JP7231599B2 - ガーニッシュ取付構造 - Google Patents
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Description
特許文献1に係るガーニッシュ取付構造は、ガーニッシュの脚部と一体に係合されるクリップ部材と、車体側に取り付けられ、クリップ部材と係合されるクリップ保持部材と、ガーニッシュとクリップ部材のいずれか一方に設けられ、クリップ部材に脚部が挿入されたときに、いずれか他方と挿入方向で係合されるガーニッシュ側係止爪と、クリップ保持部材に設けられ、クリップ部材がクリップ保持部材と係合されているときに、ガーニッシュ側係止爪の係合解除方向の弾性変位を規制する保持側基部壁と、を備えて構成される。
こうしたケースでは、仮に、前記ガーニッシュに衝突荷重が加えられた際に、ガーニッシュの外れを積極的に誘発させることができれば、ガーニッシュに取り付けられている前記機能部品を衝突荷重による損傷から保護することができる。
本発明の実施形態に係るガーニッシュ取付構造について、ワンボックス型の車両11のリヤバンパ13に設けた凹部13aを外方から覆うようにリヤバンパ13にガーニッシュ15を取り付ける例をあげて、適宜の図面を参照して詳細に説明する。
なお、車両11の基本的な構成部材は従来のものと同等のため、その説明を割愛する。
凹部13aは、リヤバンパ13の衝撃吸収能力を高めるなどの役割を果たす。この凹部13aを覆うようにリヤバンパ13にガーニッシュ15が取り付けられている。合成樹脂製のリヤバンパ13、ガーニッシュ15の各々は、適宜の形状に形成されている。
ただし、本発明の実施形態に係るガーニッシュ取付構造は、ガーニッシュ15に取り付けられる付加価値の高い機能部品を衝突荷重による損傷から保護することを狙っている。そのため、ガーニッシュ15に取り付けられる機能部品としては、前記した外界センサ17に限らず、いかなる機能を有する部品であっても構わない。
なお、図2Dに示す例では、リヤバンパ13はリヤクロスメンバ27に取り付けられている。
次に、本発明の実施形態に係るガーニッシュ取付構造の作用効果について説明する。
第1の観点に基づくガーニッシュ取付構造は、車両11のリヤフレーム(骨格部材)に取り付けられたリヤバンパ(表装部材)13に設けた凹部13aを覆うようにリヤバンパ13にガーニッシュ15を取り付けるに際し、ガーニッシュ15の背面側に係止爪部16を設ける一方、係止爪部16が貫通状態で嵌合する嵌合受部14をリヤバンパ13に設け、ガーニッシュ15に係る係止爪部16が、リヤバンパ13に係る嵌合受部14に貫通状態で嵌合し係止されることにより、リヤバンパ13に対してガーニッシュ15を取付けるガーニッシュ取付構造が前提となる。
第1の観点に基づくガーニッシュ取付構造では、上部係止爪部16Aは車室内側を指向して延出している。リヤフレームのうち上部係止爪部16Aの延出方向に相当する部位には、上部係止爪部16Aに係る先端部16Acが突き当たる補強ブラケット(突当部)19が設けられている。リヤバンパ13及びガーニッシュ15の両者に衝突荷重が生じていない平常時において、上部係止爪部16Aに係る先端部16Ac及び補強ブラケット19は相互に所定の間隔を隔てて配設されている。
その結果、ガーニッシュ15への衝突荷重を利用して、リヤバンパ13に設けた上部嵌合受部14Aに対するガーニッシュ15に設けた上部係止爪部16Aの係止状態が解放されるため、リヤバンパ13からガーニッシュ15が外れる。
以上説明した実施形態は、本発明の具現化の例を示したものである。したがって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならない。本発明はその要旨又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形態で実施することができるからである。
また、抜止部14Ab2の立壁を、下方に向かって車室外側へと傾斜させない態様を採用しても構わないことは言うまでもない。
13 リヤバンパ(表装部材)
13a 凹部
14 嵌合受部
14A 上部嵌合受部
15 ガーニッシュ
16 係止爪部
16A 上部係止爪部
17 外界センサ
19 補強ブラケット(突当部)
Claims (3)
- 車両の骨格部材に取り付けられた表装部材に設けた凹部を覆うように当該表装部材にガーニッシュを取り付けるに際し、当該ガーニッシュの背面側に係止爪部を設ける一方、当該係止爪部が貫通状態で嵌合する嵌合受部を前記表装部材に設け、前記ガーニッシュに係る前記係止爪部が、前記表装部材に係る前記嵌合受部に貫通状態で嵌合し係止されることにより、前記表装部材に対して前記ガーニッシュを取付けるガーニッシュ取付構造であって、
前記係止爪部は車室内側を指向して延出しており、
前記骨格部材のうち前記係止爪部の延出方向に相当する部位には、当該係止爪部が突き当たる突当部が設けられており、
前記表装部材及び前記ガーニッシュの両者に衝突荷重が生じていない平常時において、前記係止爪部の車室内側先端部及び前記突当部は相互に所定の間隔を隔てて配設され、
前記表装部材に対する衝突が生じて前記ガーニッシュに衝突荷重が加えられた際に、前記ガーニッシュに係る前記係止爪部が前記突当部に突き当たる
ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。 - 請求項1に記載のガーニッシュ取付構造であって、
前記係止爪部は、前記ガーニッシュの上端側に位置させて設けられている
ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。 - 請求項1又は2に記載のガーニッシュ取付構造であって、
前記表装部材は、当該車両の前部又は後部に備わるバンパ部材であり、
前記ガーニッシュには当該車両の周辺監視機能を有する外界センサが取付けられている
ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。
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