JP2020035211A - 投票制御装置、投票制御システム、投票制御方法、及び投票制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数業種の競技に対する投票を効率良く制御する。【解決手段】記憶部211は、発売所の入出金装置から入金される入金金額と、複数の競技それぞれの投票券の購入金額と、的中した投票券の払戻金額と、入出金装置から出金される出金金額とに基づいて更新される口座残高を、投票者の個人識別情報に対応付けて記憶する。第1通信部212は、携帯端末装置から、個人識別情報、競技識別情報、投票の賭け式、及び投票券の購入金額を含む、第1投票情報を受信する。特定部214は、第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて投票対象競技を特定する。第2通信部213は、複数の競技それぞれの投票管理装置のうち投票対象競技の投票管理装置へ、発売所識別情報、第1投票情報に含まれる賭け式及び購入金額を含む、第2投票情報を送信する。更新部215は、第1投票情報に含まれる購入金額を口座残高から減算することで、口座残高を更新する。【選択図】図2

Description

本発明は、複数業種の競技に対する投票を制御する投票制御装置、投票制御システム、投票制御方法、及び投票制御プログラムに関する。
競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技が行われる競技場の場内又は場外には、各公営競技の投票券を発売する発売所が設けられる。競技場は、本場又は場と呼ばれることがある。また、場内に設けられた発売所は、場内発売所と呼ばれることがあり、場外に設けられた発売所は、場外発売所と呼ばれることがある。トータリゼータシステムは、これらの公営競技の投票券を発売し、的中した投票券の払戻しを行うシステムである。
図1は、トータリゼータシステムの例を示している。サーバ101は、競馬、競輪、競艇、オートレース等の業種のうち、1つの業種の競技G1のセンターに設けられ、競技G1に対する投票券の発売及び払戻しを管理する。投票所107は、競技G1の場内発売所又は場外発売所内に設けられ、投票所107には、投票者に投票券を販売するために、キャッシュレス端末装置112、自動端末装置113、及び有人端末装置114が設置されている。投票者は、投票券を購入することで、競技G1に対する投票を行うことができる。
キャッシュレス端末装置112は、投票者によって直接操作され、キャッシュレスで投票券を購入することが可能な端末装置である。自動端末装置113は、投票者によって直接操作され、現金で投票券を購入することが可能な端末装置である。有人端末装置114は、投票者の代わりに、発売所の係員によって操作される端末装置である。
キャッシュレス端末装置112、自動端末装置113、及び有人端末装置114は、LAN(Local Area Network)111に接続されており、LAN111は、WAN(Wide Area Network)104に接続されている。各端末装置は、LAN111及びWAN104を介して、サーバ101と通信する。
サーバ102は、競技G1とは異なる業種の競技G2のセンターに設けられ、競技G2に対する投票券の発売及び払戻しを管理する。投票所108は、競技G2の場内発売所又は場外発売所内に設けられ、投票所108には、キャッシュレス端末装置122、自動端末装置123、及び有人端末装置124が設置されている。
キャッシュレス端末装置122、自動端末装置123、及び有人端末装置124は、LAN121に接続されており、LAN121は、WAN105に接続されている。各端末装置は、LAN121及びWAN105を介して、サーバ102と通信する。
投票所107及び投票所108は、同じ場外発売所内の異なるエリアにそれぞれ設けられることもある。この場合、1箇所の場外発売所において、異なる業種の競技に対する投票券を販売することができる。
サーバ103は、インターネット上に設けられた投票券販売サイトのサーバであり、複数業種の競技に対する投票券の発売及び払戻しを管理する。投票者は、スマートフォン、タブレット等の携帯端末装置131を用いて、WAN106を介してサーバ103と通信することで、所望の競技の投票券を購入することができる。
公営競技に対する投票券の発売及び払戻しに関して、異業種公営競技に使用する異業種公営競技相互端末利用システムのマルチ投票端末が知られている(例えば、特許文献1を参照)。カードを使用したキャッシュレスでの投票が行われるキャッシュレス投票装置も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2006−99520号公報 特開2005−92350号公報
上述した従来のトータリゼータシステムには、次のような問題がある。
投票所の各端末装置は、各センターによって規定されている通信インタフェースの仕様に従って、そのセンターのサーバに接続し、サーバと通信する。この仕様では、投票券の発売及び払戻しのタイミング等が規定されており、堅牢な通信インタフェースが構築されている。このため、各端末装置は、特定の競技のサーバのみに接続できる専用端末装置として運用されており、発売所の運営者及び端末装置には、以下のような制約が課される。
(a)運営者は、センターのサーバに接続する端末装置のIP(Internet Protocol)アドレス、ポート番号、運用形式等の端末情報を、サーバに対して事前に登録する。
(b)端末装置は、サーバと端末装置の間の通信に対する通番管理を行う。
(c)端末装置は、センターによって規定された通信方式により、サーバと通信する。通信方式としては、TCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等が用いられる。
(d)端末装置は、センターによって規定された通信フローに準拠して、サーバと通信する。
(e)端末装置は、キャッシュレスで投票券を購入するキャッシュレス会員を、センターに対して登録する。
(f)端末装置は、サーバに対して会員登録を行う。
(g)端末装置は、サーバに対して入金する処理を行う。
(h)端末装置は、サーバから出金する処理を行う。
このような端末装置の運用方法によれば、複数のセンターそれぞれのサーバに対して端末装置が設置されるため、運用コストが増加する。複数業種の競技に対する投票を行う投票者にとっては、発売所間又は投票所間を移動する手間が発生する。
また、公営競技の愛好者(ファン)の中には、場内発売所又は場外発売所において競技を観戦しながら、自身の携帯端末装置を用いて投票券を購入したい投票者も多い。この場合、投票者は、発売所に遊びに来ているにも関わらず、携帯端末装置からインターネット上の投票券販売サイトにアクセスして投票券を購入するため、購入金額が発売所の売上げに加算されない。さらに、投票券販売サイトにおける投票券の購入金額は、事前に登録された決済口座から引き落とされるため、投票者が現金で購入金額を支払うことは困難である。
1つの側面において、本発明は、複数業種の競技に対する投票を効率良く制御することを目的とする。
第1の側面において、投票制御装置は、記憶部、第1通信部、第2通信部、特定部、及び更新部を含む。
記憶部は、入金金額、購入金額、払戻金額、及び出金金額に基づいて更新される口座残高を、投票者を示す個人識別情報に対応付けて記憶する。入金金額は、競技に対する投票券を発売する発売所の入出金装置から入金される入金金額であり、購入金額は、複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額である。払戻金額は、複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額であり、出金金額は、入出金装置から出金される出金金額である。
第1通信部は、携帯端末装置から、個人識別情報と、複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、投票対象競技に対する投票の賭け式と、投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信する。特定部は、第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて、投票対象競技を特定する。
第2通信部は、複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、特定部によって特定された投票対象競技の投票管理装置へ、発売所を示す発売所識別情報と、第1投票情報に含まれる賭け式と、第1投票情報に含まれる購入金額とを含む、第2投票情報を送信する。更新部は、第1投票情報に含まれる購入金額を口座残高から減算することで、口座残高を更新する。
第2の側面において、投票制御システムは、投票制御装置と、競技に対する投票券を発売する発売所の入出金装置とを備える。投票制御装置は、記憶部、第1通信部、第2通信部、特定部、及び更新部を含む。
記憶部は、入金金額、購入金額、払戻金額、及び出金金額に基づいて更新される口座残高を、投票者を示す個人識別情報に対応付けて記憶する。入金金額は、発売所の入出金装置から入金される入金金額であり、購入金額は、複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額である。払戻金額は、複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額であり、出金金額は、入出金装置から出金される出金金額である。
第1通信部は、携帯端末装置から、個人識別情報と、複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、投票対象競技に対する投票の賭け式と、投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信する。特定部は、第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて、投票対象競技を特定する。
第2通信部は、複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、特定部によって特定された投票対象競技の投票管理装置へ、発売所を示す発売所識別情報と、第1投票情報に含まれる賭け式と、第1投票情報に含まれる購入金額とを含む、第2投票情報を送信する。更新部は、第1投票情報に含まれる購入金額を口座残高から減算することで、口座残高を更新する。
第3の側面において、投票制御方法を実行するコンピュータは、以下の(1)〜(4)の処理を行う。
(1)コンピュータは、携帯端末装置から第1投票情報を受信する。第1投票情報は、投票者を示す個人識別情報と、複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、投票対象競技に対する投票の賭け式と、投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む。
(2)コンピュータは、第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて投票対象競技を特定する。
(3)コンピュータは、複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、特定された投票対象競技の投票管理装置へ、第2投票情報を送信する。第2投票情報は、競技に対する投票券を発売する発売所を示す発売所識別情報と、第1投票情報に含まれる賭け式と、第1投票情報に含まれる購入金額とを含む。
(4)コンピュータは、入金金額、購入金額、払戻金額、及び出金金額に基づいて更新される、個人識別情報に対応付けられた口座残高から、第1投票情報に含まれる購入金額を減算することで、口座残高を更新する。入金金額は、発売所の入出金装置から入金される入金金額であり、購入金額は、複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額である。払戻金額は、複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額であり、出金金額は、入出金装置から出金される出金金額である。
第4の側面において、投票制御プログラムは、上記(1)〜(4)の処理をコンピュータに実行させる。
実施形態によれば、複数業種の競技に対する投票を効率良く制御することができる。
トータリゼータシステムを示す図である。 投票制御装置の機能的構成図である。 投票制御処理のフローチャートである。 投票制御システムの構成図である。 投票制御装置の具体例を示す機能的構成図である。 会員情報を示す図である。 口座情報を示す図である。 集計表を示す図である。 投票選択画面を示す図である。 競馬の投票の選択画面を示す図である。 当回発売レースの投票の選択画面を示す図である。 メインレースの投票の選択画面を示す図である。 賭け式コードを示す図である。 競馬の投票情報を示す図である。 競輪の投票情報を示す図である。 投票制御処理の具体例を示すフローチャートである。 口座開設処理のフローチャートである。 口座入金処理のフローチャートである。 投票処理のフローチャートである。 的中処理のフローチャートである。 清算処理のフローチャートである。 口座終了処理のフローチャートである。 情報処理装置の構成図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図2は、実施形態の投票制御装置の機能的構成例を示している。図2の投票制御装置201は、記憶部211、第1通信部212、第2通信部213、特定部214、及び更新部215を含む。
記憶部211は、入金金額、購入金額、払戻金額、及び出金金額に基づいて更新される口座残高を、投票者を示す個人識別情報に対応付けて記憶する。入金金額は、競技に対する投票券を発売する発売所の入出金装置から入金される入金金額であり、購入金額は、複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額である。払戻金額は、複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額であり、出金金額は、入出金装置から出金される出金金額である。
図3は、図2の投票制御装置201が行う投票制御処理の例を示すフローチャートである。まず、第1通信部212は、携帯端末装置から、個人識別情報と、複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、投票対象競技に対する投票の賭け式と、投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信する(ステップ301)。
次に、特定部214は、第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて、投票対象競技を特定する(ステップ302)。
次に、第2通信部213は、複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、特定部214によって特定された投票対象競技の投票管理装置へ、第2投票情報を送信する(ステップ303)。第2投票情報は、発売所を示す発売所識別情報と、第1投票情報に含まれる賭け式と、第1投票情報に含まれる購入金額とを含む。
そして、更新部215は、第1投票情報に含まれる購入金額を口座残高から減算することで、口座残高を更新する(ステップ304)。
図2の投票制御装置201によれば、複数業種の競技に対する投票を効率良く制御することができる。
図4は、図2の投票制御装置201を含む投票制御システムの構成例を示している。図4の投票制御システムは、投票端末装置412、投票制御装置413、及び入出金装置414を含み、例えば、場内発売所又は場外発売所に設置される。投票端末装置412、投票制御装置413、及び入出金装置414は、LAN411によって互いに接続されている。投票端末装置412は、例えば、キャッシュレス端末装置、自動端末装置、又は有人端末装置である。LAN411には、複数の投票端末装置412が接続されていてもよい。投票制御装置413は、図2の投票制御装置201の具体例に対応する。
投票管理装置401及び投票管理装置402は、競馬、競輪、競艇、又はオートレースのうち、いずれかの競技のセンターに設けられたサーバであり、その競技に対する投票券の発売及び払戻しを管理する。投票管理装置401及び投票管理装置402は、それぞれ異なる業種の競技に対する投票を管理する。
LAN411は、WAN403及びWAN404に接続されている。投票端末装置412は、WAN403又はWAN404を介して、投票管理装置401又は投票管理装置402と通信する。LAN411には、WANを介して3台以上の投票管理装置が接続されていてもよい。
投票制御装置413は、WAN403及びWAN404を介して、投票管理装置401及び投票管理装置402それぞれと通信する。また、投票制御装置413は、無線通信により、N人(Nは1以上の整数)の投票者それぞれの携帯端末装置421−1〜携帯端末装置421−Nと通信する。携帯端末装置421−i(i=1〜N)は、例えば、スマートフォン又はタブレットである。
入出金装置414は、投票者によって現金が投入される投入口と現金を排出する排出口とを有する。投入口を排出口として兼用することも可能である。自動端末装置を入出金装置414として用いてもよい。
図5は、図4の投票制御装置413の機能的構成例を示している。図5の投票制御装置413は、記憶部511、通信部512、通信制御部513、会員管理部514、口座管理部515、端末管理部516、及び通信部517を含む。
記憶部511、通信部512、及び通信部517は、図2の記憶部211、第2通信部213、及び第1通信部212にそれぞれ対応する。通信制御部513及び口座管理部515は、特定部214及び更新部215にそれぞれ対応する。
記憶部511は、会員情報521、口座情報522、及び運用情報523を記憶する。会員情報521は、投票制御装置413に会員として登録された投票者を管理するための情報であり、口座情報522は、各会員の口座を管理するための情報である。
運用情報523は、各競技のレースに関する情報である。運用情報523は、例えば、終了したレース及び開催予定のレース各々の開催日、場名、レース番号、オッズ、及び人気順位を含む。さらに、運用情報523は、過去のレースの結果を示す競技結果情報も含む。
通信部512は、LAN411を介して、投票管理装置401及び投票管理装置402それぞれと通信するとともに、入出金装置414とも通信する。通信部517は、無線通信により、携帯端末装置421−1〜携帯端末装置421−Nと通信する。
通信制御部513は、投票管理装置401又は投票管理装置402が属するセンターの通信インタフェースの仕様に合わせて、通信部512による通信の通信方式を変換する。また、通信制御部513は、事前に各センターに登録されたIPアドレス、ポート番号、運用形式等の端末情報を管理するとともに、通信部512による通信の通番管理を行う。
会員管理部514は、会員情報521を更新することで、投票制御装置413に登録された会員を管理する。口座管理部515は、口座情報522を更新することで、各会員の口座及び取引履歴を管理する。端末管理部516は、運用情報523を更新することで、各レースの進行情報を管理し、最新のレース情報を携帯端末装置421−iに通知する。
図6は、会員情報521の例を示している。図6の会員情報521は、項番、会員番号、氏名、生年月日、住所、電話番号、e−mailアドレス、登録日、利用日、口座番号、未清算フラグ、及び未清算額を含む。
項番は、会員情報521のエントリの識別情報であり、会員番号は、会員を示す個人識別情報である。氏名、生年月日、住所、電話番号、及びe−mailアドレスは、会員の個人情報を表し、登録日は、投票者が投票制御装置413に会員として登録された日付を表し、利用日は、会員が投票制御装置413を最後に利用した日付を表す。図6の例では、住所、電話番号、及びe−mailアドレスのデータは省略されている。
口座番号は、投票制御装置413に開設された会員の口座を示す口座識別情報である。会員が口座を開設する度に、会員情報521に新たな口座番号が記録され、会員が口座を終了すると、記録されている口座番号が削除される。
未清算フラグは、未清算の口座残高が存在するか否かを示すフラグであり、未清算額は、未清算の口座残高を表す。未清算フラグ“○”は、未清算の口座残高が存在することを示している。例えば、項番“3”の“会員 三郎”の口座には、350円の未清算金が残されている。
会員情報521には、会員のパスワード、生体情報等の認証情報が登録されていてもよい。
図7は、口座情報522の例を示している。図7の口座情報522は、会員番号、氏名、利用日、時刻、取引履歴、口座番号、取引通番、入金金額、出金金額、口座残高、場名、レース番号、賭け式種別、賭け目、及び金額を含む。利用日から金額までの各項目のデータは、会員番号及び氏名に対応付けて記憶される。
利用日は、会員又は投票制御装置413によって、口座に対する取引が行われた日付を表し、時刻は、取引が行われた時刻を表し、取引履歴は、取引の種別を表す。口座開設は、口座の開設を表し、入金は、入出金装置414に対する現金の入金を表し、投票は、投票券の購入を表し、払戻(的中)は、的中した投票券の払戻しを表す。清算は、入出金装置414からの現金の出金を表し、口座終了は、口座の閉鎖を表す。
口座番号は、取引が行われた口座を表し、取引通番は、取引の通番を表し、入金金額は、口座に入金された金額を表し、出金金額は、口座から出金された金額を表し、口座残高は、取引後に口座に残された金額を表す。
場名は、投票対象競技が行われた競技場の名称を表し、レース番号は、投票対象競技のレース番号を表す。賭け式種別は、会員が指定した賭け式の種別を表し、賭け目は、会員が指定した賭け式に含まれる賭け目を表し、金額は、賭け金の金額又は的中した場合の払戻金額を表す。口座残高の更新において、賭け金の金額は、投票券の購入金額(出金金額)として扱われ、払戻金額は、入金金額として扱われる。
図7の例では、“会員 一郎”が2018年5月5日10時30分に開設した口座の口座番号は、“2018050500123”であり、その口座は、同日13時10分に閉鎖されている。そして、2018年5月8日10時30分に“会員 一郎”が新たな口座を開設し、口座番号“2018050800062”が付与されている。なお、口座開設時の口座番号の発行は、例えば、2018年5月5日に開設した場合は、20180505(8桁)+追番号(5桁)とするようにしてもよい。
口座管理部515は、このような口座情報522を会員毎に記録し、投票制御装置413に開設されたすべての口座の口座情報522を集計することで、所定期間における投票制御装置413の売上高を計算することができる。
図8は、投票制御装置413の1日の売上高を集計した集計表の例を示している。図8の集計表は、業種、場名、1R、2R、3R、及び合計を含む。業種は、投票制御装置413が販売した投票券の投票対象競技を表し、場名は、投票対象競技が行われた競技場の記号及び名称を表す。例えば、競馬の“A”は、“AA競馬”という名称を有する競馬場を表す記号である。
1R、2R、及び3Rは、各レースの発売及び払戻しの金額を表し、合計は、全レースの発売及び払戻しの合計金額を表す。例えば、1Rの投票券の1日の売上高は、1,500,000円であり、全レースの投票券の1日の売上高は、25,000,000円である。
会員登録及び口座開設を済ませた投票者によって取引が行われる際、投票制御装置413は、例えば、以下の手順で投票制御処理を行う。
(P1)通信制御部513は、投票管理装置401及び投票管理装置402それぞれとの通信の通番管理を開始する。
(P2)通信制御部513は、投票管理装置401及び投票管理装置402それぞれとの通信で使用される端末情報を、通信部512に設定する。
(P3)投票者が入出金装置414から現金を入金すると、通信部512は、入出金装置414から会員番号及び入金金額を受信する。
(P4)口座管理部515は、入金の取引を口座情報522に記録し、入金金額を口座残高に加算することで、口座残高を更新する。
(P5)通信部512は、投票管理装置401又は投票管理装置402から、開催予定のレースの開催日、場名、レース番号、オッズ等のレース情報を受信する。
(P6)端末管理部516は、受信したレース情報を運用情報523に記録し、通信部517は、そのレース情報を携帯端末装置421−iへ送信する。
(P7)携帯端末装置421−iから投票が行われると、通信部517は、携帯端末装置421−iから賭け金の金額を含む投票情報を受信する。
(P8)口座管理部515は、投票の取引を口座情報522に記録し、賭け金の金額を口座残高から減算することで、口座残高を更新する。
(P9)通信部512は、投票管理装置401又は投票管理装置402から、競技の結果(レース結果)を示す競技結果情報を受信する。
(P10)口座管理部515は、口座情報522の場名、レース番号、賭け式種別、及び賭け目を参照して、いずれかの投票者の投票で指定された賭け式が競技の結果に的中しているか否かをチェックする。そして、口座管理部515は、的中した投票券の払戻金額を計算し、払戻(的中)の取引を口座情報522に記録し、払戻金額を口座残高に加算することで、口座残高を更新する。
(P11)通信部517は、競技結果情報及び払戻金額を携帯端末装置421−iへ送信する。
(P12)投票者が入出金装置414に対して口座の清算を指示すると、通信部512は、入出金装置414から会員番号を受信する。
(P13)口座管理部515は、受信した会員番号に対応する口座残高を取得し、通信部512は、口座残高を示す出金金額を入出金装置414へ送信する。そして、入出金装置414は、出金金額の現金を排出する。
(P14)口座管理部515は、清算の取引を口座情報522に記録し、口座残高を0に変更する。
このような投票制御システムによれば、投票制御装置413は、投票管理装置401及び投票管理装置402に対して、1台の投票端末装置として登録される。したがって、投票管理装置401及び投票管理装置402の処理を変更することなく、複数業種の投票券の発売及び払戻しを管理することができる。
複数の投票者それぞれの携帯端末装置421−iは、1台の投票制御装置413を介して投票管理装置401及び投票管理装置402に接続し、投票を行うことができる。したがって、各投票者の携帯端末装置421−iを投票に利用することが可能になり、多数の端末装置を設置する必要がなくなるため、運用コストが削減される。運用コストには、端末装置のハードウェアコスト、端末装置に補充される準備金等が含まれる。
発売所に設置された投票制御装置413によって投票券が販売されるため、携帯端末装置421−iから購入された投票券であっても、その購入金額は発売所の売上げに加算される。
投票者は、発売所間又は投票所間を移動することなく、複数の競技に対する投票を行うことができ、入出金装置414を利用して現金で購入金額を支払うことができる。また、投票者は、複数業種のセンターを区別することなく、それらの業種に対する投票券の購入金額を一括して入金することができ、投票者の利便性が向上する。
投票者は、投票制御装置413専用のアプリケーションプログラムである専用アプリケーションを携帯端末装置421−iにインストールし、その専用アプリケーションを起動することで、投票制御装置413のサービスを利用することができる。例えば、投票制御装置413のサービスは、メニュー形式で携帯端末装置421−iの画面に表示される。
図9は、専用アプリケーションによって表示される投票選択画面の例を示している。図9の投票選択画面は、競馬の投票、競輪の投票、ボートレースの投票(競艇の投票)、当回発売レースの投票、及びメインレースの投票を含む。
図10は、図9の投票選択画面において、競馬の投票が選択された場合に表示される選択画面の例を示している。図10(a)は、競馬の投票が選択された場合に表示される競馬場選択画面の例を示している。この競技場選択画面は、AA競馬場、AB競馬場、及びAC競馬場を含む。
図10(b)は、図10(a)の競技場選択画面において、AA競馬場が選択された場合に表示されるレース選択画面の例を示している。このレース選択画面は、“1”〜“12”のレース番号を含む。
図10(c)は、図10(b)のレース選択画面において、レース番号“2”が選択された場合に表示される賭け式選択画面の例を示している。この賭け式選択画面は、単勝、複勝、枠連(枠番連勝)、馬連(馬番連勝)、馬単(馬番単勝)、ワイド、3連複、及び3連単を含む。
図11は、図9の投票選択画面において、当回発売レースの投票が選択された場合に表示される選択画面の例を示している。図11(a)は、当回発売レースの投票が選択された場合に表示されるレース選択画面の例を示している。このレース選択画面は、“AA競馬場 2レース”、“AB競馬場 5レース”、“AC競馬場 4レース”、及び“BA競輪場 1レース”を含む。
図11(b)は、図11(a)のレース選択画面において、“BA競輪場 1レース”が選択された場合に表示される賭け式選択画面の例を示している。この賭け式選択画面は、2車単、2車複、2枠単、2枠複、ワイド、3連複、及び3連単を含む。
図12は、図9の投票選択画面において、メインレースの投票が選択された場合に表示される選択画面の例を示している。図12(a)は、メインレースの投票が選択された場合に表示されるレース選択画面の例を示している。このレース選択画面は、“AA競馬場 10レース”、“AB競馬場 11レース”、及び“BA競輪場 11レース”を含む。
図12(b)は、図12(a)のレース選択画面において、“BA競輪場 11レース”が選択された場合に表示される賭け式選択画面の例を示している。この賭け式選択画面は、図11(b)の賭け式選択画面と同様の選択肢を含む。
図13は、投票情報において賭け式種別を記述するために用いられる賭け式コードの例を示している。賭け式コード“01”及び賭け式コード“02”は、競馬、競艇、及びオートレースに共通する賭け式種別を表している。これらの賭け式コードは、競輪の賭け式種別に対しては用いられない。
賭け式コード“03”及び賭け式コード“04”は、競馬及び競輪それぞれにおいて異なる賭け式種別を表している。これらの賭け式コードは、競艇及びオートレースの賭け式種別に対しては用いられない。
賭け式コード“05”及び賭け式コード“06”は、競馬、競輪、及び競艇それぞれにおいて異なる賭け式種別を表し、オートレースに対しては競艇と同じ賭け式種別を表す。賭け式コード“07”〜賭け式コード“09”は、すべての競技に共通する賭け式種別を表す。
図14は、競馬の投票情報の例を示している。図14(a)は、携帯端末装置421−iから投票制御装置413へ、投票情報として送信される投票電文の例を示している。図14(a)の投票電文は、会員番号、通番(1)、業種、日付、場名、レース番号、賭け式コード、賭け目1〜賭け目3、金額、及び投票日時を含む。
会員番号によって、携帯端末装置421−iから送信される投票電文と、投票者とが関連付けられる。通番(1)は、携帯端末装置421−iから送信される投票電文の識別情報である。
業種は、投票対象競技を示す競技識別情報であり、投票対象競技の業種を表す。この例では、業種として競馬が指定されている。日付は、投票対象レースの開催日を表し、場名は、投票対象レースが行われる競技場を示す記号を表し、レース番号は、投票対象レースのレース番号を表す。
賭け式コードは、投票者が指定した賭け式種別を示す賭け式コードを表し、賭け目1〜賭け目3は、投票者が指定した賭け式に含まれる賭け目を表す。賭け目1〜賭け目3のうち、賭け式に含まれない賭け目については、“00”が入力される。金額は、投票者が指定した賭け金の金額を表し、投票日時は、携帯端末装置421−iから投票電文が送信された日時(年月日時分秒)を表す。
図14(b)は、投票制御装置413から競馬の投票管理装置へ、投票情報として送信される投票電文の例を示している。図14(b)の投票電文は、通番(2)、発売所コード、発売機コード、日付、場コード、開催節、レース番号、賭け式コード、賭け目1〜賭け目3、金額、及び投票日時を含む。
通番(2)は、投票制御装置413から送信される投票電文の識別情報である。通信制御部513は、図14(a)の通番(1)と図14(b)の通番(2)とを対応付けて記憶部511に記録しておくことで、図14(a)の投票電文と図14(b)の投票電文とを関連付けて管理する。
発売所コードは、投票制御装置413が設置されている発売所を示す発売所識別情報であり、発売機コードは、投票制御装置413を示す装置識別情報である。投票管理装置は、受信した投票電文に含まれる発売所コード及び発売機コードに基づいて、投票電文の送信元である発売所及び投票制御装置413を特定する。日付、レース番号、賭け式コード、賭け目1〜賭け目3、及び金額については、図14(a)の投票電文に含まれる情報と同様である。
場コードは、図14(a)の投票電文に含まれる場名を示す識別情報であり、開催節は、図14(a)の投票電文に含まれる日付に対応する開催節を表す。レースの開催日は、通常の日付だけでなく、“30年度6回1日目”のような開催節によって指定されることがある。投票日時は、投票制御装置413から投票電文が送信された日時(年月日時分秒)を表す。
図15は、競輪の投票情報の例を示している。図15(a)は、携帯端末装置421−iから投票制御装置413へ、投票情報として送信される投票電文の例を示している。図15(a)の投票電文の形式は、図14(a)の投票電文の形式と同様である。この例では、業種として競輪が指定されている。
図15(b)は、投票制御装置413から競輪の投票管理装置へ、投票情報として送信される投票電文の例を示している。図15(b)の投票電文の形式は、図14(b)の投票電文の形式と同様である。ただし、競輪の場合、レースに参加する自転車の台数が9台以下であるため、賭け目の先頭の“0”は省略される。
次に、図16から図22までを参照しながら、図4の投票制御システムにおける投票制御処理について、より詳細に説明する。
図16は、図5の投票制御装置413が行う投票制御処理の具体例を示すフローチャートである。まず、各投票者は、携帯端末装置421−iにインストールされた専用アプリケーションを起動して、自身の個人情報を投票制御装置413へ送信し、会員管理部514は、会員情報処理を行う(ステップ1601)。会員情報処理において、会員管理部514は、各投票者に対して会員番号を付与し、付与した会員番号と携帯端末装置421−iから受信した個人情報とを対応付けて会員情報521に登録する。
次に、投票制御装置413は、登録された投票者それぞれに対する個別制御処理を並行して行う(ステップ1602−1〜ステップ1602−5)。ステップ1602−1〜ステップ1602−5の処理は、例えば、図6の項番“1”〜項番“5”に登録された5人の投票者に対する個別制御処理であってもよい。
ステップ1602−1の個別制御処理において、まず、投票制御装置413は、口座開設処理を行い(ステップ1611)、口座入金処理を行う(ステップ1612)。次に、投票制御装置413は、投票処理を行い(ステップ1613)、的中処理を行う(ステップ1614)。次に、投票制御装置413は、清算処理を行い(ステップ1615)、口座終了処理を行う(ステップ1616)。
投票者が入出金装置414から入金を行う度に、ステップ1612の処理が繰り返され、投票者がいずれかの競技に対する投票を行う度に、ステップ1613の処理が繰り返される。また、いずれかの競技のレースが終了する度に、ステップ1614の処理が繰り返される。ステップ1602−2〜ステップ1602−5の処理も、ステップ1602−1の処理と同様である。
次に、投票制御装置413は、会員情報521に登録されたすべての投票者の個別制御処理が終了したか否かをチェックする(ステップ1603)。いずれかの投票者の個別制御処理が終了していない場合(ステップ1603,NO)、投票制御装置413は、その個別制御処理が終了するまで待機する(ステップ1604)。そして、すべての投票者の個別制御処理が終了した場合(ステップ1603,YES)、投票制御装置413は、処理を終了する。
図17は、図16のステップ1611における口座開設処理の例を示すフローチャートである。まず、投票者は、入出金装置414を操作して、個人認証方法を選択する(ステップ1701)。例えば、個人認証方法としては、会員カード認証、生体情報認証、又は端末認証のいずれかを選択することができる。
会員カード認証が選択された場合、入出金装置414は、投票者が提示する会員カードから会員番号を読み取る(ステップ1702)。例えば、会員カードとしては、非接触IC(Integrated Circuit)カードが用いられる。
生体情報認証が選択された場合、入出金装置414は、投票者の生体情報を取得する(ステップ1703)。例えば、生体情報としては、手のひらの静脈、指紋、掌紋、虹彩等の情報が用いられる。
端末認証が選択された場合、入出金装置414は、投票者の携帯端末装置421−iから端末情報を取得する(ステップ1704)。例えば、端末情報としては、携帯端末装置421−iの画面に表示される会員コード、又は近距離無線通信(Near Field Communication)によって取得される会員コードが用いられる。この場合、会員コードは、投票者の会員番号を表す。
次に、入出金装置414は、投票者の認証情報を含む口座開設要求を投票制御装置413へ送信する。認証情報は、会員番号であってもよく、生体情報であってもよい。通信部512は、口座開設要求を受信し、会員管理部514は、口座開設要求に含まれる認証情報を、会員情報521に登録されている会員番号又は生体情報と比較することで、投票者に対する認証を行う。
次に、会員管理部514は、会員情報521を参照して、投票者の会員番号に対応する口座が開設済みであるか否かをチェックする(ステップ1705)。投票者の会員番号としては、口座開設要求に含まれる会員番号、又は口座開設要求に含まれる生体情報に対応する会員番号が用いられる。会員情報521において、投票者の会員番号のエントリに口座番号が記録されている場合、口座が開設済みであると判定され、口座番号が記録されていない場合、口座が開設済みではないと判定される。
口座が開設済みではない場合(ステップ1705,NO)、口座管理部515は、投票者に対して新たな口座番号を付与し、口座情報522に口座開設のエントリを生成する(ステップ1706)。そして、口座管理部515は、そのエントリの取引履歴として、口座開設を記録し、口座番号として、付与した口座番号を記録する。会員管理部514は、会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリに、付与された口座番号を記録する。
一方、口座が開設済みである場合(ステップ1705,YES)、口座管理部515は、処理を終了する。
図18は、図16のステップ1612における口座入金処理の例を示すフローチャートである。口座入金処理では、入出金装置414がステップ1801〜ステップ1808の処理を行い、投票制御装置413がステップ1811〜ステップ1818の処理を行う。
まず、入出金装置414は、図17のステップ1701〜ステップ1704と同様の個人認証処理を行い(ステップ1801)、投票者の認証情報を投票制御装置413へ送信する(ステップ1802)。
通信部512は、認証情報を受信し(ステップ1811)、会員管理部514は、会員情報521を参照して、投票者に対する認証を行う(ステップ1812)。そして、会員管理部514は、投票者の会員番号に対応する口座が開設済みであるか否かをチェックする(ステップ1813)。口座が開設済みではない場合(ステップ1813,NO)、通信部512は、認証結果及び口座入金許可情報を入出金装置414へ送信し(ステップ1818)、投票制御装置413は、ステップ1811以降の処理を繰り返す。この場合、口座入金許可情報は、入金禁止を示している。
一方、口座が開設済みである場合(ステップ1813,YES)、通信部512は、認証結果及び口座入金許可情報を入出金装置414へ送信する(ステップ1814)。この場合、口座入金許可情報は、入金許可を示している。
入出金装置414は、認証結果及び口座入金許可情報を受信し(ステップ1803)、入金可能であるか否かを判定する(ステップ1804)。認証結果が認証成功を示しており、かつ、口座入金許可情報が入金許可を示している場合、入金可能と判定される。認証結果が認証失敗を示しているか、又は口座入金許可情報が入金禁止を示している場合、入金不可能と判定される。入金不可能である場合(ステップ1804,NO)、入出金装置414は、ステップ1801以降の処理を繰り返す。
一方、入金可能である場合(ステップ1804,YES)、入出金装置414は、投入口に投入された現金の入金金額を計数し(ステップ1805)、入金金額を投票制御装置413へ送信する(ステップ1806)。
通信部512は、入金金額を受信し(ステップ1815)、口座管理部515は、口座情報522を更新する(ステップ1816)。このとき、口座管理部515は、口座情報522に入金のエントリを生成し、そのエントリの取引履歴として、入金を記録し、入金金額として、受信した入金金額を記録する。そして、口座管理部515は、入金金額を口座残高に加算することで、口座残高を更新する。会員管理部514は、会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリに未清算フラグ“○”を記録し、未清算額として、更新後の口座残高を記録する。
次に、通信部512は、口座入金処理結果を入出金装置414へ送信する(ステップ1817)。入出金装置414は、口座入金処理結果を受信し(ステップ1807)、画面上に口座入金処理結果を表示する(ステップ1808)。
図19は、図16のステップ1613における投票処理の例を示すフローチャートである。投票処理では、投票者の携帯端末装置421−iがステップ1901〜ステップ1914の処理を行い、投票制御装置413がステップ1921〜ステップ1939の処理を行う。
まず、携帯端末装置421−iは、認証情報を投票制御装置413へ送信する(ステップ1901)。携帯端末装置421−iから送信される認証情報としては、例えば、ユーザID及びパスワードが用いられる。ユーザIDは、投票者の会員番号であってもよい。
通信部517は、認証情報を受信し(ステップ1921)、会員管理部514は、会員情報521を参照して、投票者に対する認証を行う(ステップ1922)。そして、会員管理部514は、投票者の会員番号に対応する口座が開設済みであるか否かをチェックする(ステップ1923)。口座が開設済みではない場合(ステップ1923,NO)、通信部517は、認証結果及び処理許可情報を携帯端末装置421−iへ送信し(ステップ1938)、投票制御装置413は、ステップ1921以降の処理を繰り返す。この場合、処理許可情報は、処理禁止を示している。
一方、口座が開設済みである場合(ステップ1923,YES)、通信部517は、認証結果及び処理許可情報を携帯端末装置421−iへ送信する(ステップ1924)。この場合、処理許可情報は、処理許可を示している。
携帯端末装置421−iは、認証結果及び処理許可情報を受信し(ステップ1902)、処理可能であるか否かをチェックする(ステップ1903)。認証結果が認証成功を示しており、かつ、処理許可情報が処理許可を示している場合、処理可能と判定される。認証結果が認証失敗を示しているか、又は処理許可情報が処理禁止を示している場合、処理不可能と判定される。処理不可能である場合(ステップ1903,NO)、携帯端末装置421−iは、ステップ1901以降の処理を繰り返す。
処理可能である場合(ステップ1903,YES)、携帯端末装置421−iは、投票対象競技の業種を示す業種選択情報を投票制御装置413へ送信し、投票制御装置413に対してレース情報を要求する(ステップ1904)。
通信制御部513は、受信した業種選択情報に基づいて投票対象競技を特定し、投票対象競技の投票管理装置を選択する(ステップ1925)。そして、通信制御部513は、選択した投票管理装置に対してレース情報を要求する(ステップ1926)。
通信部512は、投票管理装置からレース情報を受信し、端末管理部516は、受信したレース情報を運用情報523に記録する。そして、通信部517は、そのレース情報を携帯端末装置421−iへ送信する(ステップ1927)。
携帯端末装置421−iは、レース情報を受信し(ステップ1905)、投票の有効期間を超過しているか否かをチェックする(ステップ1906)。有効期間を超過している場合(ステップ1906,YES)、携帯端末装置421−iは、ステップ1904以降の処理を繰り返す。
一方、有効期間を超過していない場合(ステップ1906,NO)、携帯端末装置421−iは、投票対象競技に対する投票情報を投票制御装置413へ送信する(ステップ1907)。例えば、投票情報としては、図14(a)及び図15(a)に示した投票電文が用いられる。
通信部517は、投票情報を受信し(ステップ1928)、口座管理部515は、口座情報522を参照して(ステップ1929)、口座残高が足りているか否かをチェックする(ステップ1930)。投票情報に含まれる賭け金の金額が口座残高以下である場合、口座残高が足りていると判定され、賭け金の金額が口座残高を超えている場合、口座残高が足りないと判定される。
口座残高が足りない場合(ステップ1930,NO)、通信部517は、投票可否を携帯端末装置421−iへ送信し(ステップ1939)、投票制御装置413は、ステップ1925以降の処理を繰り返す。この場合、投票可否は、投票禁止を示している。
一方、口座残高が足りている場合(ステップ1930,YES)、通信部517は、投票可否を携帯端末装置421−iへ送信する(ステップ1931)。この場合、投票可否は、投票許可を示している。
携帯端末装置421−iは、投票可否を受信し(ステップ1908)、投票可能であるか否かをチェックする(ステップ1909)。投票可否が投票許可を示している場合、投票可能と判定され、投票可否が投票禁止を示している場合、投票不可能と判定される。投票不可能である場合(ステップ1909,NO)、携帯端末装置421−iは、ステップ1904以降の処理を繰り返す。
一方、投票可能である場合(ステップ1909,YES)、携帯端末装置421−iは、投票制御装置413に対して投票を指示する(ステップ1910)。
通信制御部513は、ステップ1928で受信した投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて、投票対象競技を特定し、受信した投票情報を変換して、投票対象競技の投票管理装置に対する投票情報を生成する(ステップ1932)。例えば、投票管理装置に対する投票情報としては、図14(b)及び図15(b)に示した投票電文が用いられる。
次に、通信部512は、投票対象競技の投票管理装置へ投票情報を送信し(ステップ1933)、口座管理部515は、口座情報522を更新する(ステップ1934)。
このとき、口座管理部515は、口座情報522に投票のエントリを生成し、そのエントリの取引履歴として、投票を記録し、出金金額として、ステップ1928で受信した投票情報に含まれる賭け金の金額を記録する。そして、口座管理部515は、賭け金の金額を口座残高から減算することで、口座残高を更新する。
また、口座管理部515は、受信した投票情報に含まれる場名の記号及び賭け式コードを、場名及び賭け式種別にそれぞれ変換して、投票のエントリに記録する。さらに、口座管理部515は、受信した投票情報に含まれるレース番号、賭け目、及び賭け金の金額を、投票のエントリに追加する。これにより、投票の取引と投票券の情報とを関連付けて管理することができる。会員管理部514は、会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリの未清算額として、更新後の口座残高を記録する。
次に、通信部512は、投票管理装置から投票結果を受信し、通信部517は、投票結果を携帯端末装置421−iへ送信する(ステップ1935)。
携帯端末装置421−iは、投票結果を受信し(ステップ1911)、投票を継続するか否かをチェックする(ステップ1912)。投票者から次の投票を行う指示が入力された場合、投票を継続すると判定され、投票者から投票を終了する指示が入力された場合、投票を継続しないと判定される。
投票を継続する場合(ステップ1912,YES)、携帯端末装置421−iは、投票継続有無を投票制御装置413へ送信し(ステップ1914)、ステップ1904以降の処理を繰り返す。この場合、投票継続有無は、投票を継続することを示している。
一方、投票を継続しない場合(ステップ1912,NO)、携帯端末装置421−iは、投票継続有無を投票制御装置413へ送信する(ステップ1913)。この場合、投票継続有無は、投票を継続しないことを示している。
通信部517は、投票継続有無を受信し(ステップ1936)、通信制御部513は、受信した投票継続有無に基づいて、投票を継続するか否かを判定する(ステップ1937)。投票を継続する場合(ステップ1937,YES)、投票制御装置413は、ステップ1925以降の処理を繰り返す。
一方、投票を継続しない場合(ステップ1937,NO)、投票制御装置413は、処理を終了する。
図20は、図16のステップ1614における的中処理の例を示すフローチャートである。まず、通信部512は、投票対象競技の投票管理装置から競技結果情報を受信する(ステップ2001)。
口座管理部515は、口座情報522を参照して(ステップ2002)、いずれかの投票者の投票で指定された賭け式が、競技結果情報が示す競技の結果に的中しているか否かをチェックする(ステップ2003)。
いずれかの投票が競技の結果に的中している場合(ステップ2003,YES)、口座管理部515は、的中した投票券の払戻金額を計算し(ステップ2004)、口座情報522を更新する(ステップ2005)。
このとき、口座管理部515は、口座情報522に払戻(的中)のエントリを生成し、そのエントリの取引履歴として、払戻(的中)を記録し、入金金額として、払戻金額を記録する。そして、口座管理部515は、払戻金額を口座残高に加算することで、口座残高を更新する。
また、口座管理部515は、的中した投票の場名、レース番号、賭け式種別、賭け目、及び払戻金額を、払戻(的中)のエントリに追加する。これにより、払戻しの取引と的中した投票券の情報とを関連付けて管理することができる。会員管理部514は、会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリの未清算額として、更新後の口座残高を記録する。
次に、通信部517は、競技結果情報及び払戻金額を、的中した投票者の携帯端末装置421−iへ送信し、他の投票者の携帯端末装置421−iへ競技結果情報のみを送信する(ステップ2006)。
一方、いずれの投票も競技の結果に的中していない場合(ステップ2003,NO)、通信部517は、すべての投票者の携帯端末装置421−iへ競技結果情報のみを送信する(ステップ2006)。
図21は、図16のステップ1615における清算処理の例を示すフローチャートである。清算処理では、入出金装置414がステップ2101〜ステップ2107の処理を行い、投票制御装置413がステップ2111〜ステップ2119の処理を行う。
まず、入出金装置414は、図17のステップ1701〜ステップ1704と同様の個人認証処理を行い(ステップ2101)、投票者の認証情報を投票制御装置413へ送信する(ステップ2102)。
通信部512は、認証情報を受信し(ステップ2111)、会員管理部514は、会員情報521を参照して、投票者に対する認証を行う(ステップ2112)。そして、口座管理部515は、口座情報522及び運用情報523を参照して、投票者の会員番号に対応するすべての投票のレース結果が確定しているか否かをチェックする(ステップ2113)。いずれかの投票のレース結果が確定していない場合(ステップ2113,NO)、通信部512は、認証結果及び清算許可情報を入出金装置414へ送信する(ステップ2119)。この場合、清算許可情報は、清算禁止を示している。
一方、すべての投票のレース結果が確定している場合(ステップ2113,YES)、通信部512は、認証結果及び清算許可情報を入出金装置414へ送信する(ステップ2114)。この場合、清算許可情報は、清算許可を示している。
次に、口座管理部515は、口座情報522を参照して(ステップ2115)、投票者の会員番号を含むエントリの口座残高を取得し、通信部512は、口座残高を示す出金金額を入出金装置414へ送信する(ステップ2116)。
入出金装置414は、認証結果及び清算許可情報を受信し(ステップ2103)、清算可能であるか否かを判定する(ステップ2104)。認証結果が認証成功を示しており、かつ、清算許可情報が清算許可を示している場合、清算可能と判定される。認証結果が認証失敗を示しているか、又は清算許可情報が清算禁止を示している場合、清算不可能と判定される。清算不可能である場合(ステップ2104,NO)、入出金装置414は、処理を終了する。
一方、清算可能である場合(ステップ2104,YES)、入出金装置414は、出金金額を受信し(ステップ2105)、出金処理を行って、排出口から出金金額の現金を排出する(ステップ2106)。そして、入出金装置414は、出金処理結果を投票制御装置413へ送信する(ステップ2107)。
通信部512は、出金処理結果を受信し(ステップ2117)、口座管理部515は、口座情報522を更新する(ステップ2118)。このとき、口座管理部515は、口座情報522に清算のエントリを生成し、そのエントリの取引履歴として、清算を記録し、出金金額として、ステップ2116で送信された出金金額を記録する。そして、口座管理部515は、口座残高から出金金額を減算することで、口座残高を0に変更する。会員管理部514は、会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリから、未清算フラグ“○”及び未清算額を削除する。
図22は、図16のステップ1616における口座終了処理の例を示すフローチャートである。まず、入出金装置414は、図17のステップ1701〜ステップ1704と同様の個人認証処理を行い(ステップ2201)、投票者の認証情報を含む口座終了要求を投票制御装置413へ送信する。通信部512は、口座終了要求を受信し、会員管理部514は、会員情報521を参照して、投票者に対する認証を行う。
次に、会員管理部514は、投票者の会員番号に対応する口座が清算済みであるか否かをチェックする(ステップ2202)。会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリに未清算フラグ“○”が記録されていない場合、口座が清算済みであると判定され、未清算フラグ“○”が記録されている場合、口座が清算済みではないと判定される。
口座が清算済みである場合(ステップ2202,YES)、口座管理部515は、口座を閉鎖する(ステップ2203)。このとき、口座管理部515は、口座情報522に口座終了のエントリを生成し、そのエントリの取引履歴として、口座終了を記録する。そして、会員管理部514は、会員情報521において、投票者の会員番号を含むエントリから、口座番号を削除する。
一方、口座が清算済みではない場合(ステップ2202,NO)、口座管理部515は、口座を閉鎖することなく、処理を終了する。
図2の投票制御装置201及び図5の投票制御装置413の構成は一例に過ぎず、投票制御装置の用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、図5の投票制御装置413において、外部の装置が運用情報523を管理する場合は、端末管理部516を省略することができる。
図4の投票制御システムの構成は一例に過ぎず、投票制御システムの用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、発売所に訪れるすべての投票者が投票制御装置413を利用して投票を行う場合は、投票端末装置412を省略することができる。発売所に複数の投票制御装置413が設置される場合は、それらの投票制御装置413がLAN411に接続される。入出金装置414は、LAN411に接続される代わりに、投票制御装置413に直接接続されていてもよい。
図3及び図16〜図22のフローチャートは一例に過ぎず、投票制御システムの構成又は条件に応じて一部の処理を省略又は変更してもよい。例えば、図19の投票処理において、投票制御装置413の外部の装置が携帯端末装置421−iにレース情報を提供する場合は、ステップ1904〜ステップ1906及びステップ1925〜ステップ1927の処理を省略することができる。
図6の会員情報521、図7の口座情報522、及び図8の集計表は一例に過ぎず、投票制御システムの構成又は条件に応じて一部の項目を省略又は変更してもよい。会員情報521、口座情報522、及び集計表のデータは、投票対象競技の業種及び各投票者が行う取引に応じて変化する。
図9〜図12に示した選択画面は一例に過ぎず、投票制御システムの構成又は条件に応じて一部の項目を省略又は変更してもよい。選択画面のメニューは、投票対象競技の業種に応じて変化する。
図13の賭け式コードは一例に過ぎず、投票制御システムの構成又は条件に応じて別の賭け式コードを用いてもよい。図14及び図15の投票情報は一例に過ぎず、投票制御システムの構成又は条件に応じて一部の項目を省略又は変更してもよい。投票情報のデータは、投票対象競技の業種及び各投票者が行う投票の内容に応じて変化する。
図23は、図2の投票制御装置201及び図5の投票制御装置413として用いられる情報処理装置(コンピュータ)の構成例を示している。図23の情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)2301、メモリ2302、入力装置2303、出力装置2304、補助記憶装置2305、媒体駆動装置2306、ネットワーク接続装置2307、及び無線通信装置2308を含む。これらの構成要素はバス2309により互いに接続されている。
メモリ2302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを格納する。メモリ2302は、図2の記憶部211又は図5の記憶部511として用いることができる。
CPU2301(プロセッサ)は、例えば、メモリ2302を利用してプログラムを実行することにより、図2の特定部214及び更新部215として動作する。CPU2301は、メモリ2302を利用してプログラムを実行することにより、図5の通信制御部513、会員管理部514、口座管理部515、及び端末管理部516としても動作する。
入力装置2303は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータ又はユーザからの指示又は情報の入力に用いられる。出力装置2304は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータ又はユーザへの問い合わせ又は指示、及び処理結果の出力に用いられる。処理結果は、図8に示した集計表であってもよい。
補助記憶装置2305は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。補助記憶装置2305は、ハードディスクドライブであってもよい。情報処理装置は、補助記憶装置2305にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ2302にロードして使用することができる。補助記憶装置2305は、図2の記憶部211又は図5の記憶部511として用いることができる。
媒体駆動装置2306は、可搬型記録媒体2310を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体2310は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体2310は、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であってもよい。オペレータ又はユーザは、この可搬型記録媒体2310にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ2302にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、メモリ2302、補助記憶装置2305、又は可搬型記録媒体2310のような、物理的な(非一時的な)記録媒体である。
ネットワーク接続装置2307は、LAN411等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。情報処理装置は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置2307を介して受信し、それらをメモリ2302にロードして使用することができる。ネットワーク接続装置2307は、図2の第2通信部213又は図5の通信部512として用いることができる。
無線通信装置2308は、無線通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。無線通信装置2308は、図2の第1通信部212又は図5の通信部517として用いることができる。
なお、情報処理装置が図23のすべての構成要素を含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、情報処理装置がオペレータ又はユーザとの対話を行わない場合は、入力装置2303及び出力装置2304を省略してもよい。可搬型記録媒体2310を使用しない場合は、媒体駆動装置2306を省略してもよい。
図23の情報処理装置は、図4の投票管理装置401及び投票管理装置402としても用いることができる。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
101〜103 サーバ
104〜106、403、404 WAN
107、108 投票所
111、121、411 LAN
112、122 キャッシュレス端末装置
113、123 自動端末装置
114、124 有人端末装置
131、421−1〜421−N 携帯端末装置
201、413 投票制御装置
211、511 記憶部
212 第1通信部
213 第2通信部
214 特定部
215 更新部
401、402 投票管理装置
412 投票端末装置
414 入出金装置
512、517 通信部
513 通信制御部
514 会員管理部
515 口座管理部
516 端末管理部
521 会員情報
522 口座情報
523 運用情報
2301 CPU
2302 メモリ
2303 入力装置
2304 出力装置
2305 補助記憶装置
2306 媒体駆動装置
2307 ネットワーク接続装置
2308 無線通信装置
2309 バス
2310 可搬型記録媒体

Claims (6)

  1. 競技に対する投票券を発売する発売所の入出金装置から入金される入金金額と、複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額と、前記複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額と、前記入出金装置から出金される出金金額とに基づいて更新される口座残高を、投票者を示す個人識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    携帯端末装置から、前記個人識別情報と、前記複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、前記投票対象競技に対する投票の賭け式と、前記投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信する第1通信部と、
    前記第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて、投票対象競技を特定する特定部と、
    前記複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、前記特定部によって特定された投票対象競技の投票管理装置へ、前記発売所を示す発売所識別情報と、前記第1投票情報に含まれる賭け式と、前記第1投票情報に含まれる購入金額とを含む、第2投票情報を送信する第2通信部と、
    前記第1投票情報に含まれる購入金額を前記口座残高から減算することで、前記口座残高を更新する更新部と、
    を備えることを特徴とする投票制御装置。
  2. 前記第2通信部は、前記特定部によって特定された投票管理装置から、前記投票対象競技の結果を示す競技結果情報を受信し、前記更新部は、前記第1投票情報に含まれる賭け式が前記投票対象競技の結果に的中している場合、前記第1投票情報が示す投票券の払戻金額を計算し、計算した払戻金額を前記口座残高に加算することで、前記口座残高を更新することを特徴とする請求項1記載の投票制御装置。
  3. 前記発売所は、前記複数の競技のうちいずれかの競技が行われる競技場の場内又は場外に設けられ、前記入出金装置は、前記発売所に設置されることを特徴とする請求項1又は2記載の投票制御装置。
  4. 投票制御装置と、競技に対する投票券を発売する発売所の入出金装置とを備える投票制御システムであって、
    前記投票制御装置は、
    前記入出金装置から入金される入金金額と、複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額と、前記複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額と、前記入出金装置から出金される出金金額とに基づいて更新される口座残高を、投票者を示す個人識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    携帯端末装置から、前記個人識別情報と、前記複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、前記投票対象競技に対する投票の賭け式と、前記投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信する第1通信部と、
    前記第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて、投票対象競技を特定する特定部と、
    前記複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、前記特定部によって特定された投票対象競技の投票管理装置へ、前記発売所を示す発売所識別情報と、前記第1投票情報に含まれる賭け式と、前記第1投票情報に含まれる購入金額とを含む、第2投票情報を送信する第2通信部と、
    前記第1投票情報に含まれる購入金額を前記口座残高から減算することで、前記口座残高を更新する更新部と、
    を含むことを特徴とする投票制御システム。
  5. コンピュータにより実行される投票制御方法であって、
    前記コンピュータが、
    携帯端末装置から、投票者を示す個人識別情報と、複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、前記投票対象競技に対する投票の賭け式と、前記投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信し、
    前記第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて投票対象競技を特定し、
    前記複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、特定された投票対象競技の投票管理装置へ、競技に対する投票券を発売する発売所を示す発売所識別情報と、前記第1投票情報に含まれる賭け式と、前記第1投票情報に含まれる購入金額とを含む、第2投票情報を送信し、
    前記発売所の入出金装置から入金される入金金額と、前記複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額と、前記複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額と、前記入出金装置から出金される出金金額とに基づいて更新される、前記個人識別情報に対応付けられた口座残高から、前記第1投票情報に含まれる購入金額を減算することで、前記口座残高を更新する、
    ことを特徴とする投票制御方法。
  6. 携帯端末装置から、投票者を示す個人識別情報と、複数の競技のうち投票対象競技を示す競技識別情報と、前記投票対象競技に対する投票の賭け式と、前記投票対象競技に対する投票券の購入金額とを含む、第1投票情報を受信し、
    前記第1投票情報に含まれる競技識別情報に基づいて投票対象競技を特定し、
    前記複数の競技それぞれの投票管理装置のうち、特定された投票対象競技の投票管理装置へ、競技に対する投票券を発売する発売所を示す発売所識別情報と、前記第1投票情報に含まれる賭け式と、前記第1投票情報に含まれる購入金額とを含む、第2投票情報を送信し、
    前記発売所の入出金装置から入金される入金金額と、前記複数の競技それぞれに対する投票券の購入金額と、前記複数の競技それぞれに対する的中した投票券の払戻金額と、前記入出金装置から出金される出金金額とに基づいて更新される、前記個人識別情報に対応付けられた口座残高から、前記第1投票情報に含まれる購入金額を減算することで、前記口座残高を更新する、
    処理をコンピュータに実行させるための投票制御プログラム。
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