより、手動更新頻度を計算する。次いで、熟練度判定部142は、ポイントP1を、手動更新頻度に応じた値に設定する(ステップS57)。このとき、熟練度判定部142は、手動更新頻度が高いほどポイントP1を高くする。例えば、熟練度判定部142は、予め定められた計算式を用いてポイントP1を計算してもよい。また例えば、記憶部12に、手動更新頻度とポイントとの対応関係を示すテーブルが記憶されてもよい。この場合、熟練度判定部142は、テーブルから手動更新頻度に対応するポイントを取得してもよい。熟練度判定部142は、ステップS57を終えると、第1判定処理を終了させる。
図12は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第2判定処理の一例を示すフローチャートである。第2判定処理において、熟練度判定部142は、方法2に対応するポイントP2を計算する。図12に示すように、熟練度判定部142は、ポイントP2を0に設定する(ステップS61)。方法2において、ポイントP2が0より大きい場合、対象ユーザは熟練者であり、ポイントP2が0未満である場合、対象ユーザは初心者である。次いで、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、出馬表ページの閲覧履歴を取得する(ステップS62)。
次いで、熟練度判定部142は、検索された操作履歴の中に出馬表ページの閲覧履歴があるか否かを判定する(ステップS63)。このとき、熟練度判定部142は、出馬表ページの閲覧履歴があると判定した場合には(ステップS63:YES)、ステップS66に進む。一方、熟練度判定部142は、出馬表ページの閲覧履歴がないと判定した場合には(ステップS63:NO)、ステップS64に進む。
ステップS64において、熟練度判定部142は、ステップS34で検索された操作履歴の中に、予想一覧ページの閲覧履歴があるか否かを判定する。このとき、熟練度判定部142は、予想一覧ページの閲覧履歴があると判定した場合には(ステップS64:YES)、ステップS65に進む。ステップS65において、熟練度判定部142は、ポイントP2の最小値を記憶部12から取得する。そして、熟練度判定部142は、ポイントP2を最小値に設定する。熟練度判定部142は、ステップS65を終えると、第2判定処理を終了させる。
一方、熟練度判定部142は、予想一覧ページの閲覧履歴がないと判定した場合には(ステップS64:NO)、第2判定処理を終了させる。この場合、対象ユーザは出馬表ページ及び予想一覧ページの何れも閲覧していないため、熟練度判定部142は、対象ユーザが熟練者及び初心者の何れであるかを判定することができない。
ステップS66において、履歴取得部141は、対象ユーザが出馬表ページの次に閲覧したウェブページの閲覧履歴を特定する。次に閲覧されたウェブページの閲覧履歴を特定する方法は、第1判定処理のステップS54と同様である。次いで、熟練度判定部142は、出馬表ページの次に閲覧されたウェブページの閲覧履歴に含まれる閲覧時間から、出馬表ページの閲覧履歴に含まれる閲覧時間を減算して、出馬表ページの表示時間を計算する(ステップS67)。出馬表ページの閲覧履歴が複数ある場合、熟練度判定部142は、閲覧履歴ごとに表示時間を計算し、表示時間の合計値を計算する。
次いで、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、予想一覧ページの閲覧履歴を取得する(ステップS68)。次いで、熟練度判定部142は、検索された操作履歴の中に予想一覧ページの閲覧履歴があるか否かを判定する(ステップS69)。このとき、熟練度判定部142は、予想一覧ページの閲覧履歴がないと判定した場合には(ステップS69:NO)、ステップS70に進む。ステップS70において、熟練度判定部142は、ポイントP2の最大値を記憶部12から取得する。そして、熟練度判定部142は、ポイントP2を最大値に設定する。熟練度判定部142は、ステップS70を終えると、第2判定処理を終了させる。
一方、熟練度判定部142は、予想一覧ページの閲覧履歴があると判定した場合には(ステップS69:YES)、ステップS71に進む。ステップS71において、履歴取得部141は、対象ユーザが予想一覧ページの次に閲覧したウェブページの閲覧履歴を特定する。次いで、熟練度判定部142は、予想一覧ページの次に閲覧されたウェブページの閲覧履歴に含まれる閲覧時間から、予想一覧ページの閲覧履歴に含まれる閲覧時間を減算して、予想一覧ページの表示時間を計算する(ステップS72)。予想一覧ページの閲覧履歴が複数ある場合、熟練度判定部142は、閲覧履歴ごとに表示時間を計算し、表示時間の合計値を計算する。
次いで、熟練度判定部142は、出馬表ページの表示時間を予想一覧ページの表示時間で割ることにより、表示時間比率を計算する(ステップS73)。次いで、熟練度判定部142は、ポイントP2を、表示時間比率に応じた値に設定する(ステップS74)。このとき、熟練度判定部142は、表示時間比率が高いほどポイントP2を高くする。例えば、熟練度判定部142は、予め定められた計算式を用いてポイントP2を計算してもよいし、記憶部12に記憶されたテーブルから表示時間比率に対応するポイントを取得してもよい。熟練度判定部142は、ステップS74を終えると、第2判定処理を終了させる。
図13(a)は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第3判定処理の一例を示すフローチャートである。第3判定処理において、熟練度判定部142は、方法3に対応するポイントP3を計算する。図13(a)に示すように、熟練度判定部142は、ポイントP3を0に設定する(ステップS81)。方法3において、ポイントP3が0より大きい場合、対象ユーザは熟練者であり、ポイントP3が0未満である場合、対象ユーザは初心者である。次いで、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、出馬表ページの閲覧履歴を取得する(ステップS82)。次いで、熟練度判定部142は、検索された操作履歴の中に出馬表ページの閲覧履歴があるか否かを判定する(ステップS83)。このとき、熟練度判定部142は、出馬表ページの閲覧履歴がないと判定した場合には(ステップS83:NO)、第3判定処理を終了させる。この場合、対象ユーザは出馬表ページを閲覧していないため、熟練度判定部142は、対象ユーザが熟練者及び初心者の何れであるかを判定することができない。
一方、熟練度判定部142は、出馬表ページの閲覧履歴があると判定した場合には(ステップS83:YES)、ステップS84に進む。ステップS84において、履歴取得部141は、対象ユーザが出馬表ページの次に閲覧したウェブページの閲覧履歴を特定する。次いで、熟練度判定部142は、特定された閲覧履歴に含まれるページ種別に基づいて、出馬表ページの次に閲覧されたウェブページがオッズページ及び予想一覧ページの何れかであるかを判定する(ステップS85)。このとき、熟練度判定部142は、次に閲覧されたウェブページがオッズページ及び予想一覧ページの何れでもないと判定した場合には(ステップS85:NO)、第3判定処理を終了させる。
一方、熟練度判定部142は、次に閲覧されたウェブページがオッズページ及び予想一覧ページの何れかであると判定した場合には(ステップS85:YES)、ステップS86に進む。ステップS86において、熟練度判定部142は、出馬表ページの表示時間を計算する。表示時間の計算方法は、第2判定処理のステップS67と同様である。次いで、熟練度判定部142は、ポイントP3を、表示時間に応じた値に設定する(ステップS87)。このとき、熟練度判定部142は、表示時間が長いほどポイントP3を高くする。例えば、熟練度判定部142は、予め定められた計算式を用いてポイントP3を計算してもよいし、記憶部12に記憶されたテーブルから表示時間に対応するポイントを取得してもよい。熟練度判定部142は、ステップS87を終えると、第3判定処理を終了させる。
図13(b)は、本実施形態に係る馬券発売代行サーバ1のシステム制御部14による第4判定処理の一例を示すフローチャートである。第4判定処理において、熟練度判定部142は、方法4に対応するポイントP4を計算する。図13(b)に示すように、履歴取得部141は、ステップS34で検索された操作履歴の中から、購入履歴を取得する(ステップS91)。次いで、熟練度判定部142は、検索された購入履歴に基づいて、投票対象数を決定する(ステップS92)。例えば、熟練度判定部142は、購入履歴に含まれる式別に対応する投票対象数を決定してもよい。また、熟練度判定部142は、購入履歴から馬番及び枠番を取得してもよい。そして、熟練度判定部142は、馬番及び枠番の数を、投票対象数に決定してもよい。このとき、熟練度判定部142は、例えば同一の馬番又は枠番が複数ある場合、その複数の番又は枠番に対し、投票対象数として1を割り当てる。
次いで、熟練度判定部142は、ポイントP4を、投票対象数に応じた値に設定する(ステップS93)。このとき、熟練度判定部142は、投票対象数が多いほどポイントP4を高くする。例えば、熟練度判定部142は、予め定められた計算式を用いてポイントP4を計算してもよいし、記憶部12に記憶されたテーブルから表示時間に対応するポイントを取得してもよい。熟練度判定部142は、ステップS93を終えると、第4判定処理を終了させる。
第4判定処理が終わると、図10に示すように、熟練度判定部142は、第1〜第4判定処理で計算されたポイントP1〜P4の合計値を計算する(ステップS39)。そして、熟練度判定部142は、合計値を、選択したレースの熟練ポイントに決定する。次いで、熟練度判定部142は、特定したレースのうちまだ選択していないレースがあるか否かを判定する(ステップS40)。このとき、熟練度判定部142は、まだ選択していないレースがあると判定した場合には(ステップS40:YES)、ステップS41に進む。ステップS41において、熟練度判定部142は、まだ選択していないレースのうち1つを選択する。次いで、熟練度判定部142は、ステップS34に進む。
一方、熟練度判定部142は、全てのレースを選択したと判定した場合には(ステップS40:NO)、ステップS42に進む。ステップS42において、熟練度判定部142は、ステップS39で計算した熟練ポイントの平均値を計算する。次いで、熟練度判定部142は、平均値が、記憶部12に記憶された閾値以上であるか否かを判定する(ステップS43)。このとき、熟練度判定部142は、平均値が閾値以上であると判定した場合には(ステップS43:YES)、ステップS44に進む。ステップS44において、熟練度判定部142は、熟練度を「熟練者」に設定する。一方、熟練度判定部142は、平均値が閾値以上ではないと判定した場合には(ステップS43:NO)、ステップS45に進む。ステップS45において、熟練度判定部142は、熟練度を「初心者」に設定する。熟練度判定部142は、ステップS44又はS45を終えると、熟練度判定処理を終了させる。
以上説明したように、本実施形態によれば、システム制御部14が、記憶部12から特定されたレースにおける対象ユーザの操作履歴を取得する。また、システム制御部14が取得された操作履歴から特定される操作の状況に基づいて、馬券の購入についての対象ユーザの熟練度を判定する。そして、システム制御部14が、熟練度に応じて、対象レースの情報の対象ユーザに対する表示を制御する。そのため、ユーザの手間を増やさずに、ユーザに応じて適切な情報を自動的に提供することができる。
また、システム制御部14が、特定されたレースの手動更新履歴を取得して、手動更新頻度を計算する。そして、システム制御部14が、手動更新頻度が高いほど、熟練度が高いと判定する。また、システム制御部14が、特定されたレースの出馬表ページの閲覧履歴と、予想一覧ページの閲覧履歴とを取得して、表示時間比率を計算する。そして、システム制御部14が、表示時間比率が高いほど、熟練度が高いと判定する。また、システム制御部14が、特定されたレースの出馬表ページの閲覧履歴を取得し、オッズページの閲覧履歴及び予想一覧ページの閲覧履歴の少なくとも何れかを取得する。そして、システム制御部14が、出馬表ページが表示された後、次にオッズページ及び予想一覧ページの何れかが表示された場合、出馬表ページの表示時間が短いほど、熟練度が低いと判定する。また、システム制御部14が、特定されたレースの購入履歴を取得して、投票対象数を決定する。そして、システム制御部14が、投票対象数が多いほど、熟練度が高いと判定する。これらにより、熟練度を適切に判定することができる。
また、システム制御部14が、記憶部12に記憶されたオッズがユーザ端末3の画面に表示されているとき、オッズの表示を、記憶部12に記憶された最新のオッズに基づいて周期的に更新させる。そして、システム制御部14が、熟練度が高いほど、オッズの表示を更新する周期を短くする。そのため、熟練度に応じた適切な周期で、オッズを自動的に更新することができる。また、熟練度が低いユーザについては、オッズが更新される周期が長くなる。そのため、オッズの更新による馬券発売代行サーバ1の処理負荷を軽減させることができる。
また、システム制御部14が、熟練度が所定の熟練度以上である場合にのみ、オッズの表示を、記憶部12に記憶された最新のオッズに基づいて周期的に更新させる。そのため、熟練度に応じて、オッズを自動的に更新するか否かを適切に制御することができる。また、熟練度が低いユーザについてはオッズが自動的に更新されない。そのため、オッズの更新による馬券発売代行サーバ1の処理負荷を軽減させることができる。
また、システム制御部14が、出馬表ページをユーザ端末3により表示させ、熟練度が高いほど、出馬表ページに含まれる出走馬情報の情報量を多くする。そのため、熟練度に応じた適切な情報量で、レースに出場する競走馬に関する情報を提供することができる。また、全てのユーザに対して一律に情報量が多い出馬表ページを表示させることに比べて、情報量を削減することができる。そのため、馬券発売代行サーバ1の処理負荷を軽減や、ネットワークの通信負荷の軽減が可能となる。
また、システム制御部14が、記憶部12に記憶された操作履歴のうち、特定されたレースの馬券の購入時までに記憶された操作履歴に基づいて、熟練度を判定する。そのため、馬券発売代行サーバ1は、馬券を購入するための操作履歴として適切な操作履歴を取得することができる。
なお、上記実施形態において、馬券発売代行サーバ1は、熟練度を用いて、レースに関する情報の表示を制御していた。しかしながら、熟練度を用いなくてもよい場合がある。例えば、馬券発売代行サーバ1は、オッズの手動更新頻度に応じて、オッズを自動更新するときの更新周期を制御してもよい。具体的に、馬券発売代行サーバ1は、手動更新履歴に基づいて手動更新頻度を計算し、手動更新頻度が高いほど、更新周期を短くする。また、馬券発売代行サーバ1は、オッズの手動更新頻度に応じて、オッズを自動更新するか否かを制御してもよい。具体的に、馬券発売代行サーバ1は、手動更新頻度が所定値以上である場合、オッズを自動更新させ、手動更新頻度が所定値未満である場合、オッズを自動更新させない。
また、馬券発売代行サーバ1は、競馬サイトにおいて、出馬表のデータをダウンロード可能に制御してもよい。出馬表のデータの形式は、例えばPDFであってもよい。例えば、馬券発売代行サーバ1の記憶部12に、出馬表データが記憶される。出馬表データとして、例えば、詳細版の出馬表データと簡易版の出馬表データとがある。詳細版の出馬表データの情報量は簡易版の出馬表データの情報量よりも多い。例えば、詳細版の出馬表データの内容は、図2に示す出馬表ページの内容と同じであり、簡易版の出馬表データの内容は、図7に示す出馬表ページの内容と同じであってもよい。例えば、馬券発売代行サーバ1が、レース情報DB12bに基づいて、出馬表データを生成する。馬券発売代行サーバ1は、ユーザ端末3からの要求に応じて、ダウンロードページを送信する。ダウンロードページは、出馬表データをダウンロードするためのウェブページである。ダウンロードページには、例えば、詳細版の出馬表データをダウンロードするためのリンクと、簡易版の出馬表データをダウンロードするためのリンクとが表示される。馬券発売代行サーバ1は、熟練度に応じて、ダウンロードページにおけるリンクの並び順を制御してもよい。具体的に、馬券発売代行サーバ1は、対象ユーザの熟練度が所定の熟練度以上であると判定した場合には、詳細版の出馬表データをダウンロードするためのリンクが、簡易版の出馬表データをダウンロードするためのリンクよりも上に表示されるダウンロードページを送信する。一方、馬券発売代行サーバ1は、対象ユーザの熟練度が所定の熟練度未満であると判定した場合には、簡易版の出馬表データをダウンロードするためのリンクが、詳細版の出馬表データをダウンロードするためのリンクよりも上に表示されるダウンロードページを送信する。
また、上記実施形態においては、レースに対して本発明が適用されていた。しかしながら、本発明はレース以外の事項に対して適用されてもよい。そして、その事項に関して、ユーザの熟練度を判定する技術に本発明が適用されてもよい。例えば、所定のウェブサイトにおいて、電化製品などの商品のマニュアルを表示するウェブページがあるとする。マニュアルは、複数の章で構成されている。例えば、マニュアルを構成する章ごとに、ウェブページがあってもよい。情報処理装置は、所定のウェブサイトにおけるウェブページの閲覧履歴をデータベースに記録する。情報処理装置は、閲覧履歴により特定されるウェブページの閲覧状況に基づいて、対象ユーザの熟練度を判定する。例えば、情報処理装置は、マニュアルの所定の章のみをピンポイントで閲覧している場合、その商品に関する熟練度が高いと判定しもよい。その理由は、目的とする情報にたどり着くまでに、ユーザに迷いがないと考えられるからである。迷いがある場合、ユーザは、様々な章を閲覧して、目的とする情報にたどり着く。例えば、情報処理装置は、章ごとに、マニュアルの閲覧回数を計算する。そして、情報処理装置は、例えば、所定の章の閲覧回数に対する他の章の閲覧回数の割合を計算してもよい。そして、情報処理装置は、計算した割合が小さいほど、熟練度が高いと判定してもよい。情報処理装置は、熟練度に基づいて、所定のウェブサイトにおける情報の表示を制御してもよいし、別の目的に熟練度を用いてもよい。
また、上記実施形態においては、本発明の情報処理装置が、クライアントサーバシステムにおけるサーバ装置に適用されていた。しかしながら、本発明の情報処理装置が、サーバ装置以外の情報処理装置に適用されてもよい。例えば、本発明の情報処理装置がユーザ端末3等に適用されてもよい。この場合、情報処理装置は、例えば操作履歴を記憶し、又は所定のサーバ装置から操作履歴を取得してもよい。そして、例えば、情報処理装置が備える制御部が本発明における手段として機能することにより、制御部が、ディスプレイ等の表示手段による情報の表示を制御してもよい。この場合、表示手段は、情報処理装置に備えられていてもよい。または、表示手段は、情報処理装置とは別個の装置であってもよい。
1 馬券発売代行サーバ
2 主催元サーバ
3 ユーザ端末
11 通信部
12 記憶部
12a 会員情報DB
12b レース情報DB
12c 馬券情報DB
12d オッズ情報DB
12e 操作履歴DB
12f 予想情報DB
13 入出力インターフェース
14 システム制御部
14a CPU
14b ROM
14c RAM
15 システムバス
141 履歴取得部
142 熟練度判定部
143 表示制御部
NW ネットワーク
S 情報処理システム

Claims (11)

  1. 公営競技の投票券を購入するための操作の履歴を記憶する記憶手段から、ーザによる1以上のレースについての操作の履歴を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記履歴から特定される操作の状況に基づいて、前記投票券の購入についての前記ーザの熟練度を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された前記熟練度に応じて、前記ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記取得手段は、前記投票券のオッズが表示されているときに前記オッズを最新のオッズに更新する操作を示す前記履歴を取得し、
    前記判定手段は、前記オッズを更新する操作の頻度が高いほど、前記熟練度が高いと判定することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記取得手段は、前記レースに出場するレース対象に関する情報を表示する操作を示す前記履歴と、前記レースの結果の予想の情報を表示する操作を示す前記履歴と、を取得し、
    前記判定手段は、前記予想の情報の表示時間に対する前記レース対象に関する情報の表示時間の比率が高いほど、前記熟練度が高いと判定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記取得手段は、前記レースに出場するレース対象に関する情報を表示する操作を示す前記履歴を取得し、且つ、前記投票券のオッズの情報を表示する操作を示す前記履歴、及び前記レースの結果の予想の情報を表示する操作を示す前記履歴の少なくとも一方を取得し、
    前記判定手段は、前記レース対象に関する情報が表示された後、次に前記オッズの情報及び前記予想の情報の何れかが表示された場合、前記レース対象に関する情報の表示時間が短いほど、前記熟練度が低いと判定することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記取得手段は、前記投票券の購入操作を示す前記履歴を取得し、
    前記判定手段は、前記レースに出場するレース対象の中で投票されたレース対象及び枠の少なくとも何れかの数が多いほど、前記熟練度が高いと判定することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御手段は、前記ーザからの要求に応じたレースの投票券のオッズであって、所定のタイミングで更新されるオッズを記憶するオッズ記憶手段に記憶された前記オッズが表示されているとき、前記オッズの表示を、前記オッズ記憶手段に記憶された最新のオッズに基づいて周期的に更新させ、前記判定手段により判定された前記熟練度が高いほど、前記オッズの表示を更新する周期を短くすることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御手段は、前記ーザからの要求に応じたレースの投票券のオッズであって、所定のタイミングで更新されるオッズを記憶するオッズ記憶手段に記憶された前記オッズが表示されているとき、前記判定手段により判定された前記熟練度が所定の熟練度以上である場合にのみ、前記オッズの表示を、前記オッズ記憶手段に記憶された最新のオッズに基づいて周期的に更新させることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記制御手段は、前記ーザからの要求に応じたレースに出場するレース対象に関する情報を表示させ、前記判定手段により判定された前記熟練度が高いほど、前記レース対象に関する情報の情報量を多くすることを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置において、
    前記判定手段は、前記記憶手段に記憶された前記履歴のうち、前記投票券の購入時までに記憶された前記履歴に基づいて、前記熟練度を判定することを特徴とする情報処理装置。
  10. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    公営競技の投票券を購入するための操作の履歴を記憶する記憶手段から、ーザによる1以上のレースについての操作の履歴を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された前記履歴から特定される操作の状況に基づいて、前記投票券の購入についての前記ーザの熟練度を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより判定された前記熟練度に応じて、前記ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. コンピュータを、
    公営競技の投票券を購入するための操作の履歴を記憶する記憶手段から、ーザによる1以上のレースについての操作の履歴を取得する取得手段、
    前記取得手段により取得された前記履歴から特定される操作の状況に基づいて、前記投票券の購入についての前記ーザの熟練度を判定する判定手段、及び、
    前記判定手段により判定された前記熟練度に応じて、前記ーザからの要求に応じたレースの情報の表示を制御する制御手段、
    として実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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